JP2016205471A - オイルクーラ - Google Patents

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【課題】オイルが過熱されるのを抑制することが可能なオイルクーラを提供する。
【解決手段】オイルクーラ100は、オイル通路および冷却水通路が内部に形成されたコア部1と、感温式のバルブ装置を収納するバルブハウジング2とを備える。コア部1の表面1bに取付台1cが形成されるとともに、取付台1cに凹部1dが形成されている。そして、オイルクーラ100では、バルブハウジング2が凹部1dに嵌め合わされた状態で、バルブハウジング2が取付台1cに取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、オイルクーラに関する。
従来、変速機のオイル(作動油)を冷却するオイルクーラが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のオイルクーラは、オイルクーラ本体を備え、そのオイルクーラ本体内をオイルおよび冷却水が流通するときに、熱交換作用によりオイルが冷却されるように構成されている。オイルクーラ本体には、冷却水を導入するための導入パイプと、冷却水を排出するための排出パイプとが設けられている。導入パイプと排出パイプとの間には、オイルクーラ本体を迂回するバイパスパイプが設けられ、バイパスパイプと排出パイプとの合流部分にサーモスタットが設けられている。
そして、サーモスタットは、冷却水が所定温度未満の場合に、排出パイプを閉じるとともに、バイパスパイプを開くように構成されている。このため、冷却水が所定温度未満の場合には、冷却水がバイパスパイプに流れ、オイルクーラ本体に冷却水が流れないようになっている。その一方、サーモスタットは、冷却水が所定温度以上の場合に、バイパスパイプを閉じるとともに、排出パイプを開くように構成されている。このため、冷却水が所定温度以上の場合には、冷却水がバイパスパイプに流れず、オイルクーラ本体に冷却水が流れるようになっている。
特開2003−286846号公報
しかしながら、上記した従来のオイルクーラでは、冷却水の温度上昇に時間がかかる場合に、オイルクーラ本体に冷却水が流れない時間が長くなるので、オイルが過熱されるおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、オイルが過熱されるのを抑制することが可能なオイルクーラを提供することである。
本発明によるオイルクーラは、変速機のオイルを冷却するオイルクーラであり、オイル通路および冷却水通路が内部に形成され、オイルと冷却水とで熱交換を行う本体部と、冷却水通路を開閉する感温式のバルブ装置を収納するバルブハウジングとを備える。本体部の表面に取付台が形成されるとともに、取付台に凹部が形成されている。そして、オイルクーラでは、バルブハウジングが凹部に嵌め合わされた状態で、バルブハウジングが取付台に取り付けられている。
このように構成することによって、本体部のオイル通路を流れるオイルの熱がバルブハウジング内の冷却水に伝達されることにより、その冷却水を暖めることができる。このため、バルブ装置を早期に開弁し、本体部の冷却水通路に冷却水を流すことができるので、オイルが過熱されるのを抑制することができる。
本発明のオイルクーラによれば、オイルが過熱されるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態によるオイルクーラの構成を示した斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、車両に搭載される自動変速機(図示省略)のオイル(作動油)を冷却するオイルクーラに本発明を適用した場合について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態によるオイルクーラ100について説明する。
オイルクーラ100は、車両に搭載される内燃機関の冷却水系統に組み込まれている。このオイルクーラ100は、オイルと冷却水とで熱交換を行うコア部1と、感温式のバルブ装置(図示省略)を収納するバルブハウジング2とを備えている。なお、コア部1は、本発明の「本体部」の一例である。
コア部1は、皿状に形成された複数のプレート11を有し、複数のプレート11が積層されている。そして、コア部1では、隣接するプレート11間に空間が形成され、その空間がオイル通路または冷却水通路として機能する。すなわち、コア部1の内部には、プレート11によって区画されるオイル通路および冷却水通路が形成されている。なお、オイルが流通するオイル通路と、冷却水が流通する冷却水通路とは、交互に配置されている。
プレート11は、ろう材がコーティングされたアルミニウム合金からなり、プレート11がろう付けされることによってコア部1が形成されている。
コア部1の底面1a側には、ベースプレート3が設けられ、ベースプレート3は、たとえば自動変速機に取り付けられている。また、コア部1の底面1aには、自動変速機から供給されるオイルを内部に導入するためのオイル導入口と、内部のオイル通路を流通したオイルを自動変速機に戻すためのオイル排出口とが形成されている。
コア部1の表面1b側には、冷却水系統からの冷却水を内部に導入するための冷却水導入口と、内部の冷却水通路を流通した冷却水を冷却水系統に戻すための冷却水排出口とが設けられている。冷却水排出口には、冷却水用の配管4が接続されている。
また、コア部1の表面1bには、バルブハウジング2を取り付けるための取付台1cが形成されている。取付台1cは、表面1bから突出するように四角錘台状に形成され、断面円弧状の凹部1dを有する。取付台1cの凹部1dには、上記した冷却水導入口が形成されている。この取付台1cは、最も表面1b側に配置されるプレート11と一体的に形成されている。
バルブハウジング2は、円筒状に形成されており、内部に冷却水の通水路が形成され、その通水路を開閉するバルブ装置が収納されている。このバルブハウジング2は、一方端が閉塞され、他方端が冷却水系統に接続されている。バルブハウジング2の外周面には、バルブハウジング2内の通水路とコア部1の冷却水導入口とを接続する開口部が形成されている。
また、バルブハウジング2は、凹部1dに嵌め合わされた状態で取付台1cに取り付けられている。バルブハウジング2は、外周面が断面円弧状の凹部1dに沿うように形成されている。このため、バルブハウジング2が凹部1dに嵌め合わされたときに、凹部1dの全体がバルブハウジング2の外周面と接触するようになっている。
バルブハウジング2は、ろう材がコーティングされたアルミニウム合金からなり、ろう付けされることによって取付台1cに取り付けられている。すなわち、バルブハウジング2は、コア部1を構成するプレート11と同じ材質によって形成されている。
バルブ装置は、バルブハウジング2内の通水路を開閉するために設けられている。すなわち、バルブ装置は、コア部1に対する冷却水の供給と遮断とを切り替えるために設けられている。このバルブ装置は、感温式の公知のバルブ装置である。たとえば、バルブ装置は、冷却水の温度に応じて膨張および収縮するサーモワックスと、サーモワックスにより駆動されるロッドと、ロッドに連結された弁体と、弁体を付勢するスプリングとを含んでいる。そして、バルブ装置は、冷却水が所定温度以上の場合にバルブハウジング2内の通水路を開くとともに、冷却水が所定温度未満の場合にバルブハウジング2内の通水路を閉じるように構成されている。
次に、本実施形態によるオイルクーラ100の動作の一例について説明する。
内燃機関の冷間始動時では、バルブハウジング2内の冷却水が所定温度未満であり、バルブ装置が閉弁している。このため、コア部1の冷却水通路に冷却水が流れない。一方、コア部1のオイル通路に自動変速機のオイルが流れている。
そして、自動変速機の運転により、自動変速機自体の温度が上昇するとともに、オイルの温度が上昇する。また、自動変速機やオイルの熱がコア部1に伝達され、コア部1の温度が上昇する。これらによって、バルブハウジング2内の冷却水が暖められる。
そして、バルブハウジング2内の冷却水が所定温度以上になると、バルブ装置が開弁され、コア部1の冷却水通路に冷却水が流れる。コア部1の冷却水通路を流通した冷却水は配管4に排出され、冷却水系統に戻される。これにより、コア部1で冷却水とオイルとが熱交換を行うことにより、オイルが冷却される。なお、オイルが冷却されることにより、バルブハウジング2内の冷却水が所定温度未満になると、バルブ装置が閉弁される。つまり、バルブハウジング2内の冷却水の温度に応じてバルブ装置が開閉することにより、オイルの温度が適切に保たれる。
−効果−
本実施形態では、上記のように、バルブハウジング2が凹部1dに嵌め合わされた状態で取付台1cに取り付けられている。すなわち、バルブ装置を収納するバルブハウジング2がコア部1と一体的に設けられている。このように構成することによって、コア部1のオイル通路を流れるオイルの熱がバルブハウジング2内の冷却水に伝達されることにより、その冷却水を暖めることができる。このため、バルブハウジング2内の冷却水を早期に所定温度以上にすることができるので、バルブ装置の開弁遅れを抑制することができる。これにより、コア部1の冷却水通路に冷却水を早期に流すことができるので、オイルが過熱されるのを抑制することができる。したがって、オイルを適切な温度にすることができるので、燃費の向上や自動変速機のオーバーヒートを防止することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、バルブハウジング2からコア部1に冷却水が供給され、コア部1から配管4に冷却水が排出される例を示したが、これに限らず、配管4からコア部1に冷却水が供給され、コア部1からバルブハウジング2に冷却水が排出されるようにしてもよい。
また、本実施形態において、内燃機関の運転状態に応じてオイルクーラ100がオイルウォーマとして機能してもよい。
また、本実施形態において、複数のプレート11がろう付けされるときに、バルブハウジング2が取付台1cに同時にろう付けされるようにしてもよい。また、複数のプレート11がろう付けされる前または後に、バルブハウジング2が取付台1cにろう付けされるようにしてもよい。
本発明は、変速機のオイルを冷却するオイルクーラに利用可能である。
1 コア部(本体部)
1b 表面
1c 取付台
1d 凹部
2 バルブハウジング
100 オイルクーラ

Claims (1)

  1. 変速機のオイルを冷却するオイルクーラであって、
    オイル通路および冷却水通路が内部に形成され、オイルと冷却水とで熱交換を行う本体部と、
    前記冷却水通路を開閉する感温式のバルブ装置を収納するバルブハウジングとを備え、
    前記本体部の表面に取付台が形成されるとともに、前記取付台に凹部が形成され、
    前記バルブハウジングが前記凹部に嵌め合わされた状態で、前記バルブハウジングが前記取付台に取り付けられていることを特徴とするオイルクーラ。
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