JP2016513203A - ねじれリブを有するねじれガスタービンエンジンエアフォイルのための鋳造コア - Google Patents

ねじれリブを有するねじれガスタービンエンジンエアフォイルのための鋳造コア Download PDF

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Abstract

ねじれガスタービンエンジン用の鋳造コア(200)であって、前記鋳造コア(200)は、エアフォイル部分(202)を含み、前記エアフォイル部分(202)は、エアフォイル基端部(208)と、エアフォイル先端部(210)と、凹状側外部表面(212)と、凸状側外部表面(214)と、前縁(204)と、後縁(206)とを有する。エアフォイル部分は、エアフォイル基端部からエアフォイル先端部まで半径方向にねじれている。エアフォイル部分は、凹状側外部表面と凸状側外部表面との間で、前記コアの周りで鋳造されるエアフォイルのリブの形状を画定するように半径方向に延在している第1の空隙(220)を含む。第1の空隙の第1の前縁表面と第1の後縁表面とは、エアフォイル基端部からエアフォイル先端部までねじれている。

Description

発明の分野
本発明は、ねじれエアフォイルを有するガスタービンエンジンブレードのための鋳造コアに関する。特に、本発明は、内部にねじれリブ空隙を有する鋳造コアに関する。
発明の背景
ガスタービンエンジンブレードはエアフォイルを有しており、このエアフォイルは、中空であり、かつ、補強リブを含む。これらの補強リブは、ブレードをいくつかの力から構造的に補強し、この力には、ブレードの基部の周りでブレードをカンチレバー様式で曲げる傾向のある空気力、中空のエアフォイル内部に存在する比較的高い静圧によって引き起こされる、エアフォイルの外板を膨らませる傾向がある力、および、ブレードの回転に起因する遠心力が含まれる。構造的強度を付加することに加えて、特定の設計において、これらのリブは、中空のエアフォイル内に存在する冷却チャネルを画定することに役立つ。
ガスタービンエンジンブレードのためのエアフォイルは、種々の方法で製造される。その比較的低い費用のために、一般的な一つの方法として鋳造プロセスが用いられる。このプロセスでは、最初に、鋳造コアが、堅いマスタダイセットを用いて作製される。このプロセスでは、ダイの第1の半割部と第2の半割部とが、一緒に組み立てられ、中空の内部空隙を形成する。鋳造コア材料は、中空の内部空隙に入れられて、固化される。いったん固化すると、ダイの第1の半割部と第2の半割部とが、直線状の分離線に沿って、互いから離れるように引っ張ることによって分離される。ダイの半割部は堅く、鋳造コアは堅い。結果として、鋳造コアとダイの半割部とが分離されるとき、鋳造コアとダイの半割部との間に妨害はない。このことは、鋳造コア内の任意の機構が分離を可能にするように設計されなければならない鋳造コア設計をもたらす。たとえば、エアフォイル内に補強リブを形成するために後に使用される、鋳造コア内の空隙は、ダイの半割部が離れて引っ張られる方向に平行であるように形成される。このことは、必ず、後に形成されるリブが互いに平行になることにつながる。
特定のエアフォイル設計は、エアフォイルの基部から、半径方向外側に、エアフォイルの先端に向かう、エアフォイル内のねじれ部を含む。任意の所与のエアフォイルの半径方向断面について、エアフォイルの前縁と後縁とを接続する翼弦線を形成する。翼弦線の半径方向内側への投影は、ガスタービンエンジンのロータシャフトの長手方向軸と角度を形成する。形成される角度が、エアフォイル内において、1つの半径方向断面から、次の半径方向断面に変更される場合に、ブレードはねじれていると考えられる。鋳造プロセスは、エアフォイルの外側表面のねじれを構成することが可能であるが、複数のリブは互いに対して、かつ、分離線に対して平行のままでなければならない。結果として、異なる半径方向断面において、複数のリブは、互いに対して、かつ、分離線に対して平行のままであるが、エアフォイルはねじれているので、複数のリブは、エアフォイルの外板に対するそれらの向きを変える。特定の状況においては、たとえば、最適な強度またはリブが冷却チャネルの一部を確定する場合の最適な冷却のために、各断面において、リブが、外板に対して同じ(または類似の)向きのままであることを好ましい。特定の状況においては、複数のリブが平行でないことが好ましい。したがって、他の製造技術が探求されてきた。
図1は、Hagemeisterに対する特許文献1(米国特許第4,512,069号)に開示された従来技術のエアフォイルを示している。このねじれエアフォイル10において、第1のリブ12と第2のリブ14とは、基部断面16から先端断面18に向かって向きを変更している。このことは、加工された(引き抜き加工した、スウェージング加工したなどの)導管を、ねじれのないエアフォイル形状に鍛造して、その後、ねじることによって達成される。この加工、鍛造、およびねじりプロセスは、鋳造とは大きく異なり、より高価である。
互いに平行でない複数のリブを形成する技術は、2つのダイ半割部と一時的挿入物とを使用することを含む。一時的挿入物が中空の内部空隙内に配置され、鋳造材料が中空の内部空隙内に設置され、いったん鋳造コアが固化すると、一時的挿入物が、互いに平行でないリブ空隙を形成するために取り除かれ、結果として、その後に形成されたリブは平行でない。
米国特許第4,512,069号明細書
しかしながら、これらの技術は、単純な鋳造に比べると高価であり、当該分野において改良の余地が残されている。
本発明は、以下に示す図面に関連して、以下の記載において説明される。
図1は、鍛造プロセスを介して作製されたねじれウェブを有する従来技術のブレードを示している。 図2は、鋳造されるモノリシックなねじれエアフォイルを有するブレードを示している。 図3は、平坦な(ねじれていない)ウェブを有する従来技術のねじれエアフォイルの断面図を示している。 図4は、平坦な(ねじれていない)ウェブを有する従来技術のねじれエアフォイルの断面図を示している。 図5は、平坦な(ねじれていない)ウェブを有する従来技術のねじれエアフォイルの断面図を示している。 図6は、図2のねじれエアフォイルの断面図を示している。 図7は、図2のねじれエアフォイルの断面図を示している。 図8は、図2のねじれエアフォイルの断面図を示している。 図9は、ねじれエアフォイル内にねじれウェブを鋳造するための鋳造コアの斜視図である。 図10は、図9の鋳造コアの側面図である。 図11は、図10の鋳造コアの断面図を示している。 図12は、図10の鋳造コアの断面図を示している。
発明の詳細な記載
本発明者らは、少なくとも1つのねじれリブ空隙(「空隙」)を内部に含む革新的な鋳造コアを開発した。このような構成は、強度および/または効果的な熱交換に最適な、後に形成されるリブの方向付けを可能にする。
図2は、プラットフォーム22とエアフォイル24とを含むガスタービンエンジンブレード20を示している。エアフォイル24は、前縁26と、後縁28と、基端部30と、先端部32と、圧力側外部表面34と、吸引側外部表面36とを有する。ガスタービンエンジンの上流側42から流れる燃焼ガス40は、ガスタービンエンジンの下流側44に向かって流れながら、ブレード20と遭遇すると、燃焼ガス40とブレード20との相互作用によって、ブレード20が、ガスタービンエンジンのロータシャフト(図示せず)の長手方向軸46の周りで回転する。本明細書における議論は、タービンブレードに焦点を当てているが、同一の概念が、圧縮機ブレード、タービンベーンおよび圧縮機ベーンにも適用可能である。
図3−5は、図2に類似するブレードの半径方向断面を示している。図3は、基端部30から先端部32までのスパンの約10%の位置における断面を示している。図4は、当該スパンの約50%の位置における断面を示している。図5は、当該スパンの約90%の位置における断面を示している。これらの図面の各々において、エアフォイル24は、第1の長手方向軸62を有する第1のリブ60と、第2の長手方向軸66を有する第2のリブ64とを有する。第1の長手方向軸62および第2の長手方向軸66は、共に、圧力側外部表面34から吸引側外部表面36まで広がり、各リブの伸長された延長部である。一般的には、長手方向軸は、リブを二分する。第1の長手方向軸62の半径方向内側への投影は、ロータシャフトの長手方向軸46と交差するか、または、図3−5に示されているように、第1の長手方向軸62は、各断面において、第1の角度68を形成するようにロータシャフトの長手方向軸46と交差する。同様に、第2の長手方向軸66の半径方向内側への投影は、ロータシャフトの長手方向軸46と交差するか、または、図3−5に示されているように、第2の長手方向軸66は、各断面において、第2の角度70を形成するようにロータシャフトの長手方向軸46と交差する。図3−5に示されているように、第1の角度68は、各図面において同じである。同様に、第2の角度70は、図3−5において同じである。さらに、第1の長手方向軸62と第2の長手方向軸66とは互いに平行である。
各断面には、翼弦線80があり、翼弦線80の半径方向内側への投影は、ロータシャフトの長手方向軸46と交差するか、または、図3−5に示されているように、翼弦線80は、翼弦線角82を形成するように、ロータシャフトの長手方向軸46と交差する。3つの断面のそれぞれにおいて、翼弦線80はねじれており、結果として、翼弦線角82は変化する。結果として、これらの図面において、エアフォイル24はねじれているが、一方で、第1のリブ60および第2のリブ64はねじれていないことが明らかである。このねじれがないことは、構造的強度および冷却に関しては最適でない。
従来技術において、第1の長手方向軸62は、圧力側外部表面34に垂直な線86と共に、第1の長手方向軸62と圧力側外部表面34との交点87を基点とする、第1の軸と圧力側垂直線との間の角度(first−axis−to−pressure−side−normal−angle)84を形成する。第1の長手方向軸62は、また、吸引側外部表面36に垂直な線90と共に、第1の長手方向軸62と吸引側外部表面36との交点89を基点とする、第1の軸と吸引側垂直線との間の角度(first−axis−to−suction−side−normal−angle)88も形成する。
角度84および88が大きくなればなるほど、エアフォイル24をプラットフォーム22の周りをカンチレバー様式で偏向させるように作用する空気力、および、吸引側外部表面36を外側に偏向させる傾向のあるバルーニング力に抵抗するという点で、第1のリブ60の効力は下がる。同様に、角度84および88が増加するにつれ、第1のリブ60の長さ92が増加する。この増加した長さによって重量が付加され、この付加された重量が回転ブレード20における遠心力を増加させる。さらに、第1のリブ60が冷却チャネル100を画定することに役立つ例示的な実施形態において、これらの角度84および88は、冷却チャネル100のコーナ102の歪みを生じさせる。歪んだコーナは、冷却チャネル100の他の領域における冷却を妨害する滞留領域を生じさせるという点で、冷却に最適ではない。
第1の長手方向軸62と同様に、第2の長手方向軸66は、圧力側外部表面34に垂直な線122と共に、第2の長手方向軸66と圧力側外部表面34との交点123を基点とする、第2の軸と圧力側垂直線との間の角度(second−axis−to−pressure−side−normal−angle)120を形成する。(線122は、図面自体の明確さのために図面において正確に垂直には示されていない)。第2の長手方向軸66は、また、吸引側外部表面36に垂直な線126と共に、第2の長手方向軸66と吸引側外部表面36との交点127を基点とする、第2の軸と吸引側垂直線との間の角度(second−axis−to−suction−side−normal−angle)124も形成する。角度120および124が大きくなると、角度84および88に生じた問題と同じ問題が生じる。
図6−8は、図2のブレードに類似したブレードの半径方向断面を示しているが、これらは、本明細書において開示されるねじれリブを有している。図6は、基端部30から先端部32までのスパンの約10%の位置における断面を示している。図7は、当該スパンの約50%の位置における断面を示している。図8は、当該スパンの約90%の位置における断面を示している。各断面には、翼弦線80および翼弦線角82があり、この翼弦線角82が各断面において変化している、すなわち、エアフォイル24がねじれていることが理解される。しかしながら、このねじれは、全ての断面よりも少なく起こっている。たとえば、エアフォイル24のスパンの一部にしか起きていない、または、スパンの第1のねじれのない部分から、スパンの第2のねじれのない部分までの移行として起きる。言い換えると、ねじれは、基端部30から先端部32までのスパンの一部または全てに存在し得る。
これらの図面の各々において、エアフォイル24は、第1の長手方向軸132を有する第1のリブ130と、第2の長手方向軸136を有する第2のリブ134とを有する。従来技術と同様に、第1の長手方向軸132の半径方向内側への投影は、ロータシャフトの長手方向軸46と交差するか、または、図6−8に示されているように、第1の長手方向軸132は、各断面において、第1の角度138を形成するようにロータシャフトの長手方向軸46と交差する。同様に、第2の長手方向軸166の半径方向内側への投影は、ロータシャフトの長手方向軸46と交差するか、または、図6−8に示されているように、第2の長手方向軸136は、各断面において、第2の角度140を形成するようにロータシャフトの長手方向軸46と交差する。従来技術とは異なり、図6−8に示されているように、第1の角度138は、各図面において同一のままではない。言い換えれば、エアフォイル24の基端部30においてとられた第1の基準軸と考えられる、図6における第1の長手方向軸132は、図7または図8における第1の長手方向軸132とは平行でない。同様に、エアフォイル24の基端部30においてとられた第2の基準軸と考えられる、図6における第2の長手方向軸136は、図7または図8における第2の長手方向軸136とは平行でなく、第2の角度140は、図6−8において同一のままではなく、同様に、図6の第2の長手方向軸136は、図7または図8の第2の長手方向軸136とは平行でない。さらに、第1の長手方向軸132と第2の長手方向軸136とは、必ずしも、互いに平行ではない。したがって、このねじれエアフォイル24において、第1のリブ130と第2のリブ134とは、同様にねじれている。このねじれは、滑らかかつ連続的であっても良いし、または、突発的かつ不連続的であっても良い。
本明細書に開示されているねじれリブ130および134によって、長手方向軸132は、圧力側外部表面34に垂直な線152と共に、第1の長手方向軸132と圧力側外部表面34との交点153を基点とする、第1の軸と圧力側垂直線との間の角度150を形成する。示されているように、第1の長手方向軸132と、圧力側外部表面34に垂直な線152とは平行であり、したがって、示されている例示的な実施形態において、前記第1の軸と圧力側垂直線との間の角度150は0°である。言い換えると、第1の長手方向軸132は、圧力側外部表面34に垂直である/圧力側外部表面34と直角をなす。同様に、第1の長手方向軸132は、圧力側外部表面34に垂直な線156と共に、第1の長手方向軸132と吸引側外部表面36との交点157を基点とする、第1の軸と吸引側垂直線との間の角度154を形成する。角度150および154が小さくなると、第1のリブ130の長さ158も短くなる。このことにより、強度を増加させながらも重量および遠心力を低下させる。
示されているように、第1の長手方向軸132と、圧力側外部表面34に垂直な線156とは平行であり、したがって、示されている例示的な実施形態において、第1の軸と吸引側垂直線との間の角度154は0°である。これは、圧力側外部表面34と吸引側外部表面36とが、これらの点において互いに平行である場合に起こる。しかしながら、圧力側外部表面34と吸引側外部表面36とが第1の長手方向軸132と交差するときに、圧力側外部表面34と吸引側外部表面36とが互いに平行でないこともまた可能である。この場合には、第1の軸と圧力側垂直線との間の角度150と、第1の軸と吸引側垂直線との間の角度154とは同一でないこともある。いかなる場合にも、角度150および154は0°に近い、すなわち、±10°になるべきである。角度150および154が、それぞれ、圧力側外部表面34および吸引側外部表面36に垂直に近くなる場合には、エアフォイル24をプラットフォーム22の周りにカンチレバー様式で動作させる空気力に対する大きな抵抗になり、吸引側外部表面36を外側に膨らませる傾向のあるバルーニング力に対する大きな抵抗になる。さらに、第1のリブ130が冷却チャネル160を画定することに役立つ例示的な実施形態において、第1の長手方向軸132が圧力側外部表面34および吸引側外部表面36にほぼ垂直である場合には、冷却チャネル160のコーナ162における歪みは小さくなる。このことは、より効果的な冷却を可能にする。なお、さらに、角度150および154を制御する能力は、後続の製造ステップがサポートを必要とする場所において、設計者が、大きなサポートが存在していることを保証することを可能にする。たとえば、いくつかの例において、あるプロセスにおいて、たとえば、摩擦溶接プロセスによって、スナバがエアフォイル24に接合され、ここでは、実質的な力がエアフォイル24に加えられる。角度150および154が垂直に近づけば近づくほど、接合プロセスの間に提供されるサポートが大きくなる。
第1の長手方向軸132と同様に、第2の長手方向軸136は、圧力側外部表面34に垂直な線172と共に、第2の長手方向軸136と圧力側外部表面34との交点173を基点とする、第2の軸と圧力側垂直線との間の角度170を形成する。第2の長手方向軸136は、また、吸引側外部表面36に垂直な線176と共に、第2の長手方向軸136と吸引側外部表面36との交点177を基点とする、第2の軸と吸引側垂直線との間の角度174も形成する。角度150および154の場合と同様に、角度170および174が小さくなると、エアフォイル24をプラットフォーム22の周りにカンチレバー様式で動作させる空気力に対する抵抗が大きくなり、バルーニング力に対する抵抗が大きくなり、冷却をより効果的にし、後続の設計プロセスの間に必要とされる強度に対する設計自由度が高くなる等の効果がある。第1の長手方向軸132および第2の長手方向軸136のねじれは、エアフォイル24のねじれにしたがっても、したがわなくても良い。たとえば、基端部30から先端部32までの半径距離における所与の変化に対する、翼弦線角82の変化として定義される、ねじれの割合は、エアフォイル24について一定である。リブの基端部30から先端部32までのねじれの割合が一定である場合には、リブのねじれは、エアフォイル24のねじれにしたがっていると考えられる。代替的に、エアフォイルのねじれの割合が、リブのねじれの割合より大きくても小さくても良い。これらの割合は、同様に、半径方向に変化しても良く、その結果、エアフォイル24のねじれの割合は、1つの半径範囲において、リブのねじれの割合よりも大きくなり、別の半径範囲おいて、エアフォイル24のねじれの割合は、リブのねじれの割合よりも小さくなっても良い。上記の任意の組み合わせが可能である。
従来技術とのさらなる相違点は、任意の断面における第1のリブ130および第2のリブ134が互いに平行でなくても良いことである。このことは、エアフォイル24のプロファイルに影響されるが、コア鋳造プロセスを限定するものではない。結果として、第1のリブ130と第2のリブ134とが平行でない断面があり、第1のリブ130と第2のリブ134とが互いに平行な1つ以上の断面がある。
図7は、第1のリブ130の第1の前縁側180と、第1のリブ130の第1の後縁側182とが互いに平行でない、エアフォイル24の例示的な実施形態を示している。同様に、第2のリブ134の第2の前縁側184と、第2のリブ134の第2の後縁側186とは互いに平行でない。これらの側は、示されているように、いずれかの方向に対称的にテーパ付けされているか、または、非対称であっても良い。ねじれリブの形成を可能にする同一の製造手順が、コアが堅いダイセットを用いて製造される場合には不可能であるリブの形成を可能にする。リブの長手方向軸は、リブが最大の構造的堅さを提供する軸に沿っている。結果として、リブが対称的である場合には、この軸は、典型的に、リブの断面を二分する。リブが非対称である場合には、長手方向軸が決定される必要があるが、この軸は、軸に沿って、本明細書に開示されるカンチレバー動作を起こす力およびバルーニング力に対する最大の抵抗を提供する。
ねじれリブを有するモノリシックエアフォイル24は、たとえば、ヴァージニア州シャーロットビルのMikro Systems,Inc.によって開発され、Applebyらに対して2011年11月22日に発行された米国特許第8,062,023号に説明された技術において、可撓性のシリコーンモールドを用いて形成され、上記米国特許は、本明細書において参照により援用される。使用されるコアは、2011年6月19日公開のMerrillらに対する米国特許出願公開第2011/0132562号に開示されているように、その所望の形状に達するまで、その製造中に熱的に再形成可能であり、上記米国特許出願公開は、本明細書において参照により援用される。このプロセスにおいて、フルに硬化する前に、コアは、エポキシ転換温度を超えるまで加熱され、たとえば、設備に押圧することなどによって、新たな形状に曲げられ、そして、当該転換温度未満に冷却される、または、硬化状態に達するまで加熱される、のいずれかが行われる。代替的に、モノリシックエアフォイル24は、一時的なコアダイを用いて鋳造され、ここで、一時的な材料自体はねじれを有しており、その後、鋳造コア内にリブ用のねじれ空隙を残す。モノリシックエアフォイル24は、さらに、複数のコアコンポーネントが一緒に組み合わされて一体型コアになるコアを用いて製造される。ねじれリブに関して本明細書において開示される任意の特徴は、本明細書において開示される鋳造コアにおける関連する特徴を作製することによって形成される。
ねじれている第1のリブ130と第2のリブ134とを作製するために使用される鋳造コア200の例示的な実施形態が図9に示される。鋳造コア200は、エアフォイル部分202を有し、このエアフォイル部分202は、前縁204と、後縁206と、エアフォイル基端部208と、エアフォイル先端部210と、圧力側外部表面212と、吸引側外部表面214とを含む。鋳造コア200の内部に、第1の前縁表面222と第1の後縁表面224とによって画定される第1の空隙220がある。同様に、第2の前縁表面232と第2の後縁表面234とによって画定される第2の空隙230がある。設計に依存して、空隙が1つまたは複数存在しても良い。基端部翼弦線236と先端部翼弦線238とは平行でなく、したがって、エアフォイル部分202が、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までねじれていることが理解される。鋳造コア200のねじれは、エアフォイルのねじれと関連しているが、エアフォイル24の内部設計に依存して、これらのねじれが同一であってもなくても良い。
図10は、図9の鋳造コア200の側面図であり、この側面図は、第1の前縁表面222(誤った位置)および第1の後縁表面224(誤った位置)によって画定される第1の空隙220(誤った位置を指している)と、第2の前縁表面232(誤った位置)および第2の後縁表面234(誤った位置)によって画定される第2の空隙230(誤った位置)とを示している。図11は、図10の線A−Aに沿ってとられた断面であり、半径方向内側に見ると、再び、第1の空隙220と、第1の前縁表面222と、第1の後縁表面224と、第2の空隙230と、第2の前縁表面232と、第2の後縁表面234とが示されている。第1の空隙220は、圧力側外部表面212から吸引側外部表面214まで、エアフォイル部分202にわたる第1の長手方向軸240を画定し、第1の長手方向軸240は、第1の空隙220をほぼ二分する、第1の空隙220の伸長した延長部である。第2の空隙230は、圧力側外部表面212から吸引側外部表面214まで、エアフォイル部分202にわたる第2の長手方向軸242を画定し、第2の長手方向軸242は、第2の空隙230をほぼ二分する、第2の空隙230の伸長した延長部である。
鋳造コア200の圧力側外部表面244は、圧力側外部表面湾曲線246を画定し、この圧力側外部表面湾曲線246は、圧力側外部表面244によって画定される外形にしたがう曲線であり、第1の空隙220および第2の空隙230が存在しなかったとしてもこれらの空隙にわたって広がり、結果として、連続的な圧力側外部表面湾曲線246を形成する。同様に、吸引側外部表面248は、吸引側外部表面湾曲線250を画定し、この吸引側外部表面湾曲線250は、吸引側外部表面248によって画定される外形にしたがう曲線であり、第1の空隙220および第2の空隙230が存在しなかったとしてもこれらの空隙にわたって広がり、結果として、連続的な吸引側外部表面湾曲線250を形成する。
第1の長手方向軸240は、第1の圧力側交点252において、圧力側外部表面湾曲線246と交差する。第1の長手方向軸240は、第1の圧力側交点252においてとられた圧力側湾曲線246の接線253と、直角または直角から10°以内で交差する。第1の長手方向軸240は、第1の吸引側交点254において、吸引側外部表面248と交差する。第1の長手方向軸240は、第1の吸引側交点254においてとられた吸引側外部表面248の接線255と、直角または直角から10°以内で交差する。
同様に、第2の長手方向軸242は、第2の圧力側交点256において、圧力側外部表面湾曲線246と交差する。第2の長手方向軸242は、第2の圧力側交点256においてとられた圧力側湾曲線246の接線257と、直角または直角から10°以内で交差する。第2の長手方向軸242は、第2の吸引側交点258において、吸引側外部表面248と交差する。第2の長手方向軸242は、第2の吸引側交点258においてとられた吸引側外部表面248の接線259と、直角または直角から10°以内で交差する。
基端部翼弦線236は、図11および図12の両方においてその絶対的な向きを保持する直線である基準線262と共に、翼弦線角(chord line angle)260を形成する。図12において、先端部翼弦線238と基準線262との間に形成された翼弦線角260は、図11のものとは異なり、結果として、エアフォイル部分202が、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までねじれていることが明らかである。第1の長手方向軸240は、基準線262と第1の角度270を形成する。図11における第1の角度270は、図12における第1の角度270とは異なり、結果として、第1の空隙は、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までねじれている。このことは、また、図11における第1の長手方向軸240が、図12における第1の長手方向軸240と平行でないという事実によっても単純に理解される。言い換えれば、エアフォイル部分202のエアフォイル基端部208においてとられた第1の基準軸と考えられる、図11の第1の長手方向軸240は、図12の第1の長手方向軸240と平行ではない。
第1の長手方向軸240は、第1の空隙220の形状および向きに依存しており、第1の空隙220は、第1の前縁表面222と第1の後縁表面224とによって画定されるので、必ず、第1の前縁表面222および第1の後縁表面224も、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までねじれていることになる。これは、第1の前縁表面222および第1の後縁表面224がとる、直線から丸型などの断面形状にかかわらない。リブのねじれと同様に、空隙のねじれが、全ての断面よりも少なく起こっている。結果として、ねじれは、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までのスパンの一部または全てにおいて起こる。
第1の空隙220と同様に、第2の空隙230において、第2の長手方向軸242は、基準線262と第2の角度272を形成する。図11の第2の角度272は、図12の第2の角度272と異なり、結果として、第2の空隙230は、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までねじれている。このことは、また、図11における第2の長手方向軸242が、図12における第2の長手方向軸242と平行でないという事実によっても単純に理解される。言い換えれば、エアフォイル部分202のエアフォイル基端部208においてとられた第2の基準軸と考えられる、図11の第2の長手方向軸242は、図12の第2の長手方向軸242と平行ではない。これは、必ず、第2の前縁表面232および第2の後縁表面234が、それらの特定の断面形状にかかわらず、エアフォイル基端部208からエアフォイル先端部210までねじれていることとなる。
したがって、半径方向にねじれている構造的リブを組み込む革新的なガスタービンエンジンエアフォイル設計を、本発明者が考案したことが示されてきた。このねじれは、費用対効果が良く信頼できることが知られている立証済みの製造技術を用いて、より短く、結果として、軽量かつ安価なリブを組み込みつつも、ブレードが、動作中に遭遇する力に良好に耐えることを可能にする。このモノリシックの構造は、鋳造モノリス程のロバスト性がない全ての溶接または他の接合を排除する。結果として、本明細書の開示は、当該分野における改良を提示する。
本発明の種々の実施形態が、本明細書において示され、説明されてきたが、このような実施形態が、単なる例示の目的のためだけに提供されていることは明らかである。多くの変化形、変更および置換が、本明細書の発明から逸脱することなしになされ得る。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲によってのみ限定されることが意図される。

Claims (19)

  1. エアフォイル部分を備えている鋳造コアであって、
    前記エアフォイル部分は、エアフォイル基端部と、エアフォイル先端部と、凹状側外部表面と、凸状側外部表面と、前縁と、後縁とを有しており、
    前記エアフォイル部分は、前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部まで半径方向にねじれており、
    前記エアフォイル部分は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在している第1の空隙を備えており、
    前記第1の空隙は、前記エアフォイル部分の第1の前縁表面と、前記エアフォイル部分の第1の後縁表面とによって画定され、前記第1の前縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第1の後縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、
    前記第1の前縁表面と前記第1の後縁表面とは、前記第1の空隙の前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部までねじれている、鋳造コア。
  2. 前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在している第2の空隙をさらに備えており、前記第2の空隙は、前記エアフォイル部分の第2の前縁表面と、前記エアフォイル部分の第2の後縁表面とによって画定され、前記第2の前縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第2の後縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、
    前記第2の前縁表面と前記第2の後縁表面とは、前記第2の空隙の前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部までねじれている、請求項1記載の鋳造コア。
  3. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面に対して、前記第1の空隙の長手方向軸と前記第2の空隙の長手方向軸とは平行でない、請求項2記載の鋳造コア。
  4. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第1の空隙の長手方向軸は、前記凹状側外部表面の湾曲線および前記凸状側外部表面の湾曲線のうちの少なくとも一方と、それぞれの交点において、直角から10°以内の角度をなす、請求項1記載の鋳造コア。
  5. 前記エアフォイル部分の各半径方向断面に対して、前記第1の空隙の長手方向軸は、前記凹状側外部表面の湾曲線および前記凸状側外部表面の湾曲線のうちの少なくとも一方と、それぞれの交点において、直角から10°以内の角度をなす、請求項1記載の鋳造コア。
  6. 前記エアフォイル部分の各半径方向断面に対して、前記第1の空隙の長手方向軸は、前記凹状側外部表面の湾曲線および前記凸状側外部表面の湾曲線と、それぞれの交点において、直角から10°以内の角度をなす、請求項1記載の鋳造コア。
  7. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第1の前縁表面と前記第1の後縁表面とは平行でない、請求項1記載の鋳造コア。
  8. エアフォイル部分を備えている鋳造コアであって、
    前記エアフォイル部分は、エアフォイル基端部と、エアフォイル先端部と、凹状側外部表面と、凸状側外部表面と、前縁と、後縁とを有しており、
    前記エアフォイル部分は、前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部まで半径方向にねじれており、
    前記エアフォイル部分は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在している第1の空隙を備えており、
    前記第1の空隙は、前記エアフォイル部分の第1の前縁表面と、前記エアフォイル部分の第1の後縁表面とによって画定され、前記第1の前縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第1の後縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、
    前記エアフォイル部分の各半径方向断面において、前記第1の空隙は、第1の基準軸を画定する第1の長手方向軸を画定しており、
    前記エアフォイル部分の別の半径方向断面において、各第1の長手方向軸は、前記第1の基準軸とは平行でないことにより、前記各第1の長手方向軸は、前記第1の基準軸と、第1の角度での交差を形成する、鋳造コア。
  9. 前記第1の角度は、前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部まで連続的に変化する、請求項8記載の鋳造コア。
  10. 前記第1の角度は、前記エアフォイル部分のねじれにしたがうように変化する、請求項8記載の鋳造コア。
  11. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第1の長手方向軸は、前記凹状側外部表面の湾曲線および前記凸状側外部表面の湾曲線のうちの少なくとも一方と、それぞれの交点において、直角から10°以内の角度をなす、請求項8記載の鋳造コア。
  12. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第1の前縁表面と前記第1の後縁表面とは平行でない、請求項8記載の鋳造コア。
  13. 前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在している第2の空隙をさらに備えており、
    前記第2の空隙は、前記エアフォイル部分の第2の前縁表面と、前記エアフォイル部分の第2の後縁表面とによって画定され、前記第2の前縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第2の後縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、
    前記エアフォイル部分の各半径方向断面において、前記第2の空隙は、第2の基準軸を画定する第2の長手方向軸を画定しており、
    前記エアフォイル部分の別の半径方向断面において、各第2の長手方向軸は、前記第2の基準軸とは平行でないことにより、前記各第2の長手方向軸は、前記第2の基準軸と、第2の角度での交差を形成する、請求項8記載の鋳造コア。
  14. 前記第2の角度は、前記エアフォイル部分のねじれにしたがうように変化する、請求項13記載の鋳造コア。
  15. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面に対して、前記第1の長手方向軸と前記第2の長手方向軸とは平行でない、請求項13記載の鋳造コア。
  16. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第2の長手方向軸は、前記凹状側外部表面の湾曲線および前記凸状側外部表面の湾曲線のうちの少なくとも一方と、それぞれの交点において、直角から10°以内の角度をなす、請求項13記載の鋳造コア。
  17. 前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第2の前縁表面と前記第2の後縁表面とは平行でない、請求項13記載の鋳造コア。
  18. エアフォイル部分と第1の空隙と第2の空隙とを備えている鋳造コアであって、
    前記エアフォイル部分は、エアフォイル基端部と、エアフォイル先端部と、凹状側外部表面と、凸状側外部表面と、前縁と、後縁とを有しており、
    前記第1の空隙は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、
    前記第1の空隙は、前記エアフォイル部分の第1の前縁表面と、前記エアフォイル部分の第1の後縁表面とによって画定され、前記第1の前縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第1の後縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第1の前縁表面と前記第1の後縁表面とは、前記第1の空隙の前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部までねじれており、
    前記第2の空隙は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、
    前記第2の空隙は、前記エアフォイル部分の第2の前縁表面と、前記エアフォイル部分の第2の後縁表面とによって画定され、前記第2の前縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第2の後縁表面は、前記凹状側外部表面と前記凸状側外部表面との間に半径方向に延在しており、前記第2の前縁表面と前記第2の後縁表面とは、前記第2の空隙の前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部までねじれており、
    前記エアフォイル部分は、前記エアフォイル基端部から前記エアフォイル先端部まで半径方向にねじれており、
    前記エアフォイル部分の少なくとも1つの半径方向断面において、前記第1の長手方向軸と前記第2の長手方向軸とは平行でない、鋳造コア。
  19. 前記エアフォイル部分の各半径方向断面において、前記第1の長手方向軸と前記第2の長手方向軸とは平行でない、請求項18記載の鋳造コア。
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