JP2016199281A - 塗布具 - Google Patents

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佐藤 浩
Hiroshi Sato
浩 佐藤
赤石 哲明
Tetsuaki Akaishi
哲明 赤石
敬之 早川
Takayuki Hayakawa
敬之 早川
雅文 濱田
Masafumi Hamada
雅文 濱田
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Abstract

【課題】袋内の少量の塗布物を塗布する際に、手指に塗布物が付きにくく衛生的でかつ手指の汚れを防止可能な塗布具を提供する。【解決手段】袋部10と塗布部12とを有する塗布具において、塗布部は、後部が把持可能な剛性を有し、前部が対象部に当接されて塗布物を塗布するものであり、袋部は、仕切り構造14によって仕切られた2つの収容室16a,16b以上の内部空間を有し、少なくとも1つの収容室内に塗布物を収容し、仕切り構造を挟んだ2つの収容室に亘って前記塗布部が収容されている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体、紛体、粒体等の塗布物を収容した容器を開封して塗布可能にする塗布具に関する。
従来、化粧料を容器内からコットン等の綿布に取り出して使用するのが通常であるが、予め少量の化粧料が袋に詰められていて、開封して使用するタイプの化粧料製品が有る。
この種の、少量使用タイプの化粧料製品には、特許文献1に記載のように、不織布等の含浸体に化粧料を含浸させてこの含浸体を気密性・水密性の有る密封袋に詰め込んだ袋詰め化粧料が開示されている。
しかしながら、前記特許文献1記載の袋詰め化粧料は、使用時には手指に化粧料が付着して汚れる虞が有る。
つまり、前記特許文献1では、「使用時には、密封袋を展開して含浸体が表になるように広げ、展開状の密封袋の裏面に指を巻き付けて、指や手に含浸体の化粧料が付着しないように注意すること。」との記載が有るように、密封袋を開く際ばかりでなく、展開状の密封袋を扱う際に、当該袋は薄膜シートであるので曲がり易く、含浸体も曲がり易い。
したがって、当該特許文献1開示の袋詰め化粧料では、しっかりとした扱いが困難なので、化粧料が手指に付着して汚れ易く、衛生上にも問題が生じる。
なお、液体を袋詰めしたものに関して、開け易さを意図して特許文献2が開示されている。この特許文献2では、2液式のフレキシブル包装において、仕切り部に摘み片を設け、当該摘み片の引っ張りによって容易に仕切りを開けるようにしている。
特開平9−10033号公報 特開平4−57766号公報
仮に、前述の特許文献2の摘み片を特許文献1に採用して容易な開封をしても、開封後に含浸体を表にして展開状の密封袋で掴む扱う際には、特許文献1の含浸体が柔らかいので扱いにくいことや、手指に含浸体が触れ易いことが有り、そのため、衛生上の問題や塗布物による手指の汚れの問題を適切に防止できないものであった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、袋内の少量の塗布物を塗布する際に、手指に塗布物が付きにくく衛生的でかつ手指の汚れを防止可能な塗布具を提供しようとするものである。
本発明は、袋部と塗布部とを有する塗布具において、
塗布部は、後部が把持可能な剛性を有し、前部が対象部に当接されて塗布物を塗布するものであり、
袋部は、仕切り構造によって仕切られた2つの収容室以上の内部空間を有し、
少なくとも1つの収容室内に塗布物を収容し、仕切り構造を挟んだ2つの収容室に亘って前記塗布部が収容されていることを特徴とする塗布具である。
本発明において、塗布部の一端には、収容空間内の塗布物と直接的接触をしない箇所が有ることが好適である。
本発明において、袋部は、重ねた膜状体の周囲と仕切り構造が貼り合せ又は溶着されて各収容室が形成されたことが好適である。
本発明において、袋部は、外周の一部に切断部が形成されていることが好適である。
本発明において、塗布部は、略棒状体であり、仕切り構造は、前記塗布部が抜け出さないように支持する構造であることが好適である。
本発明において、袋部は、塗布物を収容した2つの収容室の間が開封可能な仕切り構造で仕切られており、当該仕切り構造が開封されたときに2つの収容室内の各塗布物が混合され、塗布部をその混合した塗布物に含浸可能になっていることが好適である。
本発明において、仕切り構造は摘まみ部のある開封部によって開封を容易な構造とすることが好適である。また、切断部の外側部にいずれかの収容室の開封状態を保持する開封保持具が形成されたことが好適である。
本発明の塗布具によれば、袋部は、仕切り構造によって仕切られた2つの収容室以上の内部空間を有し、少なくとも1つの収容室内に塗布物を収容し、仕切り構造を挟んだ2つの収容室に亘って塗布部が収容されていることから、塗布部及び塗布物が使用以前は収容室内に収容されて、使用時には塗布部を露出させ、かつ、必要量の塗布物を塗布部に浸透又は付着させ、その塗布部によって塗布物を塗布できるようになる。塗布部の後部が把持可能な剛性を有するので掴み易く、後部を把持して前部を対象部に当接して容易に手指が汚れること無く衛生的に塗布物を塗布できるものである。
又、袋部の収容室内に少量の塗布物を収容でき、塗布体を収容するので、塗布する直前まで、塗布液や収容室内から塗布部を露出させることが無いので、適量の塗布物を塗布するのに便利である。又、袋部の収容室壁を介するなどして塗布部の後部を手指で持つことによって、手指で直接塗布部を持つ必要が無くさらに汚れにくい等の優れた効果を奏し得る。
さらに、袋部の収容室内は少量の塗布液であり密閉されていることから、開封するまで無菌状態を保ち続けられるため衛生的で有り、塗布液に防腐剤を従来より少量に又は添加を必要とせずに、肌等の塗布対象への影響を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る塗布具の正面視の説明図である。 図1の塗布具の袋部を切り離した状態の説明図である。 第1実施形態の変形例1に係る塗布具の説明図である。 第1実施形態の変形例2に係る塗布具の説明図である。 本発明の第2実施形態の実施例1に係る塗布具の説明図で、(a)が開封前の平面視図、(b)が開封して塗布部を露出させた状態図、(c)が開封部によって仕切り構造を開く前の状態図、(d)が仕切り構造を取り外した状態図である。 第2実施形態の実施例2に係る塗布具で、(a)が開封前の斜視図、(b)が仕切り構造を取り外した状態図、(c)が開封部によって仕切り構造を開く前の状態図、(d)が開封して塗布部を露出させた状態図である。 本発明の第3実施形態に係る塗布具の説明図であり、その態様の第1実施例、第2実施例を説明するものである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
第1実施形態に係る塗布具について説明する。
図1は、第1実施形態に係る塗布具の正面視の説明図、図2は切り離した状態の説明図である。
実施形態に係る塗布具は、化粧料を塗布物とする化粧品製品、紙面や機器へのマーカ等種々に使用できるものである。
図1示すように、第1実施形態に係る塗布具は、袋部10と塗布部12とを有する塗布具において、塗布部12は、その後部12bが把持可能な剛性を有し、前部12aが対象部(肌や髪の毛)に当接されて塗布物を塗布するものである。袋部10は、仕切り構造14によって仕切られた2つの収容室16a、16b(2つの収容室以上の例)の内部空間を有する。
1つの収容室(16b)(少なくとも1つの収容室の例)内に塗布物を収容し、仕切り構造14を挟んだ2つの収容室16a、16bに亘って前記塗布部12が収容されている塗布具である。
前記塗布具では、塗布部12の一端(前部12a)は、収容室16aにはいっており、塗布物の収容空間の収容室16bと直接的接触をしない箇所がなる。
つまり、一の収容室16bの収容空間内に塗布物が収容され、その一の収容室16bから他の収容室16aに亘って塗布部12が貫通して配設されている。もちろん、2つの収容室16a、16bの片方又は双方に空間内に塗布物を収容し、これらの2つの収容室16a、16b以外に1つの収容室以上の他の収容室を設けてそれに塗布部12を収容してもよい。又、他の収容室にコーム(櫛)やパッチ等の用具を入れてもよい。
又、前記袋部10は、重ねた膜状体の周囲と仕切り構造14が帯状の領域で、貼り合せ又は溶着されて各収容室16a、16bが形成されたものである。この樹脂製の膜状体は、塗布物の漏洩と揮発が防止できる材質であればいずれでもよく、例えば多層ラミネートフィルム、単層フィルム等にでき、各層の材質がポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムを用いることができる。好ましくは、基層にポリプロピレンとポリエチレンテレフタレートとの混合したフィルムを用い、塗布液側の溶着層と外面の印刷層にポリプロピレンフィルムを用い、基層と溶着層、基層と印刷層との間に介する蒸着層には、ポリプロピレンとポリエチレンテレフタレートとの混合したフィルムを用いる五層構造の膜状体を用いる。
袋部10は、外周の一部に切断部(切り離し部)18が形成されている。実施形態では、切断部18は一端に切り欠き(ノッチ)等の逆三角形状である切り離し用口元181を形成しているが、その他、切断部18として、切り欠きに代えてミシン線を形成し、又、一部又は全部を破り易く薄く形成してもよい。また、切り離し用口元181はスリットとしてもよい。
又、塗布部12は、ブラシ、筆、ペン芯、スポンジチップ、ヘラとすることができる。実施形態の塗布部12は、柱状の略棒状体の、ペン芯等であり、液を通す材料であれば、成形芯、繊維束を用いることができる。
仕切り構造14は、前記塗布部12の周囲まで接着又は溶着でしっかりと形成されていて、一収容室16aと他の収容室16b同士で塗布物が移動しないようにしている。塗布物は一収容室16a又は他の収容室16bに収容できる。また、塗布部12に中央部の周面に切り欠き12cが形成されていて、仕切り構造14が当該切り欠き(凹部)12cに係止して抜けないようになっている。
又、図1に示すように、塗布具では、貼り合せ又は溶着された仕切り構造14が塗布部12の近くまで(切り欠き12cに隣接する近くまで)形成されており、仕切り構造14の貼り合せ又は溶着された箇所が切り欠き12cに係止して、袋部10から塗布部12が抜け出さないように支持する構造となっている。
塗布物は、化粧料(液体、紛体、クリーム等)を用いることができる。仕切り構造14を挟んで一収容室16a又は16bに収容できる。
第1実施形態の塗布具によれば、仕切り構造14から少し離れた切断部18から一収容室16aを切り離して、塗布部12を露出させる。塗布部12は切り離す側の一収容室16aから他の収容室16bに亘って配設されている。
そして、図2に示すように、切断部18から切り離す(口元181が有るため容易に切り離せる)。切り離した収容室16aに塗布物を収容している場合には、当該収容室16aの収容空間内の塗布物を塗布部12に付けて対象部(化粧料塗布物ならば肌等)に塗布可能になる。
一方、塗布部を支持している収容室16b側に塗布物を収容している場合には、塗布部12自体に含浸する塗布物を塗布可能になる。仕切り構造14によって塗布部12がしっかり支持されるため、当該収容室16bを形成する膜状体又はフィルムを持ち手として手指でしっかりと持って、塗布に供することができる。
図3は、第1実施形態に係る塗布部の変形例1を示す。
変形例1に係る塗布具では、一収容室16aと他の収容室16bとの密封性向上を図るために、図3に示すように、仕切り構造14について塗布部12の外周(切り欠き12cに密着させるのが適切である)ヒートシールして収容空間全体のシール(密閉)を強化したものである。
この変形例1に係る塗布具では、他の収容室16bに収容空間内に液状の塗布物を収容している場合に、仕切り構造14が塗布部12の外周に密着するので、塗布使用時に塗布物が漏れることが無く使い勝手がよい。
図4は、第1実施形態に係る塗布具の変形例2を示す。
変形例2に係る塗布具では、一収容室16aと他の収容室16bとの間の切断部18の近傍に、仕切り構造14よりも一収容室16a側の側部に位置して開封する開封保持具20が配置されたものである。開封保持具20は、紙材や樹脂材等を切断部18bに沿わせて膜状体と一体、又は膜状体と接着又は溶着によって装着している。また、開封保持具20には、袋部10の幅方向端縁よりも幅方向に突出する部分(摘み代)20aを形成して、摘み易い構造である。
この開封保持具20によって一収容室16aを切り離す際のガイドとして作用するため切り離し易く、第1実施形態や変形例1よりも開け易いかつ切断方向が斜めにならないように開け間違えにくい構造となっている。又、一収容室16aに塗布物を収容している場合に、収容室16aを持ち易く、開口部が開いた状態で保持できるので、塗布部12に塗布物を付け易くすることができる。
図5は第2実施形態に係る実施例1の塗布具の説明図である。
この第2実施形態に係る実施例1の塗布具は、図5の(a)に示すように、第1実施形態と異なり、収容空間の有る収容室が符号16a、16b、16cの3箇所形成され、2箇所の仕切り構造14a、14bが形成されたものである。
仕切り構造14aを挟んで収容室16aと収容室16bとに亘って塗布部12が当該仕切り構造14aが固定されている。
また、仕切り構造14bで隔てられた収容室16bと収容室16cとには、別種の液が収容されている。この仕切り構造14bには、外側に摘まみ部のある開封部21が付けられている。
塗布部12は略棒状であって、前端の収容室16aから収容室16bに亘って、仕切り構造14aを貫いて配置されている。仕切り構造14aは前記図3に示した第1実施形態の変形例1と同じく、一収容室16aと他の収容室16bとの密封性向上を図るために、仕切り構造14aについて塗布部12の外周(切り欠き12cに密着させるのが適切である)にもヒートシールして収容空間全体のシール(密閉)を強化したものである。
第2実施形態に係る塗布具では、当初図5の(a)に示すように、一の収容室16aと他の収容室16bを持って、切断部18に沿って口元181から捻り破いて一の収容室16aを他の収容室16bから切り取る。
図5の(b)に示すように、一の収容室16aを他の収容室16bから切り取った状態では塗布部12の前部12aが露出する。
そして、図5の(c)に示すように、摘まみ部のある開封部21が外方向に突出した状態で、仕切り構造14bの外側に摘まみ部のある開封部21(当初は袋部10の外壁に貼り付けた状態になっている)を掴んで仕切り構造14bを開封し、図5(d)に示すように収容室16bと16cに充填されている塗布液を混合させることができる。
図6は、第2実施形態に係る塗布具の実施例2を示す。
第2実施形態に係る実施例2を示す塗布具では、図6の(a)は実施例1と同様であるが、図6の(b)に示すように、摘まみ部のある開封部21が外方向に突出した状態から、開封部21(当初は袋部10の外壁に貼り付けた状態になっている)を掴んで仕切り構造14bを開封し、その後、収容室16bと16cに充填されている塗布液を混合させる。
その後、図6の(c)に示すように、一の収容室16aと他の収容室16bを持って、切断部18に沿って口元181から捻り破いて一の収容室16aを他の収容室16bから切り取る。
図6の(d)に示すように、一の収容室16aを他の収容室16bから切り取った状態では塗布部12の前部12aが露出する。
第2実施形態に係る塗布具は、仕切り構造14bで隔てられた収容室16bにA液と収容室16cにB液を入れて、仕切り構造14bを開封するタイプの2液を混合するタイプの塗布具、例えば毛染液等で有効に使用できる。
図7は、第3実施形態に係る塗布具である。
図7に示すように、第3実施形態に係る塗布具では、前記第2実施形態に係る塗布具(図5参照)と類似した構成で、収容空間の有る収容室16a、16b、16cの3箇所が形成され、仕切り構造14a、14bが2箇所、形成されたものである。第2実施形態時と異なる点は、塗布体12が仕切り構造14bを貫通して収容室16b、16cに亘って配置されている。
第3実施形態では、種々に変形実施可能である。例えば塗布部や切断部の設定によって種々に変形実施できる。変形した各種の態様(第1実施例〜第2実施例)について図7を参照して説明する。
まず第1実施例の塗布具について説明する。
第1実施例では、仕切り構造14bで塗布部12を支持しており、その後方に、切断部を図中符号181で示す箇所に形成したものである。
前方の収容室16a内に化粧料等の塗布物が収容されている。塗布部12を塗布具から取り外さないタイプである。
第1実施例を使用するときには、前方の仕切り構造14aを開封し、切断部18bから収容室16bを切り離す。前方の収容室16a内の化粧料を塗布部12に浸み込ませてすぐに塗布に使用できる。
第1実施例に係る塗布具を変形する場合、上記第1実施例と同様の前方の仕切り構造14aを開封し、収容室16a内の粉末等の化粧料を収容室16bに化粧料を供給して切断部18bから収容室16bを切り離した構成として使用するものである。
次に、第2実施例に係る塗布具を説明する。
この第2実施例では、切断部18bを中央の収容室16bに形成する。そして、塗布部12は、仕切り構造14bによって前記した図3のように融着(ヒートシール)又は接着(ホットメルト等)して固定し、そして、切断部18bから収容室16aを切り離す。塗布部12の固定された収容室16cを持ち手の一部とする。
この場合、収容室16c内に塗布物を収容して塗布部12に送り込んでも、前方の収容室16a内収容の塗布物を塗布部12に付けて塗布に使用してもよい
なお、塗布部12には、その外周に切り欠き12bを構成して仕切り構造14bから抜け出さないようにできる。
又、切断部18cから切り離した前方の収容室16a内に塗布物を収容して、その塗布物に塗布部12に付着させて使用できる。この場合、前方の収容室16aの切断部18cに前記した開封具(図4参照)を付けて、開口状態を保持することができる。もちろん開封具で開封もし易くなる。
又、収容室16a内は塗布物に限らず、例えば綿棒やスポンジ等、塗布部12を補助する第2の塗布具を入れてもよい。
又、切断部18a、切断部18b、切断部18cは各々異なる形状や数とすることで使用用途や切断順序の識別等を容易にすることができる。
なお、仕切り構造14の密封性向上のために、図3に示した仕切り構造14と同様に塗布部12の外周付近までヒートシールして収容空間全体のシール(密閉)を強化したものにできる。
以上説明したように、本発明の塗布具によれば、袋部10は、仕切り構造14によって仕切られた2つの収容室以上(16a、16b…)の内部空間を有し、少なくとも1つの収容室内に塗布物を収容し、仕切り構造を挟んだ2つの収容室に亘って塗布部12が収容されていることから、塗布部12及び塗布物が使用以前は収容室内に収容されて、使用時には塗布部12を露出させ、かつ、必要量の塗布物を塗布部12に浸透又は付着させ、その塗布部12によって塗布物を容易に塗布できる。
又、塗布部12の後部が把持可能な剛性を有するので掴み易く、後部を把持して前部を対象部に当接して容易に手指が汚れること無く衛生的に塗布物を塗布できるものである。
又、袋部10の収容室内に少量の塗布物を収容でき、塗布部12を収容するので、塗布する直前まで、塗布液や収容室内から塗布部を露出させることが無いことから、適量の塗布物を塗布するのに便利である。又、袋部10の収容室壁を介するなどして塗布部12の後部を手指で持つことによって、手指で直接塗布部12を持つ必要が無くさらに汚れにくい等の優れた効果を奏し得る。
本発明は前記第1〜第3実施形態やその変形例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に変形実施可能である。
本発明の塗布具は、液体、紛体、クリーム等の化粧料、毛髪料、薬品、接着剤、インキ等の塗布物をブラシ、筆、ペン芯、スポンジチップ、ヘラ等の塗布部で塗布するものに利用することができる。
10 袋部
12 塗布部
14 仕切り構造
16a、16b 収容室
18 切断部
18a、18b、18c 切断部
20 開封保持具
21 開封部

Claims (6)

  1. 袋部と塗布部とを有する塗布具において、
    塗布部は、後部が把持可能な剛性を有し、前部が対象部に当接されて塗布物を塗布するものであり、
    袋部は、仕切り構造によって仕切られた2つの収容室以上の内部空間を有し、
    少なくとも1つの収容室内に塗布物を収容し、仕切り構造を挟んだ2つの収容室に亘って前記塗布部が収容されていることを特徴とする塗布具。
  2. 塗布部の一端には、収容空間内の塗布物と直接的接触をしない箇所が有ることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 袋部は、重ねた膜状体の周囲と仕切り構造が貼り合せ又は溶着されて各収容室が形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
  4. 袋部は、外周の一部に切断部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の塗布具。
  5. 塗布部は、略棒状体であり、
    仕切り構造は、前記塗布部が抜け出さないように支持する構造であることを特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載の塗布具。
  6. 袋部は、塗布物を収容した2つの収容室の間が開封可能な仕切り構造で仕切られており、当該仕切り構造が開封されたときに2つの収容室内の各塗布物が混合され、塗布部をその混合した塗布物に含浸可能になっていることを特徴とする請求項1から5のうちの1項に記載の塗布具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021087685A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 花王株式会社 化粧品

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