JP2017001693A - 容器への小袋添付装置 - Google Patents

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光仁 川田
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圭太 加藤
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Shinji Nagaya
長屋  真司
幸夫 水谷
Yukio Mizutani
幸夫 水谷
正和 伊串
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正和 伊串
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Takeo Matsui
武夫 松井
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儀幸 安竹
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Abstract

【課題】小袋の性状に左右されることなく小袋を容器に安定的に貼り付ける。【解決手段】小袋添付装置は、容器10を搬送する容器コンベヤ20と、粘着テープ12を所定長さ毎に切断して得られるテープ片14を、その粘着面を外側に臨ませて、吸着コンベヤ46で所定間隔毎に容器コンベヤ20の小袋添付位置に向けて送るテープ供給手段22と、吸着コンベヤ46により吸着保持されたテープ片14の粘着面に、小袋16を貼り付ける小袋供給手段24とを備えている。容器10の前部に位置付けられた小袋16から延出するテープ片14の端部を、テープ貼付手段26により容器10に貼り付ける。【選択図】図1

Description

この発明は、調味料やタレなどを詰めた小袋を、惣菜や弁当などを収容した容器に、粘着テープで貼り付ける小袋添付装置に関するものである。
コンビニエンスストアなどにおいて、弁当や惣菜などの内容物を詰め合わせた容器は、その内容物を食するために必要な箸、あるいは、餃子のタレ、ソース、マヨネーズ、からしなどのような様々な調味料やきざみ海苔などを収容した小袋がテープで貼り付けられた状態で陳列販売されている。小袋を容器に添付する装置としては、連続テープに所定間隔毎に小袋を貼り付けた後に、昇降動する引き出し手段で連続テープの先端を挟んで下方へ引き出すものが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示の装置は、引き出し手段で容器搬送路に交差して上下に張架した連続テープを、上下の端部間に小袋を貼り付けたテープ片となるように切断し、このテープ片の引き出し経路を横切るように容器を搬送することで、テープ片の上下の端部を容器に貼り付けて、小袋を容器に添付している。
特開2014−237471号公報
特許文献1の装置は、小袋を貼り付けた連続テープを引き出してから連続テープをカッターで所定長さに切断するので、連続テープへの小袋の貼り付け位置が何らかの影響でカッターの切断位置側へずれると、連続テープを切断する際に誤って小袋まで切断するおそれがある。また、小袋が液体などを詰めた比較的重量のあるものである場合に、小袋の貼り付け位置が連続テープの先端側へずれて小袋が先端と重なり、引き出し手段のクランプ不良や容器への貼り付け不良などを招くおそれがある。更に、昇降動する引き出し手段によりテープの先端を挟んで容器搬送路に引き出す構成であると、引き出し手段の動作に係るサイクルタイムが必要となり、容器への小袋の貼り付けについて高速処理に対応できない。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、小袋の性状に左右されることなく小袋を容器に安定的に貼り付けることができると共に、高速処理にも対応できる容器への小袋添付装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の容器への小袋添付装置は、
容器を搬送する容器コンベヤと、
供給源から引き出した粘着テープを所定長さ毎に切断して得られるテープ片を、テープ粘着面を外側に臨ませて所定間隔毎に負圧により吸着保持した状態で下側走行部の小袋添付位置へ送る吸着コンベヤと、
該吸着コンベヤに吸着保持したテープ片の粘着面に対して小袋搬送コンベヤで搬送される小袋を貼り付ける小袋供給手段と、
前記小袋添付位置を過ぎて吸着コンベヤの負圧の解除により解放されたテープ片の始端部を引っ張ってテープ片を容器搬送路と交差するように張設する張設手段とを備え、
前記小袋供給手段は、前記小袋搬送コンベヤの搬送終端から小袋を受け入れる保持体と、該保持体内の小袋をテープ片の粘着面に押し付ける押付部材とを備え、
前記吸着コンベヤは、前記小袋供給手段で貼り付けた小袋と共にテープ片を前記小袋供給位置まで吸着して搬送し、
前記容器コンベヤと吸着コンベヤの下側走行部との間に容器を進入して容器天面に、小袋から延出するテープ片の終端部を吸着コンベヤによって押し付けると共に、前記張設手段で張設したテープ片の始端部を容器の表面に押し付けて、小袋をテープ片で容器に添付するよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、切断済みのテープ片に小袋を貼り付ける構成であるので、小袋を誤って切断することがなく、また、小袋の重量の影響を受けにくく、小袋を容器の所定位置に安定して添付することができる。テープ片を吸着コンベヤで吸着保持して搬送する過程で、保持体で保持した小袋を押付部材で押し付けてテープ片に貼り付ける構成であるので、テープ片に対する小袋の貼り付け位置がずれにくく、テープ片において小袋の両側に延出する容器への貼り付け代を、規定長さに合わせて確保することができる。そして、吸着コンベヤによる吸着保持を解放することで、テープ片の始端部を容器搬送路と交差するように上下に延在させることが可能であるので、テープ片の引き出しにかかるサイクルタイムを短縮して、高速処理にも対応できる。
請求項2に係る発明では、前記張設手段は、テープ片の始端部を、負圧により前記容器コンベヤの容器搬送面より下側へ引っ張る構成としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、張設手段のエア吸引によりテープ片の始端部を下方へ引っ張るだけの簡単な構成によりテープ片の始端部に対してテンションをかけた状態でテープ片の始端部を容器の底面に対しても貼り付けることができる。
請求項3に係る発明では、前記張設手段でテープ片が上下に張設されている小袋添付位置を通過した容器の前面から底面に亘って、テープ片の始端部を引っ張りながら容器表面にテープ片に押さえ付ける押付ローラを設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、押付ローラによりテープ片を容器の前面から底面に亘って押さえる構成とすることで、テープ片の始端部が容器底面に至った場合でも貼付不良になるのを防止することができる。
請求項4に係る発明では、前記容器コンベヤは、前記小袋添付位置を挟んで搬送方向に隣り合う第1送りコンベヤと第2送りコンベヤとを有し、
前記第1送りコンベヤの搬送終端と前記第2送りコンベヤの搬送始端との間に、前記テープ片の始端部を引っ張る張設手段を備え、該張設手段のエア吸引口と前記押付ローラを、搬送下流に向けて順に設けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、吸着コンベヤに保持されて搬送されてきたテープ片の始端部を、張設手段により容器搬送路と交差するよう下方に引き下ろすことができると共に、容器が小袋添付位置を過ぎて下流へ搬送される際にテープ片の始端部を押付ローラにより容器に押し付けて良好に貼り付けることができる。
請求項5に係る発明では、前記吸着コンベヤは、前記小袋供給手段によりテープ片に小袋を貼り付ける位置から前記下側走行部へ移行する転向部へ向かうにつれて容器の搬送方向下流側へ傾く貼付走行部を備え、
前記貼付走行部の傾斜に合わせて、小袋をテープ片に押し付け可能に前記保持体による小袋の保持姿勢を傾斜させるよう構成したことを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、小袋を受け入れて保持する保持体の傾斜角に対して貼付走行部を傾ける構成とすることで、押付部材による小袋をテープ片へ押し付ける際に小袋の姿勢を乱すことなく安定して行うことができる。
請求項6に係る発明では、前記吸着コンベヤにおける前記下側走行部へ移行する転向部以降の下側走行部において容器の前部を容器コンベヤとで挟んで容器コンベヤを一時停止することを特徴とする。
請求項6に係る発明によれば、容器の前部が転向部以降の下側走行部により押さえられた状態で、容器コンベヤによる容器の搬送を一時停止させるので、容器への小袋の添付位置がずれることを防止して小袋を容器にテープ止めすることがより安定してできる。
請求項7に係る発明では、前記容器コンベヤにおいて前記張設手段でテープ片の始端部が張設される小袋添付位置を挟んで搬送方向に隣り合う第1送りコンベヤの搬送終端と第2送りコンベヤの搬送始端との間に設けた張設手段の上流に、一時停止した容器の底面を支持するベッドを設けたことを特徴とする。
請求項7に係る発明によれば、ベッドで底面が支持されて停止した容器の天面を、吸着コンベヤで押さえることで、容器の表面に対して小袋が位置ずれするのを防止して、テープ片を容器に正確に貼り付けることができる。
請求項8に係る発明では、前記吸着コンベヤは吸着ベルトを備え、該吸着ベルトの通孔に生じた負圧を解除した後に通孔からエアを噴出して、吸着ベルトからテープ片の始端部を剥がすよう構成したことを特徴とする。
請求項8に係る発明によれば、吸着ベルトに開設されて負圧による吸引に用いる通孔を利用してエアを噴出することで、静電気による影響で吸着ベルトからのテープ片の離間不良を防止することができる。
請求項9に係る発明では、前記テープ供給手段と前記小袋供給手段および前記容器コンベヤとを、前記容器コンベヤによる容器の搬送ラインと容器の幅と高さとに対応して容器に対する小袋の添付位置を容器の幅方向に位置調節し得るよう相対的に位置調節可能に構成したことを特徴とする。
請求項9に係る発明によれば、容器コンベヤによる容器の搬送ラインと容器の幅や高さに対応して小袋の添付位置を容器の幅方向へ位置調節可能とすることで、容器の幅方向に対する小袋の添付箇所を任意に設定することができる。
本発明に係る容器への小袋添付装置によれば、小袋の性状に左右されることなく小袋を容器に安定的に貼り付けることができると共に、高速処理にも対応できる。
本発明の実施例に係る小袋添付装置を概略的に示す正面図である。 実施例の小袋添付装置を概略的に示す図1のA矢視図である。 実施例のテープ貼付手段を概略的に示す平面図である。 実施例の小袋供給手段の要部を一部破断して概略的に示す正面図である。 実施例の容器への小袋の添付工程を示す概略説明図である。
次に、本発明に係る容器への小袋添付装置につき、実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、実施例に係る小袋添付装置は、惣菜や弁当などの食材が詰められた蓋付の容器10を搬送する容器コンベヤ20と、該容器コンベヤ20の上方に配設され、連続した粘着テープ12を所定長さに切断して得られるテープ片14を、容器コンベヤ20における小袋添付位置へ向けて送るテープ供給手段22と、容器コンベヤ20の上方に配設され、テープ供給手段22で送られるテープ片14に対して、餃子のタレ、ソース、マヨネーズ、からしなどのような様々な調味料やきざみ海苔などの食材を収容した小袋16を、小袋添付位置に至る前に貼り付ける小袋供給手段24とを備えている。また、小袋添付装置は、容器コンベヤ20の小袋添付位置で、容器10の前部に位置付けられた小袋16から前後に延出するテープ片14の端部を容器10に貼り付けるテープ貼付手段26を備えている。なお、本実施例においては、2種類の調味料を大小に区画して収容した2つの小袋が連続して一体となった小袋16を採用した場合において例示した。
図1,図3に示すように、容器コンベヤ20は、無端ベルトに載置された容器10を搬送する複数のベルトコンベヤ28,30,32,34からなる搬送コンベヤが設けられる。この搬送コンベヤは、上流から順に並べて配置された導入コンベヤ28、切り離しコンベヤ30、第1送りコンベヤ32および第2送りコンベヤ34から構成されている。そして、第1送りコンベヤ32から第2送りコンベヤ34までの間には、両コンベヤ32,34間を搬送される容器10を左右で挟んで搬送力を与えるように走行する一対の無端ベルト36a,36aを備えたサイドベルトコンベヤ36が設けられる。
前記導入コンベヤ28の搬送終端部には、容器10の到来を検知可能な第1センサ38が設けられている。また、切り離しコンベヤ30の搬送終端部には、容器10の到来を検知可能な第2センサ40が設けられている。そして、容器10が送り込まれた切り離しコンベヤ30が第2センサ40で容器10が検知されて停止しているときに、第1センサ38で容器10が検知されると、導入コンベヤ28の走行を停止し、切り離しコンベヤ30への容器10の送り込みを行わないように、導入コンベヤ28の走行が制御される。また、第2センサ40で検知される容器10の検知間隔が規定の期間より短い場合に、切り離しコンベヤ30の走行を停止し、切り離しコンベヤ30から下流の送りコンベヤ32に向けた容器10の送り込みタイミングが、規定より短い期間にならないように、切り離しコンベヤ30の走行がON・OFF制御される。このように、容器コンベヤ20は、導入コンベヤ28および切り離しコンベヤ30の走行制御により、第1送りコンベヤ32に対して個々の容器10を所定間隔毎に送り込む。
図3に示すように、搬送方向に隣り合う第1送りコンベヤ32と第2送りコンベヤ34との間の搬送面は空所が設けられ、この空所に対応して第1送りコンベヤ32の搬送下流から第2送りコンベヤ34の搬送上流までに亘って延在する前記サイドコンベヤ36が設けられている。容器コンベヤ20は、第1送りコンベヤ32から送り出される容器10に対して、前記空所においてサイドコンベヤ36により容器10の左右を挟んで搬送力を与え、空所を通過させて第2送りコンベヤ34に受け渡す。サイドコンベヤ36における一対の無端ベルト36a,36aは、例えば調節ねじを用いた間隔調節機構などにより、左右で独立して装置本体18(図2参照)に対して左右方向へ移動可能に設けられ、容器10の幅に応じた無端ベルト36a,36aの相互間隔と、送りコンベヤ32,34での容器10の搬送ラインの左右方向への位置ずらしとを調節可能になっている。なお、容器コンベヤ20の各ベルトコンベヤ28,30,32,34,36は、可変速制御可能なサーボモータなどの駆動手段(図示せず)により走行制御される。
図1に示すように、前記テープ供給手段22は、片面に粘着面を有する粘着テープ12を連続的に巻いたロール等からなる供給源42から粘着テープ12を繰り出すテープ繰出機構44と、連続した粘着テープ12を所定長さに切断して得られるテープ片14を、容器10への小袋添付位置へ向けて送る吸着コンベヤ46とを備えている。テープ繰出機構44は、相対的に近接・離間作動可能に設けられた一対の繰出ローラ48,48を有し、供給源42から引き出した粘着テープ12を挟持する位置まで近接作動した両繰出ローラ48,48を回転することで、粘着テープ12を所定長さ毎に間欠的に繰り出す。また、繰出ローラ48,48の下流側には、粘着テープ12の引き出し経路に対してエアシリンダ50により進退移動するテープカッター52が配設され、両繰出ローラ48,48によるテープ繰り出し休止期間にテープカッター52を作動して、粘着テープ12を切断することで、所定長さのテープ片14を得ている。なお、テープカッター52の上流側には、粘着テープ12に向けてエアを噴出して、テープカッター52の移動に伴い粘着テープ12が持ち上がらないようにするエア押さえ手段53が設けられている。
前記吸着コンベヤ46は、サーボモータからなる駆動手段54により走行する無端の吸着ベルト55を有している。吸着ベルト55には、走行方向へ所定間隔毎にあいた複数の通孔56(図2参照)が、該吸着ベルト55の幅方向に複数列(実施例では3列)設けられている。吸着ベルト55の裏面側に吸引チャンバ57の吸引口57aが臨んで、負圧が生じた吸着ベルト55に設けられた通孔56からの吸引力で粘着テープ12の非粘着面を吸着保持するよう構成されている。吸着コンベヤ46における吸着ベルト55は、テープカッター52で切断されたテープ片14を受け取って、容器コンベヤ20による容器10の搬送向きと反対へテープ片14を送るように水平方向に走行する上側走行部47aと、上側走行部47aと走行向きを変えて容器コンベヤ20の容器搬送面に向けて上から下へ走行する貼付走行部47bと、貼付走行部47bから走行向きが変わる転向部47cを経て、容器コンベヤ20の容器搬送路の上方を走行する下側走行部47dと、下側走行部47dから上側走行部47aに戻るリターン走行部47eとのそれぞれを巻き掛け案内されている。貼付走行部47bは、上方から下方の転向部47cに向けて傾斜しており容器コンベヤ20の搬送方向下流側に進むよう傾く逆傾斜となり、吸着保持されたテープ片14の長さの中央に対して延出する小袋供給手段24の押付部材64により小袋16が貼り付けられる。下側走行部47dにおいて吸着ベルト55は、転向部47cから容器コンベヤ20の搬送面と対向し容器搬送路に沿って下流側へ延在するよう案内される。転向部47cおよび下側走行部47dの上流側は、第1送りコンベヤ32と第2送りコンベヤ34との空所の上側に配置される。また、転向部47cおよび下側走行部47dは、容器コンベヤ20で搬送される容器10の高さに合わせて設けられ、転向部47cを含む下側走行部47dを案内される吸着ベルト55で容器10の天面を押さえ付け可能に高さ調節される。
前記吸着コンベヤ46は、上側走行部47aにおいてテープ繰出機構44からテープ片14を受け取る位置から、貼付走行部47bを経て転向部47cを越えた所定位置までの吸着ベルト55の走行区間に亘って、幅方向中央列に並ぶ通孔56からのエア吸引によりテープ片14を吸着保持する吸着保持区間となっている。前記吸引チャンバ57の吸引口57aは、上側走行部47aでは吸着ベルト55の中央の通孔56のみに負圧が作用するよう1列で開設され、テープ片14に対するテープ貼り位置以降転向部47cを越えた位置までは吸着ベルト55の3列の各通孔56に負圧が作用するよう3列で開設され、下側走行部47dに臨む吸引口57aの下流端57bが吸着保持区間の終端(負圧解除位置)となっている。吸着コンベヤ46は、吸着保持区間において、テープ繰出機構44から受け取ったテープ片14を、その粘着面を外側に向けて吸着ベルト55に吸着保持して、転向部47cの下流側の小袋添付位置までテープ片14を所定間隔毎に送る。また、吸着コンベヤ46は、小袋供給手段24によってテープ片14に小袋16が貼り付けられるテープ貼り位置以降転向部47cを越えた位置までの吸着保持区間では、テープ片14および該テープ片14から左右に延出する小袋16を負圧によって吸着ベルト55に吸着保持して搬送する。そして、吸着コンベヤ46は、転向部47cを通過した直後にテープ片14の吸着保持を解放し、この吸着保持の解放により、小袋16の前方に延出するテープ片14の始端部が吸着ベルト55から離間する。
容器コンベヤ20によって搬送されてきた容器10が吸着コンベヤ46の下側走行部47dへ進入するタイミングに合わせて、吸着コンベヤ46で吸着搬送されてくるテープ片14は、小袋供給手段24によって貼り付けられた小袋16がテープ片14の長手中央部に貼り付いており、転向部47cを通過したテープ片14は、小袋16が転向部47cまで搬送されてきた容器10の前部に位置して吸着ベルト55の下側走行部47dとによってテープ片14に貼り付いた小袋16が容器天面に押し付けられると共に、小袋16より前方へ延出する始端部が、吸引チャンバ57による負圧が解除された後に後述する張設手段72によって下方へ引っ張られて小袋添付位置で容器搬送路と交差する上下に延在するように張設される。また、小袋16より後方へ延出するテープ片14の終端部が吸着ベルト55の下側走行部47dと転向部47cとに保持された位置となって、それに合わせて送りコンベヤ32,34による容器10の搬送が一時停止される。吸着コンベヤ46の下側走行部47dを経て上側走行部47aへ移行するリターン部47eには、小袋添付位置を越えて誤搬送されたテープ片14を巻き取り回収する回収ローラ58が設けられる。回収ローラ58は吸着ベルト55の表面に接しており、自由回転が可能に支持されている。回収ローラ58は、小袋16が貼り付いていないテープ片14が小袋添付位置を通過し、容器10が搬送されていない場合等、不測の事態が生じた時においてテープ片14が吸着ベルト55から離間せずに残った場合や、あるいは調整運転などで、小袋添付に使用されずに吸着ベルト55の表面から離れずに搬送されてきたテープ片14を、その粘着面が回収ローラ58の周面に貼り付いて巻き取られることで回収することができる。
前記切り離しコンベヤ30から第1送りコンベヤ32への容器10の搬送間隔および搬送タイミングと、吸着コンベヤ46によるテープ片14の保持間隔および搬送タイミングとは一致するように設定されている。また、容器コンベヤ20の各コンベヤ28,30,32,34,36と、吸着コンベヤ46とは、走行速度が同じに設定されている。また、第1送りコンベヤ32および第2送りコンベヤ34は、吸着コンベヤ46と同じタイミングで間欠走行するよう制御される。
図1に示すように、小袋供給手段24は、導入コンベヤ28および切り離しコンベヤ30の上方に配設され、小袋16を所定間隔毎に載置して搬送する小袋搬送コンベヤ60と、小袋搬送コンベヤ60の搬送終端から受け入れた小袋16を保持する保持体62と、保持体62に保持された小袋16をテープ片14の粘着面に押し付ける押付部材64とを備えている。小袋搬送コンベヤ60は、サーボモータ等の駆動手段により走行する無端ベルトを有するベルトコンベヤからなり、無端ベルトにおいて所定間隔毎に突出する仕切片61の間に、載置された小袋16を保持体62へ向けて所定間隔毎に搬送する。図4に示すように、保持体62は、吸着コンベヤ46の逆傾斜する貼付走行部47bの途中に設定されたテープ貼り位置に臨むように配設されている。保持体62は、小袋搬送コンベヤ60の搬送終端から落下する小袋16を受け取って、貼付走行部47bの逆傾斜に対応して、小袋16を傾斜姿勢で保持するよう構成され、貼付走行部47bに吸着保持されたテープ片14の粘着面と小袋16の一側面が平行になるように小袋16を粘着面に対して臨ませる。押付部材64は、エアシリンダ65等の駆動手段により貼付走行部47bに対して進退移動する板状体であり、貼付走行部47bの傾斜に対応した傾斜角度で小袋16をテープ片14に押し付け可能に設けられている。押付部材64は、保持体62で保持された小袋16を、貼付走行部47bにおいて吸着コンベヤ46が一時停止した際にテープ片14の長さ中央部に小袋16を押し付けて貼り合わせる。なお、保持体62の上部には、小袋搬送コンベヤ60の搬送終端から落下する小袋16を保持体62に案内する際に、誤って小袋16が吸着ベルト55に吸い寄せられて姿勢を乱すのを防止し得る案内板66が設けられている。
前記小袋添付装置は、容器コンベヤ20による容器10の搬送ラインに対して、テープ供給手段22と小袋供給手段24による容器10への小袋16の添付位置とを、容器10の幅方向へ相対的に位置調節可能に構成して小袋添付位置を幅方向に位置調節し得るようになっている。すなわち、テープ供給手段22および小袋供給手段24は、図示しないスライド機構を介して装置本体18に対して左右方向へ移動可能に配設されており、これにより品種に応じて、吸着コンベヤ46の貼付走行部47bに吸着保持されたテープ片14に対して小袋16を貼り付ける位置を左右方向へ変更したり、容器10に対する小袋16の配置またはテープ片14の貼り付け位置を左右方向へ変更可能である。また、テープ供給手段22は、図2に示すように、ガイド68に対して上下方向へ移動可能に配設され、これにより品種に応じて、吸着コンベヤ46の転向部47cおよび下側走行部47dの高さを変更可能になっている。
図1および図3に示すように、第1送りコンベヤ32と第2送りコンベヤ34との空所には、容器10の底面を支持するベッド70と、吸着コンベヤ46による保持が解放された後のテープ片14の始端部をエア吸引により下方へ引っ張る張設手段72のエア吸引口73と、テープ片14の始端部を容器10表面に押し付ける押付ローラ74とが、搬送上流側から下流へ向けて順に並べて配設されている。ベッド70は、転向部47cおよび下側走行部47dの上流部の下側に配置され、転向部47cおよび下側走行部47dとの間隔が容器10の高さに合わせて設定される。転向部47c以降の下側走行部47dの上流部と、容器コンベヤ20の容器搬送面をなすベッド70との間で、容器10が挟まれ、容器コンベヤ20で搬送される容器10の天面に、テープ片14の終端部と天面側に位置している小袋16とが転向部47cおよび下側走行部47dにより押し付けられる。なお、吸着ベルト55または容器10が撓むことで、小袋16をつぶすことなくテープ片14の終端部を吸着ベルト55で容器天面に押し付けて貼り付けることができるようになっている。張設手段72は、上方へ開口するエア吸引口73がベッド70の下流側でかつ下側走行部47dの下側に配置され、吸着ベルト55の保持が解放されて下方へ垂れ下がるテープ片14の始端部をエア吸引口73に生ずる負圧によるエア吸引作用によって引っ張り、容器搬送路と交差して上下に延在するように引き下ろす。このようにして、テープ片14の始端部は、容器コンベヤ20の容器搬送面をなすベッド70の上面より下側へ引っ張られる。押付ローラ74は、揺動可能に支持されたアーム75の先端に自由回転可能に支持されて、少なくとも外周部をスポンジなどからなる弾性体で構成した弾性ローラであり、容器搬送路に突出した上方位置と容器搬送路の下側へ退避した下方位置との間で変位可能に構成される。押付ローラ74は、ばね76によってアーム75を上方へ引っ張り、上方位置に向けて付勢されている。押付ローラ74は、サイドコンベヤ36の搬送により小袋添付位置を通過する容器10の前面から底面に亘ってテープ片14の始端部を押し付け可能であって、テープ片14の始端部を容器10の表面に貼り付ける。
図1に示すように、前記吸着コンベヤ46は、転向部47cを通過して吸着保持が解放されたテープ片14に対して、吸着ベルト55の内側から通孔56を介してエアを外側に向けて噴出するエアブロー手段78が設けられる。エアブロー手段78によるエア圧力により、負圧による保持が解放されても吸着コンベヤ46から離れていないテープ片14の始端部を吸着ベルト55から下方へ離間させる。エアブロー手段78は、下側走行部47dを走行する吸着ベルト55の上側で、張設手段72のエア吸引口73と押付ローラ74との間に配置され、下側に向いたエア噴出口からテープ片14全体が前記吸着保持区間を通過するまでに亘って連続して下側へエアを噴出する。このように、実施例では、転向部47c、下側走行部47d、ベッド70、張設手段72、押付ローラ74およびエアブロー手段78によりテープ貼付手段26を構成している。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る小袋添付装置の作用について説明する。小袋搬送コンベヤ60の仕切片61,61間に載置された小袋16が、小袋搬送コンベヤ60の走行により所定間隔毎に搬送され、小袋搬送コンベヤ60から保持体62に受け渡されて、保持体62で吸着コンベヤ46の貼付走行部47bの逆傾斜に対応した傾斜姿勢で保持される(図4参照)。テープ供給手段22では、供給源42から両繰出ローラ48,48の作動により繰り出された粘着テープ12がテープカッター52で所定長さ毎に切断され、得られたテープ片14が吸着コンベヤ46の上側走行部47aに受け渡される。粘着面を外側に向けた状態で吸着ベルト55に所定間隔毎に吸着保持されたテープ片14は、吸着ベルト55の走行により上側走行部47aから貼付走行部47bのテープ貼り位置まで送られ、吸着ベルト55を一時停止することで、保持体62に臨むように位置付けられる。テープ片14がテープ貼り位置まで至ったタイミングに合わせて、エアシリンダ65により押付部材64を前進することで、保持体62で保持されている小袋16を貼付走行部47bへ向けて押して、テープ片14に小袋16を貼り合わせる。ここで、小袋16の前後に貼り付け代を残してテープ片14の端部が小袋16から延出するように貼り付けた小袋16が、テープ片14を介してまたは直に吸着ベルト55に吸着保持される。
前記吸着ベルト55に吸着保持されたテープ片14を、貼り付けた小袋16と共に小袋添付位置へ向けて移送することで、転向部47cを通過したテープ片14および小袋16が容器搬送路に臨む。ここで、吸着ベルト55で吸着保持したテープ片14を小袋16と共に小袋添付位置へ向けて移送するときに、転向部47cを通過した小袋16が、転向部47cを通過して下側走行部47dの上流部に進入する容器10の前部に位置付けられるように吸着コンベヤ46で移送される(図5(a)参照)。なお、容器10の搬送は、第1送りコンベヤ32からベッド70に容器10が移送されたタイミングで一時停止される。容器10の搬送が一時停止される前に前述したように小袋16の前側へ延出しているテープ片14の始端部は、吸着コンベヤ46による吸着保持が解放されて下方へ垂れ下がるので、張設手段72のエア吸引口73からの負圧によってテープ片14の始端部がベッド70より下方へ引っ張られ、テープ片14の始端部が容器搬送路と交差するように上下に延在した状態で張設される。ここで、吸着ベルト55の負圧解除によってもテープ片14が吸着ベルト55から下方へ離間しない場合であっても、エアブロー手段78により吸着ベルト55の通孔56からエアを噴出することで、テープ片14の始端部が吸着ベルト55から剥がれて強制的に下方変位される(図5(b)参照)。このように、吸着ベルト55に開設されてエア吸引に用いる通孔56を利用してエアを噴出することで、装置を複雑化することなく、吸着ベルト55からのテープ片14の離間不良を防止することができる。
下側走行部47dの上流側に容器10が進入したときに一時停止し、次の容器10が切り離しコンベヤ30の第2センサ40で検知されると、サイドコンベヤ36と吸着ベルト55とを同速で走行を開始して、吸着コンベヤ46の下側走行部47dに面するテープ片14の終端部が吸着ベルト55と容器10の天面とに挟まれて、容器10の天面に押さえ付けられてテープ片14が容器10の天面に貼り付くと共に、容器搬送路に延在するよう保持されたテープ片14の始端部が容器10の底面側に巻き込まれて貼り付く(図5では吸着ベルト55と容器天面とが離間して示しているが、該吸着ベルト55の表面がテープ片14を介して容器天面に当接することで、該テープ片14が容器天面に押し付けられて貼り付けられる)。このとき、容器10は、底面がベッド70で支持されているが、サイドコンベヤ36により搬送力が与えられるので、吸着ベルト55で容器10の天面を適度に押さえて容器10を良好に搬送することができる。また、エアブロー手段78の下側を通過する際に、通孔56からのエア噴出により、テープ片14の終端部を容器10の天面に押さえ付けることができるので、吸着ベルト55で容器10の天面を軽く押さえて充分な貼り付けができなかったテープ片14の貼り付け不良を防止できる。サイドコンベヤ36により容器10が搬送される途中で、容器搬送路に突出した上方位置にある押付ローラ74が容器10の前面に当接してテープ片14の始端部を容器10の前面に押し付ける。また、容器10の搬送に伴い押付ローラ74のアーム75が前方へ回動するので、押付ローラ74が上方位置から下方位置へ変位することで、テープ片14の始端部を容器10の前面から底面へ亘って押し付けながら容器10の形状に添うように貼り付けることができる(図5(c)参照)。このようにして、小袋16から前後に延出するテープ片14の端部を貼り付けることで、小袋16が前部に位置付けられた容器10は、第2送りコンベヤ34により送り出される。
前記小袋添付装置によれば、連続する粘着テープ12に小袋16を所定間隔毎に貼り付けることなく、切断済みのテープ片14に小袋16を貼り付ける構成としたので、小袋16の重量の影響を受けにくく、小袋16を容器10の所定位置に安定して添付することができる。また、テープ片14を吸着コンベヤ46で吸着保持して搬送する過程で、保持体62で保持した小袋16を押付部材64で押し付けてテープ片14に貼り合わせる構成であるので、テープ片14と小袋16との貼り付け位置がずれることを防止して、テープ片14において小袋16の両側に延出して容器10への貼り付け代となる始端部および終端部を、規定長さに合わせて確保することができる。ここで、小袋搬送コンベヤ60から受け入れた小袋16を保持体62によって吸着コンベヤ46の貼付走行部47bの逆傾斜に対応した傾斜姿勢で保持しているので、押付部材64による小袋16のテープ片14への押し付けを安定して行うことができる。しかも、切断済みのテープ片14に小袋16を貼り付けるので、小袋16を誤って切断することはない。そして、吸着コンベヤ46による吸着保持を解放することで、テープ片14の始端部を容器搬送路と交差するように上下に延在させることが可能であるので、テープ片14の引き出しにかかるサイクルタイムを短縮することができ、更なる高速処理に対応可能である。
前記張設手段72のエア吸引によりテープ片14の始端部を下方へ引っ張るので、構成を簡単にして装置の複雑化を防ぐことができる。しかも、テープ片14の始端部に対して良好なテンションをかけることができるから、テープ片14の始端部を容器10にゆるみなくきれいに貼り付けることができる。また、張設手段72のエア吸引によりテープ片14の始端部をベッド70より下側へ引っ張ることで、テープ片14の始端部を容器10の底面に巻き込むことができ、テープ片14をよりゆるみなくきれいに貼り付けることができる。しかも、テープ片14の始端部をエア吸引により引っ張る構成とすることで、テープをクランプして引き出す従来構成のようにクランプ不良が発生することはなく、テープ片14の引き出しにかかるサイクルタイムをより短縮することができ、更なる高速処理に対応可能である。
前記押付ローラ74によりテープ片14の始端部を容器10の前面から底面に亘って押さえる構成であるので、テープ片14の始端部を容器10に対して正確かつ強固に貼り付けることができる。また、容器10の前部に配置された小袋16から前方へ延出するテープ片14の始端部を、張設手段72のエア吸引により容器搬送路と交差するよう引き出して保持することで、容器10の搬送に伴いテープ片14の始端部を容器10の底面側に巻き込むことができる。そして、張設手段72によるエア吸引の下流側で、容器10の底面側に巻き込まれたテープ片14の始端部を、容器10の搬送に伴い押付ローラ74で容器10に押し付けて良好に貼り付けることができる。
容器10の前部が下側走行部47dの上流部で押さえられた状態で、容器コンベヤ20による容器10の搬送を一時停止するので、容器10への小袋16の添付位置がずれにくく、テープ片14を容器10に正確かつ安定して貼り付けることができる。また、ベッド70で底面が支持された容器10の天面を、吸着コンベヤ46の下側走行部47dの上流部で押さえるので、小袋16が位置ずれすることを防止して、テープ片14を容器10により正確に貼り付けることができる。
前記容器コンベヤ20による容器10の搬送ラインに対して、テープ供給手段22および小袋供給手段24による容器10への小袋添付位置を容器10の幅方向へ位置調節可能であるから、容器10の幅方向に対する小袋16の添付箇所を任意に設定することができ、多様な品種に対応することが可能となる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1)容器コンベヤ20の構成は、実施例に限らず、張設手段や押付ローラを配設し得る最小限の空所に配置した張設手段や押付ローラを挟む一対のベルトコンベヤなどの無端コンベヤを配設して容器10の底面を支持するようにした容器コンベヤで構成してもよい。
(2)吸着コンベヤ46は、転向部47cの下流側に容器搬送路に沿って延在する下側走行部47dを省略して、貼付走行部47bと走行向きが変わる転向部47cから、テープ片14を受け取る上側走行部47aに戻るよう、吸着ベルト55の走行経路を構成してもよい。この場合は、小袋添付位置まで搬送されてきた容器10の天面を、転向部47cで押さえるようにすればよい。
(3)小袋供給手段24の押付部材64は、実施例のように板状に限らず、例えばローラ状であってもよい。
(4)容器コンベヤ20で連続搬送する容器10をテープ片14の張設位置を通過させて、小袋16をテープ片14で容器10に貼り付ける構成としてもよい。
10 容器,12 粘着テープ,14 テープ片,16 小袋,20 容器コンベヤ,
22 テープ供給手段,24 小袋供給手段,32 第1送りコンベヤ,
34 第2送りコンベヤ,42 供給源,46 吸着コンベヤ,47b 貼付走行部,
47c 転向部,47d 下側走行部,55 吸着ベルト,56 通孔,
60 小袋搬送コンベヤ,62 保持体,64 押付部材,70 ベッド,
72 張設手段,73 エア吸引口,74 押付ローラ

Claims (9)

  1. 容器(10)を搬送する容器コンベヤ(20)と、
    供給源(42)から引き出した粘着テープ(12)を所定長さ毎に切断して得られるテープ片(14)を、テープ粘着面を外側に臨ませて所定間隔毎に負圧により吸着保持した状態で下側走行部(47d)の小袋添付位置へ送る吸着コンベヤ(46)と、
    該吸着コンベヤ(46)に吸着保持したテープ片(14)の粘着面に対して小袋搬送コンベヤ(60)で搬送される小袋(16)を貼り付ける小袋供給手段(24)と、
    前記小袋添付位置を過ぎて吸着コンベヤ(46)の負圧の解除により解放されたテープ片(14)の始端部を引っ張ってテープ片(14)を容器搬送路と交差するように張設する張設手段(72)とを備え、
    前記小袋供給手段(24)は、前記小袋搬送コンベヤ(60)の搬送終端から小袋(16)を受け入れる保持体(62)と、該保持体(62)内の小袋(16)をテープ片(14)の粘着面に押し付ける押付部材(64)とを備え、
    前記吸着コンベヤ(46)は、前記小袋供給手段(24)で貼り付けた小袋(16)と共にテープ片(14)を前記小袋供給位置まで吸着して搬送し、
    前記容器コンベヤ(20)と吸着コンベヤ(46)の下側走行部(47d)との間に容器(10)を進入して容器天面に、小袋(16)から延出するテープ片(14)の終端部を吸着コンベヤ(46)によって押し付けると共に、前記張設手段(72)で張設したテープ片(14)の始端部を容器(10)の表面に押し付けて、小袋(16)をテープ片(14)で容器(10)に添付するよう構成した
    ことを特徴とする容器への小袋添付装置。
  2. 前記張設手段(72)は、テープ片(14)の始端部を、負圧により前記容器コンベヤ(20)の容器搬送面より下側へ引っ張る構成としたことを特徴とする請求項1記載の容器への小袋添付装置。
  3. 前記張設手段(72)でテープ片(14)が上下に張設されている小袋添付位置を通過した容器(10)の前面から底面に亘って、テープ片(14)の始端部を引っ張りながら容器(10)表面にテープ片(14)に押さえ付ける押付ローラ(74)を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の容器への小袋添付装置。
  4. 前記容器コンベヤ(20)は、前記小袋添付位置を挟んで搬送方向に隣り合う第1送りコンベヤ(32)と第2送りコンベヤ(34)とを有し、
    前記第1送りコンベヤ(32)の搬送終端と前記第2送りコンベヤ(34)の搬送始端との間に、前記テープ片(14)の始端部を引っ張る張設手段(72)を備え、該張設手段(72)のエア吸引口(73)と前記押付ローラ(74)を、搬送下流に向けて順に設けたことを特徴とする請求項3記載の容器への小袋添付装置。
  5. 前記吸着コンベヤ(46)は、前記小袋供給手段(24)によりテープ片(14)に小袋(16)を貼り付ける位置から前記下側走行部(47d)へ移行する転向部(47c)へ向かうにつれて容器(10)の搬送方向下流側へ傾く貼付走行部(47b)を備え、
    前記貼付走行部(47b)の傾斜に合わせて、小袋(16)をテープ片(14)に押し付け可能に前記保持体(62)による小袋(16)の保持姿勢を傾斜させるよう構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の容器への小袋添付装置。
  6. 前記吸着コンベヤ(46)における前記下側走行部(47d)へ移行する転向部(47c)以降の下側走行部(47d)において容器(10)の前部を容器コンベヤ(20)とで挟んで容器コンベヤ(20)を一時停止することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の容器への小袋添付装置。
  7. 前記容器コンベヤ(20)において前記張設手段(72)でテープ片(14)の始端部が張設される小袋添付位置を挟んで搬送方向に隣り合う第1送りコンベヤ(32)の搬送終端と第2送りコンベヤ(34)の搬送始端との間に設けた張設手段(72)の上流に、一時停止した容器(10)の底面を支持するベッド(70)を設けたことを特徴とする請求項6記載の容器への小袋添付装置。
  8. 前記吸着コンベヤ(46)は吸着ベルト(55)を備え、該吸着ベルト(55)の通孔(56)に生じた負圧を解除した後に通孔(56)からエアを噴出して、吸着ベルト(55)からテープ片(14)の始端部を剥がすよう構成したことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の容器への小袋添付装置。
  9. 前記テープ供給手段(22)と前記小袋供給手段(24)および前記容器コンベヤ(20)とを、前記容器コンベヤ(20)による容器(10)の搬送ラインと容器(10)の幅と高さとに対応して容器(10)に対する小袋(16)の添付位置を容器(10)の幅方向に位置調節し得るよう相対的に位置調節可能に構成したことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の容器への小袋添付装置。
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