JP2016182243A - 粉末消火器の消火粉末攪拌方法 - Google Patents

粉末消火器の消火粉末攪拌方法 Download PDF

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Jo Nabekawa
尉 鍋川
健二 大木
Kenji Oki
健二 大木
隆 畑本
Takashi Hatamoto
隆 畑本
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Abstract

【課題】 容器本体内の消火粉末の固化状態にある消火粉末を容易に且つ確実に解すことができる粉末消火器の消火粉末攪拌方法を得る。【解決手段】 粉末消火器1の容器本体2内に充填した消火粉末を攪拌する消火粉末の攪拌方法であって、容器本体2内の底部に回転自在に攪拌子3を配置しておき、容器本体2の下に攪拌子3を回転させる攪拌子回転装置4を配置し、攪拌子回転装置4を駆動して攪拌子3を回転させることにより容器本体2内の消火粉末を攪拌するようにした。【選択図】 図1

Description

本発明は、粉末消火器の容器本体内に充填した消火粉末を攪拌する消火粉末攪拌方法に関する。
消火器として、消火粉末を充填した容器本体内に圧縮ガスを充填しておき、圧縮ガスの圧力を利用して消火粉末を放出する蓄圧式の粉末消火器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような粉末消火器では、例えば、設置場所等で粉末消火器の再充填を行った際に、充填時に加わる急激な圧縮ガスの圧力によって、容器本体内の消火粉末が固化状となる場合がある。また、保管や取扱状態の良くない消火粉末を再充填した場合も、容器本体内の消火粉末が固化状となる場合がある。
このような粉末消火器にあって、容器本体内の消火粉末の固化状態の把握を、キャップを開けずに行う場合、従来は、作業者が粉末消火器を振って、その感覚で消火粉末の固化状態を把握し、固化状態にある場合は、粉末消火器を強く振って消火粉末を解し、手の感覚で解し具合を確認しており、これ以外の消火粉末の固化状態を把握手段や解し手段は無かった。
特開2005−348767号
上記のように、従来は作業者が粉末消火器を振って、その感覚で消火粉末の固化状態を把握し、そして、固化状態の消火粉末を解しているため、その作業には熟練を要し、また、面倒な作業となっているといった問題があった。
本発明の目的は、容器本体内の消火粉末の固化状態にある消火粉末を容易に且つ確実に解すことができる粉末消火器の消火粉末攪拌方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、容器本体内の消火粉末の固化状態を容易に且つ確実に把握し、その流動状態を確認することができる粉末消火器の消火粉末攪拌方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、粉末消火器の容器本体内に充填した消火粉末を攪拌する消火粉末の攪拌方法であって、
前記容器本体内の底部に回転自在に攪拌子を配置しておき、前記容器本体の下に前記攪拌子を回転させる攪拌子回転装置を配置し、前記攪拌子回転装置を駆動して攪拌子を回転させることにより前記容器本体内の消火粉末を攪拌することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記容器本体内の底部に回転自在に攪拌子を配置しておき、前記容器本体の下に前記攪拌子を回転させる攪拌子回転装置を配置し、前記攪拌子回転装置を駆動して攪拌子を回転させることにより前記容器本体内の消火粉末を攪拌するので、前記容器本体内で固化状態にある消火粉末を攪拌子の回転により確実に解すことができ、しかもこの作業は熟練を要することなく、容易に且つ確実に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記容器本体は非磁性体で構成され、前記攪拌子は磁性体で構成され、前記攪拌子回転装置は、前記容器本体の底部に当接させる台座部を有し、前記台座部に前記容器本体の底部周囲に沿って電磁石を回転移動させる、或いは磁界を円周方向に切り替える電動部を備えた構成となっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の、前記容器本体は非磁性体で構成され、前記攪拌子は磁性体で構成され、前記攪拌子回転装置は、前記容器本体の底部に当接させる台座部を有し、前記台座部に前記容器本体の底部周囲に沿って電磁石を回転移動させる、或いは磁界を円周方向に切り替える電動部を備えた構成となっているので、前記容器本体の底部に前記攪拌子回転装置の台座部を当接させ、電動部に通電することにより、前記電磁石が前記容器本体の底部周囲に沿って回転移動し、或いは磁界が円周方向に切り替わり、前記容器本体内の配置されている攪拌子は前記電磁石或いは磁界に吸引されて、前記電磁石の回転移動に伴って、或いは磁界の円周方向への切り替わりに伴って回転し、前記容器本体内で固化状態にある消火粉末を攪拌して解す。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の、前記攪拌子回転装置は、前記電磁石を回転移動させ、或いは磁界を円周方向に切り替える電動部の電流を観測して前記攪拌子を回転させたときの抵抗値を表示する抵抗計を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の、前記攪拌子回転装置は、前記電磁石を回転移動させる、或いは磁界を円周方向に切り替える電動部の電流を観測して前記攪拌子を回転させたときの抵抗値を表示する抵抗計を備えているので、前記攪拌子を回転させたときの抵抗値を消火粉末が固化状態にあるときや流動状態にあるときの指標として設定しておくことにより、前記攪拌子を回転させたときの抵抗値により、容器本体内の消火粉末の固化状態や流動状態を容易に且つ確実に把握することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3のいずれか1項に記載の、前記容器本体の底部外周には、前記攪拌子を前記容器本体の底部に固定するリング状の永久磁石が着脱可能に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3のいずれか1項に記載の、前記容器本体の底部外周には、前記攪拌子を前記容器本体の底部に固定するリング状の永久磁石が着脱可能に配置されているので、通常は前記容器本体の底部外周にリング状の永久磁石を着けておくことにより、前記攪拌子を前記容器本体の底部に固定しておくことができる。
本発明に係る粉末消火器の消火粉末攪拌方法によれば、容器本体内の消火粉末の固化状態にある消火粉末を容易に且つ確実に解すことができ、また、容器本体内の消火粉末の固化状態を容易に且つ確実に把握し、その流動状態を確認することができる。
本発明に係る粉末消火器の消火粉末攪拌方法を実施する形態の一例を示す説明図である。 本例で使用している攪拌子の一例を示す斜視図である。 本発明に係る粉末消火器の消火粉末攪拌方法を実施していない状態にある粉末消火器を示す一部縦断正面図である。
以下、本発明に係る粉末消火器の消火粉末攪拌方法を実施する形態の一例を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は本発明の実施例を示す説明図、図2は本例で使用している攪拌子の一例を示す斜視図、図3は本発明を実施していない状態にある粉末消火器を示す一部縦断正面図である。
本発明は、粉末消火器1の、消火粉末を充填した容器本体2内の底部に回転自在に攪拌子3を配置しておき、容器本体2の下に攪拌子3を回転させる攪拌子回転装置4を配置し、攪拌子回転装置4を駆動して攪拌子3を回転させることにより容器本体2内の消火粉末を攪拌するようにした。
粉末消火器1にあっては、図1に示すように、消火粉末と加圧用の圧縮ガスが充填される容器本体2の口部5にバルブケース6がユニオン方式のキャップ7で締め付け固定されている。
バルブケース6には、一端を容器本体2内に開口し他端が容器本体2外に開口する消火粉末流路8が形成されており、容器本体2内に開口する開口部にサイフォン管9が取り付けられ、容器本体2外に開口する開口部に消火粉末放出ホース10が取り付けられている。
バルブケース6には消火粉末流路8を開閉する操作レバー11が備えられ、操作レバー11の操作により消火粉末流路8を開き、圧縮ガスの圧力を利用して消火粉末を放出するようになっている。
容器本体2はアルミニウムや合成樹脂等の非磁性体で構成されており、本例ではアルミニウムで構成されている。
また、容器本体2内の底部に回転自在に配置される攪拌子3は、図2に示すように、容器本体2内の底部形状に沿った椀状に形成され、外面が平滑面に形成され、内面には縦方向に羽根部12が形成されている。本例では、攪拌子3は磁性体で構成されている。
容器本体2の底部外周には、図3に示すように、攪拌子3を容器本体2の底部に固定するリング状の永久磁石13が着脱可能に配置されている。
また、攪拌子回転装置4は、容器本体2の底部に当接させる台座部14を有し、台座部14に、容器本体2外から攪拌子3を磁力で吸引し、攪拌子3を回転させる電動部15を備えている。
本例では、電動部15は容器本体2の底部周囲に沿って回転移動可能な電磁石16を有し、通電することにより電磁石16を回転移動させる構成となっている。電磁石16の磁力は、容器本体外から攪拌子3を吸引し、電磁石16の回転に伴って攪拌子3を回転させることができる磁力であることを要し、また電磁石16を回転させる電動部15は攪拌子3を吸引する電磁石を回転させることができるトルクを備えていることを要する。
電動部15にあっては、これに限られるものではなく、図示しないが、容器本体2の底部周囲に沿って円周方向に配置した磁界発生コイルを有し、通電することにより磁界を円周方向に切り替えるようにすることもできる。
また、攪拌子回転装置4は、電磁石16を回転移動させ電動部15の電流を観測して攪拌子を回転させたときの抵抗値を表示する抵抗計17を備えている。
このように構成された粉末消火器1の消火粉末の攪拌は、容器本体2内の底部に回転自在に攪拌子3を配置しておき、容器本体2の下に攪拌子3を回転させる攪拌子回転装置4を配置し、攪拌子回転装置4を駆動して攪拌子3を回転させることにより行われる。
本例では、容器本体2の底部外周から、攪拌子3を容器本体2の底部に固定しているリング状の永久磁石13を外してから、容器本体2の底部に攪拌子回転装置4の台座部14を当接させ、電動部15に通電する。これにより、電磁石16が容器本体2の底部周囲に沿って回転移動し、容器本体2内の配置されている攪拌子3は電磁石16に吸引され、電磁石16の回転移動に伴って回転し、容器本体2内の消火粉末を攪拌する(図1参照。)。
これにより、容器本体2内の固化状態にあった消火粉末が攪拌され解される。
このとき、本例では、攪拌子回転装置4は、電磁石16を回転移動させる電動部15の電流を観測して攪拌子3を回転させたときの抵抗値を表示する抵抗計17を備えているので、攪拌子3を回転させたときの抵抗値により、容器本体2内の消火粉末の固化状態や流動状態を把握することができるので、攪拌子3を回転させたときの抵抗値により容器本体2内の消火粉末が適切な流動状態になったことを確認できる。
なお、本例では、攪拌子3を回転させたときの抵抗値により、容器本体2内の消火粉末の固化状態や流動状態を把握しているが、磁力によってON/OFFを切り替える非接触式の近接スイッチを容器本体2の側面に当てることでも、磁性体である攪拌子3の位置や角度を度を確認し、内部が流動しているかどうかを確認することができる。
1 粉末消火器
2 容器本体
3 攪拌子
4 攪拌子回転装置
5 口部
6 バルブケース
7 キャップ
8 消火粉末流路
9 サイフォン管
10 消火粉末放出ホース
11 操作レバー
12 羽根部
13 永久磁石
14 台座部
15 電動部
16 電磁石
17 抵抗計

Claims (4)

  1. 粉末消火器の容器本体内に充填した消火粉末を攪拌する消火粉末攪拌方法であって、
    前記容器本体内の底部に回転自在に攪拌子を配置しておき、前記容器本体の下に前記攪拌子を回転させる攪拌子回転装置を配置し、前記攪拌子回転装置を駆動して攪拌子を回転させることにより前記容器本体内の消火粉末を攪拌することを特徴とする粉末消火器の消火粉末攪拌方法。
  2. 前記容器本体は非磁性体で構成され、前記攪拌子は磁性体で構成され、前記攪拌子回転装置は、前記容器本体の底部に当接させる台座部を有し、前記台座部に前記容器本体の底部周囲に沿って電磁石を回転移動させる、或いは磁界を円周方向に切り替える電動部を備えた構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の粉末消火器の消火粉末攪拌方法。
  3. 前記攪拌子回転装置は、前記電磁石を回転移動させ、或いは磁界を円周方向に切り替える電動部の電流を観測して前記攪拌子を回転させたときの抵抗値を表示する抵抗計を備えていることを特徴とする請求項2に記載の粉末消火器の消火粉末攪拌方法。
  4. 前記容器本体の底部外周には、前記攪拌子を前記容器本体の底部に固定するリング状の永久磁石が着脱可能に配置されていることを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の粉末消火器の消火粉末攪拌方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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