JP2016215852A - センサー付きプロテクター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スライドドア1に形成されたフランジFに取付けられる取付基部11と、取付基部11に一体化され、ドア閉時に挟み込まれた異物があるとその異物に弾接する中空部12と、取付基部11に沿って埋設された芯材13と、中空部12に組み込まれたセンサーSと、取付基部11に接続され、センサーSに接続されたワイヤーハーネスWを保持するチャンネル部25を備え、チャンネル部25の一端25bを取付基部11の車内側側壁11aの先端から所定距離L寄った位置で接続し、他端25aを自由端とし、チャンネル部25を車内側側壁11aから車内側へ突設した。
【選択図】図1
Description
また、取付基部11の内側には複数の保持リップ14,14が設けられ、また取付基部11には剛性をアップさせるために断面略U字形状の芯材13が埋設されている。
また、チャンネル部15はセンサー付きプロテクター10の下端部から450mm程度しか必要とされず、製品長の約7割はカットしなければならない。特にチャンネル部15の付け根には、断面方向の切り込み後、剥ぎ取り加工を簡単に実施出来る様、図8に示すように、薄肉部Tを設けてあるので、剛性感が無くワイヤーハーネスWに対する勘合力が弱いといった問題がある。
しかし、図10に示すように、接着点P以外の部位ではワイヤーハーネスWが波打ち、チャンネル部15の外観面にヒケが発生するといった問題があった。また、接着材を使用すると他の部位に付着して汚れる恐れがあるので接着材を使用しないかその量を抑えたいとする要望がある。
前記チャンネル部(25)は、一端(25b)側が前記車内側側壁(11a)の先端から前記連結壁(11c)側に所定距離(L)寄った位置で接続され、他端(25a)側が自由端である態様で前記車内側側壁(11a)から車内側へ突設したことを特徴とする。
また、本文中にある方向を示す前後,上下,左右は、車両の前後,上下,左右にそれぞれ相当するものである。
よって、ドアパネルの位置を取付基部の車内側側壁の先端寄りにあるいはその先端まで設定することができるのでドアの内部空間が特に狭くなることはなく、従来の場合と比較して各種自動車部品をより多く収納することができる。
よって、ワイヤーハーネスをチャンネル部で保持する際に接着材の使用は不要になるか使用しても少量(従来と比較して)に抑えることができるので、チャンネル部の外観面に従来例で示したようなヒケが発生することを防止することができる。また接着材の使用で他の部位が汚れることも防止することができる。
本発明の実施形態に係るセンサー付きプロテクター20は、図5で示したようなスライドドア1によって車体の開口部を開閉する自動車におけるそのスライドドア1の前端面に車体前側に向けて突出するように取付けられ、スライドドア1とボディ側開口部(フロントドア(サイドドア)の場合もある)との間に人体の一部(指や手足)などの異物が挟まった場合にその挟み込みを検知して対応する電気信号を出力するセンサー(感圧センサー)Sが取付けられたものであり、図6及び図7で示した部分では、従来例で示したものと同一の構成であるが、センサー付きプロテクター20に形成されたチャンネル部25の取付位置が、従来例で示したセンサー付きプロテクター10に形成されたチャンネル部15(図8,図9)とは相違するものである。従来例と同一部分には同一符号を付した。
また、取付基部11の内側には複数(ここでは2本)の保持リップ14,14が設けられ、また取付基部11には剛性をアップさせるために、取付基部11に沿った断面略U字形状の芯材13が埋設されている。
また、チャンネル部25の一端(付け根)25bは、取付基部11の車内側側壁11aの先端とチャンネル部25の自由端側となる他端(先端)25aの間に隙間Mが生じるようにして、車内側側壁11aに接続されて、チャンネル部25は車内側側壁11aから車内側へ突設されている。
またこのとき、チャンネル部25の先端25a側外面がドアインナーパネル1aの立設面1ayにも弾接するようにしている。
これによれば、ワイヤーハーネスWはチャンネル部25と車内側側壁11aとドアインナーパネル1aの立設面1ayの間で挟まれるので強固に保持される。
なお、チャンネル部25の弾接は、弾性力を考慮して決定されるもので、チャンネル部25の弾性力によって、フランジFと取付基部11との組付誤差が生じるため、ドアインナーパネル1aとは弾接しないように組付けられる場合もある。
よって、ドアインナーパネル1aの位置を取付基部11の車内側側壁11aの先端まで設定することができるのでスライドドア1の内部空間が従来の場合と比較して特に狭くなることはなく、これによりドア1の内部空間が広くなり、ドア内部の作業がし易くなり、また各種自動車部品をドア1の内部空間に配置するレイアウトの自由度が広がると共により多くの部品を収納することができるようになる。
よって、ワイヤーハーネスWをチャンネル部25で保持する際に接着材の使用は不要になるか使用しても少量(従来と比較して)に抑えることができるので、チャンネル部25の外観面に従来例で示したようなヒケが発生することを防止することができる。
1a ドアインナーパネル
1ax 突出面
1ay 立設面
1b ドアアウターパネル
10 センサー付きプロテクター
11 取付基部
11a 車内側側壁
11b 車外側側壁
11c 連結壁
12 中空部
13 芯材
14 保持リップ
15 チャンネル部
20 センサー付きプロテクター
25 チャンネル部
25a チャンネル部の他端
25b チャンネル部の一端
40 制御装置
100 第1基準線
200 第2基準線
300 第3基準線
F フランジ
L 所定距離
M 隙間
P 接着点
R1,R2 リード線
S センサー(感圧センサー)
T 薄肉部
W ワイヤーハーネス
Y 突出幅
Claims (7)
- 車体の開口部を開閉するドア周縁に形成された車体前後方向に延びるフランジに取付けられ、車内側側壁,車外側側壁,及び前記車内側側壁と前記車外側側壁とを連結する連結壁によって前記フランジを囲う取付基部と、前記連結壁に一体化され、前記ドアの閉時に前記ドアと前記開口部との間に挟み込まれた異物があるとその異物に弾接する中空部と、前記取付基部に沿って埋設された芯材と、前記中空部に組み込まれ前記中空部が押圧されて潰れるとそれに対応した電気信号を出力するセンサーと、前記車内側側壁に一体化され、前記センサーに接続されたワイヤーハーネスを保持するチャンネル部を備えるセンサー付きプロテクターであって、
前記チャンネル部は、一端側が前記車内側側壁の先端から前記連結壁側に所定距離寄った位置で接続され、他端側が自由端である態様で前記車内側側壁から車内側へ突設したことを特徴とするセンサー付きプロテクター。 - 前記チャンネル部は、一端側を前記車内側側壁の先端と前記チャンネル部の他端側との間に隙間が生じるように前記車内側側壁に接続されて、前記車内側側壁から車内側へ突設したことを特徴とする請求項1に記載のセンサー付きプロテクター。
- 前記取付基部を前記フランジに取付けたときに、前記チャンネル部で保持された前記ワイヤーハーネスの車外側面が、前記取付基部の車内側側壁に当接するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサー付きプロテクター。
- 前記取付基部を前記フランジに取付けたときに、前記チャンネル部の他端が、前記ドアを構成するドアインナーパネルに弾接するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のセンサー付きプロテクター。
- 前記取付基部を前記フランジに取付けたときに、前記チャンネル部の他端が、前記ドア周縁に沿って前記フランジが延びる方向と直交する断面において、前記取付基部の前記車内側側壁の車内側面に沿う第1基準線より車外側に位置するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のセンサー付きプロテクター。
- 前記取付基部を前記フランジに取付けたときに、前記チャンネル部の他端が、前記ドア周縁に沿って前記フランジが延びる方向と直交する断面において、前記取付基部の前記車内側側壁の先端を通りかつ前記フランジが延びる方向と直交して車内外方向に延びる第2基準線より前記連結壁から離れた位置にあるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載のセンサー付きプロテクター。
- 前記ドア周縁に沿って前記フランジが延びる方向と直交する断面において、前記チャンネル部で保持された前記ワイヤーハーネスを2等分しかつ前記第2基準線と平行となる線を第3基準線とした場合に、前記第3基準線を、前記第2基準線より前記連結壁に近い位置にあるようにしたことを特徴とする請求項6に記載のセンサー付きプロテクター。
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