JP2017001715A - 梱包装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】板状のパッドと必要最小限の大きさの緩衝材を用いてコスト低減を図りながら、緩衝材の浮き上がりと位置ずれが発生しにくい梱包装置を提供する。
【解決手段】パレット11と、その上に載置された板パッド12と、その上に配置された複数の緩衝材13〜16と、外装箱17とを備え、それぞれの緩衝材13〜16の底面に係合凸部が形成されていると共に、板パッド12に緩衝材13〜16の係合凸部が挿入される複数の係合孔が形成されている。係合孔は係合凸部と同じか少し小さい大きさに形成され、かつ、係合孔の周囲に複数のスリットが放射状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パレットと、パレット上に載置された板パッドと、板パッドの上に配置された複数の緩衝材と、パレット、板パッド、及び複数の緩衝材を上方から覆う外装箱とを備えた梱包装置に関する。
このような梱包装置は、例えば特許文献1に記載されているように、複写機、プリンター、複合機等の比較的大型の精密機械の輸送用梱包箱として使用される。通常は木製の板材や角材を組み合わせて作られたパレットの上に、例えば段ボール製の板パッドを載置し、その上に発泡スチロールの成形品である複数の緩衝材を配置する。保護用のプラスチック袋が被せられた梱包対象の製品を複数の緩衝材の上に載置し、これら全体を覆うように、下面が開口した段ボール製の外装箱を被せ、例えばプラスチックテープや紐を用いてパレットと外装箱を一体として固定する。
また、発明者らが知る第1の梱包装置として図10に示すようなものがある。この梱包装置では、パレット101の上に角皿状の段ボール製のパッド102を載置し、その四隅に4個の緩衝材103〜106を載置している。これら4個の緩衝材103〜106が梱包対象の製品の底部四隅を支持する。なお、梱包対象の製品や外装箱は図10では省略されている。
この梱包装置では、4個の緩衝材103〜106の位置決めを容易にするために、段ボール製のパッド102の四辺を立ち上げて、角皿状に形成しているので、その分厚さが大きくなり、梱包材全体の小型化、薄型化にとって障害となる。また、梱包作業中に、緩衝材103〜106が浮き上がったり、内側にずれたりして、作業性が悪くなる要因となる。
第2の梱包装置として、図11に示すものがある。この梱包装置は、図10に示した第1の梱包装置の短所の改善を図ったものである。パレット101は第1の梱包装置のものと同じであるが、段ボール製のパッド112は四辺を立ち上がり部が無い板状のものであり、その上に載置される2個の緩衝材113、114が梱包対象の製品の底部の前後(又は左右)を支持するように構成されている。
また、パッド112には緩衝材113、114の位置決め用の孔112Aが形成され、緩衝材113、114の底面には、孔112Aに挿入される円柱状の突起が形成されている。円柱状の突起の外径は孔112Aの径より少し小さく設定され、両者間にクリアランスが確保されている。
しかし、上記のクリアランスに起因して、第2の梱包装置でも、梱包作業中に緩衝材113、114が浮き上がり水平方向の位置ずれが発生して、作業性が悪くなることがある。また、緩衝材113、114が製品の底部の前後(又は左右)の辺を支持するものであることから、四隅のみを支持する第1の梱包装置の緩衝材103〜106に比べて、全体として大きくなり、その分コスト高になる。
特開平7−205989号公報
本発明は、上記のような課題に鑑み、図10及び11に示した第1及び第2の梱包装置の利点を兼ね備えながら、緩衝材の浮き上がりと位置ずれが発生しにくい梱包装置、すなわち、板状のパッドと必要最小限の大きさの緩衝材を用いてコスト低減を図りながら、梱包作業性の改善が可能な梱包装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の梱包装置は、パレットと、前記パレット上に載置された板パッドと、前記板パッドの上に配置された複数の緩衝材と、前記パレット、板パッド、及び複数の緩衝材を上方から覆う外装箱とを備え、前記複数の緩衝材のそれぞれの底面に係合凸部が形成されていると共に、前記板パッドに前記緩衝材の係合凸部が挿入される複数の係合孔が形成され、前記係合孔は前記係合凸部と同じか少し小さい大きさに形成され、かつ、前記係合孔の周囲に複数のスリットが放射状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の梱包装置は、請求項1に記載の梱包装置において、前記パレットは、前記板パッドの切り欠き部を介して前記緩衝材に係合する位置決め部材を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の梱包装置は、請求項1に記載の梱包装置において、前記板パッドが段ボール製であることを特徴とする。
請求項4に記載の梱包装置は、請求項1に記載の梱包装置において、前記係合孔の周囲に放射状に形成された複数のスリットの長さが放射方向によって異なることを特徴とする。
請求項5に記載の梱包装置は、請求項1に記載の梱包装置において、前記係合孔の形状が円、長円、又は楕円であることを特徴とする。
請求項6に記載の梱包装置は、請求項1に記載の梱包装置において、前記複数の係合孔のそれぞれに形成された複数のスリットの長さが前記係合孔の位置によって異なることを特徴とする。
請求項7に記載の梱包装置は、請求項1に記載の梱包装置において、前記複数の係合孔のそれぞれに形成された複数のスリットが、隣接スリット間の角度が鋭角になるように形成された5本以上のスリットであることを特徴とする。
請求項1に記載の梱包装置によれば、板状のパッドと必要最小限の大きさの緩衝材を用いてコスト低減を図りながら、梱包作業性の改善が可能な梱包装置を提供することができる。つまり、四辺の立ち上がり部が無い板パッドであっても、複数の緩衝材のそれぞれの底面に係合凸部が形成されていると共に、板パッドに緩衝材の係合凸部が挿入される複数の係合孔が形成されているので、位置決めが容易である。しかも、係合孔は係合凸部と同じか少し小さい大きさに形成され、かつ、係合孔の周囲に複数のスリットが放射状に形成されているので、板パッドの係合孔に複数の緩衝材のそれぞれの係合凸部が上から挿入されるときに、係合孔の周囲に形成された複数の放射状スリットによって分割された複数の部分(舌部)が下向きに曲がるように変形して係合凸部の周囲に係合するので、係合凸部が係合孔から抜け難くなる。その結果、位置決め(仮止め)された複数の緩衝材が浮き上がり難くなるので、梱包作業の作業性がよくなる。
請求項2に記載の梱包装置によれば、板パッドの切り欠き部を介して緩衝材に係合する位置決め部材がパレットに備えられているので、パレット及び板パッドに対する緩衝材の位置決めが一層容易であり、位置ずれが発生しにくい。
請求項3に記載の梱包装置によれば、板パッドが段ボール製であるので、コスト面で有利である。なお、板パッドの材質として、段ボールの他に樹脂シート等が考えられる。
請求項4に記載の梱包装置によれば、係合孔の周囲に放射状に形成された複数のスリットの長さを放射方向によって変えることにより、放射状スリットによって分割された複数の部分(舌部)の変形可能な量を方向によって変えることができる。例えば内側方向のスリットの長さに比べて外側方向へのスリットの長さを短くすれば、舌部の変形可能な量が内側方向より外側方向で小さくなるので、緩衝材の水平方向の位置が外側へずれ難くなる。これにより、外装箱を被せるときの作業性が良くなる。
請求項5に記載の梱包装置によれば、係合孔の形状が円、長円、又は楕円であることから、角孔である場合と比較して、板パッドの係合孔に緩衝材の係合凸部が上から挿入されるときに、係合孔の周囲に放射状に形成された複数のスリットによって分割された複数の部分(舌部)が均一に変形しやすくなり、したがって係合凸部と係合孔との係合が円滑かつ均一に行われる。
請求項6に記載の梱包装置によれば、複数の係合孔のそれぞれに形成された複数のスリットの長さを係合孔の位置によって変えることにより、緩衝材の水平方向の位置ずれの起こりやすさを複数の緩衝材の間で互いに異ならせることができる。例えば、製品の後側が前側に比べて重い場合に、後側の係合孔のスリットの長さを前側の係合孔のスリットの長さより小さくすれば、後側の緩衝材は前側の緩衝材に比べて水平方向の位置ずれが生じ難くなる。
請求項7に記載の梱包装置によれば、複数の係合孔のそれぞれに形成された複数のスリットが、隣接スリット間の角度が鋭角(90度未満)になるように形成された5本以上のスリットであることから、板パッドの係合孔に緩衝材の係合凸部が上から挿入されるときに、係合孔の周囲に放射状に形成された複数のスリットによって分割された複数の部分(舌部)が均一に変形しやすくなり、したがって係合凸部と係合孔との係合が円滑かつ均一に行われる。
本発明の実施形態に係る梱包装置の全体を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る梱包装置の要部を示す分解斜視図である。 図2に示す複数の緩衝材のうちの一つを底面側から見た斜視図である。 図2に示す板パッドの平面図である。 板パッドの係合孔の周囲に形成されたスリットの例を示す平面図である。 変形例に係る板パッドの平面図である。 別の変形例に係る板パッドの平面図である。 さらに別の変形例に係る板パッドの平面図である。 本発明の別実施形態に係る梱包装置の要部を示す斜視図である。 従来例に係る梱包装置の要部を示す斜視図である。 別の従来例に係る梱包装置の要部を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る梱包装置を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、あくまで説明の便宜のためであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1に本発明の実施形態に係る梱包装置の全体を分解斜視図で示す。また、図2に、本実施形態に係る梱包装置の要部を分解斜視図で示す。本実施形態の梱包装置は、複写機、プリンター、複合機等の比較的大型の精密機械(以下製品という)10の輸送用梱包箱として使用されるものであり、パレット11と、パレット11上に載置された板パッド12と、板パッド12の上に配置された複数の緩衝材13〜16と、外装箱17とを備えている。
パレット11は木製の板材や角材を組み合わせて作られる一般的なものであるが、その上面の四隅に角材片を固定して位置決め部材11Aとしている。板パッド12は段ボールを打ち抜き加工して形成されるが、例えばプラスチックシート等で形成してもよい。板パッド12の四隅にはパレット11の位置決め部材11Aに係合する(位置決め部材11Aを逃げる)切り欠き部12Aが形成され、その内側には4個の係合孔12Bが形成されている。
緩衝材13〜16は、発泡スチロールの成形品であり、製品10の底部の四隅に当接して支持するように、四隅の形状に合わせてそれぞれ形成されている。緩衝材13〜16の下面には、図3に示すようにパレット11の位置決め部材11Aに係合する係合凹部REが形成されている。図3は、図2に示す複数の緩衝材13〜16のうちの右前の緩衝材15を底面側から見た斜視図である。緩衝材15の下面の一隅部に係合凹部REが形成され、その反対側の隅部には円柱状の係合凸部PRが形成されている。
図1及び図2に矢印で示すように、パレット11の上面に板パッド12を載置し、その上に緩衝材13〜16をセットする。この際、各緩衝材13〜16の係合凸部PRが板パッド12の係合孔12Bに挿入されて係合すると共に、パレット11の上面の四隅に設けられた位置決め部材11Aが板パッド12の四隅の切り欠き部12Aを介して緩衝材13〜16の下面の係合凹部REに係合する。このようにして、パレット11、板パッド12、及び緩衝材13〜16が一体化し、その上に製品10が置かれると、製品10の下面の四隅が緩衝材13〜16によって支持される。なお、製品10には予め保護用のプラスチック袋(図示せず)が被せられている。この後、下面が開口した段ボール製の外装箱17が被せられ、製品10を収容したパレット11と外装箱17が一体としてプラスチックテープや紐で固定される。
図4は、板パッド12の平面図である。板パッド12の四隅に前述の切り欠き部12Aが形成され、それらの内側に4個の係合孔12Bが形成されている。係合孔12Bの径は緩衝材13〜16の係合凸部PRの外径と同じか少し小さい値に設定されており、係合孔12Bの周囲に複数(図示の例では12本)のスリット12Cが放射状に形成されている。
したがって、板パッド12の係合孔12Bに緩衝材13〜16のそれぞれの係合凸部PRが上から挿入されるときに、係合孔12Bの周囲に放射状に形成された複数のスリット12Cによって分割された複数の部分(舌部)12Dが下向きに曲がるように変形して係合凸部PRの周囲に係合するので、係合凸部PRが係合孔12Bから抜け難くなる。その結果、位置決め(仮止め)された複数の緩衝材13〜16が浮き上がり難くなるので、梱包作業の作業性がよくなる。
なお、図4に示す例では係合孔12Bの周囲に12本のスリット12Cが等角度間隔で放射状に形成されているが、スリット12Cの本数は適宜変更可能である。図5に、スリット12Cの本数を変えた例を示す。図5(a)、図5(b)、及び図5(c)はスリット12Cの本数が12本、8本、及び6本の場合の例をそれぞれ示している。但し、隣接スリット間の角度が鋭角(90度未満)になるように、5本以上のスリット12Cを等角度間隔で放射状に形成することが好ましい。これによって、複数のスリット12Cによって分割された複数の部分(舌部)12Dが均一に変形しやすくなり、したがって係合凸部PRと係合孔12Bとの係合が円滑かつ均一に行われる。スリット12Cの本数が4本以下になると、つまり隣接スリット間の角度が90度以上になると、複数の舌部12Dが均一に変形しない可能性が高くなる。
また、図4及び図5に示す例では板パッド12に形成された4個の係合孔12Bは円形であるが、係合孔12Bの形状は円形に限らず、長円形又は楕円形であってもよい。図6に、係合孔12Bの形状を長円形とした変形例を示す。係合孔12Bの形状が円、長円、又は楕円であれば、角孔である場合と比較して、板パッド12の係合孔12Bに緩衝材13〜16の係合凸部PRが上から挿入されるときに、係合孔12Bの周囲に放射状に形成された複数のスリット12Cによって分割された複数の部分(舌部)が均一に変形しやすくなり、したがって係合凸部PRと係合孔12Bとの係合が円滑かつ均一に行われる。なお、係合孔12Bの形状が長円形又は楕円形である場合は、それに合わせて係合凸部PRの断面形状も長円形又は楕円形とすることが好ましい。
また、図4及び図5に示す例では板パッド12に形成された4個の係合孔12Bの周囲に放射状に形成された複数のスリット12Cの長さはすべて同じであるが、放射方向によってスリット12Cの長さを変えるようにしてもよい。そのような変形例を図7に示す。この変形例の板パッド12では、前後方向(図7では上下方向)において内側に向かうスリット12C(12C1)の長さに比べて外側に向かうスリット12C(12C2)の長さが短くなるように、各係合孔12Bの周囲の複数のスリット12Cを形成している。これにより、複数のスリット12Cによって分割された複数の部分(舌部)の変形可能な量が内側方向より外側方向で小さくなるので、緩衝材の水平方向の位置が外側へずれ難くなる。これにより、外装箱を被せるときの作業性が良くなる。
また、図8に示す更に別の変形例のように、スリット12Cの長さを係合孔12Bの位置によって変えるようにしてもよい。この変形例の板パッド12では、前後方向(図8では上下方向)における後側(上側)の係合孔12Bの周囲に形成された複数のスリット12C3の長さが前側(下側)の係合孔12Bの周囲に形成された複数のスリット12C4の長さより短くなるようにしている。この結果、後側の2個の緩衝材13,14は前側の緩衝材15,16に比べて水平方向の位置ずれが生じ難くなる。このような変形例は、例えば、製品10の後側が前側に比べて重い場合に有効である。
以上に説明した本発明の実施形態はあくまで一例であって、説明の中で適宜述べた変形例に限らず、種々の変形が可能である。例えば、本実施形態の梱包装置は4個の緩衝材13〜16で製品10の底部の四隅を支持するように構成されているが、本発明の適用範囲はこのような構造の梱包装置に限るわけではない。例えば、図9に示す別実施形態のように、製品10の底部の前側両端部を2個の緩衝材15,16で支持し、後側を1個の緩衝材20で支持する構造の梱包装置にも本発明を適用することができる。
図9は別実施形態に係る梱包装置の要部を示す斜視図であり、パレット11の上に板パッド12が載置され、その上に3個の緩衝材15,16,20が組み合わされて一体となった状態を示している。この実施形態でも、上記の実施形態と同様に、緩衝材15,16,20の底面に係合凸部PRを形成し、これらの係合凸部PRが挿入される係合孔12Bを板パッド12に形成し、係合孔12Bの径を係合凸部PRの外径と同じか少し小さい大きさとし、係合孔12Bの周囲に複数のスリット12Cを放射状に形成することにより、前述のような作用効果を奏することができる。
つまり、複数の緩衝材15,16,20の位置決めが容易になると共に、係合凸部PRが係合孔12Bから抜け難くなるので、位置決め(仮止め)された複数の緩衝材15,16,20が浮き上がり難く、梱包作業の作業性がよくなる。なお、図9に示す梱包装置は製品10の前側に比べて後側が重い場合に適している。つまり、後側の緩衝材は左右に分割しないで製品10の後側の底部全体を1個の緩衝材20で支持しているので、緩衝材のコストは少し高くなるが、後側の重量による変形に耐えやすくなる。逆に製品10の前側が重い場合は前側の底部全体を1個の緩衝材で支持するように構成すればよい。また、製品10の左右方向に重さの偏りがある場合は、重い方の側(左側又は右側)の底部全体を1個の緩衝材で支持するように構成すればよい。
以上に本発明の実施形態とその変形例について説明したが、各部の形状や構造等は図面を参照しながら説明した具体的なものに限定されるわけではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
11 パレット
11A 位置決め部材
12 板パッド
12A 切り欠き部
12B 係合孔
12C スリット
13〜16,20 緩衝材
17 外装箱
PR 係合凸部

Claims (7)

  1. パレットと、前記パレット上に載置された板パッドと、前記板パッドの上に配置された複数の緩衝材と、前記パレット、板パッド、及び複数の緩衝材を上方から覆う外装箱とを備え、前記複数の緩衝材のそれぞれの底面に係合凸部が形成されていると共に、前記板パッドに前記緩衝材の係合凸部が挿入される複数の係合孔が形成され、前記係合孔は前記係合凸部と同じか少し小さい大きさに形成され、かつ、前記係合孔の周囲に複数のスリットが放射状に形成されていることを特徴とする梱包装置。
  2. 前記パレットは、前記板パッドの切り欠き部を介して前記緩衝材に係合する位置決め部材を備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の梱包装置。
  3. 前記板パッドが段ボール製であることを特徴とする
    請求項1に記載の梱包装置。
  4. 前記係合孔の周囲に放射状に形成された複数のスリットの長さが放射方向によって異なることを特徴とする
    請求項1に記載の梱包装置。
  5. 前記係合孔の形状が円、長円、又は楕円であることを特徴とする
    請求項1に記載の梱包装置。
  6. 前記複数の係合孔のそれぞれに形成された複数のスリットの長さが前記係合孔の位置によって異なることを特徴とする
    請求項1に記載の梱包装置。
  7. 前記複数の係合孔のそれぞれに形成された複数のスリットは、隣接スリット間の角度が鋭角になるように形成された5本以上のスリットであることを特徴とする
    請求項1に記載の梱包装置。
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