JP2001333091A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2001333091A
JP2001333091A JP2000152064A JP2000152064A JP2001333091A JP 2001333091 A JP2001333091 A JP 2001333091A JP 2000152064 A JP2000152064 A JP 2000152064A JP 2000152064 A JP2000152064 A JP 2000152064A JP 2001333091 A JP2001333091 A JP 2001333091A
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packet
route
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Naoki Matsudaira
直樹 松平
Akira Takeyama
明 竹山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】経路障害が発生していない場合にはポリシーを
反映し、経路障害が発生した場合でもパケットの到達性
を保証する通信装置を提供する。 【解決手段】通信装置Tは、スタティック経路表2,ダ
イナミック経路表3,判定部4,スイッチ5を備える。ス
タティック経路に障害が生じていないときには経路表2
からの経路情報に基づいてパケット6がスタティック経
路へ送出される。一方、スタティック経路に障害が生じ
ているときには、経路表3からの経路情報に基づいてパ
ケット6がダイナミック経路へ送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット,
イントラネット等のIPネットワークを含むパケット交
換ネットワークにおいて、パケットの経路を選択する通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットは、世界規模で相互接続
されたデータネットワークであり、この利用者は急速に
増えている。インターネットは、IPデータグラム(I
Pパケット)単位でルーティングを行い、IP(Internet
Protocol)レベルでコネクションを設定しないことを特
徴とする。
【0003】インターネットでのデータグラム単位のフ
ォワーディングは、宛先アドレスと、これに対応する次
ホップとが記述された経路表(ルーティングテーブル)の
参照によって行われる。宛先アドレスについては、宛先
のネットワーク単位或いは集約した単位を検索できるよ
うにアドレスのマスク情報も含まれる。
【0004】一般に、ルーティングテーブルを作成する
手段として、RIP(Routing Information Protocol),
OSPF(Open Shortest Path First)等のダイナミック
ルーティングプロトコルが用いられる。ダイナミックル
ーティングの主な使用目的は、経路設計を自動化するこ
とと、ノードやリンクの増設又は障害に対してダイナミ
ックに対応することである。ダイナミックルーティング
の目的は、ルーティングテーブルを作成することであ
り、ルーティングテーブルは、ネットワークのコスト
(メトリック)が最低となるスパニングツリーを分散アル
ゴリズムによって解くことで作成される。RIPやOS
PF等は、ルーティングテーブルの作成に必要なコスト
としてホップ数を考慮し、ネットワークの負荷等をコス
トとして考慮しない。
【0005】一方、オペレータがルーティングテーブル
にエントリを直接書き込む手法も用いられている。この
手法は、ダイナミックルーティングに対し、スタティッ
クルーティングと呼ばれている。
【0006】ダイナミックルーティングでは、ノードや
リンクの増設又は障害によるネットワークのトポロジの
変動に伴って、コストの再計算を行い、計算結果に従っ
てルーティングテーブルを自動的に更新する。
【0007】これに対し、スタティックルーティングで
は、トポロジが変動しても、ルーティングテーブルの内
容は、オペレータがルーティングテーブルを更新しない
限り変更されない。このため、スタティックルーティン
グでは、トポロジの変動に伴うオペレータのルーティン
グテーブルの更新作業が必要である。但し、オペレータ
(ネットワークの管理者)が認知しないところでルーティ
ングテーブルの内容が変動しないので、オペレータの意
図的な制御(「ポリシー」と呼ばれる)をネットワークに
反映することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ダイナミックルーティ
ングでは、あるネットワークから他のネットワークへの
経路が複数存在していた場合でも、スパニングツリーは
ホップ数が最小となる1つの経路だけになる。即ち、複
数の経路のうちからホップ数が最小となる1つの経路が
選択される。この経路選択に当たり経路の容量(ネット
ワークへの負荷)は考慮されない。このため、選択され
た経路の容量を越えるトラフィックが発生すると、容量
を越えた分のトラフィックが廃棄されてしまう。
【0009】上記点に鑑み、インターネットでは、IP
データグラム(パケット)を通信相手に届けるといった接
続性のみを提供するサービスが主流である。これに対
し、近年では、VoIP(Voice over IP:IPネットワ
ークを用いた音声通信)や画像転送,或いは性能を保証
するデータ通信サービス等の所定の通信品質を保証する
サービスが求められている。このようなサービスを実現
するには、ネットワークに対して何らかのポリシーを反
映させなければならない。
【0010】ここで、スタティックルーティングを採用
すれば、ネットワークへ必要なポリシーを反映させるこ
とができる。ところが、スタティックルーティングで
は、上述したように、ルーティングテーブルの更新をオ
ペレータが行わなければならないので、ダイナミックル
ーティングの利点であるネットワーク障害への迅速な対
応を図ることができない。
【0011】本発明の目的は、経路障害が発生していな
い場合にはポリシーを反映し、経路障害が発生した場合
でもパケットの到達性を保証する通信装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため以下の手段を採用する。即ち、本発明は、パ
ケットの経路を選択する通信装置であって、スタティッ
ク設定されパケットの経路情報を保持したスタティック
経路表と、ダイナミックルーティングプロトコルに従っ
て作成されパケットの経路情報を保持したダイナミック
経路表と、或るパケットの経路情報がスタティック経路
表及びダイナミック経路表から得られた場合に、スタテ
ィック経路表から得られた経路情報に対応する経路に障
害が発生していないときには、当該経路をパケットを送
出すべき経路として選択し、当該経路に障害が発生して
いるときには、ダイナミック経路表から得られた経路情
報に対応する経路をパケットを送出すべき経路として選
択する判定部とを備える。
【0013】本発明によると、スタティック経路表から
得られた経路情報に対応する経路(スタティック経路)に
障害が発生していない場合には、パケットを送出すべき
経路としてスタティック経路が選択され、スタティック
経路に障害が発生している場合には、ダイナミック経路
表から得られた経路情報に対応する経路(ダイナミック
経路)が選択される。
【0014】これによって、スタティック経路に障害が
発生していないとき(通常時)には、スタティック経路へ
パケットを送出することにより、ポリシーを反映し、ス
タティック経路の障害時には、ダイナミック経路へパケ
ットを送出することにより、パケットの到達性を保証す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 〔第1実施形態〕最初に、本発明の第1実施形態による
通信装置を説明する。
【0016】〈構成〉図26は、通信装置Tの構成図で
ある。本発明は、通信装置Tとして、例えば、ルータ
(ゲートウェイ)や、レイヤ3スイッチ,MPLS等のラ
ベルスイッチに対して適用される。図26において、通
信装置Tは、スイッチ5と、複数個(n個)のパケット処
理ユニットU(U1,U2,U3,・・・,Un)とを備えて
いる。各パケット処理ユニットUは、伝送路対応部Z
と、入力パケット処理部1と、出力パケット処理部1a
とを有しており、夫々スイッチ5に接続されている。
【0017】各伝送路対応部Z(Z1,Z2,Z3,・・・
Zn)は、他の通信装置に接続されパケットの伝送路と
なる通信回線の規格に応じたインターフェイスである。
図26に示す例では、伝送路対応部Z1はSONET(s
ynchronous optical network)回線を収容し、伝送路対
応部Z2はWDM(波長分割多重)回線を収容し、伝送路
対応部Z3はATM(Asynchronous Transfer Mode)回線
を収容し、伝送路対応部Znはイーサネット(登録商
標)(Ethernet(登録商標))回線を収容して
いる。
【0018】各伝送路対応部Zは、通信回線を通じて伝
送されてきたパケットを入力パケット処理部1にて処理
可能な形式に変換し、入力パケット処理部1に入力す
る。一方、各伝送路対応部Zは、出力パケット処理部1
aから入力されたパケットを、自身が収容している通信
回線に送出可能な形式に変換し、通信回線に送出する。
【0019】各入力パケット処理部1は、伝送路対応部
Zから入力されたパケットを送出すべき経路(次ホップ)
を決定した後、パケットをスイッチ5に入力する。各出
力パケット処理部1aは、スイッチ5から入力されたパ
ケットに対して必要な処理を施した後、伝送路対応部Z
に入力する。
【0020】図1は、図26に示した入力パケット処理
部1の構成図である。図1において、入力パケット処理
部1は、スタティック経路表2と、ダイナミック経路表
3と、判定処理部((判定部に相当))4とを備えている。
【0021】スタティック経路表2は、スタティックル
ーティングにより作成されるルーティングテーブルであ
り、パケット6の宛先に対応する次ホップの情報((パケ
ットの経路情報に相当))が通信装置Xのオペレータ(ネ
ットワークの管理者)によって書き込まれている。この
次ホップの情報は、QoS(Quality of Service)等の通
信品質の保証等のポリシーをネットワークに反映すべく
設定されている。
【0022】ダイナミック経路表1は、ダイナミックル
ーティングにより作成されるルーティングテーブルであ
り、RIPやOSPF等のルーティングプロトコルに従
って作成され、パケット6の宛先情報((共通の検索キー
に相当))に対応する次ホップの情報((パケットの経路情
報に相当))を保持している。
【0023】ダイナミック経路表1に保持された次ホッ
プの情報は、通信装置Tが接続されたネットワークのト
ポロジの変動に応じて、パケット6の宛先へのコストが
最小となるように更新される。
【0024】スイッチ5は、入力されたパケットを次ホ
ップの情報に対応する通信回線(リンク)を収容したパケ
ット処理ユニットYに送出する。これにより、スイッチ
5は、原理的には、通信装置Xと他の通信装置とを接続
するリンクが接続された状態となっている。図1では、
スイッチ5には、スタティック経路表1にて指定される
リンクAと、ダイナミック経路表2にて指定されるリン
クBとが接続された状態となっている。
【0025】判定処理部4は、スタティック経路表2と
ダイナミック経路表3との何れを用いるかを、検出され
た障害情報や通信装置Tのオペレータの制御により選択
する。具体的には、判定処理部4は、リンクAに障害が
発生していない場合には、スタティック経路表2からの
次ホップの情報を選択し、リンクAに障害が発生してい
る場合には、ダイナミック経路表3からの次ホップの情
報を選択する。
【0026】判定処理部4には、上記判定を行うため、
各リンクの持つ障害検出手段や、PPP(Point-to-Poin
t Protocol)のコネクション監視等の既存技術によって
障害が検出された場合に、その障害を示す信号が入力さ
れる。また、オペレータからの選択指示に係る信号が入
力される。
【0027】なお、本判定は、本発明による通信装置T
のどれか1つのリンク障害で判定を行っても良いし、障
害リンクに本来転送されるパケットだけに限定しても良
い。後者の場合、判定処理部4には障害が発生したホッ
プに関する情報が通知され、経路表から通知された次ホ
ップの情報と比較することにより判定が可能となる。さ
らに、パケットの送信元(端末)と送信先(端末)との間の
スタティック経路上に存する複数のリンクの何れかに障
害が発生した場合に、ダイナミック経路表3からの次ホ
ップの情報が選択されるようにしても良い。
【0028】なお、入力パケット処理部1(スタティッ
ク経路表2,ダイナミック経路表3,判定処理部4)
は、ハードウェアとソフトウェアとの何れによっても実
現することができる。但し、入力信号に応じた出力信号
を出力するハードウェア(例えば、ASIC)で構成する
方が、処理速度をソフトウェアで実現する場合よりも速
くできる点で好ましい。
【0029】〈動作〉次に、上述した入力パケット処理
部1の動作を説明する。図1において、入力パケット処
理部1がパケット6を受け取ると、パケット6に含まれ
たパケット6の宛先情報が検索キーとして各経路表2,
3に入力される。一方、パケット6自体は、スイッチ5
に入力される。
【0030】スタティック経路表2は、入力されたパケ
ット6の宛先情報に対応する次ホップの情報(リンクA
の情報)を判定制御部4に入力する。また、ダイナミッ
ク経路表3は、入力されたパケット6の宛先情報に対応
する次ホップの情報(リンクBの情報)を判定制御部4に
入力する。
【0031】判定処理部4は、スタティック経路表2及
びダイナミック経路表3から次ホップの情報を受け取る
と、リンクAの障害情報が自身に入力されている,また
は入力されたか否かを判定する。
【0032】このとき、判定処理部4は、障害情報を受
け取っていない場合には、スタティック経路表2から受
け取った次ホップの情報をスイッチ5に入力する。これ
に対し、判定処理部4は、障害情報を受け取っている場
合には、ダイナミック経路表3から受け取った次ホップ
の情報をスイッチ5に入力する。
【0033】スイッチ5は、判定処理部4から受け取っ
た次ホップの情報に基づいて、入力されたパケット6を
リンクAとリンクBとの一方に送出する。即ち、スイッ
チ5は、スタティック経路表2の次ホップの情報を受け
取った場合には、パケット6をリンクAに送出する。こ
れに対し、スイッチ5は、ダイナミック経路表2の次ホ
ップの情報を受け取った場合には、パケット6をリンク
Bに送出する。
【0034】このように、通信装置1では、或る宛先に
対してリンクAとリンクBとの何れを用いてもパケット
6を当該宛先に転送できる場合に、リンクAに障害が生
じていないときには、当該宛先への経路としてリンクA
がリンクBに優先して選択され、リンクAに障害が生じ
ている場合には、当該宛先への経路としてリンクBが選
択される。
【0035】〈作用〉第1実施形態による通信装置Tに
よると、VoIPや画像転送,或いは性能を保証するデ
ータ通信サービス等の所定の通信品質を保証するサービ
スの提供に当たり、QoS(Quality of Service)等の品
質を加味してスタティック設定された経路(リンクA)を
選択してQoS等の通信品質を保証し、スタティック設
定で指定した経路(リンクA)で障害が起こったときで
も、ダイナミックルーティングで生成された経路(リン
クB)が選択されることにより、障害発生時に契約した
QoSは保証できなくても、パケットの到達性は保証す
ることができる。
【0036】図27は、通信装置Tを適用したネットワ
ークシステムの構成例を示す図であり、通信装置Tを用
いたネットワークにおけるスタティック経路を用いた通
信例が示されている。
【0037】図27に示すように、通信装置Tとしての
複数のルータR1〜R5が通信回線を通じて接続される
ことにより、ネットワークが構成されている。ルータR
1には、ホストコンピュータ(ホスト:端末)Xが接続さ
れ、ルータR5には、ホストコンピュータ(ホスト:端
末)Yが接続されている。
【0038】ルータR1に保持されたスタティック経路
表2は、ホストYに対応する次ホップの情報として、回
線番号“a”のリンク(以下、「通信回線#a」と表記)
の情報を保持しており、ダイナミック経路表3は、ホス
トYに対応する次ホップの情報として、回線番号“f”
のリンク(以下、「通信回線#f」と表記)の情報を保持
している。
【0039】また、ルータR2に保持されたスタティッ
ク経路表2は、ホストYに対応する次ホップの情報とし
て、回線番号“b”のリンク(以下、「通信回線#b」
と表記)の情報を保持しており、ダイナミック経路表3
は、ホストYに対応する次ホップの情報として、回線番
号“c”のリンク(以下、「通信回線#c」と表記)の情
報を保持している。
【0040】また、ルータR3に保持されたスタティッ
ク経路表2及びダイナミック経路表3は、ホストYに対
応する次ホップの情報として、回線番号“d”のリンク
(以下、「通信回線#d」と表記)の情報を夫々保持して
いる。
【0041】また、ルータR5に保持されたスタティッ
ク経路表2及びダイナミック経路表3は、ホストYに対
応する次ホップの情報として、回線番号“e”のリンク
(以下、「通信回線#e」と表記)の情報を夫々保持して
いる。
【0042】ホストXからホストYへパケット6が送信
される場合、ホストXから送出されたパケット6は、最
初にルータR1に受信される。ルータR1は、スタティ
ックルーティングによって選択される通信回線#aに障
害が生じているか否かを判定する。ルータR1は、障害
が生じていないと判定した場合には、スタティック経路
表2に保持されたホストYに対応する次ホップの情報に
従って、パケット6を通信回線#aを通じてルータR2
に送信する。
【0043】ルータR2は、ルータR1からパケット6
を受信すると、スタティックルーティングによって選択
される通信回線#bに障害が生じているか否かを判定す
る。ルータR2は、障害が生じていないと判定した場合
には、スタティック経路表2に保持されたホストYに対
応する次ホップの情報に従って、パケット6を通信回線
#bを通じてルータR3に送信する。
【0044】ルータR3は、ルータR2からパケット6
を受信すると、スタティックルーティングによって選択
される通信回線#dに障害が生じているか否かを判定す
る。ルータR3は、障害が生じていないと判定した場合
には、スタティック経路表2に保持されたホストYに対
応する次ホップの情報に従って、パケット6を通信回線
#dを通じてルータR5に送信する。
【0045】ルータR5は、ルータR3からパケット6
を受信すると、スタティックルーティングによって選択
される通信回線#eに障害が生じているか否かを判定す
る。ルータR5は、障害が生じていないと判定した場合
には、スタティック経路表2に保持されたホストYに対
応する次ホップの情報に従って、パケット6を通信回線
#eを通じてホストYに送信する。
【0046】このように、各ルータR1〜R3,R5
は、スタティックルーティングによって選択されるリン
ク(スタティック経路)に障害が生じていない場合には、
スタティック経路へパケット6を送出する。
【0047】図28は、図27に示したネットワークシ
ステムにおいて、スタティック経路に障害が発生した場
合における通信例を示す図である。図28に示すよう
に、ホストXからホストYへパケット6を伝送する場合
において、通信回線#bに障害が発生したとする。
【0048】この場合、ルータR2は、通信回線#bの
障害を検出し、ルータR1からパケット6を受信した場
合に、スタティック経路に相当する通信回線#bに障害
が発生していると判定する。すると、ルータR2は、ダ
イナミック経路表3(図27参照)に保持されたホストY
に対応する次ホップの情報に従い、パケット6を通信回
線#cを通じてルータR5に送信する。
【0049】ルータR5は、ルータR2からパケット6
を受信すると、スタティックルーティングによって選択
される通信回線#eに障害が生じているか否かを判定す
る。ルータR5は、障害が生じていないと判定した場合
には、スタティック経路表2に保持されたホストYに対
応する次ホップの情報に従って、パケット6を通信回線
#eを通じてホストYに送信する。
【0050】図29は、図27に示したネットワークシ
ステムにおいて、スタティック経路に障害が発生した場
合における他の通信例を示す図である。図29に示すよ
うに、通信回線#dに障害が発生し、その障害をルータ
R3が検出すると、ルータR3は、ホストXからホスト
Yへのスタティック経路において、自身よりも前段に存
する各ルータR1,R2に障害通知を与える。
【0051】その後、ルータR1は、ホストXから送信
されたホストY宛のパケット6を受信すると、ルータR
3からの障害通知に基づいて、ダイナミック経路表3
(図27参照)からの次ホップの情報を選択し、この情報
に従ってパケットを6通信回線#fを通じてルータR5
に送信する。
【0052】ルータR5は、ルータR1からパケット6
を受信すると、スタティック経路表2に保持されたホス
トYに対応する次ホップの情報に従って、パケット6を
通信回線#eを通じてホストYに送信する。
【0053】このように、スタティック経路(ホストX
→ルータR1→通信回線#a→ルータR2→通信回線#
b→ルータR3→通信回線#d→ルータR5→通信回線
#e→ホストY)に障害が発生しても、パケット6をホ
ストYへ伝送することができ、パケットの到達性を保証
することができる。
【0054】なお、図28及び図29にて説明した例に
代えて、各ルータR1〜R5(図28及び図29ではル
ータR5)が、ダイナミック経路を通じて送信されてき
たパケット6を受信した場合には、ダイナミック経路表
3に保持されたホストYに対応する次ホップの情報に従
い、パケット6を通信回線#eを通じてホストYに送信
するようにしても良い。ルータR5がダイナミック経路
を選択するために通信回線#bや通信回線#dの障害を
検出する手法は、既存技術の何れを用いても良い。
【0055】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態による通信装置を説明する。第2実施形態は、入力
パケット処理部の構成を除き、第1実施形態と同じであ
るので、入力パケット処理部について説明する。
【0056】図2は、第2実施形態による通信装置に設
けられた入力パケット処理部7の構成図である。第2実
施形態による通信装置は、パケット12を受信する。入
力パケット処理部7では、パケット12に含まれた宛先
アドレス12aが共通の検索キーとしてスタティック経
路表8及びダイナミック経路表9に入力される。
【0057】そして、各経路表2,3は、入力された宛
先アドレスに対応する次ホップの情報を判定処理部4に
入力する。以上の点を除き、入力パケット処理部7の構
成及び動作は、入力パケット処理部1と同じである。
【0058】このように、第2実施形態による入力パケ
ット処理部7では、パケット中の或る領域に含まれた同
一の情報(パケットに含まれる同一の領域)を用いて各経
路表8,9から該当する次ホップの情報が検索される。
【0059】〔第3実施形態〕次に、本発明の第3実施
形態による通信装置を説明する。第3実施形態は、入力
パケット処理部の構成を除き、第1実施形態と同じであ
るので入力パケット処理部について説明する。
【0060】スタティックルーティングの1つとして、
ルーティングテーブルに直接エントリを記述する手法の
他に、バーチャルサーキットを実現する情報をIPデー
タグラム(IPパケット)に付加する手法も考えられる。
【0061】バーチャルサーキットは、ATM等で用い
られてきた技術であり、始点と終点との2点間を仮想の
回線で結び、この2点間を伝送されるデータに対して終
点に至る経路の識別情報を付加し、仮想の回線上に存す
るノードが識別情報に従った経路(終点に至る経路)へ当
該データを送出する技術である。
【0062】近年、バーチャルサーキットの識別情報を
IPパケットに付与してバーチャルサーキットによるル
ーティングを行うアプローチが考えられている。このア
プローチでは、設定されたバーチャルサーキットに従っ
てIPパケットが転送されるため、スタティックルーテ
ィングの1つとみなすことができる。MPLS(Multipl
e Protocol Label Switching)におけるmpls shi
mヘッダは、バーチャルサーキット技術の一例である。
【0063】図3は、第3実施形態による通信装置が備
える入力パケット処理部13の構成図である。この入力
パケット処理部13は、バーチャルサーキットを用いた
スタティックルーティングによってポリシーをネットワ
ークに反映する。
【0064】このため、第3実施形態による通信装置に
受信される(入力パケット処理部13に入力される)パケ
ット18には、宛先情報として、パケットの宛先アドレ
ス((第2検索キーとしてのグローバル且つユニークなア
ドレスに相当))18aと、バーチャルサーキット番号
((第1検索キーとしてのバーチャルサーキット情報に相
当))18bとが含まれている。
【0065】パケット18が入力パケット処理部13に
入力されると、パケット18中のバーチャルサーキット
番号18bがスタティック経路表14に入力される。ス
タティック経路表14は、バーチャルサーキット番号1
8bに対応する次ホップの情報(リンクA)を判定処理部
16に入力する。
【0066】一方、パケット18中の宛先アドレス18
aは、ダイナミック経路表15に入力される。ダイナミ
ック経路表15は、宛先アドレス18aに対応する次ホ
ップの情報(リンクB)を判定制御部16に入力する。
【0067】判定処理部16は、スタティック経路表1
4及びダイナミック経路表15から次ホップの情報を受
け取った場合に、リンクAの障害情報を受け取っていな
いときには、バーチャルサーキット番号18bに対応す
る次ホップの情報をスイッチ17に与える。
【0068】すると、スイッチ17は、入力されたパケ
ット18を、判定処理部16から受け取った次ホップの
情報に従って、リンクAに送出する。これによって、パ
ケット18は、バーチャルサーキット上を伝送され、終
点に該当する通信装置(ホスト)まで伝送される。
【0069】これに対し、判定処理部16は、リンクA
の障害情報を受け取っている場合には、宛先アドレス1
8aに対応する次ホップの情報をスイッチ17に入力す
る。スイッチ17は、判定処理部16から受け取った次
ホップの情報に従って、入力されたパケット18をリン
クBに送出する。
【0070】このように、入力パケット処理部13で
は、リンクAに障害が発生していない場合には、バーチ
ャルサーキットを用いてパケット18を伝送することに
より、ポリシーをネットワークに反映する。
【0071】これに対し、リンクAに障害が発生した場
合には、パケット18の宛先アドレス18bに基づいて
ダイナミックルーティングによる次ホップの情報を検出
し、この情報に対応するリンク(リンクB)にパケット1
8を送出する。これによって、第1実施形態と同様に、
リンクAに障害が生じた場合でも、パケット18の到達
性を保証することができる。
【0072】〔第4実施形態〕次に、本発明の第4実施
形態による通信装置を説明する。第4実施形態は、入力
パケット処理部の構成を除き、第3実施形態と同じであ
るので入力パケット処理部について説明する。
【0073】図4は、第4実施形態による通信装置に設
けられた入力パケット処理部19の構成図である。入力
パケット処理部19は、バーチャルサーキット技術の1
つであるMPLSを用いたスタティックルーティングに
よってポリシーをネットワークに反映する。
【0074】第4実施形態による通信装置に受信される
(入力パケット処理部19に入力される)パケット24
は、宛先情報として、MPLSにおける経路選択(ラベ
ルスイッチング)の際に経路の識別情報として使用され
る各ラベル24a,24b((複数のバーチャルサーキッ
ト情報に相当))と、パケット24の宛先アドレス24c
とを含んでいる。
【0075】各ラベル24a,24b及び宛先アドレス
24cは、例として、パケット24のヘッダに格納され
ている。このように、ヘッダに二つのラベルを格納する
ことは、MPLSに係るプロトコルにおいて許容されて
いる。
【0076】パケット24が入力パケット処理部19に
入力されると、パケット24のヘッダの先頭側に格納さ
れたラベル24aが第1検索キーとしてスタティック経
路表20に入力される。スタティック経路表20は、ラ
ベル24aに対応する次ホップの情報(リンクA)を判定
処理部22に入力する。
【0077】一方、パケット24中の宛先アドレス24
cは、第2検索キーとしてダイナミック経路表21に入
力される。ダイナミック経路表21は、宛先アドレス2
4cに対応する次ホップの情報(リンクB)を判定制御部
22に入力する。
【0078】判定処理部22は、スタティック経路表2
0及びダイナミック経路表21から次ホップの情報を受
け取った場合に、リンクAの障害情報を受け取っていな
いときには、ラベル24aに対応する次ホップの情報を
スイッチ23に与える。
【0079】すると、スイッチ23は、入力されたパケ
ット24を、判定処理部22から受け取った次ホップの
情報に従ってリンクAに送出する。これに対し、判定処
理部16は、リンクAの障害情報を受け取っている場合
には、宛先アドレス24cに対応する次ホップの情報を
スイッチ23に入力する。スイッチ23は、判定処理部
22から受け取った次ホップの情報に従って、入力され
たパケット24をリンクBに送出する。
【0080】このように、第4実施形態の入力パケット
処理部19は、リンクAに障害が発生していない場合に
は、MPLSに従ったラベルスイッチングによってパケ
ット24を伝送することにより、ポリシーをネットワー
クに反映する。
【0081】これに対し、リンクAに障害が発生した場
合には、宛先アドレス24cに基づいてダイナミックル
ーティングによる次ホップの情報を検出し、この情報に
対応するリンク(リンクB)にパケット24を送出する。
これによって、第3実施形態と同様に、リンクAに障害
が生じた場合でも、パケット24の到達性を保証するこ
とができ、第3実施形態とほぼ同様の効果を得ることが
できる。
【0082】なお、入力パケット処理部19は、ラベル
24bが格納されていないパケットに対しても上述した
処理を実行可能である。また、上述した構成に代えて、
ラベル24bがスタティック経路表20に入力されるよ
うにしても良い。
【0083】〔第5実施形態〕次に、本発明の第5実施
形態による通信装置を説明する。第5実施形態は入力パ
ケット処理部の構成を除き第4実施形態と同じであるの
で入力パケット処理部について説明する。
【0084】第4実施形態の入力パケット処理部19
は、スタティックルーティングで選択されるリンク(リ
ンクA)に障害が発生すると、ダイナミックルーティン
グで選択されるリンク(リンクB)にパケット24を転送
する。
【0085】この場合、パケット24は、ラベルスイッ
チングの経路(バーチャルサーキット)から外れてしまっ
ている。ここで、当該パケット24を受信する通信装置
の入力パケット処理部が入力パケット処理部24と同じ
構成であると、パケット24のラベル24aがスタティ
ック経路表20に入力される。
【0086】ところが、スタティック経路表20には、
ラベル24aに対応する次ホップの情報が保持されてい
ないので、パケット24を送出することができない。従
って、ダイナミックルーティングで選択された経路(リ
ンク)にパケット24が送出された場合には、そのパケ
ット24を受信する入力パケット処理部は、ダイナミッ
クルーティングで選択した経路へパケット24を送出し
なければならない。第5実施形態では、上記問題に対応
可能な入力パケット処理部25について説明する。
【0087】図5は、第5実施形態による通信装置に設
けられた入力パケット処理部25の構成図である。入力
パケット処理部25は、入力パケット処理部19の各構
成要素に対応するスタティック経路表26,ダイナミッ
ク経路表27,判定制御部28に加え、比較部29,O
R回路30及び書込処理部((書込部に相当))33を備え
る。
【0088】入力パケット処理部25は、第4実施形態
にて説明したパケット24又はパケット32を受け取
る。パケット32は、パケット24と異なり、宛先情報
として、1つのラベル32aと、宛先アドレス32bと
を有している。
【0089】スタティック経路表26は、ラベル32a
が入力されると、ラベル32aに対応する次ホップの情
報を、判定処理部28及び比較部29に入力する。この
とき、スタティック経路表26は、ラベル32aの値が
所定の特別な値((特別情報に相当:“0”等の所定の値
に設定する))である場合には、次ホップの情報に代え
て、入力された特別な値を判定処理部28及び比較部2
9に入力する。
【0090】比較部29は、スタティック経路表26か
ら入力された次ホップの情報又は特別な値と、自身が保
持している特別な値とを比較し、両者が一致する場合
(スタティック経路表26から特別な値が入力された場
合)に、その特別な値をOR回路30に入力する。
【0091】OR回路30は、リンクAの障害情報又は
オペレータの制御信号と、比較部29からの特別な値と
が入力される。OR回路30は、論理和(OR)の真理値
表に従って、障害情報又は制御信号が入力された場合,
特別な値が入力された場合,及び両者が同時に入力され
た場合に、特別な値を出力信号として判定制御部28及
び書込処理部33に入力する。
【0092】判定処理部28は、特別な値がOR回路3
0から入力された場合に、リンクAに障害が生じた,或
いはパケット32(パケット24)がラベルスイッチング
の経路から外れているものとして、ダイナミック経路表
27から受け取った次ホップの情報を選択し、スイッチ
5に与える。
【0093】書込処理部33は、パケット32(パケッ
ト24)が入力されるとともに、OR回路30から特別
な値を受け取る。書込処理部33は、特別な値を受け取
った場合に、パケット32のラベル32aを特別な値に
書き換えた後、パケット32をスイッチ5に入力する。
【0094】もっとも、入力されたパケット32のラベ
ル32aに既に特別な値が書き込まれている場合には、
書込処理部33が上記書換処理を行わずにパケット32
をスイッチ5に入力するようにしても良い。ダイナミッ
ク経路表27は、第4実施形態と同様であるので説明を
省略する。
【0095】上述した入力パケット処理部25による
と、スタティックルーティングで選択されるリンクAに
障害が発生すると、ダイナミック経路表27から出力さ
れた次ホップの情報がスイッチ5に与えられるととも
に、書込処理部33にてラベル32aが特別な値に書き
換えられたパケット32がスイッチ5に入力される。そ
して、スイッチ5は、特別な値を持つパケット32をリ
ンクBに送出する。
【0096】入力パケット処理部25と同じ構成を持つ
入力パケット処理部25Aを備えた通信装置がリンクB
を通じて特別な値を持つパケット32を受信した場合、
その入力パケット処理部25Aのスタティックルーティ
ングで選択されるリンク(リンクA1)に障害が発生して
いなくても、判定処理部28がダイナミック経路表27
から出力された次ホップの情報をスイッチ5に与える。
これによって、パケット32が、スイッチ31からダイ
ナミックルーティングで選択されるリンク(リンクB1)
へ送出される。
【0097】このように、パケット32がラベルスイッ
チングの経路から外れる場合には、ラベル32aが特別
な値に書き換えられ、特別な値を持つパケット32が入
力パケット処理部25Aを持つ通信装置に受信される
(特別な値がインバンドで入力パケット処理部25Aを
有する通信装置に通知される)。
【0098】入力パケット処理部25Aを有する通信装
置は、当該パケット32をダイナミックルーティングで
選択されるリンクBに送出する。従って、パケット32
がラベルスイッチングの経路から外れても、そのパケッ
ト32の終点への到達性が保証される。
【0099】なお、入力パケット処理部25を備えた通
信装置は、入力パケット処理部19を備えた通信装置と
ダイナミックルーティングで選択されたリンク(リンク
B)を通じて接続されるようにしても良い。
【0100】図30は、第5実施形態による通信装置を
適用したネットワークシステムの例を示す図であり、障
害発生に対するダイナミック経路への切り替え例が示さ
れている。
【0101】図30に示すように、入力パケット処理部
25を備えた通信装置としての複数のルータR11〜R
15が通信回線を通じて接続されることにより、ネット
ワークが構成されている。ルータR11にはホストXが
接続され、ルータR15にはホストYが接続されてい
る。
【0102】各ルータR11〜R15に保持されたスタ
ティック経路表26及びダイナミック経路表27の内容
は、ルータR11のダイナミック経路表27がホストY
に対応する次ホップの情報として通信回線#bの情報を
保持している点を除き、図27に示した内容と同じであ
る。
【0103】ホストXからホストYへパケット32が送
信される場合において、通信回線#dに障害が生じてい
る場合には、ルータR13は、ルータR12からパケッ
ト32を受信すると、スタティック経路である通信回線
#dに障害が発生していると判定する。すると、パケッ
ト32のラベル32aが特別な値に書き換えられるとと
もに、ダイナミック経路表27に保持されたホストYに
対応する通信回線#bの情報に従って、パケット32が
ルータR12へ送信される。
【0104】ルータR12がパケット32を受信する
と、パケット32中のラベル32aの値が特別な値であ
ることに基づき、ダイナミック経路表27に保持された
ホストYに対応する次ホップの情報に基づき、パケット
32が通信回線#cを通じてルータR15に送信され
る。なお、ルータR12において、ラベル32aの特別
な値は、書込処理部33において、変更されない(スル
ー)か,同じ特別な値に書き換えられるか,他の特別な
値に書き換えられる。
【0105】ルータR15は、ルータR12からパケッ
ト32を受信すると、ラベル32aに書き込まれた特別
な値に基づき、ダイナミック経路表27に保持されたホ
ストYに対応する次ホップの情報に従って、パケット3
2を通信回線#eを通じてホストYに送信する。
【0106】〔第6実施形態〕次に、本発明の第6実施
形態による通信装置を説明する。第6実施形態は入力パ
ケット処理部の構成を除き第1実施形態と同じであるの
で入力パケット処理部について説明する。
【0107】図6は、第6実施形態による通信装置に設
けられた入力パケット処理部34の構成図である。入力
パケット処理部34は、通信装置に受信されたパケット
39を受けとる。パケット39は、第1検索キーとして
の宛先アドレス39aと第2検索キーとしての宛先アド
レス39bとを含んでいる。
【0108】各宛先アドレス39a,39bは、データ
構造を同じくするが、異なる値を持つグローバル且つユ
ニークなアドレスである。宛先アドレス39aは、スタ
ティック経路表35に入力され、宛先アドレス39b
は、ダイナミック経路表36に入力される。
【0109】スタティック経路表35,ダイナミック経
路表36,判定処理部37及びスイッチ5の構成及び動
作は第1実施形態と同じであるので説明を省略する。こ
のように第6実施形態では、パケット39中の同一の構
造だが異なる情報を用いて各経路表35,36が検索さ
れる。
【0110】〔第7実施形態〕次に、本発明の第7実施
形態による通信装置を説明する。第7実施形態は入力パ
ケット処理部の構成を除き第2実施形態と同じであるの
で入力パケット処理部について説明する。
【0111】図7は、第7実施形態による通信装置に設
けられた入力パケット処理部40の構成図である。入力
パケット処理部40は、伝送路対応部Zで受信されたI
Pパケット45を受け取る。IPパケット45は、バー
ジョン4のIPパケット(IPデータグラム)であり、I
Pv4ヘッダ45aを含んでいる。
【0112】図8は、IPv4ヘッダ45aのフォーマ
ット説明図である。IPv4ヘッダ45aは、IPパケ
ット45の宛先アドレス(destination address)46を
含んでいる。この宛先アドレス46が、第2実施形態に
おける宛先アドレス12aに相当する。
【0113】宛先アドレス46は、IPパケット45が
入力パケット処理部40に受信された場合に、各経路表
41,42に共通な検索キーとして、スタティック経路
表41及びダイナミック経路表42に入力される。
【0114】以上の点を除き、第7実施形態の構成及び
動作は、第2実施形態と同じであるので説明を省略す
る。第7実施形態は、第2実施形態とほぼ同様の効果を
得ることができる。
【0115】〔第8実施形態〕次に、本発明の第8実施
形態による通信装置を説明する。第8実施形態は、入力
パケット処理部の構成を除き第2実施形態と同じである
ので入力パケット処理部について説明する。
【0116】図9は、第8実施形態による通信装置に設
けられた入力パケット処理部47の構成図である。第8
実施形態による通信装置は、IPパケット52を受信す
る。IPパケット52は、バージョン6のIPパケット
(IPデータグラム)であり、IPv6ヘッダ52aを含
んでいる。
【0117】図10は、IPv6ヘッダ52aのフォー
マット説明図である。IPv6ヘッダ52aは、IPパ
ケット52の宛先情報として宛先アドレス(destination
address)53を含んでいる。この宛先アドレス53
が、第2実施形態における宛先アドレス12aに相当す
る。
【0118】宛先アドレス53は、IPパケット52が
入力パケット処理部47に入力された場合に、各経路表
48,49に対して共通な検索キーとして、スタティッ
ク経路表48及びダイナミック経路表49に入力され
る。
【0119】以上の点を除き、第8実施形態の構成及び
動作は、第2実施形態と同じであるので説明を省略す
る。第8実施形態は、第2実施形態とほぼ同様の効果を
得ることができる。
【0120】〔第9実施形態〕次に、本発明の第9実施
形態による通信装置を説明する。第9実施形態は、入力
パケット処理部の構成を除き第3実施形態と同じである
ので、入力パケット処理部について説明する。
【0121】図11は、第9実施形態による通信装置に
設けられた入力パケット処理部54の構成図である。入
力パケット処理部54は、MPLS(Multiple Protocol
Label Switching)におけるmpls shimヘッダ(「shi
m」ヘッダと表記)を用いたスタティックルーティング
によってポリシーをネットワークに反映する。
【0122】第9実施形態の通信装置によって受信され
る(入力パケット処理部54に入力される)IPパケット
59は、shim(mpls shim)ヘッダ59aと、IPv
4ヘッダ45a(図8参照)とを含んでいる。
【0123】図12は、shimヘッダ59aのフォー
マット説明図である。shimヘッダについては、Inte
rnet Draft の “ "MPLS Label Stack Encoding", dra
ft-ietf-mpls-label-encaps-07.txt ”において勧告さ
れている。
【0124】shimヘッダ59aには、宛先情報とし
て、ラベルスイッチングの経路の識別情報たるラベル値
((バーチャルサーキット情報に相当))60が格納されて
いる。このラベル値60が、第3実施形態におけるバー
チャルサーキット番号18bに相当する。
【0125】IPパケット59が入力パケット処理部5
4に受信されると、IPパケット59のshimヘッダ
59a中のラベル値60がスタティック経路表55に入
力される。一方、IPパケット59のIPv4ヘッダ4
5a中の宛先アドレス46がダイナミック経路表56に
入力される。宛先アドレス46は、第3実施形態におけ
る宛先アドレス18aに相当する。
【0126】以上の点を除き、第9実施形態の構成及び
動作は、第3実施形態とほぼ同じであるので説明を省略
する。第9実施形態は、第3実施形態とほぼ同様の効果
を得ることができる。
【0127】〔第10実施形態〕次に、本発明の第10
実施形態による通信装置を説明する。第10実施形態
は、入力パケット処理部の構成を除き、第4実施形態と
同じである。このため、入力パケット処理部について説
明する。
【0128】図13は、第10実施形態による通信装置
に設けられた入力パケット処理部61の構成図である。
入力パケット処理部61は、MPLS技術を用いたスタ
ティックルーティングによってポリシーをネットワーク
に反映する。
【0129】入力パケット処理部61に入力されるIP
パケット66には、各shimヘッダ66a,66b
と、IPv4ヘッダ45a(図8参照)とを含んでいる。
各shimヘッダ66a,66bは、図12に示したs
himヘッダ59aと同じものである。
【0130】IPv4ヘッダ45aに格納された宛先ア
ドレス46が、第4実施形態における宛先アドレス24
cに相当し、shimヘッダ66aのラベル値60が第
4実施形態におけるラベル24aに相当する。
【0131】IPパケット66が入力パケット処理部6
1に入力されると、IPパケット66の先頭側に格納さ
れたshimヘッダ66aのラベル値60がスタティッ
ク経路表62に入力される。一方、IPパケット66の
IPv4ヘッダ45a中の宛先アドレス46がダイナミ
ック経路表21に入力される。
【0132】以上の点を除き、第10実施形態の構成及
び動作は、第4実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第10実施形態は、第4実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0133】〔第11実施形態〕次に、本発明の第11
実施形態による通信装置を説明する。第11実施形態
は、第3及び第9実施形態と共通点を有する。このた
め、相違点についてのみ説明する。
【0134】図14は、第11実施形態による入力パケ
ット処理部67の構成図である。入力パケット処理部6
7は、IPv4ヘッダ45aの代わりにIPv6ヘッダ
52aを含むIPパケット68を受け取って経路選択を
実行する。この点で入力パケット処理部67は、第9実
施形態による入力パケット処理部54と異なる。
【0135】図14に示したIPパケット68にスタッ
クされたIPv6ヘッダ52aに格納された宛先アドレ
ス53が、第3実施形態における宛先アドレス18aに
相当し、IPパケット68のshimヘッダ59a中の
ラベル値60が第3実施形態におけるバーチャルサーキ
ット番号18bに相当する。
【0136】入力パケット処理部67のその他の構成及
び動作は、第9実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第11実施形態は、第3実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0137】〔第12実施形態〕次に、本発明の第12
実施形態による通信装置を説明する。第12実施形態
は、第4及び第10実施形態と共通点を有する。このた
め、相違点について説明する。
【0138】図15は、第12実施形態による通信装置
に設けられた入力パケット処理部69の構成図である。
入力パケット処理部69は、IPv4ヘッダ45aの代
わりにIPv6ヘッダ52aを有するIPパケット70
を受信して経路選択を実行する。この点で入力パケット
処理部69は、第10実施形態による入力パケット処理
部61と異なる。
【0139】図15に示したIPパケット70にスタッ
クされたIPv6ヘッダ52aに格納された宛先アドレ
ス53が、第4実施形態における宛先アドレス24cに
相当し、IPパケット70のshimヘッダ66a中の
ラベル値60が第4実施形態におけるラベル24aに相
当する。
【0140】入力パケット処理部69のその他の構成及
び動作は、第10実施形態とほぼ同じであるので説明を
省略する。第12実施形態は、第4実施形態とほぼ同様
の効果を得ることができる。
【0141】〔第13実施形態〕次に、本発明の第13
実施形態による通信装置を説明する。第13実施形態
は、第3及び第9実施形態と共通点を有する。このた
め、相違点について説明する。
【0142】図16は、第13実施形態による入力パケ
ット処理部71の構成図である。入力パケット処理部7
1は、バーチャルサーキットとしてインターネットスト
リームプロトコルバージョン2(ST2)におけるST2
ヘッダを用いたスタティックルーティングによってポリ
シーをネットワークに反映する。
【0143】第13実施形態による通信装置はIPパケ
ット76を受信する。IPパケット76は、入力パケッ
ト処理部71に入力される。IPパケット76には、S
T2ヘッダ76aと、IPv4ヘッダ45a(図8参照)
とがスタックされている。
【0144】図17は、ST2ヘッダ76aのフォーマ
ット説明図である。ST2ヘッダ76aには、バーチャ
ルサーキットをなす経路の識別情報((バーチャルサーキ
ット情報))たるユニークID(UniqueID)77が格納され
ている。
【0145】なお、ST2ヘッダについては、“RFC181
9 E Aug 95 Internet Stream Protocol Version 2 (ST
2) Protocol Specification - Version ST2+”におい
て勧告されている。
【0146】IPパケット76にスタックされたIPv
4ヘッダ45a中の宛先アドレス46が第3実施形態に
おける宛先アドレス18aに相当し、ST2ヘッダ76
a中のユニークID77が第3実施形態におけるバーチ
ャルサーキット番号18bに相当する。
【0147】IPパケット76が入力パケット処理部7
1に入力されると、IPパケット76のST2ヘッダ7
6a中のユニークID77がスタティック経路表72に
入力される。一方、IPパケット76のIPv4ヘッダ
45a中の宛先アドレス46がダイナミック経路表56
に入力される。
【0148】以上の点を除き、第13実施形態の構成及
び動作は、第9実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第13実施形態は、第3実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0149】〔第14実施形態〕次に、本発明の第14
実施形態による通信装置を説明する。第14実施形態
は、第3及び第13実施形態と共通点を有する。このた
め、相違点について説明する。
【0150】図18は、第14実施形態による通信装置
に設けられた入力パケット処理部78の構成図である。
入力パケット処理部78は、IPv4ヘッダ45aの代
わりにIPv6ヘッダ52aを有するIPパケット79
を受信して経路選択を実行する。この点で入力パケット
処理部78は、第13実施形態による入力パケット処理
部71と異なる。
【0151】IPパケット79にスタックされたIPv
6ヘッダ52a中の宛先アドレス53が第3実施形態に
おける宛先アドレス18aに相当し、ST2ヘッダ76
a中のユニークID77が第3実施形態におけるバーチ
ャルサーキット番号18bに相当する。
【0152】入力パケット処理部78のその他の構成及
び動作は、第3実施形態における入力パケット処理部7
1とほぼ同じであるので説明を省略する。第14実施形
態は、第3実施形態とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0153】〔第15実施形態〕次に、本発明の第15
実施形態による通信装置を説明する。第15実施形態
は、入力パケット処理部の構成を除き、第6実施形態と
同じである。このため、入力パケット処理部について説
明する。
【0154】図19は、第15実施形態による通信装置
に設けられる入力パケット処理部80の構成図である。
入力パケット処理部80は、伝送路対応部Zで受信され
たIPパケット85を受け取る。
【0155】IPパケット85には、二つのIPv4ヘ
ッダ85a,85bがスタックされている。各IPv4
ヘッダ85a,85bは、図8に示したIPv4ヘッダ
45aと同じフォーマットを有している。
【0156】IPv4ヘッダ85a中の宛先アドレスが
第6実施形態における宛先アドレス39aに相当し、I
Pv4ヘッダ85b中の宛先アドレスが第6実施形態に
おける宛先アドレス39bに相当する。
【0157】入力パケット処理部80がIPパケット8
5を受け取ると、IPパケット85の先頭側にスタック
されたIPv4ヘッダ85aの宛先アドレスがスタティ
ック経路表81に入力され、IPv4ヘッダ85aの次
にスタックされたIPv4ヘッダ85bの宛先アドレス
がダイナミック経路表82に入力される。
【0158】以上の点を除き、第15実施形態の構成及
び動作は、第6実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第15実施形態は、第6実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0159】〔第16実施形態〕次に、本発明の第16
実施形態による通信装置を説明する。第16実施形態
は、入力パケット処理部の構成を除き、第6実施形態と
ほぼ同じである。このため、入力パケット処理部につい
て説明する。
【0160】図20は、第16実施形態による入力パケ
ット処理部86の構成図である。入力パケット処理部8
6には、伝送路対応部Zで受信されたIPパケット91
が入力される。IPパケット91には、二つのIPv6
ヘッダ91a,91bがスタックされている。各IPv
6ヘッダ91a,91bは、図10に示したIPv6ヘ
ッダ52aと同じフォーマットを有している。
【0161】IPv6ヘッダ91a中の宛先アドレスが
第6実施形態における宛先アドレス39aに相当し、I
Pv6ヘッダ91b中の宛先アドレスが第6実施形態に
おける宛先アドレス39bに相当する。
【0162】入力パケット処理部86がIPパケット9
1を受け取ると、IPパケット91の先頭側にスタック
されたIPv6ヘッダ91aの宛先アドレスがスタティ
ック経路表87に入力され、IPv6ヘッダ91aの次
にスタックされたIPv6ヘッダ91bの宛先アドレス
がダイナミック経路表88に入力される。
【0163】以上の点を除き、第16実施形態の構成及
び動作は、第6実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第16実施形態は、第6実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0164】〔第17実施形態〕次に、本発明の第17
実施形態による通信装置を説明する。第17実施形態
は、入力パケット処理部の構成を除き第6実施形態とほ
ぼ同じであるので、入力パケット処理部について説明す
る。
【0165】図21は、第17実施形態による入力パケ
ット処理部92の構成図である。入力パケット処理部9
2には、伝送路対応部Zで受信されたIPパケット97
が入力される。
【0166】IPパケット97には、その先頭にIPv
4ヘッダ45a(図8参照)がスタックされ、このIPv
4ヘッダ45aの次にIPv6ヘッダ52a(図10参
照)がスタックされている。
【0167】IPパケット97のIPv4ヘッダ45a
中の宛先アドレス46が第6実施形態における宛先アド
レス39aに相当し、IPv6ヘッダ52a中の宛先ア
ドレス53が第6実施形態における宛先アドレス39b
に相当する。
【0168】入力パケット処理部92がIPパケット9
7を受け取ると、IPv4ヘッダ45aの宛先アドレス
46がスタティック経路表93に入力され、IPv6ヘ
ッダ52aの宛先アドレス53がダイナミック経路表9
4に入力される。
【0169】以上の点を除き、第17実施形態の構成及
び動作は第6実施形態とほぼ同じであるので説明を省略
する。第17実施形態は、第6実施形態とほぼ同様の効
果を得ることができる。
【0170】〔第18実施形態〕次に、本発明の第18
実施形態による通信装置を説明する。第18実施形態
は、入力パケット処理部の構成を除き、第6実施形態と
ほぼ同じ構成を有する。このため、入力パケット処理部
について説明する。
【0171】図22は、第18実施形態による入力パケ
ット処理部98の構成図である。入力パケット処理部9
8には、伝送路対応部Zで受信されたIPパケット10
3が入力される。
【0172】IPパケット103には、その先頭にIP
v6ヘッダ52a(図10参照)がスタックされ、このI
Pv6ヘッダ52aの次にIPv4ヘッダ45a(図8
参照)がスタックされている。
【0173】IPパケット103のIPv4ヘッダ45
a中の宛先アドレス46が第6実施形態における宛先ア
ドレス39aに相当し、IPv6ヘッダ52a中の宛先
アドレス53が第6実施形態における宛先アドレス39
bに相当する。
【0174】入力パケット処理部98がIPパケット1
03を受信すると、IPv6ヘッダ52aの宛先アドレ
ス53がスタティック経路表99に入力され、IPv4
ヘッダ45aの宛先アドレス46がダイナミック経路表
100に入力される。
【0175】以上の点を除き、第18実施形態の構成及
び動作は、第6実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第18実施形態は、第6実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0176】なお、上述した第15〜第18実施形態の
構成は、第5実施形態の構成と組み合わせることができ
る。即ち、第15〜第18実施形態における各入力パケ
ット処理部に、図5に示した比較部29,OR回路30
及び書込処理部33が設けられていても良い。
【0177】〔第19実施形態〕次に、本発明の第19
実施形態による通信装置を説明する。第19実施形態
は、第3実施形態と共通点を有するので相違点について
のみ説明する。
【0178】図23は、第19実施形態による入力パケ
ット処理部104の構成図である。入力パケット処理部
104には、伝送路対応部Zで受信されたIPパケット
52(図9参照)が入力される。IPパケット52には、
IPv6ヘッダ52a(図10参照)がスタックされてい
る。
【0179】入力パケット処理部104にIPパケット
52が入力されると、IPv6ヘッダ52a中のフロー
ラベル(Flow Label)53a(図10参照)がスタティック
経路表105に入力される。フローラベル53aは、バ
ーチャルサーキットの経路の識別情報として使用され、
第3実施形態におけるバーチャルサーキット番号((バー
チャルサーキット情報))18bに相当する。
【0180】スタティック経路表105は、フローラベ
ル53aが入力されると、このフローラベル53aに対
応する次ホップの情報(リンクA)を判定処理部107に
入力する。一方、ダイナミック経路表106には、IP
v6ヘッダ52a中の宛先アドレス53が入力される。
宛先アドレス53は、第3実施形態におけるアドレス1
8aに相当する。
【0181】以上の点を除き、第19実施形態の構成及
び動作は、第3実施形態とほぼ同じであるので説明を省
略する。第19実施形態は、第3実施形態とほぼ同様の
効果を得ることができる。
【0182】〔第20実施形態〕次に、本発明の第20
実施形態による通信装置を説明する。図24は、第20
実施形態による通信装置に設けられた入力パケット処理
部109を示す構成図である。
【0183】図24において、入力パケット処理部10
9は、複数個(n個)のスタティック経路表110a〜1
10n(110a,110b,110c,・・・,110n)
と、ダイナミック経路表111と、判定処理部112と
を備えている。
【0184】入力パケット処理部109には、伝送路対
応部Zで受信されたパケット114が入力される。パケ
ット114は、その宛先情報を含んでいる。パケット1
14が入力パケット処理部109に受信されると、パケ
ット114中の宛先情報が各スタティック経路表110
a〜110n及びダイナミック経路表111に入力され
る。
【0185】各スタティック経路表110a〜110n
は、第1実施形態におけるスタティック経路表2と同じ
構成を有している。即ち、各スタティック経路表110
a〜110nは、宛先情報に対応する次ホップの情報を
保持しており、宛先情報が入力されると、これに対応す
る次ホップの情報を判定処理部112に入力する。
【0186】各スタティック経路表110a〜110n
は、或るスタティック経路表で選択される経路に障害が
生じた場合でも、他のスタティック経路表で選択される
経路によってパケット114を伝送できるように複数個
設けられている。即ち、各スタティック経路表110a
〜110nは、スタティック経路を多重回線化する(冗
長構成にする)ために設けられている。このため、各ス
タティック経路表110a〜110nは、或る宛先情報
に対して異なる次ホップの情報を出力する。
【0187】各ダイナミック経路表111は、第1実施
形態におけるダイナミック経路表3と同じ構成を有して
いる。即ち、ダイナミック経路表111は、宛先情報に
対応する次ホップの情報を保持しており、宛先情報が入
力されると、これに対応する次ホップの情報を判定処理
部112に入力する。
【0188】判定処理部112は、各スタティック経路
表110a〜110n及びダイナミック経路表111か
ら次ホップの情報を受け取る。また、判定処理部112
には、第1実施形態と同様に、各スタティック経路表1
10a〜110nで選択される経路(リンク)としての複
数個(n個)のリンクC(Ca,Cb,・・・,Cn)の障害
情報を受け取る。
【0189】判定処理部112は、次ホップの情報の選
択に係る優先順位に従って、入力された複数の次ホップ
の情報から1つの次ホップの情報を選択してスイッチ5
に入力する。この例では、判定処理部112は、スタテ
ィック経路表110aからの次ホップの情報を最優先と
し、その後、スタティック経路表110b(図示せず),
スタティック経路表110c(図示せず)・・・110n
の順で、次ホップの情報を選択し、最後にダイナミック
経路表112からの次ホップの情報を選択する。
【0190】これにより、判定処理部112は、各スタ
ティック経路表110a〜110n及びダイナミック経
路表111から次ホップの情報を受け取った場合に、ス
タティック経路表110aからの次ホップの情報に対応
する経路(リンク:例えばリンクC1)の障害情報を受け
取っているときには、次の優先順位に対応する次ホップ
の情報(この例ではスタティック経路表110bからの
次ホップの情報(リンクCb))を選択してスイッチ5に
与える。
【0191】そして、判定処理部112は、各スタティ
ック経路表110a〜110nから受け取った次ホップ
の情報に対応するリンクの全てに対する障害情報を受け
取っている場合には、ダイナミック経路表111から受
け取った次ホップの情報(リンクB)を選択し、この次ホ
ップの情報をスイッチ113に与える。
【0192】スイッチ5は、第1実施形態と同様に、パ
ケット114が入力されると、判定処理部112から受
け取った次ホップの情報に対応するリンクへパケット1
14を送出する。
【0193】第20実施形態によると、複数のスタティ
ック経路表が設けられており、或るスタティック経路表
によって選択される経路(リンク)に障害が生じた場合に
は、他のスタティック経路表によって選択される経路へ
パケット114が送出される。
【0194】これによって、或るスタティック経路表に
よって選択される経路に障害が発生した場合でも、スタ
ティックルーティングによる経路へパケット114を送
出することができ、ポリシーをネットワークに反映する
ことができる。そして、スタティックルーティングによ
る全ての経路に障害が生じた場合には、ダイナミックル
ーティングによる経路へパケット114が送出されるこ
とで、第1実施形態と同様に、パケット114の到達性
を保証することができる。
【0195】〔第21実施形態〕次に、本発明の第21
実施形態による通信装置を説明する。図25は、第21
実施形態による通信装置に設けられた入力パケット処理
部115の構成図である。入力パケット処理部115
は、スタティック経路表116と、ダイナミック経路表
117と、判定処理部118と、マーキング処理部12
0を備えている。
【0196】入力パケット処理部115は、伝送路対応
部Zで受信されたパケット121を受け取る。パケット
121は、その宛先情報として、ラベル121aと宛先
アドレス121bとを含んでいる。
【0197】パケット121が入力パケット処理部11
5に入力されると、パケット121中のラベル121a
がスタティック経路表116に入力され、宛先アドレス
121bがダイナミック経路表117に入力される。
【0198】スタティック経路表116,ダイナミック
経路表117,判定処理部118及びスイッチ119の
機能は、第4実施形態における入力パケット処理部19
(図4参照)とほぼ同じであるので、説明を省略する。
【0199】スタティック経路表116によって次ホッ
プとして選択されるリンクAの障害が発生した場合、そ
の障害が解消するまでの間、判定処理部118及びマー
キング処理部120には、障害を示す信号(障害情報)が
入力され続ける。
【0200】判定処理部118は、障害情報が入力され
ている間、ダイナミック経路表117から受け取った次
ホップの情報をスイッチ5に与えることによって、ダイ
ナミックルーティングによる経路を選択する。
【0201】マーキング処理部120は、パケット12
1が入力された後、そのパケット121をスイッチ5へ
入力する。マーキング処理部120は、障害情報を受け
取っていない場合には、入力されたパケット121に何
ら処理を施さず、スイッチ5へ入力する。即ち、パケッ
ト121を単に通過させる。
【0202】これに対し、マーキング処理部120は、
障害情報を受け取っている間、入力されたパケット12
1に対し、そのヘッダ又はユーザフィールドに所定のマ
ーク(所定のビット又はビット列)を挿入した(マーキン
グを行った)後、スイッチ5に入力する。これによっ
て、スイッチ119からダイナミックルーティングによ
る経路(リンクB)に送出されるパケット121にはマー
キングが施された状態となる。
【0203】第21実施形態によると、スタティック経
路に障害が発生した場合には、ダイナミック経路に送出
されるパケット121に対してマーキングが施される。
このマーキングが施されたパケット121は、例えば、
以下のように利用することができる。
【0204】ネットワークの管理者やネットワークを用
いたサービス提供者がユーザに対してサービスを提供す
る場合、そのサービス提供料をユーザがデータの送受信
に利用したパケット数に応じて課金することがある。
【0205】サービスがスタティックルーティングによ
りネットワークにポリシーを反映させることでユーザに
適正に提供されるものである場合、スタティック経路に
障害が発生すると、入力パケット処理部115の構成に
よりダイナミック経路が選択され、パケット121の到
達性は保証される。しかし、ポリシーを反映できないの
で、サービスの品質(通信品質)が低下することがある。
この場合には、ダイナミック経路を伝送されたパケット
の数に応じてサービス提供料を割り引くことが、ユーザ
に対する信用の面で望ましい。
【0206】そこで、入力パケット処理部115は、ダ
イナミック経路に送出されるパケット121に対してマ
ーキングを施すので、管理者やサービス提供者がマーキ
ングが施されたパケット121の数を計数し、その数に
応じてサービス提供料を割り引けば、ユーザに対して料
金の面で適正なサービスを提供することができる。例え
ば、ユーザが利用した課金対象のパケット数からマーキ
ングが施されたパケットの数を減じることで、サービス
提供料を割り引くことができる。
【0207】〔付記〕本発明は、以下のように特定する
ことができる。 (付記1)パケットの経路を選択する通信装置であって、
スタティック設定され、パケットの経路情報を保持した
スタティック経路表と、ダイナミックルーティングプロ
トコルに従って作成され、パケットの経路情報を保持し
たダイナミック経路表と、或るパケットの経路情報がス
タティック経路表及びダイナミック経路表から得られた
場合に、スタティック経路表から得られた経路情報に対
応する経路に障害が発生していないときには、当該経路
をパケットを送出すべき経路として選択し、当該経路に
障害が発生しているときには、ダイナミック経路表から
得られた経路情報に対応する経路をパケットを送出すべ
き経路として選択する判定部とを備えた通信装置。 (付記2)前記判定部の選択結果に従って該当する経路に
パケットを送出する送出部をさらに備えた付記1記載の
通信装置。 (付記3)パケットがスタティック経路表及びダイナミッ
ク経路表に対して共通な検索キーを含み、前記検索キー
を用いて経路情報がスタティック経路表及びダイナミッ
ク経路表から取得される付記1又は2記載の通信装置。 (付記4)パケットがスタティック経路表の検索キーとな
る第1検索キーとダイナミック経路表の検索キーとなる
第2検索キーとを含み、第1検索キー及び第2検索キー
を用いて経路情報がスタティック経路表及びダイナミッ
ク経路表から夫々取得される付記1又は2記載の通信装
置。 (付記5)前記第1検索キーがパケットに含まれたバーチ
ャルサーキット情報であり、前記第2検索キーがパケッ
トに含まれたグローバル且つユニークな宛先アドレスで
ある付記4記載の通信装置。 (付記6)パケットが複数のバーチャルサーキット情報を
含んでいる場合に、所定のバーチャルサーキット情報が
前記第1検索キーとして使用される付記5記載の通信装
置。 (付記7)付記1記載の構成を持つ他の通信装置へダイナ
ミック経路表から得られた経路情報に対応する経路を通
じてパケットを送信する場合に、前記他の通信装置にて
当該パケットに対しダイナミック経路表から得られた経
路情報に対応する経路が選択されるための特別情報を当
該パケットに書き込む書込部をさらに備えた付記1記載
の通信装置。 (付記8)前記判定部は、前記特別情報が書き込まれたパ
ケットに対する経路情報を選択する場合には、ダイナミ
ック経路表から得られた経路情報に対応する経路を選択
する付記7記載の通信装置。 (付記9)前記第1検索キー及び前記第2検索キーが、異
なる二つのグローバル且つユニークな宛先アドレスであ
る付記4記載の通信装置。 (付記10)前記パケットがIPv4ヘッダを含み、前記
検索キーが前記IPv4ヘッダに含まれた宛先アドレス
である付記3記載の通信装置。 (付記11)前記パケットがIPv6ヘッダを含み、前記
検索キーが前記IPv6ヘッダに含まれた宛先アドレス
である付記3記載の通信装置。 (付記12)前記パケットがmpls shimヘッダ
と、IPv4ヘッダとを含み、前記バーチャルサーキッ
ト情報がmpls shimヘッダに含まれたラベル値
であり、前記グローバル且つユニークな宛先アドレスが
IPv4ヘッダに含まれた宛先アドレスである付記5記
載の通信装置。 (付記13)前記パケットがmpls shimヘッダ
と、IPv6ヘッダとを含み、前記バーチャルサーキッ
ト情報がmpls shimヘッダに含まれたラベル値
であり、前記グローバル且つユニークな宛先アドレスが
IPv6ヘッダに含まれた宛先アドレスである付記5記
載の通信装置。 (付記14)前記パケットがストリーミングプロトコルに
よるST2ヘッダと、IPv4ヘッダとを含み、前記バ
ーチャルサーキット情報がST2ヘッダに含まれたユニ
ークIDであり、前記グローバル且つユニークな宛先ア
ドレスがIPv4ヘッダに含まれた宛先アドレスである
付記5記載の通信装置。 (付記15)前記パケットがストリーミングプロトコルに
よるST2ヘッダと、IPv4ヘッダとを含み、前記バ
ーチャルサーキット情報がST2ヘッダに含まれたユニ
ークIDであり、前記グローバル且つユニークな宛先ア
ドレスがIPv4ヘッダに含まれた宛先アドレスである
付記5記載の通信装置。 (付記16)前記パケットがストリーミングプロトコルに
よるST2ヘッダと、IPv6ヘッダとを含み、前記バ
ーチャルサーキット情報がST2ヘッダに含まれたユニ
ークIDであり、前記グローバル且つユニークな宛先ア
ドレスがIPv6ヘッダに含まれた宛先アドレスである
付記5記載の通信装置。 (付記17)前記パケットが第1のIPv4ヘッダと第2
のIPv4ヘッダとを含み、前記第1検索キーが第1の
IPv4ヘッダに含まれた宛先アドレスであり、前記第
2検索キーが第2のIPv4ヘッダに含まれた宛先アド
レスである付記9記載の通信装置。 (付記18)前記パケットが第1のIPv6ヘッダと第2
のIPv6ヘッダとを含み、前記第1検索キーが第1の
IPv6ヘッダに含まれた宛先アドレスであり、前記第
2検索キーが第2のIPv6ヘッダに含まれた宛先アド
レスである付記9記載の通信装置。 (付記19)前記パケットがIPv4ヘッダとIPv6ヘ
ッダとを含み、前記第1検索キーが第1のIPv4ヘッ
ダに含まれた宛先アドレスであり、前記第2検索キーが
第2のIPv6ヘッダに含まれた宛先アドレスである付
記9記載の通信装置。 (付記20)前記パケットがIPv4ヘッダとIPv6ヘ
ッダとを含み、前記第1検索キーが第1のIPv6ヘッ
ダに含まれた宛先アドレスであり、前記第2検索キーが
第2のIPv4ヘッダに含まれた宛先アドレスである付
記9記載の通信装置。 (付記21)前記パケットがIPv6ヘッダを含み、前記
バーチャルサーキット情報がIPv6ヘッダに含まれた
フローラベルであり、前記グローバル且つユニークな宛
先アドレスがIPv6ヘッダに含まれた宛先アドレスで
ある付記5記載の通信装置。 (付記22)パケットの経路を選択する通信装置であっ
て、スタティック設定され、パケットの経路情報を保持
した複数のスタティック経路表と、ダイナミックルーテ
ィングプロトコルに従って作成され、パケットの経路情
報を保持したダイナミック経路表と、或るパケットの経
路情報が複数のスタティック経路表及びダイナミック経
路表から得られた場合に、複数のスタティック経路表か
ら得られた経路情報に対応する経路の全てに障害が発生
していないときには、当該経路の何れかをパケットを送
出すべき経路として選択し、当該経路の全てに障害が発
生しているときには、ダイナミック経路表から得られた
経路情報に対応する経路をパケットを送出すべき経路と
して選択する判定部とを備えた通信装置。 (付記23)ダイナミック経路表から得られた経路情報に
対応する経路としてのダイナミック経路が選択される場
合に、そのダイナミック経路へ送出すべきパケットにダ
イナミック経路を通じて伝送されることを示すマークを
施すマーキング処理部をさらに備えた付記1又は22記
載の通信装置。 (付記24)通信装置によるパケットの経路選択方法であ
って、スタティック設定されパケットの経路情報を保持
したスタティック経路表と、ダイナミックルーティング
プロトコルに従って作成されパケットの経路情報を保持
したダイナミック経路表とを用意し、パケットの経路情
報をスタティック経路表及びダイナミック経路表から取
得し、スタティック経路表から得られた経路情報に対応
する経路に障害が発生していないときには当該経路をパ
ケットを送出すべき経路として選択し、当該経路に障害
が発生しているときにはイナミック経路表から得られた
経路情報に対応する経路をパケットを送出すべき経路と
して選択することを含む通信装置によるパケットの経路
選択方法。 (付記25)前記判定部の選択結果に従って該当する経路
にパケットを送出することをさらに含む付記24記載の
通信装置によるパケットの経路選択方法。 (付記26)パケットがスタティック経路表及びダイナミ
ック経路表に対して共通な検索キーを含み、前記検索キ
ーを用いて経路情報をスタティック経路表及びダイナミ
ック経路表から取得する付記24又は25記載の通信装
置によるパケットの経路選択方法。 (付記27)パケットがスタティック経路表の検索キーと
なる第1検索キーとダイナミック経路表の検索キーとな
る第2検索キーとを含み、第1検索キー及び第2検索キ
ーを用いて経路情報をスタティック経路表及びダイナミ
ック経路表から夫々取得する付記24又は25記載の通
信装置によるパケットの経路選択方法。 (付記28)前記第1検索キーがパケットに含まれたバー
チャルサーキット情報であり、前記第2検索キーがパケ
ットに含まれたグローバル且つユニークな宛先アドレス
である付記27記載の通信装置によるパケットの経路選
択方法。 (付記29)パケットが複数のバーチャルサーキット情報
を含んでいる場合に、所定のバーチャルサーキット情報
が前記第1検索キーとして使用される付記28記載の通
信装置によるパケットの経路選択方法。 (付記30)付記1記載の構成を持つ他の通信装置へダイ
ナミック経路表から得られた経路情報に対応する経路を
通じてパケットを送信する場合に、前記他の通信装置に
て当該パケットに対しダイナミック経路表から得られた
経路情報に対応する経路が選択されるための特別情報を
当該パケットに書き込むことをさらに含む付記24記載
の通信装置によるパケットの経路選択方法。 (付記31)前記特別情報が書き込まれたパケットに対す
る経路情報を選択する場合には、ダイナミック経路表か
ら得られた経路情報に対応する経路を選択する付記30
記載の通信装置によるパケットの経路選択方法。 (付記32)前記第1検索キー及び前記第2検索キーが、
異なる二つのグローバル且つユニークな宛先アドレスで
ある付記27記載の通信装置によるパケットの経路選択
方法。 (付記33)パケットの経路を選択する通信装置におい
て、パケットの通信品質を保証する経路をルートとして
選択する第1の経路選択手段と、ダイナミックな経路を
ルートとして選択する第2の経路選択手段とを設け、所
定の条件に従って、第1の経路選択手段又は第2の経路
選択手段の何れかを用いてパケットの経路選択を行うこ
とを特徴とした通信装置。
【0208】
【発明の効果】本発明による通信装置によれば、経路障
害が発生していない場合にはポリシーを反映し、経路障
害が発生した場合でもパケットの到達性を保証すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図2】第2実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図3】第3実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図4】第4実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図5】第5実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図6】第6実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図7】第7実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図8】IPv4ヘッダのフォーマット説明図
【図9】第8実施形態における入力パケット処理部の構
成図
【図10】IPv6ヘッダのフォーマット説明図
【図11】第9実施形態における入力パケット処理部の
構成図
【図12】mpls shimヘッダのフォーマット説
明図
【図13】第10実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図14】第11実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図15】第12実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図16】第13実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図17】ST(ST2)ヘッダのフォーマット説明図
【図18】第14実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図19】第15実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図20】第16実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図21】第17実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図22】第18実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図23】第19実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図24】第20実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図25】第21実施形態における入力パケット処理部
の構成図
【図26】実施形態による通信装置の構成図
【図27】実施形態による通信装置を用いた通信例を示
す図
【図28】実施形態による通信装置を用いた通信例を示
す図
【図29】実施形態による通信装置を用いた通信例を示
す図
【図30】実施形態による通信装置を用いた通信例を示
す図
【符号の説明】
A,B,C リンク R1〜R5,R11〜R15 ルータ(通信装置) T 通信装置 U パケット処理ユニット X,Y ホストコンピュータ(端末) Z 伝送路対応部 1,7,13,19,25,25A,34,40,47,54,6
1,67,71,78,80,86,92,98,104,10
9,115 入力パケット処理部 1a 出力パケット対応部 2,8,14,20,26,35,41,48,55,62,7
2,81,87,93,99,105,110a,116 ス
タティック経路表 3,9,15,21,27,36,42,49,56,63,7
3,82,88,94,100,106,111,117 ダ
イナミック経路表 4,10,16,22,28,37,43,50,57,64,7
4,83,89,95,101,107,112,118 判
定処理部 5 スイッチ 6,12,18,24,32,39,45,52,59,66,6
8,76,79,85,91,97,103,114,121
パケット 12a,18a,24c,32b,39a,39b,46,5
3,121b 宛先アドレス 18b バーチャルサーキット番号 24a,24b,32a,60,121a ラベル 29 比較部 33 書込処理部 30 OR回路 45a,85a,85b IPv4ヘッダ 52a,91a,91b IPv6ヘッダ 53a フローラベル 59a,66a,66b mpls shimヘッダ 76a ST(ST2)ヘッダ 77 ユニークID 120 マーキング処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 HC01 HC13 JA01 JL07 KA05 KA13 LA08 LB06 LB18 MD07 9A001 BB04 BB06 CC02 CZ07 DZ15 JJ25 KK56 LL02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケットの経路を選択する通信装置であっ
    て、 スタティック設定され、パケットの経路情報を保持した
    スタティック経路表と、 ダイナミックルーティングプロトコルに従って作成さ
    れ、パケットの経路情報を保持したダイナミック経路表
    と、 或るパケットの経路情報がスタティック経路表及びダイ
    ナミック経路表から得られた場合に、スタティック経路
    表から得られた経路情報に対応する経路に障害が発生し
    ていないときには、当該経路をパケットを送出すべき経
    路として選択し、当該経路に障害が発生しているときに
    は、ダイナミック経路表から得られた経路情報に対応す
    る経路をパケットを送出すべき経路として選択する判定
    部とを備えた通信装置。
  2. 【請求項2】パケットがスタティック経路表及びダイナ
    ミック経路表に対して共通な検索キーを含み、 前記検索キーを用いて経路情報がスタティック経路表及
    びダイナミック経路表から取得される請求項1記載の通
    信装置。
  3. 【請求項3】パケットがスタティック経路表の検索キー
    となる第1検索キーとダイナミック経路表の検索キーと
    なる第2検索キーとを含み、 第1検索キー及び第2検索キーを用いて経路情報がスタ
    ティック経路表及びダイナミック経路表から夫々取得さ
    れる請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】ダイナミック経路表から得られた経路情報
    に対応する経路としてのダイナミック経路が選択される
    場合に、そのダイナミック経路へ送出すべきパケットに
    ダイナミック経路を通じて伝送されることを示すマーク
    を施すマーキング処理部をさらに備えた請求項1〜4の
    何れかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】パケットの経路を選択する通信装置におい
    て、 パケットの通信品質を保証する経路をルートとして選択
    する第1の経路選択手段と、 ダイナミックな経路をルートとして選択する第2の経路
    選択手段とを設け、 所定の条件に従って、第1の経路選択手段又は第2の経
    路選択手段の何れかを用いてパケットの経路選択を行う
    ことを特徴とした通信装置。
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