JP2016188678A - 変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化し得る変速装置を提供する。【解決手段】第1入力軸11には駆動歯車21、23,25が設けられ、第2入力軸12には駆動歯車22,24,26が設けられる。駆動歯車21に噛み合う第1同期歯車61と、駆動歯車23に噛み合う第2同期歯車62と、駆動歯車22に噛み合う連動歯車63が同期軸14に設けられる。第1同期歯車61は第1シンクロ機構65により同期軸14に締結され、第2同期歯車62は第2シンクロ機構66により同期軸に締結される。同期軸14により出力軸13の回転数を変速後の回転数に同期させた状態のもとで噛み合い式クラッチ51〜53により従動歯車31〜36は出力軸に噛み合わされる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に搭載される変速装置に関し、特にデュアルクラッチ式の変速装置に関する。
自動車に搭載される変速装置としては、駆動歯車が設けられた入力軸と、従動歯車が設けられた出力軸とが平行に配置される平行軸式がある。平行軸式の変速装置には、デュアルクラッチ式があり、このタイプの変速装置は、2つの入力軸を有し、エンジンの出力軸と一方の入力軸との間に配置される第1のクラッチと、エンジン出力軸と他方の入力軸との間に配置される第2のクラッチとを有している。一方の入力軸には奇数段の複数の駆動歯車が設けられ、他方の入力軸には偶数段の複数の駆動歯車が設けられている。それぞれの駆動歯車に常時噛み合う従動歯車が出力軸に設けられている。
特許文献1〜3にはデュアルクラッチ式の変速装置が記載されている。特許文献1に記載される変速機は、第1速と第3速の駆動歯車が固定された第1の入力軸と、第2速と第4速の被駆動歯車が固定された第2の入力軸と、第1速〜第4速の従動歯車が回転自在に装着され出力軸に連結される副軸とを有している。第1速と第3速の従動歯車の間には、第1−第3速用のシンクロメッシュ機構が設けられ、第2速と第4速の従動歯車の間には、第2−第4速用のシンクロメッシュ機構が設けられている。第2速から第3速の変速段に変速するときには、エンジントルクが伝達されていない状態の第3速の従動歯車を第1−第3速用のシンクロメッシュ機構により第3速の従動歯車と出力側の副軸とを同期させるようにしている。
特許文献2に記載されるトランスミッションは、従動歯車を出力軸に結合させる状態と結合を解除する状態とに切り換えるための噛み合いクラッチと、第1の入力軸と第2の入力軸との回転差を制御するための遊星歯車機構と、遊星歯車機構のリングギヤを固定するプレート装置とを有している。
特許文献3に記載される伝動装置は、奇数段の駆動歯車が設けられ第1の入力軸に連結される第1の中間軸と、偶数段の駆動歯車が設けられ第2の入力軸に連結される第2の中間軸と、従動歯車が設けられた出力軸とを有し、第1の入力軸と出力軸との間には、切換クラッチが付加されている。第1速の変速段において第1の入力軸と出力軸とを切換クラッチにより締結することにより、第1速の歯車対よりも高い変速比を得るようにしている。
特開2010−38180号公報 特開2010−216605号公報 特開2001−200899号公報
特許文献1に記載された変速装置においては、出力側の副軸に変速段に対応したシンクロメッシュ機構の切換ユニットを設けなければならず、シンクロメッシュ機構の負担を少なくするためにデュアルクラッチの接続タイミングを制御しなければならない。また、特許文献2に記載されたトランスミッションにおいては、従動歯車の回転を出力軸に同期させるために、複数の遊星歯車機構からなるシンクロ装置を用いている。このため、変速段の切換時に噛合い衝撃音が発生し、噛合い部の摩耗も避けられない。さらに、トランスミッションの寸法が大きくなるという問題点がある。
本発明の目的は、小型化し得る変速装置を提供することにある。
変速装置は、奇数段の複数の駆動歯車と偶数段の複数の駆動歯車とのいずれか一方が設けられ、駆動源からの駆動力が第1クラッチを介して伝達される第1入力軸と、奇数段の複数の駆動歯車と偶数段の複数の駆動歯車とのいずれか他方が設けられ、駆動源からの駆動力が第2クラッチを介して伝達される第2入力軸と、それぞれの前記駆動歯車と噛み合う複数の従動歯車が設けられ、駆動輪に駆動力を出力する出力軸とを有する変速装置であって、前記奇数段の駆動歯車と前記偶数段の駆動歯車のとのいずれか一方の2つの駆動歯車に噛み合う第1同期歯車と第2同期歯車、および前記奇数段の駆動歯車と前記偶数段の駆動歯車のとのいずれか他方の駆動歯車に噛み合う連動歯車が設けられた同期軸と、相互に噛み合う前記駆動歯車と前記従動歯車とを介して前記駆動力を前記駆動輪に伝達する噛み合い状態と、前記駆動力の伝達を解除する開放状態とに切り換える複数の噛み合い式クラッチと、前記第1同期歯車と前記同期軸とを締結状態と開放状態とに切り換える第1シンクロ機構と、前記第2同期歯車と前記同期軸とを締結状態と開放状態とに切り換える第2シンクロ機構とを、有し、前記同期軸により前記出力軸の回転数を変速後の回転数に同期させた状態のもとで変速後に前記駆動力を前記駆動輪に伝達する前記駆動歯車と前記従動歯車とを動力伝達状態に切り換えるようにした。
変速装置は、第1入力軸と第2入力軸の一方の駆動歯車に噛み合う第1同期歯車と第2同期歯車が設けられ、第1入力軸と第2入力軸の一方の駆動歯車に噛み合う連動歯車が設けられた同期軸を有し、同期軸により変速後の出力軸の回転数が変速後の回転数に同期された状態のもとで、噛み合い式クラッチによりエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する駆動歯車と従動歯車とを動力伝達状態に切り換えられる。同期軸とそれぞれの同期歯車との締結と締結解除とをシンクロ機構により行うので、1組のシンクロ機構によって、駆動歯車と従動歯車とを動力伝達状態に切り換えるために、シンクロ機構を用いることが不要となり、変速装置の小型化を達成することができる。
一実施の形態である変速装置を示すスケルトン図である。 第1速の変速段に切り換えられた状態を示すスケルトン図である。 第2速の変速段に切り換えられた状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第2速の変速段から第3速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第2速の変速段から第3速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第3速の変速段から第4速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第4速の変速段から第5速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第5速の変速段から第6速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第3速の変速段から第2速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 (A),(B)は第4速の変速段から第3速の変速段への切換状態を示すスケルトン図である。 他の実施の形態である変速装置を示すスケルトン図である。 さらに他の実施の形態である変速装置を示すスケルトン図である。 さらに他の実施の形態である変速装置を示すスケルトン図である。 さらに他の実施の形態である変速装置を示すスケルトン図である。 さらに他の実施の形態である変速装置を示すスケルトン図である。 図15における横断面に相当し、図15に示された各軸の軸間距離を示すスケルトン図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。それぞれの図面において、共通する部材には同一の符号が付されている。
図1に示す変速装置は、第1入力軸11と第2入力軸12と出力軸13とを備える。第2入力軸12は中空軸により形成されており、第1入力軸11は第2入力軸12の内部に同軸となって配置されている。出力軸13はそれぞれの入力軸11,12に平行となって配置される。
第1入力軸11には、第1速の駆動歯車21、第3速の駆動歯車23および第5速の駆動歯車25が固定され、第2入力軸12には、第2速の駆動歯車22,第4速の駆動歯車24および第6速の駆動歯車26が固定される。出力軸13には、駆動歯車21〜26にそれぞれ噛み合う第1速〜第6速の従動歯車31〜36が出力軸13に対して相対回転自在に設けられる。このように、図1に示す変速装置は、第1入力軸11に奇数段の複数の駆動歯車21,23,25が設けられ、第2入力軸12に偶数段の複数の駆動歯車22,24,26が設けられており、前進6段の変速段を有する。
駆動源としてのエンジン41と入力軸11,12との間には、第1クラッチC1と、第2クラッチC2とを備えたデュアルクラッチ42が配置される。エンジン41の出力軸は図示しない発進クラッチを介してデュアルクラッチ42に連結される。エンジン41の駆動力は、第1クラッチC1を介して第1入力軸11に伝達され、第2クラッチC2を介して第2入力軸12に伝達される。第1クラッチC1は第1入力軸11に直結される摩擦プレート43を有し、第2クラッチC2は第2入力軸12に直結される摩擦プレート44を有し、図示するデュアルクラッチ42は摩擦クラッチとなっている。第1クラッチC1の摩擦プレート43がクラッチドラム45に密着して、第1クラッチC1が締結状態となると、エンジン41の駆動力は第1入力軸11に伝達される。一方、第2クラッチC2の摩擦プレート44がクラッチドラム45に密着して、第2クラッチC2が締結状態となると、エンジン41の駆動力は第2入力軸12に伝達される。それぞれのクラッチC1,C2は、図示しない操作制御部により独立して切換操作される。出力軸13は、動力伝達軸等を介して図示しない駆動輪に連結され、エンジン41の駆動力は駆動輪に出力される。
出力軸13には、ドグクラッチ等からなる噛み合い式クラッチ51〜53が設けられている。噛み合い式クラッチ51は、第2速の従動歯車32と第4速の従動歯車34の一方を選択的に出力軸13に噛み合わせる噛み合い状態と、両方の従動歯車32,34の出力軸13に対する噛み合いを解除する開放状態とに作動する。噛み合い式クラッチ52は、第6速の従動歯車36と第1速の従動歯車31の一方を選択的に出力軸13に噛み合わせる噛み合い状態と、両方の従動歯車36,31の出力軸13に対する噛み合いを解除する開放状態とに作動する。噛み合い式クラッチ53は、第3速の従動歯車33と第5速の従動歯車35の一方を選択的に出力軸13に噛み合わせる噛み合い状態と、両方の従動歯車33,35の出力軸13に対する噛み合いを解除する開放状態とに作動する。
それぞれの噛み合い式クラッチ51〜53は、図示しないアクチュエータによって作動する。したがって、例えば、噛み合い式クラッチ51が第2速の従動歯車32に噛み合った状態のもとで、クラッチC2が締結状態に切り換えられると、相互に噛み合って第2速の変速段の歯車対を構成する駆動歯車22と従動歯車32とを介してエンジン41の駆動力は出力軸13および駆動輪に伝達される。
この変速装置は、入力軸11,12および出力軸13に平行となって配置される同期軸14を備える。同期軸14には、第1速の駆動歯車21に噛み合う第1同期歯車61と、第3速の駆動歯車23に噛み合う第2同期歯車62が、同期軸14に対して相対回転自在に設けられている。同期軸14には、第2速の駆動歯車22に噛み合う連動歯車63が固定されている。このように、図1に示される変速装置の同期軸14は、奇数段の2つの駆動歯車21,23に噛み合う2つの第1同期歯車61および第2同期歯車62と、偶数段の駆動歯車22に噛み合う連動歯車63とを備える。出力軸13と同期軸14は、同軸の入力軸11,12に平行となっており、第1速の駆動歯車21に噛み合う第1同期歯車61は、第3速の駆動歯車23に噛み合う第2同期歯車62よりも大径となっている。第2速の駆動歯車に噛み合う連動歯車63は、両方の同期歯車61,62の中間の径となっている。
2つの同期歯車61,62の間には、1組のシンクロメッシュ組立体64が設けられている。シンクロメッシュ組立体64は、第1シンクロ機構65と、第2シンクロ機構66とを備える。第1シンクロ機構65は、第1同期歯車61と同期軸14とを締結する締結状態と、締結を解除する開放状態とに切り換えられる。第2シンクロ機構66は、第2同期歯車62と同期軸14とを締結する締結状態と、締結を解除する開放状態とに切り換えられる。例えば、カップリングスリーブ67を第1同期歯車61に向けて移動すると、カップリングスリーブ67が第1同期歯車61のシンクロナイザリングとスプラインとに噛み合って同期された状態となって第1同期歯車61は同期軸14に締結される。逆に、カップリングスリーブ67を第2同期歯車62に向けて移動すると、カップリングスリーブ67が第2同期歯車62のシンクロナイザリングとスプラインとに噛み合って同期された状態となって第2同期歯車62は同期軸14に締結される。両方のシンクロ機構65,66は、カップリングスリーブ67を駆動する図示しないアクチュエータにより切換動作される。
次に、図2〜図10を参照しつつ、図1に示した変速装置における変速段の切換動作について、説明する。
図2は車両の発進時のように、変速装置が第1速の変速段に設定された状態を示す。このときには、噛み合い式クラッチ51が第2速の従動歯車32に噛み合い、噛み合い式クラッチ52が第1速の従動歯車31に噛み合う状態に設定される。これにより、第1速と第2速の変速歯車対は動力伝達状態となっている。この状態のもとで、クラッチC1が締結されると、エンジン41の駆動力は、駆動歯車21と従動歯車31により構成される第1速の変速歯車対を介して第1入力軸11から出力軸13に伝達される。駆動力を伝達する第1速の歯車対が太線で示されるとともに、出力軸13の回転が駆動歯車22を介して同期軸14に伝達され、第1入力軸11の回転が第1同期歯車61に伝達されている状態が太線で示されている。第2入力軸12はクラッチC2が開放されているので、拘束力を受けることなく自由回転状態となる。シンクロメッシュ組立体64は中立位置となっており、両方の同期歯車61,62は同期軸14に対して相対回転する。
図3は第1速の変速段から第2速の変速段に切り換えられた状態を示す。第2速の変速段にアップシフトするときには、クラッチC1が開放されてクラッチC2が締結されるとともにエンジン回転数は低下される。これにより、エンジン41の駆動力は、図3において太線で示されるように、第2速の歯車対を介して第2入力軸12から出力軸13に伝達される。このときには、クラッチC1が開放され、噛み合い式クラッチ52により第1速の従動歯車31が出力軸13に噛み合わされてプリセレクト状態となっているので、第1入力軸11は拘束力を受けることなく、第1速相当の回転数で自由回転状態となる。シンクロメッシュ組立体64は中立位置となっており、両方の同期歯車61,62は同期軸14に対して相対回転する。
図4および図5は、第2速の変速段から第3速の変速段へのアップシフトの切換状態を示している。これらの図においては、変速過程の説明の便宜のために、変速過程の概念を[1]〜[4]に分けて示す。
図4(A)に示されるように、プリセレクト状態の噛み合い式クラッチ52を開放状態に切り換えて第1速の従動歯車31と出力軸13との噛み合いを解除する。このときには、同期軸14は、太線で示すように第2入力軸12により連動歯車63を介して回転駆動されている。この状態のもとで、図4(B)に示されるように、第2シンクロ機構66により第2同期歯車62は同期軸14に締結される。第2同期歯車62が同期軸14に締結されると、連動歯車63,第2同期歯車62、駆動歯車23を介して同期軸14により回転される第1入力軸11は、これらの間の歯数比により第3速の変速段の回転数に減速される。
この状態のもとで、図5(A)に示されるように、第2シンクロ機構66を開放状態として噛み合い式クラッチ53により第3速の従動歯車33は出力軸13に噛み合わされるとともに、図5(B)に示されるように、クラッチC2を開放し、クラッチC1を締結することにより、エンジン駆動力は第1入力軸11から第3速の歯車対を介して出力軸13に伝達される。
図5(A)に示されるように、第1入力軸11の回転数が減速され、出力軸13の回転数が変速後の第3速の回転数に同期されるので、シンクロ機構を有することなく、ドグクラッチ等からなる噛み合い式クラッチ53により従動歯車33はスムーズに出力軸13に噛み合わされる。これにより、駆動歯車23と従動歯車33は動力伝達状態に切り換えられる。このときには、クラッチC2が開放され、噛み合い式クラッチ51により第2速の従動歯車32が出力軸13に噛み合わされたプリセレクト状態となっているので、第2入力軸12は拘束力を受けることなく、第2速相当の回転数で自由回転状態となる。
図6は、第3速の変速段から第4速の変速段への切換状態を示す。第4速にアップシフトするときには、図6(A)に示されるように、プリセレクト状態の噛み合い式クラッチ51を開放状態に切り換えて第2速の従動歯車32と出力軸13との噛み合い解除する。このときには、第1同期歯車61と第2同期歯車62は、第1入力軸11により回転駆動されている。この状態のもとで、シンクロ機構65により第1同期歯車61は同期軸14に締結される。第1同期歯車61が同期軸14に締結されると、駆動歯車21、第1同期歯車61を介して同期軸14により回転される第2入力軸12は、これらの間の歯車比により第4速の変速段の回転数に減速される。
この状態のもとで、図6(B)に示されるように、第1シンクロ機構65を開放状態として噛み合い式クラッチ51により第4速の従動歯車34は出力軸13に噛み合わされるとともに、クラッチC1を開放し、クラッチC2を締結することにより、エンジン駆動力は第2入力軸12から第4速の歯車対を介して出力軸13に伝達される。
このときには、第2入力軸12の回転数が減速され、出力軸13の回転数が変速後の第4速の回転数に同期されるので、シンクロ機構を有することなく、ドグクラッチ等からなる噛み合い式クラッチ51により従動歯車34はスムーズに出力軸13に噛み合わされる。これにより、駆動歯車24と従動歯車34は動力伝達状態に切り換えられる。クラッチC1を開放し、クラッチC2を締結することにより、噛み合い式クラッチ53により第3速の従動歯車33が出力軸13に噛み合わされたプリセレクト状態となっているので、第1入力軸11は拘束力を受けることなく、第3速相当の回転数で自由回転状態となる。
図7は、第4速の変速段から第5速の変速段への切換状態を示す。第5速にアップシフトするときには、図7(A)に示されるように、プリセレクト状態の噛み合い式クラッチ53を開放状態に切り換えて第3速の従動歯車33と出力軸13との噛み合いを解除する。このときには、同期軸14は、第2入力軸12により連動歯車63を介して回転駆動されている。この状態のもとで、第2シンクロ機構66により第2同期歯車62は同期軸14に締結される。第2同期歯車62が同期軸14に締結されると、連動歯車63,第2同期歯車62を介して同期軸14により回転される第1入力軸11は、これらの間の歯数比により第5速の変速段の回転数に減速される。
この状態のもとで、図7(B)に示されるように、第2シンクロ機構66を開放状態として噛み合い式クラッチ53により第5速の従動歯車35は出力軸13に噛み合わされるとともに、クラッチC2を開放し、クラッチC1を締結することにより、エンジン駆動力は第1入力軸11から第5速の歯車対を介して出力軸13に伝達される。
このときには、第1入力軸11の回転数が減速され、出力軸13の回転数は変速後の第5速の回転数に同期されるので、シンクロ機構を有することなく、ドグクラッチ等からなる噛み合い式クラッチ51により従動歯車35はスムーズに出力軸13に締結される。これにより、駆動歯車25と従動歯車35は動力伝達状態に切り換えられる。クラッチC2が開放され、噛み合い式クラッチ51により従動歯車34が出力軸13に噛み合わされたプリセレクト状態となっているので、第2入力軸12は拘束力を受けることなく、第4速相当の回転数で自由回転状態となる。
図8は、第5速の変速段から第6速の変速段への切換状態を示す。第6速にアップシフトするときには、図8(A)に示されるように、プリセレクト状態の噛み合い式クラッチ51を開放状態に切り換えて従動歯車34と出力軸13との噛み合いを解除する。このときには、第1同期歯車61は、第1入力軸11により回転駆動されている。この状態のもとで、第1シンクロ機構65により第1同期歯車61は同期軸14に締結される。第1同期歯車61が同期軸14に締結されると、駆動歯車21、同期歯車61を介して同期軸14により回転される第2入力軸12は、これらの歯車比により第6速の変速段の回転数に減速される。
この状態のもとで、図8(B)に示されるように、第1シンクロ機構65を開放状態として噛み合い式クラッチ52により第6速の従動歯車36は出力軸13に噛み合わされるとともに、クラッチC1を開放し、クラッチC2を締結することにより、エンジン駆動力は第2入力軸12から第4速の歯車対を介して出力軸13に伝達される。
このときには、第2入力軸12の回転数が減速され、出力軸13の回転数は変速後の第6速の回転数に同期されるので、シンクロ機構を有することなく、ドグクラッチ等からなる噛み合い式クラッチ52により従動歯車34はスムーズに出力軸13に締結される。これにより、駆動歯車26と従動歯車36は動力伝達状態に切り換えられる。クラッチC1が開放され、噛み合い式クラッチ53により従動歯車35が出力軸13に締結されたプリセレクト状態となっているので、第1入力軸11は拘束力を受けることなく、自由回転状態となっている。
図9は第3速の変速段から第2速の変速段への切換状態を示す。第3速の変速段においては、図5(B)に示されるように、噛み合い式クラッチ53により従動歯車33が出力軸13に噛み合わされて第3速の歯車対によりエンジン駆動力が出力軸13に伝達されている。このときには、噛み合い式クラッチ51により従動歯車32も出力軸13に噛み合わされている。第3速から第2速にシフトダウンするときには、図9(A)に示されるように、噛み合い式クラッチ51を開放状態に切り換えて従動歯車32と出力軸13との噛み合いを解除し、第2シンクロ機構66により第2同期歯車62は同期軸14に締結される。
第2同期歯車62が同期軸14に締結されると、駆動歯車23,第2同期歯車62を介して同期軸14により回転される第2入力軸12は、これらの間の歯数比により第2速の変速段の回転数に増速される。
この状態のもとで、図9(B)に示されるように、第2シンクロ機構66を開放状態として噛み合い式クラッチ51により変速後の第2速の従動歯車32は出力軸13に噛み合わされて、駆動歯車22と従動歯車32は動力伝達状態に切り換えられるとともに、クラッチC1を開放し、クラッチC2を締結することにより、エンジン駆動力は第2入力軸12から第2速の歯車対を介して出力軸13に伝達される。
図10は第4速の変速段から第3速の変速段への切換状態を示す。第4速の変速段においては、図6(B)に示されるように、噛み合い式クラッチ51により従動歯車34が出力軸13に噛み合わされて第4速の歯車対によりエンジン駆動力が出力軸13に伝達されている。このときには、噛み合い式クラッチ53により従動歯車33も出力軸13に噛み合わされている。第4速から第3速にシフトダウンするときには、図10(A)に示されるように、噛み合い式クラッチ53を開放状態に切り換えて従動歯車33と出力軸13との噛み合いを解除し、第1シンクロ機構65により第1同期歯車61は同期軸14に締結される。
第1同期歯車61が同期軸14に締結されると、連動歯車63,第1同期歯車61を介して同期軸14により回転される第1入力軸11は、これらの間の歯数比により第3速の変速段の回転数に増速される。
この状態のもとで、図10(B)に示されるように、第1シンクロ機構65を開放状態として噛み合い式クラッチ53により第3速の従動歯車33は出力軸13に噛み合わされて、駆動歯車23と従動歯車33は動力伝達状態に切り換えられるとともに、クラッチC2を開放し、クラッチC1を締結することにより、エンジン駆動力は第1入力軸11から変速後の第3速の歯車対を介して出力軸13に伝達される。他の変速段へのダウンシフトの変速操作についても、同様にして行われる。
上述のように、第2速以上の変速段のもとで、第2速から第3速、第4速から第5速のように、偶数段から奇数段へアップシフトするときには、偶数段の駆動歯車が設けられた第2入力軸12側を駆動側として自由回転状態の第1入力軸11が同期軸14を介して同期される。これにより、出力軸13は変速後の回転数に同期される。一方、第3速から第4速、第5速から第6速のように、奇数段から偶数段へアップシフトされるときには、奇数段の駆動歯車が設けられた第1入力軸11を駆動側として自由回転状態の第2入力軸12が同期軸14を介して同期される。これにより、出力軸13は変速後の回転数に同期される。
同様に、最速段から第2速までの変速段のもとで、第3速から第2速のように、奇数段から偶数段へダウンシフトするときには、奇数段の駆動歯車が設けられた第1入力軸11を駆動側として自由回転状態の第2入力軸12が同期軸14を介して同期される。一方、第4速から第3速のように、偶数段から奇数段へダウンシフトするときには、偶数段の駆動歯車が設けられた第2入力軸12側を駆動側として自由回転状態の第1入力軸11が同期軸14を介して同期される。それぞれのダウンシフトにおいても、出力軸13は変速後の回転数に同期される。
同期軸14に設けられた第1同期歯車61は、連動歯車63よりも2段の変速比分だけ大径であり、第2同期歯車62は連動歯車63よりも1段の変速比分だけ小径となっている。つまり、図1に示される変速装置においては、第1同期歯車61は第1速の駆動歯車21に噛み合い、第2同期歯車62は第3速の駆動歯車23に噛み合い、連動歯車63は第2速の駆動歯車22に噛み合っている。したがって、アップシフトする場合には、2つのシンクロ機構65,66により駆動側の主軸から自由回転状態の主軸を減速する歯車対が選択される。一方、ダウンシフトする場合には、駆動側の主軸から自由回転状態の主軸を増速する歯車対が選択される。
このように、入力軸と出力軸に平行に配置される同期軸14を設けた変速装置においては、第1シンクロ機構65と第2シンクロ機構66とを備えたシンクロメッシュ組立体64を1組設けることにより、出力軸13と従動歯車31〜36のいずれかを噛み合わせるために、シンクロ機構を用いることなく、ドグクラッチ等の噛み合い式クラッチ51〜53により変速段の切換をスムーズに行うことができる。したがって、それぞれの従動歯車31〜36を出力軸13に締結するためにシンクロ機構を用いる場合に比して、変速装置の軸方向の長さを短縮することができ、変速装置の小型化を達成することができる。また、1組のシンクロメッシュ組立体64により、全ての従動歯車を出力軸13に噛み合わせることができるので、変速装置をシンプルな構造とすることができる。さらに、変速段の切換時に噛合い衝撃音が発生することはなく、変速段の切換を静粛に行うことができる。
図11〜図16は、それぞれ他の実施の形態である変速装置を示す。これらの図においては、図1に示された部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
図11に示される変速装置においては、第1同期歯車61が第3速の駆動歯車23に噛み合い、第2同期歯車62が第5速の駆動歯車25に噛み合っている。連動歯車63は第4速の駆動歯車24に噛み合っている。このように、同期歯車61,62を駆動歯車23,25と噛み合わせ、連動歯車63を駆動歯車24と噛み合わせても、図1に示した変速装置と同様に変速段の切換を行うことができる。
図12に示される変速装置においては、第1入力軸11に偶数段の駆動歯車22,24、26が設けられ、第2入力軸12に奇数段の駆動歯車21,23,25が設けられている。第1同期歯車61は駆動歯車22に噛み合い、第2同期歯車62は駆動歯車24に噛み合っている。この変速装置においても、図1に示した変速装置と同様の方式で変速段の切換を行うことができる。このように、奇数段の駆動歯車と偶数段の駆動歯車とのいずれか一方を第1入力軸11に設け、いずれか他方を第2入力軸12に設けることにより、自由回転状態の入力軸を同期させて、それぞれの噛み合い式クラッチ51〜53をスムーズに締結させることができる。
図13に示される変速装置においては、図12に示される変速装置と同様に、第1入力軸11に偶数段の駆動歯車22,24、26が設けられ、第2入力軸12に奇数段の駆動歯車21,23,25が設けられている。これに対し、第1同期歯車61は奇数段である第1速の駆動歯車21に噛み合い、第2同期歯車62は第3速の駆動歯車23に噛み合い、連動歯車63は偶数段である第2速の駆動歯車22に噛み合っている。このように、第1同期歯車61と第2同期歯車62を、奇数段の駆動歯車と偶数段の駆動歯車のいずれか一方に噛み合わせ、いずれか他方に連動歯車63を噛み合わせるようにすることができる。
図11〜図13に示される変速装置においても、シンクロメッシュ組立体64、噛み合い式クラッチ51〜53、およびデュアルクラッチ42の切換操作を操作制御部からの信号により作動させると、変速段の切換を自動的に行うことができる。
上述したそれぞれの変速装置は、前進6段の変速段を備えているが、変速段の数は任意の段数とすることができる。
図14は、前進10段の変速段を備えた変速装置を示す。第1入力軸11には、第1速〜第9速のうち偶数段の駆動歯車21、23,25,27,29が設けられている。第2入力軸12には、偶数段の駆動歯車22,24,26,28、30が設けられている。出力軸13には、第1速から第10速の従動歯車31〜40が設けられている。それぞれ軸方向に隣り合う2つの従動歯車の間には、噛み合い式クラッチ51〜55が設けられている。同期軸14には、第3速の駆動歯車23に噛み合う第1同期歯車61と、第5速の駆動歯車25に噛み合う第2同期歯車62とが設けられ、さらに、第4速の駆動歯車24と噛み合う連動歯車63が同期軸14に設けられている。
この変速装置においても、図1に示したものと同様に、アップシフト動作とダウンシフト動作とを行うことができる。このように、変速段数が多くなった変速装置においては、それぞれの従動歯車31〜40を出力軸13に締結するためにシンクロ機構を用いる場合に比して、変速装置の軸方向の長さを短縮することができ、変速装置の小型化を達成することができる。
上述した変速装置においては第1入力軸11と第2入力軸12とが同軸となっているのに対し、図15および図16に示される変速装置は、第1入力軸11と第2入力軸12とが平行となって配置される。
図15に示される変速装置においては、奇数段の駆動歯車21,23,25,27が第1入力軸11に設けられ、偶数段の駆動歯車22,24,26が第2入力軸12に設けられ、この変速装置は前進7段の変速段を備えている。
この変速装置は、第1副入力軸71と、中空軸からなり第1副入力軸71が内部に組み込まれる第2副入力軸72とを備え、第1副入力軸71は第2副入力軸72と同軸となっている。第1副入力軸71には第1クラッチC1の摩擦プレート43が設けられ、第2副入力軸72には第2クラッチC2の摩擦プレート44が設けられる。第1副入力軸71に設けられた伝達歯車73は、第1入力軸11に設けられた伝達歯車74に噛み合っている。第2副入力軸72に設けられた伝達歯車75は、第2入力軸12に設けられた伝達歯車76に噛み合っている。このように、第1入力軸11は摩擦プレート43に第1副入力軸71を介して連結され、第2入力軸12は摩擦プレート44に第2副入力軸72を介して連結される。
図16に示されるように、第1入力軸11と第1副入力軸71の間の軸間距離をA1とし、第2入力軸12と第1副入力軸71の間の軸間距離をA2とすると、両方の軸間距離A1,A2は同一となっている。また、第1入力軸11と出力軸13の間の軸間距離をB1とし、第2入力軸12と出力軸13の軸間距離をB2とすると、両方の軸間距離B1,B2は同一となっている。
第1入力軸11には、駆動歯車21,23が軸方向に隣り合って固定され、駆動歯車25,27が軸方向に隣り合って入力軸11に対して相対回転自在に設けられる。第2入力軸12には、駆動歯車22が固定され、駆動歯車24,26が軸方向に隣り合って第2入力軸12に対して相対回転自在に設けられる。第2入力軸12には、さらに後退用の駆動歯車81が設けられ、この駆動歯車81は支持軸82に設けられた後退用の遊動歯車83に噛み合っている。遊動歯車83は、出力軸13に設けられた後退用の従動歯車84に噛み合っている。
出力軸13には、それぞれの駆動歯車に噛み合う従動歯車31〜37が設けられている。従動歯車31,33は軸方向に隣り合って出力軸13に対して相対回転自在に設けられ、従動歯車32,84は軸方向に隣り合って出力軸13に対して相対回転自在に設けられる。他の従動歯車34〜37は、それぞれ出力軸13に固定される。出力軸13に設けられた終減速歯車85は、図16に示されるように、差動歯車機構86に連結され、出力軸13は差動歯車機構86と図示しない動力伝達軸等を介して駆動輪に連結される。
同期軸14に設けられた第1同期歯車61は第1速の駆動歯車21に噛み合い、第2同期歯車62は第3速の駆動歯車23に噛み合い、連動歯車63は第2速の駆動歯車22に噛み合う。なお、図15において、符号87は変速機ケースを示す。
このように、第1入力軸11と第2入力軸12が平行に配置された形態においても、1組のシンクロメッシュ組立体64によって、入力軸11,12を同期させてスムーズに変速段の切換を行うことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
11 第1入力軸
12 第2入力軸
13 出力軸
14 同期軸
21〜30 駆動歯車
31〜40 従動歯車
42 デュアルクラッチ
43,44 摩擦プレート
51〜55 噛み合い式クラッチ
61 第1同期歯車
62 第2同期歯車
63 連動歯車
65 第1シンクロ機構
66 第2シンクロ機構
71 第1副入力軸
72 第2副入力軸
C1 第1クラッチ
C2 第2クラッチ

Claims (5)

  1. 奇数段の複数の駆動歯車と偶数段の複数の駆動歯車とのいずれか一方が設けられ、駆動源からの駆動力が第1クラッチを介して伝達される第1入力軸と、
    奇数段の複数の駆動歯車と偶数段の複数の駆動歯車とのいずれか他方が設けられ、駆動源からの駆動力が第2クラッチを介して伝達される第2入力軸と、
    それぞれの前記駆動歯車と噛み合う複数の従動歯車が設けられ、駆動輪に駆動力を出力する出力軸とを有する変速装置であって、
    前記奇数段の駆動歯車と前記偶数段の駆動歯車のとのいずれか一方の2つの駆動歯車に噛み合う第1同期歯車と第2同期歯車、および前記奇数段の駆動歯車と前記偶数段の駆動歯車のとのいずれか他方の駆動歯車に噛み合う連動歯車が設けられた同期軸と、
    相互に噛み合う前記駆動歯車と前記従動歯車とを介して前記駆動力を前記駆動輪に伝達する噛み合い状態と、前記駆動力の伝達を解除する開放状態とに切り換える複数の噛み合い式クラッチと、
    前記第1同期歯車と前記同期軸とを締結状態と開放状態とに切り換える第1シンクロ機構と、
    前記第2同期歯車と前記同期軸とを締結状態と開放状態とに切り換える第2シンクロ機構と、を有し、
    前記同期軸により前記出力軸の回転数を変速後の回転数に同期させた状態のもとで変速後に前記駆動力を前記駆動輪に伝達する前記駆動歯車と前記従動歯車とを動力伝達状態に切り換えるようにした、変速装置。
  2. 請求項1記載の変速装置において、前記第2入力軸は中空軸であり、前記第1入力軸は前記第2入力軸の内部に同軸となって配置され、前記第1入力軸は前記第1クラッチの摩擦プレートに直結され、前記第2入力軸は前記第2クラッチの摩擦プレートに直結される、変速装置。
  3. 請求項1記載の変速装置において、前記第1入力軸と前記第2入力軸は平行に配置され、前記第1入力軸は前記第1クラッチの摩擦プレートに第1副入力軸を介して連結され、前記第2入力軸は前記第2クラッチの摩擦プレートに第2副入力軸を介して連結される、変速装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の変速装置において、それぞれの駆動歯車を前記第1入力軸または第2入力軸に固定し、それぞれの前記従動歯車を前記出力軸に相対回転自在に設け、前記噛み合い式クラッチを前記出力軸に設けた、変速装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の変速装置において、前記第1入力軸または前記第2入力軸に固定された前記駆動歯車と噛み合う前記従動歯車を前記出力軸に相対回転自在に設け、前記相対回転する前記従動歯車に噛み合う前記噛み合い式クラッチを前記出力軸に設け、前記出力軸に固定された前記従動歯車に噛み合う駆動歯車を前記第1入力軸と前記第2入力軸に相対回転自在に設け、相対回転する前記駆動歯車に噛み合う前記噛み合い式クラッチを前記第1入力軸と前記第2入力軸に設けた、変速装置。
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