JP2017009887A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】透光性導電膜の間に屈折率調整用誘電体膜が積層された積層膜によって画素電極を構成した場合でも、適正に駆動することのできる電気光学装置、および電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学装置100において、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96a、および第2透光性導電膜92aが順に積層された積層膜からなる。第1透光性導電膜91aおよび第2透光性導電膜92aは、屈折率調整用誘電体膜96aの端部から張り出した張り出し部91e、92eが接続部99になっている。データ線5aや走査線3a等は、画素電極9aの透光領域を規定する遮光層になっており、接続部99は、遮光層と平面視で重なる領域に設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の透光性導電膜の間に屈折率調整用誘電体膜が積層された画素電極を備えた電気光学装置、および電子機器に関するものである。
透過型の液晶装置等の電気光学装置では、一方面側に透光性の画素電極が設けられた第1基板と、第1基板の一方面に対向する透光性の共通電極が設けられた第2基板とを有している。かかる電気光学装置では、例えば、第2基板の側から入射した光が第1基板を透過して出射される間に液晶層によって光変調し、画像を表示する。その際、光が共通電極を透過する際に波長分散が発生すると、画像の品位が低下する。そこで、共通電極を複数の透光性導電膜の間に屈折率調整用誘電体膜が積層された積層膜によって構成することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2014−92691号公報
光が画素電極を透過する際も波長分散が発生するおそれがあるため、画素電極についても、上記の積層膜によって構成することが好ましい。しかしながら、画素電極を形成する際、例えば、第1透光性導電膜、屈折率調整用誘電体膜および第2透光性導電膜を順次積層した後、これらの膜を一括してパターニングして画素電極を構成すると、第2透光性導電膜が電位的にフロート状態となる。このため、液晶層を駆動できない事態や、極めて高い駆動電圧を画素電極に印加する必要がある事態となってしまい、好ましくない。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、透光性導電膜の間に屈折率調整用誘電体膜が積層された積層膜によって画素電極を構成した場合でも、適正に駆動することのできる電気光学装置、および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置の一態様は、透光性を有する基板と、前記基板の一方面側に設けられた透光性の画素電極と、前記基板と前記画素電極との間に設けられ、前記画素電極の透光領域を規定する遮光層と、を有し、前記画素電極は、少なくとも、第1透光性導電膜と、前記第1透光性導電膜の前記基板とは反対側に積層された屈折率調整用誘電体膜と、前記屈折率調整用誘電体膜の前記基板とは反対側に積層された第2透光性導電膜と、前記遮光層と平面視で重なる位置で前記第1透光性導電膜と前記第2透光性導電膜とを電気的に接続させる接続部と、を備えていることを特徴とする。
本発明において、画素電極は、少なくとも第1透光性導電膜、屈折率調整用誘電体膜、および第2透光性導電膜が積層された積層膜からなるため、透過する光の波長分散を抑制することができる。また、画素電極には、第1透光性導電膜と第2透光性導電膜とを接続する接続部が設けられているため、第2透光性導電膜に第1透光性導電膜と同一の電位を印加することができる。このため、高い駆動電圧を画素電極に印加する必要がない等、適正に駆動することができる。また、接続部は、遮光層と平面視で重なる領域に設けられているため、接続部が画素電極を透過する光量を減らすという事態が発生しにくい。
本発明において、前記接続部は、前記第1透光性導電膜および前記第2透光性導電膜が前記屈折率調整用誘電体膜の端部から張り出して接する部分であることが好ましい。かかる構成によれば、接続部が画素電極の端部に設けられるので、接続部を遮光層と平面視で重なる領域に設けるのが容易である。
本発明において、前記第1透光性導電膜と前記第2透光性導電膜とは、同一の形状となるように設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、第1透光性導電膜および第2透光性導電膜を連続してパターニングできるので、生産性を高めることができる。
本発明において、前記接続部は、前記屈折率調整用誘電体膜の周りを囲むように設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、画素電極全体の電気的抵抗を低減することができる。
本発明において、前記画素電極と前記基板との間で前記画素電極の側に向けて突出した凸部と、前記凸部の先端面に重なる導通部を備えた中継電極と、前記中継電極に対して前記基板とは反対側に設けられ、前記導通部を前記基板とは反対側に露出させる平坦面を備えた第1絶縁膜と、を有し、前記画素電極は、前記導通部の前記平坦面からの露出部分と接していることが好ましい。かかる構成によれば、画素電極の表面に大きな凹凸が発生しにくい。
本発明において、前記第1絶縁膜に対して前記基板とは反対側に前記凸部の高さより薄い膜厚で積層され、前記導通部と平面視で重なる開口部が形成された第2絶縁膜を有し、前記画素電極は、前記開口部を介して前記導通部に導通していることが好ましい。かかる構成によれば、第2絶縁膜のうち、画素電極と平面視で重なっている部分を、光の波長分散を抑制するための屈折率調整用誘電体膜として機能させることができる。この場合でも、開口部が浅いので、画素電極の表面に大きな凹凸が発生しにくい。
本発明において、前記中継電極と平面視で重なるように設けられ、定電位が印加された容量電極と、前記第1電極と前記容量電極との間に積層された誘電体層と、を有する態様を採用することができる。
この場合、前記凸部は、前記容量電極と平面視で重なっている態様を採用することができる。かかる構成によれば、容量電極の厚さ等を凸部の形成に利用することができる。
本発明を適用した電気光学装置は、各種電子機器において直視型表示装置等の各種の表示装置に用いることができる。また、本発明を適用した電気光学装置は、投射型表示装置に用いることができる。かかる投射型表示装置は、本発明を適用した電気光学装置に照射される照明光を出射する光源部と、前記電気光学装置により変調された光を投射する投射光学系と、を有している。
本発明は、透光性を有する基板と、前記基板の一方面側に設けられた透光性の画素電極と、前記基板と前記画素電極との間に設けられ、前記画素電極の透光領域を規定する遮光層と、を有する電気光学装置の製造方法において、前記画素電極を形成する工程では、少なくとも、前記基板に第1透光性導電膜を形成する第1工程と、前記第1透光性導電膜の前記基板とは反対側に屈折率調整用誘電体膜を積層する第2工程と、前記屈折率調整用誘電体膜の前記遮光層と平面視で重なる領域をエッチングして前記第1透光性導電膜を部分的に露出させる第3工程と、前記屈折率調整用誘電体膜の前記基板とは反対側に第2透光性導電膜を積層し、前記第1透光性導電膜の前記屈折率調整用誘電体膜からの露出部分に前記第1透光性導電膜と前記第2透光性導電膜とを接続させる接続部を設ける第4工程と、少なくとも前記透光領域と平面視で重なる部分および前記接続部を残すように前記第1透光性導電膜および前記第2透光性導電膜をパターニングする第5工程と、を行うことを特徴とする。
本発明では、画素電極は、少なくとも第1透光性導電膜、屈折率調整用誘電体膜、および第2透光性導電膜が積層された積層膜からなるため、透過する光の波長分散を抑制することができる。また、画素電極には、第1透光性導電膜と第2透光性導電膜とを接続する接続部が設けられているため、第2透光性導電膜に第1透光性導電膜と同一の電位を印加することができる。このため、高い駆動電圧を画素電極に印加する必要がない等、適正に駆動することができる。また、接続部は、遮光層と平面視で重なる領域に設けられているため、接続部が画素電極を透過する光量を減らすという事態が発生しにくい。さらに、第3工程で屈折率調整用誘電体膜をエッチングする際、第1透光性導電膜をエッチングストッパーとして利用することができる。
本発明に係る電気光学装置の製造方法において、前記第5工程では、前記第1透光性導電膜および前記第2透光性導電膜を同一形状にパターニングすることが好ましい。かかる構成によれば、第1透光性導電膜および第2透光性導電膜を連続してパターニングできるので、生産性を高めることができる。
本発明を適用した電気光学装置の電気的構成の一態様を示すブロック図である。 本発明を適用した電気光学装置に用いた液晶パネルの一態様を示す平面図である。 図2に示す液晶パネルの断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の第1基板において隣り合う画素の一態様を示す平面図である。 本発明を適用した電気光学装置の画素の一態様を模式的に示す断面図である。 図3および図4に示す画素トランジスターの平面図である。 図3および図4に示すソース電極および第1ドレイン電極の平面図である。 図3および図4に示すデータ線および第2ドレイン電極の平面図である。 図3および図4に示す容量線の平面図である。 図3および図4に示す容量電極および誘電体層の平面図である。 図3および図4に示す中継電極の平面図である。 図3および図4に示す画素電極の平面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の変形例1の説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の変形例2の説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の変形例3の説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の変形例4の説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の変形例5の説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の変形例6の説明図である。 本発明を適用した電気光学装置を用いた投射型表示装置(電子機器)の一態様の概略構成図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、画素トランジスターを流れる電流の方向を反転させる駆動方式を採用した場合、ソースとドレインとが入れ替わるが、以下の説明では、画素電極が接続されている側(画素側ソースドレイン領域)をドレインとし、データ線が接続されている側(データ線側ソースドレイン領域)をソースとする。また、第1基板に形成される層を説明する際、上層側あるいは表面側とは第1基板の基板本体が位置する側とは反対側(第2基板が位置する側)を意味し、下層側とは第1基板の基板本体が位置する側(第2基板が位置する側とは反対側)を意味する。
[電気光学装置(液晶装置)の説明]
(全体構成)
図1は、本発明を適用した電気光学装置の電気的構成の一態様を示すブロック図である。なお、図1は、あくまで電気的な構成を示すブロック図であるため、容量電極等が延在している方向等、レイアウトについては模式的に示してある。
図1において、本形態の電気光学装置100(液晶装置)は、TN(Twisted Nematic)モードやVA(Vertical Alignment)モードの液晶パネル100pを有しており、液晶パネル100pは、その中央領域に複数の画素100aがマトリクス状に配列された画像表示領域10a(画素領域)を備えている。液晶パネル100pにおいて、後述する第1基板10(図2等を参照)では、画像表示領域10aの内側で複数本のデータ線5aおよび複数本の走査線3aが縦横に延びており、それらの交差部分に対応する位置に画素100aが構成されている。複数の画素100aの各々には、電界効果型トランジスター等からなる画素トランジスター30、および後述する画素電極9aが形成されている。画素トランジスター30のソースにはデータ線5aが電気的に接続され、画素トランジスター30のゲートには走査線3aが電気的に接続され、画素トランジスター30のドレインには、画素電極9aが電気的に接続されている。
第1基板10において、画像表示領域10aより外周側には走査線駆動回路104やデータ線駆動回路101が設けられている。データ線駆動回路101は各データ線5aに電気的に接続しており、画像処理回路から供給される画像信号を各データ線5aに順次供給する。走査線駆動回路104は、各走査線3aに電気的に接続しており、走査信号を各走査線3aに順次供給する。
各画素100aにおいて、画素電極9aは、後述する第2基板20(図2等を参照)に形成された共通電極と液晶層を介して対向し、液晶容量50aを構成している。各画素100aには、液晶容量50aで保持される画像信号の変動を防ぐために、液晶容量50aと並列に保持容量55が付加されている。本形態では、保持容量55を構成するために、定電位(共通電位)が印加された容量線6aが設けられており、容量線6aは定電位線5cに導通している。
[液晶パネル100pの構成]
図2は、本発明を適用した電気光学装置100に用いた液晶パネル100pの一態様を示す平面図である。図3は、図2に示す液晶パネル100pの断面図(H−H′断面図)である。
図2および図3に示すように、液晶パネル100pでは、第1基板10と第2基板20とが所定の隙間を介してシール材107によって貼り合わされており、シール材107は第2基板20の外縁に沿うように枠状に設けられている。シール材107は、光硬化樹脂や熱硬化性樹脂等からなる接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。
本形態の液晶パネル100pにおいて、第1基板10および第2基板20はいずれも四角形であり、液晶パネル100pの略中央には、図1を参照して説明した画像表示領域10aが四角形の領域として設けられている。かかる形状に対応して、シール材107も略四角形に設けられ、シール材107の内周縁と画像表示領域10aの外周縁との間には、略四角形の周辺領域10bが額縁状に設けられている。第1基板10において、画像表示領域10aの外側では、第1基板10の一辺に沿ってデータ線駆動回路101および複数の端子102が形成されており、この一辺に隣接する他の辺に沿って走査線駆動回路104が形成されている。なお、端子102には、フレキシブル配線基板(図示せず)が接続されており、第1基板10には、フレキシブル配線基板を介して各種電位や各種信号が入力される。
詳しくは後述するが、第1基板10の一方面10sおよび他方面10tのうち、一方面10s側では、画像表示領域10aに、図1を参照して説明した画素トランジスター30、および画素トランジスター30に電気的に接続する画素電極9aがマトリクス状に形成されており、かかる画素電極9aの上層側には配向膜16が形成されている。第1基板10の一方面10s側において、周辺領域10bには、画素電極9aと同時形成されたダミー画素電極9bが形成されている。
第2基板20において第1基板10と対向する一方面側には共通電極21が形成されており、共通電極21の第1基板10側の面には配向膜26が形成されている。共通電極21は、第2基板20の略全面に形成されている。第2基板20において第1基板10と対向する一方面側には、共通電極21の下層側に遮光層108が形成されている。本形態において、遮光層108は、画像表示領域10aの外周縁に沿って延在する額縁状に形成されており、見切りとして機能する。遮光層108の外周縁は、シール材107の内周縁との間に隙間を隔てた位置にあり、遮光層108とシール材107とは重なっていない。なお、第2基板20において、遮光層108は、隣り合う画素電極9aにより挟まれた画素間領域と重なる領域等にブラックマトリクス部として形成されることもある。また、第2基板20は、複数の画素電極9aの各々に対向するレンズ(マイクロレンズ)が形成されたレンズアレイ基板として構成される場合もある。
液晶パネル100pにおいて、第1基板10には、シール材107より外側において第2基板20の角部分と重なる領域に、第1基板10と第2基板20との間で電気的導通をとるための基板間導通用電極109が形成されている。基板間導通用電極109には、導電粒子を含んだ基板間導通材109aが配置されており、第2基板20の共通電極21は、基板間導通材109aおよび基板間導通用電極109を介して、第1基板10側に電気的に接続されている。このため、共通電極21は、第1基板10の側から共通電位が印加されている。シール材107は、略同一の幅寸法をもって第2基板20の外周縁に沿って設けられている。このため、シール材107は、略四角形である。但し、シール材107は、第2基板20の角部分と重なる領域では基板間導通用電極109を避けて内側を通るように設けられており、シール材107の角部分は略円弧状である。
電気光学装置100において、画素電極9aおよび共通電極21をITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)等の透光性の導電膜により形成すると、透過型の液晶装置を構成することができる。これに対して、共通電極21を透光性導電膜により形成し、画素電極9aをアルミニウム等の反射性導電膜により形成すると、反射型の液晶装置を構成することができる。電気光学装置100が反射型である場合、第2基板20の側から入射した光が第1基板10の側の基板で反射して出射される間に変調されて画像を表示する。電気光学装置100が透過型である場合、第1基板10および第2基板20のうち、一方側の基板から入射した光が他方側の基板を透過して出射される間に変調されて画像を表示する。本形態において、電気光学装置100は、透過型の液晶装置として構成されている。
電気光学装置100は、モバイルコンピューター、携帯電話機等といった電子機器のカラー表示装置として用いることができ、この場合、第2基板20には、カラーフィルター(図示せず)や保護膜が形成される。また、電気光学装置100では、使用する液晶層50の種類や、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、位相差フィルムや偏光板等が液晶パネル100pに対して所定の向きに配置される。さらに、電気光学装置100は、後述する投射型表示装置(液晶プロジェクター)において、RGB用のライトバルブとして用いることができる。この場合、RGB用の各電気光学装置100の各々には、RGB色分解用のダイクロイックミラーを介して分解された各色の光が投射光として各々入射されることになるので、カラーフィルターは形成されない。
本形態においては、電気光学装置100が、後述する投射型表示装置においてRGB用のライトバルブとして用いられる透過型の液晶装置であって、第2基板20から入射した光が第1基板10を透過して出射される場合を中心に説明する。また、本形態において、電気光学装置100は、液晶層50として、誘電異方性が負のネマチック液晶化合物を用いたVAモードの液晶パネル100pを備えている場合を中心に説明する。
[画素の具体的構成]
図4は、本発明を適用した電気光学装置100の第1基板10において隣り合う画素の一態様を平面図である。図5は、本発明を適用した電気光学装置100の画素の一態様を模式的に示す断面図である。なお、図5では、データ線5a、画素トランジスター30のソース領域1b、走査線3a、画素電極9aと中継電極8aとの導通部分に沿って電気光学装置100を切断した様子を示してあるが、各構成の電気的な接続関係が分かりやすいように、画素トランジスター30のドレイン領域1c等も図示してある。
図6は、図3および図4に示す画素トランジスター30の平面図である。図7は、図3および図4に示すソース電極4aおよび第1ドレイン電極4bの平面図である。図8は、データ線5aおよび第2ドレイン電極5bの平面図である。図9は、図3および図4に示す容量線6aの平面図である。図10は、図3および図4に示す容量電極7aの平面図である。図11は、図3および図4に示す中継電極8aの平面図である。図12は、図3および図4に示す画素電極9aの平面図である。
なお、図4、図6、図7、図8、図9、図10、図11、および図12において、各領域を以下の線で表してある。また、図4には、画素電極9aの外縁のみを図示し、屈折率調整用誘電体膜96aは形成されていない。
図4および図6
走査線3a=細い実線
半導体層1a=細くて短い点線
ゲート電極3b=太い実線
図4および図7
ソース電極4aおよび第1ドレイン電極4b=太い一点鎖線
図4および図8
データ線5aおよび第2ドレイン電極5b=細い一点鎖線
図4および図9
容量線6a=細い二点鎖線
図4および図10
容量電極7a=細くて長い破線
誘電体層55e=太くて短い破線
貫通穴44cおよび凹部7e=細くて短い破線
図4および図11
容量電極8a=太い二点鎖線
凹部7e=細くて短い破線
図4および図12
画素電極9a(第1透光性導電膜91a、第2透光性導電膜92a)=太くて長い破線
画素電極9aの屈折率調整用誘電体膜96a=細い一点鎖線
(画素100aの概略構成)
図4に示すように、第1基板10には、複数の画素100aの各々に矩形状の画素電極9aが形成されている。かかる複数の画素電極9aは同一の構成を有しているが、複数の画素電極9aのうちの1つを第1画素電極9a1とし、第1画素電極9a1と隣り合う画素電極9aを第2画素電極9a2と表してある。複数の画素電極9aのうち、隣り合う画素電極9a(第1画素電極9a1および第2画素電極9a2)により挟まれた縦横の画素間領域10fと重なる領域に沿ってデータ線5aおよび走査線3aが形成されている。
すなわち、画素間領域10fのうち、第1方向(X方向)に延在する第1画素間領域10gに沿って走査線3aが延在し、第2方向(Y方向)に延在する第2画素間領域10hに沿ってデータ線5aが延在している。データ線5aおよび走査線3aは各々、直線的に延びており、データ線5aと走査線3aとが交差する部分に対応して画素トランジスター30が形成されている。さらに、第1基板10では、画素間領域10f(第1画素間領域10gおよび第2画素間領域10h)に沿うように、後述する各種電極や配線が形成されている。ここで、データ線5a、走査線3a等は遮光層10kからなる。このため、データ線5a、走査線3aおよび各種電極等の遮光層10kは、画素電極9aの端部に沿って延在して、画素電電極9aの透光領域9a0(画素開口部)を規定している。
図5に示すように、第1基板10では、石英基板やガラス基板等の透光性の基板本体10wの液晶層50側の面(一方面10s側)に、画素トランジスター30、画素電極9aおよび配向膜16等が構成されている。第2基板20では、石英基板やガラス基板等の透光性の基板本体20wの液晶層50側の表面(第1基板10と対向する一方面側)に、共通電極21および配向膜26等が構成されている。
(画素トランジスター30等の構成)
第1基板10において、基板本体10wの一方面10s側には、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の導電膜からなる走査線3aが形成されている。本形態において、走査線3aは、タングステンシリサイド(WSi)等の遮光性導電膜から構成されており、画素トランジスター30に対する遮光膜としても機能している。
走査線3aの上層側(走査線3aに対して基板本体10wと反対側)には、シリコン酸化膜等の透光性の下地絶縁膜40が形成されている。下地絶縁膜40の上層側(下地絶縁膜40に対して基板本体10wと反対側)には、画素トランジスター30の半導体層1aが形成されている。画素トランジスター30は、データ線5aに沿って延在する半導体層1aと、半導体層1aの延在方向の中央部分に重なるゲート電極3cとを備えている(図6参照)。画素トランジスター30は、半導体層1aとゲート電極3cとの間に透光性のゲート絶縁層2を有している。半導体層1aは、ゲート電極3cに対してゲート絶縁層2を介して対向するチャネル領域1gを備え、チャネル領域1gの両側にソース領域1bおよびドレイン領域1cを備えている。本形態において、画素トランジスター30は、LDD構造を有している。従って、ソース領域1bおよびドレイン領域1cは各々、チャネル領域1gの両側に低濃度領域1b1、1c1を備え、低濃度領域1b1、1c1に対してチャネル領域1gとは反対側で隣接する領域に高濃度領域1b2、1c2を備えている。
半導体層1aは、多結晶シリコン膜等によって構成されている。ゲート絶縁層2は、例えば、半導体層1aを熱酸化したシリコン酸化膜からなる第1ゲート絶縁層と、CVD法等により形成されたシリコン酸化膜等からなる第2ゲート絶縁層との2層構造からなる。ゲート電極3cは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の導電膜からなり、半導体層1aの両側において、ゲート絶縁層2および下地絶縁膜40を貫通するコンタクトホール2aを介して走査線3aに導通している(図6参照)。ゲート電極3cは、例えば、導電性のポリシリコン膜とタングステンシリサイド膜との2層構造を有している。本形態では、電気光学装置100を透過した後の光が他の部材で反射した際、かかる反射光が半導体層1aに入射して画素トランジスター30で光電流に起因する誤動作が発生することを防止することを目的に、走査線3aを遮光性の導電膜により形成してある。但し、走査線3aをゲート絶縁層2の上層に形成し、その一部をゲート電極3cとしてもよい。この場合、図5に示す走査線3aは、遮光のみを目的として形成されることになる。
ゲート電極3cの上層側(ゲート電極3cと画素電極9aとの間)には透光性の層間絶縁膜41が形成されている。層間絶縁膜41は、プラズマCVD法等により形成したシリコン酸化膜等からなる。
層間絶縁膜41の上層側(層間絶縁膜41と画素電極9aとの間)には、ソース電極4aおよび第1ドレイン電極4bが同一種類の導電膜によって形成されている。ソース電極4aおよび第1ドレイン電極4bは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の遮光性導電膜からなる。本形態において、ソース電極4aおよび第1ドレイン電極4bは、例えば、チタン(Ti)膜、窒化チタン(TiN)膜、およびアルミニウム(Al)膜の多層膜や、窒化チタン膜とアルミニウム膜との多層膜等からなる。ソース電極4aは、層間絶縁膜41およびゲート絶縁層2を貫通するコンタクトホール41aを介してソース領域1bに導通している。第1ドレイン電極4bは、層間絶縁膜41およびゲート絶縁層2を貫通するコンタクトホール41bを介してドレイン領域1cに導通している。ソース電極4aは、画素トランジスター30のソース領域1bと重なる位置から第2方向Yに延在し、第1ドレイン電極4bは、画素トランジスター30のドレイン領域1cと重なる位置から第1方向Xに延在している(図7参照)。
ソース電極4aおよび第1ドレイン電極4bの上層側(ソース電極4aと画素電極9aとの間)には透光性の層間絶縁膜42が形成されている。層間絶縁膜42は、例えば、プラズマCVD法等により形成したシリコン酸化膜等からなる。
層間絶縁膜42の上層側(層間絶縁膜42と画素電極9aとの間)には、データ線5aおよび第2ドレイン電極5bが同一種類の導電膜によって形成されている。データ線5aおよび第2ドレイン電極5bは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の遮光性導電膜からなる。本形態において、データ線5aおよび第2ドレイン電極5bは、例えば、チタン膜、窒化チタン膜、およびアルミニウム膜の多層膜や、窒化チタン膜とアルミニウム膜との多層膜等からなる。データ線5aは、層間絶縁膜42を貫通するコンタクトホール42aを介してソース電極4aに導通している。第2ドレイン電極5bは、層間絶縁膜42を貫通するコンタクトホール42bを介して第1ドレイン電極4bに導通している。データ線5aは、第2画素間領域10hと重なる領域において、ソース電極4aと重なる位置から第2方向Yに延在している。第2ドレイン電極5bは、第1画素間領域10gと重なる領域において、第1ドレイン電極4bと重なる位置から第1方向Xに延在し、第1方向Xの略中央位置でコンタクトホール42bを介して第1ドレイン電極4bに導通している(図8参照)。本形態において、層間絶縁膜42の表面は、化学機械研磨等によって平坦面420になっている。
データ線5aおよび第2ドレイン電極5bの上層側(データ線5aと画素電極9aとの間)には透光性の層間絶縁膜43が形成されている。層間絶縁膜43は、例えば、プラズマCVD法等により形成したシリコン酸化膜等からなる。
(保持容量55等の構成)
層間絶縁膜43の上層(層間絶縁膜43と画素電極9aとの間)には、定電位が印加された容量線6aが形成されている。容量線6aは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の遮光性導電膜からなる。本形態において、容量線6aは、例えば、チタン膜、窒化チタン膜、およびアルミニウム膜の多層膜や、窒化チタン膜とアルミニウム膜との多層膜等からなる。容量線6aは、データ線5aと平面視で重なるように第2方向Yに延在する本線部分6a1と、本線部分6a1から走査線3aと平面視で重なるように第1方向Xの一方側X1に突出した支線部分6a2とを備えており、支線部分6a2において本線部分6a1と繋がる部分6a3の幅は、先端側の幅より大きい(図9参照)。
容量線6aの上層(容量線6aと画素電極9aとの間)には透光性の層間絶縁膜44が形成されている。層間絶縁膜44は、例えば、プラズマCVD法等により形成したシリコン酸化膜等からなる。
層間絶縁膜44には、容量線6aまで到達する貫通穴44cが形成されている。貫通穴44cは、データ線5aと走査線3aとの交差部分からデータ線5aに沿って第2方向Yの一方側Y1に延在する第1部分44c1と、データ線5aと走査線3aとの交差部分から走査線3aに沿って第1方向Xの一方側X1に延在する第2部分44c2を有している(図10参照)。
貫通穴44cの内側には容量電極7aが設けられており、容量電極7aは、貫通穴44cの底部で容量線6aに接している。容量電極7aは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の遮光性導電膜からなる。本形態において、容量電極7aは、例えば、チタン膜、窒化チタン膜、およびアルミニウム膜の多層膜や、窒化チタン膜とアルミニウム膜との多層膜等からなる。容量電極7aは、貫通穴44cの底部全体および側面全体に形成され、さらに、層間絶縁膜44の表面の一部まで形成されている。従って、容量電極7aは、貫通穴44cが反映してなる凹部7eを備えた形状になっている。容量電極7aは、データ線5aと走査線3aとの交差部分からデータ線5aに沿って第2方向Yの一方側Y1に延在する第1部分7a1を有しており、容量線6aの本線部分6a1と平面視で重なっている(図10参照)。また、容量電極7aは、データ線5aと走査線3aとの交差部分から走査線3aに沿って第1方向Xの一方側X1に延在する第2部分7a2を有しており、容量線6aの支線部分6a2と平面視で重なっている(図10参照)。また、第2部分7a2において第1部分7a1と繋がる部分7a3の幅は、先端側の幅より大きい(図10参照)。
容量電極7aの上層(容量電極7aと画素電極9aとの間)には透光性の層間絶縁膜45が形成されている。層間絶縁膜45は、例えば、プラズマCVD法等により形成したシリコン酸化膜等からなる。層間絶縁膜45は、貫通穴44cと平面視で重なる領域には形成されておらず、容量電極7aにおいて幅広に形成された部分7a3(図10参照)、およびその周辺のみに形成されている。また、容量電極7aにおいて幅広に形成された部分7a3と平面視で重なる部分には、画素電極9aに向けて突出した凸部45eが形成されている。
凸部45eの先端面45fおよび貫通穴44cの内部には、誘電体層55eが形成されている。誘電体層55eは、貫通穴44cの底部全体および側面全体に形成され、さらに、容量電極7aより広い範囲に形成されている。誘電体層55eとしては、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜等のシリコン化合物を用いることができる他、アルミニウム酸化膜、チタン酸化膜、タンタル酸化膜、ニオブ酸化膜、ハフニウム酸化膜、ランタン酸化膜、ジルコニウム酸化膜等の高誘電率の誘電体膜を用いることができる。
誘電体層55eの上層(誘電体層55eと画素電極9aとの間)には中継電極8aが積層され、中継電極8aは、層間絶縁膜44の表面の一部と重なる領域に形成されている。中継電極8aは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属膜化合物等の遮光性導電膜からなる。本形態において、中継電極8aは、例えば、チタン膜、窒化チタン膜、およびアルミニウム膜の多層膜や、窒化チタン膜とアルミニウム膜との多層膜等からなる。中継電極8aは、データ線5aと走査線3aとの交差部分からデータ線5aに沿って第2方向Yの一方側Y1に延在する第1部分8a1を有しており、容量電極7aの第1部分7a1と平面視で重なっている(図11参照)。また、中継電極8aは、データ線5aと走査線3aとの交差部分から走査線3aに沿って第1方向Xの一方側X1に延在する第2部分8a2を有しており、容量電極7aの第2部分7a2と平面視で重なっている(図11参照)。第2部分7a2は、容量電極7aの第2部分7a2と平面視で重なる位置からさらに第1方向Xの一方側X1に延在し、層間絶縁膜43、44を貫通するコンタクトホール44bを介して第2ドレイン電極5bに導通している(図11参照)。また、第2部分8a2において第1部分8a1と繋がる部分8a3の幅は、先端側の幅より大きく、かかる部分8a2の一部は、層間絶縁膜45の凸部45eの先端面45fに平面視で重なる導通部8cになっている(図11参照)。
中継電極8aは、貫通穴44cの底部全体および側面全体で容量電極7aと平面視で重なっている。また、中継電極8aと容量電極7aとの間には誘電体層55eが積層されている。従って、中継電極8a、誘電体層55e、および容量電極7aは、貫通穴44cの底部全体および側面全体に保持容量55を構成している。かかる構成によれば、狭い面積内に、静電容量の高い保持容量55を設けることができる。
(中継電極8aと画素電極9aとの導通部分の構成)
中継電極8aと画素電極9aとの間には、透光性の層間絶縁膜46(第1絶縁膜)が形成されている。層間絶縁膜46は、例えば、プラズマCVD法等により形成したシリコン酸化膜等からなる。層間絶縁膜46には、画素電極9a側に導通部8cを露出させる平坦面460が形成されており、平坦面460の開口部46aでは、導通部8cが露出している。従って、画素電極9aは、開口部46aで露出している導通部8cと接している。
本形態では、層間絶縁膜46と画素電極9aとの間に透光性の絶縁膜47(第2絶縁膜)が形成されている。層間絶縁膜47には、導通部8cの平坦面460からの露出部分の少なくとも一部と重なる開口部47aが形成されており、画素電極9aは、層間絶縁膜46の開口部46aの内側、および開口部47aの内側で導通部8cと接している。絶縁膜47の膜厚tは、層間絶縁膜45の凸部45eの高さhより薄い。このため、開口部47aの深さが浅い。また、絶縁膜47の基板本体10wとは反対側の面(画素電極9a側の面)は平坦面470になっている。本形態において、絶縁膜47は、ボロンドープ・シリケート・ガラス等からなる。
(画素電極9aの構成)
図5および図12に示すように、画素電極9aは、複数の透光性導電膜の間に屈折率調整用誘電体膜が積層された積層膜(IMITO膜:Index Matched ITO)からなる。本形態において、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96aおよび第2透光性導電膜92aが順に積層された3層構造を備えている。このため、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96aおよび第2透光性導電膜92aの各々の屈折率や膜厚を調整することによって、画素電極9aでの光の波長分散を抑制することができる。
本形態において、画素電極9aは、図4〜図10を参照して説明した走査線3a、データ線5a、容量線6a等の遮光層10kと平面視で重なる位置で第1透光性導電膜91aと第2透光性導電膜92aとを電気的に接続させる接続部99を備えている。より具体的には、まず、第1透光性導電膜91aと第2透光性導電膜92aとは形成領域が同一であり、同一形状をもって平面視で重なっている。また、第1透光性導電膜91aおよび第2透光性導電膜92aは、屈折率調整用誘電体膜96aより広い範囲に形成されており、遮光層10kと平面視で重なる位置では、屈折率調整用誘電体膜96aの端部から張り出している。従って、第1透光性導電膜91aおよび第2透光性導電膜92aは、屈折率調整用誘電体膜96aの端部からの張り出し部91e、92eからなる接続部99で接し、導通している。本形態において、第1透光性導電膜91aおよび第2透光性導電膜92aは、屈折率調整用誘電体膜96aの全周にわたって屈折率調整用誘電体膜96aの端部から張り出している。従って、接続部99は、屈折率調整用誘電体膜96aを全周にわたって囲むように設けられている。なお、屈折率調整用誘電体膜96aは、画素電極9aと導通部8cとの接続部分(開口部47a)と平面視で重なる領域には形成されていない。
(電気光学装置100の製造方法)
図13〜図16を参照して、電気光学装置100の製造工程のうち、第1基板10の製造工程を説明する。図13〜図16は、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法を示す工程断面図である。なお、図14〜図16では、データ線5aより上層側のみを示してある。
図13に示す画素トランジスター形成工程ST1では、画素トランジスター30を形成した後、層間絶縁膜41、ソース電極4a、および第1ドレイン電極4bを形成する。次に、データ線形成工程ST2では、層間絶縁膜42を形成した後、コンタクトホール42a、42bを形成し、その後、データ線5aおよび第2ドレイン電極5bを形成する。次に、容量線形成工程ST3では、層間絶縁膜43を形成した後、容量線6aを形成する。
次に、図14に示す層間絶縁膜形成工程ST4では、層間絶縁膜44を形成した後、貫通穴形成工程ST5で層間絶縁膜44に貫通穴44cを形成する。その際、層間絶縁膜44および層間絶縁膜43を貫通するコンタクトホール44bも形成する。次に、容量電極形成工程ST6では、導電膜を形成した後、導電膜をパターニングし、容量電極7aを形成する。
次に、層間絶縁膜形成工程ST7では、層間絶縁膜45を形成した後、凸部形成工程ST8において、層間絶縁膜45をエッチングし、貫通穴44cが形成されている領域から層間絶縁膜45を除去する。その際、必要に応じて、マスク形成工程およびエッチングを複数回行い、層間絶縁膜45に、基板本体10wとは反対側に向けて突出した凸部45eを形成する。なお、ハーフトーンマスクを用いたフォトリソグラフィ工程によってエッチングマスクを形成した後、エッチングを行い、凸部45eを備えた層間絶縁膜45を形成してもよい。
次に、図15に示す保持容量形成工程ST9では、誘電体膜を形成した後、誘電体膜をパターニングし、誘電体層55eを形成する。次に、導電膜を形成した後、導電膜をパターニングし、中継電極8aを形成する。なお、誘電体層55eを形成した後、層間絶縁膜44および層間絶縁膜43を貫通するコンタクトホール44bを形成してもよい。
次に、層間絶縁膜形成工程ST10では、シリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜46を形成する。次に、平坦化工程ST11において、層間絶縁膜46に化学機械研磨等の平坦化工程を行い、層間絶縁膜46の表面を平坦面460とする。その結果、平坦面460から導通部8cが露出し、導通部8cは、平坦面460と連続した平面を構成する。次に、絶縁膜形成工程ST12では、ボロンドープ・シリケート・ガラス等からなる絶縁膜47を形成する。かかる絶縁膜47は、層間絶縁膜46の平坦面460および導通部8cの表面に形成されるため、表面は平坦面470になっている。次に、開口部形成工程ST13では、絶縁膜47の導通部8cと平面視で重なる領域に開口部47aを形成する。
次に、図16に示す画素電極形成工程を行う。画素電極形成工程では、第1工程ST14において、絶縁膜47の表面(平坦面470)に第1透光性導電膜91を形成する。次に、第2工程ST15では、第1透光性導電膜91の表面(基板本体10wとは反対側)にシリコン酸化膜やアルミニウム酸化膜等からなる屈折率調整用誘電体膜96を積層した後、第3工程ST16では、屈折率調整用誘電体膜96において、図4等を参照して説明した遮光層10kと平面視で重なる領域をエッチングし、遮光層10kと平面視で重なる領域で第1透光性導電膜96を部分的に露出させる。その結果、遮光層10kで囲まれた領域(図4に示す透光領域9a0)に屈折率調整用誘電体膜96aが残る。その際、屈折率調整用誘電体膜96aおよび第1透光性導電膜91に対するエッチング選択性の高いエッチングを行い、第1透光性導電膜91をエッチングストッパーとして屈折率調整用誘電体膜96をエッチングする。
次に、第4工程ST17では、屈折率調整用誘電体膜96aの表面(基板本体10w)とは反対側に第2透光性導電膜92を積層する。その結果、第1透光性導電膜91の屈折率調整用誘電体膜96aからの露出部分に第1透光性導電膜91と第2透光性導電膜92とを接続させる接続部99が形成される。すなわち、第1透光性導電膜91および第2透光性導電膜92において、屈折率調整用誘電体膜96aの端部96eからの張り出し部91e、92eが重なって接続し、接続部99が形成される。
次に、第5工程ST18では、少なくとも透光領域9a0と平面視で重なる部分および接続部99を残すように第1透光性導電膜91および第2透光性導電膜92をパターニングする。本形態では、第5工程において、第1透光性導電膜91および第2透光性導電膜92を共通のエッチングマスクによってエッチングし、第1透光性導電膜91および第2透光性導電膜92を同一形状にパターニングする。その結果、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96aおよび第2透光性導電膜92aが順に積層された積層膜によって、画素電極9aが形成される。しかる後には、図5に示すように、画素電極9aの表面に配向膜16を形成すれば、第1基板10が完成する。
かかる製造方法によれば、第1透光性導電膜91および第2透光性導電膜92を共通のエッチングマスクによってエッチングして、第1透光性導電膜91aおよび第2透光性導電膜92aを形成するため、生産性が高いという利点がある。また、第3工程ST16で屈折率調整用誘電体膜96をエッチングする際、第1透光性導電膜91をエッチングストッパーとして利用するため、遮光層10kと平面視で重なる領域から屈折率調整用誘電体膜96を確実に除去することができる。従って、接続部99では、第1透光性導電膜91aと第2透光性導電膜92aとが確実に導通する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96a、および第2透光性導電膜92aが積層された積層膜からなるため、画素電極9aを透過する光の波長分散を抑制することができる。また、画素電極9aには、第1透光性導電膜91aと第2透光性導電膜92aとを接続する接続部99が設けられているため、第2透光性導電膜92aに第1透光性導電膜91aと同一の電位を印加することができる。このため、高い駆動電圧を画素電極9aに印加する必要がない等、液晶層50を適正に駆動することができる。また、接続部99は、遮光層10kと平面視で重なる領域に設けられているため、接続部99が画素電極9aを透過する光量を減らすという事態が発生しにくい。
また、接続部99は、第1透光性導電膜91aおよび第2透光性導電膜92aが屈折率調整用誘電体膜96aの端部から張り出して接する部分からなる。このため、接続部99が画素電極9aの端部に設けられるので、接続部99を遮光層10kと平面視で重なる領域に設けるのが容易である。また、接続部99は、屈折率調整用誘電体膜96aの周りを囲むように設けられているため、画素電極9a全体の電気的抵抗を低減することができる。
また、中継電極8aは、層間絶縁膜45の凸部45eと重なる導通部8cを備え、画素電極9aは、層間絶縁膜46の表面(平坦面460)から露出している中継電極8aの導通部8cと接している。このため、画素電極9aの表面に大きな凹凸が発生しにくい。また、層間絶縁膜46の表面(平坦面460)には、凸部45eの高さhより薄い膜厚tの絶縁膜47が形成され、画素電極9aは、絶縁膜47の開口部47aを介して導通部8cに導通している。このため、画素電極9aから露出している面は、ボロンドープ・シリケート・ガラスからなる絶縁膜47である。従って、製造工程の途中に侵入した水分や、液晶層50に存在する水分を絶縁膜47によって吸着、保持することができるので、水分に起因する液晶層50の劣化を抑制することができる。また、絶縁膜47のうち、画素電極9aと平面視で重なっている部分を、光の波長分散を抑制するための屈折率調整用誘電体膜として機能させることができる。この場合でも、開口部47aが浅いので、画素電極9aの表面に大きな凹凸が発生しにくい。また、絶縁膜47を形成せず、層間絶縁膜46をボロンドープ・シリケート・ガラス等にしても水分による液晶層50の劣化を図ることができるが、ボロンドープ・シリケート・ガラスの場合、膜厚がばらつきやすいため、層間絶縁膜46に化学機械研磨を行って導通部8cを露出させる工程にばらつきが発生しやすい。しかるに本形態では、層間絶縁膜46と画素電極9aとの間にボロンドープ・シリケート・ガラス等からなる薄い絶縁膜47を形成したため、絶縁膜47によって水分による液晶層50の劣化を図るとともに、シリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜46に化学機械研磨を行うことにより、導通部8cを露出させる工程を安定して行うことができる。
また、凸部45eは、容量電極7aと平面視で重なっている。このため、容量電極7aの厚さ等を凸部45eの形成に利用することができる。
[変形例1]
図17は、本発明を適用した電気光学装置の変形例1の説明図である。なお、本例および後述する変形例はいずれも、基本的な構成が、図1〜図16を参照して説明した形態と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5に示す形態では、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96aおよび第2透光性導電膜92aの3層構造であった。これに対して、本形態では、図17に示すように、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96a、第2透光性導電膜92a、および屈折率調整用誘電体膜97aが順に積層された4層構造である。
[変形例2]
図18は、本発明を適用した電気光学装置の変形例2の説明図である。図18に示すように、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96a、第2透光性導電膜92a、屈折率調整用誘電体膜97a、および第3透光性導電膜93aが順に積層された5層構造である。ここで、屈折率調整用誘電体膜96a、97aは同一の平面形状を有している。また、第1透光性導電膜91a、第2透光性導電膜92a、および第3透光性導電膜93aは同一の平面形状を有している。接続部99では、屈折率調整用誘電体膜96aの端部96eから張り出した第1透光性導電膜91aの張り出し部91eと第2透光性導電膜92aの張り出し部92eとが接続している。また、接続部99では、屈折率調整用誘電体膜97aの端部97eから張り出した第2透光性導電膜92aの張り出し部92eと第3透光性導電膜93aの張り出し部93eとが接続している。
[変形例3]
図19は、本発明を適用した電気光学装置の変形例3の説明図である。図5に示す形態では、画素電極9aが絶縁膜47の表面に形成されていた。これに対して、本形態では、図19に示すように、絶縁膜47が形成されておらず、層間絶縁膜46の平坦面460に画素電極9aが形成されている。ここで、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96aおよび第2透光性導電膜92aの3層構造である。
[変形例4]
図20は、本発明を適用した電気光学装置の変形例4の説明図である。図20に示すように、本形態でも、変形例3と同様、絶縁膜47が形成されておらず、層間絶縁膜46の平坦面460に画素電極9aが形成されている。ここで、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96a、第2透光性導電膜92a、および屈折率調整用誘電体膜97aが順に積層された4層構造である。
[変形例5]
図21は、本発明を適用した電気光学装置の変形例5の説明図である。図21に示すように、本形態でも、変形例3と同様、絶縁膜47が形成されておらず、層間絶縁膜46の平坦面460に画素電極9aが形成されている。ここで、画素電極9aは、第1透光性導電膜91a、屈折率調整用誘電体膜96a、第2透光性導電膜92a、屈折率調整用誘電体膜97a、および第3透光性導電膜93aが順に積層された5層構造である。ここで、屈折率調整用誘電体膜96a、97aは同一の平面形状を有している。また、第1透光性導電膜91a、第2透光性導電膜92a、および第3透光性導電膜93aは同一の平面形状を有している。接続部99では、屈折率調整用誘電体膜96aの端部96eから張り出した第1透光性導電膜91aの張り出し部91eと第2透光性導電膜92aの張り出し部92eとが接続している。また、接続部99では、屈折率調整用誘電体膜97aの端部97eから張り出した第2透光性導電膜92aの張り出し部92eと第3透光性導電膜93aの張り出し部93eとが接続している。
[変形例6]
図22は、本発明を適用した電気光学装置の変形例6の説明図である。図22に示すように、本形態でも、上記の実施の形態と同様、中継電極8aは、凸部と重なる導通部8cを備え、画素電極9aは、層間絶縁膜46の表面(平坦面460)から露出している中継電極8aの導通部8cと接している。本形態において、層間絶縁膜44の画素電極9a側の面に形成された容量電極7aによって凸部7fが形成され、凸部7fの先端面7gに中継電極8aが平面視で重なっている。本形態において、凸部7fでは、容量電極7aの画素電極9a側の面に誘電体層55eが積層され、保持容量55の一部を構成している。従って、本形態では、図5等に示す層間絶縁膜45が形成されていない。
かかる構成でも、上記実施の形態と同様、画素電極9aの表面に大きな凹凸が発生しにくい。また、層間絶縁膜46の表面(平坦面460)には、凸部7fの高さhより薄い膜厚tの絶縁膜47が形成され、画素電極9aは、絶縁膜47の開口部47aを介して導通部8cに導通している。このため、画素電極9aから露出している面は、ボロンドープ・シリケート・ガラスからなる絶縁膜47である。従って、製造工程の途中に侵入した水分や、液晶層50に存在する水分を絶縁膜47によって吸着、保持することができる等、上記実施の形態と同様な効果を奏する。
また、本形態では、図5等に示す層間絶縁膜45が形成されていないため、容量電極7aの上層(画素電極9a側)の層間絶縁膜45を所定形状にエッチングする必要がない。それ故、層間絶縁膜45をエッチングした際の絶縁性の残滓が容量電極7aの凹部7e内に残りにくい。従って、凹部7e内を利用して保持容量55を適正に形成することができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、画素電極9aにおいて、第1透光性導電膜91aと第2透光性導電膜92aとが屈折率調整用誘電体膜96aの端部から張り出して接続していたが、接続部99が遮光層10kと平面視で重なっていれば、屈折率調整用誘電体膜96aの端部以外の位置に形成したコンタクトホールが、第1透光性導電膜91aと第2透光性導電膜92aとの接続部99になっていてもよい。
上記実施の形態では、画素電極9aとして、3層構造、4層構造、5層構造を例示したが、6層以上の積層膜によって画素電極9aを構成する場合に本発明を適用してもよい。
上記実施の形態では、電気光学装置100に本発明を適用した例を説明したが、有機エレクトロルミネッセンス装置や、電気泳動表示パネル等、液晶装置以外の電気光学装置100に本発明を適用してもよい。
[電子機器の構成例]
(投射型表示装置の構成)
図23は、本発明を適用した電気光学装置100を用いた投射型表示装置110(電子機器)の一態様の概略構成図である。なお、以下の説明では、互いに異なる波長域の光が供給される複数の電気光学装置100が用いられているが、いずれの電気光学装置100にも、本発明を適用した電気光学装置100が用いられている。
図23に示す投射型表示装置110は、透過型の電気光学装置100を用いた液晶プロジェクターであり、スクリーン111等からなる被投射部材に光を照射し、画像を表示する。投射型表示装置110は、装置光軸Lに沿って、照明装置160と、照明装置160から出射された光が供給される複数の電気光学装置100(液晶ライトバルブ115〜117)と、複数の電気光学装置100から出射された光を合成して出射するクロスダイクロイックプリズム119(光合成光学系)と、クロスダイクロイックプリズム119により合成された光を投射する投射光学系118とを有している。また、投射型表示装置110は、ダイクロイックミラー113、114、およびリレー系120を備えている。投射型表示装置110において、電気光学装置100およびクロスダイクロイックプリズム119は、光学ユニット200を構成している。
照明装置160では、装置光軸Lに沿って、光源部161、フライアイレンズ等のレンズアレイからなる第1インテグレーターレンズ162、フライアイレンズ等のレンズアレイからなる第2インテグレーターレンズ163、偏光変換素子164、およびコンデンサーレンズ165が順に配置されている。光源部161は、赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bを含む白色光を出射する光源168と、リフレクター169とを備えている。光源168は超高圧水銀ランプ等により構成されており、リフレクター169は、放物線状の断面を有している。第1インテグレーターレンズ162および第2インテグレーターレンズ163は、光源部161から出射された光の照度分布を均一化する。偏光変換素子164は、光源部161から出射された光を、例えばs偏光のような特定の振動方向を有する偏光にする。
ダイクロイックミラー113は、照明装置160から出射された光に含まれる赤色光Rを透過させるとともに、緑色光Gおよび青色光Bを反射する。ダイクロイックミラー114は、ダイクロイックミラー113で反射された緑色光Gおよび青色光Bのうち、青色光Bを透過させるとともに緑色光Gを反射する。このように、ダイクロイックミラー113、114は、照明装置160から出射された光を赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bに分離する色分離光学系を構成している。
液晶ライトバルブ115は、ダイクロイックミラー113を透過して反射ミラー123で反射した赤色光Rを画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。液晶ライトバルブ115は、λ/2位相差板115a、第1偏光板115b、電気光学装置100(赤色用電気光学装置100R)、および第2偏光板115dを備えている。ここで、液晶ライトバルブ115に入射する赤色光Rは、ダイクロイックミラー113を透過しても光の偏光は変化しないことから、s偏光のままである。
λ/2位相差板115aは、液晶ライトバルブ115に入射したs偏光をp偏光に変換する光学素子である。第1偏光板115bは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。電気光学装置100(赤色用電気光学装置100R)は、p偏光を画像信号に応じた変調によってs偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。第2偏光板115dは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。従って、液晶ライトバルブ115は、画像信号に応じて赤色光Rを変調し、変調した赤色光Rをクロスダイクロイックプリズム119に向けて出射する。λ/2位相差板115aおよび第1偏光板115bは、偏光を変換させない透光性のガラス板115eに接した状態で配置されており、λ/2位相差板115aおよび第1偏光板115bが発熱によって歪むのを回避することができる。
液晶ライトバルブ116は、ダイクロイックミラー113で反射した後にダイクロイックミラー114で反射した緑色光Gを画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。液晶ライトバルブ116は、液晶ライトバルブ115と同様に、第1偏光板116b、電気光学装置100(緑色用電気光学装置100G)、および第2偏光板116dを備えている。液晶ライトバルブ116に入射する緑色光Gは、ダイクロイックミラー113、114で反射されて入射するs偏光である。第1偏光板116bは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。電気光学装置100(緑色用電気光学装置100G)は、s偏光を画像信号に応じた変調によってp偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。第2偏光板116dは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。従って、液晶ライトバルブ116は、画像信号に応じて緑色光Gを変調し、変調した緑色光Gをクロスダイクロイックプリズム119に向けて出射する。
液晶ライトバルブ117は、ダイクロイックミラー113で反射し、ダイクロイックミラー114を透過した後でリレー系120を経た青色光Bを画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。液晶ライトバルブ117は、液晶ライトバルブ115、116と同様に、λ/2位相差板117a、第1偏光板117b、電気光学装置100(青色用電気光学装置100B)、および第2偏光板117dを備えている。液晶ライトバルブ117に入射する青色光Bは、ダイクロイックミラー113で反射してダイクロイックミラー114を透過した後にリレー系120の2つの反射ミラー125a、125bで反射することから、s偏光となっている。
λ/2位相差板117aは、液晶ライトバルブ117に入射したs偏光をp偏光に変換する光学素子である。第1偏光板117bは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。電気光学装置100(青色用電気光学装置100B)は、p偏光を画像信号に応じた変調によってs偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。第2偏光板117dは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。従って、液晶ライトバルブ117は、画像信号に応じて青色光Bを変調し、変調した青色光Bをクロスダイクロイックプリズム119に向けて出射する。なお、λ/2位相差板117a、および第1偏光板117bは、ガラス板117eに接した状態で配置されている。
リレー系120は、リレーレンズ124a、124bと反射ミラー125a、125bとを備えている。リレーレンズ124a、124bは、青色光Bの光路が長いことによる光損失を防止するために設けられている。リレーレンズ124aは、ダイクロイックミラー114と反射ミラー125aとの間に配置されている。リレーレンズ124bは、反射ミラー125a、125bの間に配置されている。反射ミラー125aは、ダイクロイックミラー114を透過してリレーレンズ124aから出射した青色光Bをリレーレンズ124bに向けて反射する。反射ミラー125bは、リレーレンズ124bから出射した青色光Bを液晶ライトバルブ117に向けて反射する。
クロスダイクロイックプリズム119は、2つのダイクロイック膜119a、119bをX字型に直交配置した色合成光学系である。ダイクロイック膜119aは青色光Bを反射して緑色光Gを透過する膜であり、ダイクロイック膜119bは赤色光Rを反射して緑色光Gを透過する膜である。従って、クロスダイクロイックプリズム119は、液晶ライトバルブ115〜117のそれぞれで変調された赤色光Rと緑色光Gと青色光Bとを合成し、投射光学系118に向けて出射する。
なお、液晶ライトバルブ115、117からクロスダイクロイックプリズム119に入射する光はs偏光であり、液晶ライトバルブ116からクロスダイクロイックプリズム119に入射する光はp偏光である。このようにクロスダイクロイックプリズム119に入射する光を異なる種類の偏光としていることにより、クロスダイクロイックプリズム119において各液晶ライトバルブ115〜117から入射する光を合成できる。ここで、一般に、ダイクロイック膜119a、119bはs偏光の反射特性に優れている。このため、ダイクロイック膜119a、119bで反射される赤色光R、および青色光Bをs偏光とし、ダイクロイック膜119a、119bを透過する緑色光Gをp偏光としている。投射光学系118は、投影レンズ(図示略)を有しており、クロスダイクロイックプリズム119で合成された光をスクリーン111等の被投射部材に投射する。
[他の投射型表示装置]
上記投射型表示装置においては、透過型の電気光学装置100を用いたが、反射型の電気光学装置100を用いて投射型表示装置を構成してもよい。また、投射型表示装置においては、光源部として、各色の光を出射するLED光源等を用い、かかるLED光源から出射された色光を各々、別の液晶装置に供給するように構成してもよい。
[他の電子機器]
本発明を適用した電気光学装置100については、上記の電子機器の他にも、携帯電話機、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ、液晶テレビ、カーナビゲーション装置、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等の電子機器において直視型表示装置として用いてもよい。
1a 半導体層、1b ソース領域、1c ドレイン領域、1g チャネル領域、2 ゲート絶縁層、3a 走査線、3c ゲート電極、4a ソース電極、4b 第1ドレイン電極、5a データ線、5b 第2ドレイン電極、6a 容量線、7a 容量電極、9a 画素電極、10 第1基板、10f 画素間領域、10g 第1画素間領域、10h 第2画素間領域、20 第2基板、21 共通電極、30 画素トランジスター、41、42、43、44 層間絶縁膜、44c 貫通穴、45 層間絶縁膜、45e 凸部、45f 凸部の先端面、46 層間絶縁膜(第1絶縁膜)、47 絶縁膜(第2絶縁膜)、47a 開口部、50 液晶層、55 保持容量、55e 誘電体層、91a 第1透光性導電膜、91e、92e、93e 張り出し部、92a 第2透光性導電膜、93a 第1透光性導電膜、96a、97a 屈折率調整用誘電体膜、100 電気光学装置、100a 画素、110 投射型表示装置、460、470 平坦面

Claims (12)

  1. 透光性を有する基板と、
    前記基板の一方面側に設けられた透光性の画素電極と、
    前記基板と前記画素電極との間に設けられ、前記画素電極の透光領域を規定する遮光層と、
    を有し、
    前記画素電極は、少なくとも、第1透光性導電膜と、前記第1透光性導電膜の前記基板とは反対側に積層された屈折率調整用誘電体膜と、前記屈折率調整用誘電体膜の前記基板とは反対側に積層された第2透光性導電膜と、前記遮光層と平面視で重なる位置で前記第1透光性導電膜と前記第2透光性導電膜とを電気的に接続させる接続部と、を備えていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置において、
    前記接続部は、前記第1透光性導電膜および前記第2透光性導電膜が前記屈折率調整用誘電体膜の端部から張り出して接する部分であることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項2に記載の電気光学装置において、
    前記第1透光性導電膜と前記第2透光性導電膜とは同一の形状となるように設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項2または3に記載の電気光学装置において、
    前記接続部は、前記屈折率調整用誘電体膜の周りを囲むように設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の電気光学装置において、
    前記画素電極と前記基板との間で前記画素電極の側に向けて突出した凸部と、
    前記凸部の先端面に重なる導通部を備えた中継電極と、
    前記中継電極に対して前記基板とは反対側に設けられ、前記導通部を前記基板とは反対側に露出させる平坦面を備えた第1絶縁膜と、
    を有し、
    前記画素電極は、前記導通部の前記平坦面からの露出部分と接していることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置において、
    前記第1絶縁膜に対して前記基板とは反対側に前記凸部の高さより薄い膜厚で積層され、前記導通部と平面視で重なる開口部が形成された第2絶縁膜を有し、
    前記画素電極は、前記開口部を介して前記導通部に導通していることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の電気光学装置において、
    前記中継電極と平面視で重なるように設けられ、定電位が印加された容量電極と、
    前記第1電極と前記容量電極との間に積層された誘電体層と、
    を有することを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項7に記載の電気光学装置において、
    前記凸部は、前記容量電極と平面視で重なっていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    前記電気光学装置に照射される照明光を出射する光源部と、
    前記電気光学装置により変調された光を投射する投射光学系と、
    を有していることを特徴とする電子機器。
  11. 透光性を有する基板と、前記基板の一方面側に設けられた透光性の画素電極と、前記基板と前記画素電極との間に設けられ、前記画素電極の透光領域を規定する遮光層と、を有する電気光学装置の製造方法において、
    前記画素電極を形成する工程では、少なくとも、
    前記基板に第1透光性導電膜を形成する第1工程と、
    前記第1透光性導電膜の前記基板とは反対側に屈折率調整用誘電体膜を積層する第2工程と、
    前記屈折率調整用誘電体膜の前記遮光層と平面視で重なる領域をエッチングして前記第1透光性導電膜を部分的に露出させる第3工程と、
    前記屈折率調整用誘電体膜の前記基板とは反対側に第2透光性導電膜を積層し、前記第1透光性導電膜の前記屈折率調整用誘電体膜からの露出部分に前記第1透光性導電膜と前記第2透光性導電膜とを接続させる接続部を設ける第4工程と、
    少なくとも前記透光領域と平面視で重なる部分および前記接続部を残すように前記第1透光性導電膜および前記第2透光性導電膜をパターニングする第5工程と、
    を行うことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  12. 請求項11に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記第5工程では、前記第1透光性導電膜および前記第2透光性導電膜を同一の形状となるようにパターニングすることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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