JP2017001405A - 車両用シート装置 - Google Patents

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匡史 神野
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Abstract

【課題】シート本体をスライド装置から取り外した状態でスライド装置のアッパレールがロアレールに対して動かない車両用シート装置を提供する。
【解決手段】車両用シート装置1は、第1スライド装置2と、第1シート本体3とを備える。第1スライド装置2は、第1ロアレール22と、第1ロアレール22に対して摺動可能な第1アッパレール21とを備える。第1シート本体3は、第1スライド装置2に対して取付け及び取外し可能であって、第1スライド装置2と係合する係合部材33を有する。第1シート本体3が第1スライド装置2に取付けられた状態で、係合部材33は第1スライド装置2と係合すると共に、第1アッパレール21は第1ロアレール22に対して摺動可能となる。第1シート本体3が第1スライド装置2から取り外された状態で、係合部材33と第1スライド装置2との係合は解除されると共に、第1アッパレール21は第1ロアレール22にロックされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シート装置に関する。
シート本体と、シート本体に結合され、車両フロアに固定された一対のスライド装置と、一対のスライド装置の間に配置された補助スライド装置とからなる車両のスライドシート装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されたスライドシート装置では、補助スライド装置は、補助ロアレールと、補助アッパレールを備える。また、補助スライド装置は、シート本体を介して一対のスライド装置に追従して動くように構成されているため、補助ロアレールと補助アッパレールをロックするためのロック機構を備えていない。このため、一対のスライド装置のアッパレールがロックされたとき補助スライド装置の補助アッパレールもロックされ、一対のスライド装置のアッパレールがアンロックされたとき補助スライド装置の補助アッパレールもアンロックされる。
さらに、シート本体の補助レッグに設けられたストライカが補助スライド装置に設けられたラッチとポールによりロックされることで、シート本体の補助レッグが補助スライド装置に取り付けられる。一方、ストライカがラッチとポールによりアンロックされることで、シート本体の補助レッグが補助スライド装置から取り外される。
特開2002−337576号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたスライド装置では、シート本体を補助スライド装置から取り外したとき、補助スライド装置には、補助アッパレールを補助ロアレールにロックするためのロック機構が設けられていないため、補助アッパレールは補助ロアレールに対して自由に移動可能となる。このため、取り外したシート本体を再び補助スライド装置に取り付ける際には、補助アッパレールを適切な位置に調整しつつ、何らかの方法でその位置に保持させ続けなければならない。また、シート本体を補助スライド装置及びスライド装置から取り外した状態で車両が走行している間、慣性力により補助アッパレールは補助ロアレールに対して動いてしまい、車両搭乗者に不快感を与えてしまう。
本発明は、シート本体をスライド装置から取り外した状態でスライド装置のアッパレールがロアレールに対して動かない車両用シート装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る車両用シート装置は、
第1ロアレールと、
前記第1ロアレールに対して摺動可能となるように支持される第1アッパレールと、
を備えた第1スライド装置と、
前記第1スライド装置に対して取付け及び取外し可能であって、前記第1スライド装置と係合するように構成された係合部材を有する第1シート本体と、
を備え、
前記第1シート本体が前記第1スライド装置に取付けられた状態で、前記係合部材は前記第1スライド装置と係合すると共に、前記第1アッパレールは前記第1ロアレールに対して摺動可能となり、
前記第1シート本体が前記第1スライド装置から取り外された状態で、前記係合部材と前記第1スライド装置との係合は解除されると共に、前記第1アッパレールは前記第1ロアレールにロックされる。
上記構成によれば、第1シート本体が第1スライド装置に取付けられた状態で、第1アッパレールは第1ロアレールに対して摺動可能となる。一方、第1シート本体が第1スライド装置から取り外された状態で、第1アッパレールは第1ロアレールにロックされる。このように、第1シート本体を第1スライド装置から取り外した状態で、第1スライド装置の第1アッパレールが第1ロアレールに対して動かない車両用シート装置を提供することができる。
本発明の他の側面によれば、前記第1スライド装置は、前記第1アッパレールを前記第1ロアレールにロックするように構成された第1ロック機構をさらに備え、
前記第1シート本体が前記第1スライド装置に取付けられた状態で、前記第1ロック機構が前記係合部材によって押圧されて、前記第1アッパレールは前記第1ロアレールに対して摺動可能となり、
前記第1シート本体が前記第1スライド装置から取り外された状態で、前記第1ロック機構は、前記第1アッパレールを前記第1ロアレールにロックする。
上記構成によれば、第1シート本体が第1スライド装置に取付けられた状態で、第1ロック機構が係合部材によって押圧されて、第1アッパレールは第1ロアレールに対して摺動可能となる。一方、第1シート本体が第1スライド装置から取り外された状態で、第1ロック機構は、第1アッパレールを第1ロアレールにロックする。このように、比較的簡単な構造により、第1シート本体を第1スライド装置から取り外した状態で、第1スライド装置の第1アッパレールを第1ロアレールに対して動かないようにすることができる。
本発明の他の側面によれば、前記車両用シート装置は、
一対の第2スライド装置と、
前記一対の第2スライド装置に固定された第2シート本体と、をさらに備え、
前記一対の第2スライド装置の各々は、
第2ロアレールと、
前記第2ロアレールに対して摺動可能となるように支持される第2アッパレールと、
前記第2アッパレールを前記第2ロアレールにロックするように構成された第2ロック機構と、を備え、
少なくとも前記第1シート本体が前記第1スライド装置に取付けられた状態で、前記第1シート本体は前記第2シート本体に固定される。
上記構成によれば、少なくとも第1シート本体が第1スライド装置に取付けられた状態で、第1シート本体は第2シート本体に固定されるので、第1スライド装置は第2スライド装置に追従して動くように構成される。一方、第1シート本体が第1スライド装置から取り外された状態で、第1アッパレールが第1ロアレールにロックされる。
このように、第2シート本体の補助シートとして使用される第1シート本体を第1スライド装置から取り外した状態で、第1スライド装置の第1アッパレールが第1ロアレールに対して動かない車両用シート装置を提供することができる。
本発明の他の側面によれば、前記第1シート本体は、前記第1アッパレールと接触する接触面を有し、
前記係合部材は、前記接触面から突出しており、
前記第1アッパレールは、前記係合部材を挿通する挿通部を有し、
前記第1シート本体を所定の回転軸を中心に回転させることで、前記第1シート本体は前記第1スライド装置に取付けられ、
前記係合部材は、前記所定の回転軸側に位置すると共に、前記接触面に対して傾斜した傾斜面を有し、
前記接触面と平行な方向における前記係合部材の断面積は、前記接触面から離れるに従い小さくなる。
上記構成によれば、係合部材は、傾斜面を有し、接触面と平行な方向における係合部材の断面積が接触面から離れるに従い小さくなるように構成されている。このため、当該係合部材を第1アッパレールの挿通部に比較的容易に挿通することができるので、第1シート本体を第1スライド装置に比較的容易に取り付けることができる。
本発明によれば、シート本体をスライド装置から取り外した状態でスライド装置のアッパレールがロアレールに対して動かない車両用シート装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シート装置の正面図である。 図1に示した車両用シート装置のA−A断面図であって、(a)は第1シート本体が第1スライド装置に取付けられた状態を示し、(b)は第1シート本体が第1スライド装置から取り外された状態を示す。 第1ロアレールと第1アッパレールの一部が切断された第1スライド装置2の構成を示す斜視図である。 一実施形態に係る車両用シート装置の正面図であって、(a)は第1シート本体が車両用シート装置から完全に取り外された状態を示し、(b)は第1シート本体が折り畳まれた状態で第2シート本体の右側に配置された状態を示す。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
また、本実施形態の説明では、説明の便宜上、「左右方向」、「前後方向」、「上下方向」について適宜言及する。これらの方向は、図1に示された車両用シート装置1(以下、単にシート装置1と称する。)について設定された相対的な方向である。このため、図1に示されたシート装置1が所定方向に回転した場合には、これらの方向も回転することに留意が必要である。ここで、「上下方向」は、「上方向」及び「下方向」を含む方向である。「前後方向」は、「前方向」及び「後方向」を含む方向である。「左右方向」は、「左方向」及び「右方向」を含む方向である。尚、図1には「前後方向」が示されていないが、「前後方向」は図1に示された「上下方向」及び「左右方向」に垂直な方向である。
図1〜図3を参照して本発明の実施形態に係るシート装置1の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシート装置1の正面図である。図2は、図1に示したシート装置1のA−A断面図である。特に、図2(a)は第1シート本体3が第1スライド装置2に取り付けられた状態を示し、図2(b)は第1シート本体3が第1スライド装置2から取り外された状態を示す。図3は、第1ロアレール22と第1アッパレール21の一部が切断された第1スライド装置2の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、シート装置1は、第1スライド装置2と、第1シート本体3と、一対の第2スライド装置4と、第2シート本体5を備える。第1スライド装置2と第2スライド装置4は、車両のフロアF上において左右方向に並んで配置されており、それぞれ前後方向に延びている。第1スライド装置2は、第1シート本体3をフロアFに対して前後方向に移動可能にしている。第2スライド装置4は、第2シート本体5をフロアFに対して前後方向に移動可能にしている。
第1シート本体3は、第1スライド装置2に対して取付け及び取外し可能となっている一方、第2シート本体5は、一対の第2スライド装置4に固定されている。また、第1シート本体3は第2シート本体5に対して取付け及び取外し可能となっている。特に、第1シート本体3が第1スライド装置2に取り付けられた状態で、第1シート本体3は第2シート本体5に取り付けられて、両者は互いに固定される。この状態では、第1シート本体3は第2シート本体5に追従して移動する。つまり、第2シート本体5が移動するときは、第1シート本体3も同様に移動する。一方、第2シート本体5の移動が規制されるときは、第1シート本体3の移動も規制される。
次に、第1スライド装置2及び第1シート本体3の構成について図2及び図3を参照して説明する。第1スライド装置2は、第1アッパレール21と、第1ロアレール22と、第1ロック機構24と、第1スプリング23とを備える。第1アッパレール21は、第1ロアレール22に対して前後方向に摺動可能となるように支持されている。第1アッパレール21の上面21Aには、第1シート本体3が搭載される。第1シート本体3が第1スライド装置2に取り付けられた状態で、第1シート本体3の接触面32Aが上面21Aに接触する。
第1ロアレール22は、フロアFに固定されており、前後方向に複数のロック溝220を有する。複数のロック溝220は前後方向において互いに離間して配置されている。第1スプリング23は、第1アッパレール21内に配置されており、第1アッパレール21に設けられた支持部210によって支持される。第1スプリング23は上下方向に弾性変形可能であって、ロック溝220に係合する複数のロック部230を有する。第1ロック機構24は、第1アッパレール21内に設けられており、第1スプリング23と所定位置で係合している。また、第1ロック機構24は、第1アッパレール21を第1ロアレール22にロックするように構成されている。ここで、第1アッパレール21が第1ロアレール22にロックされると、第1アッパレール21の前後方向における移動が第1ロアレール22によって規制される。
第1シート本体3は、第1スライド装置2と係合するように構成された係合部材33を有する。係合部材33は、第1シート本体3の接触面32Aから突出するように設けられている。第1シート本体3は、左右方向に延びる回転軸Axを中心に回転させられることで、第1スライド装置2に取り付けられる。この状態で、係合部材33は、第1アッパレール21に設けられた挿通部Hに挿通される(図2(a)参照)。係合部材33は、回転軸Ax側に位置する傾斜面33Aを有する。傾斜面33Aは、第1シート本体3の接触面32Aに対して傾斜し、左右方向に延びている。また、接触面32Aと平行な方向における係合部材33の断面積は、接触面32Aから離れるに従い小さくなる。傾斜面33Aが係合部材33に形成されることで、係合部材33を第1アッパレール21の挿通部Hに比較的容易に挿通することができる。このため、第1シート本体3を第1スライド装置2に比較的容易に取り付けることができる。
次に、第1シート本体3が第1スライド装置2に取り付けられた状態について説明する。この状態では、図2(a)に示すように、係合部材33は挿通部Hに挿通された状態でスライド装置2に係合されている。このとき、第1ロック機構24の後端部240が係合部材33によって下方向に押圧されて、第1ロック機構24に係合した第1スプリング23のロック部230が下方向に移動する。その結果、ロック部230と第1ロアレール22のロック溝220との係合が解除され、第1アッパレール21は第1ロアレール22に対して摺動可能となる(換言すれば、第1アッパレール21と第1ロアレール22との間のロック状態が解除される)。
一方、第1シート本体3が第1スライド装置2から取り外された状態について説明する。この状態では、図2(b)に示すように、係合部材33は挿通部Hから取り外されて、係合部材33と第1スライド装置2との係合は解除される。このとき、係合部材33によって下方向に押圧されていた第1ロック機構24の後端部240及びロック部230は、第1スプリング23の付勢力により上方向に移動する。その結果、ロック部230は第1ロアレール22のロック溝220に係合して、第1アッパレール21は第1ロアレール22にロックされる。
このように、本実施形態によれば、第1シート本体3が第1スライド装置2から取り外された状態で、第1スライド装置2の第1アッパレール21が第1ロアレール22に対して動かないシート装置1を提供することができる。
さらに、第1シート本体3が第1スライド装置2に取付けられた状態で、第1ロック機構24が係合部材33によって押圧されて、第1アッパレール21は第1ロアレール22に対して摺動可能となる。一方、第1シート本体3が第1スライド装置2から取り外された状態で、第1ロック機構24は、第1アッパレール21を第1ロアレール22にロックする。このように、比較的簡単な構造により、第1シート本体3を第1スライド装置2から取り外した状態で、第1アッパレール21を第1ロアレール22に対して動かないようにすることができる。
次に、図1に示された一対の第2スライド装置4と、一対の第2スライド装置4に固定された第2シート本体5の構成について説明する。第2スライド装置4の構成は、第1スライド装置2の構成と多くの部分で共通するため、図示は省略する。第2スライド装置4の各々は、第2アッパレールと、第2ロアレールと、第2ロック機構と、第2スプリングと、ループハンドルとを備える。第2アッパレールは、第2ロアレールに対して前後方向に摺動可能となるように支持されている。第2アッパレールの上面には、第2シート本体5が搭載される。第2アッパレールの構成は、挿通部Hが形成されていない点を除いて第1アッパレール21の構成と略同一である。
第2ロアレールは、フロアFに固定されており、前後方向に複数のロック溝を有する。第2ロアレールの構成は、第1ロアレール22の構成と略同一である。第2スプリングは、第2アッパレール内に配置されており、第2アッパレールに設けられた支持部によって支持される。第2スプリングの構成も第1スプリング23の構成と略同一である。第2ロック機構は、第2アッパレールを第2ロアレールにロックするように構成されており、その構成は、第1ロック機構24の構成と略同一である。
第2スライド装置4は、図示しないループハンドルが設けられている点で第1スライド装置2と大きく異なる。ループハンドルは第2ロック機構の前端部側に設けられており、ループハンドルを操作することで、第2ロック機構を下方向に押圧することができる。つまり、ループハンドルを所定位置まで移動させることで、第2ロック機構の後端部が下方向に押圧されて、第2スプリングのロック部が下方向に移動する。その結果、当該ロック部と第2ロアレールのロック溝との係合が解除され、第2アッパレールは第2ロアレールに対して摺動可能となる。一方、ループハンドルを初期位置に戻すことで、第2ロック機構の後端部と第2スプリングのロック部は、第2スプリングの付勢力により上方向に移動する。その結果、当該ロック部は第2ロアレールのロック溝に係合して、第2アッパレールは第2ロアレールにロックされる。尚、第2スライド装置の詳細な構成については、例えば、特許第5498554号を参照されたい。
本実施形態によれば、少なくとも第1シート本体3が第1スライド装置2に取付けられた状態で、第1シート本体3は第2シート本体5に固定されるので、第1スライド装置2は第2スライド装置4に追従して動くように構成される。一方、第1シート本体3が第1スライド装置2から取り外された状態で、第1アッパレール21が第1ロアレール22にロックされる。このように、第2シート本体5の補助シートとして使用される第1シート本体3を第1スライド装置2から取り外した状態で、第1スライド装置2の第1アッパレール21が第1ロアレール22に対して動かないシート装置1を提供することができる。
次に、第1シート本体3を第1スライド装置2から取り外した状態でのシート装置1について図4を参照して説明する。図4(a)は、第1シート本体3がシート装置1から完全に取り外された状態を示し、図4(b)は、第1シート本体3が折り畳まれた状態で第2シート本体5の右側に配置された状態を示す。図4に示すように、第1シート本体3を第1スライド装置2から取り外すことができるので、使用状況に応じたシート装置1のシートアレンジメントが可能となる。また、図4に示すシートアレンジメントはあくまでも一例に過ぎず、様々なシートアレンジメントが実現可能である。
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態はあくまでも一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解される。このように、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
本発明の実施形態で説明した第1スライド装置2と第2スライド装置4はあくまでも一例であって、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。例えば、本実施形態での説明では、第1スプリング23にロック溝220と係合するロック部が設けられているが、これに代わり、第1ロック機構24にロック溝220と係合するロック部が設けられていてもよい。このように、本発明の第1スライド装置と第2スライド装置は本実施形態には限定されない。
さらに、本実施形態では、第1ロック機構24が係合部材33によって押圧されることで、第1アッパレール21は第1ロアレール22にロックされているが、本発明の技術的思想はこれには限定されない。例えば、電子ロック機構を用いてもよい。この場合、係合部材33が第1スライド装置2と係合したタイミングで、電子ロック機構が所定のロック機構を動作させて第1アッパレール21を第2ロアレールにロックさせる。一方、係合部材33と第1スライド装置2との係合が解除されたタイミングで、電子ロック機構が所定のロック機構を動作させて第1アッパレール21と第2ロアレールとのロック状態を解除させる。
また、本実施形態では、第1シート本体3の下部に第1スライド装置2が固定されると共に、第2シート本体5の下部に一対の第2スライド装置4が固定されているが、本発明の技術的思想はこれに限定されない。例えば、第1シート本体3と第2シート本体4の下部両端に一対の第2スライド装置4を固定し、その間に第1スライド装置2を配置しても良い。
1:車両用シート装置
2:第1スライド装置
3:第1シート本体
4:第2スライド装置
5:第2シート本体
21:第1アッパレール
21A:上面
22:第1ロアレール
23:第1スプリング
24:第1ロック機構
32A:接触面
33:係合部材
33A:傾斜面
210:支持部
220:ロック溝
230:ロック部
240:後端部

Claims (4)

  1. 第1ロアレールと、
    前記第1ロアレールに対して摺動可能となるように支持される第1アッパレールと、
    を備えた第1スライド装置と、
    前記第1スライド装置に対して取付け及び取外し可能であって、前記第1スライド装置と係合するように構成された係合部材を有する第1シート本体と、
    を備え、
    前記第1シート本体が前記第1スライド装置に取付けられた状態で、前記係合部材は前記第1スライド装置と係合すると共に、前記第1アッパレールは前記第1ロアレールに対して摺動可能となり、
    前記第1シート本体が前記第1スライド装置から取り外された状態で、前記係合部材と前記第1スライド装置との係合は解除されると共に、前記第1アッパレールは前記第1ロアレールにロックされる、
    車両用シート装置。
  2. 前記第1スライド装置は、前記第1アッパレールを前記第1ロアレールにロックするように構成された第1ロック機構をさらに備え、
    前記第1シート本体が前記第1スライド装置に取付けられた状態で、前記第1ロック機構が前記係合部材によって押圧されて、前記第1アッパレールは前記第1ロアレールに対して摺動可能となり、
    前記第1シート本体が前記第1スライド装置から取り外された状態で、前記第1ロック機構は、前記第1アッパレールを前記第1ロアレールにロックする、
    請求項1に記載の車両用シート装置。
  3. 前記車両用シート装置は、
    一対の第2スライド装置と、
    前記一対の第2スライド装置に固定された第2シート本体と、をさらに備え、
    前記一対の第2スライド装置の各々は、
    第2ロアレールと、
    前記第2ロアレールに対して摺動可能となるように支持される第2アッパレールと、
    前記第2アッパレールを前記第2ロアレールにロックするように構成された第2ロック機構と、を備え、
    少なくとも前記第1シート本体が前記第1スライド装置に取付けられた状態で、前記第1シート本体は前記第2シート本体に固定される、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置。
  4. 前記第1シート本体は、前記第1アッパレールと接触する接触面を有し、
    前記係合部材は、前記接触面から突出しており、
    前記第1アッパレールは、前記係合部材を挿通する挿通部を有し、
    前記第1シート本体を所定の回転軸を中心に回転させることで、前記第1シート本体は前記第1スライド装置に取付けられ、
    前記係合部材は、前記所定の回転軸側に位置すると共に、前記接触面に対して傾斜した傾斜面を有し、
    前記接触面と平行な方向における前記係合部材の断面積は、前記接触面から離れるに従い小さくなる、請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の車両用シート装置。
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