JP2017010609A - 発光デバイス - Google Patents

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純平 松崎
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Abstract

【課題】発光デバイス内で光を散乱させた上で、更に発光デバイス内での光の減衰を低減することで、光の取り出し効率が向上した発光デバイスを提供する。【解決手段】発光デバイスは、発光素子1aと、光散乱層2aと、光透過層3aとを備える。発光デバイスは、屈折率調整層4aを更に備える。発光素子1a、光散乱層2a、屈折率調整層4a、及び光透過層3aが、この順番に積層している。光散乱層2aは、光散乱層2aに到達する光を散乱させるように構成されている。光透過層3aは、光透過性を有する。屈折率調整層4aは、光透過性を有し、且つ光散乱層2aの屈折率よりも高いと共に光透過層3aの屈折率よりも低い屈折率を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子、例えば有機エレクトロルミネッセンス素子、を備える発光デバイスに関する。
発光素子、例えば有機エレクトロルミネッセンス素子(有機発光ダイオード)、を備える発光デバイスは、近年、表示装置、照明装置等の用途に広く適用されつつある。発光デバイスは、例えば発光素子と透明な基板とを備える。この場合、発光素子が発した光は、基板を通過して外部へ出射する。
有機エレクトロルミネッセンス素子を備える発光デバイスの光取り出し効率は、一般に20〜30%程度といわれている。すなわち、有機エレクトロルミネッセンスから発生される光全体のうち、20〜30%程度の光のみが、発光デバイスから出射し、残りは発光デバイス内に閉じ込められる。発光デバイスの光取り出し効率の向上は、発光デバイスの発光輝度の向上及び省エネルギー化のために重要である。
発光デバイスの光取り出し効率向上のために、発光素子と基板との間に、光を散乱させる層を介在させることが提案されている。例えば特許文献1には、透明な基板の表面に、基板よりも屈折率の低い透明な低屈折率層、低屈折率層よりも屈折率が高い透明な高屈折率層、及び透明電極層を、この順に積層し、更に透明電極層の上に少なくとも有機発光材料層を含む有機材料層と、電極層とを積層し、低屈折率層の高屈折率層側の表面を粗面とすることが、開示されている。この場合、低屈折率層と高屈折率層との界面で光が散乱すること、すなわち光の進行方向が変化することで、基板を透過する光の量が増え、その結果、光の取り出し効率が向上する。
特開2005−274741
特許文献1に記載のように発光デバイス内で光を散乱させると、基板への入射角が大きいために基板で一旦反射されることで発光デバイス内に閉じ込められた光も、再度基板に入射する際に、発光デバイス内で散乱されることで入射角が小さくなっていれば、基板を通過することができる。従って、発光デバイス内に閉じ込められた光は、発光デバイス内で反射を繰り返せば、最終的には基板を通過して外部へ出射する。
しかし、発光デバイス内では材料の吸収に起因した光の減衰が生じる。このため、発光デバイス内で光が繰り返し反射されることで発光デバイス内での光の移動距離が長くなると、基板を通過する光の量が減ってしまう。このような発光デバイス内での光の減衰による光の取り出し効率の低下は、発光デバイス内で光を散乱させるだけでは解消できない。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、発光デバイス内で光を散乱させた上で、更に発光デバイス内での光の減衰を低減することで、光の取り出し効率が向上した発光デバイスを提供することを課題とする。
本発明の第1の態様に係る発光デバイスは、発光素子と、光散乱層と、光透過層とを備える発光デバイスであって、屈折率調整層を更に備え、前記発光素子、前記光散乱層、前記屈折率調整層、及び前記光透過層が、この順番に積層し、前記光散乱層は、前記光散乱層に到達する光を散乱させるように構成され、前記光透過層が、光透過性を有し、前記屈折率調整層が、光透過性を有し、且つ前記光散乱層の屈折率よりも高いと共に前記光透過層の屈折率よりも低い屈折率を有する。
本発明の第2の態様に係る発光デバイスでは、第1の態様において、前記屈折率調整層の屈折率が、前記光散乱層側から前記光透過層へ近づくに従って高くなっている。
本発明の第3の態様に係る発光デバイスでは、第1又は第2の態様において、前記屈折率調整層が、互いに異なる値の屈折率を有する複数の層を備える。
本発明の第4の態様に係る発光デバイスでは、第1乃至第3のいずれか一の態様において、前記屈折率調整層及び前記光透過層が、一つのガラス製の層から構成され、前記ガラス製の層が、前記光散乱層側から前記光透過層へ近づくに従って一種以上の構成元素の濃度が変化している領域を備え、前記領域が、前記屈折率調整層である。
本発明の第5の態様に係る発光デバイスでは、第4の態様において、前記ガラス製の層が、ケイ素、ナトリウム、カリウム及びカルシウムからなる群から選択される一種以上の元素を含有する。
本発明の第6の態様に係る発光デバイスでは、第1乃至第3のいずれか一の態様において、前記光透過層が、一つのガラス製の層からなり、前記屈折率調整層が、シリカ及び窒化ケイ素からなる群から選択される一種以上の材料を含有する。
本発明の第7の態様に係る発光デバイスでは、第1乃至第3のいずれか位置の態様において、前記光透過層が、一つのガラス製の層からなり、前記屈折率調整層が、無機ナノ粒子を含有する樹脂製の層である。
本発明によれば、発光デバイス内で、光散乱層が光の散乱を生じさせ、更に屈折率調整層がフレネル反射を抑制することで、発光デバイス内での光の光路長が短くなり、このため、基板へ到達する光の量が増大し、これにより発光デバイスの光取り出し効率が向上する。
本発明の第1の実施形態に係る発光デバイスを示す概略の断面図である。 屈折率調整層を備えるガラス製の層の、構成元素のXPS分析結果を示すグラフである。 前記第1の実施形態に係る発光デバイスについて、光透過層内に達する光の量の割合を、発光素子からの光散乱層への光の入射角ごとに光学シミュレーションによって算出した結果を示すグラフである。 前記第1の実施形態に係る発光デバイスについて、屈折率調整層の低屈折率層と接する部位の屈折率を変化させた場合の、全光束の透過率を光学シミュレーションにより算出した結果を示すグラフである。 前記第1の実施形態に係る発光デバイスについて、屈折率調整層の厚みを変数として、屈折率調整層の、低屈折率層と接する部位の屈折率が1.45の場合と1.49の場合の、全光束の透過率を光学シミュレーションにより算出した結果を示すグラフである。 前記第1の実施形態に係る発光デバイスについて、高屈折率層と低屈折率層との界面の凹凸の高低差を変数として、屈折率調整層の、低屈折率層と接する部位の屈折率が1.46の場合の、全光束の透過率を光学シミュレーションにより算出した結果を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る発光デバイスを示す概略の断面図である。 前記第2の実施形態に係る発光デバイスについて、屈折率調整層の屈折率を変数として、全光束の透過率を光学シミュレーションにより算出した結果を示すグラフである。 前記第2の実施形態に係る発光デバイスについて、屈折率調整層の厚みを変数として、全光束の透過率を光学シミュレーションにより算出した結果を示すグラフである。
発光デバイスの第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る発光デバイスは、図1に示すように、発光素子1aと、光散乱層2aと、光透過層3aとを備え、更に屈折率調整層4aを備える。発光素子1a、光散乱層2a、屈折率調整層4a、及び光透過層3aは、この順番に積層している。光散乱層2aは、この光散乱層2aに到達する光を散乱させるように構成されている。光透過層3aは、光透過性を有する。屈折率調整層4aは、光透過性を有し、且つ光散乱層2aの屈折率よりも高いと共に光透過層3aの屈折率よりも低い屈折率を有する。
尚、本実施形態において、光透過性とは、光を透過させる物質の性質であり、透明性と透光性の両方を含む。屈折率は、一般的な光学材料の場合と同様、ナトリウムのD線(波長589.3nm)の屈折率である。
発光素子1aは、例えば有機エレクトロルミネッセンス素子(有機発光ダイオード)である。有機エレクトロルミネッセンス素子は、例えば第一の電極11a、発光層13a及び第二の電極12aを備え、第一の電極11a、発光層13a及び第二の電極12aはこの順番に積層している。第一の電極11a及び第二の電極12aは、発光層13aへ電荷を注入するように構成された電極である。発光層13aは、第一の電極11a及び第二の電極12aからの電荷の注入を受けて発光するように構成された層である。
発光層13aは、有機発光材料を含有する有機層を備える。発光層13aは、更に電子注入層、電子輸送層、正孔輸送層及び正孔注入層からなる群から選択される一種以上の層を備えてもよい。発光層13aを構成する材料は、例えば公知の有機エレクトロルミネッセンス素子用の材料から適宜選択される。
第一の電極11aは、光透過性を有する。このため、発光層13aから発せられる光が、第一の電極11aを介して外部へ取り出される。第一の電極11aは、例えば仕事関数の大きい金属、合金、電気伝導性化合物、あるいはこれらの混合物からなる電極材料から作製される。より具体的には、第一の電極11aは、例えばCuI、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)及びZnOからなる群から選択される一種以上の材料から作製される。
第二の電極12aは、光反射性を有することが好ましい。この場合、発光層13aから第二の電極12aへ向かう光が第二の電極12aで反射して、第一の電極11aを介して外部に取り出される。このため、発光デバイスの光取り出し効率が高くなる。第二の電極12aは、例えば仕事関数の小さい金属、合金、電気伝導性化合物、或いはこれらの混合物からなる電極材料から作製される。より具体的には、第二の電極12aは、例えばナトリウム、リチウム、マグネシウム及びアルミニウムからなる群から選択される一種以上の材料から作製される。
尚、発光素子1aは、光を発するように構成された素子であれば、有機エレクトロルミネッセンス素子でなくてもよい。例えば発光素子1aが、無機発光ダイオードであってもよい。
光散乱層2aは、上述の通り、この光散乱層2aに到達する光を散乱させるように構成されている。種々の構造を有する光散乱層2aが、従来公知である。
本実施形態では、光散乱層2aが、低屈折率層22aと、この低屈折率層22aの屈折率よりも高い屈折率を有する高屈折率層21aとを備える。低屈折率層22aと高屈折率層21aとは積層しており、低屈折率層22aは高屈折率層21aに対して光透過層3a側に位置する。高屈折率層21aは第一の電極11aに接しており、低屈折率層22aは屈折率調整層4aに接している。
低屈折率層22aと高屈折率層21aとの間の界面が、凹凸である。すなわち、光散乱層2aの断面に現れる低屈折率層22aと高屈折率層21aとの境界線が、凹凸である。このため、光散乱層2aに到達した光が、低屈折率層22aと高屈折率層21aとの界面で散乱される。
光散乱層2aの光散乱性能は、低屈折率層22aと高屈折率層21aの各々の屈折率、及び低屈折率層22aと高屈折率層21aとの界面の形状に、依存する。例えば光散乱層2aが回折格子を構成するように、第1透明材料層と第2透明材料層との間の界面の形状が設計される。高屈折率層21aの屈折率は、第一の電極11aの屈折率に近似することが好ましく、例えば1.75以上である。低屈折率層22aの屈折率は、例えば1.3〜1.5の範囲内である。また、界面の凹凸の粗さ(高低差)は、例えば0.1〜100μmの範囲内、好ましくは1〜10μmの範囲内である。
低屈折率層22aは、例えば樹脂製である。低屈折率層22aは、有機樹脂、例えばアクリル系樹脂又はエポキシ系樹脂、を含有する成形材料を成形することで、作製されうる。成形材料は、必要に応じ、硬化剤、硬化促進剤及び硬化開始剤から選択される一種以上の添加剤を含有してもよい。尚、低屈折率層22aが、無機系材料、例えばスピンオンガラス、から作製されてもよい。
高屈折率層21aは、例えば樹脂製である。高屈折率層21aは、屈折率調整のために、屈折率の高いナノ粒子、例えばTiO2粒子、を含有することが好ましい。高屈折率層21aは、有機樹脂、例えばアクリル系樹脂又はエポキシ系、を含有し、更に好ましくは屈折率の高いナノ粒子を含有する成形材料を、成形することで、作製されうる。成形材料は、必要に応じ、硬化剤、硬化促進剤及び硬化開始剤から選択される一種以上の添加剤を含有してもよい。尚、高屈折率層21aが、無機系材料、例えばSiN又はSiO2、から作製されてもよい。
特に低屈折率層22aと高屈折率層21aの各々が樹脂製であると、低屈折率層22aと高屈折率層21aとの界面が、所望の形状に容易に形成される。界面の凹凸は、例えばインプリント法又はナノインプリント法で形成される。
尚、光散乱層2aは、光散乱層2aに到達した光を散乱させるように構成されているならば、上記以外の構造を有していてもよい。例えば光散乱層2aは、母材と母材中に分散している散乱性粒子とを備える薄膜でもよい。母材は、例えば樹脂である。母材の屈折率は高い方が好ましく、特に発光層13aの屈折率以上であることが好ましい。母材の光吸収性はできるだけ低いことが好ましい。光散乱層2aは、高屈折率の無機材料、例えばTiO2、を含有することで、屈折率が調整されていてもよい。散乱性粒子は、母材中で光を散乱させる機能を発揮する粒子である。散乱性粒子の光吸収性は低いことが好ましい。
また、光散乱層2aは、樹脂製の層と、この層上に設けられているレンズアレイとで構成されてもよい。レンズアレイは、複数の半球状の微細レンズによって構成される。
屈折率調整層4aは、上述の通り、光散乱層2aの屈折率よりも高いと共に光透過層3aの屈折率よりも低い屈折率を有する。このため、光散乱層2aと光透過層3aとの間の急激な屈折率の変化が緩和され、これにより光透過層3aでのフレネル反射が抑制される。尚、「光散乱層2aの屈折率よりも高い」とは、光散乱層2aにおける屈折率調整層4aと接する部位の屈折率よりも高いことを意味する。すなわち、本実施形態では、屈折率調整層4aの屈折率が、低屈折率層22aの屈折率よりも高ければよい。このため、屈折率調整層4aの屈折率が、高屈折率層21aの屈折率よりも低くてもよい。
本実施形態では、屈折率調整層4a内に屈折率の変化が存在し、屈折率調整層4aの屈折率が、光散乱層2a側から光透過層3aへ近づくに従って高くなっている。屈折率調整層4a内に屈折率の変化が存在する場合、「屈折率調整層4aが光散乱層2aの屈折率よりも高いと共に前記光透過層3aの屈折率よりも低い屈折率を有する」とは、屈折率調整層4aの、光散乱層2aと接する部位の屈折率が、光散乱層2aの屈折率以上であり、且つ屈折率調整層4aの、光透過層3aと接する部位の屈折率が、光透過層3aの屈折率以下であることを、意味する。屈折率調整層4a内の屈折率の変化は、連続的であっても、不連続であってもよい。
また、本実施形態では、屈折率調整層4a及び光透過層3aが、一つのガラス製の層5aから構成されている。すなわち、本実施形態では、屈折率調整層4a及び光透過層3aの各々は、独立した層ではなく、一つのガラス製の層5aの一部である。このガラス製の層5aは、光散乱層2a側から光透過層3aへ近づくに従って一種以上の構成元素の濃度が変化している領域を備える。この領域が、本実施形態における屈折率調整層4aである。この屈折率調整層4a内には、構成元素の濃度の変化に起因する屈折率の変化が存在し、それにより、屈折率調整層4aの屈折率が、光散乱層2a側から光透過層3aへ近づくに従って高くなっている。屈折率調整層4a内の構成元素の濃度の変化は、連続的であっても、不連続であってもよい。屈折率調整層4aの厚みは、例えば0.02〜0.60μmの範囲内である。
ガラス製の層5aについて、更に詳しく説明する。ガラス製の層5aは、構成元素として、ケイ素、ナトリウム、カリウム及びカルシウムからなる群から選択される一種以上の元素を含有することが好ましい。この場合、ガラス製の層5a内の構成元素の変化によって、層内の屈折率の変化が容易に生じる。このため、屈折率調整層4aが容易に得られる。
特に、ガラス製の層5aが、構成元素としてケイ素、ナトリウム、及びカルシウムを含有するソーダライムガラス製であることが好ましい。ソーダライムガラスの屈折率は、ナトリウム濃度及びカルシウム濃度が高くなるほど、高くなる。このため、ソーダライムガラス製の層5a内に、光散乱層2a側から光透過層3aへ近づくに従ってナトリウム濃度及びカルシウム濃度が高くなる領域を形成することで、この領域が屈折率調整層4aになる。
屈折率調整層4aを備えるガラス製の層5aを得るためには、例えば、ガラス製の層5aとしてソーダライムガラス製の板を用意する。この板の一面を水と接触させて反応させる。そうすると、ソーダライムガラス中のナトリウム及びカルシウムが水と反応し、板の水と接触する面から溶出する。これにより、板内には、ナトリウム濃度及びカルシウム濃度が均一な領域と、ナトリウム濃度及びカルシウム濃度の変化が生じている領域とが、形成される。ナトリウム濃度及びカルシウム濃度が均一な領域が光透過層3aとなり、ナトリウム濃度及びカルシウム濃度の変化が生じている領域が屈折率調整層4aとなる。これにより、屈折率調整層4a及び光透過層3aが、一つのガラス製の層5aから構成される。
図2に、屈折率調整層4aを備えるガラス製の層5aの、構成元素のXPS分析結果を示す。この層は、ソーダライムガラス製である。この結果に示されるように、ガラス製の層5a内にはこの層の表面から20nm深さの位置までの間に、ナトリウム濃度及びカルシウム濃度が変化している領域が存在する。この領域は、表面側ほどナトリウム濃度及びカルシウム濃度が多くなるような濃度変化(濃度勾配)を有する。この領域が、屈折率調整層4aである。
屈折率調整層4aの厚みは、ガラス製の層5aの表面に施される処理の程度を調整することで、制御されうる。
本実施形態に係る発光デバイスでは、屈折率調整層4aを備えることで、光透過層3aにおけるフレネル反射が抑制され、その結果、光透過層3aを通過して外部へ出射する光の量が増大する。このため、発光デバイスの光取出し効率が高くなる。
尚、スネルの法則が成立する光学系では、光の経路の途中に如何なる屈折率を有する層が存在しても、最終的な光の取り出し効率は高くならない。しかし、本実施形態に係る発光デバイスは光散乱層2aを備え、光散乱層2aに到達した光が散乱されるため、この発光デバイス内の光学系ではスネルの法則が成立しない。本発明者らは、このように光散乱層2aを備えることでスネルの法則が成立しなくなった発光デバイスに、屈折率調整層4aを設けることで、屈折率調整層4aが存在しない場合に比べて光の取り出し効率が向上することを見出したものである。
本実施形態に係る発光デバイスの効果を、光学シミュレーションによって検証した。その結果を下記に提示する。
まず、発光素子1aに、次の構成を有する高屈折率層21a、低屈折率層22a、屈折率調整層4a及び光透過層3aが積層した構造を有する発光デバイスのモデルを設定した。
・高屈折率層21a:厚み2μm、屈折率を1.8。
・低屈折率層22a:厚み4μm、屈折率1.45。
・高屈折率層21aと低屈折率層22aとの界面の凹凸の高低差0.8μm。
・屈折率調整層4a:厚み0.4μm、光透過層3aと接する部位の屈折率1.51、低屈折率層22aと接する部位の屈折率は変数。
・光透過層3a:屈折率1.51。
この発光デバイスにおける発光素子1aが発する光の量に対する、光透過層3a内に達する光の量の割合を、光学シミュレーションによって算出した。尚、高屈折率層21aと低屈折率層22aとの界面における光の散乱作用は、RCWA法で見積もった。
その結果を、図3に示す。図3の横軸は、発光素子1aからの光散乱層2aへの光の入射角を示す。図3の縦軸は、発光素子1aが発する光が発光デバイス内を通過する際の透過率を示し、具体的には発光素子1aが発する光の量を1とした場合の、光透過層3a内に達する光の量の相対値を示す。また、図3中のA、B、C及びDは、それぞれ屈折率調整層4aの、低屈折率層22aと接する部位の屈折率が1.51、1.492、1.474、及び1.45である場合の結果を示す。尚、屈折率調整層4aの、低屈折率層22aと接する部位の屈折率が1.51であることは、実質的には屈折率調整層4aが存在しないことを意味する。
この結果に示される通り、屈折率調整層4aの低屈折率層22aと接する部位の屈折率が小さくなるほど、透過率が上昇する傾向が確認された。本例では特に入射角50°程度の光の透過率が高かった。
これにより、屈折率調整層4aが存在することで、発光デバイスの光取り出し効率が向上することが、確認できた。
図4には、屈折率調整層4aの低屈折率層22aと接する部位の屈折率を変化させた場合の、全光束の透過率を算出した結果を示す。この全光束の透過率は、発光素子1aが発する光の全光束を1とした場合の、光透過層3a内に達する光の全光束の相対値を示す。尚、上記と同様に、屈折率調整層4aの、低屈折率層22aと接する部位の屈折率が1.51であることは、実質的には屈折率調整層4aが存在しないことを意味する。
この結果によれば、屈折率調整層4aの低屈折率層22aと接する部位の屈折率が1.51より小さいこと、すなわち屈折率調整層4aが存在することで、全光束の透過率が向上することが、確認できた。
また図5に、屈折率調整層4aの厚みを変数として、屈折率調整層4aの、低屈折率層22aと接する部位の屈折率が1.45の場合と1.49の場合の、全光束の透過率を算出した結果を示す。図5中のAは屈折率が1.45の場合の結果を示し、Bは屈折率が1.49の場合の結果を示す。
この結果によれば、屈折率調整層4aの厚みが0よりも大きい場合、すなわち屈折率調整層4aが存在する場合に、全光束の透過率が向上することが、確認できた。
また図6に、高屈折率層21aと低屈折率層22aとの界面の凹凸の高低差(テクスチャ高さ)を変数として、屈折率調整層4aの、低屈折率層22aと接する部位の屈折率が1.46の場合の、全光束の透過率を算出した結果を示す。尚、屈折率調整層4aの、界面の凹凸の高低差が0であることは、実質的には屈折率調整層4aが存在しないことを意味する。
この結果によれば、高屈折率層21aと低屈折率層22aとの界面が凹凸を有することで、全光束の透過率が向上することが、確認できた。更に、全光束の透過率が向上の程度が、界面が凹凸の高低差の寸法によって変動するため、界面が凹凸の高低差の寸法を調整することで、透過率の向上の程度を制御できることが、確認できた。
発光デバイスの第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る発光デバイスは、図7に示すように、発光素子1bと、光散乱層2bと、光透過層3bとを備え、更に屈折率調整層4bを備える。発光素子1b、光散乱層2b、屈折率調整層4b、及び光透過層3bは、この順番に積層している。発光素子1bは、第一の電極11b、発光層13b及び第二の電極12bを備える。光散乱層2bは、この光散乱層2bに到達する光を散乱させるように構成されている。本実施形態では、光散乱層2bは、高屈折率層21bと低屈折率層22bとを備える。光透過層3bは、光透過性を有する。屈折率調整層4bは、光透過性を有し、且つ光散乱層2bの屈折率よりも高いと共に光透過層3bの屈折率よりも低い屈折率を有する。
本実施形態における発光素子1b及び光散乱層2bは、それぞれ第1の実施形態における発光素子1a及び光散乱層2aと同じ構造を有している。
屈折率調整層4bは、上述の通り、光散乱層2bの屈折率よりも高いと共に光透過層3bの屈折率よりも低い屈折率を有する。このため、光散乱層2bと光透過層3bとの間の急激な屈折率の変化が緩和され、これにより光透過層3bでのフレネル反射が抑制される。尚、「光散乱層2bの屈折率よりも高い」とは、光散乱層2bにおける屈折率調整層4bと接する部位の屈折率よりも高いことを意味する。すなわち、本実施形態では、屈折率調整層4bの屈折率が、低屈折率層22bの屈折率よりも高ければよい。このため、屈折率調整層4bの屈折率が、高屈折率層21bの屈折率よりも低くてもよい。
本実施形態では、屈折率調整層4bと光透過層3bの各々は、一つの層の一部ではなく、独立した層である。
本実施形態では、屈折率調整層4b内に屈折率の変化が存在してもよく、屈折率調整層4bが全体に亘って均一な屈折率を有してもよい。
屈折率調整層4b内に屈折率の変化が存在する場合、「屈折率調整層4bが光散乱層2bの屈折率よりも高いと共に前記光透過層3bの屈折率よりも低い屈折率を有する」とは、屈折率調整層4bの、光散乱層2bと接する部位の屈折率が、光散乱層2bの屈折率以上であり、且つ屈折率調整層4bの、光透過層3bと接する部位の屈折率が、光透過層3bの屈折率以下であることを、意味する。また、屈折率調整層4b内に屈折率の変化が存在する場合、屈折率調整層4bの屈折率が、光散乱層2b側から光透過層3bへ近づくに従って高くなっている。屈折率調整層4b内の屈折率の変化は、連続的であっても、不連続であってもよい。
本実施形態では、光透過層3bは、例えば一つのガラス製の層5bからなる。この場合、光透過層3bは、例えば板状である。また光透過層3bは、例えばソーダライムガラス及び無アルカリガラスのうち一方の材料から作製される。
本実施形態では、屈折率調整層4bは、例えばシリカ及び窒化ケイ素のうち少なくとも一方の材料を含有する。この場合、ガラス製の層5bからなる光透過層3bよりも低い屈折率を有する屈折率調整層4bが得られる。シリカ及び窒化ケイ素のうち少なくとも一方の材料を含有する屈折率調整層4bは、例えばスパッタリング法、CVD法、蒸着法、ゾルゲル法及びLPD(液相析出法)からなる群から選択される一種以上の方法で作製される。この場合、組成の均一な一つの層を形成することで、均一な屈折率を有する(すなわち屈折率の変化を有しない)屈折率調整層4bが得られる。また、例えば組成の異なる複数の相を形成することで、屈折率の変化を有する屈折率調整層4bが得られる。
屈折率調整層4bが、無機ナノ粒子を含有する樹脂製の層であってもよい。この場合も、ガラス製の層5bからなる光透過層3bよりも低い屈折率を有する屈折率調整層4bが得られる。この場合、組成の均一な一つの層を形成することで、均一な屈折率を有する(すなわち屈折率の変化を有しない)屈折率調整層4bが得られる。また、例えば無機ナノ粒子の割合が異なる複数の層を形成したり、無機ナノ粒子の濃度勾配を有する一つの層を形成したりすることで、屈折率の変化を有する屈折率調整層4bが得られる。
尚、無機ナノ粒子とは、ナノサイズ、すなわち1〜1000nmの範囲内のサイズ、の粒径を有する無機粒子である。このようなサイズの小さい無機ナノ粒子は、屈折率調整層4bの光透過性を阻害しにくいため、屈折率調整層4bの光透過性が確保される。無機ナノ粒子は、光透過層3bよりも低い屈折率を有することが好ましい。特に無機ナノ粒子は、中空シリカナノ粒子であることが好ましい。無機ナノ粒子の粒径は、特に1〜100nmの範囲内であることが好ましい。また、屈折率調整層4b中の無機ナノ粒子の割合は、例えば30〜50質量%の範囲内である。
樹脂製の屈折率調整層4bは、有機樹脂、例えばアクリル系樹脂又はエポキシ系樹脂と、無機ナノ粒子とを含有する成形材料を成形することで、作製されうる。
屈折率調整層4bの厚みは、例えば0.02〜0.60μmの範囲内である。
本実施形態に係る発光デバイスでは、屈折率率調整層を備えることで、光透過層3bにおけるフレネル反射が抑制され、その結果、光透過層3bを通過して外部へ出射する光の量が増大する。このため、発光デバイスの光取出し効率が高くなる。
尚、スネルの法則が成立する光学系では、光の経路の途中に如何なる屈折率を有する層が存在しても、最終的な光の取り出し効率は高くならない。しかし、本実施形態に係る発光デバイスは光散乱層2bを備え、光散乱層2bに到達した光が散乱されるため、この発光デバイス内の光学系ではスネルの法則が成立しない。本発明者らは、このように光散乱層2bを備えることでスネルの法則が成立しなくなった発光デバイスに、屈折率調整層4bを設けることで、屈折率調整層4bが存在しない場合に比べて光の取り出し効率が向上することを見出したものである。
本実施形態に係る発光デバイスの効果を、光学シミュレーションによって検証した。その結果を下記に提示する。
まず、発光素子1bに、次の構成を有する高屈折率層21b、低屈折率層22b、屈折率調整層4b及び光透過層3bが積層した構造を有する発光デバイスのモデルを設定した。
・高屈折率層21b:厚み2μm、屈折率を1.8。
・低屈折率層22b:厚み4μm、屈折率1.45。
・高屈折率層21bと低屈折率層22bとの界面の凹凸の高低差0.8μm。
・屈折率調整層4b:厚み0.4μm、屈折率は均一であり、その値は変数。
・光透過層3b:屈折率1.51。
この発光デバイスにおける発光素子1bが発する光の量に対する、光透過層3b内に達する光の量の割合を、光学シミュレーションによって算出した。尚、高屈折率層21bと低屈折率層22bとの界面における光の散乱作用は、RCWA法で見積もった。
その結果を、図8に示す。図8の横軸は、屈折率調整層4bの屈折率を示す。図8の縦軸は、全光束の透過率を示す。
この結果において、屈折率調整層4bの屈折率が1.51であること、及びこの屈折率が1.45であることは、実質的には屈折率調整層4bが存在しないことを意味する。この結果からは、屈折率調整層4bの屈折率が1.45よりも高く1.51よりも低い場合、すなわち光散乱層2bの屈折率よりも高いと共に光透過層3bの屈折率よりも低い場合には、屈折率調整層4bが存在しない場合と比べて、全光束透過率が高いことが、確認できる。
図9は、屈折率調整層4bの屈折率が1.46である場合に、屈折率調整層4bの厚みを変化させた場合の、全光束の透過率を算出した結果を示す。
この結果において、屈折率調整層4bの厚みが0とは、屈折率調整層4bが存在しないことを意味する。この結果からは、屈折率調整層4bが存在することにより全光束透過率が向上することが確認できる。更に、本例では、屈折率調整層4bの厚みが1μm以下である場合に、全光束透過率が著しく高いことが確認できる。
1a 発光素子
2a 光散乱層
3a 光透過層
4a 屈折率調整層
5a ガラス製の層
1b 発光素子
2b 光散乱層
3b 光透過層
4b 屈折率調整層
5b ガラス製の層

Claims (7)

  1. 発光素子と、光散乱層と、光透過層とを備える発光デバイスであって、屈折率調整層を更に備え、
    前記発光素子、前記光散乱層、前記屈折率調整層、及び前記光透過層が、この順番に積層し、
    前記光散乱層は、前記光散乱層に到達する光を散乱させるように構成され、
    前記光透過層が、光透過性を有し、
    前記屈折率調整層が、光透過性を有し、且つ前記光散乱層の屈折率よりも高いと共に前記光透過層の屈折率よりも低い屈折率を有する発光デバイス。
  2. 前記屈折率調整層の屈折率が、前記光散乱層側から前記光透過層へ近づくに従って高くなっている請求項1に記載の発光デバイス。
  3. 前記屈折率調整層が、互いに異なる値の屈折率を有する複数の層を備える請求項1又は2に記載の発光デバイス。
  4. 前記屈折率調整層及び前記光透過層が、一つのガラス製の層から構成され、前記ガラス製の層が、前記光散乱層側から前記光透過層へ近づくに従って一種以上の構成元素の濃度が変化している領域を備え、前記領域が、前記屈折率調整層である請求項1又は2に記載の発光デバイス。
  5. 前記ガラス製の層が、ケイ素、ナトリウム、カリウム及びカルシウムからなる群から選択される一種以上の元素を含有する請求項4に記載の発光デバイス。
  6. 前記光透過層が、一つのガラス製の層からなり、
    前記屈折率調整層が、シリカ及び窒化ケイ素からなる群から選択される一種以上の材料を含有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光デバイス。
  7. 前記光透過層が、一つのガラス製の層からなり、
    前記屈折率調整層が、無機ナノ粒子を含有する樹脂製の層である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光デバイス。
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