JP2016181852A - 通信装置、通信システム、通信装置の制御方法および通信装置のプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信装置の制御方法および通信装置のプログラム Download PDF

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Shigeki Matsuo
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Abstract

【課題】拠点の新設に伴うルーティングテーブルの設定変更を容易に行うことができる、通信装置、通信装置の制御方法および通信装置のプログラムを提供する。
【解決手段】通信装置10は、自装置のルーティング情報を生成するルーティング情報生成手段11と、自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報の送受信を行う通信手段12と、通信手段が他通信装置のルーティング情報を受信した場合、他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更するルーティング手段13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、通信システム、通信装置の制御方法および通信装置のプログラムに関する。
近年、複数の拠点をIP(Internet Protocol)ネットワークで接続し、拠点間の通話を可能にする技術が普及している。
しかしながら、上記技術を用いた通話システムにおいて、拠点の新設や削除が生じた場合、上記通話システムの運用者は、各拠点における設定を一つ一つ変更しなければならず、大きな手間が掛かっていた。
上記問題に関連して、特許文献1には、ノードの離脱またはノードの回復があった場合、予め設定されているノード離脱・回復テーブルに基づいて、通信ネットワークを再構成する技術が開示されている。
特開2013−21447号公報
しかしながら、特許文献1の発明は、ノードの離脱または回復を想定したものであり、ノードの新規追加、つまり、拠点の新設を考慮したものではない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、拠点の新設に伴うルーティングテーブルの設定変更を容易に行うことができる、通信装置、通信装置の制御方法および通信装置のプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る通信装置は、自装置のルーティング情報を生成するルーティング情報生成手段と、前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報の送受信を行う通信手段と、前記通信手段が前記他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更するルーティング手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明に係る通信システムは、互いに信号を送受信する少なくとも2つの通信装置を備え、前記少なくとも2つの通信装置の各々は、自装置のルーティング情報を生成するルーティング情報生成手段と、前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報の送受信を行う通信手段と、前記通信手段が前記他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更するルーティング手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明に係る通信装置の制御方法は、自装置のルーティング情報を生成し、前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報を送受信し他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更する、ことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明に係る通信装置のプログラムは、通信装置のコンピュータに、自装置のルーティング情報を生成する処理と、前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報を送受信する処理と、他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更する処理と、を実行させることを特徴とする。
拠点の新設に伴うルーティングテーブルの設定変更を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信装置10のブロック構成図の一例である。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通話システム100のシステム構成図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係るルーティング情報の一例である。 本発明の第2の実施形態に係るルーティングテーブルの一例である。 本発明の第2の実施形態に係るトポロジ情報の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る各方路に設定するコストの一例である。 本発明の第2の実施形態に係る新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400が、自身のルーティングテーブルの設定を変更する動作手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るトポロジ情報の一例である。 本発明の第2の実施形態に係るルーティングテーブルの一例である。 本発明の第2の実施形態に係るルーティングテーブルの一例である。 本発明の第2の実施形態に係る通話システム100のシステム構成図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る通話システム100のシステム構成図の一例である。 情報処理装置700のブロック構成図の一例である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る通信装置10のブロック構成図を図1に示す。通信装置10は、図1に示すように、ルーティング情報生成手段11と、通信手段12と、ルーティング手段13と、を備える。
ルーティング情報生成手段11は、自装置のルーティングを生成する。
通信手段12は、自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報の送受信を行う。
ルーティング手段13は、通信手段12が他通信装置のルーティング情報を受信した場合、他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更する。
次に、図2を参照しながら、通信装置10の動作の一例を説明する。
ルーティング情報生成手段11は、自装置のルーティングを生成する(S101)。
通信手段12は、自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報の送受信を行う(S102)。
ルーティング手段13は、通信手段12が他通信装置のルーティング情報を受信した場合、他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更する(S103)。
上記構成により、本実施形態に係る通信装置10は、拠点の新設に伴うルーティングテーブルの設定変更を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る通話システム100の構成図を図3に示す。通話システム100は、図3に示すように、新規電話交換機200と、既設電話交換機300と、第2既設電話交換機400と、方路501及び502と、方路503及び504とを備える。ここで、通話システム100における、新規電話交換機200と、既設電話交換機300と、第2既設電話交換機400の設置数は、特に限定されない。
新規電話交換機200は、拠点の新設に伴い通話システム100に新規に設置される電話交換機であって、自機のルーティング情報を既設電話交換機300に送信する。そして、新規電話交換機200は、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティング情報を受信した場合、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティング情報に基づきトポロジ情報を生成し、これを基に自機のルーティングテーブルを更新する。なお、ルーティング情報、ルーティングテーブル及びトポロジ情報についての詳細は、後述する。
既設電話交換機300は、通話システム100に既設の電話交換機であって、新規電話交換機200から新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、自機のルーティング情報を新規電話交換機200に送信する。そして、既設電話交換機300は、上記受信した新規電話交換機200のルーティング情報に基づき自機が保持しているトポロジ情報を更新し、これを基に自機のルーティングテーブルを更新する。また、既設電話交換機300は、上記受信した新規電話交換機200のルーティング情報を、第2既設電話交換機400に送信する。
第2既設電話交換機400は、通話システム100に既設の電話交換機であって、既設電話交換機300から新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、受信した新規電話交換機200のルーティング情報に基づき自機が保持しているトポロジ情報を更新し、これを基に自機のルーティングテーブルを更新する。そして、第2既設電話交換機400は、自機のルーティング情報を、既設電話交換機300を介して新規電話交換機200に送信する。
なお、新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400には、LSA(Link State Advertisement)タイプ1が「Router−LSAs」から「電話交換機ID−LSAs」に変更され、LSAタイプ5が「AS−external−LSAs」から「拠点番号―LSAs」に変更されたOSPF(Open Shortest Path First)がルーティングプロトコルとして実装されている。これにより、新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400は、自機に実装されたルーティングプロトコルを用いることで、拠点番号と、電話交換機IDと、方路番号と、コストとから成るルーティング情報を生成することができるようになる。また、新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のそれぞれには、図示しない電話機が属している。
方路501及び502は、新規電話交換機200−既設電話交換機300間の方路であって、新規電話交換機200と既設電話交換機300を接続する。
方路503及び504は、既設電話交換機300−第2既設電話交換機400間の方路であって、既設電話交換機300と第2既設電話交換機400を接続する。
ここで、ルーティング情報とは、拠点番号と、電話交換機IDと、方路番号と、コストとから成る情報のことである。拠点番号とは、電話交換機が設置される拠点を識別する番号のことである。また、電話交換機IDとは、上記電話交換機を識別するID(OSPFで言うルータIDに相当)のことである。また、方路番号とは、上記電話交換機が有する方路(上記電話交換機が自機と隣接関係にある電話交換機に対して有する方路)を識別する番号のことである。また、コストとは、上記電話交換機が有する方路に設定されるコスト値のことである。ルーティング情報の一例を図4に示す。
また、ルーティングテーブルとは、ルーティングエントリをまとめたものである。ルーティングエントリとは、拠点番号と、当該拠点番号への経路を示す転送先方路とから成る情報のことである。各電話交換機は、自機のルーティングテーブルの内容に基づき、宛先の拠点番号に向けて、電話発信を中継する。ルーティングテーブルの一例を図5に示す。ここで、ルーティングテーブルにおける「自機落ち」とは、方路が存在しないことを意味する。例えば、図5(B)のルーティングテーブルは、拠点番号20に設置されている電話交換機に保持されているため、拠点番号20に対応する転送先方路が「自機落ち(方路が存在しない)」となっている。
また、トポロジ情報とは、通話システム100に設置されている各電話交換機の繋がりを表す情報のことである。トポロジ情報の一例を図6に示す。
新規電話交換機200のブロック構成図を図3に示す。新規電話交換機200は、図3に示すように、ルーティングテーブル保持部201と、通信制御部202と、トポロジデータベース203と、ルーティング制御部204と、を備える。
ルーティングテーブル保持部201は、新規電話交換機200のルーティングテーブルを保持する。
通信制御部202は、新規電話交換機200に実装されているルーティングプロトコルを用いて、新規電話交換機200のルーティング情報を生成する。そして、通信制御部202は、生成した新規電話交換機200のルーティング情報を、新規電話交換機200に実装されているルーティングプロトコルを用いて、後述する通信制御部302に送信する。また、通信制御部202は、通信制御部302から既設電話交換機300のルーティング情報を、後述する通信制御部402から通信制御部302を介して第2既設電話交換機400のルーティング情報を、それぞれ受信した場合、受信した既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティング情報を、トポロジデータベース203に通知する。
トポロジデータベース203は、通信制御部202から、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティング情報を通知された場合、これらに基づきトポロジ情報を生成する。
ルーティング制御部204は、トポロジデータベース203が生成したトポロジ情報を基に、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400が設置されている拠点番号への最小コストとなるルートを算出する。そして、ルーティング制御部204は、算出結果に基づき、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティングエントリを生成し、これをルーティングテーブル保持部201が保持する新規電話交換機200のルーティングテーブルに追加する。なお、上記ルートの算出は、例えば、SPF(Shortest Path First)アルゴリズムによって行われる。
既設電話交換機300のブロック構成図を図3に示す。既設電話交換機300は、図3に示すように、ルーティングテーブル保持部301と、通信制御部302と、トポロジデータベース303と、ルーティング制御部304と、を備える。
ルーティングテーブル保持部301は、既設電話交換機300のルーティングテーブルを保持する。
通信制御部302は、通信制御部202から新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、次の3つの動作を行う。第1に、通信制御部302は、既設電話交換機300に実装されているルーティングプロトコルを用いて、既設電話交換機300のルーティング情報を生成する。そして、通信制御部302は、既設電話交換機300に実装されているルーティングプロトコルを用いて、生成した既設電話交換機300のルーティング情報を通信制御部202に送信する。第2に、通信制御部302は、受信した新規電話交換機200のルーティング情報を、トポロジデータベース303に通知する。第3に、通信制御部302は、受信した新規電話交換機200のルーティング情報を、既設電話交換機300に実装されているルーティングプロトコルを用いて、通信制御部402へ送信する。
トポロジデータベース303は、通信制御部302から、新規電話交換機200のルーティング情報を通知された場合、これに基づき自身が保持しているトポロジ情報を更新する。
ルーティング制御部304は、トポロジデータベース303が更新したトポロジ情報を基に、新規電話交換機200が設置されている拠点番号への最小コストとなるルートを算出する。そして、ルーティング制御部304は、算出結果に基づき、新規電話交換機200のルーティングエントリを生成し、これをルーティングテーブル保持部301が保持する既設電話交換機300のルーティングテーブルに追加する。なお、上記ルートの算出は、例えば、SPFアルゴリズムによって行われる。
第2既設電話交換機400のブロック構成図を図3に示す。第2既設電話交換機400は、図3に示すように、ルーティングテーブル保持部401と、通信制御部402と、トポロジデータベース403と、ルーティング制御部404と、を備える。
ルーティングテーブル保持部401は、第2既設電話交換機400のルーティングテーブルを保持する。
通信制御部402は、通信制御部302から、新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、次の2つの動作を行う。第1に、通信制御部402は、受信した新規電話交換機200のルーティング情報を、トポロジデータベース403に通知する。第2に、通信制御部402は、第2既設電話交換機400に実装されているルーティングプロトコルを用いて第2既設電話交換機400のルーティング情報を生成する。そして、通信制御部402は、生成した第2既設電話交換機400のルーティング情報を、第2既設電話交換機400に実装されているルーティングプロトコルを用いて、通信制御部302を介して通信制御部202に送信する。
トポロジデータベース403は、通信制御部402から、新規電話交換機200のルーティング情報を通知された場合、これに基づき自身が保持しているトポロジ情報を更新する。
ルーティング制御部404は、トポロジデータベース403が更新したトポロジ情報を基に、新規電話交換機200が設置されている拠点番号への最小コストとなるルートを算出する。そして、ルーティング制御部404は、算出結果に基づき、新規電話交換機200のルーティングエントリを生成し、これをルーティングテーブル保持部401が保持する第2既設電話交換機400のルーティングテーブルに追加する。なお、上記ルートの算出は、例えば、SPFアルゴリズムによって行われる。
次に、通話システム100の運用開始以前に行われる3つの動作について説明する。
第1に、例えば、通話システム100の運用者(以下、「運用者」と記載する。)は、拠点の新設に伴い、新規電話交換機200を通話システム100に設置する。そして、運用者は、新規電話交換機200―既設電話交換機300間に方路を設定し、該設定した方路を新規電話交換機200及び既設電話交換機300に登録する。これに伴い、ルーティング制御部204は、新規電話交換機200に実装されているルーティングプロトコルを用いて、新規電話交換機200に登録されている方路を参照し、既設電話交換機300が新規電話交換機200と隣接する電話交換機(OSPFで言うネイバーに相当)であることを認知する。そして、ルーティング制御部204は、新規電話交換機200と既設電話交換機300との隣接関係(OSPFで言うアジャセンシーに相当)を確立する。なお、ルーティング制御部304も、同様の動作を行う。ちなみに、IPネットワーク上においては、他の電話交換機のユニキャストIPアドレスを指定することで方路を設定することができる。
第2に、運用者は、新規電話交換機200―既設電話交換機300間の方路にコストを設定する。図3に示す通話システム100において、各方路のコストは、例えば、図7のように設定される。なお、方路503及び504のコストは、本動作以前に、既に設定されている。
第3に、運用者は、ルーティングテーブル保持部201が保持する新規電話交換機200のルーティングテーブルに、新規電話交換機200のルーティングエントリを登録する。これに伴い、ルーティング制御部204は、ルーティングテーブル保持部201が保持する新規電話交換機200のルーティングテーブルから、上記登録された新規電話交換機200のルーティングエントリを読み出し、これをトポロジデータベース203に登録する。これにより、通信制御部202は、自機に実装されているルーティングプロトコルを用いて、他電話交換機との各種情報の受け渡しが可能になる。なお、上記新規電話交換機200のルーティングエントリは、例えば、図5(A)の「拠点番号:10、転送先方路:自機落ち」である。
次に、図8を参照しながら、拠点の新設に伴い、新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400が、自身のルーティングテーブルの設定を変更する動作手順について説明する。なお、図8は、新規電話交換機200と、既設電話交換機300と、第2既設電話交換機400の動作を示すシーケンス図であり、上方から下方に向かって時間が経過するものとする。
本動作の説明にあたり、新規電話交換機200が設置される拠点の拠点番号を10、既設電話交換機300が設置される拠点の拠点番号を20、第2既設電話交換機400が設置される拠点の拠点番号を30とする。
また、本動作の説明にあたり、新規電話交換機200の電話交換機IDを1、既設電話交換機300の電話交換機IDを2、第2既設電話交換機400の電話交換機IDを3とする。
また、本動作の説明にあたり、新規電話交換機200−既設電話交換機300間、及び既設電話交換機300−第2既設電話交換機400間の方路は、図3に示すように設定されており、そのコストは、図7に示すように設定されているものとする。
また、本動作の説明にあたり、通信制御部202、通信制御部302及び通信制御部402が生成するルーティング情報は、それぞれ、図4における(A)、(B)、(C)であると
また、本動作の説明にあたり、本動作開始時にルーティングテーブル保持部201、ルーティングテーブル保持部301及びルーティングテーブル保持部401が保持するルーティングテーブルは、それぞれ、図5における(A)、(B)、(C)であるとする。
また、本動作の説明にあたり、本動作開始時にトポロジデータベース303及びトポロジデータベース403が保持しているトポロジ情報は、図9に示すものであるとする。
通信制御部202は、新規電話交換機200に実装されているルーティングプロトコルを用いて、新規電話交換機200のルーティング情報を生成する。そして、通信制御部202は、生成した新規電話交換機200のルーティング情報を、新規電話交換機200に実装されているルーティングプロトコルを用いて通信制御部302に送信する(S201)。
通信制御部302は、通信制御部202から新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、既設電話交換機300に実装されているルーティングプロトコルを用いて、既設電話交換機300のルーティング情報を生成する。そして、通信制御部302は、生成した既設電話交換機300のルーティング情報を、既設電話交換機300に実装されているルーティングプロトコルを用いて通信制御部202に送信する(S202)。
また、通信制御部302は、通信制御部202から受信した新規電話交換機200のルーティング情報を、トポロジデータベース303に通知する。トポロジデータベース303は、通知された新規電話交換機200のルーティング情報に基づき、自身が保持しているトポロジ情報を更新する(S203)。
S203において、トポロジデータベース303は、自身が保持しているトポロジ情報を、図9から図6へ更新する。
ルーティング制御部304は、トポロジデータベース303が更新したトポロジ情報を基に、新規電話交換機200が設置されている拠点番号への最小コストとなるルートを算出する。そして、ルーティング制御部304は、算出結果に基づき、新規電話交換機200のルーティングエントリを生成し、これをルーティングテーブル保持部301が保持する既設電話交換機300のルーティングテーブルに追加する(S204)。
S204によって、既設電話交換機300のルーティングテーブルは、図5(B)から、図10(B)に変更される。
通信制御部302は、通信制御部202から受信した新規電話交換機200のルーティング情報を、既設電話交換機300に実装されているルーティングプロトコルを用いて、通信制御部402に送信する(S205)。
通信制御部402は、通信制御部302から新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、これをトポロジデータベース403に通知する。トポロジデータベース403は、通知された新規電話交換機200のルーティング情報に基づき、自身が保持しているトポロジ情報を更新する(S206)。
S206において、トポロジデータベース403は、自身が保持しているトポロジ情報を、図9から図6へ更新する。
ルーティング制御部404は、トポロジデータベース403が更新したトポロジ情報を基に、新規電話交換機200が設置されている拠点番号への最小コストとなるルートを算出する。そして、ルーティング制御部404は、算出結果に基づき、新規電話交換機200のルーティングエントリを生成し、これをルーティングテーブル保持部401が保持する第2既設電話交換機400のルーティングテーブルに追加する(S207)。
S207によって、第2既設電話交換機400のルーティングテーブルは、図5(C)から、図10(C)に変更される。
通信制御部402は、第2既設電話交換機400に実装されているルーティングプロトコルを用いて、第2既設電話交換機400のルーティング情報を生成する。そして、通信制御部402は、第2既設電話交換機400に実装されているルーティングプロトコルを用いて、生成した第2既設電話交換機400のルーティング情報を、通信制御部302を介して通信制御部202に送信する(S208)。
通信制御部202は、S202及びS208によって、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティング情報を受信した場合、これらをトポロジデータベース203に通知する。トポロジデータベース203は、通知された既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティング情報に基づき、トポロジ情報を生成する(S209)。
S209において、トポロジデータベース203は、図6に示すトポロジ情報を生成する。
ルーティング制御部204は、トポロジデータベース203が生成したトポロジ情報を基に、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400が設置されている拠点番号への最小コストとなるルートを算出する。そして、ルーティング制御部204は、算出結果に基づき、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティングエントリを生成し、これをルーティングテーブル保持部201が保持する新規電話交換機200のルーティングテーブルに追加する(S210)。
S210によって、新規電話交換機200のルーティングテーブルは、図5(A)から、図10(A)に変更される。
S210の後、新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400のルーティングテーブルの設定変更が完了するため、各電話交換機に属している電話機間で、通話をすることが可能になる。
本実施形態において、既設電話交換機300は、新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、受信した新規電話交換機200のルーティング情報を第2既設電話交換機400に送信すると共に、自機のルーティング情報を新規電話交換機200に送信する。また、第2既設電話交換機400は、新規電話交換機200のルーティング情報を受信した場合、自機のルーティング情報を新規電話交換機200に送信する。そのため、新規電話交換機200、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400は、新規電話交換機200が自機のルーティング情報を既設電話交換機300に送信するだけで、お互いのルーティング情報を共有することができる。
従って、本実施形態によれば、拠点の新設に伴うルーティングテーブルの設定変更を容易に行うことができる。
なお、特番を用いて発信する場合には、「特番+拠点番号」を拠点番号として管理することもできる。例えば、「8(特番)+拠点番号」を拠点番号として管理する場合、図10に示すルーティングテーブルは、図11のようになる。なお、特番の種類は、特に限定されない。
また、新規電話交換機200は、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400と同様の動作を行うことも可能である。
また、既設電話交換機300は、新規電話交換機200及び第2既設電話交換機400と同様の動作を行うことも可能である。
また、第2既設電話交換機400は、新規電話交換機200及び既設電話交換機300と同様の動作を行うことも可能である。
また、本実施形態において、各ルーティング制御部は、最小コストとなるフローを算出したが、これに限定されない。例えば、各ルーティング制御部は、“特定の電話交換機を必ず経由した上で、最小コストとなるフローを算出する”等、通話システム100のユーザや運用者の要望、目的に応じたフローを算出することもできる。
また、本実施形態において、通話システム100は、例えば、図12に示すようなシステム構成であってもよい。この場合、新規電話交換機200は、自機のルーティング情報を、既設電話交換機300a−300b及び第2既設電話交換機400a−400dに送信する。また、既設電話交換機300a及び300bは、自機のルーティング情報を、新規電話交換機200に送信する。また、第2既設電話交換機400a−400dは、自機のルーティング情報を、新規電話交換機200に送信する。
また、本実施形態において、通話システム100は、新規電話交換機200と、既設電話交換機300と、第2既設電話交換機400と、方路501及び502と、方路503及び504とを備えたが、これに限定されない。例えば、通話システム100は、図13に示すように、新規電話交換機200と、既設電話交換機300と、第2既設電話交換機400と、方路501及び502と、方路503及び504と、方路505及び506と、第3既設電話交換機600と、を備えてもよい。この場合、新規電話交換機200は、自機のルーティング情報を、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400を介して、第3既設電話交換機600へ送信する。また、第3既設電話交換機600は、自機のルーティング情報を、既設電話交換機300及び第2既設電話交換機400を介して、新規電話交換機200に送信する。
(ハードウェアの構成例)
上述した本発明の第1の実施形態に係る通信装置10は、例えば、図14に示す情報処理装置700によって実現することができる。情報処理装置700は、図14に示すように、CPU(Central Processing Unit)701と、ROM(Read Only Memory)702と、RAM(Random Access Memory)703と、HDD(Hard Disk Drive)704と、通信インターフェース705と、を備える。
ルーティング情報生成手段11は、CPU701によって制御される。ルーティング情報生成手段11が生成した自装置のルーティング情報は、ROM702や、RAM703、HDD704に記憶される。
通信手段12は、通信インターフェース705によって実現される。
ルーティング手段13は、CPU701によって制御される。
また、上述した本発明の第2の実施形態に係る新規電話交換機200は、同様に、情報処理装置700によって実現することができる。
ルーティングテーブル保持部201が保持するルーティングテーブルは、ROM702や、RAM703、HDD704に記憶される。
通信制御部202は、通信インターフェース705によって実現される。
トポロジデータベース203の内容は、ROM702や、RAM703、HDD704に記憶される。
ルーティング制御部204は、CPUによって実行される。
ここで、既設電話交換機300、第2既設電話交換機400、第3電話交換機600も同様に、情報処理装置700によって実現することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
10 通信装置
11 ルーティング情報生成手段
12 通信手段
13 ルーティング手段
100 通話システム
200 新規電話交換機
201 ルーティングテーブル保持部
202 通信制御部
203 トポロジデータベース
204 ルーティング制御部
300 既設電話交換機
301 ルーティングテーブル保持部
302 通信制御部
303 トポロジデータベース
304 ルーティング制御部
400 第2既設電話交換機
401 ルーティングテーブル保持部
402 通信制御部
403 トポロジデータベース
404 ルーティング制御部
501 方路
502 方路
503 方路
504 方路
505 方路
506 方路
600 第3既設電話交換機
700 情報処理装置
701 CPU
702 ROM
703 RAM
704 HDD
705 通信インターフェース

Claims (9)

  1. 自装置のルーティング情報を生成するルーティング情報生成手段と、
    前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報の送受信を行う通信手段と、
    前記通信手段が前記他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更するルーティング手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記ルーティング情報生成手段は、自装置に実装されているプロトコルに基づき前記自装置のルーティング情報を生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記自装置のルーティング情報は、自装置が設置される拠点の拠点番号と、自装置固有のIDと、自装置が持つ方路と、前記自装置が持つ方路に設定するコストと、を少なくとも含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記ルーティング手段は、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のトポロジデータベースの内容を更新し、前記内容を更新した自装置のトポロジデータベースに基づき前記他通信装置が設置される拠点への最小コスト経路を算出し、前記他通信装置が設置される拠点の拠点番号と前記最小コスト経路とを関連付け前記自装置のルーティングテーブルに追加する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記通信手段は、前記自装置に実装されているプロトコル用いて前記自装置のルーティング情報を前記他通信装置に送信し、前記自装置に実装されているプロトコルを用いて前記他通信装置のルーティング情報を前記他通信装置から受信する、ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記自装置に実装されているプロトコルは、LSAタイプ1をルータIDの代わりに通信装置IDを用いるように変更すると共にLSAタイプ5を宛先ネットワークアドレスの代わりに拠点番号を用いるように変更したOSPF(Open Shortest Path First)である、ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 互いに信号を送受信する少なくとも2つの通信装置を備え、前記少なくとも2つの通信装置の各々は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置であることを特徴とする通信システム。
  8. 自装置のルーティング情報を生成し、
    前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報を送受信し
    前記他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更する、
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. 通信装置のコンピュータに、
    自装置のルーティング情報を生成する処理と、
    前記自装置のルーティング情報及び他装置のルーティング情報を送受信する処理と、
    前記他通信装置のルーティング情報を受信した場合、前記他通信装置のルーティング情報に基づき自装置のルーティングテーブルの内容を変更する処理と、
    を実行させることを特徴とする通信装置のプログラム。
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