JP2016198421A - 姿勢保持具 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の姿勢保持具は、前記腰部支持部が、下部よりも表側に位置する部分を有する上部を有する形状をなしているものとしてもよい。このような構成によれば、腰部支持部によって支持された着座者の腰部が前傾姿勢になり、着座者の骨盤が立ち上がった状態で保持されるから、着座者の姿勢をより正しい状態に保持することができる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における姿勢保持具10は、着座者50の臀部51を支持する臀部支持部11と、着座者50の大腿52を支持する大腿支持部12と、着座者50の腰部53を支持する腰部支持部13と、を備えている。この姿勢保持具10の表面(着座者50の各部位が当接する面)14は人体をトレースした曲面によって構成されている。以下、各構成部材において、姿勢保持具10のうち表面と反対側の面(椅子70の座面71等に当接する面)を裏面とし、また、着座者50を基準としてその正面側を前方、反対側を後方、着座者50の左右を左右方向として説明する。なお、姿勢保持具10は左右対称な形状をなしている。
突出部31は、図11に示すように、頂部が下向きの逆三角形状をなし、その左右方向の寸法は、着座者50の一対の腸骨62の間隔よりも小さくされている。この突出部31は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂製の土台部32の表側にクッション部(以後、センタークッション部16Tと称する)が接着されてなる。
そして、突出部31は、ベース部15に土台部32を固定した後に、土台部32の表側にセンタークッション部16Tを貼り付けることにより形成される。
まず、姿勢保持具10を椅子70の座面71に載置する。すると、姿勢保持具10は、一対の脚部17によって適正な姿勢で座面71に設置される。詳しくは、姿勢保持具10は、臀部支持部11の表面14が後ろ上がりに傾いた姿勢で設置される。なお、着座者50の体重によってこのような前傾姿勢に正されるものとしてもよい。
すると、図10に示すように、着座者50の臀部51が臀部支持部11によって左右両側から支持されることで、臀部51の左右方向の位置が定まるとともに、臀部支持部11の傾斜によって、臀部51が後ろ上がりの姿勢で保持される。これにより、着座者50の骨盤が概ね左右方向に歪むことなく、また後側に倒れることなく立った状態になる。
こうして、着座者50の骨盤の歪みが正され、かつ、仙骨59も前傾を保つことができ、着座者50の姿勢が正しい状態に保持される。
本実施例における姿勢保持具10は、左右方向における中央部よりも両側縁部が表側に位置するように湾曲した表面14を有して着座者50の臀部51を支持する臀部支持部11と、左右方向における中央部よりも両側縁部が表側に位置するように湾曲した表面14を有して着座者50の腰部53を支持する腰部支持部13と、を備え、腰部支持部13の表面14のうち左右方向における中央部に、突出部31が突設されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、支持突部が、複数のブロック部に分割されたクッション部16によって構成されているが、これに限らず、支持突部はクッション部でなくてもよく、例えば、支持突部は、ベース部に一体に突設されたものであってもよい。
(2)上記実施例では、突出部31の土台部32がネジ35によりベース部15に固定されているが、これに限らず、例えば突出部の土台部は、ベース部に一体に形成してもよく、また、ネジ等を使用しない嵌め合い構造によってベース部に固定してもよい。
(3)上記実施例では、クッション部16の分割形態の一例を示したが、これに限らず、クッション部の分割形態は任意に変更することができる。
(4)上記実施例では、支持突部として第1支持突部42、第2支持突部43、第3支持突部44、第4支持突部45および第5支持突部46を例示したが、これに限らず、例えば支持突部を細分化してもよいし、また支持突部同士を一体化する等してもよい。
(5)上記実施例では、クッション部16が複数のブロック部に分割されることによって姿勢保持具10の表面14に凹凸形状が形成されているが、これに限らず、例えば、姿勢保持具の表面全体に連続して広がるクッション部を備え、クッション部の厚さ寸法を部分的に変えることによって凹凸形状を形成してもよい。
(6)上記実施例では、突出部31が逆三角形状をなしているが、これに限らず、突出部の形状は適宜変更することができ、例えば長方形状または長円形状等としてもよい。
(7)上記実施例では、腰部支持部13の表面が左右方向における中央部よりも両側縁部が前側に位置し、また下部よりも上部が前側に位置するように湾曲した形状をなしているが、必ずしも腰部支持部の表面は湾曲していなくてもよく、例えば腰部支持部の表面は、各方向において浅いV字形状やU字形状等をなすものとしてもよい。
(8)上記実施例では、臀部支持部11の表面が左右方向における中央部よりも両側縁部が上側に位置し、また前部よりも後部が上側に位置するように湾曲した形状をなしているが、必ずしも臀部支持部の表面は湾曲していなくてもよく、例えば臀部支持部の上面は、各方向において浅いV字形状やU字形状等をなすものとしてもよい。
(9)上記実施例では、臀部支持部11の裏面が球面をなすように裏側に膨らんだ形状とされているが、必ずしも臀部支持部の裏面は球面をなしていなくてもよく、例えば臀部支持部の裏面は、浅いV字形状をなすように裏側に膨らんだ形状としてもよい。
11…臀部支持部
13…腰部支持部
14…表面
31…突出部
50…着座者
51…臀部
53…腰部
Claims (4)
- 左右方向における中央部よりも両側縁部が表側に位置するようにした表面を有して前記着座者の腰部を支持する腰部支持部と、
前記腰部支持部の表面のうち前記左右方向における中央部に突設された突出部と、
を備えている姿勢保持具。 - 前記腰部支持部が、下部よりも表側に位置する部分を有する上部を有する形状をなしている請求項1に記載の姿勢保持具。
- 左右方向における中央部よりも両側縁部が表側に位置するようにした表面を有して前記着座者の臀部を支持する臀部支持部を備えている請求項1または請求項2に記載の姿勢保持具。
- 前記臀部支持部の裏面が、裏側に膨らんだ形状をなしている請求項3に記載の姿勢保持具。
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- 2015-04-14 JP JP2015082424A patent/JP2016198421A/ja active Pending
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