JP2016199213A - ステアリングサポートメンバーの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両前方側の車体とステアリングサポートメンバーとを連結する連結部材の先端側に別体のブラケットを配置することにより、連結部材の形状を変更することなく、設計変更が容易なブラケットで車両前方側の車体などに発生する寸法のばらつきに合わせて対応することができ、完成時の部品位置精度を向上させて隙間の発生を防ぐことにより、剛性を高めることにある。
【解決手段】車両幅方向に沿って架設され、かつ車両前後方向へ延在する連結部材4を介して車両前方側の車体3に連結されるステアリングサポートメンバー1の構造において、連結部材4の先端側には、連結部材4とは別体に形成され、かつ車両上下方向へ延びる垂直面5aを有するブラケット5が配置され、ブラケット5は、車両前方側の車体3を構成する車体前部部材33に接続されており、連結部材4と車体前部部材33とが、ブラケット5を介して接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の室内側に搭載され、ステアリングコラム、インストルメントパネル等を支持するステアリングサポートメンバーの構造に関する。
従来から、車両の室内側には、ステアリングコラム、インストルメントパネル等を支持する車体強度部材のステアリングサポートメンバーが車両幅方向に沿って架設されて搭載されており、該ステアリングサポートメンバーは、車両幅方向の左右両端が車体側部に取付けられている。
このようなステアリングサポートメンバーの構造では、ステアリングコラムの振動を抑えるために、当該ステアリングサポートメンバーと車両前方側の車体との間に連結部材(スティフナー)が配設され、該連結部材を介してステアリングサポートメンバーと車両前方側の車体とが連結されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2014−125140号公報 特許第5071583号公報
しかしながら、上述した従来のステアリングサポートメンバーの構造にあっては、ステアリングサポートメンバーと車両前方側の車体とを連結する連結部材が車両前方側の車体に直接的に連結されているので、車両前方側の車体の精度と連結部材の精度を考慮すると、組付け時の干渉を避ける必要から連結部材と車両前方側の車体との間に隙間を設けなければならなかった。これにより、車体の精度が量産前まで安定せず、連結部材と車両前方側の車体との間に設ける隙間の大きさが安定しないという問題を有していた。
そのため、このような隙間の大きさがばらつくことなく安定したことが分かってから、当該隙間の大きさに対応して連結部材の形状を変更しなければならず、連結部材の形状変更による対応期間が短くなるので、連結部材の形状変更が量産に間に合わないおそれがあった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両前方側の車体とステアリングサポートメンバーとを連結する連結部材の先端側に別体のブラケットを配置することにより、連結部材の形状を変更することなく、設計変更が容易なブラケットで車両前方側の車体などに発生する寸法のばらつきに合わせて対応することができ、完成時の部品位置精度を向上させて隙間の発生を防ぐことにより、剛性を高めることが可能なステアリングサポートメンバーの構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両幅方向に沿って架設され、かつ車両前後方向へ延在する連結部材を介して車両前方側の車体に連結されるステアリングサポートメンバーの構造において、前記連結部材の先端側には、前記連結部材とは別体に形成され、かつ車両上下方向へ延びる垂直な面を有するブラケットが配置され、前記ブラケットは、前記車両前方側の車体を構成する車体前部部材に接続されており、前記連結部材と前記車体前部部材とが、前記ブラケットを介して接合されている。
また、本発明において、前記ブラケットは、前記連結部材の先端を覆うキャップ状に形成され、前記ブラケットの開口部の壁面部と前記連結部材の外側面部とが接合されている。
さらに、本発明において、前記連結部材は、上下に2分割され、車両上側に配置される第1のリーンフォースメントと、車両下側に配置される第2のリーンフォースメントとによって構成されており、前記ブラケットの板厚b、前記第1のリーンフォースメントの板厚c及び前記第2のリーンフォースメントの板厚dが、b>c≧dの関係となるように設定されている。
そして、本発明において、前記車体前部部材の板厚a、前記ブラケットの板厚bが、a≧bの関係となるように設定されている。
上述の如く、本発明に係るステアリングサポートメンバーの構造は、車両幅方向に沿って架設され、かつ車両前後方向へ延在する連結部材を介して車両前方側の車体に連結されるステアリングサポートメンバーであり、前記連結部材の先端側には、前記連結部材とは別体に形成され、かつ車両上下方向へ延びる垂直な面を有するブラケットが配置され、前記ブラケットは、前記車両前方側の車体を構成する車体前部部材に接続されており、前記連結部材と前記車体前部部材とが、前記ブラケットを介して接合されているので、形状、大きさ、板厚等の設計変更が容易な別部品のブラケットを選択及び変更したりすることにより、連結部材の形状を変更することなく、車両前方側の車体などに発生する寸法のばらつきに合わせて容易に対応でき、完成時の部品位置精度を上げることが可能となり、隙間などの発生を防ぐことにより、連結部材と車体前部部材との接続部分の接合強度を高め、ステアリングサポートメンバーの支持剛性及び組付け性の向上を図ることができる。したがって、本発明の構造によれば、ステアリングコラムの振動軽減など、ステアリングサポートメンバーの本来の性能を確実に達成することができる。また、連結部材、車体前部部材及びブラケットの最終的な形状を比較的容易に合わせて形成できることから、製品コストの低減を実現することができる。
しかも、連結部材の先端側がブラケットによって垂直になっているので、衝突時に入力した車両前方からの衝撃荷重によって車体前部部材が車両後方へ移動する際に、入力した衝撃荷重を連結部材に円滑に導くことができ、当該連結部材の変形を確実に発生させることが可能となり、衝撃荷重のエネルギーを効果的に吸収できるとともに、ステアリングサポートメンバーなどへの衝突の影響を抑制することができる。
また、本発明の構造において、前記ブラケットは、前記連結部材の先端を覆うキャップ状に形成され、前記ブラケットの開口部の壁面部と前記連結部材の外側面部とが接合されているので、連結部材の先端部の強度及び剛性を向上させることが可能となり、ステアリングコラムなどの振動をより一層効果的に抑えることができる。しかも、ダッシュパネルなどの車体前部部材がずれて変形した場合でも、当該車体前部部材の変形が連結部材へ伝わり、当該連結部材を確実に変形させ、衝撃荷重の吸収性能を維持することができる。
さらに、本発明の構造において、前記連結部材は、上下に2分割され、車両上側に配置される第1のリーンフォースメントと、車両下側に配置される第2のリーンフォースメントとによって構成されており、前記ブラケットの板厚b、前記第1のリーンフォースメントの板厚c及び前記第2のリーンフォースメントの板厚dが、b>c≧dの関係となるように設定されている。そして、本発明の構造において、前記車体前部部材の板厚a、前記ブラケットの板厚bが、a≧bの関係となるように設定されている。
したがって、本発明の構造によれば、各部材の板厚を選択することにより各部材の強度の最適化を最小の重量で行うことができ、重量の軽減化を実現できる。また、他の部材よりも第1及び第2のリーンフォースメントの方を薄くして変形を生じ易くすることにより、衝突時における車体前部部材の変形を抑え、衝突時の衝撃荷重を連結部材で効果的に吸収させることができる。しかも、別体のブラケットが配置される車体前部部材と連結部材との接続部分を変形しないようにすることによって、衝突時の衝撃荷重の吸収をより確実に行い、当該衝撃荷重を第1及び第2のリーンフォースメントのそれぞれに分散させることができる。それに加えて、車体前部部材と連結部材との接続部分の剛性を相対的に上げることによって、ステアリングコラム等の振動の発生を効果的に抑えることができる。
本発明の実施形態に係る構造のステアリングサポートメンバー、連結部材及び車体前部部材の接続部分を車両後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る構造のステアリングサポートメンバー、連結部材及び車体前部部材の接続部分を示す側面図である。 図2における連結部材及び車体前部部材の接続部分を接合前の状態で拡大して示す側面図である。 本発明の実施形態に係る構造のステアリングサポートメンバー、連結部材及び車体前部部材の接続部分を示す断面図である。 図4における連結部材及び車体前部部材の接続部分を接合前の状態で拡大して示す断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は本発明の実施形態に係るステアリングサポートメンバーの構造を示すものである。また、図1〜図5において、矢印Fr方向は車両前方を示している。
車両の車室内の前方側上部には、図1に示すように、車両幅方向に沿って延在する車体強度部材のステアリングサポートメンバー1が架設されており、該ステアリングサポートメンバー1は、車両幅方向の左右両端が端部結合ブラケット21などを介して車体側部2に取付けられている。ステアリングサポートメンバー1は、各種の艤装品を設置する大型樹脂成形部品のインストルメントパネル(図示せず)の内部に配置されており、当該インストルメントパネルを支持するとともに、運転席側では、図示しないステアリングコラムやステアリングホイールなどを支持している。
本実施形態のステアリングサポートメンバー1は、図1及び図4に示すように、車両前後方向で一定の間隔を空けて平行に並んで配置される2本のパイプ材からなる長短の第1及び第2のサポートメンバー11,12によって構成されており、第1のサポートメンバー11は、車両幅方向の全体にわたって配置され、第2のサポートメンバー12は、運転席側の前方位置の対応箇所の領域に配置されている。これら第1及び第2のサポートメンバー11,12のうち、第1のサポートメンバー11が車両前方側に配置され、第2のサポートメンバー12が車両後方側に配置されている。
また、本実施形態のステアリングサポートメンバー1は、ステアリングコラム等を支持する剛性を確保するため、車両前方側に位置する車体(車体前壁)3に連結されて取付けられる構造となっている。そのため、ステアリングサポートメンバー1と車体3との間には、図1、図2及び図4に示すように、車両前後方向へ延在する連結部材4が設けられており、ステアリングサポートメンバー1は、当該連結部材4を介して車体3に連結されている。
車両前方側の車体3は、上下に配置され、重ね合わせ部分が接合されるカウルパネル31及びダッシュパネル32と、これらカウルパネル31及びダッシュパネル32の車両後方側(車室内側)に配置され、当該カウルパネル31及びダッシュパネル32との重ね合わせ部分が接合される車体前部部材(ダッシュパネルリンフォースメント)33によって構成されている。
本実施形態のステアリングサポートメンバー1の構造において、連結部材4の先端側(車両前方側)には、図1〜図5に示すように、当該連結部材4とは別体に形成され、かつ車両上下方向へ延びる垂直面5aを有するブラケット5が配置されている。このブラケット5は、ボルト6及び溶接ナット7を用いて、車両前方側の車体3を構成する車体前部部材33に接続されるようになっており、連結部材4と車体前部部材33とは、当該ブラケット5を介して接合されている。
本実施形態のブラケット5は、連結部材4の先端部を覆うキャップ状に形成されており、車体前部部材33への接続面になる四角形の垂直面5aと、該垂直面5aの周辺から車両後方へ延びて開口部を形成する壁面部5bとから構成されている。そして、垂直面5aには、ボルト6の軸部を挿通するボルト孔51が穿設されているとともに、開口部側の内面には、ボルト6と螺合する溶接ナット7が当該ボルト孔51と対応して固着されている。これに伴い、車体前部部材33には、取付孔33aがブラケット5のボルト孔51と対応して穿設されている。さらに、ブラケット5と連結部材4とは、開口部の壁面部5bを先端側の外側面部4aに覆い被せ、壁面部5bと外側面部4aとの重ね合わせ部分を溶接などで固着することによって、互いに接合されている。
これによって、連結部材4の先端部の強度及び剛性が向上し、ステアリングコラムなどの振動が効果的に抑えられるようになっている。また、車両前方から衝撃荷重が加わったときに、車体前部部材33などがずれて変形した場合でも、当該車体前部部材33の変形がブラケット5の垂直面5aを経て円滑に連結部材4へ伝わり、当該連結部材4が変形して衝撃荷重の吸収性能が維持されることになる。
また、本実施形態の連結部材4は、ステアリングサポートメンバー1の支持剛性及び振動抑制性能を高めるために、上部側が車両前後方向へ直線的に延びて配置されている。しかも、連結部材4は、上下に2分割され、上下2部品のリーンフォースメントを用いて構成されており、衝突荷重のエネルギー吸収性能及び信頼性の向上を図ることが可能な構造となっている。すなわち、本実施形態の連結部材4は、車両上側に配置され、車体3側から車両前後方向へ直線的に延びてステアリングサポートメンバー1を構成する第2のサポートメンバー12に連結される第1のリーンフォースメント41と、車両下側に配置され、車体3側から車両前後方向へ延びてステアリングサポートメンバー1を構成する第1のサポートメンバー11に支持部材13を介して連結され、かつ第1のリーンフォースメント41の側部に車両前後の位置で溶接接合されて固定される第2のリーンフォースメント42とを車両上方視で上下に重なるように配置することにより構成されている。そして、第1のリーンフォースメント41及び第2のリーンフォースメント42は、平板の本体部41a,42aの左右両側にフランジ部41b,42bを起立させたような形状にそれぞれ形成されており、第2のリーンフォースメント42は、直線状に延びる第1のリーンフォースメント41よりも車両後方側の長さが短く、第1のリーンフォースメント41の領域内に収まるようになっている。
本実施形態のステアリングサポートメンバー1の構造では、図5に示すように、ブラケット5の板厚が連結部材4の本体の板厚よりも厚く形成されている。また、車体前部部材33の板厚a、ブラケット5の板厚b、第1のリーンフォースメント41の板厚c及び第2のリーンフォースメント42の板厚dは、a≧b>c≧dの関係となるように設定されている。すなわち、車体前部部材33、ブラケット5、連結部材4を構成する第1のリーンフォースメント41及び第2のリーンフォースメント42がそれぞれ別部品で構成されており、これら各部材の板厚を変えることが可能となるため、当該各部材の板厚を選択することにより各部材の強度の最適化が最小の重量で行えるようになっている。
また、他の部材である車体前部部材33及びブラケット5の板厚a,bよりも第1及び第2のリーンフォースメント41,42の方の板厚c,dが薄く設定されているため、第1及び第2のリーンフォースメント41,42の変形が発生し易くなり、衝突時における車体前部部材33の変形が抑えられ、衝突時の衝撃荷重が連結部材4によって効果的に吸収されるようになっている。さらに、別体のブラケット5が配置される車体前部部材33と連結部材4との接続部分が変形しないように板厚を選択することによって、衝突時の衝撃荷重の吸収と、当該衝撃荷重の第1及び第2のリーンフォースメント41,42への分散が確実に行われるようになっている。しかも、車体前部部材33と連結部材4との接続部分の剛性を相対的に上げることによって、ステアリングコラム等に起因する振動が最小限に抑えられるようになっている。
このように本発明の実施形態に係るステアリングサポートメンバー1の構造では、車両前後方向へ延在し、ステアリングサポートメンバー1を車両前方側の車体3に連結する連結部材4の先端側に、連結部材4とは別体に形成され、かつ車両上下方向へ延びる垂直面5aを有するブラケット5が配置され、ブラケット5が、車両前方側の車体3を構成する車体前部部材33に接続されており、これら連結部材4と車体前部部材33とが、ブラケット5を介して接合されているので、形状、大きさ、板厚等の設計変更が容易な別部品のブラケット5を適用する連結部材4や車体前部部材33に応じて選択及び変更することにより、連結部材4の形状、大きさ、板厚などを変更せず、車両前方側の車体3などに発生する寸法のばらつきに合わせて簡単に変えることができ、連結部材4の位置調節を容易に行うことができるとともに、車体前部部材33との隙間を適切な範囲に設定できる。これによって、組付け完成時の部品位置精度を上げ、連結部材4と車体前部部材33との隙間の発生を防ぐことが可能となり、連結部材4と車体前部部材33との接続部分の接合強度を高め、ステアリングサポートメンバー1の支持剛性及び組付け性を向上させることができるとともに、支持するステアリングコラムの振動を確実に抑えることができる。しかも、連結部材4、車体前部部材33及びブラケット5が別部品であるので、これら部材を最終的な形状に合わせてそれぞれ形成することが容易であり、製品のコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態の構造では、連結部材4の先端側がブラケット5の垂直面5aによって垂直になっているので、前突時の衝撃荷重を受けて車体前部部材33が車両後方へ移動する際に、入力した衝撃荷重がブラケット5を介して直接的に連結部材4に導かれることになり、当該連結部材4を確実に変形させることができる。したがって、本実施形態の構造によれば、衝撃荷重のエネルギーを効果的に吸収できるとともに、ステアリングサポートメンバー1などへの衝突の影響を小さく抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態において、別体のブラケット5は、車両前方側の車体3を構成する車体前部部材(ダッシュパネルリンフォースメント)33に接続されているが、車両前方側の車体3を構成するものであれば、ブラケット5は、カウルパネル31やダッシュパネル32などに接続されていても良い。
また、連結部材4を構成する第1のリーンフォースメント41及び第2のリーンフォースメント42が平板の本体部41a,42aの左右両側にフランジ部41b,42bを起立させたような形状に形成されているが、第1のリーンフォースメント41及び第2のリーンフォースメント42がそれぞれパイプ状の部材などを用いて形成されていても良い。
さらに、既述の実施の形態において、ブラケット5は、四角形の垂直面5aを有しているが、垂直面5aは、連結部材4の先端部形状に対応して、円形、多角形等の形状に形成されていても良い。
また、既述の実施の形態において、ステアリングサポートメンバー1は、第1及び第2のサポートメンバー11,12によって構成されているが、第1のサポートメンバー11のみによって構成されていても良い。
1 ステアリングサポートメンバー
2 車体側部
3 車両前方側の車体
4 連結部材
5 ブラケット
5a 垂直面
5b 壁面部
6 ボルト
7 溶接ナット
11 第1のサポートメンバー
12 第2のサポートメンバー
13 支持部材
21 端部結合ブラケット
31 カウルパネル
32 ダッシュパネル
33 車体前部部材
33a 取付孔
41 第1のリーンフォースメント
42 第2のリーンフォースメント
51 ボルト孔

Claims (4)

  1. 車両幅方向に沿って架設され、かつ車両前後方向へ延在する連結部材を介して車両前方側の車体に連結されるステアリングサポートメンバーの構造において、
    前記連結部材の先端側には、前記連結部材とは別体に形成され、かつ車両上下方向へ延びる垂直な面を有するブラケットが配置され、前記ブラケットは、前記車両前方側の車体を構成する車体前部部材に接続されており、
    前記連結部材と前記車体前部部材とが、前記ブラケットを介して接合されていることを特徴とするステアリングサポートメンバーの構造。
  2. 前記ブラケットは、前記連結部材の先端を覆うキャップ状に形成され、前記ブラケットの開口部の壁面部と前記連結部材の外側面部とが接合されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングサポートメンバーの構造。
  3. 前記連結部材は、上下に2分割され、車両上側に配置される第1のリーンフォースメントと、車両下側に配置される第2のリーンフォースメントとによって構成されており、前記ブラケットの板厚b、前記第1のリーンフォースメントの板厚c及び前記第2のリーンフォースメントの板厚dが、b>c≧dの関係となるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリングサポートメンバーの構造。
  4. 前記車体前部部材の板厚a、前記ブラケットの板厚bが、a≧bの関係となるように設定されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリングサポートメンバーの構造。
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