JP2016193136A - ポンプ付容器の駆動装置 - Google Patents

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嘉晃 宇呂
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Abstract

【課題】ノズルからの液垂れの影響を防止することが可能なポンプ付容器の駆動装置を提供する。【解決手段】ガイド部材13は、操作部31bが容器31aから突出された第1の位置において、ノズル31cの先端部を装置本体11の内部に位置させ、操作部31bが容器31a内に移動され、液体を吐出する第2の位置において、ノズル31cの先端部を装置本体11の外部に案内する溝13aを有している。センサ41により使用者が検知された場合、スライダ44は、駆動部43により駆動され、操作部31bを前記第1の位置から前記第2の位置へ駆動する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、例えば液体が収容されたディスペンサとしてのポンプ付容器のポンプを駆動する装置に関する。
一般に、洗浄液などの液体が収容された市販のディスペンサは、容器に設けられたポンプを使用者が押下することにより、一定量の液体がノズルから液体のまま、又は液体に気体が混合され、泡状、或いは霧状に変化されて吐出される。
例えば医療施設などにおいて使用されるディスペンサは、衛生上の理由からポンプに触れることなく液体がノズルから吐出される必要がある。このため、センサにより使用者を検出してポンプを駆動する駆動装置が開発されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特開2001−153036号公報 特開平5−253090号公報
上記従来の駆動装置を用いたディスペンサは、ポンプを駆動して容器内の液体をノズルから吐出させた後、ノズルが定常位置に戻った状態において、ノズル内に残った液体がノズルから垂れる所謂液垂れが発生していた。一般に、この種のディスペンサは例えば壁に設置され、液垂れが生じた場合、ディスペンサより下方の液が滴下された床材が変色したり、汚染したりするなどの問題を有している。この液垂れを防止するため、ノズルの径を小さくしたり、ノズルの先端に開閉弁を設けるなどの対策が施されていたが、十分ではなかった。
本実施形態は、ノズルからの液垂れの影響を防止することが可能なポンプ付容器の駆動装置を提供するものである。
実施形態のポンプ付容器の駆動装置は、ノズルを有するポンプの操作部がばねにより容器から突出される方向に付勢されたポンプ付容器の駆動装置であって、前記ポンプ付容器が装着される装着部を有する本体と、前記本体に設けられ、前記操作部が容器から突出された第1の位置において、前記ノズルの先端部を前記本体の内部に位置させ、前記操作部が前記容器内に移動され、前記容器内の液体を前記ノズルから吐出する第2の位置において、前記ノズルの先端部を前記本体の外部に案内する溝を有するガイド部材と、使用者を検知するセンサと、前記センサにより前記使用者が検知された場合、前記操作部を前記ばねの付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置へ駆動する駆動部とを具備している。
第1の実施形態を概略的に示す斜視図。 図1に示す駆動部の一例を示す斜視図。 図1に示す駆動部とスライド部材の一例を示す斜視図。 図4(a)(b)は、駆動部とスライド部材の動作を説明するために示す図。 図1に示すガイド部材の一例を示す斜視図。 図6(a)(b)は、第1の実施形態の動作を説明するために示す斜視図。 第2の実施形態を概略的に示す斜視図。 図8(a)(b)は、第2の実施形態の動作を説明するために示す斜視図。 第3の実施形態を概略的に示す斜視図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には、同一符号を付している。
(第1の実施形態)
(構成)
図1において、装置本体11は、装着部12を有している。この装着部12に一般的なポンプ付容器としてのディスペンサ31が装着される。ディスペンサ31は、例えば洗浄液などの液体が収容された容器31aと、図示せぬポンプを構成する操作部31bとにより構成されている。操作部31bは、容器31aに出入可能とされており、ポンプ内の図示せぬばねにより容器31aから突出する方向に付勢されている。操作部31bは、容器31aに対して回動自在に設けられており、操作部31bの一部にはノズル31cが設けられている。操作部31bを押下することにより、容器31a内の液体が一定量、ノズル31cから吐出される。
装着部12は、ディスペンサ31の容器31aを保持し、装置本体11から容器31aが容易に脱落しない構成とされている。具体的には、装着部12は、例えば容器31aを収容する図示せぬ凹部を有している。凹部の形状は、例えば容器31aを収容でき、容器31aを収容した状態において、容器31aが装置本体11から容易に外れない形状であればよい。
装置本体11の例えば上部正面には、使用者の例えば手を検知するセンサ41が設けられている。このセンサ41は、例えば赤外線センサにより構成されている。センサ41の種類及び装着位置は、これに限定されるものではない。
センサ41は、装置本体11内に設けられた制御部42に接続されている。この制御部42は、駆動部43に接続されている。駆動部43は、ディスペンサ31の操作部31bを押し下げる駆動部材としてのスライダ44に連結されている。尚、駆動部43とスライダ44とを、操作部31bを駆動する駆動部とも言う。
図1に示すように、装置本体11の内部には、ガイド部材13が設けられ、ガイド部材の両側にカバー14a、14bが設けられている。カバー14a、14bは、例えば装置本体11に固定されている。ガイド部材13は、ディスペンサ31のノズル31cの回動及び上下動を案内する。ガイド部材13の例えばカバー14a側の端部は、装置本体11に対して回動可能に設けられ、ガイド部材13を回動して開いた状態で、ディスペンサ31が装置本体11の装着部12に対して着脱することが可能とされている。しかし、ディスペンサ31を装着部12に対して着脱することが可能であれば、ガイド部材13は、固定されていてもよい。
図1は、装置本体11の装着部12にディスペンサ31が収容され、ガイド部材13が閉じられた状態を示している。この状態において、ディスペンサ31の操作部31bは、容器31aから突出した第1の位置にあり、ノズル31cは、装置本体11の内部に回動され、カバー14bの裏側に位置されている。ガイド部材13の具体的な構成については後述する。
(駆動部の構成)
図2、図3は、駆動部43の一例を示している。
図2に示すように、駆動部43は、例えば装置本体11の上部に設けられている。駆動部43は、制御部42に接続されたモータ43aと、モータ43aに連結され、モータ43aの回転速度を減速させるギアボックス43bと、ギアボックス43b内の1つのギア43cの一部に設けられた突起としての例えばボス43dを含んでいる。ボス43dは、スライダ44に連結される。
図3に示すように、スライダ44は、第1の部分44aと第2の部分44bを有している。第1の部分44aは、ディスペンサ31の操作部31b上に当接される。第2の部分44bは、第1の部分44aと直交して設けられている。スライダ44は、第2の部分44bに沿って図示矢印A、B方向に移動可能に装置本体11に保持されている。第2の部分44bは、駆動部43のボス43dが係合される溝44cを有している。溝44cは、その長手方向がスライダ44の移動方向と直交する方向に配置されている。このため、ボス43dがギア43cの回転に従って溝44c内を移動することにより、スライダ44は、図示矢印A、B方向に駆動される。
駆動部43は、センサ41により使用者の手が検出されると、制御部42により、一定時間Tだけ駆動される。具体的には、モータ43aは、制御部42により、ギア43cが1回転する時間Tだけ駆動される。スライダ44は、ギア43cが1回転することにより、図示矢印A、B方向に1往復される。
具体的には、図4(a)に示すように、センサ41により使用者の手が検出されていない停止状態において、ギア43cは、ボス43dがギア43cの回転方向の最上部に位置した状態で停止されている。この状態において、ボス43dは、スライダ44の溝44cの長手方向中央部に位置しており、スライダ44も最上部に位置されている。このとき、ディスペンサ31の操作部31bは、ポンプに内蔵されたばねの付勢力により、押し上げられ、容器31aから突出された第1の位置に位置されている。操作部31bが第1の位置に位置されているとき、スライダ44の第1の部分44a操作部31bの上部に当接されている。
この状態において、センサ41により使用者の手が検出されると、制御部42によりモータ43aが駆動され、図4(a)に示すように、ギア43cが例えば図示矢印C方向に駆動される。これに伴い、ボス43dが溝44c内を移動し、スライダ44が図示矢印A方向に下降される。スライダ44の移動に伴い、ディスペンサ31の操作部31bが押し下げられる。
図4(b)に示すように、ギア43cが1/2回転され、ボス43dが最下部に位置されると、スライダ44も最下部に移動される。これに伴い、スライダ44に押されたディスペンサ31の操作部31bがノズル31cから液体を吐出する第2の位置に移動される。
この後、ギア43cがさらに図示矢印C方向に回転されると、スライダ44は、図示矢印B方向に上昇される。ギア43cが図4(b)に示す最下部から1/2回転され、図4(a)に示す位置に移動されると、モータ43aが停止される。
スライダ44が、図示矢印B方向に上昇されるとき、ディスペンサ31の操作部31bは、図示せぬばねの付勢力により、上昇される。
(ガイド部材の構成)
前述したように、装置本体11には、ディスペンサ31のノズル31cを回動させるガイド部材13が設けられている。このガイド部材13は、操作部31bが容器31aから突出された第1の位置において、ノズル31cの先端部を装置本体11の内部に位置させ、操作部31bが容器31a内に移動され、ノズル31cから液体を吐出する第2の位置において、ノズル31cを装置本体11の外部に位置させる。
図5、図6(a)(b)は、ガイド部材13の一例を示すものである。図5に示すように、ガイド部材13は、例えば第1の部分13−1、第2の部分13−2と、第1の部分13−1と第2の部分13−2の間に設けられた円弧状の第3の部分13−3を有している。第1の部分13−1は、前述したように、装置本体11に対して、例えば図示せぬヒンジにより回動自在に保持され、第2の部分13−2は、図示せぬロック装置により、装置本体11に固定可能とされている。第3の部分13−3は、第2の部分13−2が装置本体11に固定された状態において、ディスペンサ31の操作部31bを収容可能とされている。
ガイド部材13の第3の部分13−3には、ノズル31cが挿入され、ノズル31cを案内する溝13aが設けられている。溝13aは、操作部31bが容器31aから突出された第1の位置と、操作部31bが容器内に移動され、ノズル31cから液体を吐出する第2の位置との間で、ノズル31cを回動可能、且つ上下動可能に案内する。
具体的には、図5に示すように、溝13aは、第1の端部13a−1と、第2の端部13a−2と、第1の端部13a−1と第2の端部13a−2の間の傾斜部13a−3を有している。第1の端部13a−1と、第2の端部13a−2は、ノズル31cの回動方向に沿って例えば約90度離れており、第2の端部13a−2は、第1の端部13a−1より低い位置に配置されている。
第1の端部13a−1は、操作部31bが第1の位置にあるとき、ノズル31cを装置本体11の内部に収容する位置に配置されている。すなわち、第1の端部13a−1は、図1に示すように、カバー14bの裏側に位置している。カバー14bは、溝13aに連通した溝14b−1を有しており、ノズル31cは、この溝14b−1を通って移動可能とされている。尚、第1の端部13a−1は、ノズル31cを着脱するための切り欠き部を有している。
第2の端部13a−2は、図6(b)に示すように、操作部31bが第2の位置に位置するとき、ノズル31cが装置本体11の正面に位置し、液体を吐出する位置に配置される。第2の端部13a−2は、垂直方向の溝として形成されている。
図1、図5に示すように、装置本体11の内部で、溝13aの第1の端部13a−1近傍には、ノズル31cから漏れた液体を収容する収容部としての受け皿51が設けられている。この受け皿51は、例えばカバー14bの裏側に設けられている。具体的には、受け皿51は、操作部31bが第1の位置に位置され、装置本体11の内部に収容されたノズル31cの下方に配置されている。
(動作)
上記構成において、図5、図6(a)(b)を参照して動作について説明する。
図5に示すように、センサ41により使用者の手が検出されていない定常状態において、操作部31bは、図示せぬばねの付勢力により押し上げられ、第1の位置に移動される。このとき、操作部31bのノズル31cは、ガイド部材13の溝13aに沿って回動され、第1の端部13a−1に移動されている。このため、ノズル31cの先端部は、装置本体11内部で、受け皿51の上方に位置される。したがって、ノズル31cから垂れた液体は、受け皿51に収容される。
この状態において、センサ41により、使用者の手が検出された場合、制御部42により駆動部43が駆動され、スライダ44により操作部31bが押し下げられる。これに伴い、ノズル31cは、溝13aの傾斜部13a−3に沿って、図示矢印D方向に回動しながら下降される。
図6(a)に示すように、ノズル31cが溝13aの第2の端部13a−2に移動され、装置本体11の正面に位置された後、さらに、スライダ44が押下されると、操作部31bも押下され、図6(b)に示すように、ノズル31cは、第2の端部13a−2に沿って、垂直に押し下げられる。このため、ノズル31cから一定量の液体が吐出される。
この状態において、スライダ44が上昇されると、操作部31bは、ポンプに内蔵されたばねの付勢力により押し上げられ、図6(a)に示す第2の端部13a−2の上部に戻る。この後、さらに、スライダ44が上昇されると、これに伴い、ノズル13cは、第2の端部13a−2から傾斜部13a−3に沿って、第1の端部13a−1へ回動され、図5に示すように、装置本体11の内部に収容される。この状態おいて、ノズル31cの先端部は、受け皿51の上方に位置され、ノズル13cから液垂れが生じた場合、垂れた液は、受け皿51に収容される。受け皿51内の液体は、受け皿51内において蒸発される。このため、装置本体11の外部に液が垂れることを防止できる。
(第1の実施形態の効果)
上記第1の実施形態によれば、市販のディスペンサ31の操作部31bをガイド部材13、駆動部43、スライド部材44により押下、及び回動可能とし、センサ41により使用者の手が検知されていない定常状態において、ノズル13cを装置本体11の内部に収容させている。このため、装置本体11の外部に液が垂れることを防止できる。
また、センサ41により使用者の手が検知された場合、駆動部43、及びスライダ44により操作部31bが押下され、ノズル31cは、ガイド部材13の溝13aに従って回動されて装置本体11の正面に移動されて押下される。このため、自動的に一定量の液体を吐出させることが可能である。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態は、スライダ44により直接操作部31bを駆動した。この場合、ノズル31cがガイド部材13の溝13aに沿って回動しながら押下される。このため、ノズル31cが回動される途中で、ノズル31cから液体が吐出される可能性がある。
第2の実施形態は、ノズル31cの回動途中でノズル31cから液体が吐出されることを防止するものである。
図7は、第2の実施形態の要部を示すものであり、第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付している。
(構成)
図7において、ディスペンサ31の操作部31bは、容器31aから突出した第1の位置にある。この状態において、ガイド部材13は、操作部31bより上方に配置されており、ノズル31cは、ガイド部材13の下方に位置している。
スライダ44には、回動子としてのローテータ61が取着されている。ローテータ61は、操作部31bの回動方向(図示矢印D、E方向)に回動可能とされ、スライダ44と共に操作部31bの移動方向に移動される。ローテータ61は、一対の第1の係合部61aと、第2の係合部61bを有している。一対の第1の係合部61aは、ノズル31cの幅より若干広い間隔で配置され、第2の係合部61bは、例えば一対の第1の係合部61aの間に配置されている。一対の第1の係合部61aは、例えばガイド部材13の溝13aの第1の端部13a−1の高さと第2の端部13a−2の高さの差に相当する長さを有している。尚、第2の係合部61bは、一対の第1の係合部61aの間に限定されるものではなく、ガイド部材13の溝13aの位置に応じて変形可能である。
図7に示すように、ローテータ61は、一対の第1の係合部61aに間にノズル31cが挿入されるように装着される。この状態において、ローテータ61は、操作部31bの移動方向に沿って、操作部31bと独立に移動可能であるとともに、操作部31bに当接した状態において、操作部31bを押圧することが可能である。さらに、ローテータ61は、第2の係合部61bがガイド部材13の溝13aに従って回動可能とされ、ローテータ61の回動に伴いノズル31cが回動される。尚、第2の実施形態において、ガイド部材13の第2の端部13a−2には、切り欠き部が設けられ、ローテータ61により、操作部31bを第2の位置に押圧可能とされている。
(動作)
上記構成において、図7、図8(a)(b)を参照して動作について説明する。
センサ41により使用者の手が検出されていない定常状態において、操作部31bは、図示せぬばねの付勢力により押し上げられ、第1の位置に移動される。このとき、図7に示すように、スライダ44最上部に位置されている。このため、スライダ44に設けられたローテータ61は、第2の係合部61bがガイド部材13の溝13aの第1の端部13a−1に位置される。これに伴い、ノズル31cの先端部は、装置本体11内部で、受け皿51の上方に位置される。
この状態において、センサ41により、使用者の手が検出された場合、制御部42により駆動部43が駆動され、スライダ44によりローテータ61が押し下げられる。ローテータ61は、第2の係合部61bが溝13aに沿って移動することにより、降下しながら回動され、これに伴い、ノズル31cも回動する。しかし、ローテータ61は操作部31bから離れているため、操作部31bは、押下されない。
さらに、スライダ44によりローテータ61が押し下げられ、図8(a)に示すように、第2の係合部61bが溝13aの第2の端部13a−2に到達すると、ノズル31cは、装置本体11の正面に位置される。
この状態よりさらにスライダ44によりローテータ61が押し下げられると、図8(b)に示すように、ローテータ61が操作部31bに当接され、第2の係合部61bが第2の端部13a−2に沿って、垂直に押し下げられる。これと共に、操作部31bが押し下げられるため、ノズル31cから液体が吐出される。
この後、スライダ44及びローテータ61が上昇され、図8(a)に示す溝13aの第2の端部13a−2の上部に移動すると、これとともに、操作部31bは、ポンプに内蔵されたばねの付勢力により押し上げられる。
この後、スライダ44及びローテータ61がさらに上昇されると、ローテータ61の第2の係合部61bが溝13aの第2の端部13a−2から傾斜部13a−3に沿って、第1の端部13a−1へ回動される。これに伴い、ノズル31cは、図7に示すように、装置本体11の内部に収容される。
この状態おいて、ノズル13cから液垂れが生じた場合、垂れた液は、受け皿51に収容され、受け皿51内において蒸発される。このため、装置本体11の外部に液が垂れることを防止できる。
(第2の実施形態の効果)
上記第2の実施形態によれば、スライダ44に、スライダ44とともに移動され、且つガイド部材13の溝13aに沿って回動可能なローテータ61を設け、このローテータ61により、ノズル31cを回動させている。このローテータ61は、ノズル31cが装置本体11の正面に位置するまで、操作部31bを押し下げないため、ノズル31cの回動途中において、液体が吐出することを防止できる。したがって、無用な液体の吐出による装置本体11周囲の汚染を防止できる。
(第3の実施形態)
上記第1、第2の実施形態は、操作部31bが容器31aに対して回動可能に設けられているディスペンサ31を使用した場合について説明した。しかし、市販されているディスペンサには、容器に対して操作部が回動できない構造のディスペンサがある。第3の実施形態は、容器に対して操作部が回動できないディスペンサを使用することが可能なディスペンサの駆動装置を提供する。
(構成)
図9は、第3の実施形態の要部のみを示すものであり、第3の実施形態を第1の実施形態に適用した場合を示している。装置本体11の底部で、装着部12に対応する位置には、回転台71が図示矢印D、E方向に回転自在に設けられている。装着部12に装着されたディスペンサ81は、この回転台71上に載置される。ディスペンサ81の操作部81bは、容器81aに対して出入自在に設けられ、容器81aに対して回動できない構造とされている。
(動作)
上記構成において、駆動部43が駆動され、スライダ44が押下されると、ディスペンサ81の操作部81bに設けられたノズル81cがガイド部材13の第1の端部13a−1から傾斜部13a−3に沿って、回動しながら降下され、これに伴い容器81aが回転台71と共に回動される。このため、第1の実施形態と同様の動作により、操作部81b、ノズル81cを駆動することができる。
上記説明は、第3の実施形態を第1の実施形態に適用した場合について説明したが、第3の実施形態を第2の実施形態に適用することも可能である。
(第3の実施形態の効果)
第3の実施形態によれば、装置本体11の底部にディスペンサ81が載置される回転台71を設け、ディスペンサ81が装置本体11に対して回動可能に保持されている。このため、操作部81bが容器81aに対して回転できないタイプのディスペンサであっても、定常時は、ノズル81cを装置本体11の内部に移動させ、駆動時に、ノズル81cを装置本体11の正面に移動させて液体を吐出させることができる。
したがって、第3の実施形態によっても、第1、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、上記第3の実施形態は、装置本体11に操作部31bが容器31aに対して回動不能なディスペンサ81を装着する場合について説明したが、操作部31bが容器31aに対して回動可能なディスペンサ31を装着しても使用することが可能である。
さらに、第1の実施形態は、操作部31bが容器31aに対して回動可能なディスペンサ31を装置本体11にする場合について説明したが、容器が装置本体11の装着部12に対して、回動可能で、装着部12から外れない構成であれば、操作部31bが容器31aに対して回動不能なディスペンサ81を使用することも可能である。
また、ガイド部材13は、溝13aを有する構成としたが、これに限定されるものではなく、ノズル31c、又は第2の係合部61bを装置本体11の内部と正面との間で案内可能であれば、ノズル31c、又は第2の係合部61bが挿入可能な間隔を空けて斜めに配置されたレール状の構造であってもよい。
また、装置本体11内に収容されたノズルの近傍に受け皿51を設けているが、装置本体11内に収容されたノズルから垂れた液体が装置本体11内から漏れない構造であれば、受け皿51は、省略可能である。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…装置本体、12…装着部、13…ガイド部材、13a…溝、13a−1…第1の端部、13a−2…第2の端部、13a−3…傾斜部、31、81…ディスペンサ、31a、81a…容器、31b、81b…操作部、31c、81c…ノズル、41…センサ、43…駆動部、44…スライダ、51…受け皿、61…ローテータ(回動子)、61a…第1の係合部、61b…第2の係合部、71…回転台。

Claims (3)

  1. ノズルを有するポンプの操作部がばねにより容器から突出される方向に付勢されたポンプ付容器の駆動装置であって、
    前記ポンプ付容器が装着される装着部を有する本体と、
    前記本体に設けられ、前記操作部が容器から突出された第1の位置において、前記ノズルの先端部を前記本体の内部に位置させ、前記操作部が前記容器内に移動され、前記容器内の液体を前記ノズルから吐出する第2の位置において、前記ノズルの先端部を前記本体の外部に案内する溝を有するガイド部材と、
    使用者を検知するセンサと、
    前記センサにより前記使用者が検知された場合、前記操作部を前記ばねの付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置へ駆動する駆動部と
    を具備することを特徴とするポンプ付容器の駆動装置。
  2. 前記駆動部により駆動され、前記操作部の移動方向に移動可能で、前記ノズルに係合される第1の係合部と、前記ガイド部材の前記溝に係合される第の2係合部とを有する回動子を具備することを特徴とする請求項1記載のポンプ付容器の駆動装置。
  3. 前記装着部は前記容器を回動可能に載置する回転台を具備することを特徴とする請求項1記載のポンプ付容器の駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166214A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 横浜ゴム株式会社 航空機用化粧室ユニットの石鹸水自動供給機構
KR102356663B1 (ko) * 2020-10-21 2022-02-07 주식회사 통인에이치앤씨 IoT 센서를 통하여 획득되는 모니터링 정보에 기반하여 액상을 분사하는 방법 및 그 시스템

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