JP2016202825A - カテーテル検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】アンギオ装置で撮像されるシネ画像を表示するポリグラフにおいて、アンギオ装置で記録したシネ画像と同じシネ画像を容易に記録できるカテーテル検査システムを提供すること。
【解決手段】ポリグラフ100は、心電図を含む複数の生体情報を入力して表示するとともに、アンギオ装置900で撮像するシネ画像を入力して表示する。このポリグラフ100には、アンギオ装置900へのシネ画像の記録指示と連動して、シネ画像の記録が指示される。この指示を受けてポリグラフ100がシネ画像を記録することにより、アンギオ装置900で記録するシネ画像と同様のシネ画像を容易に記録できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、心電図を含む複数の生体情報を入力して表示するとともに、血管造影撮影装置(Angiography system:アンギオ装置)によりX線撮影されたシネ画像を表示するポリグラフを備える電気生理学的検査システム等のカテーテル検査システムに関する。
近年増加傾向にある狭心症、心筋梗塞、不整脈等の心臓病の検査として、最も確定的な診断をつけることができる心臓カテーテル検査が知られている。心臓カテーテル検査は、柔らかい細い管(カテーテル)を経皮的に心血管に挿入し、造影剤による形態学的異常を検出したり、心臓内腔の圧力、酸素飽和度を測定し血行動態を把握したりする。
この心臓カテーテル検査は、一般的に、ポリグラフと、アンギオ装置とを用いて行われる。ポリグラフは、心臓内に挿入される電極カテーテルを介して、生体情報(心内心電図等)をモニタに波形表示し、表示された生体情報に基づいて、心臓内部のいろいろな部位の電気活動を把握する。なお、これらの電気活動を、ポリグラフは、安静状態で記録しつつ、心臓を電気的に刺激した状態における電気活動も記録する。
アンギオ装置は、カテーテルを用いて造影剤を直接血管に注入し、撮像したX線透視像、血管造影像をみながら、心臓の血管(冠動脈)の状態を見たり、心臓の動きを観察できる。心臓カテーテル検査において、ポリグラフを用いて心臓内部の各部位の電気活動を観察する際には、アンギオ装置は、被検者の検査部位をX線撮像して、シネ画像として表示する。なお、シネ画像は、動画のように見える多数の連続画像としたものであり、時系列画像とも称する。
アンギオ装置で撮像するシネ画像は、アンギオ装置がポリグラフとともに使用される場合、アンギオ装置のモニタに表示されるとともに、ポリグラフに送られる。ポリグラフでは、アンギオ装置から送られるシネ画像を、被検者の呼吸、心内心電図等の生体情報とともにモニタに表示して双方を観察できるようになっている。
アンギオ装置におけるシネ画像の撮影及びシネ画像の記録は、例えば、特許文献1に示すように、アンギオ装置を用いて、被検者の傍で被検者の検査を行うアンギオ装置側の操作者(具体的には術者)によりフットスイッチをオンオフすることによって行われる。
これに対して、ポリグラフにおけるシネ画像の記録は、ポリグラフ側の操作者が、ポリグラフ側に設けられる記録ボタン、例えば、ポリグラフのモニタ画面上に配置されたボタンを押下することで、モニタに表示するシネ画像の記録を行っている。
特開2004−081569号公報
このように従来のカテーテル検査では、アンギオ装置で撮像したシネ画像を記録する場合、アンギオ装置側では、フットスイッチを介した術者の判断により記録されるものの、ポリグラフ側では、術者により記録必要と判断されたシネ画像は判らない。したがって、心臓カテーテル検査において、ポリグラフが、アンギオ装置で記録したシネ画像と同様のシネ画像を記録するには、ポリグラフ側の操作者が、術者が操作するフットスイッチの操作タイミングに合わせて、ポリグラフ側の記録ボタンを押下する必要がある。このため、記録ボタンの押下タイミングのずれや記録の取りこぼし等が発生し、ポリグラフ側において、術者が必要なシネ画像と同様のシネ画像の記録は困難となっている。
本発明は、アンギオ装置で撮像されるシネ画像を表示するポリグラフにおいて、アンギオ装置で記録したシネ画像と同じシネ画像を容易に記録できるカテーテル検査システムを提供する。
本発明のカテーテル検査システムの一つの態様は、
複数の生体情報を入力して表示するとともに、アンギオ装置で撮像するシネ画像を入力して表示するポリグラフと、
前記アンギオ装置への前記シネ画像の記録指示と連動して、前記ポリグラフに前記アンギオ装置のシネ画像の記録指示を行う連動指示装置と、
を有し、
前記ポリグラフは、前記記録指示を受けて、記録指示されたシネ画像を記録する記録制御部を有する。
本発明のポリグラフの一つの態様は、上記構成のカテーテル検査システムが備えるポリグラフである。
本発明によれば、アンギオ装置へのシネ画像の記録指示に連動して、ポリグラフへのシネ画像の記録指示を行えることにより、ポリグラフ側で、シネ画像の記録開始操作を行う必要がなく、その結果、アンギオ装置で撮像され、且つ、アンギオ装置から入力されるシネ画像を表示するポリグラフにおいて、アンギオ装置で記録したシネ画像中の画像と同じ画像を容易に記録できる。
実施の形態に係るカテーテル検査システムの全体構成を示す概略図 電極カテーテルの説明に供する図 実施の形態のカテーテル検査システムにおける要部構成を示すブロック図 実施の形態のカテーテル検査システムにおけるフットスイッチの概略構成を示す模式図 実施の形態のカテーテル検査システムにおけるフットスイッチの変形例の概略構成を示す模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<カテーテル検査システムの全体構成>
図1は、本実施の形態によるカテーテル検査システム10の全体構成を示す概略図である。カテーテル検査システム10は、ここでは、カテーテルを用いて行う検査システムであり、ここでは、カテーテル検査システム10を電気生理学的検査システムとして説明する。カテーテル検査システム10は、ポリグラフ100と、電気刺激装置700と、アンギオ装置900と、操作感知部960(図3、図4参照)が取り付けられた画像記録指示装置であるフットスイッチ950とを有する。
ポリグラフ100は、入力装置11と、表示部(ディスプレイ)20と、記録装置30と、本体ユニット40と、インターフェースユニット50と、EPS(Electrophysiological Study:電気生理学的検査)ユニット60と、中継ボックス70、71と、中継ボックス70、71に接続される電極カテーテル80(図2)と、を有する。
本体ユニット40とインターフェースユニット50はケーブルL1によって接続されており、インターフェースユニット50とEPSユニット60はケーブルL2によって接続されている。なお、図では、インターフェースユニット50を介して本体ユニット40とEPSユニット60を接続した例を示しているが、本体ユニット40とEPSユニット60をケーブルL2によって直接接続してもよい。
本体ユニット40には、キーボード12、マウス13等の入力装置11と、表示部20(複数のディスプレイ21、22、23)と、サーマルレコーダ等の記録装置30と、が接続されている。また、本体ユニット40には、インターフェースユニット50が接続されている。本体ユニット40は、ポリグラフ100の中央処理ユニットとしての機能を有する。本体ユニット40は、インターフェースユニット50を介して入力した各生体情報に対してプログラムに従った演算処理や解析処理を施すことにより、各生体情報を所望の表示形態で表示部20に表示する。また、本体ユニット40は、入力装置11から入力された操作信号に基づいて、各生体情報の表示形態や、インターフェースユニット50及びEPSユニット60、並びにそれらに接続される各装置の動作を制御するようになっている。また、本体ユニット40は、入力装置11から入力された操作信号に基づいて、アンギオ装置900で撮像される被検者のシネ画像の表示形態を制御できる。なお、シネ画像は、動画のように見える多数の連続画像であり、例えば、X線撮像された透視画像の連続画像とする。
また、本体ユニット40は、ケーブルL3によって電気刺激装置700に接続されている。本実施の形態では、本体ユニット40は、入力装置11から入力された操作信号に基づいて、電極カテーテルによる電気刺激動作を制御できるようになっている。この制御は、本体ユニット40からケーブルL3を介して電気刺激装置700に制御信号を送信して電気刺激装置700を制御することで実現してもよく、或いは本体ユニット40からEPSユニット60に制御信号を送信してEPSユニット60を制御することで実現してもよい。
インターフェースユニット50は、ECG(心電図)用入力端子、非観血血圧用入力端子、SpO用入力端子及び体温用入力端子などからなる生体情報入力端子群51を有する。また、インターフェースユニット50は、ECG用出力端子52及び観血血圧用出力端子53を有する。また、インターフェースユニット50は、専用キーボードを接続するための入力端子54等を有する。
インターフェースユニット50には、アンプが内蔵されており、生体情報入力端子群51から入力された所定の信号はアンプによって増幅された後に本体ユニット40に出力される。また、インターフェースユニット50には、ケーブルL4によってアンギオ装置900が接続されている。このインターフェースユニット50を介して、アンギオ装置900は、本体ユニット40に接続された状態となっている。なお、アンギオ装置900は、ケーブルを介して本体ユニット40に直接接続する構成としてもよい。
EPSユニット60は、電気刺激装置700が接続される端子61、アブレーター(図示せず)が接続される端子62を有する。また、EPSユニット60は、体表面心電図用入力端子63を有し、この端子63には、アンギオ装置で撮像される被検者の体表に装着された電極が接続される。これにより、心臓内の所定部位に電気刺激を与えたときの体表面心電図を得ることができる。本実施の形態の場合には、体表面心電図用入力端子63には12誘導心電図を得るための電極が接続される。
さらに、EPSユニット60は、中継ボックス70、71が接続される端子64、65を有する。各中継ボックス70、71には、電極カテーテルに設けられた各電極に対応する端子を接続するための多数の端子90が設けられている。
図2に示すように、心臓H内に挿入される電極カテーテル80の各電極81に対応する端子が中継ボックス70(71)の端子90に接続される。電極カテーテル80の各電極81の中には、心内心電図測定用の電極及び電気刺激用の電極が含まれる。電気刺激用の電極のうちどの電極から何ボルトの電気刺激を出力するかの設定、その出力の開始及び出力の終了タイミングの設定は、電気刺激装置700によって行われる。なお、その制御を、本体ユニット40で電気刺激装置700を制御することでポリグラフ100側からも行うことができるようにしてもよい。
本実施の形態の場合には、1つの中継ボックス70(71、72、73)に双極で40チャネル(つまり80個の端子90)が設けられている。EPSユニット60は2つの中継ボックス70、71を接続できるようになっており、従ってEPSユニット60は80(=2×40)チャネル分の心内心電図及び電気刺激信号を入出力可能とされている。
さらに、EPSユニット60には、拡張用のEPSユニット600が接続可能とされている。拡張用EPSユニット600も2つの中継ボックス72、73を接続できるようになっており、従ってEPSユニット60は拡張用EPSユニット600を接続すれば、160(=4×40)チャネル分の心内心電図及び電気刺激信号を入出力することができる。
EPSユニット60には、アンプが内蔵されており、中継ボックス70、71、72、73から入力された心内心電図はアンプによって増幅された後、インターフェースユニット50を介して本体ユニット40に送出される。また、端子61から入力された電気刺激装置700からの刺激信号は中継ボックス70(71、72、73)を介して電極カテーテル80に出力され心臓へと与えられる。さらに、電極カテーテル80から心臓へ与えられた刺激信号は、心内心電図と共に刺激波形として電極カテーテル80によって取得され、EPSユニット60のアンプによって増幅された後、インターフェースユニット50を介して本体ユニット40に送出される。また、EPSユニット60は、ECG用出力端子66、スピーカ67を有する。
アンギオ装置900は、循環器疾患の診断及び治療法に用いられる周知の装置である(例えば、特許文献1或いは特開2013−81594号公報参照)。アンギオ装置900は、ポリグラフ100に接続されており、検査対象となる部位等をX線透視像、血管造影像として撮像し、その画像をシネ画像として、自装置のモニタに表示するとともに、ポリグラフ100に出力して、ポリグラフ100の表示部20に表示する。
フットスイッチ950は、アンギオ装置900に接続され、アンギオ装置900にシネ画像の記録のON/OFF(便宜上、以下では、「シネ録画ON/OFF」と称することもある)を指示する。シネ画像の記録のON/OFFの指示は、シネ録画ONを示すシネ録画ON信号を出力/非出力することで行う。すなわち、フットスイッチ950は、シネ録画ON信号を出力することによりシネ録画ONを指示し、シネ録画ON信号を出力しない或いは出力を停止(シネ録画信号非出力)することによりシネ録画OFFの指示をする。フットスイッチ950(図3参照)は、術者(アンギオ装置900側の操作者)の操作によりシネ画像の録画のON/OFFの指示するものである。なお、シネ録画ON/OFFの指示を受けて録画されるシネ画像は、入力される録画信号のON/OFFの間隔で、静止画であったり、所定の録画長さの動画であったりすることになる。
また、フットスイッチ950では、フットスイッチ自体のアンギオ装置900へのシネ録画ON/OFFの指示に連動して、連動指示装置である操作感知部960が、接続されたポリグラフ100にシネ録画ON/OFFを指示する。
<カテーテル検査システムの要部構成>
図3は、本発明の実施の形態のカテーテル検査システムにおける要部構成を示すブロック図である。
アンギオ装置900は、太ももや腕の太い血管からカテーテルを挿入し、X線で見ながら検査対象の血管位置まで送ったカテーテルの先端を介して造影剤を注入して撮像する。アンギオ装置900は、造影剤注入前と注入後の画像を引き算することにより造影剤が注入された血管のみを鮮明に描出する機能(DSA:Digital Subtraction Angiography)や、画像のボケのない鮮明な画像を描出する機能(DA:Digital Angiography)を備えてもよい。
アンギオ装置900は、撮像部910と、表示部930と、アンギオ装置900全体の制御を行う制御部とを有する。この制御部のうち、アンギオ装置900は、特に、撮像表示制御部920と、シネ画像記録部940とを有する。
撮像部910は、被検者の所定部位のX線で透視画像を撮像して、撮像した信号を撮像表示制御部920に出力する。例えば、撮像部910では、被検体に対してX線を発生するX線発生部と、被検体を透過したX線を検出し、シネ画像を示すX線投影データを生成するX線検出部とがC型アームに支持されている。C型アームは、寝台上に寝かされた被検体の体軸方向に移動、或いは、被検体の体軸周りに回転でき、これにより、被検体を様々な方向からX線で撮像できる。
撮像表示制御部920は、撮像部910により撮像されたシネ画像をシネ画像として、表示部930に出力するとともに、ポリグラフ100に出力する。すなわち、撮像表示制御部920は、撮像部910から入力されるX線投影データを、プログラムに従った演算処理や解析処理を施すことで、画像処理して、シネ画像(シネ画像信号)として表示部930及びポリグラフ100に出力する。
表示部930は、表示部20で用いられるディスプレイと同様のディスプレイであり、撮像部910で撮像したシネ画像を表示する。
シネ画像記録部940は、フットスイッチ950からの指示に応じて、表示部930に表示されるシネ画像を記録する。具体的には、シネ画像記録部940は、時系列で表示されるシネ画像の一部を、フットスイッチ950からのシネ録画ON/OFFの指示に対応して、つまり、術者の要望に応じて任意に記録する。
なお、シネ画像記録部940は、撮像表示制御部920から表示部930に時系列で出力されるシネ画像を、フットスイッチ950からの指示に応じて記録するようにしてもよい。
ポリグラフ100の本体ユニット40は、上述した中央処理ユニットとしての機能のうち、特に、表示制御部42と、シネ画像記録制御部44と、を有する。
表示制御部42は、特に、インターフェースユニット50を介して入力されるシネ画像信号に対してプログラムに従った演算処理や解析処理を施して、表示部20にシネ画像を表示する。すなわち、表示制御部42は、心内心電図などの生体情報を波形表示する表示部20に、アンギオ装置900から入力されるシネ画像を表示する。表示制御部42により表示部20に表示されるシネ画像は、アンギオ装置900から入力されるシネ画像と同じ画像である。
これにより、ポリグラフ100の表示部20には、アンギオ装置900の表示部930に表示されるシネ画像と同様のシネ画像が表示され、表示部20は、表示部930に表示されるシネ画像と連動したシネ画像を表示する。
なお、アンギオ装置900でポリグラフ100(具体的には、本体ユニット40)へのシネ画像の出力を停止すれば、表示部20には、シネ画像は表示されない。
シネ画像記録制御部44は、フットスイッチ950から出力されたシネ録画ON/OFFの指示を示すシネ録画ON/OFFを受けて、シネ録画ON信号の入力の有無に応じて、表示部20に表示されるシネ画像を記録装置30に記録或いは停止する。具体的には、シネ画像記録制御部44は、フットスイッチ950に配置される操作感知部960からシネ画像ON信号が入力されると、この入力されるシネ画像ON信号に応じて表示部20で表示するシネ画像を記録する。シネ画像記録制御部44は、操作感知部960からシネ画像ON信号の入力がなければ、シネ画像の記録は行わない。シネ画像記録制御部44は、シネ画像ON信号の入力が続いていれば、その期間、シネ画像の記録(シネ画像録画)を行い、シネ画像ON信号の入力が無くなれば、記録を停止する。
このようにシネ画像記録制御部44は、例えば、ケーブルL5(無線でも良い)を介したフットスイッチ950からのシネ録画ON/OFFの指示に連動して、表示部20に表示されるシネ画像を記録(キャプチャ)する、つまり、アンギオ装置900で記録するシネ画像と同様のタイミングでシネ画像を記録する。
ここでは、シネ画像記録制御部44は、シネ画像を、表示制御部42により表示される生体情報(心内心電図)に対応させて記録する。
フットスイッチ950は術者の操作によって、アンギオ装置900で撮像しているシネ画像(ここでは、表示部930、20に表示しているシネ画像)を、アンギオ装置900及びポリグラフ100に記録させる。フットスイッチ950は、アンギオ装置900とポリグラフ100に接続されている。
フットスイッチ950は、術者の操作によって、シネ録画ON/OFFの指示を示す信号(具体的には、シネ録画ON信号)をアンギオ装置900に出力する。これによりフットスイッチ950は、アンギオ装置900に録画ONの指示或いは録画OFFの指示(シネ録画ONの未出力)を行うとともに、術者によるシネ画像の録画のON/OFF指示の操作を感知して、ポリグラフ100にも出力する。
フットスイッチ950において、アンギオ装置900にシネ録画ON/OFFの指示を行う構成として、術者の手以外の操作、例えば、足でペダル或いはボタンを踏む操作により開閉するフットスイッチが使用される。本実施の形態のフットスイッチ950は、アンギオ装置900にシネ録画ON/OFFの指示を行うために一般的に使用されるフットスイッチを用いて、ポリグラフ100の本体ユニット40にシネ録画ON/OFF指示を行うようにしている。
<フットスイッチの構成>
図4は実施の形態のカテーテル検査システムにおけるフットスイッチの概略構成を示す模式図である。
フットスイッチ950は、アンギオ装置900にシネ録画ON/OFFの指示を行う装置であり、ポリグラフ100にシネ録画ON信号を出力する操作感知部960、を有する。
フットスイッチ950では、底板(スイッチ本体部)952の一端部に、底板952の上面側で、回動自在に取りつけたペダル953を踏むことによってスイッチ部954が開閉する。この開閉により、接続されたアンギオ装置900にシネ録画ON/OFF指示を行うシネ録画ON信号が出力される。なお、ペダル953への踏み込みを止めると、スプリングなどの付勢部材957により、ペダル953は踏み込み前の位置に付勢されて、シネ録画ON信号の出力が停止され、シネ録画OFF信号が出力される。
操作感知部960は、ポリグラフ100の本体ユニット40のシネ画像記録制御部44に接続され、ペダル953の踏み込みによりポリグラフ100へシネ録画ON信号を出力するセンサである。操作感知部960は、例えば、押しボタンスイッチ等のメカスイッチであり、フットスイッチ950のスイッチ部(押しボタンスイッチ)954の開閉と同時に、スイッチ部954の開閉を検知する位置に取り付けられている。図4では、操作感知部960は、底板952とペダル953の間で、スイッチ部954と並べて配置し、ペダル953の踏み込みにより開閉するスイッチ部954と同時に開閉するようになっている。
この構成により、ペダル953の踏み込みによって、アンギオ装置900へのシネ録画ON信号の送信に連動して、操作感知部960からポリグラフ100の本体ユニット40(具体的には図3に示すシネ画像記録制御部44)にシネ録画ON信号が送信される。
図5は、実施の形態のカテーテル検査システムにおけるフットスイッチの変形例の概略構成を示す模式図である。
図5に示すフットスイッチ950Aは、カテーテル検査システム10において、フットスイッチ950に換えて用いられる。フットスイッチ950Aは、ペダル953の踏み込み面上にフィルム型の操作感知部960Aを配置することにより構成される。
操作感知部960Aは、操作感知部960と同様の機能を有し、ポリグラフ100の本体ユニット40のシネ画像記録制御部44に接続される。操作感知部960Aは、ペダル953に足を乗せて荷重をかける動作(ペダル953を踏み込む操作)を感知して、シネ録画ON信号をシネ画像記録制御部44に出力する。操作感知部960Aは、例えば、導電インクで印刷した回路と絶縁体になるフィルムを重ね、回路接点部を接触させることで開閉するメンブレンスイッチ、或いは、圧電素子等を用いた周知のフィルム状のスイッチにより構成してもよい。フットスイッチ950Aをフットスイッチ950に換えたカテーテル検査システム10は、フットスイッチ950を備えるカテーテル検査システム10と同様の作用効果を奏する。
このように検査システム10は、アンギオ装置900と、アンギオ装置900へアンギオ装置900で撮像するシネ画像の記録指示を行う操作感知部(連動指示装置、指示装置)960、960Aとともに用いられるポリグラフ100と、を有する。加えて、ポリグラフ100は、アンギオ装置900で撮像される被検者の複数の生体情報を入力して表示するとともに、アンギオ装置900で撮像するシネ画像を入力して表示する。また、ポリグラフ100は、操作感知部960、960Aによるアンギオ装置900へのシネ画像の記録指示と連動して、操作感知部960、960Aから、アンギオ装置900のシネ画像の記録指示を受けて、記録指示されたシネ画像を記録するシネ画像記録制御部(記録指示制御部)44を有する。
本実施の形態の検査システム10によれば、術者がフットスイッチ950、950Aを操作、詳細には、フットスイッチ950、950Aを足で踏んだり、踏むのを止めたりする操作により、アンギオ装置900にシネ録画ON信号が出力されるとともに、ポリグラフ100にシネ録画ON信号が出力される。シネ録画ON信号が入力されるアンギオ装置900及びポリグラフ100は、それぞれ表示部930、20に表示されているシネ画像を、記録ON信号が入力されている間、記録する。なお、ON信号の入力が無ければ、録画OFFとなる。
すなわち、アンギオ装置900へのシネ録画ON信号の出力に連動して、ポリグラフ100へシネ録画ON信号が出力される。これにより、ポリグラフ100は、術者がアンギオ装置900に記録を指示するシネ画像と同様のシネ画像を、ポリグラフ100側で記録できる。
このように、ポリグラフ100は、術者によりフットスイッチ950、950Aが操作されたら、ここではフットスイッチ950、950Aのペダル953が踏まれると自動で、シネ画像を記録する。
これにより、被検者の生体情報(心内心電図)とともに、アンギオ装置900で撮像したシネ画像を連続して表示していたポリグラフ100側でも、術者が必要と判断してアンギオ装置900で記録したシネ画像を記録することができる。
また、フットスイッチ950を、図4に示すように、底板952の一端部に回動自在に取りつけたペダル953を踏むことによって開閉するメカニカルなスイッチ部954を設け、このスイッチ部954により、ペダル953の押し具合を感知する構造であるため、簡易な構成で、シネ録画ON/OFFの判定の誤作動の可能性を低減できる。
また、フットスイッチ950、950Aは、術者が手を使用せずに操作して、シネ画像記録のON/OFFを指示できる構成であれば、フットスイッチではなく、手以外の体の一部で操作するように構成された装置でもよい。例えば視線の変化を検知して、シネ画像記録のON/OFFを指示できるようにしてもよい。
さらに、操作感知部960、960A及びポリグラフ100を、シネ画像の記録のON/OFFを指示するフットスイッチとアンギオ装置900とを有する既存のシステムに適用してもよい。
なお、アンギオ装置900へのシネ録画ON/OFFの指示に連動したポリグラフ100へのシネ録画ON信号の出力は、操作感知部960、960Aを用いて行う構成としたが、操作感知部960、960Aの機能をスイッチ部954に持たせてもよい。すなわち、スイッチ部954がアンギオ装置900へ出力するシネ録画ON/OFFの指示(シネ録画ON信号出力/非出力)を、ポリグラフ100にも同時に出力する構成とする。これにより、アンギオ装置900とポリグラフ100の双方へのシネ録画ON/OFFの指示を行うシネ録画ONの制御信号)が同じになる。この構成によれば、アンギオ装置900が撮像したシネ画像の記録を、アンギオ装置900及びポリグラフ100に対して一括で制御することができる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
本発明は、カテーテル検査等、心臓カテーテル治療等において用いられ、アンギオ装置とポリグラフと併用するシステムに適用し得る。
10 カテーテル検査システム
20、930 表示部
30 記録装置
40 本体ユニット
42 表示制御部
44 シネ画像記録制御部
40 本体ユニット
50 インターフェースユニット
60 EPS(Electrophysiology Study:電気生理検査)ユニット
70、71、72、73 中継ボックス
80 電極カテーテル
100 ポリグラフ
700 電気刺激装置
900 アンギオ装置
910 撮像部
920 撮像表示制御部
940 シネ画像記録部
950、950A フットスイッチ
952 底板
953 ペダル
954 スイッチ部
957 付勢部材
960、960A 操作感知部(連動指示装置)

Claims (5)

  1. 複数の生体情報を入力して表示するとともに、アンギオ装置で撮像するシネ画像を入力して表示するポリグラフと、
    前記アンギオ装置への前記シネ画像の記録指示と連動して、前記ポリグラフに前記アンギオ装置のシネ画像の記録指示を行う連動指示装置と、
    を有し、
    前記ポリグラフは、前記記録指示を受けて、記録指示されたシネ画像を記録する記録制御部を有する、
    カテーテル検査システム。
  2. 前記連動指示装置は、前記アンギオ装置への前記シネ画像の記録指示の操作を感知して、前記ポリグラフに、前記アンギオ装置からのシネ画像の記録を指示する、
    請求項1に記載のカテーテル検査システム。
  3. 前記連動指示装置は、前記アンギオ装置へ前記記録指示を行うフットスイッチの操作に連動して、前記ポリグラフに記録指示を行う、
    請求項2に記載のカテーテル検査システム。
  4. 前記記録指示は、前記アンギオ装置への記録指示と同じ制御信号である、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカテーテル検査システム。
  5. アンギオ装置と、当該アンギオ装置へ前記アンギオ装置で撮像するシネ画像の記録指示を行う指示装置とともに用いられ、前記アンギオ装置で撮像される被検者の複数の生体情報を入力して表示するとともに、前記アンギオ装置で撮像するシネ画像を入力して表示するポリグラフであって、
    前記指示装置の前記アンギオ装置への前記記録指示と連動して、前記指示装置からのアンギオ装置のシネ画像の記録指示を受けて、前記記録指示されたシネ画像を記録する記録制御部を有する、
    ポリグラフ。
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