JP2016187247A - ファンモータ - Google Patents

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JP2016187247A
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智彰 中野
Tomoaki Nakano
智彰 中野
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Abstract

【課題】埃の侵入を防ぐことが可能で、かつリード線にコネクタがついた状態で組み立てられ、生産の効率を上げることができるファンモータを提供する。
【解決手段】ロータハブ10の外壁の内側にケーシングベース部16から突設した壁を形成し、ラビリンスシール構造を有するファンモータであって、軸受ホルダ固定部15はケーシングベース部16に固定され、ケーシングベース部16の中央に形成され、基板12に固定されるコード41を有するコネクタ40が挿通可能な穴部16aと、軸受ホルダ固定部に形成され、コネクタ付きコードを通すための切欠き15aと、ケーシングベース部16中央の穴部を封止する封止手段としての機銘板18を有する。
【選択図】図4

Description

本発明はファンモータに関する。
ラビリンス構造であって、コードをケースの外周に引き出している構造は、特許文献1〜特許文献3に開示されている。特許文献1のモータは、ベースにロータハブの内径側に突出した壁を設けて、ラビリンス構造とし、ケーシングベース部の突出した壁の内径側に切欠きが形成され、ステータのコードを、この切欠きからケーシングの外側に引き出す構造となっている。
特許文献2のモータは、ステータを含む固定部を組み立てた後にインサートモールドにより軸受ホルダとステータと基板とを一体に形成し、この形成物をケーシングベース部に係止する方法がある。特許文献3のモータは、基板を含む固定部をシリコーンゴムによりモールドした構造である。
特開2014− 90545号公報 特開2002−345199号公報 特開2000−116098号公報
しかしながら、特許文献1のモータでは、コードにコネクタがついた状態ではケーシングベース部に設けた切欠きをコネクタが挿通可能なだけ大きく形成する必要があり、この切欠きから埃等の侵入が可能となるため、切欠きはコードのみが挿通可能なように最小限に形成し、組み立て後にコードにコネクタを取り付けることになる。
また、特許文献2のモータでは、ケーシングベース部から外部にコネクタ付きのコードを取り出す場合はコネクタが挿通するだけの大きな穴が必要となる。さらに、特許文献3のモータでは、上記同様にコネクタ付きのコードを使用した場合、ケーシングベース部にはコネクタが挿通するだけの大きな穴が必要になる。そのため、この穴から埃の侵入が容易となり、ファンの回転が阻害される恐れがある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、埃の侵入を防ぐことが可能で、かつリード線にコネクタがついた状態で組み立てられ、生産の効率を上げることができるファンモータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、(1)本発明のファンモータは、ロータハブと、軸受ホルダと、軸受ホルダ固定部と、ケーシングベース部と、基板とを有し、前記ロータハブの外壁の内側に前記ケーシングベース部から突設した壁を形成し、ラビリンスシール構造を有するファンモータであって、前記軸受ホルダ固定部は前記ケーシングベース部に固定され、前記ケーシングベース部の中央に形成され、前記基板に固定されるコードを有するコネクタが挿通可能な穴部と、前記軸受ホルダ固定部に形成され、コネクタ付きコードを通すための穴部と、前記ケーシングベース部中央の穴部を封止する封止手段と、を有する。
(2)上記(1)において、前記軸受ホルダ固定部の外周と前記ケーシングベース部が嵌合する面には、いずれか一方に凸形状が形成され、前記軸受ホルダ固定部と前記ケーシングベース部との間には前記コードの太さ分の隙間が形成される。
(3)上記(1)又は(2)において、前記封止手段は機銘板である。
(4)上記(1)又は(2)において、前記封止手段は前記ケーシングベース部と同一材料の封止部材である。
(5)上記(1)から(4)のいずれか1において、前記軸受ホルダ固定部と前記ケーシングベース部と前記封止手段を同時に固定する係止手段を有する。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1において、前記封止手段は前記ケーシングベース部に設けられたコード挿通口と挟持して前記コードを固定し封止する。
本発明によれば、埃の侵入を防ぐことが可能で、かつリード線にコネクタがついた状態で組み立てられ、生産の効率を上げることができるファンモータを提供することができる。
本発明の実施形態に係るファンモータの正面図である。 本発明の実施形態に係るファンモータの側面図である。 本発明の実施形態に係るファンモータの背面図である。 本発明の実施形態に係るファンモータの断面図である。 本発明の他の実施形態に係るファンモータの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るファンモータの正面図である。図2は本発明の実施形態に係るファンモータの側面図である。図3は本発明の実施形態に係るファンモータの背面図である。図4は本発明の実施形態に係るファンモータの断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態のファンモータ1は、軸受ホルダ13を軸受ホルダ固定部15に取り付け、ケーシングベース部16とは別部品としている。参照符号5はシャフト、14はステータ、11はマグネットをそれぞれ示している。ケーシングベース部16はロータハブ10の内周側に突設した壁部16bが配置され、壁部16bは全周にわたり形成されている。この壁部16bとロータハブ10によってラビリンスシール構造が形成される。
ケーシングベース部16の中央には基板12に固定されるコード41を有するコネクタ40が挿通可能な穴部16aが形成され、また軸受ホルダ固定部15を固定するための係止手段としての係止部17が設けられる。
軸受ホルダ13に固定されたステータコア14の各ティースには巻線が巻回され巻線端は基板に接続される。基板12には外部からの電源を供給する為のコード41が接続され、コード41の先端にはコネクタ40が接続される。コネクタ40がついた状態で基板12に接続されたコード41は、軸受ホルダ固定部に設けられた切欠き(コネクタ付きコードを通すための穴部)15aを通り、さらにケーシングベース部16の中央部の穴部16aからモータの外部に引き出し可能となる。
コード41を引き出した後に、軸受ホルダ固定部15はケーシングベース部16に設けられた係止部17によってケーシングベース部16の中央に固定される。ケーシングベース部16の中央の穴部16aは、この穴部16aを封止する封止手段として、例えば機銘板を張ることによって塞がれる。よって、外部からの埃の侵入はロータハブ10とケーシングベース部16のすきまからだけとなり、この部分には、ケーシングベース部16から突出した壁によるラビリンス構造が形成されるので、埃の侵入を防ぐことが可能となる。
<軸受ホルダ固定部15>
軸受ホルダ固定部15の切欠き15aはリード線が通るだけの最小限の大きさであればよい。切欠き15aは丸穴、小判型の穴、一方が解放されたU字状の穴でもよい。また軸受ホルダ13と軸受ホルダ固定部15は異なる材料で形成されていてもよいし、同じ材料で形成されていてもよい。同じ材料で形成される場合は、一体に形成されていてもよい。
<ケーシングベース部16と軸受ホルダ固定部15>
ケーシングベース部16の軸受ホルダ固定部15が嵌合する面には、軸受ホルダ固定部15の外周部だけが当たる凸部16dが形成され、その内周部とケーシングベース部16の間隔はリード線の太さ分の隙間が設けられている。軸受ホルダ固定部15の外周部とケーシングベース部16の嵌合部が当たることで、ケーシングベース部16中央の穴部16aからの埃の侵入を防ぐことができる。凸部16dはケーシングベース部16側に設けてもよいし、軸受ホルダ固定部15側に設けてもよい。
ケーシングベース部16と軸受ホルダ固定部15の係止部17は、軸受ホルダ固定部15に形成された複数の突起15bがケーシングベース部16側に形成された穴部16cに嵌り、突起15bは穴部16cよりも外側まで伸びており、この突起15bを超音波溶着などの手段で溶かし、結合してもよいし、軸受ホルダ固定部15にねじ止め用のボスを形成しケーシングベース部16裏側からねじ止めしてもよい。係止部17は、軸受ホルダ固定部15とケーシングベース部16と封止手段18を同時に固定する。
<コードの引出>
図5は本発明の他の実施形態に係るファンモータの断面図である。
ケーシングベース部16の中央から引きだされたリード線はコード挿通口19に沿って外径方向に導かれる。この時、コード挿通口19は図4に示すように、機銘板18で塞ぐこともできるし、図5に示すように、挿通口をふさぐ形状に形状が一体となった裏蓋28で塞ぐこともできる。裏蓋28は上記したケーシングベース部16と軸受ホルダ固定部25とともに同時に固定される構造としてもよい。封止手段はケーシングベース部16と同一材料の封止部材とすることができる。
図5に示す例では、裏蓋28と一体にコード挟持部(封止手段)26が形成されている。コード挟持部26は、ケーシングベース部16に設けられたコード挿通口29と挟持してコード41を固定し封止する。
本発明の実施形態によれば、ラビリンス壁を切り欠くことなくコネクタ付きのコードを外部に引き出すことができるので、埃の侵入を防ぐことが可能で、かつリード線にコネクタがついた状態で組み立てられ、生産の効率を上げることができる。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。本実施形態のケーシングベース部にはインペラ外径部を取り囲む外縁部が形成されていないが、本構造は外縁部が形成された構造の軸流ファンや遠心ファンにも適用可能である。
1 ファンモータ
10 ロータハブ
12 基板
13 軸受ホルダ
15 軸受ホルダ固定部
15a 切欠き(穴部)
16 ケーシングベース部
16a 穴部(ケーシングベース部)
17 係止部(係止手段)
18 機銘板(封止手段)

Claims (6)

  1. ロータハブと、軸受ホルダと、軸受ホルダ固定部と、ケーシングベース部と、基板とを有し、前記ロータハブの外壁の内側に前記ケーシングベース部から突設した壁を形成し、ラビリンスシール構造を有するファンモータであって、
    前記軸受ホルダ固定部は前記ケーシングベース部に固定され、
    前記ケーシングベース部の中央に形成され、前記基板に固定されるコードを有するコネクタが挿通可能な穴部と、
    前記軸受ホルダ固定部に形成され、コネクタ付きコードを通すための穴部と、
    前記ケーシングベース部中央の穴部を封止する封止手段と、を有することを特徴とするファンモータ。
  2. 前記軸受ホルダ固定部の外周と前記ケーシングベース部が嵌合する面には、いずれか一方に凸形状が形成され、前記軸受ホルダ固定部と前記ケーシングベース部との間には前記コードの太さ分の隙間が形成されることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  3. 前記封止手段は機銘板であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファンモータ。
  4. 前記封止手段は前記ケーシングベース部と同一材料の封止部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファンモータ。
  5. 前記軸受ホルダ固定部と前記ケーシングベース部と前記封止手段を同時に固定する係止手段を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のファンモータ。
  6. 前記封止手段は前記ケーシングベース部に設けられたコード挿通口と挟持して前記コードを固定し封止することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のファンモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018196303A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 日本電産株式会社 モータ、及びファンモータ

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