JP2016540371A - 熱を放散する装置 - Google Patents
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Abstract
熱を放散する装置は、例えば熱分解グラファイトのような平面状の熱伝導材料で形成されたプレートまたはパイプを含んでいる。その装置は、プレートまたはパイプに取り付けられた複数のフィンを含んでいてもよい。また、そのフィンは、そのプレートまたはパイプと同じかまたは異なる材料で形成することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、熱を放散するための装置に関し、特に冷却板(プレート)および冷却管(チューブ)に関する。
例えば電子アセンブリ(組立体)および個々のコンポーネント(構成要素)のような種々のデバイスまたは機器の小型化、増大した複雑さ、および/または増大した機能的能力の結果として、しばしば、より多くの熱が生成され、その熱は、性能を維持し損傷を回避するために放散されなければならない。熱を放散するための通常の方法では、物理的サイズ、重量、消費電力、コストまたは他のパラメータに関連する冷却要件および設計制約を満たさないことがある。従って、種々の熱源からの熱を放散するための効率的な手段が必要とされ続けている。
発明の概要
簡単に述べると、概して、本発明は、熱を放散するための装置を対象とする。
簡単に述べると、概して、本発明は、熱を放散するための装置を対象とする。
本発明の或る観点または態様では、装置は、平面状の熱伝導材料で形成されたプレートまたは板を含んでいる。そのプレートは、上層(頂層)および下層(底層)を含んでいる。上層と下層の各々は、x方向と、x方向と同一平面上にあるy方向とに向いて(配向して)いる。そのプレートを通るように形成され上層と下層の間に配置された少なくとも1つの流体通路が、存在する。その少なくとも1つの流体通路は、流体を輸送するよう構成されている。
以下の複数の特徴の中の2つ以上の特徴のいずれか1つまたは組合せを、上述の観点または態様に付け加えて、本発明の追加的な観点または態様を形成することができる。
その上層は、平面状の熱伝導材料で形成される。
その下層は、平面状の熱伝導材料で形成される。
そのプレートは上層と下層の間に中間層を含み、その中間層はその平面状の熱伝導材料で形成され、その少なくとも1つの流体通路はその中間層を通って伸びる。
その平面状の熱伝導材料は、熱分解グラファイト(黒鉛)である。
その装置は、さらに、そのプレート上に複数のフィン(羽根)を含んでいる。
その少なくとも1つの流体通路はy方向に向き、そのプレートはx方向およびy方向に第1の熱伝導度を有し、そのプレートは、x方向およびy方向に垂直なz方向に第2の熱伝導度を有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その少なくとも1つの流体通路はy方向に向き、そのプレートは、y方向と、x方向およびy方向に垂直なz方向とに第1の熱伝導度を有し、そのプレートは、x方向に第2の熱伝導度を有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その少なくとも1つの流体通路はy方向に向き、そのプレートは、x方向と、x方向およびy方向に垂直なz方向とに第1の熱伝導度を有し、そのプレートは、y方向に第2の熱伝導度を有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その装置は、さらに、そのプレートの上層またはそのプレートの下層に熱的に結合された熱源を有する。
その装置は、さらに、そのプレートと熱源の間に熱橋(熱の逃げ道)を含み、その熱橋は、ヒート・シンク(放熱器)、熱拡散器、プリント基板、絶縁体(standoff)およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せである。
その熱源は、熱を生成することができる電子部品である。
その装置は、さらに、そのプレートに取り付けられ少なくとも1つの流体通路を通して流体を汲み上げるよう構成されたポンプを含んでいる。
本発明の或る観点または態様では、その装置は、流体を輸送するよう構成され熱分解グラファイトで形成されたパイプ(管)と、そのパイプ上に複数のフィンと、を含み、各フィンはそのパイプから熱を放散するよう構成されている。
その上層は、平面状の熱伝導材料で形成される。
その下層は、平面状の熱伝導材料で形成される。
そのプレートは上層と下層の間に中間層を含み、その中間層はその平面状の熱伝導材料で形成され、その少なくとも1つの流体通路はその中間層を通って伸びる。
その平面状の熱伝導材料は、熱分解グラファイト(黒鉛)である。
その装置は、さらに、そのプレート上に複数のフィン(羽根)を含んでいる。
その少なくとも1つの流体通路はy方向に向き、そのプレートはx方向およびy方向に第1の熱伝導度を有し、そのプレートは、x方向およびy方向に垂直なz方向に第2の熱伝導度を有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その少なくとも1つの流体通路はy方向に向き、そのプレートは、y方向と、x方向およびy方向に垂直なz方向とに第1の熱伝導度を有し、そのプレートは、x方向に第2の熱伝導度を有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その少なくとも1つの流体通路はy方向に向き、そのプレートは、x方向と、x方向およびy方向に垂直なz方向とに第1の熱伝導度を有し、そのプレートは、y方向に第2の熱伝導度を有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その装置は、さらに、そのプレートの上層またはそのプレートの下層に熱的に結合された熱源を有する。
その装置は、さらに、そのプレートと熱源の間に熱橋(熱の逃げ道)を含み、その熱橋は、ヒート・シンク(放熱器)、熱拡散器、プリント基板、絶縁体(standoff)およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せである。
その熱源は、熱を生成することができる電子部品である。
その装置は、さらに、そのプレートに取り付けられ少なくとも1つの流体通路を通して流体を汲み上げるよう構成されたポンプを含んでいる。
本発明の或る観点または態様では、その装置は、流体を輸送するよう構成され熱分解グラファイトで形成されたパイプ(管)と、そのパイプ上に複数のフィンと、を含み、各フィンはそのパイプから熱を放散するよう構成されている。
以下の複数の特徴の中の2つ以上の特徴のいずれか1つまたは組合せを、上述の観点または態様に付け加えて、本発明の追加的な観点または態様を形成することができる。
各フィンは、アルミニウム、銅、他の金属、または、熱分解グラファイト以外の材料で形成される。
パイプは中心軸を有し、各フィンは、中心軸に垂直な半径方向に第1の熱伝導度と、中心軸に平行な軸方向に第2の熱伝導度とを有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その装置は、さらに、そのパイプに熱的に結合された熱源を含んでいる。
その装置は、さらに、そのパイプと熱源の間に熱橋(熱の逃げ道)を含み、その熱橋は、ヒート・シンク(放熱器)、熱拡散器、プリント基板、絶縁体およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せである。
その熱源は、熱を生成することができる電子部品である。
その装置は、さらに、そのパイプに取り付けられそのパイプを通して流体を汲み上げるよう構成されたポンプを含んでいる。
各フィンは、アルミニウム、銅、他の金属、または、熱分解グラファイト以外の材料で形成される。
パイプは中心軸を有し、各フィンは、中心軸に垂直な半径方向に第1の熱伝導度と、中心軸に平行な軸方向に第2の熱伝導度とを有し、第1の熱伝導度は第2の熱伝導度の少なくとも100倍である。
その装置は、さらに、そのパイプに熱的に結合された熱源を含んでいる。
その装置は、さらに、そのパイプと熱源の間に熱橋(熱の逃げ道)を含み、その熱橋は、ヒート・シンク(放熱器)、熱拡散器、プリント基板、絶縁体およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せである。
その熱源は、熱を生成することができる電子部品である。
その装置は、さらに、そのパイプに取り付けられそのパイプを通して流体を汲み上げるよう構成されたポンプを含んでいる。
本発明の特徴および利点は、図面と共に読まれるべき次の詳細な説明からより容易に理解される。
全ての図面は概略的な例示であり、そこに記載された構造は正確な尺度の縮尺を意図していない。本発明は、図示された正確な各配置および各手段に限定されることなく、請求の範囲によってのみ限定される、と理解すべきである。
例示的な実施形態の詳細な説明
本明細書で使用するとき、句“熱的に結合された”は、第1の構造体から第2の構造体への物理的熱伝導路を表す。第1および第2の構造体は、任意選択的に、第1の構造体と第2の構造体の間に物理的熱橋を形成する中間構造体によって互いに分離される。
本明細書で使用するとき、句“熱的に結合された”は、第1の構造体から第2の構造体への物理的熱伝導路を表す。第1および第2の構造体は、任意選択的に、第1の構造体と第2の構造体の間に物理的熱橋を形成する中間構造体によって互いに分離される。
本明細書で使用するとき、“平面状の熱伝導材料”とは、特定の平面上になくかつその平面と平行でもない他の方向と比較して、特定の平面上にありまたはその特定の平面に平行な複数の方向に、より大きい熱伝導度を有する材料である。
本明細書で使用するとき、句“斜角”(oblique angle)は0度と90度の間の角度を表す。
本明細書で使用するとき、句“基本的に・・・で構成された” (主に・・・で構成された、主要成分として・・・を含む)(consisting essentially of)は、この句によって修飾される構造体を、特定の材料と、その構造体の基本的特徴に実質的に影響を与えない他の材料と、に限定する。例えば、平面状の熱伝導材料で基本的に構成される構造体は、少量の他の要素および不純物を含み、その他の要素および不純物によって、その構造体は、各c方向と比較して、a−b平面上の各方向またはそのa−b平面に平行な各方向に、より大きい熱伝導度を有することができる。
本明細書で使用するとき、“標準的室温”は20℃乃至25℃の温度である。
次に、本発明の実施形態を示すための例示的な図面をより詳細に参照すると、1つ以上の熱源から熱を放散するためのプレート(板)100が図1A〜1Cに示されている。ここで、同様の参照番号は、複数の図面の間での対応するまたは同様の要素を表す。プレート100は平面状の熱伝導材料で形成され、その熱伝導材料は、その材料の顕微鏡的(微小)領域における原子の配置に応じた特定方向における増強された熱伝導をプレート100に形成する。プレート100がより大きい熱伝導度を有する方向は、プレート100がどのように使用されるかに基づいて選択される。プレート100は、予め選択された方向に、より大きい熱伝導度を形成するように、平面状の熱伝導材料で形成される。
プレート100は、プレート100が六角形状に配置された炭素原子の途切れのない(連続的な)平面状の層の広がりで構成されまたは基本的に構成されるように、平面状の熱伝導材料のモノリシック片または部品で形成することができる。途切れのない平面状の層を有することによって、熱放散が改善される、と考えられる。代替形態として、平面状の熱伝導材料で構成されまたは基本的に構成されるプレート100は、複数片の平面状の熱導電材料を互いに直接的に固定することによって、組み立てることができる。
適した平面状の熱伝導材料の例は、規則的配置の炭素原子の平面状の層の向き(配向)に応じた特定の方向に、増強された熱伝導度をプレート100に与える熱分解グラファイトである。熱分解グラファイトの炭素原子は、複数の平面(a−b平面と称される)に六角形状に配置されており、それ(複数の平面)は、a−b平面上の各方向における熱伝達を容易にし、a−b平面上の各方向に、より高い熱伝導度を有する。炭素原子は、a−b平面上に存在しない各方向に不規則な配置を有し、その結果、それらの方向での熱伝達が減少し、それらの方向での熱伝導度がより低くなる。a−b平面上の各方向での熱分解性グラファイトの熱伝導度は、銅および天然グラファイトの熱伝導度の4倍より大きく、酸化ベリリウムの熱伝導度の5倍より大きい。本明細書に記載した複数の実施形態のいずれかで使用するための熱分解性グラファイトの熱伝導は、a−b平面上の各方向に304W/m・K乃至1700W/m・Kの範囲の値、およびa−b平面に垂直な各方向(c方向と称される)に1.7W/m・Kと7W/m・Kの間の範囲の値とすることができる。熱伝導度の各値は、標準的室温での値である。これらの特性を有する熱分解グラファイトは、米国ペンシルバニア州イートンのピロゲニクス・グループ・オブ・ミンテック・インターナショナル社(Pyrogenics Group of Minteq International Inc.)から入手することができる。
平面状の熱伝導材料の組成の純度は、熱伝導度に影響を与える。幾つかの実施形態において、プレート100は、熱分解グラファイトのa−b平面に対応する第1の方向でのその熱伝導度が、c方向に対応する第2の方向での熱伝導度の少なくとも100倍または少なくとも200倍である。
流体通路104は、プレート100を貫通するように形成された貫通開口(穴)であり、プレート100の中心を通して流体を運搬するよう構成されている。流体は、プレート100を通って移動するにしたがって、プレート100から熱を吸収し除去する。使用できる流体の例には、非限定的に、空気、他のガス、水、および他の液体が含まれる。流体通路104は、プレート100の上層(頂層)106Aと下層(底層)106Cの間に配置されている。上層106Aおよび下層106Cは、例えば熱分解グラファイトのような平面状の熱伝導材料で形成される。流体通路104は、上層106Aと下層106Cの間の中間層106Bを通って伸びる。中間層106Bは、例えば熱分解グラファイトのような平面状の熱伝導材料で形成される。
流体通路104は、平面状の熱伝導材料中に開口(穴)を開けまたは複数片の平面状の熱伝導材料を互いに接合してその複数片の間に空きチャネルまたは溝を形成することによって、形成できる。空きチャネルは、流体通路を形成し、真っ直とすることができまたは曲りを有することができる。流体通路104は、任意に、平面状の熱伝導材料中の開口またはチャネル中に挿入された金属または他の材料で形成されたパイプを含んでもよい。プレート100は、プレート100の全長を通って伸びる2つの流体通路を有するように示されている。代替形態として、1つだけまたはより多数の流体通路がプレート100内に存在することができる。
本明細書における種々の図において、各直交軸102は、プレート100に対するx方向、y方向およびz方向を指し示す。x方向は、y方向と同一平面上にありy方向に垂直である。z方向は、x方向およびy方向に垂直である。x方向およびy方向はx−y平面を規定し、x方向およびz方向はx−z平面を規定し、y方向およびz方向はy−z平面を規定する。上層106A、中間層106Bおよび下層106Cは、x方向およびy方向に向きまたは配向し、z方向に厚さを有する。
図1A〜8において、各流体通路104は、軸方向がy方向に向いている。流体流の方向は、流体通路104の中心軸上の各矢印107で示されている。流体通路104の中心軸、および流体流の方向は、y方向に平行である。代替形態として、流体通路104、および流体流の方向は、x方向またはz方向に向き、またはx方向、y方向およびz方向のいずれかに対して傾斜した角度を向いている。他の実施形態において、1つの流体通路における流体流は、別の通路における流体流の方向とは反対の方向とすることができる。
熱分解グラファイトの複数のa−b平面は、x−y平面、x−z平面またはy−z平面に平行な向きとすることができる。また、熱分解グラファイトのa−b平面は、x−y平面、x−z平面またはy−z平面の中の任意の1つ以上の平面に対して傾斜した任意の角度を向くことができる。
図2A〜4Bは、y方向の流体流の方向107に対する、各a−b平面に関する異なる複数の配向または方向を示している。複数のa−b平面の各端縁108は、各a−b平面の配向または向きを指し示すように平行な直線で示されている。各a−b平面は顕微鏡的なまたは微視的なものである、と理解すべきである。
図2Aおよび2Bにおいて、プレート100における熱分解グラファイトの各a−b平面は、x−y平面に平行な方向に向いている。炭素原子は、x方向およびy方向に向いた平面状の各層において六角形状に配置されている。炭素原子は、z方向に不規則に配置されている。
幾つかの実施形態において、プレート100は、x方向およびy方向に第1の熱伝導度を、およびz方向に第2の熱伝導度を有する。第1の熱伝導度は、第2の熱伝導度の少なくとも100倍または少なくとも200倍である。
図3Aおよび3Bにおいて、プレート100における熱分解グラファイトの各a−b平面は、x−z平面に平行な方向に向いている。炭素原子は、x方向およびz方向に向いた平面状の層において六角形状に配置されている。炭素原子は、y方向に不規則に配置されている。
幾つかの実施形態において、プレート100は、x方向およびz方向に第1の熱伝導度を、およびy方向に第2の熱伝導度を有する。第1の熱伝導度は、第2の熱伝導度の少なくとも100倍または少なくとも200倍である。
図4Aおよび4Bにおいて、プレート100における熱分解グラファイトの各a−b平面は、y−z平面に平行な方向に配向しまたは向いている。炭素原子は、y方向およびz方向に配向しまたは向いた平面状の層において六角形状に配置されている。炭素原子は、x方向に不規則に配置されている。
幾つかの実施形態において、プレート100は、y方向およびz方向に第1の熱伝導度を、およびx方向に第2の熱伝導度を有する。第1の熱伝導度は、第2の熱伝導度の少なくとも100倍または少なくとも200倍である。
図5乃至8は、上述の実施形態のいずれかによるプレート100を含む装置120を示している。装置120は、任意選択的に、プレート100の1つ以上の側部または側面に熱的に結合された1つ以上の熱源122を含んでいる。プレート100は、熱源122によって生成された熱を吸収し除去する。熱源の例には、非限定的に、電力アセンブリ(組立体)、電力変換器、および電子部品(コンポーネント)が含まれる。電子部品の例には、非限定的に、集積回路、トランジスタ、ダイオード、およびその組合せが含まれる。
装置120は、任意選択的に、プレート100に取り付けられた1つ以上の細いまたは薄い突出したリブ(突条)またはフィン(羽根)124を含んでいる。フィン124は、アルミニウム、銅、他の金属、平面状の熱伝導材料、例えば熱分解グラファイト、で形成されている。フィン124は、熱分解グラファイト以外の材料で形成することができる。フィン124は、熱を拡散するための追加的な表面領域を形成する。1つ以上の流体通路104は、任意選択的に、プレート100の中心を通るよう形成されている。フィン124は、プレート100に加えられ、接着によってまたは機械的ファスナ(締付け具)によって固定されまたは締め付けられる。各フィン124における各a−b平面は、プレート100におけるa−b平面と同じまたは異なる方向に配向するまたは向くことができる。
代替形態として、各フィン124は、プレート100の重要部分とすることができ、単一片の平面状の熱伝導材料から材料を取り出すまたは除去することによって、形成される。プレート100に一体的なフィンを有することによって、熱分解グラファイトの六角形状に配置された炭素原子の領域は、プレート100からフィン124まで途切れることなく(連続して)伸び、それによって熱拡散が改善される。
図5乃至8は、プレート100に熱的に結合された熱源122を示している。熱源122は、任意選択的にプレート100に直接的に固定され、または任意選択的に中間構造体によってプレート100に間接的に固定される。
図5および6は、プレート100に直接的に固定された熱源122を示している。直接的な固定は、接着性のおよび/または機械的なファスナによって達成することができる。例えば、熱源122は、ハンダ、エポキシ、接着剤および/または熱伝導(界面)材料によって、プレート100の両側部上で平坦な表面125に直接接着することができる。薄い層のハンダ、エポキシ、接着剤および/または熱伝導(界面)材料は、熱源122とプレート100の間に配置することができる。ハンダ、エポキシおよび接着剤は熱伝導(界面)材料とすることができる。熱伝導(界面)材料は、熱抵抗を低下させ熱伝導を改善するように、空気間隙および小さい表面不規則部を充填することができる。熱伝導(界面)材料の例には、非限定的に、熱グリース、ゲル、エポキシ、パテ材料、ペースト、箔(フォイル)、フィルム(膜)およびパッドが含まれる。また、熱源122は、熱源122をプレート100に向けて押圧する機械的ファスナによって、プレート100に直接的に固定することができる。機械的ファスナの例には、非限定的に、スクリュー、ボルト、ねじ込み式挿入物、クリップ、クランプ、ケーブル、ストラップ、およびその組合せが含まれる。1つ以上の開口または凹所をプレート100中に形成して、機械的ファスナを係合させてもよい。
図7および8は、熱源122とプレート100の間に配置された中間構造体126によって、プレート100に間接的に固定された複数の熱源122を示している。中間構造体126は、熱源122とプレート100の間の直接的接続部を形成する。中間構造体126は、単一の長方形ブロックとして概念的に示されている。中間構造体126の形状およびサイズは、図示されたブロックとは異なることができ、図示された各ブロックは、熱源122をプレート100に熱的に結合する熱橋を形成する1つ以上の別々の部品(構成要素)を含んでもよい、と理解されるべきである。熱源122によって生成された熱は、中間構造体126の1つ以上の別々の部品(構成要素)によって、プレート100に伝導される。別々の部品の例には、非限定的に、ヒート・シンク、熱拡散器、プリント基板、絶縁体、およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せが含まれる。中間構造体126は、任意選択的にプレート100に固定される。各中間構造体126のプレート100への固定は、例えば図5および6に記載されているように、接着性のおよび/または機械的なファスナによって達成することができる。
熱源122は、固定なしで、プレート100に熱的に結合することができる、と理解すべきである。例えば、熱源122は、プレート100に固定されることなく、プレート100上に載せることができる。また、熱源122は、中間構造体126に固定されることなく、中間構造体126の頂部に載せることができる。さらに、中間構造体126は、プレート100に固定されることなく、プレート100の頂部に載せることができる。
図9および10は、1つ以上の熱源122からの熱を放散する装置140を示している。装置140は、パイプ142、およびパイプ142に熱的に結合された複数のフィン144を含んでいる。複数のフィン144は、パイプ142の外部表面から半径方向または放射状に外向きに突出している。複数のフィン144は、アルミニウム、銅、他の金属、または平面状の熱伝導材料、例えば熱分解グラファイトで形成される。複数のフィン144は、熱分解グラファイト以外の材料で形成することができる。パイプ142は、流体通路104を形成する貫通開口を有する細長いチューブである。流体通路104はパイプ142の全長を通ってまたは貫通して伸びている。流体通路104の中心軸、および流体流の方向は、y方向に平行である。パイプ142は、流体を輸送するよう構成され、また、銅、アルミニウム、酸化ベリリウム、または他の熱伝導材料で形成することができる。また、パイプ142は、例えば熱分解グラファイトのような平面状の熱伝導材料で形成することができる。
パイプ142および複数のフィン144は、熱分解グラファイトで構成されまたは基本的に(主要成分として)熱分解グラファイトで構成されるものであり、熱分解グラファイトのモノリシック片または部品で形成することができ、それによって、六角形状に配置された炭素原子の領域はパイプ142からフィン144まで途切れることなく連続的に伸び、それによって熱放散が改善される。代替形態として、パイプ142および複数のフィン144は、熱分解グラファイトで構成されまたは基本的に(主要成分として)熱分解グラファイトで構成されるものであり、複数片の平面状の熱伝導材料を互いに直接接合することによって、形成することができる。複数片を共に接合することによって、複数のフィン144における各a−b平面はパイプ142における各a−b平面と同じまたは異なる方向に配向するまたは向くことができる。
フィン144および/またはパイプ142に関して、熱分解グラファイトの各a−b平面は、x−y平面、x−z平面またはy−z平面に平行な方向に配向するまたは向くことができる。また、熱分解グラファイトの各a−b平面は、x−y平面、x−z平面またはy−z平面の中の任意の1つ以上の平面に対して任意の傾斜角の方向に配向するまたは向くことができる。
幾つかの実施形態において、各a−b平面は、流体通路104の中心軸上の矢印107で示された流体流の方向に垂直である。フィンは、中心軸に垂直な1つ以上の放射状の半径方向110に第1の熱伝導度を、および中心軸に平行な軸方向112に第2の熱伝導度を有する。任意選択的に、第1の熱伝導度は、第2の熱伝導度の少なくとも100倍または少なくとも200倍である。
各熱源122は、パイプ142および/またはフィン144に熱的に結合される。パイプ142は、熱源122から熱を吸収し除去するよう構成されている。パイプ142を通って流れる流体は、パイプ142から熱を吸収して取り除き外へ排出する。複数のフィン144は、パイプ142に熱的に結合される。パイプ142が熱源122と各フィン144の各部分144A(図9)の間に配置されたとき、各部分144Aはパイプ142から熱を吸収し放散する。各フィン144の各部分144B(図9)が各熱源122とパイプ142の間に配置されたとき、各部分144Bは、熱源144からパイプ142に熱を伝導する。
各熱源122は、任意選択的に、パイプ142および/またはフィン144に直接固定される。各熱源122の固定は、例えば図5および6に記載されているように、接着性のおよび/または機械的なファスナによって、達成することができる。各熱源122は、固定されることなく、パイプ142および/または複数のフィン144に熱的に結合することができる。
中間構造体126は、各熱源122とパイプ142の間、および/または熱源122と各フィン144の間に、間接的な接続部および熱橋を形成することができる。各中間構造体126は、単一の長方形ブロックとして概念的に示されている。中間構造体126の形状およびサイズは図示されたブロックと異なるものとすることができ、図示されたブロックは、1つ以上の熱源122をパイプ142および/または複数のフィン144に熱的に結合する熱橋を形成する1つ以上の別々の部品(構成要素)を含んでもよい、と理解すべきである。別々の部品の例には、非限定的に、図7および8に関して記載されたものが含まれる。
中間構造体126は、任意選択的に、パイプ142および/または複数のフィン144に固定される。複数の熱源122は、任意選択的に、中間構造体126に固定される。固定は、例えば図5および6に関して記載されているような、接着性のおよび/または機械的なファスナによって、達成することができる。
図11に示されているように、装置120および140のいずれかは、任意選択的に、プレート100またはパイプ142の1つ以上の流体通路を通して流体を移動させるよう構成されたポンプ142を含んでいる。ポンプ128は、プレート100またはパイプ142の流体通路に直接取り付け、または、流体をプレート100またはパイプ142に給送するチューブ(管)によってプレート100またはパイプ142の流体通路に間接的に取り付けることができる。ポンプ128は閉ループで流体を移動させ、これは、流体が再循環されること、を意味する。プレート100またはパイプ142を出た流体は、最終的に、プレート100またはパイプ142中に汲み戻される。装置120および140のいずれかは、任意選択的に、プレート100またはパイプ142からの流体を受け入れる熱交換器130を含んでいる。熱交換器130は、流体がプレート100またはパイプ142中に汲み戻される前に、流体を冷却するよう構成されている。装置120および140のいずれかは、任意選択的に、流体用の保存(貯留)緩衝器として働く貯留槽または貯留容器(reservoir)132を含んでいる。貯留槽132は、熱交換器130から冷却された流体を受け入れ、次いで、その冷却された流体をポンプ128に供給する。
本発明の幾つかの特定の形態を図示し記載したが、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形を施すことができることも明らかである。また、開示された実施形態の特定の特徴および観点または態様の種々の組合せまたは部分的組合せを互いに組合せまたは置換して、本発明の異なるモードまたは様式を形成するようにすることも、想定される。上述の本発明の特徴の全ての変形例は、請求の範囲内のものであると考えられる。本発明は、請求の範囲による限定を除いて、限定されることを意図していない。
Claims (20)
- 熱を放散する装置であって、
平面状の熱伝導材料で形成され上層および下層を含むプレートを含み、
前記上層および前記下層の各々は、x方向、およびx方向と同一平面にあるy方向に向き、前記プレートを通るように形成され前記上層と前記下層の間に配置された少なくとも1つの流体通路があり、前記少なくとも1つの流体通路が流体を輸送するよう構成されている、装置。 - 前記上層が前記平面状の熱伝導材料で形成される、請求項1に記載の装置。
- 前記下層が前記平面状の熱伝導材料で形成される、請求項1または2に記載の装置。
- 前記プレートが前記上層と前記下層の間に中間層を含み、前記中間層が前記平面状の熱伝導材料で形成され、前記少なくとも1つの流体通路が前記中間層を通って伸びる、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
- 前記平面状の熱伝導材料が熱分解グラファイトである、請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
- さらに、前記プレート上に複数のフィンを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
- 前記少なくとも1つの流体通路がy方向に向き、前記プレートがx方向およびy方向に第1の熱伝導度を有し、前記プレートがx方向およびy方向に垂直なz方向に第2の熱伝導度を有し、前記第1の熱伝導度が前記第2の熱伝導度の少なくとも100倍である、請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
- 前記少なくとも1つの流体通路がy方向に向き、前記プレートが、y方向、およびx方向およびy方向に垂直なz方向に第1の熱伝導度を有し、前記プレートがx方向に第2の熱伝導度を有し、前記第1の熱伝導度が前記第2の熱伝導度の少なくとも100倍である、請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
- 前記少なくとも1つの流体通路がy方向に向き、前記プレートが、x方向、およびx方向およびy方向に垂直なz方向に第1の熱伝導度を有し、前記プレートがy方向に第2の熱伝導度を有し、前記第1の熱伝導度が前記第2の熱伝導度の少なくとも100倍である、請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
- さらに、前記プレートの前記上層または前記プレートの前記下層に熱的に結合された熱源を含む、請求項1乃至9のいずれかに記載の装置。
- さらに、前記プレートと前記熱源の間に熱橋を含み、
前記熱橋は、ヒート・シンク、熱拡散器、プリント基板、絶縁体およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せである、請求項10に記載の装置。 - 前記熱源が熱を生成することができる電子部品である、請求項10または11に記載の装置。
- さらに、前記プレートに取り付けられ、前記少なくとも1つの流体通路を通して流体を汲み上げるよう構成されたポンプを含む、請求項1乃至12のいずれかに記載の装置。
- 熱を放散する装置であって、
流体を輸送するよう構成され熱分解グラファイトで形成されたパイプと、
各々が前記パイプからの熱を放散するよう構成された、前記パイプ上の複数のフィンと、
を含む、装置。 - 各フィンが、アルミニウム、銅、他の金属、または熱分解グラファイト以外の材料で形成される、請求項14に記載の装置。
- 前記パイプが中心軸を有し、各フィンが前記中心軸に垂直な半径方向に第1の熱伝導度を、および前記中心軸に平行な軸方向に第2の熱伝導度を有し、前記第1の熱伝導度が前記第2の熱伝導度の少なくとも100倍である、請求項14または15に記載の装置。
- さらに、前記パイプに熱的に結合された熱源を含む、請求項14乃至16のいずれかに記載の装置。
- さらに、前記パイプと前記熱源の間に熱橋を含み、
前記熱橋は、ヒート・シンク、熱拡散器、プリント基板、絶縁体およびレールの中の1つ以上のものの任意の組合せである、請求項17に記載の装置。 - 前記熱源が熱を生成することができる電子部品である、請求項17または18に記載の装置。
- さらに、前記パイプに取り付けられ、前記パイプを通して流体を汲み上げるよう構成されたポンプを含む、請求項14乃至19のいずれかに記載の装置。
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