JP2016193469A - 工作機械の当接検出方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正常運転時におけるモータの出力トルクの増大に影響されることなく、ワーク検出具とワークとの当接や工具とワークとの衝突ないし干渉をより確実にかつ速やかに検出することができる技術手段を提供する。【解決手段】ワークwの計測箇所pの検出や工具4の衝突検出において、主軸台3bの送りモータ5や刃物台11の送りモータ6、7の異常負荷のしきい値(検出レベル)をこれらのモータの出力トルクに関連する物理量の単位時間当りの増加量の値で設定し、検出された前記物理量の単位時間当たりの変化量をしきい値と比較することにより、刃物台の加速時やワークの重切削時に生ずる大きな出力トルクより低いトルクでの検出を可能にした。【選択図】図1

Description

この発明は、刃物台に装着した工具やワーク検出具がワークや主軸チャックなどに当接したことを検出する方法及び装置に関するものである。
工作機械にワークが正しい姿勢で装填されたことを確認するために、あるいは素材寸法や素材の先端の位置を計測するために、更にはワークが正しく加工されたかどうかを確認するために、工作機械の機内でワークの位置や寸法を計測することが行われる。NC工作機械は、制御器が刃物台の位置を認識しているので、刃物台の定められた位置に所定寸法のワーク検出具を装着し、当該ワーク検出具がワークに当接したときの刃物台の位置を読み取ることによって、ワークの位置や寸法を計測することができる。
すなわち、ワーク検出具を装着した刃物台をワークに向けて移動し、ワーク検出具がワークに当接したときに刃物台を停止させると共に、そのときの刃物台の位置を読み取ることによって、ワークの位置を計測し、装填されたワークの基準位置から当接位置までの差によって、ワーク寸法を計測するのである。
また、加工プログラムに従って多数のワークを連続加工する場合、プログラムミスによって加工中に工具がワークやワークを把持しているチャックなどに衝突するのを避けるために、加工プログラムを1ステップずつ実行するテスト加工が行われる。このテスト加工の際に、工具がワークやチャックに衝突したときに、刃物台を直ちに停止しないと工具の破損などの重大事故が発生する。そこで工具が衝突したときに刃物台の移動を直ちに停止する必要があり、そのために工具とワークやチャックとの当接を検出する必要がある。
ワーク検出具や工具がワークに当接すると、刃物台の送り抵抗が増加する。刃物台は各軸方向の送りモータによって移動しているので、送りモータの出力トルクが増加する。そこで刃物台の送り移動中に送りモータのトルクを監視し、トルクが予め設定したしきい値に達したときに、当接ないし衝突と判断して直ちに刃物台を停止させるという制御が行われている。
モータのトルクは、モータを流れる電流値と相関関係があるので、モータ電流を検出することによって出力トルクの変化を検出することができる。モータがサーボモータやそれに類似した制御系を備えたモータ(例えば一部の主軸モータ)であれば、特許文献1や2に記載されているように、制御器からサーボアンプに与えられる位置指令(送り移動指令)と実際に刃物台が動いた値を示す位置フィードバック信号との差信号である位置偏差を用いて刃物台の移動状態を監視することができる。
すなわち、刃物台が制御器の指令通りに動いているときは、制御器から次々と出力される位置指令に従って刃物台が移動するから、位置指令と位置フィードバック信号の差信号である位置偏差はゼロに近いほぼ一定の値を維持する。一方、ワーク検出具がワークに当接したり、工具とワークやチャックとの予期しない衝突が生じたときには、刃物台の移動が妨げられるので、刃物台は位置指令に従って動くことができなくなり、位置指令より少ない位置フィードバック信号しか返ってこなくなるので、位置偏差が増大する。
そこで、制御器に位置偏差のしきい値を設定しておいて、位置偏差がしきい値に達したことを当接の判定条件とすることも行われている。位置偏差を安定条件とする制御は、電流値を安定条件とする制御に比べて速やかにかつ正確にワーク検出具や工具の当接を検出することができる。
特開平5−245740号公報 特許第4271272号公報
工作機械の多機能化に伴って刃物台の重量が増大する。例えば、多くの工具を装着可能にしたタレット刃物台や大径の回転工具を装着可能にした複合刃物台などでは、タレットの大型化や工具駆動モータの大型化により、刃物台の重量が増大する。刃物台の重量が増大すると、その移動に必要な送りモータのトルク、特に移動開始時の送りモータのトルクが増大し、それに伴って、位置指令に対する刃物台の移動に遅れが生じ、位置偏差が増大する。
ワーク検出具や工具の当接を検出するしきい値は、正常運転時に生ずる最大値よりも高く設定する必要がある。刃物台の重量が増大したり、生産性や稼働率を向上させるために刃物台の移動速度、特に早送り時の刃物台の移動速度を速くしたときには、移動開始時に大きな慣性力が作用して送りモータの出力トルクが大きくなるから、当接検出用のしきい値を高くせざるを得ない。
しかし、このしきい値を高くすると、ワーク検出具や工具が当接したときに、ワーク検出具や工具に作用する応力が増大する。そのため、繰り返し大きな応力が作用することによってワーク検出具が疲労破壊したり、衝突によって小型の工具が折損するというようなことが起こる。
そこでこの発明は、正常運転時におけるモータの出力トルクの増大に影響されることなく、ワーク検出具とワークとの当接や工具とワークとの予定していない当接(衝突ないし干渉)をより確実にかつ速やかに検出することができる技術手段を提供することを課題としている。
この発明は、モータの出力トルクないし出力トルクに関連する物理量の単位時間当りの増加量(以下、「トルク増加率」と言う。)を制御器31に設定されたしきい値と比較してワーク検出具8とワークwとの当接や工具4とワークwないしチャック2(2a、2b)との衝突を検出することによって上記課題を解決したものである。
すなわち、ワークwの計測箇所pの検出や工具4の衝突検出において、主軸台3bの送りモータ5や刃物台11の送りモータ6、7の異常負荷のしきい値(検出レベル)をこれらのモータのトルク増加率の値で設定し、検出される当該モータの出力トルクないし出力トルクに関連する物理量の単位時間当たりの変化量(以下、「トルク変化率」と言う。)をしきい値と比較することにより、刃物台の加速時やワークの重切削時に生ずる大きな出力トルクより低いトルクでの検出を可能にしたものである。
この発明の工作機械の当接検出装置は、工具4やワーク検出具8とワークwや主軸チャック2との当接を検出する工作機械の当接検出装置であって、制御対象となるモータ5、6、7、9のトルク変化率を演算ないし検出する微分器33ないし差分検出器24と、当該モータのトルク増加率のしきい値を設定する設定器35と、微分器33や差分検出器24から出力されたトルク変化率と前記しきい値とを比較する比較器34とを備え、比較器34は、微分器33ないし差分検出器24の出力がしきい値に達したときに当接信号iを出力するというものである。
すなわちこの発明は、工具4ないしワーク検出具8とワークwとの当接を判定するためのしきい値として、主軸台送りモータ5や工具送りモータ6、7のトルク増加率をしきい値とするというものである。
NC工作機械では、主軸台送りモータ5や工具送りモータ6、7は、サーボモータである。この場合のトルク増加率のしきい値としては、これらの送りモータに与える位置指令aと当該モータから返される位置フィードバック信号bとの差信号(位置偏差)cの単位時間当たりの変化量をしきい値とすること、又はこれらの送りモータに与える速度指令dと当該モータから返される速度フィードバック信号eとの差信号(速度偏差)fをしきい値とすることで、特別な機器(ハードウェア)を設けることなく、正確な当接検出が可能になる。
ワーク検出具8とワークwとの当接検出を行うためのしきい値(検出レベル)をモータ5、6、7、9の負荷トルクの値とするのではなく、トルク増加率とすることで、より低いトルクで当接検出を行うことができ、当接時のワーク検出具8やワークwに作用する衝撃力を軽減することができる。
また、工具4の衝突検出の検出レベルとしてモータ5、6、7、9のトルク増加率を用いることも可能であり、常時監視により衝突検出と衝突検出時の刃物台11の移動停止を行うことにより、機械衝突時の損傷を軽減することができる。
この発明の第1実施例のブロック図 工具とワークの衝突の説明図 第2実施例の要部のブロック図
以下、図1に示す2主軸対向旋盤を例にして、この発明の実施形態を説明する。図の2主軸対向旋盤は、同一主軸軸線s上で対向する左主軸1aと右主軸1bを備えている。左主軸1aと右主軸1bの互いが対向する端部には、左チャック2aと右チャック2bとが装着されている。左主軸1aは、ベッド(図示されていない。)に固定された左主軸台3aに軸支されている。右主軸1bは、ベッドに設けた主軸軸線方向(Z軸方向)のガイドに移動自在に搭載された右主軸台3bに軸支されている。右主軸台3bは、主軸台送りモータ5で正逆回転するZ軸方向の主軸送りねじ15に螺合している。
主軸軸線sの側方には、刃物台11が配置されている。2主軸対向旋盤には、通常、複数の刃物台が装着されるが、図はそのうちの1個のみを示している。刃物台11は、タレット12を備えている。タレット12は、加工に必要な工具4の装着箇所として複数の工具装着ステーションを備えている。図の例では、刃物台11の工具装着ステーションの1箇所に、ワーク検出具8が装着されている。
刃物台11は、サドル(Z軸方向の送り台)13を介して装着されている。サドル13は、前記ベッドに搭載されたZ軸送りモータ7により正逆回転駆動されるZ軸送りねじ17に螺合している。刃物台11は、サドル13に搭載されたX軸送りモータ6により正逆回転駆動されるX軸送りねじ16に螺合している。左主軸1a及び右主軸1bは、それぞれの主軸台に搭載された左主軸モータ9a及び右主軸モータ9bで回転駆動される。主軸モータ9a、9bは、位相制御(回転角制御)される低速回転と位相制御されない高速回転(旋削加工時の回転)とに切換可能である。
主軸台送りモータ5、Z軸送りモータ7及びX軸送りモータ6は、サーボアンプ21を介して制御されるサーボモータである。図には、Z軸送りモータ7の制御系のみを示しているが、主軸台送りモータ5及びX軸送りモータ6も同様な制御系を備えている。
サーボアンプ21は、差分検出器23、24、補償回路25、パワーアンプ26及び微分器27を備えている。差分検出器23は、NC装置31から与えられる位置指令aとZ軸送りモータ7に装着されたパルスエンコーダ14から与えられる位置フィードバック信号bとの差信号(位置偏差)cを補償回路25に与えている。補償回路25は、位置偏差cに基づく速度指令dを算出して差分検出器24に与えている。差分検出器24は、補償回路25から与えられた速度指令dと位置フィードバック信号bを微分器27で微分して得られた速度フィードバック信号eとの差信号(速度偏差)fをパワーアンプ26に与えている。パワーアンプ26から出力される電流は、最大電流設定器28の設定値で制限される。NC装置31はこの設定値を必要なタイミングで増減する。
NC装置31は、微分器33、比較器34及びしきい値設定器35を備えている。差分検出器23から出力される位置偏差cは、微分器33で微分されて、すなわち位置偏差cの増減率(単位時間当たりの位置偏差の変化率)gに換算されて、比較器34に与えられている。一方、Z軸送りモータ7のトルク増加率の判定値hは、しきい値設定器35に設定されて比較器34に与えられている。比較器34は、位置偏差cの増減率gが判定値hに達したときに制御出力iを出力する。NC装置31は、制御出力iが出力されたとき、Z軸送りモータ7を停止させると共に、刃物台11の座標(制御対象が主軸台送りモータや主軸モータのときは、主軸台の座標や主軸の位相)を読み取ってメモリに記憶する。
次に、上記構成を備えた2主軸対向旋盤における左チャック2aに把持されたワークwの寸法計測動作について説明する。タレット12の工具取付ステーションの1箇所にワーク検出具8を装着し、タレット12の割出動作と刃物台11の移動により、ワーク検出具8の先端をワークwの計測箇所pの直近に設定した計測開始位置に位置させる。計測位置は、ワークwの寸法のばらつきの範囲外でかつできるだけ計測箇所pに近い位置に設定する。
次に、最大電流設定器28でZ軸送りモータ7(X軸方向の寸法を計測するときはX軸送りモータ6)のトルクを制限した状態で、刃物台11をワークwに向けて低速移動する。刃物台11の移動時においては、NC装置31の位置カウンタ32に目標位置が次々と設定される。刃物台11がそれに従って移動する通常状態では、位置指令aと位置フィードバック信号bとの差信号である位置偏差cはほぼ一定の値を維持している。
この状態でワーク検出具8がワークwに当接すると、Z軸送りモータ7にかかる負荷トルクの増大によって、Z軸送りモータ7は強制的に停止させられる。すると位置カウンタ32のカウント値が変化し続けるのに対して位置フィードバック信号bがこれに追従できないので、位置偏差cが急激に増加する。この増加の程度(増加率)が設定器35に設定されたしきい値に達すると、比較器34が制御出力iを出力し、Z軸送りモータ7を停止させると共に刃物台11の座標をメモリに記憶する。
刃物台の基準位置(NC装置が認識している位置)とワーク検出具の先端との距離及び左チャックの位置は分かつているので、記録された刃物台の座標からワーク寸法を演算できる。
以上の説明は、刃物台11に装着したワーク検出具8でワークwの位置や寸法を計測する例であるが、主軸台送りモータ5について同様の制御を行うことにより、右チャック2bに把持されたワークの先端を検出できる。例えば、左チャック2aから右チャック2bへのワーク受け渡し時に、左チャック2aで把持されたワークwの先端が右チャック2bの基準面に当接したことを検出することができ、ワークwが右チャック2bに確実に挿入されたことを検出できると共に、そのときの刃物台11の位置から、ワーク先端の位置やワークの長さを検出できる。
次に、図2を参照して、ワーク加工中における衝突検出について説明する。図2は、段差rを有するワークwをタレット12に装着したバイト4で旋削している状態を示している。加工プログラムが、バイト4をZ軸マイナス方向(段差に接近する方向)に送りかつ加工終了位置が段差rの位置よりマイナス側になっていると、加工途中でバイト4が段差rに衝突する。工具が衝突すると、Z軸送りモータ7に次々と送り指令aが与えられるにも関わらず刃物台が強制的に停止させられるので、位置偏差cが増加する。この増加の程度(増加率)が設定器35に設定されたしきい値に達すると、比較器34が制御出力iを出力し、Z軸送りモータ7を停止させるから、工具の損傷やワークが加工不良品となるのを防止できる。衝突対象物の硬度や剛性が高ければ高いほど、衝突したときに位置偏差cの増加率は急激になるので、位置偏差cの値によって衝突を検出する従来手段に比べてより早く刃物台を停止させることができ、工具やワークの損傷をより確実に防止できる。
図1の例では、工具送りモータ7の出力トルクの単位時間当たりの変化量をサーボアンプ21から取得した位置偏差cを微分器33で微分することによって取得している。サーボアンプ21の差分検出器24は、補償回路25から与えられた速度指令dと位置フィードバック信号bを微分器27で微分して得られた速度フィードバック信号eとの差信号(速度偏差)fを検出している。従って、この検出値fを比較器34に直接与えて判定値hと比較して制御出力iを出力させる制御も可能である。
以上は、サーボモータのトルク変動に応じて位置偏差cや速度偏差fが変化することを利用して、Z軸送りモータ7のトルク変動を監視し、負荷トルクの増加率が判定レベルを超えたことを検出する例を示したものである。モータの負荷トルクは、モータを流れる電流値によって検出することもできる。図3は、その場合の例を示したものである。すなわち、電流計36で検出したパワーアンプ26の出力電流を微分器33で電流の増減率に変換し、比較器34でしきい値設定器35に設定された判定値と比較し、電流の増加率が判定値に達したときに制御出力iを出力する例である。
上記のように、この発明は、モータを流れる電流値を検出することによっても実施可能であるが、前述した位置偏差や速度偏差を用いる方法は、より正確なトルク変動の検出が可能で、この発明の実施により適している。
上記と同様な制御は、主軸台送りモータ5や主軸モータ9a、9bにも適用することができる。前述したように、ワークwを左チャック2aから右チャック2bに受け渡すときの右主軸台3bのワークwへの接近時に、上記と同様にして、主軸台送りモータ5の負荷トルクの増加率を監視することで、ワークwが右チャック2bに挿入されたことを速やかに検出して右チャック2bの接近動作を停止することができる。また主軸モータについて同様な制御を行うことにより、例えば、主軸を低速回転して行うコンタリング加工時の工具の衝突の検出や、刃物台に装着したワーク検出具8をワークwの周面に接近させてワークwを低速回転することで、その周面に設けた突出部の位相を計測することが可能である。
2(2a、2b) チャック
3(3a、3b) 主軸台
4 工具
5 主軸台送りモータ
6 X軸送りモータ
7 Z軸送りモータ
8 ワーク検出具
9 主軸モータ
23 検出器
11 刃物台
31 制御器
33 微分器
34 比較器
35 しきい値設定器
a 位置指令
b 位置フィードバック信号
c 差信号(位置偏差)
f 差信号(速度偏差)
i 制御出力(当接信号)
p 計測箇所
w ワーク

Claims (4)

  1. 工具ないしワーク検出具とワークとの当接を検出する工作機械の当接検出装置において、制御対象となるモータの出力トルクに関連する物理量の単位時間当たりの変化量であるトルク変化率を演算ないし検出する検出器と、増加する側の当該変化率であるトルク増加率のしきい値を設定する設定器と、前記検出器から出力されたトルク変化率と前記しきい値とを比較する比較器とを備え、当該比較器は、前記検出器の出力がしきい値に達したときに当接信号を出力する、工作機械の当接検出装置。
  2. 工具ないしワーク検出具とワークとの当接を検出する工作機械の当接検出方法において、当接を判定するためのしきい値として、工具送りモータの出力トルクの単位時間当たりの増加量をしきい値とする、工作機械の工具ないしワーク検出具とワークとの当接検出方法。
  3. 前記工具送りモータがサーボモータである請求項2記載の当接検出方法において、前記しきい値が、当該モータに与える位置指令と当該モータから与えられる位置フィードバック信号との差信号の単位時間当たりの増加量に対するしきい値である、請求項2記載の当接検出方法。
  4. 前記工具送りモータがサーボモータである請求項2記載の当接検出方法において、前記しきい値が、当該モータに与える速度指令と当該モータから返される速度フィードバック信号との差信号についてのしきい値である、請求項2記載の当接検出方法。
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