JP2016204282A - 毛髪処理剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪の傷みを十分に抑制し、かつ、良好なウエーブを発現できる、酸性pHの条件下で使用可能な毛髪処理剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係る毛髪処理剤組成物は、チオグリコール酸と、有機酸及び/又はリン酸と、有機酸塩及び/又はリン酸塩と、を含み、酸性である。このように構成されているため、本実施形態の毛髪処理剤組成物は、酸性pHの条件下で使用可能であり、毛髪の傷みを十分に抑制することができる。上記に加え、本発明に係る毛髪処理剤組成物は、良好なウエーブを発現することができる。本発明に係る毛髪処理剤組成物は、パーマネントウエーブ剤又は縮毛矯正剤として好適に用いられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪処理剤組成物に関する。
従来のパーマネントウエーブ施術は、概して以下のように行われる。まず、還元剤(主剤)としてのチオグリコール酸塩(チオグリコール酸アンモニウム等)と、アルカリ剤としてのアンモニア、モノエタノールアミン、炭酸水素アンモニウム等と、を加えた第1剤を用いて、毛髪の膨潤と共に毛髪中のシスチン結合を開裂する。なお、ウエーブを良好に発現させる観点から、上記第1剤のpHは、通常9.6以下のアルカリ性に調整される。次いで、臭素酸塩、過酸化水素などの酸化剤を主成分とする溶液である第2剤で酸化固定する。このように、第1剤と第2剤とを順次用いることで、毛髪に所望の形状を定着させる。
アルカリ性の第1剤を作用させると、毛髪の膨潤が大きく、チオグリコール酸塩の還元作用にも影響され、毛表皮の剥離、間充物質の流失などにより毛髪が傷み、ぱさつき、弾力性の消失、滑りの悪化、櫛通りの悪化などと共に、枝毛、切れ毛などの損傷が著しくなるといった問題が生じうる。そこで、チオグリコール酸塩を含むパーマネントウエーブ用剤第1剤に特定の物質を添加することにより、アルカリ性であっても上述した問題を低減する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−133933号公報
しかしながら、特許文献1に記載のパーマネントウエーブ剤は、アルカリ性であるがゆえ、毛髪の傷みを更に低減する観点から、依然として改善の余地がある。なお、従来、パーマネントウエーブ剤による毛髪の傷みとウエーブの出やすさはトレードオフの関係にある。すなわち、単に従来のパーマネントウエーブ剤のpHを低下させる(酸性にする)のみでは、ウエーブのかかりを損ねやすくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、毛髪の傷みを十分に抑制し、かつ、良好なウエーブを発現できる、酸性pHの条件下で使用可能な毛髪処理剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、チオグリコール酸を特定の物質と共に使用することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の態様を包含する。
[1]
チオグリコール酸と、有機酸及び/又はリン酸と、有機酸塩及び/又はリン酸塩と、を含み、酸性である、毛髪処理剤組成物。
[2]
前記毛髪処理剤組成物中における前記チオグリコール酸の含有量が、3.0〜7.0質量%である、[1]に記載の毛髪処理剤組成物。
[3]
pHが2.5〜4.7である、[1]又は[2]に記載の毛髪処理剤組成物。
[4]
前記有機酸が、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸及びクエン酸からなる群より選択される少なくとも1つを含む、[1]〜[3]のいずれかに記載の毛髪処理剤組成物。
[5]
前記有機酸塩及び/又はリン酸塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール塩からなる群より選択される少なくとも1つを含む、[1]〜[4]のいずれかに記載の毛髪処理剤組成物。
[6]
パーマネントウエーブ剤に用いる、又は、縮毛矯正剤に用いる、[1]〜[5]のいずれかに記載の毛髪処理剤組成物。
[7]
[1]〜[5]のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物から得られる、パーマネントウエーブ剤。
[8]
[1]〜[5]のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物から得られる、縮毛矯正剤。
本発明によれば、毛髪の傷みを十分に抑制し、かつ、良好なウエーブを発現できる、酸性pHの条件下で使用可能な毛髪処理剤組成物を提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、単に「本実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明は以下の実施形態のみに限定されない。
[毛髪処理剤組成物]
本実施形態の毛髪処理剤組成物は、チオグリコール酸と、有機酸及び/又はリン酸と、有機酸塩及び/又はリン酸塩とを含み、酸性である。このように構成されているため、本実施形態の毛髪処理剤組成物は、酸性pHの条件下で使用されるものであり、毛髪の傷みを十分に抑制することができる。上記に加え、本実施形態の毛髪処理剤組成物は、良好なウエーブを発現することができる。
[毛髪処理剤組成物の用途]
本実施形態の毛髪処理剤組成物は、例えば、パーマネントウエーブ剤として用いることができる。また、本実施形態の毛髪処理剤組成物は、例えば、縮毛矯正剤として用いることもできる。さらに、本実施形態の毛髪処理剤組成物は、パーマネントウエーブ剤の基材として、又は、縮毛矯正剤の基材として用いることができる。ただし、本実施形態の毛髪処理剤組成物の用途はそれらに限定されない。
(チオグリコール酸)
本実施形態におけるチオグリコール酸は、少なくとも還元剤として機能する。すなわち、チオグリコール酸が配合されていることにより、毛髪中のシスチン結合を還元して切断することができる。本実施形態において、毛髪処理剤組成物中のチオグリコール酸の含有量は特に限定されないが、好ましくは3.0〜7.0質量%であり、より好ましくは4.0〜7.0質量%である。特に、毛髪処理剤組成物をパーマネントウエーブ剤又は縮毛矯正剤として用いる場合、上述したチオグリコール酸含有量に調整することが好ましい。上記含有量が3.0質量%以上である場合、よりウエーブがかかりやすくなる傾向にあり、上記含有量が7.0質量%以下である場合、毛髪の傷みをより抑制できる傾向にある。
(有機酸及び/又はリン酸)
本実施形態における有機酸及び/又はリン酸は、特に限定されず、種々公知のものを使用することができる。有機酸及び/又はリン酸は、少なくとも、後述する有機酸塩及び/又はリン酸塩と併用されることにより、毛髪処理剤組成物のpHを安定させるものと考えられる。上記有機酸は、チオグリコール酸の酸解離定数に近い酸解離定数を有するものを選択することが好ましく、すなわち、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸及びクエン酸からなる群より選択される少なくとも1つを含むことが好ましい。同様の観点から、酢酸、リンゴ酸、クエン酸及びリン酸からなる群より選択される少なくとも1つを含むことがより好ましい。なお、上述した有機酸は、それぞれ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
(有機酸塩及び/又はリン酸塩)
本実施形態における有機酸塩及び/又はリン酸塩は、特に限定されず、種々公知のものを使用することができる。有機酸塩及び/又はリン酸塩は、上述の有機酸及び/又はリン酸と併用されることにより、毛髪処理剤組成物のpHを安定させるものと考えられる。中でも、イオン結合強度の観点から、上記有機酸塩及び/又はリン酸塩は、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)塩からなる群より選択される少なくとも1つを含むことが好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩及びモノエタノールアミン塩からなる群より選択される少なくとも1つを含むことがより好ましい。なお、上述した有機酸塩及び/又はリン酸塩は、それぞれ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
上述のように、本実施形態の毛髪処理剤組成物は、還元剤たるチオグリコール酸に加えて、有機酸及び/又はリン酸と、有機酸塩及び/又はリン酸塩とを配合している。そのため、毛髪処理剤組成物におけるチオグリコール酸は、そのほとんどが解離ないし中和されておらず、酸の状態で存在し、酸性pHに調整することないし酸性pHを維持することが容易になると考えられる。ただし、上記で説明した内容に限定する趣旨ではない。
ここで、本実施形態の毛髪処理剤組成物のpHは、酸性pHの条件下で毛髪の傷みを十分に抑制しつつ良好なウエーブを発現させる観点から、2.5〜4.7であることが好ましく、より好ましくは3.5〜4.6である。特に、毛髪処理剤組成物をパーマネントウエーブ剤又は縮毛矯正剤として用いる場合、上述したpHに調整することが好ましい。上記pHは、本実施形態の毛髪処理剤組成物中における各成分の含有量を適宜調整することで調整することができる。本実施形態の所望のpHに調整し、そのpHで安定させる観点から、毛髪処理剤組成物中における有機酸及び/又はリン酸の含有量は、0.4〜50.0質量%が好ましく、より好ましくは2.0〜40.0質量%である。特に、毛髪処理剤組成物をパーマネントウエーブ剤又は縮毛矯正剤として用いる場合、上述したに有機酸及び/又はリン酸の含有量に調整することが好ましい。また、同様の観点から、毛髪処理剤組成物中における有機酸塩及び/又はリン酸塩の含有量は、0.4〜30.0質量%が好ましく、より好ましくは2.0〜25.0質量%である。特に、毛髪処理剤組成物をパーマネントウエーブ剤又は縮毛矯正剤として用いる場合、上述したに有機酸塩及び/又はリン酸塩の含有量に調整することが好ましい。
(その他の成分)
本実施形態の毛髪処理剤組成物が上述した各成分に加えて含み得るその他の成分としては、以下に限定されないが、例えば、金属封鎖剤及び感触改良剤が挙げられる。
上記金属封鎖剤は、パーマ剤に微量に混入し得る金属成分に起因する還元剤の機能の阻害を防止するものであり、その具体例としては、以下に限定されないが、エデト酸及びその塩や、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩が挙げられる。
上記感触改良剤は、毛髪の触感を向上させる機能を有するものであり、その具体例としては、以下に限定されないが、油剤、活性剤、多価アルコール及び高分子化合物が挙げられる。上記油剤は、他の感触改良剤(例えば活性剤)と併用して用いられることが好ましく、乳化物や可溶化したものが使用される。上記油剤の具体例としては、以下に限定されないが、セタノール、オリーブ油、イソプロピルミリステート等が挙げられる。上記活性剤は、特に櫛通り、手触りを改良するものであり、以下に限定されないが、例えば、塩化セチルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。上記活性剤は、耐塩性を有するものであれば、単独で感触改良剤として用いることもできる。上記多価アルコールは、水溶性であって主に保湿効果を付与するものであり、以下に限定されないが、例えば、グリセリン、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。上記高分子化合物は、毛髪表面に皮膜をはらせて、毛の表面の傷みやザラツキを改善するものであり、以下に限定されないが、例えば、ポリオクタニウム11(INCI名)等が挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いられるが、活性剤、多価アルコール及び高分子化合物を組み合わせて用いることが好ましく、それらに加えて油剤を組み合わせて用いることがより好ましい。
[毛髪処理剤組成物の製造方法]
本実施形態に係る毛髪処理剤組成物の製造方法は、上述した本実施形態の毛髪処理剤組成物の構成が得られる方法である限り、特に限定されるものではない。例えば、チオグリコール酸と、有機酸及び/又はリン酸と、有機酸塩及び/又はリン酸塩と、を混合する等により、本実施形態の毛髪処理剤組成物を製造することができる。なお、毛髪の傷みを十分に抑制しつつより良好なウエーブを発現する毛髪処理剤組成物を得る観点から、本実施形態に係る毛髪処理剤組成物の製造方法としては、まず、有機酸塩及び/又はリン酸塩の水溶液を調製し、次いで当該水溶液に有機酸及び/又はリン酸を加え、十分に撹拌した後、チオグリコール酸を加えることが好ましい。
以下、実施例及び比較例により本実施形態を更に詳細に説明するが、本実施形態はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1〜29、比較例1〜12]
(パーマネントウエーブ剤第1剤の調製)
実施例及び比較例で用いる還元剤、有機酸、有機酸塩、リン酸塩、アルカリ剤としては、下記表1〜2に記載のものを用いた。また、上記の各材料の配合量については、表1〜2に記載のとおりとした。実施例では、有機酸塩又はリン酸塩の水溶液を調製し、次いで当該水溶液に有機酸又はリン酸を加え、十分に撹拌した後、チオグリコール酸を加え、より詳細には、まず、容器内で有機酸塩又はリン酸塩の水溶液を調製し、次いで当該水溶液に有機酸又はリン酸を加え、十分に撹拌した。撹拌後、チオグリコール酸を加え、さらに水を添加して全体量を100mLとした後、十分に撹拌混合することにより、実施例1〜29に係るパーマネントウエーブ剤第1剤を調製した。また、容器内で水にチオグリコール酸又は50%チオグリコール酸アンモニウム水溶液を添加して全体量を100mLとした後、十分に撹拌混合することにより、比較例1及び10に係るパーマネントウエーブ剤第1剤を調製した。さらに、容器内で水に有機酸を加え、十分に撹拌した後、チオグリコール酸を加え、さらに水を添加して全体量を100mLとした後、十分に撹拌混合することにより、比較例2〜5に係るパーマネントウエーブ剤第1剤を調製した。また、容器内で有機酸塩又はリン酸塩の水溶液を調製した後、チオグリコール酸又は50%チオグリコール酸アンモニウム水溶液を加え、さらに水を添加して全体量を100mLとした後、十分に撹拌混合することにより、比較例6〜8、11及び12係るパーマネントウエーブ剤第1剤を調製した。そして、容器内で水に50%チオグリコール酸アンモニウム水溶液を添加し、さらに28%アンモニア水を加え、さらに水を添加して全体量を100mLとした後、十分に撹拌混合することにより、比較例9に係るパーマネントウエーブ剤第1剤を調製した。なお、水には精製水を用いた。
また、臭素酸ナトリウムを8g計りとり、これに水を加えて溶解した後、さらに水を加えて100mLのパーマネントウエーブ剤第2剤を調製した。
次いで、30cmの健康毛1.5〜2.0gを用意した。この健康毛をラウリル硫酸ナトリウム3%水溶液に10分間浸漬した後、流水で30秒濯ぎ、室温(18〜22℃)で静置乾燥し、試料とした。この試料に対して、室温(18〜22℃)下、以下に示す処理を行った。
上記試料に対して、1mLのパーマネントウエーブ剤第1剤を均一に塗布した。次に、上記塗布後の試料をロッド(ロッド径15mm、長さ90mm)に巻き付け、再度1mLのパーマネントウエーブ剤第1剤を均一に塗布した。次いで、実施例1〜29及び比較例10〜12については、試料を15分間放置した後、その健康毛に対して再度2mLのパーマネントウエーブ剤第1剤を均一に塗布した。一方、比較例1〜9については、2回目のパーマネントウエーブ剤第1剤塗布から8分間経過後に再度、その試料に対して2mLのパーマネントウエーブ剤第1剤を均一に塗布した。
上記の要領でパーマネントウエーブ剤第1剤の塗布を完了した後、実施例1〜29及び比較例10〜12については15分間放置することとし、比較例1〜9については7分間放置することとした。
上記のとおり放置した後、試料にスプレイヤーで10回水を吹き付け、パーマネントウエーブ剤第1剤を濯ぎ落とした。次いで、3mLのパーマネントウエーブ剤第2剤を試料に均一に塗布し、10分間放置した。この操作をさらに1回繰り返した。
上記の要領でパーマネントウエーブ剤第2剤の塗布を完了した後、試料からロッドを外し、流水で10秒間濯いだ。その後、自然乾燥した。このようにして得られた処理後の試料を、以下の評価に供した。
(ウエーブ力)
美容師3人が目視で試験後の毛髪のウエーブのリッチ感、強さを各自が判定し、以下の基準に基づき1〜5段階で総合的に評価した。「5」が最もウエーブ力が強く、数字が小さくなるにつれてウエーブ力が弱くなることを意味する。その結果を表1〜2に併せて示す。
1:未処理毛と同じ。
2:ウエーブが出るが弱い。
3:ウエーブが出るがやや弱い。
4:パーマネントウエーブ剤として最適なウエーブ力を有する。
5:ウエーブ力が強く、縮毛矯正剤には最適。
(毛髪の傷み)
美容師3人が手で試験後の毛髪を触り、その手触りから、各自が毛髪の傷み具合を判定し、以下の基準に基づいて総合的に評価した。その結果を表1〜2に併せて示す。
○:未処理毛と同じ(傷んでいない)。
△:ほとんど傷んでいない。
×:傷んでいる。
Figure 2016204282
Figure 2016204282

Claims (8)

  1. チオグリコール酸と、有機酸及び/又はリン酸と、有機酸塩及び/又はリン酸塩と、を含み、酸性である、毛髪処理剤組成物。
  2. 前記毛髪処理剤組成物中における前記チオグリコール酸の含有量が、3.0〜7.0質量%である、請求項1に記載の毛髪処理剤組成物。
  3. pHが2.5〜4.7である、請求項1又は2に記載の毛髪処理剤組成物。
  4. 前記有機酸が、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸及びクエン酸からなる群より選択される少なくとも1つを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物。
  5. 前記有機酸塩及び/又はリン酸塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール塩からなる群より選択される少なくとも1つを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物。
  6. パーマネントウエーブ剤に用いる、又は、縮毛矯正剤に用いる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物から得られる、パーマネントウエーブ剤。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪処理剤組成物から得られる、縮毛矯正剤。
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