JP2016184304A - 文書画像管理装置及び文書画像管理プログラム - Google Patents

文書画像管理装置及び文書画像管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】管理対象となる文書画像の中に、縦書文書画像と横書文書画像とが混在している場合において、これらの文書画像をマーキングと共に一覧表示するときに、いずれの文書画像も表示されない余白の面積を、従来よりも低減する。
【解決手段】縦書及び横書のうち一方の第1文字列方向の文書画像と、他方の第2文字列方向の文書画像とが混在している場合に、第1文字列方向の文書画像を、第2文字列方向の文書画像に変換する文字列方向変換手段と、文字列方向が変換された文書画像の変換前に付与されていたマーキング画像について、マーキング画像の文書画像に対する相対位置を文字列方向の変換に合わせて変更するマーキング位置変更手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、文書画像を管理する文書画像管理装置に関する。
複数の文書画像を、文書画像に対してそれぞれ定められた相対位置に付与された、マーカー線、電子付箋等といったマーキングと共に管理し、管理する文書画像を、付与されたマーキングと共に一覧表示する機能を有する文書画像管理装置が知られている。
特開2011−28697号公報 特開2003−281176号公報 特開平7−160827号公報
ところで、上記従来の文書画像管理装置は、管理対象となる文書画像の中に、縦書の文字列からなる縦書文書画像と、横書の文字列からなる横書文書画像とが混在する場合において、これら文書画像を、付与されたマーキングと共に一覧表示するときには、縦書文書画像を、文字列が縦書に描画される向きに表示し、横書文書画像を、文字列が横書に描画される向きに表示する。
このため、このような一覧表示をするときには、一覧表示する表示領域に、比較的大きな、いずれの文書画像もいずれのマーキングも表示されない余白が生じてしまうことがある。
図29は、従来の文書画像管理装置が、管理対象となる文書画像の中に、縦書文書画像と、横書文書画像とが混在している場合において、これら文書画像をマーキングと共に一覧表示している様子の一例を示す模式図である。
同図は、第1文書画像表示領域2910内に、横書文書画像が、下線であるマーキング2912と共に、文字列が横書となる向きに表示され、第2文書画像表示領域2920内に、横書文書画像が、マーカー線であるマーキング2922と共に、文字列が横書となる向きに表示され、第3文書画像表示領域2930内に、縦書文書画像が、傍線であるマーキング2932と共に、文字列が縦書となる向きに表示されている様子を示している。
ここでは、縦書文書画像に文字列が2行しかなく、マーキングが文字列の近傍にしかないため、他の横書文書画像と一覧表示されるときに、第3文書画像表示領域2930の大部分の領域に、文書画像もマーキングも表示されない余白が生じてしまっている。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、管理対象となる文書画像の中に、縦書文書画像と横書文書画像とが混在している場合において、これらの文書画像をマーキングと共に一覧表示するときに、いずれの文書画像もいずれのマーキングも表示されない余白の面積を、従来よりも低減する可能性を高める文書画像管理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る文書画像管理装置は、複数の文書画像と、当該文書画像に対してそれぞれ定められた相対位置に付与された複数のマーキング画像とを管理する文書画像管理装置であって、前記複数の文書画像の中に、縦書及び横書のうち一方の第1文字列方向の文書画像と、他方の第2文字列方向の文書画像とが混在している場合に、第1文字列方向の文書画像を、第2文字列方向の文書画像に変換する文字列方向変換手段と、文字列方向が変換された文書画像の変換前に付与されていたマーキング画像について、当該マーキング画像の当該文書画像に対する相対位置を当該文字列方向の変換に合わせて変更するマーキング位置変更手段とを備えることを特徴とする。
また、前記文字列方向変換手段は、第1文字列方向の文書画像から、1文字ずつ画像を切り出して、各1文字分の文字画像を、第2文字列方向の文書画像を形成すべき位置に移動して配列するとしてもよい。
また、前記文字列方向変換手段は、第1文字列方向の文書画像を、文字列が第2文字列方向に向くように回転させて中間文書画像を生成する第1の画像処理手段と、前記中間文書画像から、1文字ずつ切り出して、各1文字分の文字画像をその天地方向が正しくなるように回転させて第2文字列方向の文書画像を生成する第2の画像処理手段とを有するとしてもよい。
また、第1文字列方向の文書画像が縦書で、第2文字列方向の文書画像が横書の場合において、前記第1の画像処理手段は、第1文字列方向の文書画像を反時計回りに90度回転させて前記中間文書画像を生成するとしてもよい。
また、第1文字列方向の文書画像が横書で、第2文字列方向の文書画像が縦書の場合において、前記第1の画像処理手段は、第1文字列方向の文書画像を時計回りに90度回転させて前記中間文書画像を生成するとしてもよい。
また、第1文字列方向の文書画像が縦書で、第2文字列方向の文書画像が横書の場合において、第1文字列方向の文書画像にマーキング画像として傍線の画像が付与されているときに、前記マーキング位置変更手段は、前記傍線の画像が、前記文字列方向変換手段によって変換された文書画像に対して下線となるように、前記相対位置の変更を行うとしてもよい。
また、第1文字列方向の文書画像が横書で、第2文字列方向の文書画像が縦書の場合において、第1文字列方向の文書画像にマーキング画像として下線の画像が付与されているときに、前記マーキング位置変更手段は、前記下線の画像が、前記文字列方向変換手段によって変換された文書画像に対して傍線となるように、前記相対位置の変更を行うとしてもよい。
また、前記マーキング画像が付箋の画像である場合に、前記マーキング位置変更手段は、前記付箋の画像の相対位置を、変換前の文書画像における相対位置に対応する位置へ移動させるように、前記相対位置の変更を行うとしてもよい。
また、付箋の画像に第1文字列方向の文字列が含まれる場合に、当該文字列を、第2文字列方向の文字列に変換する付箋文字列方向変換手段を更に備えるとしてもよい。
また、前記複数の文書画像を、付与されたマーキング画像と共に一覧表示する表示手段を更に備え、前記表示手段は、表示対象とする文書画像が、第1文字列方向の文書画像である場合に、当該文書画像と、当該文書画像に付与されたマーキング画像とが、定められた相対位置に表示され、表示対象とする文書画像が、第2文字列方向の文書画像である場合に、表示対象とする文書画像に換えて、前記文字列方向変換手段によって当該文書画像から文字列の向きが変換された変換後文書画像と、変換前に付与されていたマーキング画像とが、前記マーキング位置変更手段によって変更された相対位置に表示されるように、前記一覧表示を行うとしてもよい。
また、前記複数の文書画像を、付与されたマーキング画像と共に一覧印刷する印刷手段を更に備え、前記印刷手段は、印刷対象とする文書画像が、第1文字列方向の文書画像である場合に、当該文書画像と、当該文書画像に付与されたマーキング画像とが、定められた相対位置に印刷され、印刷対象とする文書画像が、第2文字列方向の文書画像である場合に、印刷対象とする文書画像に換えて、前記文字列方向変換手段によって当該文書画像から文字列の向きが変換された変換後文書画像と、変換前に付与されていたマーキング画像とが、前記マーキング位置変更手段によって変更された相対位置に印刷されるように、前記一覧印刷を行うとしてもよい。
上記課題を解決するために本発明に係る文書画像管理プログラムは、複数の文書画像と、当該文書画像に対して、それぞれ定められた相対位置に付与された複数のマーキング画像との管理を、コンピュータシステムに実行させる文書画像管理プログラムであって、前記複数の文書画像の中に、縦書及び横書のうち一方の第1文字列方向の文書画像と、他方の第2文字列方向の文書画像とが混在している場合に、第1文字列方向の文書画像を、第2文字列方向の文書画像に変換する文字列方向変換ステップと、文字列方向が変換された文書画像の変換前に付与されていたマーキング画像について、当該マーキング画像の当該文書画像に対する相対位置を当該文字列方向の変換に合わせて変更するマーキング位置変更ステップとを含むことを特徴とする。
上述の文書画像管理装置は、管理対象となる文書画像の中に、縦書文書画像と横書文書画像とが混在している場合に、縦書と横書とのうちの一方の文字列方向の文書画像を、他方の文字列方向の文書画像に変換し、変換された文書画像に付与されているマーキングの相対位置を、変換方向に合わせて変更する。
このことにより、各文書画像の文字列方向及び各マーキングの位置が、縦書と横書とのうちの一方の表記フォーマットに揃えられることとなる。
このため、この文書画像管理装置は、管理対象となる文書画像の中に、縦書文書画像と横書文書画像とが混在している場合において、これらの文書画像をマーキングと共に一覧表示するときに、いずれの文書画像もいずれのマーキングも表示されない余白の面積を、従来よりも低減する可能性を高めることができる。
文書画像管理装置100の回路構成を示す回路ブロック図である。 文書画像管理装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。 ドキュメント画像管理テーブル300のデータ構造図である。 ドキュメント情報管理テーブル400のデータ構造図である。 文書画像管理テーブル500のデータ構造図である。 文字情報管理テーブル600のデータ構造図である。 縦横混在文書表示処理のフローチャートである。 縦横変換表示処理のフローチャートである。 傍線縦横回転処理のフローチャートである。 (a)オリジナルの文書画像とオリジナルのマーキング画像との相対位置関係を示す図である。(b)文書画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(c)各文字画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(d)マーキング画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(e)マーキング画像を下線の位置に平行移動させた様子を示す図である。 マーカー線縦横回転処理のフローチャートである。 (a)オリジナルの文書画像とオリジナルのマーキング画像との相対位置関係を示す図である。(b)文書画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(c)各文字画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(d)マーキング画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。 付箋縦横回転処理のフローチャートである。 (a)オリジナルの文書画像とオリジナルの電子付箋との相対位置関係を示す図である。(b)文書画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(c)各文字画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(d)電子付箋を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。 (a)電子付箋内の文字が横書の場合の様子を示す図である。(b)電子付箋内の文字が縦書の場合の様子を示す図である。(c)電子付箋内の文字を横書に変換した様子を示す図である。 ディスプレイ130に一覧表が表示されている様子を示す模式図である。 横縦変換表示処理のフローチャートである。 下線横縦回転処理のフローチャートである。 (a)オリジナルの文書画像とオリジナルのマーキング画像との相対位置関係を示す図である。(b)文書画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(c)各文字画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。 (a)マーキング画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(b)マーキング画像を傍線の位置に平行移動させた様子を示す図である。 マーカー線横縦回転処理のフローチャートである。 (a)オリジナルの文書画像とオリジナルのマーキング画像との相対位置関係を示す図である。(b)文書画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(c)各文字画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。 (a)マーキング画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。 付箋横縦回転処理のフローチャートである。 (a)オリジナルの文書画像とオリジナルの電子付箋との相対位置関係を示す図である。(b)文書画像を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(c)各文字画像を反時計回りに90度回転させた様子を示す図である。 (a)電子付箋を時計回りに90度回転させた様子を示す図である。(b)電子付箋内の文字が横書の場合の様子を示す図である。 (a)電子付箋内の文字が縦書の場合の様子を示す図である。(b)電子付箋内の文字を縦書に変換した様子を示す図である。 ディスプレイ130に一覧表が表示されている様子を示す模式図である。 従来の文書画像管理装置が一覧表示している様子を示す模式図である。
<<実施の形態>>
ここで例示する文書画像管理装置は、画像データからなる複数の文書画像を、文書画像に対してそれぞれ定められた相対位置に付与されたマーキングと共に管理し、管理する文書画像を、付与されたマーキングと共に一覧表示する。
この文書画像管理装置は、管理する文書画像の中に、縦書文書画像と横書文書画像とが混在している場合には、一覧表示の際に、縦書と横書とのうちの一方の文字列方向の文書画像を、他方の文字列方向の文書画像に変換して表示し、変換された文書画像に付与されているマーキングの相対位置を、変換方向に合わせて変更して表示する。
<構成>
図1は、上記文書画像管理装置100の回路構成を示す回路ブロック図である。
同図に示されるように、文書画像管理装置100は、ハードウエアとしては、いわゆるコンピュータシステムであって、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、ディスプレイ130と、プリンター140と、キーボード150と、マウス160と、ハードディスク170と、スキャナー180と、バス190とから構成される。
CPU110と、メモリ120と、ディスプレイ130と、プリンター140と、キーボード150と、マウス160と、ハードディスク170と、スキャナー180とは、バス190を介して、互いに通信可能に接続される。
メモリ120は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリによって構成され、CPU110によって利用されるプログラムと、CPU110によって利用されるデータとを記憶する。
CPU110は、メモリ120に記憶されるプログラムを実行することで、バス190に接続される回路を制御して、これら回路と協働して、文書画像管理装置100の機能を実現する。
キーボード150とマウス160とは、いわゆる入力装置であって、文書画像管理装置100を利用するユーザーからの入力操作を受け付けて、受け付けた入力操作を電気信号に変換してCPU110に送信する。
ディスプレイ130は、CPU110から送信された信号に基づく画像を表示する。
プリンター140は、CPU110から送信された信号に基づく画像を、装填された印刷用紙に印刷する。
スキャナー180は、画像読み取り面に配置された紙から、その紙の表面の画像を光学的に読み取って画像データを生成し、生成した画像データを、CPU110に送信する。
ハードディスク170は、データやプログラムを記憶する、メモリ120よりも記憶容量が大きい不揮発性のストレージである。
上記回路構成からなる文書画像管理装置100は、CPU110が、メモリ120に記憶されるプログラムを実行して各回路を制御することで、様々な機能を実現する。
図2は、文書画像管理装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。
同図に示されるように、文書画像管理装置100は、ユーザー操作受付部200と、スキャン部205と、ドキュメント画像管理テーブル記憶部210と、OCR(Optical Character recognition:光学文字認識)部215と、ドキュメント情報管理テーブル記憶部220と、マーキング付与部225と、文書画像管理テーブル記憶部230と、文字情報管理テーブル記憶部235と、文字列方向変換部240と、マーキング位置変更部245と、表示部250とから構成される。
ユーザー操作受付部200は、キーボード150とマウス160とを含み、文書画像管理装置100を利用するユーザーからの入力操作を受け付けて制御信号を生成し、生成した制御信号を、必要に応じて、スキャン部205、マーキング付与部225、文字列方向変換部240、マーキング位置変更部245、又は表示部250へ送る。
スキャン部205は、スキャナー180を含み、文書画像管理装置100を利用するユーザーによってスキャナー180が操作されることで、ドキュメントから、スキャナー180の画像読み取り面に配置された各ページの画像を光学的に読み取って各ページの画像データを生成し、生成した各ページの画像データから、ドキュメント画像管理テーブル300を生成する。
図3は、ドキュメント画像管理テーブル300のデータ構造の一例を示すデータ構造図である。
同図に示されるように、ドキュメント画像管理テーブル300は、ドキュメント名310と、ページ320と、ドキュメント画像330とが対応付けられて構成される。
ドキュメント名310は、スキャナー180に各ページの画像を読み取らせたドキュメントのドキュメント名を示す情報である。ドキュメント名は、文書画像管理装置100を利用するユーザーが、ユーザー操作受付部200を操作することで入力される。
ページ320は、対応するドキュメント名310によって示されるドキュメントのページ番号を示す情報である。ページ番号は、文書画像管理装置100を利用するユーザーが、ユーザー操作受付部200を操作することで入力される。
ドキュメント画像330は、対応するドキュメント名310によって示されるドキュメントにおける、対応するページ320によって示されるページ番号のページから、スキャン部205によって読み取られて生成された画像データである。
ドキュメント画像管理テーブル記憶部210は、ハードディスク170の記憶領域の一部として実現され、スキャン部205によって生成されたドキュメント画像管理テーブル300を記憶する。
再び図2に戻って、文書画像管理装置100の機能構成についての説明を続ける。
OCR部215は、ドキュメント画像管理テーブル記憶部210に記憶されるドキュメント画像管理テーブル300に含まれるドキュメント画像330に対して公知の文字認識処理を実行して、ドキュメント情報管理テーブル400を生成する。
すなわち、ドキュメント画像330に含まれる各文字について、一文字ずつ文字領域を切り出してマッチング処理により文字コードを特定し、その文字領域のメモリ上の座標値を特定して、切り出した文字領域の文字画像と、特定した文字領域の座標とから、ドキュメント情報管理テーブル400を生成する。
図4は、ドキュメント情報管理テーブル400のデータ構造の一例を示すデータ構造図である。
同図に示されるように、ドキュメント情報管理テーブル400は、ドキュメント名410と、ページ420と、文字列テキスト430と、縦書横書フラグ440と、複数の第n(nは2以上m以下の整数、mについては後述。)文字画像(図4中では、第1文字画像451、第2文字画像452が該当)と、複数の第n文字テキスト(図4中では、第1文字テキスト461、第2文字テキスト462が該当)と、複数の第n文字座標(図4中では、第1文字座標471、第2文字座標472が該当)とが対応付けられて構成される。
ドキュメント名410は、スキャナー180に各ページの画像を読み取らせたドキュメントのドキュメント名を示す情報である。
ページ420は、対応するドキュメント名410によって示されるドキュメントのページ番号を示す情報である。
文字列テキスト430は、対応するドキュメント名410によって示されるドキュメントにおける、対応するページ420によって示されるページ番号のページのドキュメント画像に対して、文字認識処理が実行されて認識された文字の文字コードからなる文字列のテキストである。
縦書横書フラグ440は、対応するドキュメント名410によって示されるドキュメントにおける、対応するページ320によって示されるページ番号のページのドキュメント画像に対して、文字認識処理が実行されて特定された、そのページが縦書と横書とのいずれであるかを示す1ビットのフラグである。ここでは、“0”の場合に横書であることを示し、“1”の場合に縦書であることを示す。
縦書と横書とのいずれであるかの特定は、一例として、OCR部215が辞書を記憶していて、記憶する辞書を参照して、縦書である場合と仮定した場合と横書であると仮定した場合との何れの場合が、そのドキュメント画像に含まれる文字列が意味をなすかを判定することで実現することができる。
第n文字画像(第1文字画像451、第2文字画像452が該当)は、対応するドキュメント名410によって示されるドキュメントにおける、対応するページ420によって示されるページ番号のページのドキュメント画像のうち、対応する文字列テキスト430に含まれる文字列の第n番目の文字に対応する部分を切り取った画像データであって、その形状は、該当する文字を含む正方形である。
なお、ここでのnの最大値mは、対応する文字列テキスト430に含まれるテキストの数となる。
第n文字テキスト(第1文字テキスト461、第2文字テキスト462が該当)は、対応する第n文字画像について認識された文字を示すテキストである。
第n文字座標(第1文字座標471、第2文字座標472が該当)は、対応する第n文字画像の中心点の座標を示す情報である。
再び図2に戻って、文書画像管理装置100の機能構成についての説明を続ける。
ドキュメント情報管理テーブル記憶部220は、ハードディスク170の記憶領域の一部として実現され、OCR部215によって生成されたドキュメント情報管理テーブル400を記憶する。
マーキング付与部225は、ドキュメント画像管理テーブル記憶部210に記憶されるドキュメント画像管理テーブル300に含まれるドキュメント画像330のうち、ユーザーの指定するドキュメント画像330から、ユーザーの指定する文字列を含む領域の画像を切り取って文書画像を生成し、生成した文書画像に対して、ユーザーの指定するマーキングを付与する。
ここでは、ユーザーの指定可能なマーキングは、(1)横書文書画像に対して付与される下線と、(2)縦書文書画像に対して付与される傍線と、(3)横書又は縦書文書画像に対して付与される、付与対象となる文字列の全体を覆うマーカー線と、(4)ユーザーの指定するテキストを含む電子付箋との4つがある。ユーザーによる各種指定は、ユーザーが、ユーザー操作受付部200を操作することで入力される。
これらマーキングのうち、下線と傍線とマーカー線とは、ユーザーによって手入力で入力された図形を示す画像データであり、電子付箋は、縦書テキスト又は横書テキストを含む画像データである。
また、マーキング付与部225は、生成した文書画像と付与したマーキングとから、ドキュメント情報管理テーブル記憶部220に記憶されるドキュメント情報管理テーブル400を参照して、文書画像管理テーブル500と、文字情報管理テーブル600とを生成する。
図5は、文書画像管理テーブル500のデータ構造の一例を示すデータ構造図である。
同図に示されるように、文書画像管理テーブル500は、文書画像ID510と、文書画像515と、文字列テキスト520と、縦書横書フラグ525と、付箋フラグ530と、マーキング画像535と、付箋テキスト540と、電子付箋向き545と、マーキング座標550と、ドキュメント名555と、位置560とが対応付けられて構成される。
文書画像ID510は、文書画像を識別する識別子である。
文書画像515は、マーキング付与部225によって生成された文書画像である。
文字列テキスト520は、対応する文書画像515に含まれる文字列のテキストである。
縦書横書フラグ525は、対応する文書画像515に含まれる文字列が、縦書と横書とのいずれであるかを示す1ビットのフラグである。ここでは、“0”の場合に横書を示し、“1”の場合に縦書を示す。
付箋フラグ530は、対応する文書画像515に含まれる文字列に付与されたマーキングが、電子付箋であるか否かを示す1ビットのフラグである。ここでは、“0”の場合に、電子付箋でないことを示し、“1”の場合に電子付箋であることを示す。
マーキング画像535は、対応する文書画像515に付与されたマーキングが、下線と傍線とマーカー線とのうちのいずれかである場合におけるマーキングの画像データである。対応する文書画像515に付与されたマーキングが電子付箋の場合には、ヌル値になる。
付箋テキスト540は、対応する文書画像515に含まれる文字列に付与されたマーキングが電子付箋の場合における、電子付箋に含まれるテキストである。対応する文書画像515に付与されたマーキングが、下線と傍線とマーカー線とのうちのいずれかである場合には、ヌル値となる。
電子付箋向き545は、対応する文書画像515に含まれる文字列に付与されたマーキングが電子付箋の場合におけるテキストが、縦書テキストであるか横書テキストであるかを示す情報である。対応する文書画像515に付与されたマーキングが、下線と傍線とマーカー線とのうちのいずれかである場合には、ヌル値となる。
マーキング座標550は、対応する文書画像515の中心点を原点としたときにおける、その文書画像515に付与されたマーキングの位置を示す座標である。
対応する文書画像515に付与されたマーキングが、下線と傍線とマーカー線とのうちのいずれかである場合には、対応する文書画像515の中心点を原点とするときにおけるマーキング画像535の中心点の位置を示す座標であり、対応する文書画像515に含まれる文字列に付与されたマーキングが電子付箋の場合には、対応する文書画像515の中心点を原点とするときにおける電子付箋の中心点の位置を示す座標である。
ドキュメント名555は、対応する文書画像515を切り取る元となったドキュメント画像に対応付けられたドキュメント名である。
位置560は、対応する文書画像515に含まれる文字列の最初の文字が記載されているページ番号と行番号とを示す情報である。
図6は、文字情報管理テーブル600のデータ構造の一例を示すデータ構造図である。
同図に示されるように、文字情報管理テーブル600は、文書画像ID610と、複数の第n文字画像(図6中では、第1文字画像621と第2文字画像622が該当)と、複数の第n文字テキスト(図6中では、第1文字テキスト631と第2文字テキスト632とが該当)と、複数の第n文字座標(図6中では、第1文字座標641と第2文字座標642とが対応)とが対応付けられて構成される。
文書画像ID610は、文書画像を識別する識別子である。
第n文字画像(第1文字画像621、第2文字画像622が該当)は、文書画像ID610によって識別される文書画像について、第n番目の文字に対応する部分の文字を切り取った文字画像である。
第n文字テキスト(第1文字テキスト631、第2文字テキスト632が該当)は、対応する第n文字画像について認識された文字を示すテキストである。
第n文字座標(第1文字座標641、第1文字座標642が該当)は対応する第n文字画像の中心点の座標を示す情報である。
再び図2に戻って、文書画像管理装置100の機能構成についての説明を続ける。
文字列方向変換部240は、ユーザー操作受付部200によって受け付けられたユーザーの指示に従って、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶される文書画像管理テーブル500と、文字情報管理テーブル記憶部235に記憶される文字情報管理テーブル600とを参照して、文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515のうち、(1)値が“1”となる縦書横書フラグ525が対応付けられている文書画像、すなわち、縦書の文字列からなる文書画像を、横書の文字列からなる文書画像に変換する、又は、(2)値が“0”となる縦書横書フラグ525が対応付けられている文書画像、すなわち、横書の文字列からなる文書画像を、縦書の文字列からなる文書画像に変換する。
具体的は変換方法の詳細については、後程、フローチャートを用いて説明する。
マーキング位置変更部245は、文字列方向変換部240によって文字列の向きが変換された文書画像を対象として、対象となる文字列画像に付与されたマーキングを、対象となる文書画像に対して行われる文字列の向きの変換に合わせて、マーキングの文書画像に対する相対位置を変更する。
具体的は変更方法の詳細については、後程、フローチャートを用いて説明する。
表示部250は、ディスプレイ130とプリンター140とを含み、ユーザー操作受付部200によって受け付けられたユーザーの指示に従って、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶される文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515を、付与されたマーキングと共に、(1)ディスプレイ130を用いて一覧表示する、又は、(2)プリンター140を用いて一覧印刷する。この際、一覧表示又は一覧印刷の対象の中に文字列方向変換部240によって文字列の向きが変換された文書画像が含まれている場合には、変換後の文書画像が表示又は印刷されるように一覧表示又は一覧印刷を行い、マーキング位置変更部245によって相対位置が変更されたマーキングが含まれる場合には、マーキングが、変更後の相対位置に表示又は印刷されるように一覧表示又は一覧印刷を行う。
具体的な一覧表示方法及び一覧印刷方法の詳細については、後程、フローチャートを用いて説明する。
<動作>
上記構成の文書画像管理装置100は、その特徴的な動作として、縦横混在文書表示処理を行う。
以下、この縦横混在文書表意処理について、フローチャートを用いて説明する。
(A)縦横混在文書表示処理
縦横混在文書表示処理は、文書画像管理装置100が、記憶する文書画像を、付与されたマーキングと共に一覧表示する処理であって、記憶する文書画像の中に縦書文書画像と横書文書画像とが混在している場合には、縦書と横書とのうちの一方の文字列方向の文書画像に対して、他方の文字列方向の文書画像に変換して表示し、変換された文書画像に付与されているマーキングの位置を、変換方向に合わせて変更して表示する処理である。
図7は、縦横混在文書表示処理のフローチャートである。
縦横混在文書表示処理は、ユーザー操作受付部200が、縦横混在文書表示処理を開始する旨の操作を受け付けることで開始される。この際、ユーザー操作受付部200は、ユーザーから、縦書文書画像を横書に変換するか、横書文書画像を縦書に変換するかのいずれの変換するかのいずれを行うかを指定する操作をも受け付ける。
縦横混在文書表示処理が開始されると、ユーザー操作受付部200は、ユーザーからの操作において、縦書文書画像を横書に変換する指定がなされているか否かを調べる(ステップS700)。
ステップS700の処理において、ユーザーからの操作において、縦書文書画像を横書に変換する指定がなされている場合に(ステップS700:Yes)、文書画像管理装置100は、縦横変換表示処理(ステップS710)を行う。この縦横変換表示処理については、別途、フローチャートを用いて詳細に説明する。
ステップS700の処理において、ユーザーからの操作において、縦書文書画像を横書に変換する指定がなされていない場合、すなわち、横書文書画像を縦書に変換する指定がなされている場合に(ステップS700:No)、文書画像管理装置100は、横縦変換表示処理(ステップS720)を行う。この横変換表示処理については、別途、フローチャートを用いて詳細に説明する。
文書画像管理装置100は、ステップS710の処理が終了した場合と、ステップS720の処理が終了した場合とに、その縦横混在文書表示処理を終了する。
(B)縦横変換表示処理(ステップS710)
図8は、縦横変換処理のフローチャートである。
縦横変換表示処理が開始されると、文字列方向変換部240は、整数型変数iに1を代入し、整数型変数nに、対象となる文書画像の数、すなわち、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515の数を代入する(ステップS800)。
そして、文字列方向変換部240は、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515のうちの1つを選択する(ステップS805)。
文書画像515のうちの1つを選択すると、文字列方向変換部240は、選択した文書画像515に対応付けられている縦書横書フラグ525を参照して、その文書画像515が縦書文書画像であるか否かを調べる(ステップS810)。
ステップS810の処理において、文書画像515が縦書文書画像である場合に(ステップS810:Yes)、文字列方向変換部240は、その文書画像515に対応付けられている付箋フラグ530を参照して、その文書画像515に付与されているマーキングが、傍線又はマーカー線であるか否かを調べる(ステップS815)。なお、文書画像515が縦書の場合には、マーキングが下線であることはない。
ステップS815の処理において、マーキングが傍線又はマーカー線である場合に(ステップS815:Yes)、文字列方向変換部240は、そのマーキングが傍線であるか否かを調べる(ステップS820)。
より具体的には、文字列方向変換部240は、(1)文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている文書画像管理テーブル500において、対象となる文書画像515に対応付けられているマーキング画像535とマーキング座標550とを参照して、マーキングにおける線の部分の位置を特定し、(2)文字情報管理テーブル記憶部235に記憶されている文字情報管理テーブル600において、対象となる文書画像に対応する文書画像ID610に対応付けられている第n文字画像と第n文字座標とを参照して、文書画像に含まれる各文字の位置を特定し、(3)特定したマーキングにおける線の部分の位置と、特定した文書画像に含まれる各文字の位置とから、そのマーキングが傍線であるか否かを調べる。
ステップS820の処理において、マーキングが傍線である場合に(ステップS820:Yes)、文書画像管理装置100は、傍線縦横回転処理(ステップS825)を行う。
(B−1)傍線縦横回転処理(ステップS825)
図9は、傍線縦横回転処理のフローチャートである。
傍線縦横回転処理が開始されると、文字列方向変換部240は、対象とする文書画像を、その中心点を中心としてそのまま反時計回りに90度回転させて中間文書画像を生成する(ステップS900)。
図10(a)は、傍線縦横回転処理音対象となる文書画像(オリジナルの文書画像)と、その文書画像に付与された傍線であるマーキング画像(オリジナルのマーキング画像)との相対位置関係を示す模式図である。
図10(b)は、ステップS900の処理によって、図10(a)におけるオリジナルの文書画像が、反時計回りに90度回転させて生成された中間文書画像である。
図10(b)に示されるように、単に、文書画像を反時計回りに90度回転させただけでは、各文字の向きが正しい向きではないため、中間文書画像は読みづらいものとなっている。
再び、図9に戻って、傍線縦横回転処理の説明を続ける。
中間文書画像が生成されると、文字列方向変換部240は、文字情報管理テーブル記憶部235に記憶される文字情報管理テーブル600に含まれる、第n文字画像と第n文字座標とを参照して、中間文書画像の各文字画像を、その中心点を中心として時計回りに90度回転させる(ステップS910)。この際、中間文書画像の各文字画像の中に句読点があれば(ステップS920:Yes)、その句読点を回転させた後に、その句読点を横書における正しい位置(左下の位置)に平行移動させる(ステップS930)。
図10(c)は、ステップS930の処理によって生成された変換後の文書画像である。
図10(c)に示されるように、各文字を時計回りに90度回転させることで各文字の向きが正しい向きとなっているため、変換後の文書画像は、読みやすいものとなっている。
なお、ステップS920の処理において、中間文書画像の各文字画像の中に句読点がない場合には、ステップS930の処理は行われないが、便宜上、便宜上ステップS910で生成された、句読点がない文書画像のことも、「ステップS930の処理によって生成された変換後の文書画像」と呼ぶことにする。
再び、図9に戻って、傍線縦横回転処理の説明を続ける。
ステップS930の処理が終了した場合と、ステップS920の処理において句読点がない場合(ステップS920:No)とに、マーキング位置変更部245は、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶される文書画像管理テーブル500に含まれるマーキング画像535とマーキング座標550とを参照して、対象とする文書画像に付与されているマーキング画像を、その文書画像の中心を中心点として、反時計回りに90度回転させる(ステップS940)。
図10(d)は、ステップS930の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS940の処理によって、図10(a)におけるオリジナルマーキング画像が、反時計回りに90度回転させて生成された回転後のマーキング画像との相対位置関係を示す模式図である。
図10(d)に示されるように、回転後のマーキング画像は、対応する文字の上部に線が配される位置になる。
再び、図9に戻って、傍線縦横回転処理の説明を続ける。
マーキング画像を回転させると、マーキング位置変更部245は、対応する文字の上部に線が配されているマーキング画像を、対応する文字の下部に線が配される位置に平行移動させる(ステップS950)。
そして、文書画像管理装置100は、その傍線縦横回転処理を終了する。
図10(e)は、ステップS930の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS950の処理によって、図10(d)における回転後のマーキング画像が平行移動させて生成された平行移動後のマーキング画像との相対位置関係を示す模式図である。
図10(e)に示されるように、平行移動後のマーキング画像は、変換後の文書画像の下線となっている。
再び、図8に戻って、縦横変換表示処理の説明を続ける。
縦横変換表示処理におけるステップS820の処理において、マーキングが傍線でない場合、すなわち、マーカー線である場合に(ステップS820:No)、文書画像管理装置100は、マーカー線縦横回転処理(ステップS830)を行う。
(B−2)マーカー線縦横回転処理(ステップS830)
図11は、マーカー線縦横回転処理のフローチャートである。
同図において、ステップS1100〜ステップS1140の処理のそれぞれは、傍線縦横回転処理(図9参照)におけるステップS900〜ステップS940の処理のそれぞれと同等の処理である。すなわち、マーカー線縦横回転処理は、傍線縦横回転処理から、ステップS950の処理がなくなった処理と同等の処理である。よって、ここでは、各ステップの説明を省略する。
図12(a)は、マーカー線縦横回転処理音対象となる文書画像(オリジナルの文書画像)と、その文書画像に付与されたマーカー線であるマーキング画像(オリジナルのマーキング画像)との相対位置関係を示す模式図であり、図12(b)は、ステップS1100の処理によって、図12(a)におけるオリジナルの文書画像が、反時計回りに90度回転させて生成された中間文書画像であり、図12(c)は、ステップS1130の処理によって生成された変換後の文書画像であり、図12(d)は、ステップS1130の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1140の処理によって、図12(a)におけるオリジナルのマーキング画像が、反時計回りに90度回転させて生成された回転後のマーキング画像との相対位置関係を示す模式図である。
図12(d)に示されるように、回転後のマーキング画像におけるマーカー線は、対応する文字を覆う位置になる。このため、回転後のマーキング画像を更に平行移動させる必要はない。
再び、図8に戻って、縦横変換表示処理の説明を続ける。
縦横変換表示処理におけるステップS815の処理において、マーキングが傍線又はマーカー線でない場合、すなわち、電子付箋である場合に(ステップS815:No)、文書画像管理装置100は、付箋縦横回転処理(ステップS835)を行う。
(B−3)付箋縦横回転処理(ステップS835)。
図13は、付箋縦横回転処理のフローチャートである。
同図において、ステップS1300〜ステップS1330の処理のそれぞれは、傍線縦横回転処理(図9参照)におけるステップS900〜ステップS930の処理のそれぞれと同等の処理である。よって、ここでは、これらステップの説明を省略する。
ステップS1330の処理が終了した場合と、ステップS1320の処理において句読点がない場合(ステップS1320:No)とに、マーキング位置変更部245は、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶される文書画像管理テーブル500に含まれるマーキング座標550を参照して、対象とする文書画像に付与されている電子付箋を、その文書画像の中心を中心点として、反時計回りに90度回転させる(ステップS1340)。
図14(a)は、付箋縦横回転処理の対象となる文書画像(オリジナルの文書画像)と、その文書画像に付与された電子付箋(オリジナルの電子付箋)との相対位置関係を示す模式図であり、図14(b)は、ステップS1300の処理によって、図14(a)におけるオリジナルの文書画像が、反時計回りに90度回転させて生成された中間文書画像であり、図14(c)は、ステップS1330の処理によって生成された変換後の文書画像であり、図14(d)は、ステップS1330の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1340の処理によって、図14(a)におけるオリジナルの電子付箋が、文書画像の中心点を中心に反時計回りに90度回転させて生成された回転後の電子付箋との相対位置関係を示す模式図である。
電子付箋を反時計回りに90度回転させると、マーキング位置変更部245は、電子付箋を、その中心点を中心として時計回りに90度回転させる(ステップS1350)。
図15(a)、(b)は、ステップS1330の処理によって生成された変換後の文書画像と、図14(d)で示される回転後の電子付箋に対して、電子付箋の中心点を中心に時計回りに90度回転させて生成された回転後の電子付箋との相対位置関係を示す模式図である。ここで、図15(a)は、電子付箋の文字が横書の場合の図であり、図15(b)は、電子付箋の文字が縦書の場合の図である。
図15(a)に示されるように、電子付箋の文字が横書の場合には、変換後の文書画像の各文字の向きと、回転後の電子付箋の文字の向きとが揃っているが、図15(b)に示されるように、電子付箋の文字が縦書の場合には、変換後の文書画像の各文字の向きと、回転後の電子付箋の文字の向きとが揃っていない。
ステップS1350の処理が終了すると、マーキング位置変更部245は、文書画像管理テーブル記憶部230が記憶する文書画像管理テーブル500の電子付箋向き545を参照して、電子付箋内の文字が縦書であるか否かを調べる(ステップS1360)。
ステップS1360の処理において、電子付箋内の文字が縦書である場合には(ステップS1360:Yes)、マーキング位置変更部245は、電子付箋を、電子付箋内の文字が横書に変換された新たな電子付箋に入れ替える(ステップS1370)。
1370の処理が終了した場合と、ステップS1360の処理において、電子付箋内の文字が縦書でない場合(ステップS1360:Yes)とに、文書画像管理装置100は、その付箋横縦回転処理を終了する。
図15(c)は、ステップS1330の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1370の処理によって横書に変換された電子付箋との相対位置関係を示す模式図である。
図15(c)に示されるように、変換後の文書画像の各文字の向きと、横書に変換された電子付箋の文字の向きとが揃っている。
再び、図8に戻って、縦横変換表示処理の説明を続ける。
ステップS825の傍線縦横回転処理が終了した場合と、ステップS830のマーカー線縦横回転処理が終了した場合と、ステップS835の付箋縦横回転処理が終了した場合と、ステップS810の処理において、文書画像515が縦書文書画像でない場合、すなわち、横書文書画像である場合(ステップS810:Yes)とに、表示部250は、第i表示用画像を生成する(ステップS840)。
表示部250は、第i表示用画面の生成において、(1)ステップS825の傍線縦横回転処理が行われていた場合には、ステップS930の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS950の処理によって生成された平行移動後のマーキング画像とを、図10(e)で示される相対位置関係となるように配置することで、第i表示画像を生成し、(2)ステップS830のマーカー線縦横回転処理が行われていた場合には、ステップS1130の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1140の処理によって生成された回転後のマーキング画像とを、図12(d)で示される相対位置関係となるように配置することで、第i表示画像を生成し、(3)ステップS835の付箋縦横回転処理が行われていた場合には、ステップS1330の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1350又はステップS1370の処理によって生成された電子付箋とを、図15(a)又は図15(c)で示される相対位置関係となるように配置することで第i表示画像を生成し、(4)ステップS810:Noの処理が行われた場合には、オリジナルの文書画像と、オリジナルのマーキング画像とが、オリジナルの相対位置関係となるように配置することで、第i表示画像を生成する。
第i表示用画像が生成されると、表示部250は、iがnより小さいか否かを調べる(ステップS845)。
ステップS845の処理において、iがnより小さい場合に(ステップS845:Yes)、表示部250は、iを1だけインクリメントする(ステップS850)。
iが1だけインクリメントされると、文字列方向変換部240は、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515のうち、未選択の文書画像515の1つを選択する(ステップS855)。
ステップS855の処理が終了すると、文書画像管理装置100は、再びステップS810の処理に進んで、ステップS810以降の処理を繰り返す。
ステップS845の処理において、iがnより小さくない場合に(ステップS845:No)、表示部250は、ユーザー操作受付部200によって受け付けられたユーザーの操作が、一覧表を印刷する旨の操作であったか否かを調べる(ステップS860)。
ステップS860の処理において、一覧表を印刷する旨の操作であった場合に(ステップS860:Yes)、表示部250は、プリンター140を制御して、プリンター140に装填された印刷用紙に、生成したn個の第i表示用画像を、iが若い順に上から下へ順に並べて印刷する(ステップS865)。
ステップS860の処理において、一覧表を印刷する旨の操作でなかった場合に(ステップS860:No)、表示部250は、ディスプレイ130を制御して、生成したn個の第i表示用画像を、iが若い順に上から下へ順に並べて表示する(ステップS870)。
ステップS860の処理が終了した場合と、ステップS870の処理が終了した場合とに、文書画像管理装置100は、その縦横変換表示処理を終了する。
図16は、ステップS870の処理によって、ディスプレイ130に一覧表が表示されている様子の一例を示す模式図である。
この例は、下線が付与された第1横書文書画像と、マーカー線が付与された第2横書文書画像と、傍線が付与された第1縦書文書画像(図10(a)参照)とが、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている場合の例となっている。
この場合には、傍線が付与された第1縦書文書画像は、傍線縦横回転処理によって、縦書が横書に変換され、傍線が下線の位置に移動される。
同図に示されるように、第1文書画像表示領域1610内に、第1横書文書画像が、下線1612と共に文字列が横書となる向きに表示され、第2文書画像表示領域1620に、第2横書文書画像が、マーカー線1622と共に文字列が横書となる向きに表示され、第3文書画像表示領域1630内に、第1縦書文書画像が横書に変換された文書画像が、傍線が移動されてなる下線1632と共に文字列が横書となる向きに表示されている。
このように、一覧表としての表示対象となるオリジナルの文書画像に、マーキングが付与された縦書文書画像と、マーキングが付与された横書文書画像とが混在していたとしても、これらのうちの縦書文書画像が横書に変換され、変換された文書画像に付与されているマーキングの位置も、変換方向に合わせて変更して表示されるため、各文書画像が、横書の表記フォーマットに揃えられて表示される。
このため、縦書のフォーマットと横書のフォーマットとが混在して一覧表示される場合に比べて、いずれの文書画像もいずれのマーキングも表示されない余白の面積が低減される可能性が高くなる。
ステップS865の処理によって、プリンター140に装填された印刷用紙に一覧表が印刷される場合も同様である。
再び、図8に戻って、縦横変換表示処理の説明を続ける。
ステップS865の処理が終了した場合と、ステップS870の処理が終了した場合とに、文書画像管理装置100は、その縦横変換表示処理を終了する。
(C)横縦変換表示処理(ステップS720の処理)
図17は、横縦変換表示処理のフローチャートである。
同図において、ステップS1700〜ステップS1705、ステップS1745〜ステップS1760の処理のそれぞれは、縦横変換表示処理(図8参照)におけるステップS800〜ステップS805、ステップS840〜ステップS860の処理のそれぞれと同等の処理である。よって、ここでは、これらステップの説明を省略する。
ステップS1705の処理が終了すると、文字列方向変換部240は、選択した文書画像515に対応付けられている縦書横書フラグ525を参照して、その文書画像515が横書文書画像であるか否かを調べる(ステップS1710)。
ステップS1710の処理において、文書画像515が横書文書画像である場合に(ステップS1710:Yes)、文字列方向変換部240は、その文書画像515に対応付けられている付箋フラグ530を参照して、その文書画像515に付与されているマーキングが、下線又はマーカー線であるか否かを調べる(ステップS1715)。なお、文書画像515が横書の場合には、マーキングが傍線であることはない。
ステップS1715の処理において、マーキングが下線又はマーカー線である場合に(ステップS1715:Yes)、文字列方向変換部240は、そのマーキングが下線であるか否かを調べる(ステップS1720)。
より具体的には、文字列方向変換部240は、(1)文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている文書画像管理テーブル500において、対象となる文書画像515に対応付けられているマーキング画像535とマーキング座標550とを参照して、マーキングにおける線の部分の位置を特定し、(2)文字情報管理テーブル記憶部235に記憶されている文字情報管理テーブル600において、対象となる文書画像に対応する文書画像ID610に対応付けられている第n文字画像と第n文字座標とを参照して、文書画像に含まれる各文字の位置を特定し、(3)特定したマーキングにおける線の部分の位置と、特定した文書画像に含まれる各文字の位置とから、そのマーキングが下線であるか否かを調べる。
ステップS1720の処理において、マーキングが下線である場合に(ステップS1720:Yes)、文書画像管理装置100は、下線横縦回転処理(ステップS1725)を行う。
(C−1)下線横縦回転処理(ステップS1725)
図18は、下線横縦回転処理のフローチャートである。
傍線縦横回転処理が開始されると、文字列方向変換部240は、対象とする文書画像を、その中心点を中心としてそのまま時計回りに90度回転させて中間文書画像を生成する(ステップS1800)。
図19(a)は、下線横縦回転処理音対象となる文書画像(オリジナルの文書画像)と、その文書画像に付与された下線であるマーキング画像(オリジナルのマーキング画像)との相対位置関係を示す模式図である。
図19(b)は、ステップS1800の処理によって、図19(a)におけるオリジナルの文書画像が、時計回りに90度回転させて生成された中間文書画像である。
図19(b)に示されるように、単に、文書画像を時計回りに90度回転させただけでは、各文字の向きが正しい向きではないため、中間文書画像は読みづらいものとなっている。
再び、図18に戻って、下線横縦回転処理の説明を続ける。
中間文書画像が生成されると、文字列方向変換部240は、文字情報管理テーブル記憶部235に記憶される文字情報管理テーブル600に含まれる、第n文字画像と第n文字座標とを参照して、中間文書画像の各文字画像を、その中心点を中心として反時計回りに90度回転させる(ステップS1810)。この際、中間文書画像の各文字画像の中に句読点があれば(ステップS1820:Yes)、その句読点を回転させた後に、その句読点を縦書における正しい位置(右上の位置)に平行移動させる(ステップS1930)。
図19(c)は、ステップS1830の処理によって生成された変換後の文書画像である。
図19(c)に示されるように、各文字を反時計回りに90度回転させることで各文字の向きが正しい向きとなっているため、変換後の文書画像は、読みやすいものとなっている。
なお、ステップS1820の処理において、中間文書画像の各文字画像の中に句読点がない場合には、ステップS1830の処理は行われないが、便宜上、便宜上ステップS1810で生成された、句読点がない文書画像のことも、「ステップS1830の処理によって生成された変換後の文書画像」と呼ぶことにする。
再び、図18に戻って、傍線縦横回転処理の説明を続ける。
ステップS1830の処理が終了した場合と、ステップS1820の処理において句読点がない場合(ステップS1820:No)とに、マーキング位置変更部245は、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶される文書画像管理テーブル500に含まれるマーキング画像535とマーキング座標550とを参照して、対象とする文書画像に付与されているマーキング画像を、その文書画像の中心を中心点として、時計回りに90度回転させる(ステップS1840)。
図20(a)は、ステップS1830の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1840の処理によって、図19(a)におけるオリジナルマーキング画像が、時計回りに90度回転させて生成された回転後のマーキング画像との相対位置関係を示す模式図である。
図20(a)に示されるように、回転後のマーキング画像は、対応する文字の左部に線が配される位置になる。
再び、図18に戻って、下線横縦回転処理の説明を続ける。
マーキング画像を回転させると、マーキング位置変更部245は、対応する文字の左部に線が配されているマーキング画像を、対応する文字の右に線が配される位置に平行移動させる(ステップS1850)。
そして、文書画像管理装置100は、その下線横縦回転処理を終了する。
図20(b)は、ステップS1830の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1850の処理によって、図20(a)における回転後のマーキング画像が平行移動されて生成された平行移動後のマーキング画像との相対位置関係を示す模式図である。
図20(b)に示されるように、平行移動後のマーキング画像は、変換後の文書画像の傍線となっている。
再び、図17に戻って、横縦変換表示処理の説明を続ける。
横縦変換表示処理におけるステップS1720の処理において、マーキングが下線でない場合、すなわち、マーカー線である場合に(ステップS1720:No)、文書画像管理装置100は、マーカー線横縦回転処理(ステップS1730)を行う。
(C−2)マーカー線横縦回転処理(ステップS1730)
図21は、マーカー線横縦回転処理のフローチャートである。
同図において、ステップS2100〜ステップS2140の処理のそれぞれは、下線横縦回転処理(図18参照)におけるステップS1800〜ステップS1840の処理のそれぞれと同等の処理である。すなわち、マーカー線横縦回転処理は、下線横縦回転処理から、ステップS1850の処理がなくなった処理と同等の処理である。よって、ここでは、各ステップの説明を省略する。
図22(a)は、マーカー線横縦回転処理音対象となる文書画像(オリジナルの文書画像)と、その文書画像に付与されたマーカー線であるマーキング画像(オリジナルのマーキング画像)との相対位置関係を示す模式図であり、図22(b)は、ステップS2100の処理によって、図22(a)におけるオリジナルの文書画像が、時計回りに90度回転させて生成された中間文書画像であり、図22(c)は、ステップS2130の処理によって生成された変換後の文書画像であり、図23(a)は、ステップS2130の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS2140の処理によって、図22(a)におけるオリジナルマーキング画像が、時計回りに90度回転させて生成された回転後のマーキング画像との相対位置関係を示す模式図である。
図23(a)に示されるように、回転後のマーキング画像におけるマーカー線は、対応する文字を覆う位置になる。このため、回転後のマーキング画像を更に平行移動させる必要はない。
再び、図17に戻って、横縦変換表示処理の説明を続ける。
横縦変換表示処理におけるステップS1715の処理において、マーキングが下線又はマーカー線でない場合、すなわち、電子付箋である場合に(ステップS1715:No)、文書画像管理装置100は、付箋横縦回転処理(ステップS1735)を行う。
(C−3)付箋横縦回転処理(ステップS1735)。
図24は、付箋横縦回転処理のフローチャートである。
同図において、ステップS2400〜ステップS2430の処理のそれぞれは、下線横縦回転処理(図18参照)におけるステップS1800〜ステップS1830の処理のそれぞれと同等の処理である。よって、ここでは、これらステップの説明を省略する。
ステップS2430の処理が終了した場合と、ステップS2420の処理において句読点がない場合(ステップS2420:No)とに、マーキング位置変更部245は、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶される文書画像管理テーブル500に含まれるマーキング座標550を参照して、対象とする文書画像に付与されている電子付箋を、その文書画像の中心を中心点として、反時計回りに90度回転させる(ステップS2440)。
図25(a)は、付箋横縦回転処理の対象となる文書画像(オリジナルの文書画像)と、その文書画像に付与された電子付箋(オリジナルの電子付箋)との相対位置関係を示す模式図であり、図25(b)は、ステップS2400の処理によって、図25(a)におけるオリジナルの文書画像が、時計回りに90度回転させて生成された中間文書画像であり、図25(c)は、ステップS2430の処理によって生成された変換後の文書画像であり、図26(a)は、ステップS2430の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS2440の処理によって、図25(a)におけるオリジナルの電子付箋が、文書画像の中心点を中心に時計回りに90度回転させて生成された回転後の電子付箋との相対位置関係を示す模式図である。
電子付箋を時計回りに90度回転させると、マーキング位置変更部245は、電子付箋を、その中心点を中心として反時計回りに90度回転させる(ステップS2450)。
図26(b)、27(a)は、ステップS2430の処理によって生成された変換後の文書画像と、図26(a)で示される回転後の電子付箋に対して、電子付箋の中心点を中心に時計回りに90度回転させて生成された回転後の電子付箋との相対位置関係を示す模式図である。ここで、図26(b)は、電子付箋の文字が横書の場合の図であり、図27(a)は、電子付箋の文字が縦書の場合の図である。
図27(a)に示されるように、電子付箋の文字が縦書の場合には、変換後の文書画像の各文字の向きと、回転後の電子付箋の文字の向きとが揃っているが、図26(b)に示されるように、電子付箋の文字が横書の場合には、変換後の文書画像の各文字の向きと、回転後の電子付箋の文字の向きとが揃っていない。
ステップS2450の処理が終了すると、マーキング位置変更部245は、文書画像管理テーブル記憶部230が記憶する文書画像管理テーブル500の電子付箋向き545を参照して、電子付箋内の文字が横書であるか否かを調べる(ステップS2460)。
ステップS2460の処理において、電子付箋内の文字が横書である場合には(ステップS2460:Yes)、マーキング位置変更部245は、電子付箋を、電子付箋内の文字が縦書に変換された新たな電子付箋に入れ替える(ステップS2470)。
2470の処理が終了した場合と、ステップS2460の処理において、電子付箋内の文字が横書でない場合(ステップS2460:Yes)とに、文書画像管理装置100は、その付箋横縦回転処理を終了する。
図27(b)は、ステップS2430の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS2470の処理によって縦書に変換された電子付箋との相対位置関係を示す模式図である。
図17(b)に示されるように、変換後の文書画像の各文字の向きと、縦書に変換された電子付箋の文字の向きとが揃っている。
再び、図17に戻って、横縦変換表示処理の説明を続ける。
ステップS1725の下線横縦回転処理が終了した場合と、ステップS1730のマーカー線横縦回転処理が終了した場合と、ステップS1735の付箋横縦回転処理が終了した場合と、ステップS1710の処理において、文書画像515が横書文書画像でない場合、すなわち、縦書文書画像である場合(ステップS1710:Yes)とに、表示部250は、第i表示用画像を生成する(ステップS1740)。
表示部250は、第i表示用画面の生成において、(1)ステップS1725の下線横縦回転処理が行われていた場合には、ステップS1830の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS1850の処理によって生成された平行移動後のマーキング画像とを、図20(b)で示される相対位置関係となるように配置することで、第i表示画像を生成し、(2)ステップS1730のマーカー線横縦回転処理が行われていた場合には、ステップS2130の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS2140の処理によって生成された回転後のマーキング画像とを、図23(a)で示される相対位置関係となるように配置することで、第i表示画像を生成し、(3)ステップS1735の付箋横縦回転処理が行われていた場合には、ステップS2430の処理によって生成された変換後の文書画像と、ステップS2450又はステップS2470の処理によって生成された電子付箋とを、図27(a)又は図27(b)で示される相対位置関係となるように配置することで第i表示画像を生成し、(4)ステップS1710:Noの処理が行われた場合には、オリジナルの文書画像と、オリジナルのマーキング画像とが、オリジナルの相対位置関係となるように配置することで、第i表示画像を生成する。
ステップS1745〜ステップS1760の処理については、前述した通り、説明を省略する。
ステップS1760の処理において、一覧表を印刷する旨の操作であった場合に(ステップS1760:Yes)、表示部250は、プリンター140を制御して、プリンター140に装填された印刷用紙に、生成したn個の第i表示用画像を、iが若い順に右から左へ順に並べて印刷する(ステップS1765)。
ステップS1760の処理において、一覧表を印刷する旨の操作でなかった場合に(ステップS1760:No)、表示部250は、ディスプレイ130を制御して、生成したn個の第i表示用画像を、iが若い順に右から左へ順に並べて表示する(ステップS1770)。
ステップS860の処理が終了した場合と、ステップS870の処理が終了した場合とに、文書画像管理装置100は、その縦横変換表示処理を終了する。
図28は、ステップS1770の処理によって、ディスプレイ130に一覧表が表示されている様子の一例を示す模式図である。
この例は、傍線が付与された第1縦書文書画像と、マーカー線が付与された第2縦書文書画像と、下線が付与された第1横書文書画像(図19(a)参照)とが、文書画像管理テーブル記憶部230に記憶されている場合の例となっている。
この場合には、下線が付与された第1横書文書画像は、下線横縦回転処理によって、横書が縦書に変換され、下線が傍線の位置に移動される。
同図に示されるように、第1文書画像表示領域2810内に、第1縦書文書画像が、傍線2812と共に文字列が縦書となる向きに表示され、第2文書画像表示領域2820に、第2縦書文書画像が、マーカー線2822と共に文字列が縦書となる向きに表示され、第3文書画像表示領域2830内に、第1横書文書画像が縦書に変換された文書画像が、下線が移動されてなる傍線2832と共に文字列が縦書となる向きに表示されている。
このように、一覧表としての表示対象となるオリジナルの文書画像に、マーキングが付与された縦書文書画像と、マーキングが付与された横書文書画像とが混在していたとしても、これらのうちの横書文書画像が縦書に変換され、変換された文書画像に付与されているマーキングの位置も、変換方向に合わせて変更して表示されるため、各文書画像が、縦書の表記フォーマットに揃えられて表示される。
このため、縦書のフォーマットと横書のフォーマットとが混在して一覧表示される場合に比べて、いずれの文書画像もいずれのマーキングも表示されない余白の面積が低減される可能性が高くなる。
ステップS1765の処理によって、プリンター140に装填された印刷用紙に一覧表が印刷される場合も同様である。
<補足>
以上、本発明に係る文書画像管理装置の一態様として、実施の形態において、文書画像管理装置100を例示して説明したが、以下のように変形することも可能であり、実施の形態において例示した通りの文書画像管理装置に限られないことはもちろんである。
(1)実施の形態において、文書画像管理装置100は、文字列方向変換部240が、文書画像の文字列方向を変換するときに、(a)オリジナルの文書画像が縦書の場合には、文書画像全体を、その文書画像の中心点を中心に反時計回りに90度回転させた後に、各文字画像を、その文字画像の中心点を中心に時計回りに90度回転させて変換し、(b)オリジナルの文書画像が横書の場合には、文書画像全体を、その文書画像の中心点を中心に時計回りに90度回転させた後に、各文字画像を、その文字画像の中心点を中心に反時計回りに90度回転させて変換する構成の例であった。
これに対して、文字列方向変換部240の行う文書画像の文字列方向の変換方法は、上記変換方法と同様の結果が得られる方法であれば、必ずしも上記変換方法に限られる必要はなく、他の方法で実現されてもよい。
一例として、文字列方向変換部240が、文字情報管理テーブル記憶部235に記憶される文字情報管理テーブル600に含まれる第n文字画像と第n文字座標とを参照して、(a)オリジナルの文書画像が縦書の場合には、オリジナルの文書画像における各文字画像の中心点の各座標を、その文書画像の中心点を中心に時計回りに90度回転させた各座標を算出し、算出した各座標の位置に、各文字画像を、縦書における天地方向を維持した状態で配置することで変換し、(b)オリジナルの文書画像が横書の場合には、オリジナルの文書画像における各文字画像の中心点の各座標を、その文書画像の中心点を中心に反時計回りに90度回転させた各座標を算出し、算出した各座標の位置に、各文字画像を、横書における天地方向を維持した状態で配置することで変換する構成の例等が考えられる。
(2)実施の形態において、ドキュメント画像管理テーブル記憶部210に記憶されるドキュメント画像管理テーブル300のドキュメント画像330は、スキャナー180で光学的に読み取られて生成された画像データであるとして説明した。しかしながら、ドキュメント画像330は、視認可能に文字列が描画される画像データであれば、必ずしもスキャナー180で光学的に読み取られて生成された画像データである必要はない。例えば、外部装置によって、PDF(Portable Document Format)ファイルのフォーマットで生成された画像データであっても構わない。
(3)実施の形態において、下線、傍線、又はマーカー線は、文書画像管理装置100を利用するユーザーによって手入力された図形を示す画像データであるとして説明した。
しかしながら、下線、傍線、又はマーカー線が、図形を示す画像データであれば、必ずしも、文書画像管理装置100を利用するユーザーによって手入力された図形を示す画像データである必要はない。例えば、文書画像管理装置100が、ユーザーによって指定された位置に、ユーザーによって指定された図形を示す画像を生成することで、下線、傍線、又はマーカー線とする例等が考えられる。
(4)実施の形態において、文書画像管理装置100は、縦書文書画像を横書に変換するか、横書文書画像を縦書に変換するかのいずれとするかの条件を取得する取得手段として、文字列方向変換部240が、ユーザーの指示に従って、縦書文書画像を横書に変換するか、横書文書画像を縦書に変換するかを決定する構成の例であった。
これに対して、他の構成の例も考えられる。例えば、文字列方向変換部240が、文書画像管理テーブル記憶部230の記憶する文書画像管理テーブル500における縦書横書フラグ525を参照して、文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515のうち、縦書文書画像の数の方が横書文書画像の数よりも多い場合に、横書文書画像を縦書に変換し、そうでない場合に、縦書文書画像を横書に変換する構成の例、縦書文書画像を横書に変換すると定められている構成の例等が考えられる。
(5)実施の形態において、文書画像管理装置100は、文書画像管理テーブル記憶部230の記憶する文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515の全てを表示対象として、縦横混在文書表示処理(図7等参照)を行う構成の例であった。
これに対して、別の構成の例として、文書画像管理テーブル記憶部230の記憶する文書画像管理テーブル500に含まれる文書画像515のうちの、ユーザーの指定する文書画像に限って表示対象として、縦横混在文書表示処理を行う構成の例等が考えら得る。
(6)実施の形態において、文書画像管理装置100は、入力装置として、キーボード150とマウス160とを備える構成の例であった。
しかしながら、入力装置は、文書画像管理装置100を利用するユーザーからの操作を受け付けることができれば、必ずしも、キーボード150とマウス160とに限られる必要はない。一例として、入力装置が、ディスプレイ130の表示面に重ねられた透明なタッチパッドである構成の例等が考えられる。
(7)実施の形態において、文書画像管理装置100は、ORC部215が、ドキュメント画像330に対して文字認識処理を実行して、ドキュメント画像330に含まれる各文字の文字画像を切り出して、各文字の座標を特定するとして説明した。
しかしながら、ドキュメント画像330に含まれる各文字の文字画像を切り出して、各文字の座標を特定することができれば、必ずしも文字認識処理を実行することで実現する必要はない。例えば、ドキュメント画像330に含まれる各文字を各オブジェクトとして認識して各オブジェクトの領域を切り出して文字画像とし、切り出した各オブジェクトの領域の座標を各文字の座標として特定することで実現する構成の例等が考えられる。
本発明に係る文書画像管理装置及び文書画像管理プログラムは、文書画像を管理するシステムに広く利用することができる。
200 ユーザー操作受付部
205 スキャン部
210 ドキュメント画像管理テーブル記憶部
215 OCR部
220 ドキュメント情報管理テーブル記憶部
225 マーキング付与部
230 文書画像管理テーブル記憶部
235 文字情報管理テーブル記憶部
240 文字列方向変換部
245 マーキング位置変更部
250 表示部

Claims (12)

  1. 複数の文書画像と、当該文書画像に対してそれぞれ定められた相対位置に付与された複数のマーキング画像とを管理する文書画像管理装置であって、
    前記複数の文書画像の中に、縦書及び横書のうち一方の第1文字列方向の文書画像と、他方の第2文字列方向の文書画像とが混在している場合に、第1文字列方向の文書画像を、第2文字列方向の文書画像に変換する文字列方向変換手段と、
    文字列方向が変換された文書画像の変換前に付与されていたマーキング画像について、当該マーキング画像の当該文書画像に対する相対位置を当該文字列方向の変換に合わせて変更するマーキング位置変更手段とを備える
    ことを特徴とする文書画像管理装置。
  2. 前記文字列方向変換手段は、第1文字列方向の文書画像から、1文字ずつ画像を切り出して、各1文字分の文字画像を、第2文字列方向の文書画像を形成すべき位置に移動して配列する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書画像管理装置。
  3. 前記文字列方向変換手段は、
    第1文字列方向の文書画像を、文字列が第2文字列方向に向くように回転させて中間文書画像を生成する第1の画像処理手段と、
    前記中間文書画像から、1文字ずつ切り出して、各1文字分の文字画像をその天地方向が正しくなるように回転させて第2文字列方向の文書画像を生成する第2の画像処理手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書画像管理装置。
  4. 第1文字列方向の文書画像が縦書で、第2文字列方向の文書画像が横書の場合において、
    前記第1の画像処理手段は、第1文字列方向の文書画像を反時計回りに90度回転させて前記中間文書画像を生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書画像管理装置。
  5. 第1文字列方向の文書画像が横書で、第2文字列方向の文書画像が縦書の場合において、
    前記第1の画像処理手段は、第1文字列方向の文書画像を時計回りに90度回転させて前記中間文書画像を生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書画像管理装置。
  6. 第1文字列方向の文書画像が縦書で、第2文字列方向の文書画像が横書の場合において、第1文字列方向の文書画像にマーキング画像として傍線の画像が付与されているときに、
    前記マーキング位置変更手段は、前記傍線の画像が、前記文字列方向変換手段によって変換された文書画像に対して下線となるように、前記相対位置の変更を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の文書画像管理装置。
  7. 第1文字列方向の文書画像が横書で、第2文字列方向の文書画像が縦書の場合において、第1文字列方向の文書画像にマーキング画像として下線の画像が付与されているときに、
    前記マーキング位置変更手段は、前記下線の画像が、前記文字列方向変換手段によって変換された文書画像に対して傍線となるように、前記相対位置の変更を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の文書画像管理装置。
  8. 前記マーキング画像が付箋の画像である場合に、
    前記マーキング位置変更手段は、前記付箋の画像の相対位置を、変換前の文書画像における相対位置に対応する位置へ移動させるように、前記相対位置の変更を行う
    こと特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の文書画像管理装置。
  9. 付箋の画像に第1文字列方向の文字列が含まれる場合に、当該文字列を、第2文字列方向の文字列に変換する付箋文字列方向変換手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項8記載の文書画像管理装置。
  10. 前記複数の文書画像を、付与されたマーキング画像と共に一覧表示する表示手段を更に備え、
    前記表示手段は、表示対象とする文書画像が、第1文字列方向の文書画像である場合に、当該文書画像と、当該文書画像に付与されたマーキング画像とが、定められた相対位置に表示され、表示対象とする文書画像が、第2文字列方向の文書画像である場合に、表示対象とする文書画像に換えて、前記文字列方向変換手段によって当該文書画像から文字列の向きが変換された変換後文書画像と、変換前に付与されていたマーキング画像とが、前記マーキング位置変更手段によって変更された相対位置に表示されるように、前記一覧表示を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の文書画像管理装置。
  11. 前記複数の文書画像を、付与されたマーキング画像と共に一覧印刷する印刷手段を更に備え、
    前記印刷手段は、印刷対象とする文書画像が、第1文字列方向の文書画像である場合に、当該文書画像と、当該文書画像に付与されたマーキング画像とが、定められた相対位置に印刷され、印刷対象とする文書画像が、第2文字列方向の文書画像である場合に、印刷対象とする文書画像に換えて、前記文字列方向変換手段によって当該文書画像から文字列の向きが変換された変換後文書画像と、変換前に付与されていたマーキング画像とが、前記マーキング位置変更手段によって変更された相対位置に印刷されるように、前記一覧印刷を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の文書画像管理装置。
  12. 複数の文書画像と、当該文書画像に対して、それぞれ定められた相対位置に付与された複数のマーキング画像との管理を、コンピュータシステムに実行させる文書画像管理プログラムであって、
    前記複数の文書画像の中に、縦書及び横書のうち一方の第1文字列方向の文書画像と、他方の第2文字列方向の文書画像とが混在している場合に、第1文字列方向の文書画像を、第2文字列方向の文書画像に変換する文字列方向変換ステップと、
    文字列方向が変換された文書画像の変換前に付与されていたマーキング画像について、当該マーキング画像の当該文書画像に対する相対位置を当該文字列方向の変換に合わせて変更するマーキング位置変更ステップとを含む
    ことを特徴とする文書画像管理プログラム。
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