JP2016519525A - 無線通信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

無線周波数回路に接続するように構成される供給部と;前記供給部に接続され、第1の動作周波数帯域で共振するように構成される第1のアンテナ部と;前記供給部に接続され、第2の動作周波数帯域で共振するように構成される第2のアンテナ部であって、前記第1のアンテナ部と共に外周を規定する、該第2のアンテナ部と;第1の端部で前記供給部に接続され、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部によって規定される外周の周りに延在し、第2の端部で前記供給部に電磁結合して第3の動作周波数帯域で共振するように構成される、第3のアンテナ部と、を備える装置。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は無線通信装置に関し、特に、電子デバイスにおける無線通信装置に関する。
背景
携帯型電子通信デバイス等の装置は通常、他の装置との無線通信を可能にする少なくとも1つのアンテナを備えている。例えば、セルラ方式携帯電話は、基地局と無線通信することができる1つ又は複数のアンテナを備えることができる。こうした装置は、複数の動作周波数帯域で動作することを要求され、その結果、装置はこれらの帯域全てで動作を可能にするために、複数のアンテナを必要とすることもある。しかし、複数のアンテナを具備することで装置の容積を増やす可能性があり、装置の容積が予め決められている場合は他の電子部品のスペースが減らされることにも繋がる。
それ故、これに代わる装置の提供が望まれる。
摘要
本発明における種々の、但し全てである必要のない実施形態によれば、次の装置、即ち、無線周波数回路に接続するように構成される供給部と;前記供給部に接続され、第1の動作周波数帯域で共振するように構成される第1のアンテナ部と;前記供給部に接続され、第2の動作周波数帯域で共振するように構成される第2のアンテナ部であって、前記第1のアンテナ部と共に外周を規定する、該第2のアンテナ部と;第1の端部で前記供給部に接続され、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部によって規定される外周の周りに延在し、第2の端部で前記供給部に電磁結合して第3の動作周波数帯域で共振するように構成される、第3のアンテナ部と、を備える装置が提供される。
前記供給部は、供給点と;前記供給点から延在する第1の導電部とを備えてもよく、前記第3のアンテナ部は、該第1の導電部を介して該供給点と結合されてもよい。
前記供給部は、前記第1の導電部から延在する第2の導電部を備えてもよく、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部は、前記第1の導電部及び該第2の導電部を介して該供給点と結合されてもよい。
前記第1のアンテナ部は、前記第3のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第3のアンテナ部と電磁結合するように構成されてもよい。
前記第2のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有してもよく、前記第1のアンテナ部は、該第2のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第2のアンテナ部と電磁結合するように構成されてもよい。
前記第1のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有してもよく、前記第2のアンテナ部は、該第1のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第1のアンテナ部と電磁結合するように構成されてもよい。
前記装置は接地部材を更に備えてもよく、前記供給部、前記第1のアンテナ部、前記第2のアンテナ部、及び前記第3のアンテナ部は、該接地部材とは重なり合わない位置関係にあってもよい。
前記第1のアンテナ部及び前記第3のアンテナ部が第1のG形アンテナを形成してもよく、該第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部が第2のG形アンテナを形成してもよい。
前記第3のアンテナ部は、2つの共振周波数帯域を与えるために、第1のモード及び第2のモードで共振するように構成されてもよい。
本発明における種々の、但し全てである必要のない実施形態によれば、前段落の何れかに記載の第1の装置を備える電子通信デバイスが提供される。
前記電子通信デバイスは、前段落の何れかに記載の第2の装置を備えてもよい。前記第1の装置及び前記第2の装置が多入力多出力アンテナ構成を形成してもよい。
前記電子通信デバイスは、前記第1の装置、前記第2の装置、及び無線周波数回路の間で接続されるスイッチを更に備えもよい。
本発明における種々の、但し全てである必要のない実施形態によれば、次の方法、即ち、無線周波数回路に接続するように構成される供給部を設けることと;前記供給部に接続され、第1の動作周波数帯域で共振するように構成される第1のアンテナ部と;前記供給部に接続され、第2の動作周波数帯域で共振するように構成される第2のアンテナ部であって、前記第1のアンテナ部と共に外周を規定する、該第2のアンテナ部と;第1の端部で前記供給部に接続され、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部によって規定される外周の周りに延在し、第2の端部で前記供給部に電磁結合して第3の動作周波数帯域で共振するように構成される、第3のアンテナ部を設けることと、を含む方法が提供される。
前記供給部は、供給点と;前記供給点から延在する第1の導電部とを備えてもよく、前記第3のアンテナ部は、該第1の導電部を介して該供給点と結合されてもよい。
前記供給部は、前記第1の導電部から延在する第2の導電部を備えてもよく、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部は、前記第1の導電部及び該第2の導電部を介して該供給点と結合されてもよい。
前記第1のアンテナ部は、前記第3のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第3のアンテナ部と電磁結合するように構成されてもよい。
前記第2のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有してもよく、前記第1のアンテナ部は、該第2のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第2のアンテナ部と電磁結合するように構成されてもよい。
前記第1のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有してもよく、前記第2のアンテナ部は、該第1のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第1のアンテナ部と電磁結合するように構成されてもよい。
前記方法は、接地部材を設けることと;前記供給部、前記第1のアンテナ部、前記第2のアンテナ部、及び前記第3のアンテナ部を、該接地部材とは重なり合わない位置関係に配置することとを更に含んでもよい。
前記第1のアンテナ部及び前記第3のアンテナ部が第1のG形アンテナを形成してもよく、該第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部が第2のG形アンテナを形成してもよい。
前記第3のアンテナ部は、2つの共振周波数帯域を与えるために、第1のモード及び第2のモードで共振するように構成されてもよい。
前述の簡単な説明を理解するために有用な種々の実施例の理解に資するべく、例として次の添付図面を参照する。
種々の実施例による携帯電子デバイスの概略図を示す。 種々の実施例による装置の平面図を示す。 種々の実施例による別の装置の平面図を示す。 図2及び3に示す装置に関する散乱パラメータS11対周波数のグラフを示す。 種々の実施例による別の電子デバイスの概略図を示す。 種々の実施例による方法のフロー図を示す。
詳細説明
以下の記述において、「接続する(connect)」及び「結合する(couple)」という表現並びにそれらの派生語は、協働可能なように接続または結合されることを意味する。当然のことながら、介在するコンポーネントは(介在するコンポーネントが何もない場合も含め)任意の数または組合せで存在できる。さらに、当然のことながら、こうした接続又は結合は、物理的ガルバーニ接続及び/又は電磁接続であってもよい。
図2及び3には装置181・182が示されており、この装置は、無線周波数回路16に接続するように構成される供給部28と;供給部28に接続され、第1の動作周波数帯域で共振するように構成される第1のアンテナ部30と;供給部28に接続され、第2の動作周波数帯域で共振するように構成される第2のアンテナ部32であって、第1のアンテナ部30と共に外周42を規定する、第2のアンテナ部32と;第1の端部で供給部28に接続され、第1のアンテナ部30と第2のアンテナ部32によって規定される外周42の周りに延在する第3のアンテナ部34であって、第2の端部で供給部28に電磁結合し、第3の動作周波数帯域で共振するように構成される、第3のアンテナ部34と、を備える。
図1には、コントローラ12と回路14、無線周波数回路16、装置18、接地部材20を備える電子デバイス10が示されている。この電子デバイス10は、携帯型電子デバイス(例えば、セルラ方式携帯電話やタブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末又はハンドヘルドコンピュータ)や据置型電子デバイス(例えば、パーソナルコンピュータや基地局)、携帯マルチメディアデバイス(例えば、音楽プレーヤーやビデオプレーヤー、ゲームコンソール等)、又はこうしたデバイス用のモジュールといった装置であれば如何なるものでもよい。本明細書では、「モジュール」という用語は、末端製造業者又はユーザによって追加される所定のパーツ又はコンポーネントを除くユニットまたは装置を表わす。
コントローラ12の実装は、ハードウェアのみ(例えば、回路、プロセッサなど)におけるものとすることができ、ファームウェアのみを含んだソフトウェアにおけるいくらかの態様を有するか、あるいは、ハードウェアおよび(ファームウェアを含んだ)ソフトウェアの組み合わせとすることができる。
コントローラ12は、ハードウェア機能を実現する命令であって、例えば、汎用プロセッサ又は特定用途向けプロセッサで実行可能なコンピュータプログラム命令を用いて実装されてもよい。こうした命令は、前述のプロセッサで実行されるように、コンピュータ可読記憶媒体(ディスクやメモリ等)に格納されてもよい。
回路14には、電子デバイス10の追加電子部品が含まれる。こうした回路14には、例えば、オーディオ入力デバイス(マイクロフォン等)やオーディオ出力デバイス(ラウドスピーカー等)、ユーザ入力デバイス(タッチスクリーンディスプレイやキーパッド、キーボード等)、ディスプレイのような入出力デバイスが含まれてもよい。コントローラ12は、回路14の動作を制御するように構成される。
無線周波数回路16は、コントローラ12と装置18との間に接続され、受信機、送信機、送受信機のうち少なくとも1つが含まれてもよい。コントローラ12は、無線周波数回路16に信号を提供したり、そこから信号を受け取ったりするように構成される。電子デバイス10は、無線周波数回路16と装置18との間に、1つ又は複数の整合回路や集中/分散部品(抵抗やコイル、コンデンサ等)、フィルタ、スイッチ、伝送線(非限定的例として、マイクロストリップやストリップ線、共平面導波路、導波路、同軸ケーブル等)、半導体デバイス(非限定的例として、ダイオードやバイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタ等)、他の無線周波数回路素子、及びそれらの組合せを備えてもよい。
装置18は「アンテナ」又は「アンテナ構成」とも呼ばれることもあり、電子デバイス10が他の電子デバイスと無線通信できるように構成される。装置18については、以降の段落で種々の実施例を参照しながら説明する。
無線周波数回路16とアンテナ18は、複数の動作共振周波数帯域で動作するように構成されてもよい。例えば、動作周波数帯域には、(以下には限定されないが)ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE。米国では734〜746 MHz及び869〜894 MHz、それ以外の国では791〜821 MHz及び925〜960 MHz。);振幅変調無線(AM、0.535−1.705 MHz);周波数変調無線(FM、76〜108 MHz);Bluetooth(登録商標)(2400〜2483.5MHz);ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)(2400〜2483.5MHz);高性能ローカルエリアネットワーク(HLAN:hiper local area network)(5150〜5850MHz);全地球測位システム(GPS:global positioning system)(1570.42〜1580.42MHz);米国移動体通信用グローバル・システム(US−GSM:US−Global system for mobile communications)850(824−894MHz)および1900(1850〜1990MHz);欧州移動体通信用グローバル・システム(EGSM:European global system for mobile communications)900(880〜960MHz)および1800(1710〜1880MHz);欧州広帯域符号分割多重接続(EU−WCDMA:European wideband code division multiple access)900(880〜960MHz);パーソナル通信ネットワーク(PCN:personal communications network/DCS)1800(1710〜1880MHz);米国広帯域符号分割多重接続(US−WCDMA)1700(送信:1710〜1755MHz,受信:2110〜2155MHz)および1900(1850〜1990MHz); 広帯域符号分割多重接続(WCDMA)2100(送信:1920〜1980MHz,受信:2110〜2180MHz);パーソナル通信サービス(PCS:personal communications service)1900(1850〜1990MHz);時分割同期符号分割多重接続(TD−SCDMA:time division synchronous code division multiple access)(1900MHz〜1920MHz,2010MHz〜2025MHz);超広帯域(UWB:ultra wideband)低域側(3100〜4900MHz);UWB高域側(6000〜10600MHz);デジタル・ビデオ・ブロードキャスト−ハンドヘルド(DVB−H:digital video broadcasting−handheld)(470〜702MHz);DVB−H米国(1670〜1675MHz); デジタル・ラジオ・モンディエール(DRM:digital radio mondiale)(0.15〜30MHz);ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロ ウェーブ・アクセス(WiMax:Worldwide interoperability for microwave access)(2300〜2400MHz,2305〜2360MHz,2496〜2690MHz,3300〜3400MHz,3400〜3800MHz,5250〜5875MHz);デジタルオーディオ放送(DAB:digital audio broadcasting)(174.928〜239.2MHz,1452.96〜1490.62MHz);無線自動識別低周波(RFID LF:radio frequency identification low frequency)(0.125〜0.134MHz);無線自動識別高周波(RFID HF:radio frequency identification high frequency)(13.56MHz);無線自動識別超高周波(RFID UHF:radio frequency identification ultra high frequency)(433MHz,865〜956MHz,2450MHz)が含まれてもよい。
アンテナが効率よく動作可能な周波数帯域とは、アンテナの反射損失と放射効率が所定の動作閾値よりも良好な周波数範囲のことである。例えば、こうした効率的な動作は、アンテナの反射損失が4dB又は6dBより良好で(即ち、それよりも大きく)、放射効率が−3dB又は−1dBより良好な(即ち、それよりも大きい)ときに行われる。
装置18、無線周波数回路16を設ける電子部品、回路14、及びコントローラ12は、接地部材20(例えば、プリント配線基板)を介して相互接続されていてもよい。実施例によっては、接地部材20は、電子デバイス10の複数の導電部で形成され、これらの一部にはプリント配線基板が含まれていてもよい。例えば、接地部材20の少なくとも一部には、電子デバイス10の外部導電ハウジングの少なくとも一部が含まれてもよい。外部導電ハウジングの少なくとも一部は、プリント配線基板に接続されてもよく、接続されなくてもよい。接地部材20は平面でもよく、非平面でもよい。
図2には、装置181の平面図と直交座標軸22が示されている。直交座標軸22には、X軸24とそれに直交するY軸26が含まれる。装置181は、供給部28と第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、第3のアンテナ部34を備える。装置181は二重G形アンテナ構造を有し、第1のアンテナ部30と第3のアンテナ部34が第1のG形アンテナを形成し、第1のアンテナ部30と第2のアンテナ部32が第2のG形アンテナを形成する。この実施例では、装置181は平面である。しかし、他の実施例では、装置181は立体的に拡げられ、(図3に示すように)非平面であってもよい。
供給部28は、供給点36と第1の導電部38、第2の導電部40を備える。第1の導電部38は、第1の端部(a)と第2の端部(b)を備える。供給部36は、第1の端部(a)で第1の導電部38と接続される。第1の導電部38は、供給点36から+Yの向きに第2の端部(b)まで延在している。第2の導電部40は、第1の端部(c)と第2の端部(d)を備える。第2の導電部40の第1の端部(c)は第1の導電部38の第2の端部(b)に接続され、第2の導電部40は+Xの向きに第2の端部(d)まで延在している。
第1のアンテナ部30は、第1の端部(e)と第2の端部(f)を備え、第2の端部(f)は開放端である。第1のアンテナ部30の第1の端部(e)は、第2の導電部40の第2の端部(d)に接続されている。第1のアンテナ部30は、第1の端部(e)から+Xの向きに位置(g)まで延在し、そこから+Yの向きに位置(h)まで延在し、更に、位置(h)から−Xの向きに第2の端部(f)まで延在している。
第2のアンテナ部32は、第1の端部(i)と第2の端部(j)を備え、第2の端部(j)は開放端である。第2のアンテナ部32の第1の端部(i)は、第2の導電部40の第2の端部(d)に接続されている。第2のアンテナ部32は、第1の端部(i)から+Yの向きに位置(k)まで延在し、そこから+Xの向きに位置(l)まで延在し、更に、位置(l)から−Yの向きに第2の端部(j)まで延在している。
第3のアンテナ部34は、第1の端部(m)と第2の端部(n)を備え、第2の端部(n)は開放端である。第3のアンテナ部34の第1の端部(m)は、第1の導電部38の第2の端部(b)に接続されている。第3のアンテナ部34は、第1の端部(m)から+Yの向きに位置(o)まで延在し、そこから+Xの向きに位置(p)まで延在し、位置(p)から−Yの向きに位置(q)まで延在し、更に、位置(q)から−Xの向きに第2の端部(n)まで延在している。第3のアンテナ部34の第2の端部(n)は、供給部28に近接している。
点線42に示すように、第1のアンテナ部30と第2のアンテナ部32は外周を規定し、第3のアンテナ部34はその外周の周りに延在する。詳しく述べれば、位置(e)、(g)、(h)、(f)のそれぞれの間にある第1のアンテナ部30の外面と、位置(i)、(k)、(l)のそれぞれの間にある第2のアンテナ部32の外面が、外周42を規定し、第3のアンテナ部34は、第1の端部(m)から第2の端部(n)までで囲われた外周42の周りに延在している。その結果、第3のアンテナ部34は、第1のアンテナ部30と第2のアンテナ部32を取り巻いて、それらを囲み込んでいると見做されてもよい。
また、第3のアンテナ部34はその中に開口部43を規定し、第3のアンテナ部34が規定した開口部の中に第1及び第2のアンテナ部30・32が配置されていると見做されてもよい。
第1のアンテナ部30は、第3のアンテナ部34の第1の端部(m)と第2の端部(n)の間で第3のアンテナ部34と電磁結合するように構成される。詳しく述べれば、第1のアンテナ部30の第2の端部(f)が、位置(o)と(p)の間で第3のアンテナ部34に近接していて、第3のアンテナ部34と電磁結合している(参照番号44を付した矢印で示している)。その結果、第1のアンテナ部30と第3のアンテナ部34は、この電磁結合を介して容量結合ループ経路を形成すると見做すことができる。
また、第1のアンテナ部30は、第2のアンテナ部32の第1の端部(i)と第2の端部(j)の間で第2のアンテナ部32と電磁結合するようにも構成される。詳しく述べれば、第1のアンテナ部30の第2の端部(f)が、位置(l)で第2のアンテナ部32に近接していて、第2のアンテナ部32と電磁結合している(参照番号46を付した矢印で示している)。その結果、第1のアンテナ部30と第2のアンテナ部32は、この電磁結合を介して容量結合ループ経路を形成すると見做すことができる。
第2のアンテナ部32は、第1のアンテナ部30の第1の端部(e)と第2の端部(f)の間で第1のアンテナ部30と電磁結合するように構成される。詳しく述べれば、第2のアンテナ部32の第2の端部(f)が、位置(g)と(h)の間で第1のアンテナ部30に近接していて、第1のアンテナ部30と電磁結合している(参照番号48を付した矢印で示している)。その結果、第2のアンテナ部32と第1のアンテナ部30は、この電磁結合を介して容量結合ループ経路を形成すると見做すことができる。
第3のアンテナ部34は、第2の端部(n)で供給部28と電磁結合するように構成される。詳しく述べれば、第3のアンテナ部34の第2の端部(n)が、供給点36と第1の導電部38、第2の導電部40に近接していて、これら供給点36、第1の導電部38、第2の導電部40と電磁結合している(参照番号50を付した矢印で示している)。その結果、第3のアンテナ部34と供給部28は、この電磁結合を介して容量結合ループ経路を形成すると見做すことができる。
図3には、別の装置182の平面図と直交座標系22が示されている。装置182は図2に示された装置181と類似するものであり、類似する構成要素には同一の参照番号と文字が使用されている。直交座標系22には、X軸24とY軸26に直交するZ軸27も含まれる。
装置182は非平面で空間的に延在しており、この点で装置181とは異なる。
詳しく述べれば、供給部28の第1の導電部38と第2の導電部40が、XY平面に対して略平行に向けられている。
第1のアンテナ部30は、第1の端部(e)と位置(g)の間ではXY平面に対して略平行に向けられ、位置(g)と(h)の間では+Zの向きに延在し、位置(h)と第2の端部(f)の間ではXZ平面に対して略平行に向けられている。
第2のアンテナ部32は、第1の端部(i)と位置(k)の間ではXY平面に対して略平行に向けられ、位置(i)と(k)の間では+Zの向きに延在し、位置(k)と第2の端部(j)の間ではXZ平面に対して略平行に向けられている。
第3のアンテナ部34は、第1の端部(m)から+Zの向きに略延在し、位置(m)と(p)の間ではXZ平面に対して略平行に向けられている。第3のアンテナ部34は、位置(p)から−Zの向きに延在し、位置(q)と(n)の間ではXY平面に対して略平行に向けられている。
図3に示すように、供給部28と第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、第3のアンテナ部34は、接地部材20とは重なり合わない位置関係にある。他の実施例では、供給部28と第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、第3のアンテナ部34の一部又は全部が、接地部材20を覆ってもよい。
図4には、図2及び3に示す装置に関する散乱パラメータS11の大きさ対周波数のグラフ52が示されている。 グラフ52には、周波数を表わす横軸54と散乱パラメータS11の大きさを表わす縦軸56がある。また、グラフ52には、装置181・182の散乱パラメータS11の大きさが周波数によってどのように変化するかを表わす曲線58も示されている。
曲線58には、第1の周波数で第1の極小60、(第1の周波数より高い)第2の周波数で第2の極小62、(第2の周波数より高い)第3の周波数で第3の極小64、(第3の周波数より高い)第4の周波数で第4の極小66が含まれている。
第1の極小60は、第3のアンテナ部34の第1のモード(電気長L=λ/4)の動作周波数帯域に対応する。第2の極小62は、第1のアンテナ部30の動作周波数帯域に対応する。第3の極小64は、第2のアンテナ部32の動作周波数帯域に対応する。第4の極小66は、第3のアンテナ部34の第2のモード(電気長L=3λ/4)の動作周波数帯域に対応する。
第1の極小60の周波数は、第3のアンテナ部34の電気長と、参照番号44・50によって示された電磁結合とによって少なくとも部分的に決定される。第2の極小62の周波数は、第1のアンテナ部30の電気長と、参照番号44・48によって示された電磁結合とによって少なくとも部分的に決定される。第3の極小64の周波数は、第2のアンテナ部32の電気長と、参照番号46・48によって示された電磁結合とによって少なくとも部分的に決定される。第4の極小66の周波数は、第3のアンテナ部34の電気長と、参照番号44・50によって示された電磁結合とによって少なくとも部分的に決定される。
参照番号44・50によって示された電磁結合は、第3のアンテナ部34の第2のモードに対して比較的小さい散乱パラメータを与えるという利点がある。こうした大きさの散乱パラメータによって、第3のアンテナ部34を最低2つの動作周波数帯域で動作させることができる。第3のアンテナ部34の第2のモードは、第4の極小66が周波数で第3の極小64に比較的近くて、第3の極小64に近接する比較的広い帯域幅を与えるように調節されてもよい(この第3の極小64と第4の極小66の組合せによって、1つまたは2つの動作周波数帯域での動作が可能になる)。
こうして、装置181・182は比較的小さい容積を持つことができ、4つの共振周波数(3または4の動作周波数帯域に対応し得る)で動作可能であるという利点を持つことができる。例えば、装置181の大きさは23mm×14mmで、LTEアンテナとして動作可能でもよい。さらに例として、装置182の大きさは23mm×10mm×4mmで、LTEアンテナとして動作可能でもよい。
電磁結合領域44・46・48の結合距離は比較的短くてもよい(この実施例では1mm未満でもよい)。電磁結合領域50での結合距離は、電磁結合領域44・46・48の結合距離よりも長くても(数mmでも)よい。
図5には、種々の実施例による別の電子デバイス101の概略図が示されている。電子デバイス101は電子デバイス10と類似するものであり、類似する構成要素には同一の参照番号が使用されている。電子デバイス101はスイッチ68と第1の装置183、第2の装置184を更に備え、この点で電子デバイス10とは異なっている。
第1の装置183は図2又は図3に示すように構成されてもよく、別の構造を有してもよい。加えて、第2の装置184は図2又は図3に示すように構成されてもよく、別の構造を有してもよい。
スイッチ68は適切なあらゆるスイッチでよく、双極双投(DPDT)スイッチでもよい。スイッチ68は、第1の装置183と第2の装置184、無線周波数回路16の間で相互接続される。スイッチ68は、装置183・184の機能を切り替えるように構成される。例えば、第1の装置183と第2の装置184が多入力多出力(MIMO)アンテナを構成する場合、スイッチ68は、第1の装置183と第2の装置184との間の主系統とMIMO系統とを入れ替えるように構成される。コントローラ12は、スイッチ68の切替えを制御するように構成される。
図6には、種々の実施例による方法のフロー図が示されている。ブロック70で、この方法は接地部材20を設けることを含む。
ブロック72で、この方法は供給部28の少なくとも一部を設けることを含む。例えば、ブロック72では、接地部材20に供給点36を設けることが含まれてもよい。
ブロック74で、この方法は、第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、及び第3のアンテナ部34を設けることを含む。供給部28が第1の導電部38及び/又は第2の導電部40を備える場合、供給部28におけるこれらの部分がブロック74で設けられ、第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32及び第3のアンテナ部34と統合されてもよい。
ブロック76で、この方法は、供給部28、第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、及び第3のアンテナ部34を、接地部材20とは重なり合わない位置関係に配置することを含んでもよい。他の実施例では、ブロック76は、供給部28、第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、及び第3のアンテナ部34の1つ又は複数を、接地部材20と重なり合う位置関係に配置することを含んでもよい。
図6に示されるブロックは、方法のステップ及び/又はコンピュータプログラムのコードのセクションを表してもよい。例えば、図6に示した方法を遂行する機構を制御するために、コントローラがコンピュータプログラムを実行してもよい。ブロックを特定の順序で図示することは、必須順序又は推奨順序の存在を必ずしも示唆していない。こうしたブロックの順序や配置構成は変更することができる。また、一部のブロックを省略することも可能である。
当然ことながら、前述の実施例は、特定の製法の一部であって、個別のアンテナとして製造されてもよい。換言すれば、第1,第2,第3のアンテナ部30・32・34の各々は、供給部38・40の何れか又は全部を備え、あるいは1つも備えず、個別製法で製造されてもよい。例として、望まれる場合は、第1のアンテナ部30はフレックス、セミフレックス、又はリジッドプリント配線基板(PWB)製法で製造され、第2のアンテナ部32はレーザーダイレクトストラクチャリング(LDS)製法で製造され、第3のアンテナ部34は形成板金製法で製造されてもよい。あるいは、例示した製法の何れか1つだけで全アンテナ部30・32・34が製造されてもよい。ただし、製法は例示されたものに限定されない。供給部38・40及び/又はアンテナ部30・32・34の1つ又は複数は、電子デバイスのハウジングの少なくとも一部にあってもよい。供給部38・40の何れかを具備する又は具備しない第1,第2,第3のアンテナ部30・32・34は、アンテナモジュールとして製造されてもよい。このアンテナモジュールは、電子デバイスの内部及び外部に挿入可能な個別の物理ユニットであってもよい。供給部38・40及び/又はアンテナ部30・32・34の何れか又は全ては、基板によって物理的に支持されていてもよい。この基板は非導電性であって、例えば非限定的な例として、FR4材のようなPWB基板やプラスチック成形支持構造体投がある。供給部38・40及び/又はアンテナ部30・32・34の何れか又は全てはメインPWBに一体化されていてもよく、メインPWBとは別の個別コンポーネント又はモジュールでもよい。
本明細書において「含む、備える(comprise)」という用語は、排他的な意味ではなく、包括的な意味で使用される。「Yを含むX」に関しては全て、「Xは1つのYしか含むことができない」又は「複数のYを含むことができる」を意味する。排他的な意味を有する「含む、備える(comprise)」を意図する場合は、「〜を1つのみ含むこと」又は「〜から成る」と言及することにより、文脈内で明確にされよう。
本発明の詳細な説明では、リファレンスを様々な実施例にしている。実施例に関する特徴または機能の説明は、これらの特徴または機能が、その実施例に認められることを示す。本明細書中の「実施例(example)」「例えば(for example)」「〜できる、〜場合がある(may)」といった単語の使用は、明示的であれ非明示的であれ、特徴及び機能が、少なくとも記載された実施例に存在することを意味する。実施例としての記載及び不記載にかかわらず、これら特徴及び機能が、他の一部または全ての実施例に存在する可能性があるが、必ずしもそうではないことを意味する。このように、「実施例」、「例えば」、「〜できる、〜の場合がある」は、ある例示群における特定の事例であることを指す。上記特定の事例の特性は、その事例のみの特性である場合、または上記例示群に属する一部の群の特性である場合がある。すなわち、上記特定の事例の特性は、例示群中の例示の全特性とは限らないが特性の一部を含む。
前述の通り、本発明の様々な実施形態が様々な実施例と共に説明されてきたが、当然のこととして、特許請求の範囲にある本発明の範囲を逸脱することなく実施例の変形が可能である。例えば、供給部28と第1のアンテナ部30、第2のアンテナ部32、第3のアンテナ部34は、図2及び3で示したものとは異なる形状を有していてもよい。
実施例によっては、第1のアンテナ部30は、第2のアンテナ部32の第1の端部(i)と第2の端部(j)の間で第2のアンテナ部32と電磁結合するように構成されていなくてもよい。すなわち、第1のアンテナ部30の第2の端部(f)が第2のアンテナ部32から離隔されていて、こうした実施例では電磁結合領域46が存在しない(又は明確には存在しない)。そのため、こうした実施例では、第3の極小64の周波数は、第2のアンテナ部32の電気長と、参照番号48によって示された電磁結合とによって少なくとも部分的に決定される。
実施例によっては、供給部28は供給点36のみを備え、第1の導電部38と第2の導電部40を備えなくてもよい。他の実施例では、供給部28は供給点36と、第1の導電部38及び第2の導電部40の一方のみを備えてもよい。
これまでに記述してきた事項は、明示的に記述された組合せだけでなく、それ以外の組合せで用いられてもよい。
特定の事項を参照して種々の機能を記述してきたが、こうした機能は、記述の有無を問わずその他の事項によって遂行可能であってもよい。
特定の実施形態を参照して種々の事項を記述してきたが、こうした事項は、記述の有無を問わずその他の実施形態で用いられてもよい。
前述のように本明細書において、とりわけ重要であると考えられる本発明のこうした事項に注目するように努めてきた。しかし、前述した特許されうる全ての事項およびそれらの組合せに対して、参照された添付の図面にそうした事項が特段強調されていたかどうかにかかわらず、本出願人はその保護を求めるものである点を理解されたい。

Claims (21)

  1. 無線周波数回路に接続するように構成される供給部と;
    前記供給部に接続され、第1の動作周波数帯域で共振するように構成される第1のアンテナ部と;
    前記供給部に接続され、第2の動作周波数帯域で共振するように構成される第2のアンテナ部であって、前記第1のアンテナ部と共に外周を規定する、該第2のアンテナ部と;
    第1の端部で前記供給部に接続され、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部によって規定される外周の周りに延在し、第2の端部で前記供給部に電磁結合して第3の動作周波数帯域で共振するように構成される、第3のアンテナ部と;
    を備える、装置。
  2. 前記供給部は、供給点と;前記供給点から延在する第1の導電部とを備え、前記第3のアンテナ部は、該第1の導電部を介して該供給点と結合される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記供給部は、前記第1の導電部から延在する第2の導電部を備え、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部は、前記第1の導電部及び該第2の導電部を介して該供給点と結合される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1のアンテナ部は、前記第3のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第3のアンテナ部と電磁結合するように構成される、請求項1から3の何れかに記載の装置。
  5. 前記第2のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有し、前記第1のアンテナ部は、該第2のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第2のアンテナ部と電磁結合するように構成される、請求項1から4の何れかに記載の装置。
  6. 前記第1のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有し、前記第2のアンテナ部は、該第1のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第1のアンテナ部と電磁結合するように構成される、請求項1から5の何れかに記載の装置。
  7. 前記装置は接地部材を更に備え、前記供給部、前記第1のアンテナ部、前記第2のアンテナ部、及び前記第3のアンテナ部は、該接地部材とは重なり合わない位置関係にある、請求項1から6の何れかに記載の装置。
  8. 前記第1のアンテナ部及び前記第3のアンテナ部が第1のG形アンテナを形成し、該第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部が第2のG形アンテナを形成する、請求項1から7の何れかに記載の装置。
  9. 前記第3のアンテナ部は、2つの共振周波数帯域を与えるために、第1のモード及び第2のモードで共振するように構成される、請求項1から8の何れかに記載の装置。
  10. 請求項1から9の何れかに記載の第1の装置を備える、電子通信デバイス。
  11. 請求項1から9の何れかに記載の第2の装置を備え、前記第1の装置及び該第2の装置が多入力多出力アンテナ構成を形成する、請求項10に記載の電子通信デバイス。
  12. 前記第1の装置、前記第2の装置、及び無線周波数回路の間で接続されるスイッチを更に備える、請求項11に記載の電子通信デバイス。
  13. 無線周波数回路に接続するように構成される供給部を設けることと;
    前記供給部に接続され、第1の動作周波数帯域で共振するように構成される第1のアンテナ部と;前記供給部に接続され、第2の動作周波数帯域で共振するように構成される第2のアンテナ部であって、前記第1のアンテナ部と共に外周を規定する、該第2のアンテナ部と;第1の端部で前記供給部に接続され、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部によって規定される外周の周りに延在し、第2の端部で前記供給部に電磁結合して第3の動作周波数帯域で共振するように構成される、第3のアンテナ部とを設けることと;
    を含む、方法。
  14. 前記供給部は、供給点と;前記供給点から延在する第13の導電部とを備え、前記第3のアンテナ部は、該第1の導電部を介して該供給点と結合される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記供給部は、前記第1の導電部から延在する第14の導電部を備え、前記第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部は、前記第1の導電部及び該第2の導電部を介して該供給点と結合される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のアンテナ部は、前記第3のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第3のアンテナ部と電磁結合するように構成される、請求項13から15の何れかに記載の方法。
  17. 前記第2のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有し、前記第1のアンテナ部は、該第2のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第2のアンテナ部と電磁結合するように構成される、請求項13から16の何れかに記載の方法。
  18. 前記第1のアンテナ部は、前記供給部に接続される第1の端部と、第2の端部を有し、前記第2のアンテナ部は、該第1のアンテナ部の第1の端部と第2の端部の間で、該第1のアンテナ部と電磁結合するように構成される、請求項13から17の何れかに記載の方法。
  19. 接地部材を設けることと;前記供給部、前記第1のアンテナ部、前記第2のアンテナ部、及び前記第3のアンテナ部を、該接地部材とは重なり合わない位置関係に配置することとを更に含む、請求項13から18の何れかに記載の方法。
  20. 前記第1のアンテナ部及び前記第3のアンテナ部が第1のG形アンテナを形成し、該第1のアンテナ部及び前記第2のアンテナ部が第2のG形アンテナを形成する、請求項13から19の何れかに記載の方法。
  21. 前記第3のアンテナ部は、2つの共振周波数帯域を与えるために、第1のモード及び第2のモードで共振するように構成される、請求項13から20の何れかに記載の方法。
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