JP2016194571A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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弘臣 平松
石井 俊介
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俊介 石井
石塚 大輔
Daisuke Ishizuka
大輔 石塚
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Abstract

【課題】ジャムが発生した場合においても、第1クリーニングブレードでのクリーニング不良の発生を抑制することができる、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】プリンタ1は感光体ドラム31、搬送ベルト53、感光体ブレード36、転写ローラ54、及びベルトクリーナ部55を備えている。ジャムを検知し印刷を停止した場合、制御部80は転写ローラ54に転写電流を印加させるか否かを切替えさせることにより、感光体ドラム31に担持されたトナーの一部を搬送ベルト53に転写させ、転写されなかったトナーは感光体ドラム31に担持させたままにされる。搬送ベルト53に転写されたトナーはベルトクリーナ部55へ搬送され、感光体ドラム31に担持されたままのトナーは感光体ブレード36へと搬送される。
【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関し、特に像担持体の表面に残存する現像剤をクリーニングする装置を備える画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置には、像担持体から1次転写残現像剤を除去する第1クリーニングブレードと、中間転写体から2次転写残現像剤を除去する第2クリーニングブレードを備えるものがある(特許文献1)。特許文献1では、像担持体に転移させた現像剤を、第1クリーニングブレードと、第2クリーニングブレードとの両方に回収する技術が開示されている。さらに、中間転写体に転写する現像剤の比率を像担持体及び中間転写体それぞれの回転量が所定回転量に到達するまでは、第2クリーニングブレードよりも第1クリーニングブレードへ現像剤を多く分配することが記載されている。
特開2007−47553号公報
ところで、特許文献1では、第1のクリーニング装置と第2のクリーニング装置との両方で現像剤を分担して回収することが開示されてはいるものの、第2クリーニングブレードよりも第1クリーニングブレードへ現像剤を多く分配する時期に、ジャムが発生した場合には第1クリーニングブレードでクリーニング不良が発生する恐れが高まる。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、ジャムが発生した場合においても、第1クリーニングブレードでのクリーニング不良の発生を抑制することができる、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本願に係る画像形成装置は、感光体と、感光体と接するベルトと、感光体に接触し、感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、電圧を印加して、感光体に担持されている現像剤をベルトに転写する転写部と、ベルトに接触し、ベルトに担持されている現像剤をクリーニングするベルトクリーナと、制御部と、を備え、制御部は、感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷処理と、印刷処理中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断処理と、第1判断処理において印刷処理中にジャムが発生したと判断したことに応じて、印刷処理を停止させる印刷停止処理と、印刷停止処理の実行後、感光体に担持されている現像剤のうち第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定処理と、設定処理により設定された量の現像剤を第1クリーニングブレードへ感光体に搬送させる第1搬送処理と、感光体に担持されている現像剤から設定処理により設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、ベルトクリーナへとベルトに搬送させる第2搬送処理と、を実行する。
印刷処理途中にジャムが発生した場合には、現像剤が感光体に残存したままであり、感光体に担持されている現像剤量が多量である場合がある。ジャムが発生した場合に、設定処理により設定された現像剤量を第1クリーニングブレードへ搬送し、第1クリーニングブレードへ搬送されなかった現像剤をベルトクリーナへ搬送する。これにより、第1クリーニングブレードでのクリーニング不良を抑制することができる。
本願に係る画像形成装置等によれば、ジャムが発生した場合においても、第1クリーニングブレードでのクリーニング不良の発生を抑制することができる。
実施形態のレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。 レーザプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 印刷処理の処理内容を示すフローチャートである。 レーザプリンタの感光体ドラムに拘わる部分を拡大した模式図である。 現像剤量設定処理の処理内容を示すフローチャートである。 回収処理の処理内容を示すフローチャートである。
図1を用いて、本願に係るレーザプリンタ(以下、プリンタと略記する。)1の構成について説明する。プリンタ1は、4色のトナーを用いる所謂タンデム方式のレーザプリンタである。
以下の説明において、方向は、プリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。即ち、図1で右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、プリンタ1は、略箱状の本体筐体2を有しており、本体筐体2の内部に、給紙部10、画像形成部20等を収納している。本体筐体2の上面には、排出トレイ5が形成されており、排出トレイ5は画像が形成されたシートPを積層状態で収納する。
給紙部10は、シートPが収容された給紙トレイ11、給紙ローラ12、及び各種ローラを有している。シートPは給紙ローラ12により一枚ずつ分離され、各種ローラにより画像形成部20に給紙される。また、給紙トレイ11は、本体筐体2の下部に対して着脱可能に構成されている。
画像形成部20は、本体筐体2内部の略中央部分に配置されており、プロセスカートリッジ30C、30M、30Y、30K、露光部40、転写部50、および定着部60を有している。
プロセスカートリッジ30C、30M、30Y、30Kには、夫々、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナーが収容されている。4つのプロセスカートリッジ30C〜30Kは、プリンタ1の前方から後方に向かって、プロセスカートリッジ30K、30Y、30M、30Cの順に設けられている。また、プロセスカートリッジ30C〜30Kは本体筐体2に備えられるフロントカバー2aを開放し、着脱可能に設置されている。
プロセスカートリッジ30Cは、感光体ドラム31、帯電ローラ32、及びトナーカートリッジ33C等を有している。尚、他のプロセスカートリッジ30M、30Y、30Kは、トナーの色が異なるが、その他の構成はプロセスカートリッジ30Cと同様となっている。このため、以下の説明では、代表してプロセスカートリッジ30Cについて説明し、他のプロセスカートリッジ30M、30Y、30Kについての説明を適宜省略する。
帯電ローラ32は、感光体ドラム31に圧接されて配置されている。帯電ローラ32は、画像形成に際し、感光体ドラム31表面に静電潜像を形成するのに先立って、感光体ドラム31表面を一様に正帯電させる。
トナーカートリッジ33Cは、トナー収容室33a、現像ローラ33f等を有している。トナー収容室33aは、シアンのトナーを収容している。現像ローラ33fは感光体ドラム31の回転方向に沿って帯電ローラ32の下流側に配置されている。現像ローラ33fのローラ軸には、正電圧が印加されるように構成されている。これにより、現像ローラ33fと感光体ドラム31に形成された静電潜像の電位との間に電位差が形成され、トナーが感光体ドラム31に移動する。
露光部40は、本体筐体2内部の最上方に配設されており、図示しない、レーザ光源、ポリゴンミラー等を有している。レーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、感光体ドラム31表面に照射される。これにより、静電潜像が形成される。
転写部50は、給紙部10よりも上方であって、プロセスカートリッジ30よりも下方に配設されている。転写部50は、給紙部10により給紙されたシートPを排出トレイ5へ向かって搬送しつつ、シートPにカラー画像を形成する。転写部50は、駆動ローラ51、従動ローラ52、搬送ベルト53、複数の転写ローラ54等を有している。
搬送ベルト53は、ベルトを環状にして構成された無端ベルトであり、プロセスカートリッジ30Cの後端側下方に位置する駆動ローラ51と、プロセスカートリッジ30Kの前端側下方に位置する従動ローラ52との間に掛け渡されている。
各転写ローラ54は、搬送ベルト53のシート搬送面53Aを挟んで、各感光体ドラム31と対向する位置において、シート搬送面53Aの裏面側から搬送ベルト53と接触している。各転写ローラ54は、所定のタイミングで転写電流が付与されることで、感光体ドラム31の表面に担持されたトナー像を、シート搬送面53Aを搬送されるシートPに転写する。尚、搬送ベルト53の回転軸方向が主走査方向である。また、シートPの搬送方向が副走査方向である。
定着部60は転写部50よりも搬送方向下流側に配設されている。定着部60は、加熱ローラ61と加圧ローラ62とを有しており、シートPに転写されたトナー像を定着させる。
また、プリンタ1は、光学センサ71、トナー回収部35およびベルトクリーナ部55を備えている。
光学センサ71は、搬送ベルト53の後側下方において2台設けられ、これら2台の光学センサ71が左右方向に並んで配置されている。各光学センサ71は、LED等の発光素子とフォトトランジスタ等の受光素子とを備える反射型のセンサである。具体的には、発光素子は、搬送ベルト53の表面に対して斜め方向から光を照射し、搬送ベルト53の表面からの反射光を受光素子が受光する。これにより、搬送ベルト53上に形成される周知のパッチに係る濃度および位置を測定する。
トナー回収部35は、感光体ドラム31の各々の後方側であって帯電ローラ32の下方に設けられている。トナー回収部35は、感光体クリーニングブレード(以下、感光体ブレードと略記する。)36および回収ケース37等を有する。感光体ブレード36は略平板形状に形成されており、表面はゴム材料で覆われている。先端部が感光体ドラム31の表面に摺接するようにしてトナー回収部35内に固定されている。回収ケース37は、左右方向に沿って長尺となる略筒型に形成されており、感光体ドラム31に面した部分が開口されている。感光体ドラム31が回転すると、感光体ドラム31の表面に付着した紙粉およびトナーなどが、感光体ブレード36により掻き取られ、回収ケース37内に落下する。
ベルトクリーナ部55は搬送ベルト53の下方に配設されている。ベルトクリーナ部55はクリーニングローラ56、バックアップローラ56a、回収ローラ57、ベルトクリーニングブレード(以下、ベルトブレードと略記する。)58、及び貯留ボックス59等を有している。
クリーニングローラ56はローラ軸とローラ軸の周りを被覆する例えばシリコーンなどの発泡材からなる。バックアップローラ56aは搬送ベルト53を挟んでクリーニングローラ56と対向して配置されている。また、バックアップローラ56aは金属製である。クリーニングローラ56は、搬送ベルト53に接触しながら、搬送ベルト53の回転方向とは逆方向に回転駆動される。回収ローラ57は、金属製であり、クリーニングローラ56に接触している。ベルトブレード58は例えばゴム製であり、回収ローラ57に接触している。
バックアップローラ56aは接地され、クリーニングローラ56および回収ローラ57に負電圧が印加されるように構成されている。これにより、バックアップローラ56aとクリーニングローラ56との間、およびクリーニングローラ56と回収ローラ57との間に電位差が生じる。例えば正帯電したトナーが残存している場合、静電気力によりトナーは搬送ベルト53からクリーニングローラ56へ移動する。また、バックアップローラ56aとクリーニングローラ56との間よりも、クリーニングローラ56と回収ローラ57との間の電位差が大きくなるように設定されており、クリーニングローラ56から回収ローラ57へトナーは移動する。ベルトブレード58は回収ローラ57に付着しているトナーを掻き取り、掻き取られたトナーは貯留ボックス59に貯留される。
次に、プリンタ1における画像形成時の動作について説明する。プリンタ1は、各感光体ドラム31の表面を、各帯電ローラ32によって、一様に正帯電させ、印刷データに基づいて露光部40により露光させる。これにより、各感光体ドラム31の表面には、夫々のトナー色に対応した静電潜像が形成される。次に、プリンタ1は、現像ローラ33fにより、感光体ドラム31表面に形成されている静電潜像にトナーが供給させる。これにより、感光体ドラム31の表面の静電潜像は現像され、プリンタ1は、感光体ドラム31の表面にトナー像を担持させる。
一方、プリンタ1は、所定のタイミングで、給紙部10によりシートPは画像形成部20に搬送させる。プリンタ1は、感光体ドラム31の表面に担持されたトナー像を、転写ローラ54のローラ軸に印加される転写電流によりシートPに転写させる。そして、プリンタ1は、シートPを定着部60に搬送させ、トナーをシートPに熱定着させる。その後、プリンタ1は、シートPを、排出ローラ65により排出トレイ5に排出させる。
プリンタ1は、シートPへの転写が終了した感光体ドラム31を、感光体ブレード36によりクリーニングさせ、次の画像形成に備える。また、プリンタ1は、シートPへの転写が終了した搬送ベルト53を、ベルトクリーナ部55によりクリーニングさせる。
次に、図2を用いて、プリンタ1の電気的構成について説明する。プリンタ1は図1で示した給紙部10、画像形成部20等の他に制御部80、転写電流印加回路101、シートセンサ72、および表示操作部73等を有する。制御部80はCPU81、ROM82、RAM83、第1タイマ84、第1カウンタ87、及びNVRAM(不揮発性RAM)89などを含む。CPU81はROM82に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、バス90を介して接続されている給紙部10、画像形成部20、転写電流印加回路101、光学センサ71、シートセンサ72、及び表示操作部73等を制御する。ROM82には制御プログラムや各種のデータなどが記憶されている。RAM83はCPU81が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。第1タイマ84は感光体ドラム31及び搬送ベルト53が回転されてからの経過時間を計測する。第1カウンタ87は回収処理(後述)後の印刷枚数をカウントする。尚、印刷枚数は感光体ドラム31の回転数から換算された値であり、所定回転数毎に1枚印刷されたと換算される。
転写電流印加回路101は転写ローラ54のローラ軸に電気的に接続される。制御部80は転写電流印加回路101を制御することにより、転写ローラ54のローラ軸に印加する転写電流を制御する。シートセンサ72は、搬送経路Rを搬送中のシートPを検出するためのものであり、搬送経路R上に複数個設けられている。シートセンサ72は、例えば、搬送ベルト53に光を照射する照射部(不図示)と、搬送ベルト53からの反射光を受光する受光部(不図示)とを備え、受光量に応じて搬送ベルト53上のシートPの有無を検出する光電スイッチである。表示操作部73は、例えば、液晶ディスプレイ及び複数のボタンを有する。制御部80は印刷等の設定画面やプリンタ1の動作状態等を液晶ディスプレイに表示させることが可能である。また、ユーザは液晶ディスプレイに表示されたボタン等を選択することにより各種の操作を行うことが可能である。
次に、実施形態に係る印刷処理について図3〜6を用いて説明する。制御部80はROM82に記憶されているプログラムを所定時間毎に実行し、図3、5、及び6に示すフローチャートに従った処理を開始する。まず、制御部80は、例えば、ネットワークを介してパーソナルコンピュータなどの外部の装置から印刷ジョブを受信したか否かを判断する(S1)。印刷ジョブを受信していないと判断することに応じて(S1:NO)ステップS1へ戻る。一方、印刷ジョブを受信したと判断することに応じて(S1:YES)、印刷ジョブの内容に従って印刷処理を開始する(S3)。即ち、制御部80は、上記した画像形成時の動作を開始する。この時、転写電流印加回路101に転写電流の印加を開始させる。
次に、シートセンサ72の検出信号に基づいて、ジャム発生を検出したか否かを判断する(S5)。ジャムを検出した事に応じて(S5:YES)、印刷処理を停止させる(S7)。この時、制御部80は転写電流印加回路101に転写電流の印加を停止させる。また、帯電ローラ32、露光部40、及び現像ローラ33fのそれぞれに対する帯電、露光、及び現像の動作を停止させ、感光体ドラム31及び搬送ベルト53の回転を停止させる。さらに、表示操作部73にエラーメッセージを表示させ、ユーザにジャムの発生を報知させる。ユーザはこれにより、ジャムを発生させたシートPを取り除き、ジャムを解除する。次に、制御部80はジャム解除完了の入力がされたか否かを判断する(S9)。詳しくは、制御部80は表示操作部73に「ジャムを解除したか?」のメッセージおよび「OK」の選択ボタンを表示させ、ユーザにより「OK」ボタンが選択されたことに応じて、ジャム解除完了の入力があったと判断する。制御部80はジャム解除完了の入力がなかったと判断することに応じて(S9:NO)、ステップS9に戻り、ジャム解除完了の入力があるまで待機する。一方、ジャム解除完了の入力があったと判断することに応じて(S9:YES)、現像剤量設定処理(S11)を実行する。
ところで、ステップS7において印刷が停止された場合には、感光体ドラム31にトナーが担持されたままである。図4を用いて詳細に説明する。各感光体ドラム31の表面は帯電ローラ32によって帯電された後、露光部40により露光される。次に、現像ローラ33fにより、感光体ドラム31の表面にトナーが供給される。ステップS7において印刷が停止された場合には、シートPが搬送されないため、ここで処理が停止される。従って、感光体ドラム31にトナーが担持されたままとなる。感光体ドラム31の表面には、シートPへの転写が終了した状態と比較して、大量のトナーが担持されている場合がある。
感光体ドラム31に担持されたままのトナー量が多い場合には、トナーをすべて感光体ブレード36へ搬送した場合には、例えば、感光体ブレード36の先端と感光体ドラム31表面との間にシリカ等の外添剤が挟まり、感光体ブレード36の先端と感光体ドラム31表面とに隙間ができることがある。感光体ブレード36の先端と感光体ドラム31表面との隙間をトナーがすり抜けることにより、感光体ブレード36により掻き取られないトナーが感光体ドラム31表面に残ることがある。すなわち、クリーニング不良が発生するおそれがある。特に帯電ローラ32を備える場合、帯電ローラ32は感光体ドラム31と接触しているため、感光体ドラム31に残存したトナーにより帯電ローラ32は汚染され、例えば感光体ドラム31を帯電させる能力が低下する等の問題が生じやすい。そこで、回収処理(後述)において、感光体ブレード36で良好に回収できる量のトナーを感光体ドラム31に担持させたままとし感光体ブレード36に回収させて、残りのトナーは搬送ベルト53へ転写させてベルトクリーナ部55に回収させることにより、感光体ブレード36におけるクリーニング不良を抑制する。尚、感光体ドラム31の表面における現像位置110から転写位置111へ至るまでの範囲に形成されたトナー像を以後、残存トナーTと称する。
後述する回収処理では、残存トナーTを感光体ブレード36およびベルトクリーナ部55の両者に分配する。ここでは、転写電流を転写ローラ54に印加するか、印加しないかを切替えることにより、残存トナーTを搬送ベルト53に転写させるか、感光体ドラム31に担持させたままにするかを制御する。搬送ベルト53に転写されたトナーはベルトクリーナ部55に回収され、感光体ドラム31に担持されたままのトナーは感光体ブレード36に回収される。
回収処理に先立って、搬送ベルト53に転写させるトナー量を決定するために制御部80が実行する現像剤量設定処理について図5を用いて説明する。
まず、制御部80は前回の回収処理からの印刷枚数を第1カウンタ87から読み出し(S31)、所定枚数より多いか否かを判断する(S33)。前回の回収処理からの印刷枚数が所定枚数より多いと判断する事に応じて(S33:YES)、非転写時間を時間AとしてNVRAM89に記憶し(S35)、処理を終了する。一方、前回の回収処理からの印刷枚数が所定枚数より少ないと判断する事に応じて(S33:NO)、非転写時間を時間Aより短い時間BとしてNVRAM89に記憶し(S37)、処理を終了する。ここで、非転写時間とは、次の回収処理において使用する設定値であり、転写電流を印加させずに感光体ドラム31及び搬送ベルト53を回転させる時間である。非転写時間経過する間、感光体ドラム31に担持されている残存トナーTは転写されずに転写位置111を通過し、感光体ドラム31に担持されたままとされる。即ち、非転写時間により、感光体ブレード36で回収されるトナー量が決まる。時間Aは感光体ブレード36で回収することのできるトナーの最大量を超えない量とされる時間であり、例えば実験などにより決定された時間である。また、回収処理が実行されると、感光体ブレード36にトナーが堆積するが、印刷処理が実行されるとトナーは次第に失われる。そこで、前回の回収処理からの印刷枚数が所定枚数より多くないと判断される場合(S33:NO)には、感光体ブレード36にトナーが堆積しているため、過剰なトナーが供給された場合には、クリーニング不良が発生するおそれがある。そこで、非転写時間を時間Aよりも短い時間Bとすることで、クリーニング不良の発生を抑制する。
次に実行される回収処理(S13)について、図6を用いて説明する。制御部80は感光体ドラム31及び搬送ベルト53の回転を開始させる(S41)。次に、NVRAM89に記憶されている時間AまたはBである非転写時間を読み出し、回転開始から非転写時間経過したか否かを判断する(S43)。非転写時間経過していないと判断する事に応じて(S43:NO)、ステップS43に戻り、非転写時間経過するまで待機する。一方、非転写時間経過したと判断する事に応じて(S43:YES)、転写電流印加回路101に転写電流を印加させる(S45)。次に、第1タイマ84から経過時間を読み出し、感光体ドラム31の表面の定点が現像位置110を通過してから転写位置111に到達するのに要する時間(以後、転写位置到達時間と称する。)、感光体ドラム31を回転させたか否かを判断する(S47)。転写位置到達時間、感光体ドラム31を回転させていないと判断することに応じて(S47:NO)、転写位置到達時間経過するまで待機する。一方、転写位置到達時間、感光体ドラム31を回転させたと判断することに応じて(S47:YES)、残存トナーTはすべて転写位置111を通過したと判断されるため、転写電流印加回路101に転写電流の印加を停止させ(S49)、処理は終了する。尚、制御部80は回収処理の終了時に第1カウンタ87をリセットする。
尚、制御部80は、感光体ドラム31を回転させることで、転写位置111を通過した後、感光体ドラム31に担持されたままのトナーを、感光体ブレード36に回収させる。また、制御部80は、搬送ベルト53を回転させることで、搬送ベルト53に転写されたトナーをベルトクリーナ部55に回収させる。
図3に戻り、印刷処理の説明を続ける。回収処理(S13)後、制御部80は搬送ベルト53を2周以上回転させたか否かを判断する(S15)。搬送ベルト53を2周以上回転させていないと判断することに応じて、(S15:NO)、ステップS15へ戻り、搬送ベルト53を2周以上回転させるまで待機する。一方、搬送ベルト53を2周以上回転させたと判断することに応じて、(S15:YES)、搬送ベルト53に転写されたトナーはすべて回収されたと判断されるため、処理を終了する。具体的には、制御部80は、搬送ベルト53のうちトナーが転写された部分が、クリーニングローラ56とバックアップローラ56aとに挟まれる位置を2回通過するのに相当する時間以上経過したか否かを判断する。これにより、搬送ベルト53に転写されたトナーが多量であり、ベルトクリーナ部55を1回通過しただけでは回収しきれない場合であっても、複数回通過することにより、搬送ベルト53に転写されたトナーを回収することができる。
一方、ジャムを検出していない事に応じて(S5:NO)、制御部80は1枚印刷完了したか否かを判断する(S17)。1枚印刷完了したと判断する事に応じて(S17:YES)、第1カウンタ87を1カウントアップして(S19)、印刷ジョブが終了したか否かを判断する(S21)。印刷ジョブが終了したと判断する事に応じて(S21:YES)、処理を終了する。一方、1枚印刷完了していないと判断する事に応じて(S17:NO)、及び印刷ジョブが終了していないと判断する事に応じて(S21:NO)、ステップS5へ戻る。
ここで、感光体ドラム31は感光体の一例であり、搬送ベルト53はベルトの一例である。感光体ブレード36は第1クリーニングブレードの一例であり、ベルトクリーナ部55はベルトクリーナ及び現像剤回収器の一例である。ベルトブレード58は第2クリーニングブレードの一例であり、貯留ボックス59は収容部の一例である。ステップS51は第1判断処理の一例であり、ステップS7は印刷停止処理の一例であり、現像剤量設定処理(S11)は設定処理の一例であり、回収処理(S13)は搬送処理の一例である。また、ステップS41及びS43は第1搬送処理の一例であり、ステップS45及びS47は第2搬送処理の一例である。また、ステップS19は計数処理の一例であり、ステップS33は第2判断処理の一例である。トナーは現像剤の一例である。
以上、上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
ジャムが発生した場合(S5:YES)に、感光体ドラム31に多量のトナーが担持されたままである場合がある。この場合においても、現像剤量設定処理(S11)により設定されたトナー量を感光体ブレード36へ搬送し、感光体ブレード36へ搬送されなかったトナーをベルトクリーナ部55へ搬送する。これにより、感光体ブレード36でのクリーニング不良を抑制することができる。
また、制御部80は転写ローラ54に転写電流を印加させるか否かを切替えることにより、感光体ドラム31に担持されたトナーを搬送ベルト53に転写させるか、転写させずに感光体ドラム31に担持させたままとするかを制御する。感光体ドラム31に担持されたトナーを感光体ドラム31とベルトクリーナ部55とに分配する方法として、転写ローラ54により印加される転写電流の電流値を制御する方法もある。詳しくは、印刷処理において印加される電流値よりも小さい電流値を印加させることにより、感光体ドラム31に担持されているトナーの一部を搬送ベルト53に転写させ、転写されなかったトナーを感光体ドラム31に担持させたままとする。電流値を制御することにより搬送ベルト53に転写されるトナー量を制御する。一方、転写ローラ54に転写電流を印加させるか否かを切替える方法では、電流印加の有無を切り替えることにより感光体ドラム31に担持させたままのトナー量を制御する。電流値の大きさ、あるいは電流印加の有無により感光体ブレード36でのクリーニング不良の発生を抑制することができる。転写ローラ54に転写電流を印加させるか否かを切替える方法では、より正確に感光体ドラム31に担持させたままとされるトナー量を制御することができるため、感光体ブレード36でのクリーニング不良の発生を抑制する効果がより一層期待できる。
また、回収処理(S13)後、搬送ベルト53は2周以上回転される。ベルトクリーナ部55を1回通過しただけでは取りきれないトナーが搬送ベルト53に転写された場合においても、ベルトクリーナ部55を複数回通過することにより、搬送ベルト53に転写されたトナーを取りきることができる。ベルトクリーナ部55でのクリーニング不良を抑制しつつ、ジャム発生後、感光体ドラム31に担持されたトナーのうち、感光体ブレード36で良好に回収できる量だけを感光体ドラム31に残し、残りを搬送ベルト53に転写することができる。
また、感光体ドラム31と接触する帯電ローラ32では、感光体ドラム31にトナーが担持されたまま帯電ローラ32と接触した場合には、帯電ローラ32がトナーに汚染され、帯電ローラ32の感光体ドラム31を帯電させる能力が低下してしまうおそれがある。ジャムが発生した場合においても、感光体ドラム31に担持されたトナーのうち、感光体ドラム31で良好に回収できる量を感光体ドラム31に担持されたままとし、残りを搬送ベルト53に転写することにより、感光体ブレード36におけるクリーニング不良を抑制する。これにより、帯電ローラ32がトナーにより汚染されることを抑制することができる。
また、回収処理(S13)を実行した後は、感光体ブレード36にトナーが堆積しており、トナーが多く搬送されるとクリーニング不良が発生するおそれがある。ステップS33において、前回の回収処理からの印刷枚数が所定枚数以上でないと判断された場合には、所定枚数以上であると判断された場合よりも非転写時間を短く設定する。これにより、感光体ブレード36へ搬送されるトナー量は少なくなり、感光体ブレード36におけるクリーニング不良の発生を抑制することができる。
また、現像剤量設定処理(S11)では、感光体ブレード36においける最大のクリーニング能力に応じて、非転写時間が設定される。即ち、感光体ブレード36で回収することのできるトナー量の最大値を超えない量が感光体ドラム31に担持されたままとなるように設定される。これにより、感光体ブレード36でのクリーニング不良を抑制することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、実施形態では、感光体ドラム31に形成されたトナー像をシートPに直接転写する方式について説明したが、これに限定されるものではない。感光体ドラム31に形成されたトナー像を一旦、ベルトに転写し、さらにシートPへ転写する所謂2次転写方式の画像形成装置に適用することもできる。
また、ステップS31において、感光体ドラム31の回転数より換算された印刷枚数が所定枚数以上か否かを判断しているが、これに限定されるものではない。帯電ローラ32の帯電時間等より換算された印刷枚数により判断することもできる。あるいは、感光体ドラム31の回転数及び帯電ローラ32の帯電時間を各々所定数、所定時間と比較し判断しても良い。
また、制御部80は転写ローラ54に転写電流を印加させるか否かを切替えることにより、感光体ドラム31に担持されているトナーを感光体ドラム31とベルトクリーナ部55とに分配すると説明した。これに限定されず、転写電流の電流値を制御することにより分配することもできる。
また、レーザプリンタ1は帯電ローラ32を備えると説明したが、これに限定されるものではない。例えばスコロトロン型などの非接触方式の帯電器を備えても良い。
また、転写ローラ54のローラ軸には、転写電流印加回路101により転写電流が印加されると説明したが、これに限定されるものではない。転写電圧が印加される構成としても良い。
また、感光体ドラム31表面は帯電ローラ32により正帯電され、現像ローラ33fのローラ軸に正電荷が印加されると説明したが、これに限定されるものではない。感光体ドラム31表面を負帯電し、現像ローラ33fのローラ軸に負電荷が印加される構成としても良い。
また、実施形態では、レーザプリンタ1を例に説明したが、これに限定されるものではない。スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を備える所謂複合機であっても良い。
また、実施形態では、制御部80がCPU81を備える場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。複数のCPUを備えてもよいし、ASICによって構成されても良い。さらに、CPU81とASICとの組み合わせによって構成されても良い。
1 レーザプリンタ
31 感光体ドラム
32 帯電ローラ
33f 現像ローラ
36 感光体ブレード
50 転写部
53 搬送ベルト
54 転写ローラ
55 ベルトクリーナ部
56 クリーニングローラ
58 ベルトクリーニングブレード
59 貯留ボックス
80 制御部
101 転写電流印加回路
P シート

Claims (11)

  1. 感光体と、
    前記感光体と接するベルトと、
    前記感光体に接触し、前記感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、
    電圧を印加して、前記感光体に担持されている現像剤を前記ベルトに転写する転写部と、
    前記ベルトに接触し、前記ベルトに担持されている現像剤をクリーニングするベルトクリーナと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷処理と、
    前記印刷処理中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において前記印刷処理中にジャムが発生したと判断したことに応じて、前記印刷処理を停止させる印刷停止処理と、
    前記印刷停止処理の実行後、前記感光体に担持されている現像剤のうち前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ前記感光体に搬送させ、
    前記感光体に担持されている現像剤から前記設定処理により設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記ベルトクリーナへと前記ベルトに搬送させる搬送処理と、を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送処理は、
    前記転写部に電圧を印加させずに、前記感光体及び前記ベルトを回転させ、前記設定処理により設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ前記感光体に搬送させる第1搬送処理と、
    前記転写部に電圧を印加させ、記感光体及び前記ベルトを回転させ、前記感光体に担持されている現像剤から前記設定処理により設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記ベルトクリーナへと前記ベルトに搬送させる第2搬送処理とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2搬送処理において、前記ベルトのうち現像剤を転写された部分が前記ベルトクリーナと接触する位置を複数回以上、通過するまで記感光体及び前記ベルトを回転させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1クリーニングブレードによりクリーニングされた前記感光体の表面を、帯電させる帯電ローラを備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記感光体の回転数を計数する計数処理と、
    前記第1搬送処理を実行した後に前記計数処理により計数された回転数が所定回転数以上であるか否かを判断する第2判断処理と、
    を実行し、
    前記第2判断処理において、前記回転数が前記所定回転数以上でないと判断した場合、前記回転数が前記所定回転数以上であると判断した場合よりも、前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を少なくすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記設定処理において、前記第1クリーニングブレードによる最大のクリーニング能力に応じた現像剤の量に設定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 感光体と、前記感光体と接するベルトと、前記感光体に接触し、前記感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、電圧を印加して、前記感光体に担持されている現像剤を前記ベルトに転写する転写部と、前記ベルトに接触し、前記ベルトに担持されている現像剤をクリーニングするベルトクリーナと、を備える画像形成装置における制御方法であって、
    前記感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷ステップと、
    前記印刷ステップ中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップにおいて前記印刷ステップ中にジャムが発生したと判断したことに応じて、前記印刷ステップを停止させる印刷停止ステップと、
    前記印刷停止ステップの実行後、前記感光体に担持されている現像剤のうち前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにより設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ前記感光体に搬送させ、
    前記感光体に担持されている現像剤から前記設定ステップにより設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記ベルトクリーナへと前記ベルトに搬送させるステップと、を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 感光体と、前記感光体と接するベルトと、前記感光体に接触し、前記感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、電圧を印加して、前記感光体に担持されている現像剤を前記ベルトに転写する転写部と、前記ベルトに接触し、前記ベルトに担持されている現像剤をクリーニングするベルトクリーナと、を備える画像形成装置を制御するプログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    前記感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷処理と、
    前記印刷処理中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において前記印刷処理中にジャムが発生したと判断したことに応じて、前記印刷処理を停止させる印刷停止処理と、
    前記印刷停止処理の実行後、前記感光体に担持されている現像剤のうち前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ前記感光体に搬送させ、
    前記感光体に担持されている現像剤から前記設定処理により設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記ベルトクリーナへと前記ベルトに搬送させる搬送処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 感光体と、
    前記感光体と接するベルトと、
    前記感光体に接触し、前記感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、
    前記第1クリーニングブレードよりクリーニングされた前記感光体の表面を、帯電させる帯電ローラと、
    電圧を印加して、前記感光体に担持されている現像剤を前記ベルトに転写する転写部と、
    前記ベルトに接触するローラと、前記ローラにより回収された現像剤を掻き落とす第2クリーニングブレードと、前記第2クリーニングブレードにより掻き落とされた現像剤を収容する収容部と、を備える現像剤回収容器と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷処理と、
    前記印刷処理中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において前記印刷処理中にジャムが発生したと判断したことに応じて、前記印刷処理を停止させる印刷停止処理と、
    前記印刷停止処理の実行後、前記感光体に担持されている現像剤のうち前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ搬送させ、
    前記感光体に担持されている現像剤から前記設定処理により設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記第2クリーニングブレードへと搬送させる搬送処理と、を実行することを特徴とする画像形成装置。
  10. 感光体と、前記感光体と接するベルトと、前記感光体に接触し、前記感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、前記第1クリーニングブレードよりクリーニングされた前記感光体の表面を、帯電させる帯電ローラと、電圧を印加して、前記感光体に担持されている現像剤を前記ベルトに転写する転写部と、前記ベルトに接触するローラと、前記ローラにより回収された現像剤を掻き落とす第2クリーニングブレードと、前記第2クリーニングブレードにより掻き落とされた現像剤を収容する収容部と、を備える現像剤回収容器と、を備える画像形成装置における制御方法であって、
    前記感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷ステップと、
    前記印刷ステップ中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップにおいて前記印刷ステップ中にジャムが発生したと判断したことに応じて、前記印刷ステップを停止させる印刷停止ステップと、
    前記印刷停止ステップの実行後、前記感光体に担持されている現像剤のうち前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにより設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ搬送させ、
    前記感光体に担持されている現像剤から前記設定ステップにより設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記第2クリーニングブレードへと搬送させる搬送ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 感光体と、前記感光体と接するベルトと、前記感光体に接触し、前記感光体に担持されている現像剤をクリーニングする第1クリーニングブレードと、前記第1クリーニングブレードよりクリーニングされた前記感光体の表面を、帯電させる帯電ローラと、電圧を印加して、前記感光体に担持されている現像剤を前記ベルトに転写する転写部と、前記ベルトに接触するローラと、前記ローラにより回収された現像剤を掻き落とす第2クリーニングブレードと、前記第2クリーニングブレードにより掻き落とされた現像剤を収容する収容部と、を備える現像剤回収容器と、を備える画像形成装置を制御するプログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    前記感光体に担持されている現像剤を用紙に印刷させる印刷処理と、
    前記印刷処理中にジャムが発生したか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において前記印刷処理中にジャムが発生したと判断したことに応じて、前記印刷処理を停止させる印刷停止処理と、
    前記印刷停止処理の実行後、前記感光体に担持されている現像剤のうち前記第1クリーニングブレードへ搬送する現像剤の量を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された量の現像剤を前記第1クリーニングブレードへ搬送させ、
    前記感光体に担持されている現像剤から前記設定処理により設定された量の現像剤を除いた分の現像剤を、前記第2クリーニングブレードへと搬送させる搬送処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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