JP2016524501A - 飲料を抽出するカートリッジ - Google Patents
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Abstract
物質を収容し、加圧下で流体を受け取るように構成された、容器本体(2)を有し、加圧下で流体を注入することによって、飲料を抽出するカートリッジ(1)であって、容器本体(2)は、流体の圧力の影響によって破れることにより、飲料の流出のための開口を生成可能な少なくとも1つの弱化部(5)を備えた底壁(4)を有し、カートリッジはさらに、容器本体(2)の外部に、底壁(4)に非接触で面している支台(8)を有し、流体の圧力の影響による底壁(4)の変形を制限し、その結果として少なくとも1つの弱化部(5)の破断の範囲を制限する。
Description
本発明は、加圧下で流体を注入することによって、飲料を抽出するカートリッジに関する。
現在、例えばエスプレッソコーヒーなどの飲料を得るための数種類のカートリッジが知られていて、抽出される物質(例えば、挽き焙煎コーヒー)を収容するカートリッジの内部体積は、十分な空気の密閉を可能にする。カップ形状で、フィルム又は蓋により上部を封止され、加圧下で流体(一般的に水)を注入できるように穴を開けることが可能な、物質を収容する単一の本体を使用することにより、このような結果が得られる。
これらの従来の解決策は、カップ形状の本体の底壁に、カートリッジに注入された流体の圧力の影響によって破れる弱化部を備える。実際に、カートリッジの内圧が増加すると、この底壁は変形し、外側に拡大し、その結果として弱化部に破損が生じる。
従来技術の欠点は、飲料が流出する底壁から抽出される物質を分離するために、プラスチックで作られた剛性フィルタを使用するしか選択肢がないことである。なぜなら、その代わりに、シートフィルタ(例えば、紙、不織布、又は他の可撓性材料で作られたフィルタ)を使用すると、カートリッジの底壁の破損によって、そのシートフィルタは底壁の引き裂かれた領域を通って膨らむ傾向があるからである。
剛性フィルタの使用は、より大量のプラスチックの使用を伴うと共に、本質的にカートリッジのカップ形状の本体へのこのような剛性フィルタの挿入に関連する製造中の問題を引き起こす。
本発明の目的は、上述した観点の1つ以上の公知技術を改善することが可能な、飲料を抽出するカートリッジを提供することである。
この目的の範囲内において、本発明の対象は、加圧下で流体を注入することによって飲料を抽出するカートリッジであって、カートリッジはカートリッジの内圧の影響によって単独で破れる底面を持ち、飲料を流出させるためのカートリッジの底面の破断が制御され且つ制限されうるものを提供することである。
本発明の他の対象は、加圧下で流体を注入することによって飲料を抽出するカートリッジであって、飲料を流出させるための底面の破断を得るために、カートリッジの一部ではない外部要素(例えば、カートリッジが置かれる抽出室内で利用されるパンチ又は逆圧要素)の使用を避けるものを提供することである。
本発明の他の対象は、加圧下で流体を注入することによって飲料を抽出するカートリッジであって、破断の制御可能な本質のおかげで、必要に応じて、シートフィルタ(ろ紙など)の使用を可能にするものを提供することである。
本発明の他の対象は、加圧下で流体を注入することによって飲料を抽出するカートリッジであって、信頼性が高く、実施が容易で、且つコストが低いものを提供することである。
以下でより明らかになる、この目的と、これらの及び他の対象は、加圧下で流体を注入することによって、飲料を抽出するカートリッジであって、物質を収容し、加圧下で流体を受け取るように構成された容器本体を有し、前記容器本体は、流体の圧力の影響によって破れることにより、飲料の流出のための開口を生成可能な少なくとも1つの弱化部を備えた底壁を有し、前記カートリッジは、前記容器本体の外部に、前記底壁に非接触で面している支台を有し、流体の圧力の影響による前記底壁の変形を制限し、その結果として前記少なくとも1つの弱化部の破断の範囲を制限することを特徴とする、カートリッジによって実現される。
本発明のさらなる特徴と利点は、本発明のカートリッジの好ましい実施形態(しかし、それに限らない)の記載により、より明らかになる。本発明のカートリッジは、限定されない例として、添付の図面に示されている。
図を参照すると、符号1により全体として示される本発明のカートリッジは、物質(図示せず)を収容し、加圧下で流体(特に、水)を受け取るように構成された容器本体2を有し、容器本体2から飲料が抽出される。
本発明の好ましい実施形態において、物質は挽き焙煎コーヒーであり、加圧下の水は温水であり、例えば約90〜99℃で且つ圧力約9〜12バールで、得られる飲料はエスプレッソコーヒーである。
これに代えて、カートリッジに収容される物質は、水溶きコーヒーであっても良いし、又は粉末状の、葉の、又はフリーズドライの任意の食用物質であっても良いし、又は濃縮物から成っても良い。
容器本体2は、例えば、射出、及び/又は圧縮、又は熱成形、又は押出などの成形技術を使用して、例えばポリマー材料で作られる。容器本体2は、カップ形状又はビーカー形状であり、上部を蓋3で封止され、加圧下での流体の注入を可能にするために穴を開けられる。図示される実施形態において、蓋3もまた、成形(例えば、射出及び/又は圧縮)、熱成形、又は押出によって作られる。蓋3は、欧州特許第2049416号明細書(参照することにより、ここに組み込まれる)に記載のカートリッジの蓋に相当する。
これに代えて、蓋3は、既知の方法で、不透過性フィルムとして作られても良い。
容器本体2は、好ましくは開口がなく、底壁4を有する。底壁4は、カートリッジ1に注入された流体の圧力の影響によって破れることにより、底壁4を通って飲料を流出させるための開口を生成可能な少なくとも1つの弱化部5を備える。
弱化部は、既知の方法により、容器本体2の製造中に、事前に画定された線に沿った底壁の1つ以上の線状領域の厚みを低減することによって得られる。
底壁4は、カートリッジ1の内部に向かって突き出た複数の***部6を有する。複数の***部6は、好ましくは、弱化部5の破断によって生成される排出開口に向かって、抽出された飲料を運ぶための細い流路を同時に画成するような粒度を持つ。底壁4は、フィルタ、好ましくは(例えば、ろ紙、ポリマーで被覆された紙、不織布のシート、又はカートリッジ1に収容される物質の固体粒子を濾過して取り除く能力を持つフィルム状の他の材料の)シートフィルタ7を支持する広い面を有する。
***部6は、同心のアーチ状のリブとして、容器本体2の成形中に得られ、例えば平均の深さと幅が約1mmの同心の経路と放射状の経路を画成するために配置される。
弱化部5は、***部6のうちの少なくとも1つの基部の、少なくとも1つのエッジに沿って、例えば、底壁4の円形の中心領域40の直径方向に伸びる、中央の補強用***部61の基部の、実質的に長手方向のエッジ62a,62bの両方に沿って、伸びる。
弱化部5は、領域40の直径方向の線51に沿って伸びても良く、中央の***部61の方向を横断し、その結果として、直径方向の線51に沿った弱化部と中央の***部61のコーナーエッジ62a,62bに沿った弱化部52との間に交差点53を生成する。この場合、中央の***部61の直径方向と線51の直径方向は、好ましくは実質的に垂直であり、リブ63と最初の破断点53を備えた4つの扇形を画定する。
本発明の代替の実施形態では、図7及び図8に示されるように、容器本体2の底壁401は、第1の実施形態と同じような複数の***部600を有する。すなわち、複数の***部600は、カートリッジの内部に向かって突き出ていて、弱化部5の破断によって生成される排出開口に向かって、抽出された飲料を運ぶための細い流路を同時に画成するような粒度を持つ。また、底壁401は、フィルタ、好ましくは(例えば、ろ紙、ポリマーで被覆された紙、不織布のシート、又はカートリッジに収容される物質の固体粒子を濾過して取り除く能力を持つフィルム状の他の材料の)シートフィルタを支持する広い面を有する。
しかし、弱化部5は、このような底壁401の実質的に円形の中心領域400内で、図8に示されるように、一対のらせん状又はかぎ爪形状503の対向するセグメントを画定するように構成された弱化線501,502によって、得られる。円形の領域400内のこのようなセグメント503によって境界を定められたエリア内に、***部600と実質的に同じ厚みを持つ***部601がさらにある。
両方の実施形態において、本発明のカートリッジ1は、容器本体2の外部に、使われていない状態(すなわち、飲料の抽出前)では底壁4,401の外面に接触せずに、その外面の方を向いている支台8を有する。
支台8は、輪郭サポート80に設けられる。輪郭サポート80は、例えば、サポート80のエッジ82と底壁4から外側に突き出た環状リブ41との機械的干渉によって、容器本体2の底壁4,401に、任意に着脱可能に取り付けられる。
より具体的には、支台8は、サポート80から、弱化部5が存在する底壁4,401の領域40,400に、垂直に向かって伸びる。好ましくは、図1〜6の実施形態において、支台8は、中央の***部61に向かって伸びる。支台8の目的は、カートリッジに注入された流体の圧力によって弱化部5が破断した後の底壁4,401の変形を制限し、その結果として、弱化部5の破断の範囲を制限することである。
支台8は、入ってくる流体によって生成される圧力がない場合は、底壁4,401に接触せず、底壁4,401の外面から距離Dだけ離れている。そのため、支台8は、カートリッジの底壁4,401の弱化部5の破断の生成には利用されない。その代わりに、このような破断は、飲料の抽出中におけるカートリッジ1の内圧の影響によってのみ、生成される。支台8は、弱化部5がさらに引き裂かれるのを制限する機械的ストロークリミッタ(stroke limiter)を画成し、その結果、飲料の流出のための開口を画成する裂け目による、シートフィルタ7の可能性のある出口を画成する。その結果、この方法で破断の範囲を制御することにより、カートリッジ1からの飲料の流れが制御される。
好ましくは、支台8は、容器本体2に取り付けられるサポート80の流体流れの障壁9上に設けられる。このような障壁は、弱化部5の破断によって生成される、飲料の流出のための開口に面していて、抽出される飲料の流れを遅くし及び/又は制御して、飛び散りの影響を防ぐ。それ故、カップ又はビーカーに飲料を直接注ぐことができる。流体の流れに対抗する障壁9は、抽出される飲料の質を改善するのも可能にする。
障壁9は、例えば、図に示されるようなアーチ状の液体受けであっても良く、飲料の流れを規則的にするのに適した適当な外面を画成する。このような液体受けは、容器本体2の底壁4,401に対して置かれたリム91を備える。リム91は、液体受けに集まった飲料の漏出のための1つ以上のポート又はノッチ92を有する。
この場合、支台8は、液体受け9の底からカートリッジ1の容器本体2の底壁4,401の外面に向かって突き出た少なくとも1つのエレメント81(例えば、ピン)を、より具体的には図1〜図6の実施形態の中央の***部61の位置に有する。
サポート80は、リム91と同心であって且つリム91の周辺でサポート80の内側の環状領域を分離するのに適した環状壁93を、液体受け9と対応するリム91の周辺に有する。このような内側の環状領域は、サポート80の外側の環状領域からの飲料の流出のための少なくとも1つの通路95を備える。このような外側の環状領域は、放射状の支持壁94を備える。
フィルタ7の代わりに、固体粒子の通過を阻止し且つ入れられた水又は飲料の通過を許可するような大きさの複数のフィルタリング貫通穴を含む円形領域を取り囲む円周方向の厚いリムを備えた平らな本体を有する剛性フィルタが使用されても良い(図示せず)。厚いリムは、図の底壁4,400で、***部6,600の全てを取り囲む円周の段上に位置しても良い。適当な剛性フィルタは、欧州特許第1982933号明細書(参照することにより、ここに組み込まれる)に記載の剛性フィルタであっても良い。
カートリッジ1の1つ以上の構成要素は、従来のソース(例えば、油)又は再生可能なソース(例えば、アルコール発酵)から合成された熱可塑性ポリマー、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド、ビニルアルコール樹脂(例えば、EVOH)、ポリエチレン、又はポリエチレン・テレフタレート(PET)で作られても良い。これらの材料のいくつかは、蓋3、剛性フィルタ(図示せず)、容器本体2、及びサポート80を有するカートリッジ1の構成要素のいずれか一つのために使用されても良い。フィルタ7が剛性フィルタの代わりに使用される場合、フィルタ7はこれらの材料のいずれか一つで作られた不織布であっても良い。カートリッジ1の1つ以上の構成要素において、上記で示した2以上の熱可塑性ポリマーが、熱成形又は共射出成形などの製造工程中に、相互に結合されても良い。例えば、カートリッジ1の1つ以上の構成要素は、2以上の上記熱可塑性ポリマーから成る多層であっても良い。
カートリッジ1の1つ以上の構成要素は、生分解性ポリエステル(例えば、ポリラクチド又はPLA)、でんぷんベースの生分解性材料、微生物ポリエステル、生分解性ビニルアルコール樹脂(例えば、PVOH)、バイオベースの熱可塑性プラスチック、又はポリヒドロキシアルカノエート(PHA)を含む、生分解性材料でつくられても良い。これらの生分解性材料のいくつかは、蓋3、フィルタ7、剛性フィルタ(図示せず)、容器本体2、及びサポート80のうちのいずれか一つのために使用されても良い。カートリッジ1の1つ以上の構成要素において、2以上のこれらの生分解性材料が、相互に結合されても良い。例えば、カートリッジ1の1つ以上の構成要素が、2以上の上記生分解性材料から成る多層であっても良い。
本発明のカートリッジの動作は、上述の記載から明らかである。特に、図1〜6における実施形態を参照すると、使用されていない状態では、サポート80の支台8は、カートリッジ1の容器本体2の底壁4の外面から距離Dだけ離れている。
カートリッジが、飲料を抽出するための機械(従来のもの)に挿入されると、カートリッジ1に収容される物質と組み合わせて飲料を得るために、加圧下で流体を注入するための使用されるノズルに一致するパンチによって、蓋3に穴が開けられる。
蓋3の穿孔は、既に開いている場合は、必要でなくても良い。
その後に、加圧下で流体がカートリッジ1に注入されると、その流体と容器室2内で保持される物質との混合が可能になる。この動作により、カートリッジ1の内圧の増加が引き起こされ、その結果、底壁4の外側への変形が引き起こされる。
この変形によって、弱化部5は、特に、交差点53から、且つ交差点53で始まる弱化部51,52の最初の部分に沿って、破断し始める。
この変形によって、中央の***部61は、それと共に底壁4の中心領域40の引き裂かれた領域も引っ張る。しかし、距離Dを越えた後、中央の***部61のストロークは、ピン81の支台8によって阻止され、その結果、弱化線51,52によって最初に範囲を定められた引き裂かれたフラップのさらなる広がりが制限される。
その間、飲料は、このような裂け目から流出し、液体受け9によって減速し、ポート92まで液体受けを登り、それから最後に、液体受け9の周辺で同軸上にサポート80上で画成され且つ好都合にアーチ状に形成された液体受け9の外面をかする通路95を通って、カートリッジから流出することが可能になる。
図7,8に示される実施形態において、動作は同様である。特に、カートリッジの内圧の影響によって弱化部の破断は始まり、対向する各セグメント503の終点が向く、線501,502の内側部分501a,502aのうちの少なくとも1つで継続される。しかし、弱化線501,502によって最初に範囲を定められた引き裂かれたフラップのさらなる広がりは、領域400の中心エリアと支台8との接触によって、防止される。
実際には、本発明のカートリッジは、飲料の流出のためのカートリッジの底面の破断を制御し且つ制限することが可能となる点で、定められた目的を完全に達成することが分かった。これのおかげで、底面がカートリッジの内圧の影響によってのみ単独で破れるという事実にもかかわらず、シートフィルタ(ろ紙、ポリマーで被覆された紙など)を使用することができるようになる。
飲料を流出させるための底面の破断は、カートリッジの一部を形成しない外部要素(例えば、カートリッジが置かれる抽出室内で利用されるパンチ又は逆圧要素)の使用を避けて、その代わりに、カートリッジの一部を形成する支台要素を使用し、これにより、破れやすい領域の引き裂きを制御し且つ制限することができる。
本発明のカートリッジは、特に挽き焙煎コーヒーからエスプレッソコーヒーを抽出するために考案されたけれども、より一般的には、分割された成分から、加圧下で流体を使用して、飲料を抽出するために使用することもできる。
このように考え出されたカートリッジは、多くの改良及び変化が可能であり、それらの全ては添付の特許請求の範囲に含まれる。さらに、全ての詳細が、他の技術的に等価な要素によって置き換えられても良い。
実際には、利用される材料と寸法は、要求に応じて及び最先端に応じて、任意であっても良い。
この出願が優先権を主張しているイタリア特許出願MI2013A000906の開示は、参照によってここに組み込まれる。
いずれかの請求項に記載の技術的な特徴には、参照符号が続いているけれども、これらの参照符号は、請求項の理解度を向上することだけを目的として含まれていて、このような参照符号は、例として参照符号によって識別される各要素の解釈に、何らかの限定する影響を与えない。
Claims (13)
- 加圧下で流体を注入することによって、飲料を抽出するカートリッジ(1)であって、
物質を収容し、加圧下で流体を受け取るように構成された、容器本体(2)を有し、
前記容器本体(2)は、流体の圧力の影響によって破れることにより、飲料の流出のための開口を生成可能な少なくとも1つの弱化部(5)を備えた底壁(4)を有し、
前記カートリッジは、前記容器本体(2)の外部に、前記底壁(4)に非接触で面している支台(8)を有し、流体の圧力の影響による前記底壁(4)の変形を制限し、その結果として前記少なくとも1つの弱化部(5)の破断の範囲を制限することを特徴とする、カートリッジ。 - 前記支台(8)は、前記底壁(4)の領域に面していて、
前記少なくとも1つの弱化部(5)は、好ましくは前記底壁(4)の中心領域(40)にある、請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記支台(8)は、前記容器本体(2)に取り付けられる障壁(9)上に設けられ、飲料の流れを遅くし及び/又は制御するために、飲料の流出のための前記開口に面している、請求項1又は請求項2に記載のカートリッジ。
- 前記障壁(9)は、液体受けである、請求項3に記載のカートリッジ。
- 前記液体受けは、前記底壁(4)に対して置かれたリム(91)を備え、
前記リム(91)は、前記液体受けに集められた飲料の流出のための少なくとも1つのポート(92)を備える、請求項4に記載のカートリッジ。 - 前記支台(8)は、前記液体受けの底面から、前記カートリッジ(1)の容器本体(2)の底壁(4)に向かって突き出た、少なくとも1つのエレメント(81)を有する、請求項4又は請求項5に記載のカートリッジ。
- 前記支台(8)は、前記容器本体(2)に着脱可能に取り付けられるサポート(80)と一体である、請求項1から請求項6のいずれかに記載のカートリッジ。
- 前記底壁(4)は、
前記カートリッジの内部に向かって突き出た複数の***部(6)と、
前記物質と前記複数の***部(6)との間に置かれたフィルタ(7)と、
を含み、
前記少なくとも1つの弱化部(5)は、前記***部(6)のうちの少なくとも1つ(61)の基部の少なくとも1つのエッジ(62a、62b)に影響を及ぼす、請求項1から請求項7のいずれかに記載のカートリッジ。 - 前記少なくとも1つの弱化部(5)は、前記底壁(4)の実質的な中心領域(40)の直径方向の線(51)に沿って伸びる、請求項1から請求項8のいずれかに記載のカートリッジ。
- 前記***部(6)の少なくとも1つ(61)は、前記底壁(4)の実質的な中心領域(40)の直径方向に且つ前記直径方向の線(51)の横断方向に伸びる、請求項8又は請求項9に記載のカートリッジ。
- 前記弱化部(5)は、前記底壁(401)の実質的に円形の中心領域(400)に設けられ、一対のらせん状又はかぎ爪形状(503)のセグメントを画定するように構成された弱化線(501,502)を含む、請求項1から請求項7のいずれかに記載のカートリッジ。
- 前記カートリッジの1以上の構成要素は、
−ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド、ビニルアルコール樹脂、ポリエチレン、又はポリエチレン・テレフタレートなどの、熱可塑性ポリマー、
又は、
−共に結合され、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド、ビニルアルコール樹脂、ポリエチレン、及び/又はポリエチレン・テレフタレートを含む群から選択される、2以上の熱可塑性ポリマーの組み合わせ
で作られることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれかに記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジの1以上の構成要素は、
−生分解性ポリエステル、でんぷんベースの生分解性材料、微生物ポリエステル、生分解性ビニルアルコール樹脂、バイオベースの熱可塑性プラスチック、又はポリヒドロキシアルカノエートなどの、生分解性材料、
又は、
−共に結合され、生分解性ポリエステル、でんぷんベースの生分解性材料、微生物ポリエステル、生分解性ビニルアルコール樹脂、バイオベースの熱可塑性プラスチック、及びポリヒドロキシアルカノエート含む群から選択される、2以上の生分解性材料の組み合わせ
で作られることを特徴とする、請求項1から請求項12のいずれかに記載のカートリッジ。
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