JP2016217843A - 回転速度計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転体における回転速度を計測する前の事前準備に要する負荷を軽減することを可能にした回転速度計測装置を提供する。
【解決手段】回転速度計測装置は、回転体が含まれる撮影範囲の各位置での光の強度を示す撮影情報であって、所定の時間間隔で生成された複数の撮影情報を入力する入力部と、撮影範囲の一部である検出範囲での光の強度を示す検出情報を撮影情報ごとに撮影情報から生成する生成部と、生成部が生成した全ての検出情報を時間周波数領域でフーリエ変換し、それによって得られた周波数成分から回転体の回転速度を算出する算出部とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転体の回転速度を計測する回転速度計測装置に関する。
回転体の回転速度を計測する計測装置としては、光学式回転速度計測装置が知られている。光学式回転速度計測装置の一例では、回転軸に結合された回転体と、回転体に光を照射するとともに、回転体からの反射光を検出する光電センサとを備えている。回転体には、高反射部と低反射部とが、回転体の回転方向に沿って交互に形成されている。光電センサは、高反射部からの反射光と低反射部からの反射光との間の強度差を検出するごとにパルスを生成し、光学式回転速度計測装置は、光学センサが出力するパルス数から回転速度を計測している(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−174800号公報
ところで、上記の光学式回転速度計測装置では、高反射部からの反射光が回転体の回転速度に合わせて間欠的に光電センサで検出され、それによって、回転体の回転速度が計測されている。そのため、高反射部と低反射部とが回転体の回転方向に沿って規則的に並ぶように反射テープを回転体に貼るという事前準備が利用者には強いられる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転体における回転速度を計測する前の事前準備に要する負荷を軽減することを可能にした回転速度計測装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決するための回転速度計測装置は、回転体が含まれる撮影範囲の各位置での光の強度を示す撮影情報であって、所定の時間間隔で生成された複数の前記撮影情報を入力する入力部と、前記撮影範囲の一部である検出範囲での光の強度を示す検出情報を前記撮影情報ごとに前記撮影情報から生成する生成部と、前記生成部が生成した全ての前記検出情報を時間周波数領域でフーリエ変換し、それによって得られた周波数成分から回転体の回転速度を算出する算出部と、を備えることをその要旨としている。
上記構成によれば、検出範囲における光の強度が所定の時間間隔で得られ、それによって得られた光の強度の時間周波数から回転体の回転速度が得られる。この際、回転体の回転速度を計測する前の事前準備として、高反射部と低反射部とが回転方向に並ぶように別途反射部を貼り付けるなどの負荷が省かれる。そのため、回転体の回転速度を計測する前の事前準備に要する負荷を軽減することができる。
上記回転速度計測装置において、前記位置ごとの光の強度を示す情報は、前記位置ごとの画素情報であり、前記撮影情報は、前記撮影範囲の各位置の前記画素情報を含み、前記生成部は、予め設定された1以上の前記位置の前記画素情報から前記検出情報を生成することが好ましい。
上記構成によれば、撮影情報を構成する全ての画素情報のなかの一部の画素情報であって、予め定められた位置の画素情報から検出情報が生成される。そのため、検出情報を生成するための情報を撮影情報にて探索する負荷など、撮影情報から検出情報を生成する負荷を軽減することができる。
上記回転速度計測装置において、前記検出範囲を前記撮影範囲のなかで変更可能に設定する設定部をさらに備えることが好ましい。
上記構成によれば、撮影範囲のなかで検出範囲を変更することができるため、回転周波数の検出に適した検出範囲を設定することも可能である。
上記回転速度計測装置において、前記回転体はプロペラであって、前記プロペラのブレードの枚数を取得する取得部を備え、前記算出部は、前記周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数を前記ブレードの枚数で除算した周波数から前記回転速度を算出する構成であってもよい。
回転体がプロペラであるとき、取得部が取得した撮影情報には、大きく分けて、プロペラのブレードからの光の強度を示す情報と、ブレード以外からの光の強度を示す情報が含まれる。そして、算出部が算出する周波数成分は、ブレードの枚数分だけ逓倍された値である。上記構成によれば、こうした周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数がブレードの枚数で除算されるため、プロペラの回転速度を正確に算出することができる。
上記回転速度計測装置において、前記回転体は歯車であって、前記歯車の歯数を取得する取得部を備え、前記算出部は、前記周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数を前記歯車の歯数で除算した周波数から前記回転体の回転速度を算出する構成であってもよい。
回転体が歯車であるとき、取得部が取得した撮影情報には、大きく分けて、歯車の歯からの光の強度を示す情報と、歯以外の部分からの光の強度を示す情報とが含まれる。そして、算出部が算出する周波数成分は、歯数分だけ逓倍された値である。上記構成によれば、こうした周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数が歯数で除算されるため、歯車の回転速度を正確に算出することができる。
上記回転速度計測装置において、前記回転体は円周方向において識別可能な周期的輝度パターンを有するものであって、前記輝度パターンの繰り返し数を取得する取得部を備え、前記算出部は、前記周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数を前記輝度パターンの繰り返し数で除算した周波数成分から前記回転速度を算出する構成であってもよい。
回転体が円周方向において識別可能な周期的輝度パターンを有するものであるとき、取得部が取得した撮影情報には、輝度パターンを示す情報が含まれる。そして、算出部が算出する周波数成分は、輝度パターンの繰り返し数分だけ逓倍された値である。上記構成によれば、こうした周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数が輝度パターンの繰り返し数で除算されるため、円周方向において識別可能な周期的輝度パターンを有する回転体の回転速度を正確に算出することができる。
本発明によれば、回転体における回転速度を計測する前の事前準備に要する負荷を軽減できる。
回転速度計測装置の一実施形態における回転速度計測装置の概略構成を回転体と共に示すブロック図。 同実施形態の回転速度計測装置が備えるカメラの回転体に対する設置位置を示す側面図。 (a)は回転体を正面にて撮影したときの撮影画像に含まれるプロペラの形状を示す図、(b)は回転体を正面から左右にずらして撮影したときの撮影画像に含まれるプロペラの形状を示す図、(c)は回転体を正面から上下にずらして撮影したときの撮影画像に含まれるプロペラの形状を示す図。 同実施形態の回転速度計測装置による回転体の回転速度の計測処理を示すフローチャート。 (a)〜(l)は同実施形態の回転速度計測装置によって撮影される撮影画像の一例を示す図。 同実施形態の回転速度計測装置によって検出される輝度変化の一例を示す図。 同実施形態の回転速度計測装置によって算出される輝度変化の周波数成分を示す図。
以下、図1〜図7を参照して、回転速度計測装置の一実施形態について説明する。回転速度計測装置は、回転機器に設けられた回転体を撮影する撮影部から撮影情報を取得し、取得された撮影情報から回転体の回転速度を計測する。本実施形態では、回転体の一例としてプロペラを備えた回転機器に対し、プロペラの回転速度を計測する。
図1に示されるように、回転機器10は、プロペラ11と、プロペラ11に接続される回転軸12と、回転軸12を駆動させることによってプロペラ11を回転させるモータ等の駆動部とを備えている。プロペラ11は、回転軸12の周囲に3枚のブレード13を有している。
回転速度計測装置20には、プロペラ11を撮影する撮影部としてのカメラ21が接続されている。回転速度計測装置20は、回転速度の計測に伴う各制御を行う制御部22と、計測の結果や計測の設定条件等を表示する表示部31と、計測の指示等の入力を行う操作部32とを備えている。
カメラ21は、例えば、所定の撮影範囲を撮影する高速度カメラである。カメラ21の撮影範囲は、プロペラ11が含まれる範囲であり、カメラ21のシャッタースピードは、プロペラ11が1回転する間に複数回の撮影が繰り返されるように設定されている。カメラ21は、撮影範囲の各位置での光を受光する複数の受光素子を備え、各受光素子は、受光素子に対応する位置での光の強度を電気的な信号に変換して出力する。カメラ21が備える各受光素子は、例えば、赤色の光を受光するための赤色用の受光素子、緑色の光を受光するための緑色用の受光素子、青色の光を受光するための青色用の受光素子のいずれかである。カメラ21は、所定の時間間隔でシャッターを駆動する毎に、全ての受光素子から出力される信号を所定の階調値に基づくデジタル値に変換し、変換後の結果を撮影情報として制御部22に出力する。制御部22は、撮影範囲の各位置での光の強度を示す撮影情報を所定の時間間隔で入力する入力部を備えている。
撮影情報は、1つの画素に対して1つずつの画素情報を含む。1つの画素は、互いに隣り合う3つの受光素子である赤色用の受光素子、緑色用の受光素子、及び、青色用の受光素子から構成される。画素情報は、赤色用の受光素子からの出力の変換結果であるR値、緑色用の受光素子からの出力の変換結果であるG値、及び、青色用の受光素子からの出力の変換結果であるB値を示す。
回転速度計測装置20は、制御部22、表示部31、および、操作部32を収納する筐体20aを備えている。カメラ21は、筐体20aの外部に配置され、図示しない接続線を介して筐体20a内の制御部22と電気的接続されている。
制御部22は、カメラ21の撮影範囲の中に検出範囲A(図5参照)を設定する設定部23を備えている。検出範囲Aの位置は、ユーザによって選択される。設定部23は、カメラ21によって生成された撮影情報を用いて撮影画像Pを表示部31に表示させる。この際、設定部23は、表示画像を表示するための表示情報の生成に伴い、撮影情報における画素情報の解像度と、表示情報における画素情報の解像度とが合うように、撮影情報における画素情報の解像度を変換してもよい。勿論、撮影情報における画素情報の解像度と、表示情報における画素情報の解像度とが同じであれば、こうした解像度の変換を割愛してもよい。設定部23は、ユーザによる操作部32の変更操作によって、撮影画像Pの中で検出範囲Aの位置を変更し、ユーザによる操作部32の確定操作によって、検出範囲Aの位置を確定する。
制御部22は、検出範囲Aでの光の強度を示す検出情報を生成する生成部の一例である検出部24を備えている。検出部24は、撮影情報を構成する画素情報の中から、検出範囲Aに対応する全ての画素の画素情報を抽出する。検出部24は、抽出された全ての画素情報から検出情報の一例である輝度情報を生成する。輝度情報は、検出範囲Aでの光の強度を示す情報であって、式1に従って求められる。なお、式1は、検出範囲Aが1つの画素に対応する例を示し、式1における係数である0.3,0.6,0.1は、小数点以下の2桁目を四捨五入された値として示されている。検出部24は、所定の時間間隔で撮影情報が取得されるごとに輝度情報を生成する。
輝度=R値×0.3+G値×0.6+B値×0.1…(式1)
なお、検出範囲Aが複数の画素に対応するとき、検出部24は、検出範囲Aに対応する全ての画素の画素情報を用いて1つの輝度情報を生成する。この際に、検出部24は、例えば、検出範囲Aに対応する全ての画素のR値,G値,B値の各々の平均値を式1に適用して輝度情報を生成したり、検出範囲Aに対応する全ての画素のR値,G値,B値の各々の最大値を式1に適用して輝度情報を生成したりする。
制御部22は、回転体であるプロペラ11のブレード13の枚数を取得する取得部25を備えている。このブレード13の枚数は、整数であって、ユーザによって入力される。取得部25は、ブレード13の枚数を入力させる表示を表示部31に表示させ、ユーザが操作部32を操作することで数値を入力させる。取得部25は、ユーザによって入力された数値によってブレード13の枚数を取得する。
制御部22は、検出部24が生成した所定の時間間隔ごとの輝度情報を用い、プロペラ11の回転速度を算出する算出部26を備えている。算出部26は、所定の時間間隔ごとの輝度情報に対して時間周波数領域でフーリエ変換を行い、フーリエ変換によって得られた周波数成分からプロペラ11の回転速度を算出する。なお、算出部26は、離散フーリエ変換を高速に計算する高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を行う。この際に、算出部26は、算出された周波数成分のうち周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す最も高いピークに対応する周波数を回転速度の算出用に用いる。また、ブレード13の枚数が2以上であるとき、算出部26は、算出用の周波数をブレード13の枚数で除算し、その除算結果を、回転速度を算出するための回転周波数として取り扱う。そして、算出部26は、この算出した回転周波数からプロペラ11の回転速度を算出する。
続いて、図2〜図7を参照して、上記のように構成された回転速度計測装置20によるプロペラ11の回転速度の計測について説明する。
まず、図2に示すように、カメラ21は、回転速度計測装置20によって計測を開始する前に、プロペラ11の全体が撮影範囲に含まれるように設置される。なお、プロペラ11の全体が撮影範囲に含まれていればよいため、カメラ21が設置される位置は、回転軸12の軸線上に限らず、例えば、回転軸12の軸線よりも上であってもよいし下であってもよく、また、回転軸12の軸線よりも左であってもよいし右であってもよい。また、カメラ21は、プロペラ11の一部、言い換えるとブレード13と背景とが空間分解能的に分離して撮影される範囲を含むように設置してもよい。
図3(a)に示すように、カメラ21がプロペラ11をプロペラ11の正面から撮影した場合、プロペラ11の回転軌跡Cはほぼ真円となる。一方で、図3(b)に示すように、回転軸12の軸線に対して左右にずれた位置からカメラ21がプロペラ11を撮影した場合、プロペラ11の回転軌跡Cは上下に延びた楕円となる。また、図3(c)に示すように、回転軸12の軸線に対して上下にずれた位置からカメラ21がプロペラ11を撮影した場合、プロペラ11の回転軌跡Cは左右に延びた楕円となる。
なお、撮影範囲のなかで固定された範囲である検出範囲Aにおける輝度を検出部24は生成するため、回転軌跡Cが真円であれ楕円であれ、ブレード13が1回転に要する時間は共に同じであり、回転速度の計測には影響しない。そして、回転軸12の軸線に対して上下や左右にずれた位置からカメラ21がプロペラ11を撮影するとしても、回転速度計測装置20は、回転速度を計測することができる。言い換えれば、カメラ21は、回転体に対して厳密に正面の位置に設置する必要がなく、設置作業が簡易である。
そして、ユーザは、操作部32を操作して、回転体に対する回転速度の計測を開始させる。また、ユーザは、操作部32を操作して、プロペラ11のブレード13の枚数を入力する。
続いて、図4〜図7を併せて参照して、回転速度計測装置20の動作について説明する。
図4に示すように、回転速度計測装置20は、カメラ21によって回転体であるプロペラ11を所定の時間間隔で撮影する(ステップS1)。すなわち、例えば、図5(a)〜(l)に示すように、プロペラ11の位置が互いに異なる撮影画像P1〜P12が、カメラ21によって生成された撮影情報に基づいて、表示部31に表示される。図5(a)〜(l)は、プロペラ11が30°ずつ回転した状態でカメラ21に所定の時間間隔で撮影された場合のプロペラ11の1回転分の撮影画像P1〜P12を示している。撮影画像Pにおいては、ブレード13(13a,13b,13c)の位置する部分の輝度が高く、ブレード13がなく、背景である回転機器10の筐体の位置する部分の輝度が低くなっている。
続いて、図4に示すように、回転速度計測装置20は、撮影画像Pに検出範囲Aを設定する(ステップS2)。すなわち、設定部23は、ユーザによって選択された位置を検出範囲Aとして設定する。ここでは、図5に示すように、検出範囲Aの位置は、プロペラ11のブレード13の回転軌跡上であって、撮影画像Pの上方である。
続いて、図4に示すように、回転速度計測装置20は、各撮影画像Pの検出範囲Aの画素情報のうち輝度情報を検出する(ステップS3)。すなわち、検出部24は、所定の時間間隔で撮影される各撮影画像P1〜P12に対して検出範囲Aの輝度情報を検出する。
図5において検出範囲Aに注目すると、角度0°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度30°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度60°ではブレード13cが位置するので輝度が高い。角度90°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度120°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度150°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度180°ではブレード13bが位置するので輝度が高い。角度210°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度240°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度270°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。角度300°ではブレード13aが位置するので輝度が高い。角度360°ではブレード13が位置しないので輝度が低い。
このように、プロペラ11が30°ずつ回転した状態をカメラ21が所定の時間間隔で撮影した場合には、4個の撮影画像Pにつき1個の撮影画像Pの検出範囲Aの輝度が高く、3個の撮影画像Pの検出範囲Aの輝度が低くなっている。
図6に示すように、撮影画像Pの検出範囲Aにおいて離散時間における輝度の変化は、周期的な輝度の断片として観察される。輝度の高い部分は、検出範囲Aにブレード13が位置しているときである。図5に示した各撮影画像Pの検出範囲Aにおける輝度を図6に●(黒丸)で記載している。このように、時刻に対する輝度変化において、輝度の高いところと低いところとを検出することができている。
図4に示すように、回転速度計測装置20は、上記のように検出した画素情報のうち輝度情報に対して高速フーリエ変換(FFT)を行い、輝度変化の周波数成分を算出する(ステップS4)。すなわち、算出部26は、撮影画像Pの各撮影時刻における輝度情報に対して高速フーリエ変換を行うことで図7に示すような輝度情報の周波数成分を算出する。
続いて、回転速度計測装置20は、周波数を決定する(ステップS5)。すなわち、算出部26は、算出した周波数成分のうち周波数ゼロとなる直流成分を除いた最も高いピークとなっている周波数を、このプロペラ11の算出した周波数として決定する。
続いて、回転速度計測装置20は、プロペラ11のブレード13の枚数が2つ以上であるか否かを判定する(ステップS6)。すなわち、算出部26は、ブレードの枚数が2つよりも小さいと判定した場合には(ステップS6:NO)、ステップS8に移行する。ここで、「ブレードの枚数が2つよりも小さい」とは、ブレードの枚数が1を意味し、プロペラではなく、1枚板等の回転体が該当する。
続いて、回転速度計測装置20は、周波数をブレード数で除算する(ステップS7)。すなわち、算出部26は、ブレード13の枚数が2以上であるときには取得した周波数の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数をブレード13の枚数で除算して、プロペラ11の回転速度を求めることができる回転周波数を算出する。
そして、回転速度計測装置20は、回転周波数から回転速度を算出する(ステップS8)。すなわち、算出部26は、上記で算出した回転周波数(Hz)が1秒間あたりの値であるので、回転周波数(Hz)に60を乗算することでプロペラ11の回転速度(r/min)を算出する。よって、回転速度計測装置20は、回転体であるプロペラ11の回転速度を計測することができる。
また、カメラ21によって回転体を撮影することができれば、回転体の回転速度を計測することができるので、回転体に接近することができない場合であっても、遠方から回転体の回転速度を計測することができる。さらに、回転体が微動や振動している場合でも、画素情報の変化を検出しているので、回転速度を計測することができる。なお、回転速度の計測と同時に回転体の映像を記録することもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)検出範囲Aにおける光の強度が所定の時間間隔で得られ、それによって得られた光の強度である輝度の時間周波数からプロペラ11の回転速度が得られる。この際、プロペラ11の回転速度を計測する前の事前準備として、高反射部と低反射部とが回転方向に並ぶように別途反射部を貼り付けるなどの負荷が省かれる。そのため、プロペラ11の回転速度を計測する前の事前準備に要する負荷を軽減することができる。
(2)また、プロペラ11が撮影範囲に含まれるようにカメラ21を設置することでプロペラ11の回転速度を算出することができるため、事前準備をさらに簡易にすることができる。
(3)撮影情報を構成する全ての画素情報のなかの一部の画素情報であって、予め定められた位置である検出範囲Aに対応する画素の画素情報から輝度情報が生成される。そのため、輝度情報を生成するための情報を撮影情報にて探索する負荷など、撮影情報から輝度情報を生成する負荷を軽減することができる。
(4)撮影情報における画素情報の解像度と、表示情報における画素情報の解像度とが同じであれば、これらの間における解像度の変換を要しない。そのため、表示部31が表示する撮影画像Pの中で検出範囲Aが定められるとしても、輝度情報の生成に際し、撮影情報における画素情報の解像度を変換する処理が省かれ、取得された撮影情報における画素情報を直接的に用いることができる。
(5)算出部26がFFTを行い、算出された周波数成分によって求められた周波数をブレード13の枚数で除算することで回転周波数を算出することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、撮影画像Pに1個の回転体のみが含まれている場合について説明したが、カメラ21によって撮影された撮影画像P内に複数の回転体が含まれているときには、各回転体について、検出範囲Aの設定、輝度情報の生成、及び、周波数成分の算出を行うことで、複数の回転体の回転速度を同時に計測することができる。
・上記実施形態においては、撮影範囲の中の複数の位置に対し、予め検出部24による輝度情報が生成され、回転速度計測装置は、これら複数の位置の中で輝度の時間的な変化が大きい位置を検出範囲Aとして選択する選択部をさらに備えてもよい。このようにすれば、輝度の変化の大きい位置が検出範囲Aに設定されるため、上述した周波数成分を算出部が求める際に、周波数成分の精度を高めることができる。
・検出情報は、検出範囲Aでの輝度を示す情報に限らず、検出範囲AでのR値、G値、B値、明度、及び、彩度の少なくとも1つであってもよく、検出範囲Aでの光の強度を示す情報であればよい。また、算出部は、時間周波数領域における高輝度の周波数成分を算出したが、時間周波数領域における低輝度の周波数成分を算出してもよい。さらに、算出部は、例えば、時間周波数領域における低R値の周波数成分を算出してもよい。要は、算出部は、回転体の回転に基づいて変わる光の強度を時間周波数領域でフーリエ変換し、それによって得られた周波数成分から回転体の回転速度を算出すればよい。
・回転速度計測装置に入力される撮影情報は、回転体が含まれる撮影範囲の各位置での光の強度を示す情報であればよく、カメラ21が出力する情報に限らず、カメラ21が出力する情報に所定の画像処理が施された情報であってもよい。撮影情報は、例えば、カメラ21が出力する情報から生成され、かつ、表示部31に表示画像を表示させるための表示情報であってもよい。また、検出情報は、撮影範囲の一部である検出範囲での光の強度を示す情報であればよく、例えば、表示情報の一部であってもよい。
・上記実施形態では、3枚のブレード13を有するプロペラ11を回転体としたが、2枚や4枚以上のブレードを有するプロペラを回転体としてもよい。この場合、FFTによって算出した周波数をそのブレードの枚数で除算することで回転周波数を算出することは変わらない。
・上記実施形態では、複数のブレード13を有するプロペラ11を回転体としたが、外周に等間隔で歯を有する歯車を回転体としてもよい。この場合、FFTによって算出した周波数をその歯車の歯数で除算することで回転周波数を算出することは変わらない。このような構成によれば、算出部によって求められた周波数を歯数で除算することで回転周波数を算出することができる。
・また、円周方向において識別可能な周期的輝度パターンを有する回転体としてもよい。この場合、FFTによって算出した周波数をその輝度パターンの繰り返し数で除算することで回転周波数を算出することは変わらない。このような構成によれば、算出部によって求められた周波数を輝度パターンで除算することで回転周波数を算出することができる。
・また、ブレードや歯等の特徴部を有しない円盤のような回転体の場合には、回転体の軸方向の面又は外周面に特徴部を設けることで、周波数を算出して、回転速度を求めてもよい。特徴部は、例えば反射材等のように周囲と状態が異なり、画素情報に差が出るものを設けることが好ましい。このような構成によれば、回転体に特徴部を設けることで、撮影画像Pに含まれる回転体の部分における画素情報の差を作ることができるようになる。そして、この特徴部が通過するように検出範囲を設定することで、撮影画像の検出範囲の画素情報の周波数成分を求めることができるようになる。なお、こうした構成であれ、高反射部と低反射部とが回転体の回転方向に沿って規則的に並ぶように反射テープを回転体に貼るという事前準備が強いられることはないため、回転体における回転速度を計測する前の事前準備に要する負荷を軽減できる。
・上記実施形態では、回転体の回転速度に対して、カメラ21のフレームレートが十分速い場合について説明した。厳密には、着目する回転体の周期的特徴部に起因する輝度の最短周期に対して、カメラ21のフレームレートが2枚以上撮影される速度となるよう、カメラ21のフレームレートを調整することが好ましい。また、カメラ21のフレームレートを増減させるのと同時に、カメラ21のフレームサイズを調整し、カメラ21の撮像能力や伝送能力を超えないようにすることが好ましい。このようにすることで、カメラ21のフレームレートを変化させて、回転体の回転速度と、カメラ21のフレームレートとの関係が適正になり、算出部26による周波数の算出ができるようになる可能性が高まる。
・上記実施形態において、投光部を更に備えて回転体に投光させてもよい。このようにすると、回転体に照射された光が反射して、高速シャッターを利用した撮影条件を適正化することでSN比を向上させ、撮影画像Pの検出範囲Aにおける回転周波数、つまり回転速度を更に検出し易くなる。
・上記実施形態では、回転体自身と背景とを含む範囲を撮影して回転速度を算出したが、回転体によって変化する光を含む範囲を撮影して回転速度を算出してもよい。例えば、回転体に光が当たることで回転体が投影される、言い換えれば回転体に光が遮られることで投影される回転体の影と回転体に遮られずに当たる光とからなる回転体を撮影することで、光の強度の時間周波数から回転体の回転速度を算出する。また、回転体に反射した光が当たることで光の有無からなる回転体が投影される範囲を撮影することで、光の強度の時間周波数から回転体の回転速度を算出する。
・上記実施形態では、カメラ21と筐体20aとを別体としたが、カメラを筐体に一体化してもよい。さらに、カメラ、制御部、操作部、表示部を小型化して、ハンディ型の装置としてもよい。
10…回転機器、11…プロペラ(回転体)、12…回転軸、13,13a,13b,13c…ブレード、20…回転速度計測装置、20a…筐体、21…カメラ(撮影部)、22…制御部、23…設定部、24…検出部、25…取得部、26…算出部、31…表示部、32…操作部、A…検出範囲、C…回転軌跡、P,P1〜P12…撮影画像。

Claims (6)

  1. 回転体が含まれる撮影範囲の各位置での光の強度を示す撮影情報であって、所定の時間間隔で生成された複数の前記撮影情報を入力する入力部と、
    前記撮影範囲の一部である検出範囲での光の強度を示す検出情報を前記撮影情報ごとに前記撮影情報から生成する生成部と、
    前記生成部が生成した全ての前記検出情報を時間周波数領域でフーリエ変換し、それによって得られた周波数成分から回転体の回転速度を算出する算出部と、を備える
    回転速度計測装置。
  2. 前記位置ごとの光の強度を示す検出情報は、前記位置ごとの画素情報であり、
    前記撮影情報は、前記撮影範囲の各位置の前記画素情報を含み、
    前記生成部は、予め設定された1以上の前記位置の前記画素情報から前記検出情報を生成する
    請求項1に記載の回転速度計測装置。
  3. 前記検出範囲を前記撮影範囲のなかで変更可能に設定する設定部をさらに備える
    請求項1又は2に記載の回転速度計測装置。
  4. 前記回転体はプロペラであって、
    前記プロペラのブレードの枚数を取得する取得部を備え、
    前記算出部は、前記周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数を前記ブレードの枚数で除算した周波数から前記回転速度を算出する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転速度計測装置。
  5. 前記回転体は歯車であって、
    前記歯車の歯数を取得する取得部を備え、
    前記算出部は、前記周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数を前記歯車の歯数で除算した周波数から前記回転体の回転速度を算出する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転速度計測装置。
  6. 前記回転体は円周方向において識別可能な周期的輝度パターンを有するものであって、
    前記輝度パターンの繰り返し数を取得する取得部を備え、
    前記算出部は、前記周波数成分の中で周波数ゼロとなる直流成分を除いた最大強度を示す周波数を前記輝度パターンの繰り返し数で除算した周波数から前記回転速度を算出する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転速度計測装置。
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