JP2017003411A - 処理装置、処理方法及び配線基板の製造方法 - Google Patents

処理装置、処理方法及び配線基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機械的誤差に起因する位置ズレを補正できる処理装置、処理方法及び配線基板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る処理装置は、軸線を中心に回転する回転体と、回転体の軸線を中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象であるワークを保持する保持部と、保持部により保持されるとともに所定の処理位置に位置する前記ワークを処理する処理部とを備える処理装置であって、所定の処理位置におけるワークの位置である第1の位置及び所定の処理位置に位置するワークを保持する保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方を記憶する記憶部と、第1の位置及び第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正する第1の補正部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転体を利用した処理装置、処理方法及び配線基板の製造方法に関する。
ターンテーブルやインデックステーブル等の回転テーブル(回転体)を利用した処理装置が知られている。このような処理装置は、処理対象であるワーク(例えば、電子部品や配線基板等)を保持する保持部を回転テーブルに複数設け、搬入、検査、加工、搬出といった処理を並行してできるように構成されている。つまり、複数の処理を並行して行うことができるため、ワーク処理のスループットが向上する。
近年では、電子部品や配線基板等のワークの微細化進んでおり、ワークの処理位置の位置合わせ(補正)が重要となっている。このため、従来から種々の補正方法が提案されている。例えば、回転テーブルに被検査基板(ワーク)を固定する保持手段を複数設け、回転テーブルを所定の角度ずつ回転駆動することにより順次、位置ズレ検出位置、検査位置及び搬出位置に搬送して、ワークの並行処理を行う処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この補正方法では、位置ズレ検出位置において、位置ズレ検出手段により基準位置からのズレ量が検出される。そして、位置ズレ検出位置から検査位置に被検査基板が搬送されると、位置ズレ検出位置で検出される基準位置からのズレ量に基づいて検査冶具と被検査基板との相対位置が補正されて、この検査治具を介して被検査基板の配線の検査が行われる。
特開2002−277502号公報
しかしながら、実際の処理装置では、主に組み付け精度や部品精度により生じる機械的誤差が存在するため、例えば、回転テーブルが真円を描かずに偏心して回転する。このため、特許文献1に提案されるように、検査位置の手前で位置ズレ検出を行い、位置ズレ検出位置で検出される基準位置からの位置ズレ量に基づいて検査治具と被検査基板との相対位置を補正する方法では、上記機械的誤差による位置ズレを補正することができない。上述したように、近年では、電子部品や配線基板等のワークの微細化進んでいるため、このような機械的誤差による位置ズレが問題となる。
本発明は、上記の事情に対処してなされたものであり、機械的誤差に起因する位置ズレを補正できる処理装置、処理方法及び配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る処理装置は、軸線を中心に回転する回転体と、回転体の軸線を中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象であるワークを保持する保持部と、保持部により保持されるとともに所定の処理位置に位置するワークを処理する処理部とを備える処理装置であって、所定の処理位置におけるワークの位置である第1の位置及び所定の処理位置に位置するワークを保持する保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方を記憶する記憶部と、第1の位置及び第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正する第1の補正部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る処理装置によれば、所定の処理位置におけるワークの位置である第1の位置及び所定の処理位置に位置するワークを保持する保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方を記憶する記憶部を備え、第1の位置及び第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正しているので、処理装置の機械的誤差に起因する位置ズレを補正することができる。
本発明に係る処理装置は、保持部及び保持部に保持されたワークの位置の少なくとも一方を検出する第1の位置検出器と、第1の位置検出器により測定された保持部の第3の位置及び保持部に保持されるワークの第4の位置の少なくとも一方の第2の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正する第2の補正部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る処理装置によれば、保持部及び保持部に保持されたワークの位置の少なくとも一方を検出し、検出される保持部の第3の位置及び保持部に保持されるワークの第4の位置の少なくとも一方の第2の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正しているので位置ズレをさらに精度よく補正することができる。また、再現性の低い位置ズレも補正することができる。
本発明に係る処理方法は、軸線を中心に回転する回転体と、回転体の軸線を中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象であるワークを保持する保持部と、保持部により保持されるとともに所定の処理位置に位置するワークを処理する処理部とを備える処理装置を用いた処理方法であって、所定の処理位置におけるワークの位置である第1の位置及び所定の処理位置に位置するワークを保持する保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正することを特徴とする。
本発明に係る処理方法によれば、所定の処理位置におけるワークの位置である第1の位置及び所定の処理位置に位置するワークを保持する保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理部の位置及び保持部の位置の少なくとも一方を補正しているので、機械的誤差に起因する位置ズレを補正することができる。
本発明に係る配線基板の製造方法は、上記処理方法を用いることを特徴とする。
本発明に係る配線基板の製造方法によれば、機械的誤差に起因する配線基板の処理位置の位置ズレを補正することができる。このため、位置ズレに起因する不具合、例えば、電気特性検査等において、検査プローブが配線基板の端子と正常に当接しないといった不具合を抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、機械精度に起因する位置ズレを補正できる処理装置、処理方法及び配線基板の製造方法を提供することができる。
実施形態に係る処理装置の平面図。 実施形態に係る処理装置の正面図。 実施形態に係る制御機構の機能ブロック図。 実施形態に係る処理装置の動作を示すフローチャート図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、処理対象として配線基板を例に実施形態について説明するが、処理対象は、配線基板に限られない。
図1は、実施形態に係る処理装置100の平面図である。図2は、図1の処理装置100の正面図である。処理装置100は、回転テーブル110、搬入機構120、位置検出機構130、複数の処理機構140、搬出機構150、制御装置160を備える。
回転テーブル110は、軸線Cを中心に回転する回転体であり、図示しないモータ等からの駆動力を受けて所定の角度(本実施形態では、45度ステップ)で時計回りに回転動作する。回転テーブル110の周縁部には、45度毎に配線基板1を保持する保持部111〜118が設けられている。保持部111〜118は、処置装置100の処理対象である配線基板1(ワーク)を保持する。なお、処理装置100が備える保持部の数は、任意であり、8つに限られない。
搬入機構120は、処理位置L1に設けられており、図示しない容器もしくは前工程より配線基板1を取り出し、回転テーブル110の回転により処理位置L1に順次移動してくる保持部111〜118上に取り出した配線基板1を載置する。
位置検出機構130は、処理位置L2に設けられており、回転テーブル110の回転により処理位置L2に順次移動してくる保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)を検出する。ここで、保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)とは、例えば、配線基板1の位置決めマークを記した位置のことである。
位置検出機構130は、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary MOS)イメージセンサ等の固体撮像素子を備え、処理位置L2に位置する保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)を含む領域を撮像する。次に、位置検出機構130は、固体撮像素子で撮像された画像データから保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)を検出する。
具体的には、位置検出機構130は、固体撮像素子で撮像された画像データを二値化して、エッジを検出した後、パターンマッチング等の手法を用いて、保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)を認識した後、認識した第4の位置の座標(X、Y、θ)を検出する。
本実施形態では、位置の座標を表すのに横方向(X軸方向)、縦方向(Y軸方向)及び回転方向(θ軸方向)を用いるが、他の座標系(例えば、極座標系)を用いてもよい。また、第4の位置に位置決めマークを記す以外にも、特徴的な形状を有する領域(例えば、角部)の座標を第4の位置として、位置検出機構130で検出するようにしてもよい。
さらに、上記説明では、エッジを検出するために、撮像した画像データを二値化しているが、エッジの検出には、他の公知の手法、例えば、ラプラシアン変換(2次微分)、テンプレートマッチング等の手法を用いるようにしてもよい。
複数の処理機構140は、それぞれ処理位置L3〜L7に設けられ、電気特性検査や外観検査等、所定の処理を行う。なお、図2には、処理機構140の例として電気特性検査用の処理機構を示した。
電気特性検査用の処理機構140は、配線基板1の表面に設けられた複数の接続端子とそれぞれ当接する複数の検査プローブP1を有する上冶具141と、配線基板1の裏面に設けられた複数の接続端子とそれぞれ当接する複数の検査プローブP2を有する下冶具142とを備える。また、処理機構140は、上冶具141を駆動する第1の駆動部143と、下治具142を駆動する第2の駆動部144とを備える。
第1の駆動部143は、上冶具141を上下方向(Z軸方向)、横方向(X軸方向)、縦方向(Y軸方向)及び回転方向(θ軸方向)に駆動する。また、第2の駆動部144は、下冶具142を上下方向(Z軸方向)、横方向(X軸方向)、縦方向(Y軸方向)及び回転方向(θ軸方向)に駆動する。
処理機構140は、第1の駆動部143及び第2の駆動部144により上冶具141及び下冶具142を上下方向(Z軸方向)に駆動し、検査プローブP1,P2を配線基板1に当接させて電気特性検査を行う。この際、処理機構140は、第1の駆動部143及び第2の駆動部144は、上冶具141及び下冶具142を横方向(X軸方向)、縦方向(Y軸方向)及び回転方向(θ軸方向)にそれぞれ駆動し、位置ズレを補正する。
搬出機構150は、処理位置L8に設けられており、回転テーブル110の回転により処理位置L8に順次移動してくる保持部111〜118上に載置されている配線基板1をピックアップして図示しない容器へ収納するか、あるいは後工程へ受け渡す。
制御装置160は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)であり、処理装置100を制御する。図3は、制御装置160の機能ブロック図である。制御装置160は、通信部161と、記憶部162と、第1の補正部163と、第2の補正部164と、制御部165とを備える。なお、図3に示す機能は、メモリに記憶されているプログラムがCPU等の演算装置に読み込まれることにより実現される。
通信部161は、位置検出機構130で検出される処理位置L2に位置する保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)の座標(X、Y、θ)を受信する。
記憶部162には、処理位置L3〜L7における配線基板1を保持する保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標(X、Y、θ)と、処理位置L3〜L7における配線基板1を保持する保持部111〜118の基準位置(第1の基準位置)の座標(XR1、YR1、θR1)と、処理位置L2における保持部111〜118に保持される配線基板1の基準位置(第2の基準位置)の座標(XR2、YR2、θR2)が記憶されている。
さらに、記憶部162には、保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標(X、Y、θ)と第1の基準位置の座標(XR1、YR1、θR1)との位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)が記憶されている。この位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)は、後述する第1の補正部163が処理機構140による処理位置を補正する際に利用される。
ここで、保持部111〜118の位置(第2の位置)は、各処理位置L3〜L7において、処理機構140に換えて取り付けられた位置検出機構により予め測定された各保持部111〜118の位置決めマークを記した位置のことである。保持部111〜118の位置(第2の位置)は、処理位置L3〜L7ごとに保持部111〜118の数だけある。すなわち、記憶部162には、保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標(X、Y、θ)は、全部で40個記憶されている。
近年では、工場の生産性効率化のため高スループットだけでなく、フットプリント(設置面積)の狭い処理装置が求められている。このため、各処理位置L3〜L7には、処理機構140以外の機構を設けるスペースが確保することが難しく、保持部111〜118の位置(第2の位置)を検出する位置検出装置を処理機構140とは別に各処理位置L3〜L7に設けることはできない。
このため、本実施形態では、各処理位置L3〜L7において、処理機構140に換えて位置検出機構を取り付けて各保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標を予め測定することにより課題である機械的誤差を補正するようにしている。なお、この方法で補正できるのは、再現性の高い位置ズレである。
第1の基準位置は、各処理位置L3〜L7における各保持部111〜118の基準となる位置(機械的原点)のことである。第1の基準位置は、処理位置L3〜L7ごとに保持部111〜118の数だけある。すなわち、記憶部162には、第1の基準位置の座標(XR1、YR1、θR1)が全部で40個記憶されている。
第2の基準位置は、処理位置L2における各保持部111〜118に保持される配線基板1の基準となる位置(機械的原点)のことである。第2の基準位置は、保持部111〜118の数だけある。すなわち、記憶部162には、第2の基準位置の座標(XR2、YR2、θR2)は、全部で8個記憶されている。
第1の補正部163は、記憶部162に記憶されている保持部111〜118の位置(第2の位置)と第1の基準位置との位置ズレ量に基づいて処理機構140による処理位置を補正する。具体的には、第1の補正部163は、処理位置L3〜L7と保持部111〜118との組み合わせを確認し、記憶部162を参照して対応する組み合わせの位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)を取得する。
次に、第1の補正部163は、取得した位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)分だけ、処理機構140の位置をずらすように制御部165に指示する。例えば、処理位置L3に保持部111が位置する場合、第1の補正部163は、記憶部162に記憶されている位置ズレ量の組み合わせから処理位置L3、保持部111の組み合わせの位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)を取得して、該位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)分だけ処理機構140の位置をずらすように制御部165に指示する。
また、第2の補正部164は、処理位置L2に設けられた位置検出機構130により検出される保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)と、記憶部162に記憶されている第2の基準位置との位置ズレ量に基づいて処理機構140の位置を補正する。具体的には、第2の補正部164は、処理位置L2に設けられた位置検出機構130により検出される保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)の座標(X、Y、θ)と記憶部162に記憶されている第2の基準位置の座標(XR2、YR2、θR2)との位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)を保持部111〜118毎に算出し、算出した位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)分だけ、処理機構140の位置をずらすように制御部165に指示する。この補正により、再現性の低い位置ズレについても補正することができるため、位置ズレをさらに精度よく補正することができる。
ここで、位置検出機構130は、回転テーブル110が45度ステップで回転する度に、保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)を検出する。このため、位置検出機構130で検出される各保持部111〜118に保持される配線基板1の位置(第4の位置)の座標(X、Y、θ)は、回転テーブル110が一回転(360度)するたびに更新される。
制御部165は、処理装置100全体の動作を制御する。また、制御部165は、第1の補正部163及び第2の補正部164からの指示に基づいて、処理位置L3〜L7に設けられた処理機構140の位置を補正する。
ここで、処理機構140の位置を補正するとは、例えば、処理機構140が電気特性検査用である場合、駆動部143及び駆動部144により上冶具141及び下冶具142の横方向(X軸方向)方向、縦方向(Y軸方向)方向及び回転方向(θ軸方向)方向の位置ズレを補正することをいう。
(配線基板の製造方法)
図4は、実施形態に係る処理装置100の動作を示すフローチャート図である。以下、図1〜図4を参照して、処理装置100による配線基板1の製造方法について説明する。ここで、処理装置100の動作は、制御部165からの指示により制御される。なお、以下では、処理位置L1に保持部111が位置した状態からの処理装置100の動作について説明を行う。
初めに、搬入機構120は、図示しない容器もしくは前工程より配線基板1を取り出し、処理位置L1に位置する保持部111上に取り出した配線基板1を載置する(ステップS101)。次に、回転テーブル110が図示しないモータ等からの駆動力を受けて45度回転する(ステップS102)。
次に、位置検出機構130は、処理位置L2に位置する保持部111の所定位置を含む領域を撮像し、固体撮像素子で撮像された画像データから保持部111の所定位置を検出する(ステップS103)。また、処理位置L1では、搬入機構120により保持部112上に配線基板1が載置される。次に、回転テーブル110が図示しないモータ等からの駆動力を受けて45度回転する(ステップS104)。
次に、第1の補正部163は、記憶部162に記憶されている処理位置L3における保持部111の位置(第2の位置)と第1の基準位置との位置ズレ量に基づいて、処理位置L3における処理機構140の位置を補正する(ステップS105)。
次に、第2の補正部164は、ステップS103で位置検出機構130により検出される保持部111に保持される配線基板1の位置(第4の位置)と、記憶部162に記憶されている第2の基準位置との位置ズレ量に基づいて、処理位置L3における処理機構140の位置を補正する(ステップS106)。
制御部165は、第1の補正部163及び第2の補正部164から指示に基づいて、処理位置L3に設けられた処理機構140の位置を補正した後、処理機構140による処理が実行される(ステップS107)。また、処理位置L1では、搬入機構120により保持部113上に配線基板1が載置される。また、処理位置L2では、位置検出機構130により処理位置L2に位置する保持部112に保持される配線基板1の位置(第4の位置)が検出される。
その後も回転テーブル110が回転する毎に、処理位置L1では、搬入機構120により保持部114〜117上に配線基板1が載置され、処理位置L2では、位置検出機構130により処理位置L2に位置する保持部114〜116に保持される配線基板1の位置(第4の位置)が検出され、処理位置L3〜処理位置L7では、処理機構140の位置が補正された後、配線基板1の処理が行われる。
そして、保持部111が処理位置L8に到達すると、搬出機構150は、保持部111上に載置されている配線基板1をピックアップして図示しない容器へ収納するか、あるいは後工程へ受け渡す(ステップS108)。
制御部165は、処理対象である全ての配線基板1の処理が終了したかを確認し(ステップS109)、終了していない場合(ステップS109のNo)、ステップS101〜S108の動作を継続し、終了している場合(ステップS109のYes)、動作を終了する。
なお、上記説明では、第1の補正部163は、保持部111〜118の所定位置(第2の位置)と第1の基準位置との位置ズレ量に基づいて処理位置を補正しているが、保持部111〜118に保持される配線基板1(ワーク)の所定位置(第1の位置)と第1の基準位置との位置ズレ量に基づいて処理位置を補正するようにしてもよい。また、保持部111〜118の所定位置(第2の位置)と第1の基準位置との位置ズレ量及び保持部111〜118に保持される配線基板1(ワーク)の所定位置(第1の位置)と第1の基準位置との位置ズレ量の両方に基づいて処理位置を補正するようにしてもよい。
また、第2の補正部154は、保持部111〜118に保持される配線基板1の所定位置(第4の位置)と第2の基準位置との位置ズレ量に基づいて処理位置を補正しているが、保持部111〜118の所定位置(第3の位置)と第2の基準位置との位置ズレ量に基づいて処理位置を補正するようにしてもよい。また、保持部111〜118の所定位置(第3の位置)と第2の基準位置との位置ズレ量及び保持部111〜118に保持される配線基板1(ワーク)の所定位置(第4の位置)と第2の基準位置との位置ズレ量の両方に基づいて処理位置を補正するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、処理機構140の位置を補正しているが、保持部111〜118の位置を補正するように構成してもよい。また、処理機構140の位置及び保持部111〜118の位置の両方を補正するように構成してもよい。また、記憶部162に、保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標(X、Y、θ)と第1の基準位置の座標(XR1、YR1、θR1)との位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)を記憶せずに、上記位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)を第1の補正部163で算出するようにしてもよい。
また、記憶部162には、処理位置L3〜L7における配線基板1を保持する保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標(X、Y、θ)及び処理位置L3〜L7における配線基板1を保持する保持部111〜118の基準位置(第1の基準位置)の座標(XR1、YR1、θR1)を記憶せずに、保持部111〜118の位置(第2の位置)の座標(X、Y、θ)と第1の基準位置の座標(XR1、YR1、θR1)との位置ズレ量(ΔX、ΔY、Δθ)及び処理位置L2における保持部111〜118に保持される配線基板1の基準位置(第2の基準位置)の座標(XR2、YR2、θR2)のみを記憶するようにしてもよい。
さらに、すべての処理位置L3〜L7に処理装置140を設ける必要はない。また、配線基板1の保持部111〜118への載置及び保持部111〜118からのピックアップを同一の処理位置(例えば、処理位置L1)で行うようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係る処理装置100は、軸線Cを中心に回転する回転テーブル110と、回転テーブル110の軸線Cを中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象である配線基板1を保持する保持部111〜118と、保持部111〜118により保持されるとともに所定の処理位置L3〜L7に位置する配線基板1を処理する処理機構140とを備える処理装置であって、所定の処理位置L3〜L7における配線基板1の位置である第1の位置及び所定の処理位置L3〜L7に位置する配線基板1を保持する保持部111〜118の位置である第2の位置の少なくとも一方を記憶する記憶部162と、第1の位置及び第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理機構140の位置及び保持部111〜118の位置の少なくとも一方を補正する第1の補正部163と、を有している。このため、処理装置100の機械的誤差に起因する位置ズレを精度よく補正することができる。
また、本実施形態に係る処理装置100は、保持部111〜118及び保持部111〜118に保持された配線基板1の位置の少なくとも一方を検出する第1の位置検出機構130と、第1の位置検出機構130により測定された保持部111〜118の第3の位置及び保持部111〜118に保持される配線基板1の第4の位置の少なくとも一方の第2の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理機構140の位置及び保持部111〜118の位置の少なくとも一方を補正する第2の補正部164とを有している。このため、位置ズレをさらに精度よく補正することができる。また、再現性の低い位置ズレも補正することができる。
また、本実施形態に係る処理方法は、軸線Cを中心に回転する回転テーブル110と、回転テーブル110の軸線Cを中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象である配線基板1を保持する保持部111〜118と、保持部111〜118により保持されるとともに所定の処理位置に位置する配線基板1を処理する処理機構140とを備える処理装置100を用いた処理方法であって、所定の処理位置L3〜L7における配線基板1の位置である第1の位置及び所定の処理位置L3〜L7に位置する配線基板1を保持する保持部111〜118の位置である第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、処理機構の位置及び保持部111〜118の位置の少なくとも一方を補正する。
このため、機械的誤差に起因する位置ズレを補正することができる。この結果、位置ズレに起因する不具合、例えば、電気特性検査等において、検査プローブP1,P2が配線基板1の端子と正常に当接しないといった不具合を抑制することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、本発明の一例であり、発明の範囲を限定することを意図するものではない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を変更しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
100…処理装置
110…回転テーブル
111〜118…保持部
120…搬入機構
130…位置検出機構
140…処理機構
150…搬出機構
160…制御装置
161…通信部
162…記憶部
163…第1の補正部
164…第2の補正部
165…制御部

Claims (4)

  1. 軸線を中心に回転する回転体と、前記回転体の前記軸線を中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象であるワークを保持する保持部と、前記保持部により保持されるとともに所定の処理位置に位置する前記ワークを処理する処理部とを備える処理装置であって、
    前記所定の処理位置における前記ワークの位置である第1の位置及び前記所定の処理位置に位置する前記ワークを保持する前記保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方を記憶する記憶部と、
    前記第1の位置及び前記第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、前記処理部の位置及び前記保持部の位置の少なくとも一方を補正する第1の補正部と、
    を有することを特徴とする処理装置。
  2. 前記保持部及び前記保持部に保持された前記ワークの位置の少なくとも一方を検出する第1の位置検出器と、前記第1の位置検出器により測定された前記保持部の第3の位置及び前記保持部に保持される前記ワークの第4の位置の少なくとも一方の第2の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、前記処理部の位置及び前記保持部の位置の少なくとも一方を補正する第2の補正部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 軸線を中心に回転する回転体と、前記回転体の前記軸線を中心とする円周上に所定の間隔で設けられ、処理対象であるワークを保持する保持部と、前記保持部により保持されるとともに所定の処理位置に位置する前記ワークを処理する処理部とを備える処理装置を用いた処理方法であって、
    前記所定の処理位置における前記ワークの位置である第1の位置及び前記所定の処理位置に位置する前記ワークを保持する前記保持部の位置である第2の位置の少なくとも一方の第1の基準位置からの位置ズレ量に基づいて、前記処理部の位置及び前記保持部の位置の少なくとも一方を補正することを特徴とする処理方法。
  4. 請求項3に記載の処理方法を用いた配線基板の製造方法。
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