JP2016211825A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】空調システムにおいて、簡便な方法で、室内或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房、暖房を行う。【解決手段】コイル11と、ファン12と、調節弁13と、熱媒体供給管14と、熱媒体排出管15と、温度センサ17と、調節弁13を動作させるコントローラ18と、を含むファンコイルユニット10と、熱媒体供給装置20と、温熱媒体送り管22と、温熱媒体戻り管23と、冷熱媒体送り管26と、冷熱媒体戻り管27と、第1遮断弁31〜第4遮断弁34と、制御部40と、を備え、室内温度TRが室内空気温度設定値TS2よりも低い場合には、第1、第2遮断弁31,32とを開とし、第3、第4遮断弁33,34を閉とし、室内温度TRが室内空気温度設定値TR1よりも高い場合には、第3、第4遮断弁33,34を開とし、第1、第2遮断弁31,32を閉とする。【選択図】図1

Description

本発明は、空調システム、特に、さまざまな事務所、店舗等が入居しているビルに用いられる空調システムの構造に関する。
さまざまな事務所、店舗等が入居しているビルでは、各部屋、或いは各ゾーンにより任意に冷房、或いは暖房を切換えて空調が行えるように、各部屋或いは各ゾーンに配置したファンコイルユニットに送る熱媒体を冷水と温水との間で切換えることができるような空調システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたシステムのファンコイルユニットは、熱媒体(温水または冷水)の入口管、熱媒体(温水または冷水)の排出管の2本の管を備える、いわゆる2管式ファンコイルユニットであり、ファンコイルユニットの熱媒体入口管に接続されている冷水送管、温水送管及びファンコイルユニットの冷媒排出管に接続されている冷水戻り管、温水戻り管にそれぞれ遮断弁を設けた空調システムである。そして、冷水送管と冷水戻り管に配置された各遮断弁を開として温水送管と温水戻り管に配置された各遮断弁を閉として冷水をファンコイルユニットに送水して冷房を行い、逆に、温水送管と温水戻り管に配置された各遮断弁を開として冷水送管と冷水戻り管に配置された各遮断弁を閉として温水をファンコイルユニットに送水して暖房を行うことにより冷房と暖房とを切換えるものである。
しかし、特許文献1に記載されたシステムは、手動で入力端末から各遮断弁の開閉入力を行うことが必要で、室温或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房と暖房とを切換えることが難しいという問題があった。
一方、冷水が通流する冷水コイルと温水が通流する温水コイルの2つのコイルを備え、温水入口管、温水排出管、冷水入口管、冷水排出管の4本の管を備える、いわゆる4管式ファンコイルユニットも多く用いられている。この4管式ファンコイルユニットは、各ファンコイルユニット通流させる熱媒体を切換える必要が無いので、室内或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房、暖房を行うことができる。しかし、4管式ファンコイルユニットを用いた空調システムでは、ファンコイルユニットが大型化することに加えて、冷凍機、ボイラ等の熱媒体供給装置とファンコイルユニットとの間に4本の管を配置する必要があることから設置コストが高くなってしまうという問題があった。
特開平7-83446号公報
そこで、本発明は、簡便な方法で、室内或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房、暖房を行うことを目的とする。
本発明の空調システムは、室内空気よりも温度の高い温熱媒体または室内空気よりも温度の低い冷熱媒体が内側に通流して外側を流れる室内空気との間で熱交換を行うコイルと、前記コイル外側に室内空気を流すファンと、前記コイル内側に通流する前記温熱媒体または前記低熱媒体の流量を調節する調節弁と、前記コイルに前記温熱媒体または前記冷熱媒体を供給する熱媒体供給管と、前記コイルから前記温熱媒体または前記冷熱媒体を排出させる熱媒体排出管と、室内空気温度を検出する温度センサと、前記温度センサで検出した室内空気温度に応じて前記調節弁を動作させるコントローラと、を含むファンコイルユニットと、前記温熱媒体または前記冷熱媒体を供給する熱媒体供給装置と、前記熱媒体供給装置から前記熱媒体供給管に前記温熱媒体を送る温熱媒体送り管と、前記熱媒体排出管から前記熱媒体供給装置に前記温熱媒体を戻す温熱媒体戻り管と、前記熱媒体供給装置から前記熱媒体供給管に前記冷熱媒体を送る冷熱媒体送り管と、前記熱媒体排出管から前記熱媒体供給装置に前記冷熱媒体を戻す冷熱媒体戻り管と、前記温熱媒体送り管に配置される第1遮断弁と、前記温熱媒体戻り管に配置される第2遮断弁と、前記冷熱媒体送り管に配置される第3遮断弁と、前記冷熱媒体戻り管に配置される第4遮断弁と、前記コントローラから室内温度情報値を受信して、前記第1から第4の遮断弁を開閉動作する制御部と、前記室内温度情報値が室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、前記室内温度情報値が前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とする空調システム。
本発明の空調システムにおいて、前記制御部は、前記室内空気温度設定値を前記コントローラに送信し、前記コントローラは、前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記室内温度に応じて前記調節弁を動作させ、前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記調節弁を閉とする暖房モードと、前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記室内温度に応じて前記調節弁を動作させ、前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記調節弁を閉とする冷房モードと、で動作可能であり、前記制御部は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とすると共に前記コントローラを前記暖房モードで動作させ、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすると共に前記コントローラを前記冷房モードで動作させることとしても好適である。
本発明の空調システムにおいて、複数のファンコイルユニットを含み、前記制御部は、複数のファンコイルユニットの各コントローラから各室内温度情報値を受信し、前記各室内温度情報値の全てが前記室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、前記各室内温度情報値の全てが前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすることとしても好適である。
本発明の空調システムにおいて、複数のファンコイルユニットを含み、前記制御部は、複数のファンコイルユニットの各コントローラから各室内温度情報値を受信し、前記各室内温度情報値の平均値が前記室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、前記各室内温度情報値の平均値が前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすることとしても好適である。
本発明の空調システムにおいて、複数のファンコイルユニットを含み、前記制御部は、複数のファンコイルユニットの各コントローラから各室内温度情報値を受信し、前記各室内温度情報値の特定の1つが前記室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、前記各室内温度情報値の特定の1つが前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすることとしても好適である。
本発明の空調システムにおいて、前記制御部は、前記室内空気温度設定値を前記各コントローラに送信し、前記各コントローラは、前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記各室内温度に応じて前記各調節弁を動作させ、前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記各調節弁を閉とする暖房モードと、前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記各室内温度に応じて前記各調節弁を動作させ、前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記各調節弁を閉とする冷房モードと、で動作可能であり、前記制御部は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とすると共に前記各コントローラを全て前記暖房モードで動作させ、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすると共に前記各コントローラを全て前記冷房モードで動作させることとしても好適である。
本発明は、簡便な方法で、室内或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房、暖房を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における空調システムの構成を示す系統図である。 本発明の実施形態における空調システムの調節弁の冷房モードの動作を示すグラフである。 本発明の実施形態における空調システムの調節弁の暖房モードの動作を示すグラフである。 本発明の他の実施形態における空調システムの構成を示す系統図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態の空調システム100は、熱媒体供給管14と熱媒体排出管15とを有する2管式のファンコイルユニット10と、ファンコイルユニット10のコントローラ18とデータバス41で接続されている制御部40と、ボイラ21と冷凍機25とで構成され、温熱媒体または冷熱媒体を供給する熱媒体供給装置20とを備えている。図1に示す実施形態では、ファンコイルユニット10は、ビル内の各部屋、或いは各ゾーンに一つずつ設置されるが、後で説明する他の実施形態のように複数配置されるようにしてもよい。
熱媒体供給装置20とファンコイルユニット10とは、熱媒体供給装置20のボイラ21から熱媒体供給管14に温熱媒体を送る温熱媒体送り管22と、熱媒体排出管15から熱媒体供給装置20のボイラ21に温熱媒体を戻す温熱媒体戻り管23と、熱媒体供給装置20の冷凍機25から熱媒体供給管14に冷熱媒体を送る冷熱媒体送り管26と、熱媒体排出管15から熱媒体供給装置20の冷凍機25に冷熱媒体を戻す冷熱媒体戻り管27とで接続されている。また、温熱媒体送り管22、温熱媒体戻り管23、冷熱媒体送り管26、冷熱媒体戻り管27にはそれぞれ第1遮断弁31〜第4遮断弁34が配置されている。各遮断弁31〜34は、電動弁であり、制御部40によって開閉される。
図1に示すように、ファンコイルユニット10は、室内空気よりも温度の高い温熱媒体または室内空気よりも温度の低い冷熱媒体が内側に通流して外側を流れる室内空気との間で熱交換を行うコイル11と、コイル11の外側に室内空気を流すファン12と、コイル11の内側に通流する温熱媒体または低熱媒体の流量を調節する調節弁13と、コイル11に温熱媒体または冷熱媒体を供給する熱媒体供給管14と、コイル11から記温熱媒体または冷熱媒体を排出させる熱媒体排出管15と、室内空気温度を検出する温度センサ17と、コントローラ18と、を備えている。調節弁13、ファン12はコントローラ18に接続され、コントローラ18の指令によって動作する。また、温度センサ17は、コントローラ18に接続され、検出した室内温度のデータをコントローラ18に入力する。コントローラ18はデータバス41で制御部40と接続され、温度センサ17で検出した室内温度情報値TRや図示しない別の装置より入力される室内温度設定値TS1,TS2を相互に送受信する。
コントローラ18は、温度センサ17で検出した室内温度TRと制御部40から受信した室内温度設定値TS1,TS2に基づいて調節弁13を図2、図3に示すように動作させる冷房モードと暖房モードとを備えている。
冷房モードは、図2に示すように、温度センサ17で検出した室内温度TRが制御部40から受信した室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高くなると(TR≧TS1)、室内温度設定値TS1から温度T1までの間は、室内温度TRに比例して弁開度を0%(全閉)〜100%(全開)まで変化させ、室内温度TRが温度T1以上となると弁開度を100%(全開)に保持する。また、温度センサ17で検出した室内温度TRが室内温度設定値TS1よりも低い場合(TR<TS1)には、弁開度を0%(全閉)状態に保つ。暖房モードは、図3に示すように、温度センサ17で検出した室内温度TRが制御部40から受信した室内温度設定値TS2(暖房用設定値)よりも低くなると(TR≦TS2)、室内温度設定値TS2から温度T2までの間は、室内温度TRに比例して弁開度を0%(全閉)〜100%(全開)まで変化させ、室内温度TRが温度T2以下となると弁開度を100%(全開)に保持する。また、温度センサ17で検出した室内温度TRが室内温度設定値TS2よりも高い(TR>TS2)場合には、弁開度を0%(全閉)状態に保つ。なお、室内温度設定値TS1と室内温度設定値TS2とは自由に設定することができるが、室内温度設定値TS1(冷房用設定値)と室内温度設定値TS2(暖房用設定値)との間には、動作モードのハンチングを防止するように、温度差ΔTSを設ける。この温度差ΔTSの間は、いずれのモードでも調節弁13の開度は0%に維持される。
以上のように構成された空調システム100の動作について説明する。先に説明したように、図示しない他の装置から制御部40に室内温度設定値TR1,TR2が入力されている。この室内温度設定値TR1,TR2は、データバス41を介してファンコイルユニット10のコントローラ18に入力されている。また、温度センサ17で検出した室内温度TRは、コントローラ18に入力され、この室内温度TRの情報値(室内温度情報値)はデータバスを介して制御部40に入力されている。
今、室内温度設定値が図2に示す室内温度設定値TS1(冷房用設定値)で、温度センサ17で検出した室内温度TRがTS1よりも高い場合(TR≧TS1)、制御部40は、コントローラ18を冷房モードで動作させる。また、制御部40は、第1、第2遮断弁31,32を閉とし、第3、第4遮断弁33,34を開とする。これにより、冷凍機25からの冷熱媒体(冷水)が[冷凍機25→冷熱媒体送り管26→第3遮断弁33→熱媒体供給管14→調節弁13→コイル11→熱媒体排出管15→第4遮断弁34→冷熱媒体戻り管27→冷凍機25]と流れ、ファン12によってコイル11の外側に流れる空気が冷却され、室内の冷房が行われる。その後、調節弁13の開度は温度センサ17で検出した室内温度TRが高くなるにつれて大きくなっていく。一方、温度センサ17で検出した室内温度TRが低下し、室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも低くなった場合には、制御部40は、コントローラ18の冷房モードでの動作を継続する。
そして、更に温度センサ17で検出した室内温度TRが低下し、図3に示す室内温度設定値TS2(暖房用設定値)となった場合(TR≦TS2)、制御部40は、コントローラ18を冷房モードから暖房モードに切り替える。また、制御部40は、第1、第2遮断弁31,32を開とし、第3、第4遮断弁33,34を閉とする。これにより、ボイラ21からの温熱媒体(温水)が[ボイラ21→温熱媒体送り管22→第1遮断弁31→熱媒体供給管14→調節弁13→コイル11→熱媒体排出管15→第2遮断弁32→温熱媒体戻り管23→ボイラ21]と流れ、ファン12によってコイル11の外側に流れる空気が温められ、室内の暖房が行われる。その後、調節弁13の開度は温度センサ17で検出した室内温度TRが低くなるにつれて大きくなっていく。
このように、本実施形態の空調システム100では、温度センサ17で検出した室内温度TRが室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高くなった場合、制御部40は、コントローラ18を冷房モードに切り替えると共に第1、第2遮断弁を閉として第3、第4遮断弁を開として冷熱媒体がコイル11に通流するように制御する。また、同様、温度センサ17で検出した室内温度が室内温度設定値TS2(暖房用設定値)よりも高くなった場合、制御部40は、コントローラ18を暖房モードに切り替えると共に第1、第2遮断弁を開として第3、第4遮断弁を閉として温熱媒体がコイル11に通流するように制御する。このため、本実施形態の空調システム100では、コントローラ18の動作モードと通流する熱媒体の種類のマッチングを図ることができ、スムースに冷房、暖房の切換えを行うことができる。
以上、室内温度TRが低下してくる場合の動作について説明したが、室内温度TRが上昇してくる場合の動作は、暖房モードと冷房モードが逆になるだけで、同様の動作であるから説明は省略する。
以上説明した実施形態の空調システム100は、温度センサ17で検出した室内温度に応じてコントローラ18の動作を冷房モードと暖房モードで変更すると共に、第1遮断弁31〜第4遮断弁34を開閉させてコイル11に供給する冷媒を冷熱媒体と温熱媒体と間で切換えるので、室内或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房、暖房を行うことができるという効果を奏する。
また、以上説明した実施形態では、コントローラ18と制御部40と別の制御装置として説明したが、同一の機能を果たす制御装置であれば、1つの制御装置に纏めてもよい。
次に、図4を参照しながら、本発明の他の実施形態の空調システム200について説明する。この実施形態は、一つの室或いはゾーンに対して2つのファンコイルユニット10a,10bを備えるものである。ファンコイルユニット10aを構成する要素には符号aを最後に記載し、ファンコイルユニット10bを構成する要素には符号bを最後に記載する。また、図1〜3を参照して説明した要素と同様の要素には同様の符号を付して説明は省略する。
図4に示すように、各ファンコイルユニット10a,10bはそれぞれ温度センサ17a,17bと、コントローラ18a,18bと調節弁13a,13bを備えている。また、各コントローラ18a,18bはデータバス41によって相互に接続されると共に制御部40とも接続されている。温熱媒体送り管22は、各ファンコイルユニット10a,10bの各熱媒体供給管14a,14bに接続され、温熱媒体戻り管23は、各ファンコイルユニット10a,10bの各熱媒体排出管15a,15bに接続されている。また、同様に、冷熱媒体送り管26は、各ファンコイルユニット10a,10bの各熱媒体供給管14a,14bに接続され、冷熱媒体戻り管27は、各ファンコイルユニット10a,10bの各熱媒体排出管15a,15bに接続されている。
以上のように構成された空調システム200の動作について説明する。先に説明したように、図示しない他の装置から制御部40に室内温度設定値TS1,TS2が入力されている。この室内温度設定値TS1,TS2は、データバス41を介してファンコイルユニット10a,10bのコントローラ18a,18bに入力されている。また、温度センサ17a,17bで検出した各室内温度TRa,TRbは、コントローラ18a,18bに入力され、各室内温度の情報値はデータバスを介して制御部40に入力されている。
図4に示すように、本実施形態の空調システム200では、2つのファンコイルユニット10a,10bに対して、温熱媒体送り管22、温熱媒体戻り管23、冷熱媒体送り管26、冷熱媒体戻り管27、第1遮断弁31から第4遮断弁34は共通であるから、2つのファンコイルユニット10a,10bには同時に異なる熱媒体を通流されることができない。つまり、一方のファンコイルユニット10aに冷熱媒体を流し、他方のファンコイルユニット10bに温熱媒体を流すことはできない構成となっている。このため、複数の温度センサ17a,17bで検出した室内温度TRa,TRbが異なる場合、制御部40は、各コントローラ18a,18b及び各遮断弁31〜34を以下に説明するように動作させる。
まず、制御部40は、室内温度TRa,TRbの両方とも室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高い場合(TRa≧TS1及びTRb≧TS1)には、コントローラ18a,18bを共に冷房モードで動作させる。また、先に説明した実施形態と同様、制御部40は、第1、第2遮断弁31,32を閉とし、第3、第4遮断弁33,34を開とする。これにより、冷凍機25からの冷熱媒体(冷水)が[冷凍機25→冷熱媒体送り管26→第3遮断弁33→熱媒体供給管14a,14b→調節弁13a,13b→コイル11a,11b→熱媒体排出管15→第4遮断弁34→冷熱媒体戻り管27→冷凍機25]と流れ、ファン12a,12bによってコイル11a,11bの外側に流れる空気が冷却され、室内の冷房が行われる。
また、制御部40は、室内温度TRa,TRbの両方とも室内温度設定値TS2(暖房用設定値)よりも低い場合(TRa≦TS2及びTRb≦TS2)には、コントローラ18a,18bを共に暖房モードで動作させる。また、先に説明した実施形態と同様、制御部40は、第1、第2遮断弁31,32を開とし、第3、第4遮断弁33,34を閉とする。これにより、ボイラ21からの温熱媒体(温水)が[ボイラ21→温熱媒体送り管22→第1遮断弁31→熱媒体供給管14a,14b→調節弁13a,13b→コイル11a,11b→熱媒体排出管15→第2遮断弁32→温熱媒体戻り管23→ボイラ21]と流れ、ファン12a,12bによってコイル11a,11bの外側に流れる空気が温められ、室内の暖房が行われる。
また、制御部40は、室内温度TRa,TRbに差がある場合には、次の2つの方法でコントローラ18a,18bと調節弁13a,13bとを動作させる。まず、第1の方法は、各室内温度TRa,TRbの平均値を計算し、平均室内温度TRmを2つのファンコイルユニット10a,10bが配置されている室或いはゾーンの代表温度であるとして、コントローラ18a,18bの動作モードの設定、各遮断弁31〜34の切換えを行う。例えば、室内温度TRaが室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高く、室内温度TRbが室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも低く、平均室内温度Tmが室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高い場合、制御部40は、ファンコイルユニット10a,10bの各コントローラ18a,18bを共に冷房モードで動作させると共に、第1遮断弁31,第2遮断弁32を閉、第3遮断弁33、第4遮断弁34を開として、各コイル11a,11bに冷凍機25から冷熱媒体(冷水)を通流させる。この際、ファンコイルユニット10aの調節弁13aは、温度センサ17aによって検出した室内温度TRaが室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高いので図2に示すように室内温度TRaに従って開度が変化し、ファンコイルユニット10aは室内空気を冷却する。ファンコイルユニット10bも冷房モードで動作しているので、温度センサ17bによって検出した室内温度TRbが室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも低い場合にも図2に示すように調節弁13bの開度は0%に維持され、更に、温度センサ17bによって検出した室内温度TRbが室内温度設定値TS2(暖房用設定値)よりも低くなった場合にも図2に示すように調節弁13bの開度は0%に維持される。従って、ファンコイルユニット10bにファン12bによって室内空気が流れていても室内空気は冷却されず、ファンコイルユニット10b近傍の室内空気が過度に冷却されてしまうことを抑制できる。なお、いずれか一方のファンコイルユニット10が停止している場合には、平均値の計算を行わずに動作している方のファンコイルユニット10の温度センサ17によってコントローラ18の動作モードの設定、各遮断弁31〜34の切換えを行う。
また、第2の方法は、2つのファンコイルユニット10a,10bの内のいずれか一方の温度センサの検出温度を優先して用いるものである。優先して用いる温度センサ17は特定の一つの温度センサ17である。例えば、ファンコイルユニット10aの温度センサ17aの検出した室内温度TRaを優先する場合には温度センサ17aが特定の温度センサとなり、ファンコイルユニット10bの温度センサ17bで検出した室内温度TRbに拘わらず、室内温度TRaによって各コントローラ18a,18bの動作モードの設定、各遮断弁31〜34の切換えを行う。この場合、ファンコイルユニット10aが停止している場合には、先に説明したと同様、動作している方のファンコイルユニット10の温度センサ17によってコントローラ18の動作モードの設定、各遮断弁31〜34の切換えを行う。
以上、冷房運転の場合について説明したが暖房運転の場合も同様であるし、室内温度TRが変化した場合の動作も先に図1〜図3を参照して説明した動作と同様である。
以上説明した実施形態の空調システム200は、2つのファンコイルユニット10a,10bに対して、温熱媒体送り管22、温熱媒体戻り管23、冷熱媒体送り管26、冷熱媒体戻り管27、第1遮断弁31から第4遮断弁34が共通の構成で、各温度センサ17a,17bによって検出した各室内温度TRa,TRbにバラツキがある場合、各室内温度TRa,TRbの平均値TRm、或いは特定の一つの温度センサ17で検出した室内温度TRに応じて、各コントローラ18a,18bの動作を全て冷房モード又は暖房モードに変更すると共に、第1遮断弁31〜第4遮断弁34を開閉させて各コイル11a,11bに供給する冷媒を冷熱媒体と温熱媒体と間で切換えるので、各コンテローラ18a,18bの動作モードと通流する熱媒体の種類のマッチングを図ることができ、スムースに冷房、暖房の切換えを行うことができる。これにより、温度センサ17a,17bによって検出した室内温度TRa,TRbのバラツキがある場合でも、過度な冷房或いは過度な暖房とならないように好適に室内温度を調整することができ、先に図1〜図3を参照して説明した空調システム100と同様、室内或いはゾーンの温度に応じて自由に冷房、暖房を行うことができる。
以上、図4を参照して2つのファンコイルユニット10a,10bを含む空調システム200の構成と、動作について説明したが、本発明は、3つ以上のファンコイルユニットを含む空調システムにも適用できる。この場合、先に説明したと同様、各ファンコイルユニットの各室内温度センサが検出した各室内温度が全て室内温度設定値TS1(冷房用設定値)よりも高い場合には、各コントローラを全て冷房モードで動作させ、各室内温度が全て室内温度設定値TS2(暖房用設定値)よりも低い場合には、各コントローラを全て暖房モードで動作させる。また、各室内温度センサによって検出した各室内温度に差がある場合には、各室内温度の平均値を計算し、平均室内温度TRmを全てのファンコイルユニットが配置されている室或いはゾーンの代表温度であるとして、各コントローラの動作モードの設定、及び各遮断弁31〜34の切換えを行うようにしてもよいし、いずれか一つの温度センサの検出温度を優先して用い、その温度センサが検出した室内温度に基づいて各コントローラの動作モードの設定、及び各遮断弁31〜34の切換えを行うようにしてもよい。
10,10a,10b ファンコイルユニット、11,11a,11b コイル、12,12a,12b ファン、13,13a,13b 調節弁、14,14a,14b 熱媒体供給管、15,15a,15b 熱媒体排出管、17,17a,17b 温度センサ、18,18a,18b コントローラ、20 熱媒体供給装置、21 ボイラ、22 温熱媒体送り管、23 温熱媒体戻り管、25 冷凍機、26 冷熱媒体送り管、27 冷熱媒体戻り管、31〜34 遮断弁、40 制御部、41 データバス、100,200 空調システム。

Claims (6)

  1. 室内空気よりも温度の高い温熱媒体または室内空気よりも温度の低い冷熱媒体が内側に通流して外側を流れる室内空気との間で熱交換を行うコイルと、前記コイル外側に室内空気を流すファンと、前記コイル内側に通流する前記温熱媒体または前記低熱媒体の流量を調節する調節弁と、前記コイルに前記温熱媒体または前記冷熱媒体を供給する熱媒体供給管と、前記コイルから前記温熱媒体または前記冷熱媒体を排出させる熱媒体排出管と、室内空気温度を検出する温度センサと、前記温度センサで検出した室内空気温度に応じて前記調節弁を動作させるコントローラと、を含むファンコイルユニットと、
    前記温熱媒体または前記冷熱媒体を供給する熱媒体供給装置と、
    前記熱媒体供給装置から前記熱媒体供給管に前記温熱媒体を送る温熱媒体送り管と、前記熱媒体排出管から前記熱媒体供給装置に前記温熱媒体を戻す温熱媒体戻り管と、前記熱媒体供給装置から前記熱媒体供給管に前記冷熱媒体を送る冷熱媒体送り管と、前記熱媒体排出管から前記熱媒体供給装置に前記冷熱媒体を戻す冷熱媒体戻り管と、
    前記温熱媒体送り管に配置される第1遮断弁と、
    前記温熱媒体戻り管に配置される第2遮断弁と、
    前記冷熱媒体送り管に配置される第3遮断弁と、
    前記冷熱媒体戻り管に配置される第4遮断弁と、
    前記コントローラから室内温度情報値を受信して、前記第1から第4の遮断弁を開閉動作する制御部と、
    前記室内温度情報値が室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、
    前記室内温度情報値が前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とする空調システム。
  2. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記制御部は、前記室内空気温度設定値を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラは、
    前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記室内温度に応じて前記調節弁を動作させ、前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記調節弁を閉とする暖房モードと、
    前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記室内温度に応じて前記調節弁を動作させ、前記温度センサで検出した室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記調節弁を閉とする冷房モードと、で動作可能であり、
    前記制御部は、
    前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とすると共に前記コントローラを前記暖房モードで動作させ、
    前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすると共に前記コントローラを前記冷房モードで動作させる空調システム。
  3. 請求項1に記載の空調システムであって、
    複数のファンコイルユニットを含み、
    前記制御部は、複数のファンコイルユニットの各コントローラから各室内温度情報値を受信し、
    前記各室内温度情報値の全てが前記室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、
    前記各室内温度情報値の全てが前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とする空調システム
  4. 請求項1に記載の空調システムであって、
    複数のファンコイルユニットを含み、
    前記制御部は、複数のファンコイルユニットの各コントローラから各室内温度情報値を受信し、
    前記各室内温度情報値の平均値が前記室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、
    前記各室内温度情報値の平均値が前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とする空調システム
  5. 請求項1に記載の空調システムであって、
    複数のファンコイルユニットを含み、
    前記制御部は、複数のファンコイルユニットの各コントローラから各室内温度情報値を受信し、
    前記各室内温度情報値の特定の1つが前記室内空気温度設定値よりも低い場合には、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とし、
    前記各室内温度情報値の特定の1つが前記室内空気温度設定値よりも高い場合には、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とする空調システム
  6. 請求項3ないし5のいずれか1項に記載の空調システムであって、
    前記制御部は、前記室内空気温度設定値を前記各コントローラに送信し、
    前記各コントローラは、
    前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記各室内温度に応じて前記各調節弁を動作させ、前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記各調節弁を閉とする暖房モードと、
    前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも高い場合には前記各室内温度に応じて前記各調節弁を動作させ、前記各温度センサで検出した各室内温度が前記制御部から受信した前記室内空気温度設定値よりも低い場合には前記各調節弁を閉とする冷房モードと、で動作可能であり、
    前記制御部は、
    前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを開とし、前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを閉とすると共に前記各コントローラを全て前記暖房モードで動作させ、
    前記第3遮断弁と前記第4遮断弁とを開とし、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁とを閉とすると共に前記各コントローラを全て前記冷房モードで動作させる空調システム。
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