JP2016193678A - 車両用操舵装置および車両操舵制御方法 - Google Patents

車両用操舵装置および車両操舵制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な制御で前方注視点距離における横変位を目標走行ラインに収束させることができる車両用操舵装置等を提供する。【解決手段】カメラ等で撮影した画像から認識した走行路に追従して車両が走行するための目標走行ラインを設定し、前方注視点距離における目標走行ラインと車両との位置の差である横変位が縮小するよう横変位の変化量である横速度を制御するとともに、横速度に基づいて目標舵角を算出し、算出した目標舵角に基づいて車両の舵角を制御する。【選択図】図2

Description

この発明は、車両が設定された目標走行ラインに追従して走行するように転舵輪を操舵補助する機能を有する車両用操舵装置等に関するものである。
従来のレーンキープアシスト機能を備える車両用操舵装置については、下記特許文献1に示されるように、推定された走行軌跡が、車両の走行路形状に基づいて設定された目標軌跡に近づくように操舵補助部を制御する際に、曲率に基づいて走行軌跡を目標軌跡に近づけるための制御ゲインを補正するものが開示されている。
この従来の装置によれば、検出された曲率に基づいて走行軌跡を目標軌跡に近づけるための制御ゲインを補正するので、車両走行路の曲率に応じて走行軌跡を目標軌跡に近づけるための制御ゲインを補正し、走行ラインをトレースする際に運転者に違和感を与えないという効果がある。
特開2001―001921号公報 特開2010−111246号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置では、操舵補助部に対する制御トルク設定について将来の横偏差に制御ゲインを乗算する方法が開示されているのみで、走行軌跡が目標軌跡に収束するかは不明である。またさらに例えば、車両のヨーレートについては特に記載がなく考慮していない。そのため、目標走行ラインに追従して走行することができない恐れがある。
この発明は、前述した従来の装置における課題を解決するためになされたもので、簡易な制御で前方注視点距離における横変位を目標走行ラインに収束させることができる車両用操舵装置等を提供することを目的とする。
この発明は、車両が走行する走行路を認識する走行路認識部と、前記車両が前記走行路に追従して走行するための目標走行ラインを設定する目標走行ライン設定部と、前記車両の前方注視点距離における前記目標走行ラインと前記車両との位置の差である横変位を検出する横変位算出部と、前記横変位を縮小させるよう目標舵角を算出する目標舵角算出部と、前記目標舵角算出部が算出する前記目標舵角に基づいて前記車両の舵角を制御する操舵制御部と、を備え、前記目標舵角算出部は、前記横変位が縮小するよう前記横変位の変化量である横速度を制御し、前記横速度に基づいて前記目標舵角を算出する、車両用操舵装置等にある。
この発明によれば、横変位が縮小するように制御された横速度に基づいて目標舵角を算出するため、簡易な制御で横変位を目標走行ラインに収束させることができる。
この発明の実施の形態1による車両用操舵装置に係る操舵系システム構成の一例を示す構成図である。 図1の車両用操舵装置およびコントロールユニットの機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1による車両用操舵装置における二輪モデルを示した図である。 この発明の実施の形態1による車両用操舵装置の制御を説明するための車両固定座標系と地上固定座標系を示す図である。 この発明の実施の形態1による車両用操舵装置の制御を説明するための各パラメータを示す図である。 この発明の実施の形態1,2による車両用操舵装置のコントロールユニットでの処理を示す動作フローチャートである。 この発明の実施の形態1における図6の目標舵角算出処理の詳細を示す動作フローチャートである。 この発明の実施の形態2による車両用操舵装置に係る操舵系システム構成の一例を示す構成図である。 図8の車両用操舵装置およびコントロールユニットの機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2における図6の目標舵角算出処理の詳細を示す動作フローチャートである。 この発明による車両用操舵装置のコントロールユニットのハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。
以下、この発明による車両用操舵装置等を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による車両用操舵装置における操舵系システム構成の一例を示す構成図である。
図1において、ハンドル2に連結した操舵装置4によって前輪左右のタイヤ5が転舵される。操舵装置4には、一般的な電動パワーステアリング装置と同様に、モータ3が連結されており、モータ3が発生するトルクを操舵装置4に付与することができる。モータ3は、後述のコントロールユニット10が出力する目標電流に基づいて駆動する。
車両状態の検出について、車両1の車速は車輪速センサ6で、ヨーモーメントはヨーレートセンサ7で検出する。また、カメラ8は、車両1内のルームミラー周辺に設置され、車両のフロントガラスを通じて車両の前方画像を撮影し、前方走行路情報を出力する。
コントロールユニット10には、車輪速センサ6、ヨーレートセンサ7、カメラ8、およびモータ3が接続されており、各センサからの信号およびカメラ8からの前方画像情報が入力されるとともに、モータ3の駆動信号である目標電流を出力する。また、コントロールユニット10に一般的な電動パワーステアリング装置の制御機能を持たせていてもよい。
図11には、図1のコントロールユニット10のハードウェア構成の一例を概略的に示す。インタフェース(I/F)101は、各センサ6,7、カメラ8、モータ3等の外部装置との信号の入出力制御を行う。プロセッサ102はメモリ103に格納されたプログラムに従って各種処理を実行する。メモリ103は、上述のプログラムと共にさらに各処理で使用するデータ、処理結果等を格納する。そしてこれらのI/F101、プロセッサ102、メモリ103はバス接続されている。
図2は、図1の車両用操舵装置およびコントロールユニット10の機能ブロック図である。以下の説明ではコントロールユニット10の機能ブロック図となる。各機能ブロックの処理は図11のメモリ103に格納されたプログラムに従ってプロセッサ102により実行される。なお、コントロールユニット10のハードウェア構成として、図11のプロセッサによる構成の代わりに、図2の各機能ブロックの処理を行うASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のディジタル回路で構成してもよい。
なお記憶部Mは図11のメモリ103に相当する。
図2において、走行路認識部21は、走行路を認識するためにカメラ8で撮影した前方画像データを入力して、目標走行ライン設定部22、横変位算出部23、目標舵角算出部26に前方走行路情報を提供する。
前方走行路情報は以下のようにして得られる。走行路認識部21が、カメラ8が撮影した前方画像から道路の左右両側にある白線等の車線境界線を公知の方法で抽出する。そして、前方注視点距離における自車位置に対する車線境界線との距離と、車線境界線傾きから前方注視点距離における目標走行ライン傾きeLdとを検出した結果から前方走行路情報が得られる。
前方注視点距離における目標走行ライン傾きeLdは、前方注視点距離における車線境界線傾きから検出する。車線境界線傾きは、1つの値があれば十分である。両側の車線境界線傾きが取得できている場合には、平均化等による処理で1つの値にすればよい。片側の車線境界線傾きのみ取得できている場合には、そのままの値を使用すればよい。また、自車位置に対する両側の車線境界線との距離から、走行路幅も算出しておく。もし、片側の車線境界線のみ検出されている場合は、一般的な走行路幅(例えば3.5m)としておくとよい。
目標走行ライン設定部22は、走行路認識部21で得られた走行路幅に基づき、車両を走行路に追従して走行させる際の目標となる目標走行ラインを走行路内に設定する。本実施例では、右側の車線境界線から設定された距離(例えば走行路幅の1/2)離れた位置に目標走行ラインを設定する。しかしながら本実施例に限られるものではなく、例えば、運転者の嗜好にあわせ、適宜変更してもよい。
横変位算出部23は、走行路認識部21で得られた自車位置に対する車線境界線からの距離と、目標走行ライン設定部22で設定した目標走行ラインとに基づき、前方注視点距離における横変位を算出する。右側の車線境界線からの距離があれば、この値から目標走行ラインの位置を引いた値が横変位となる。この場合、目標走行ラインに対し車両が左側にある時が+側の値となる。もし、右側の車線境界線(からの距離)が検出できず左側の車線境界線(からの距離)のみ検出されている場合には、走行路幅から左側の車線境界線からの距離を引いた値が右側の車線境界線からの距離となるので、この値から目標走行ラインの位置を引いた値を横変位とすればよい。
車速検出部24は、車輪速センサ6で検出した車速の車速信号を入力して目標舵角算出部26に提供する。同様に、ヨーレート検出部25は、ヨーレートセンサ7で検出した車両のヨーモーメントのヨーモーメント信号を入力して目標舵角算出部26に提供する。また、路面摩擦係数推定部28は、公知の方法(例えば上記特許文献2参照)により路面摩擦係数を推定し目標舵角算出部26に提供するものである。路面摩擦係数は例えば操舵装置4に含まれる路面反力トルクセンサ(詳細な図示省略)で検出して入力された路面反力トルク信号から求める。
目標舵角算出部26は、上記で得られた情報に基づき目標舵角を算出し操舵制御部29に提供する。
目標舵角の算出については、前方注視点距離における自車位置を目標走行ラインに追従させるために、これらの差が0に近づくような舵角を目標舵角として求めればよい。そこで、目標走行ラインと前方注視点距離における自車位置との差である横変位yLdに対して、横変位yLdの変化速度である横速度y’Ldを考える。横変位yLdが減少するよう横速度y’Ldの制御をおこなえば、横変位yLdは0に近づくので、式(1)を満たすよう横速度y’Ldの制御をすればよい。ただし、式(1)において、y’Ldは前方注視点における横速度、yLdは前方注視点における目標走行ラインと自車位置との横変位、λは正の値をとるyLd減衰特性パラメータであり、大きくするほど制御の応答性は速くなるが不安定となる傾向にある。
y’Ld=−λ・yLd 式(1)
ここで、横速度y’Ldを求めるために、車両に固定した座標系による二輪モデルの運動方程式を考える。図3は、二輪モデルを示した図で、二輪モデルの運動方程式は式(2)で与えられる。
Figure 2016193678
ここで、
m:車両重量、
x0,vy0:車両重心における車両縦速度および横速度、
v’y0,:車両重心における車両横加速度
γ’:ヨーレート、
Lf:重心−前車輪軸間距離、
Lr:重心−後車輪軸間距離、
Cf:前輪サイドフォース・スティフネス、
Cr:後輪サイドフォース・スティフネス、
θ:(目標)舵角、
である。なお、車両横速度vy0および舵角θは左方向を正、ヨーレートγ’は反時計回りを正としている。また「’」は微分により時間変化を示し、例えば変位は速度、速度は加速度となる(以下同様)。
一方、前方注視点距離における目標走行ライン位置P1および車両重心P0の車両固定座標系の座標成分をそれぞれ[x1,y1],[x0,x0]とすると、これらは式(3)のようにあらわすことができる。ここで、Ldは前方注視点距離である。
Figure 2016193678
ここで、地上固定座標系を考える。図4は、車両固定座標系[x,y](破線)と地上固定座標系[X,Y](実線)を示す。図5は各パラメータを示す。
なお図5の一転鎖線で示された目標走行ラインは、例えば道路の幅の中心に沿って延びている。従って図5において現在の車両は走行路内の右寄りを走行している状態を示している。また横変位fLdは、車両の前方注視点距離Ld位置における車両の位置(中心位置)と車両の(現在の)進行方向と直交する方向の目標走行ラインの位置との差である。
車両のヨーレートγ’は、反時計まわりを正と定義しているため、地上固定座標系に対して車両固定座標系がδだけ反時計回りに回転した位置にあるとすると、この時のδの方向が正となる(地上に対し車両が反時計回りに回転した時を正)。これより、式(3)を車両固定座標系から地上固定座標系に変換して、地上固定座標系の座標成分をそれぞれ[X1,Y1],[X0,Y0]とすると、これらは式(4)とあらわすことができる。
Figure 2016193678
また、目標走行ライン位置P1の移動速度について車両固定座標系の座標成分を[vx1,vy1]として地上固定座標系の[X1,Y1]で表わすと、これらは式(5)とあらわすことができる。
Figure 2016193678
式(4)を式(5)に代入するため、式(4)を微分すると、式(6)となる。
Figure 2016193678
式(6)の地上固定座標系[X’0,Y’0]を車両固定座標系[vx0,vy0]で表すと、式(7)となる。
Figure 2016193678
式(6)、式(7)を式(5)に代入すると、目標走行ライン位置P1の移動速度[vx1,vy1]は、座標系にかかわらず車両のヨーレートは等しいのでδ’=γ’であることを考慮して車両固定座標系で式(8)のように表される。
Figure 2016193678
また、目標走行ライン位置P1における接線の傾きeLdと目標走行ライン位置P1の速度との関係を車両固定座標系で表すと、式(9)となる。
Figure 2016193678
式(8)の2行目のvy1に式(9)を代入して整理し、走行路の曲率は緩やかとして|eLd|<<1からtan(eLd)≒eLdとすると、目標走行ラインに対する車両横速度y’Ldは、車両固定座標系で以下のように表される。
Figure 2016193678
式(10)を式(2)に代入するため、式(10)をvy0について解くと式(11)が得られ、さらに微分し車速の急変がないとしてv’x1≒0を考慮すると、式(12)が得られる。
Figure 2016193678
式(11),式(12)を式(2)に代入するとともに、車両の縦速度>>横速度、車両の速度に対するヨーレートの影響も微小と考えると車両固定座標系と地上固定座標系における車両の速度は等しいとみなせ、また車両速度変化も微小と考えるとvx0=vx1および地上固定座標系における車両縦方向速度も一定とできるので、地上固定座標系における車速(車輪速センサ6で検出され車速検出部24に入力される車速に等しい)をVとおくとV=vx0=vx1と考えることができるため、前方注視点距離を基準とした二輪モデルである式(13)が得られる。
Figure 2016193678
これを横速度y’Ldについて解くと、式(14)が得られる。
Figure 2016193678
ここで、式(14)におけるy’’Ldは車両左右方向の加速度なので、スリップ等の極端な横すべり角が生じていないとしてy’’Ldが発生している状態をカーブ走行状態と同一視できるとすると、y’’Ldは円運動の加速度となるので、式(15)のように考えることができる。式(15)を式(14)に代入すると式(14)の一部の項を相殺することができる。
Figure 2016193678
また、微分項であるe’Ldおよびγ’’は、カーブ突入または離脱の際の、曲率変化およびそれに応じた舵角変化によるヨーレート変化時のみ値が発生するもので、これらの項は若干のタイミングずれはあるが打ち消しあう方向の値になる。そのため、e’Ldおよびγ’’の項をまとめて省略すれば影響は少ないと考えられ、またこれらの項を省略することでy’Ld(最終的には目標舵角θ)の急変防止および式を簡素化することが可能となる。よって、前述の式(15)を代入し、e’Ldおよびγ’’の項を省略すると、式(14)は式(16)とすることができる。
Figure 2016193678
よって、横速度である式(16)を式(1)に代入して、θを目標舵角と考えてθで整理すると式(17)が得られる。
Figure 2016193678
最後に、式(17)において、係数k1〜k3を式(18)〜式(20)のようにおくと、式(1)が得られる。
Figure 2016193678
θ=k1・yLd+k2・eLd−k3・γ’ (1)
θ:目標舵角
k1〜k3:係数
yLd:前方注視点距離における横変位
eLd:前方注視点距離における目標走行ライン傾き
γ’:ヨーレート
係数k1〜k3に含まれる値について、Lf,Lrは重心−車輪軸間距離のため車両毎に決まった値であるが、Cf,Crはタイヤの摩擦力に関する値であり路面状態やタイヤ等により変化しλも制御応答に関する値のため状況に応じて変化させるのがよい。さらに、k1,k3には車速も含まれており、Ldも車速に応じて変更するとよいので、係数k1〜k3は車両状態量に応じて変更するとよく、特に、舵角変化に対する車両挙動変化への影響が大きい車速や、低摩擦係数(μ)路では舵角制御の応答を抑える必要がありCf,Crへの影響が大きい路面摩擦係数に応じて変更するとよい。
式(17)から得られる目標舵角については、目標舵角が過大な値になると、先の二輪モデルが適用できる条件を逸脱する恐れがあり、加えてCf,Cr特性も大きく変化するため、目標舵角に制限を掛けるとよい。これにより、車両が不安定になることも防止できる。また、車両挙動が急変することは望ましくないため、目標舵角の単位時間当たりの変化量も制限するとよい。
操舵制御部29は、目標舵角算出部26で得られた目標舵角に基づいて操舵トルクを算出しモータ3に目標電流を流す駆動信号を出力する。操舵トルクは、予め取得しておいた操舵角に対する操舵トルク特性を使用して、目標舵角に対応するトルクとして求めればよく、駆動信号は、モータ特性から操舵トルクを発生する目標電流として求めたものである。これらの操舵装置4の操舵角に対する操舵トルク特性およびモータ3のモータ特性は、メモリ103である記憶部Mに予め格納しておく。
次に、この発明の実施の形態による車両用操舵装置の動作について説明する。図6は、この発明の実施の形態1による車両用操舵装置における、一定周期(例えば0.01秒)で実行される処理を示す動作フローチャートである。
図6において、まず、ステップS101(路面摩擦係数推定部28)にて路面摩擦係数推定処理を実施して、路面摩擦係数推定値を求める。推定方法としては、前述の通り公知の方法でよく、車両のタイヤが路面から受ける路面反力トルクから推定すればよい。ここで得られた推定値は、目標舵角算出時に使用する係数の補正に使用する。
次に、ステップS102(目標走行ライン設定部22)では、目標走行ライン設定処理を実施して、目標走行ラインline_tgを設定する。目標走行ラインline_tgは、例えば、右側の車線境界線を基準として走行路幅の1/2の値に設定する。
ステップS103(横変位算出部23)では、横変位算出処理を実施して、車両の横変位yLdを算出する。まず、自車位置を右側の車線境界線からの距離として算出し、得られた自車位置から目標走行ラインline_tgを引いた値を、横変位yLdとして算出する。右側の車線境界線からの距離が検出できず左側の車線境界線からの距離のみ検出されている場合には、走行路幅から左側の車線境界線からの距離を引いた値を右側の車線境界線からの距離として算出する。
ステップS104(目標舵角算出部26)では、目標舵角算出処理を実施して、目標舵角ang_tgを算出する。算出方法の詳細は後述する(図7)。
最後に、ステップS105(操舵制御部29)で、操舵制御処理を実施し、モータ3へ駆動信号を出力して処理を終了する。まず、目標操舵トルクを、予め取得しておいた操舵角に対する操舵トルク特性を使用して目標舵角に対応するトルクとして求める。得られた目標操舵トルクから、モータ特性を使用して操舵トルクを発生する目標電流Imtr_tgを求める。目標電流Imtr_tgを駆動信号として出力することで、モータ3が駆動される。
次に、ステップS104(目標舵角算出部26)の目標舵角算出処理の詳細について、図7を用いて説明する。図7において、ステップS201で、目標舵角基本値ang_bsの算出式である式(1)における係数k1〜k3を算出する。係数k1〜k3は、式(18)〜式(20)で求められる。
まずk2は、路面摩擦係数推定値に応じて設定したCf,Crに基づいて算出する。
k1は、k2にλ/Vを掛けた値であり車速上昇に応じて減少する特性となる。またλは制御応答に関する値である。しかしながら、路面摩擦係数μが低下するに従いCf,Crが対応する横すべり角の範囲は減少するため路面摩擦係数μ低下に応じて目標舵角を小さくする必要がある。そこで、路面摩擦係数推定値の減少に応じて応答性を低下させる必要がある。そのため、k1は、車速上昇、路面摩擦係数推定値減少に応じて減少するよう設定する。
k3については、Ldは車速上昇に従い増加させる方がよい(例えば1秒程度の設定時間における走行距離)ため、車速に加え、別途設定されたLdと、Cf,Crの設定値に基づいて設定する。
ステップS202では、式(1)を用いて目標舵角基本値ang_bsを算出する。
ステップS201で算出した係数k1〜k3、
テップS103で算出した前方注視点距離における横変位yLd、
走行路認識部21から得られる前方注視点距離における目標走行ライン傾きeLd、
ヨーレート検出部25から得られるヨーレートγ’、を
それぞれ式(1)に代入して、目標舵角基本値ang_bsを算出する。
得られたang_bsに対し、ステップS203では、制限後目標舵角基本値ang_clpを算出する。目標舵角が過大な値になると、先の二輪モデルが適用できる条件を逸脱する恐れがある。加えてCf,Cr特性も大きく変化する。このため、目標舵角に制限を掛ける。また、高速走行時に舵角が大きくなると遠心力が大きくなるため、横方向加速度を抑制するためにも、制限を掛ける必要がある。そのため、ang_bsに対し、路面摩擦係数推定値に応じてCf,Crが対応する横すべり角の範囲に対応した舵角の範囲に制限するとともに、車速に応じて横方向加速度が設定値(例えば0.2G)以内となる舵角範囲に制限した値を、ang_clpとして算出する。
最後に、得られたang_clpに対し、ステップS204で、目標舵角ang_tgを算出して目標舵角算出処理を終了する。車両挙動が急変することは望ましくないため目標舵角の単位時間当たりの変化量を制限するものであり、高車速になるほど舵角変化に対する車両挙動は大きくなるため、車速上昇に従い変化量が小さくなるよう制限する。前回目標舵角ang_tg_oldを保存しておくとともに、車速に応じて変化量制限値dlt_angを設定し、ang_clpに対しang_tg_old±dlt_angの範囲に制限した値を、目標舵角ang_tgとして算出する。
なお、上記説明では、図2はコントロールユニットの機能ブロック図として説明したが、車両用操舵装置全体の機能ブロック図としてもよい。
この場合、走行路認識部21は、カメラ8をさらに含み、走行路を認識するために前方画像を撮影し、目標走行ライン設定部22、横変位算出部23、目標舵角算出部26に前方走行路情報を提供するものとなる。
車速検出部24は、車輪速センサ6をさらに含み、車速を検出し目標舵角算出部26に提供する。
ヨーレート検出部25は、ヨーレートセンサ7をさらに含み、車両のヨーモーメントを検出し目標舵角算出部26に提供する。
路面摩擦係数推定部28は、公知の方法により路面摩擦係数を推定し目標舵角算出部26に提供するものであり、路面反力トルクセンサ(詳細な図示省略)を備えた操舵装置4をさらに含む。
また、車速検出部24とヨーレート検出部25が車両状態量検出部を構成し、車速、ヨーレートが車両状態量となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、目標舵角を操舵トルクに変換しモータ3を駆動して舵角の制御を行ったが、舵角制御をより正確に行うため、実舵角を検出し実舵角が目標舵角となるようフィードバック制御を行ってもよい。
図8はこの発明の実施の形態2による車両用操舵装置における操舵系システム構成の一例を示す構成図である。実施の形態1からの変更点として、ヨーレートセンサの代わりに舵角センサ9を備える。舵角センサ9で実舵角を検出することで、実舵角が目標舵角となるようフィードバック制御することができるとともに、公知の方法にてヨーレートを推定することでヨーレートセンサを不要とすることができる。
図9は、図8の車両用操舵装置およびコントロールユニット10の機能ブロック図である。以下の説明ではコントロールユニット10の機能ブロック図となる。各機能ブロックの処理は図11のメモリ103に格納されたプログラムに従ってプロセッサ102により実行される。実施の形態1からの変更点として、ヨーレート検出部25を無くし、舵角検出部27を追加している。舵角検出部27は、舵角センサ9で検出された実舵角の実舵角信号を入力して目標舵角算出部26に提供する。
また、目標舵角算出部26には、実施の形態1の機能に加え、ヨーレートを推定する処理が追加されている。さらに操舵制御部29は、操舵トルク算出の代わりに、実舵角が目標舵角となるようフィードバック制御することによりモータ3の駆動信号を出力する。
コントロールユニット10の処理における実施の形態1(図6)との相違点は、ステップS104の目標舵角算出処理とステップS105の操舵制御処理の内容にある。ステップS105の操舵制御処理については、前述の通り、実舵角が目標舵角となるようフィードバック制御する機能を備えたことである。フィードバック制御については、公知の方法でよく、PID(Proportional-Integral-Derivative)制御等により実舵角と目標舵角の差が減少するようモータ3の駆動信号(目標電流)を求めればよい。
ステップS104の目標舵角算出処理については、図10を用いて説明する。図10において、ステップS301で、実舵角からヨーレート推定値を算出する。算出方法としては、車速と実舵角から発生するヨーレートを、車速、実舵角、ヨーレートの関係として予め記憶部M(メモリ103)に記憶しておき、参照することで求めればよい。また、二輪モデル等を使用して適宜求めてもよい。ステップS301の後のステップS302〜S305は、実施の形態1の図7のステップS201〜S204とそれぞれ同様であり、式(1)を用いた目標舵角演算に関しても違いはない。但し、ステップS303で使用するヨーレートγ’は、ステップS301で算出したヨーレート推定値を使用する。
本実施の形態では、操舵制御部29として、電動パワーステアリング装置をベースとしているが、操舵を制御できるものであればよく、例えばハンドルと転舵輪との間の機械的リンクを廃したステアリングバイワイヤと称される操舵装置でもよい。
走行路認識部21や横変位算出部23に使用するカメラ8についても、これに限るものではない。例えばGPS(Global Positioning System)を使用したカーナビゲーションシステムから得られる地図情報および自車位置情報を用いて、走行路、自車位置の認識を行ってもよい。また、ヨー角の検出は、ヨーレートの積分、目標走行ラインと実際の走行軌跡との比較などから行えばよい。
上記ではレーンキープアシストを想定したシステムについて述べたが、これに限らず、本発明を駐車支援システム、自動運転システム等に使用してもよい。本発明は、それぞれのシステムにおいて設定される目標走行ラインを追従するよう転舵輪を操舵する際に適用できる。
なお上記の説明では、図9はコントロールユニットの機能ブロック図として説明したが、上記実施の形態と同様に、車両用操舵装置全体の機能ブロック図としてもよい。
この場合、上記実施の形態に加えて、舵角検出部27が、舵角センサ9をさらに含み、実舵角を検出し目標舵角算出部26に提供する。
この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の特徴の可能な組み合わせを全て含む。
1 車両、2 ハンドル、3 モータ、4 操舵装置、5 タイヤ、
6 車輪速センサ、7 ヨーレートセンサ、8 カメラ、9 舵角センサ、
10 コントロールユニット、21 走行路認識部、22 目標走行ライン設定部、
23 横変位算出部、24 車速検出部、25 ヨーレート検出部、
26 目標舵角算出部、27 舵角検出部、28 路面摩擦係数推定部、
29 操舵制御部、101 インタフェース(I/F)、102 プロセッサ、
103 メモリ、M 記憶部。

Claims (15)

  1. 車両が走行する走行路を認識する走行路認識部と、
    前記車両が前記走行路に追従して走行するための目標走行ラインを設定する目標走行ライン設定部と、
    前記車両の前方注視点距離における前記目標走行ラインと前記車両との位置の差である横変位を検出する横変位算出部と、
    前記横変位を縮小させるよう目標舵角を算出する目標舵角算出部と、
    前記目標舵角算出部が算出する前記目標舵角に基づいて前記車両の舵角を制御する操舵制御部と、
    を備え、
    前記目標舵角算出部は、前記横変位が縮小するよう前記横変位の変化量である横速度を制御し、前記横速度に基づいて前記目標舵角を算出する、
    車両用操舵装置。
  2. 前記車両の車両状態量を検出する車両状態量検出部と、
    前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出部と、
    をさらに備え、
    前記走行路認識部が、前記車両と前記車両の前方注視点距離における前記目標走行ラインとの傾きである目標走行ライン傾きを検出し、
    前記目標舵角算出部は、前記車両状態量、前記ヨーレート、前記目標走行ライン傾きおよび前記横変位を使用して前記目標舵角を算出する、
    請求項1に記載の車両用操舵装置。
  3. 前記目標舵角算出部は、前記目標舵角を、
    θ=k1・yLd+k2・eLd−k3・γ’
    θ:目標舵角
    k1〜k3:係数
    yLd:前方注視点距離における横変位
    eLd:前方注視点距離における目標走行ライン傾き
    γ’:ヨーレート
    により算出する請求項2に記載の車両用操舵装置。
  4. 前記目標舵角算出部は、前記車両状態量に応じて前記係数k1〜k3を変更する請求項3に記載の車両用操舵装置。
  5. 前記車両状態量検出部が、車両の速度を検出する車速検出部からなり、前記車両状態量が車速である請求項4に記載の車両用操舵装置。
  6. 前記車両状態量検出部が、前記車両が走行している路面とタイヤとの摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定部からなり、前記車両状態量が路面摩擦係数である請求項4に記載の車両用操舵装置。
  7. 前記目標舵角算出部は、前記目標舵角の単位時間当たりの変化量を制限して算出する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の車両用操舵装置。
  8. 前記目標舵角算出部は、前記目標舵角を制限して算出する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の車両用操舵装置。
  9. 前記操舵制御部は、前記目標舵角を操舵トルクに換算して前記車両の実舵角を制御する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の車両用操舵装置。
  10. 前記車両の実舵角を検出する舵角検出部を備え、
    前記操舵制御部は、前記車両の実舵角が前記目標舵角となるようにフィードバック制御する、
    請求項1に記載の車両用操舵装置。
  11. 前記ヨーレート検出部の代わりに、前記車両の実舵角を検出する舵角検出部をさらに備え、
    前記目標舵角算出部が、前記実舵角からヨーレートを推定する、
    請求項2から6までのいずれか1項に記載の車両用操舵装置。
  12. 前記目標舵角算出部は、前記目標舵角の単位時間当たりの変化量を制限して算出する、請求項10または11に記載の車両用操舵装置。
  13. 前記目標舵角算出部は、前記目標舵角を制限して算出する、請求項10から12までのいずれか1項に記載の車両用操舵装置。
  14. 前記操舵制御部は、前記車両の実舵角が前記目標舵角となるようにフィードバック制御する、
    請求項10から13までのいずれか1項に記載の車両用操舵装置。
  15. 車両が走行する走行路を認識する工程と、
    前記車両が前記走行路に追従して走行するための目標走行ラインを設定する工程と、
    前記車両の前方注視点距離における前記目標走行ラインと前記車両との位置の差である横変位を検出する工程と、
    前記横変位を縮小させるよう目標舵角を算出する工程と、
    前記目標舵角に基づいて前記車両の舵角を制御する工程と、
    を備え、
    前記目標舵角を算出する際に、前記横変位が縮小するよう前記横変位の変化量である横速度を制御し、前記横速度に基づいて前記目標舵角を算出する、
    車両操舵制御方法。
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