JP2016178348A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが装置を使い始めるまでの複数の処理を、1つのセンサの出力に基づいて行うこと。
【解決手段】操作部CPU131が、カメラ161により撮像された画像データを用いて動体を検出し、動体を検出した場合、画像処理LSI163に電力供給を開始させるとともに、カメラ161により撮像された画像データが画像処理LSI163へ出力されるようにバススイッチ162を切り替える。起動した画像処理LSI163は、カメラ161により撮像された画像データを用いて画像形成装置10を使用するユーザを検出し、ユーザを検出した場合、画像形成装置10をスリープ復帰させる。さらに、画像処理LSI163が、カメラ161により撮像された画像データを用いてユーザの顔認証を行い、顔認証に成功した場合、画像形成装置10を使用可能な状態に制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、カメラが撮像した画像データに対して解析処理を行うことで、人の動きの検出や、顔のデータから個人の識別および認証等を行う技術が実用化されている。
特許文献1で提案されている技術は、焦電センサ、人検出カメラ、顔認識カメラの3つのセンサを段階的に起動させることにより省電力制御を行うものである。まず、焦電センサが画像形成装置前方の動体を検出すると、人検出カメラに電力が供給される。人検出カメラでは、画像形成装置前方に存在する人がその画像形成装置を使用するユーザであるか否か判断する。そして、人検出カメラが画像形成装置前方に存在する人を画像形成装置を使用するユーザであると判断した場合に、顔認識カメラに電力が供給される。顔認識カメラは撮像したユーザの顔データを元に認証処理を行うために使用される。このように、特許文献1では、焦電センサ、人検出カメラ、顔認識カメラの3つのセンサを段階的に起動させることによって、ユーザが画像形成装置を使い始めるまでの利便性を高めつつ、省エネルギー性を担保している。
特開2014−98894号公報
上記特許文献1で提案されている技術は、動体検出、ユーザ検出及びユーザ認証を行うために、上述したように、焦電センサ、人検出用カメラ、顔認識カメラの3つのセンサが必要である。即ち、従来では、ユーザが画像形成装置を使い始めるまでの複数の検出処理を行う場合、複数のセンサが必要である。しかし、複数のセンサを画像形成装置に配置するためには、配置レイアウトを工夫しなければならないばかりか、製品コストを押し上げる要因となってしまう。すなわち、画像形成装置では、動体検出、ユーザ検出およびユーザ認証等のユーザが画像形成装置を使い始めるまでの複数の処理を、消費電力を抑えたまま、より少ないセンサで実現することが望まれている。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザが装置を使い始めるまでの複数の処理を、1つのセンサの出力に基づいて行うことができる仕組みを提供することである。
本発明は、情報処理装置であって、撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを用いて動体を検出する動体検出処理を行う第1制御手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを用いて前記情報処理装置を使用するユーザを検出するユーザ検出処理を行う第2制御手段と、を有し、前記第1制御手段は、前記動体検出処理により動体を検出した場合に、前記第2制御手段の電力状態を前記ユーザ検出処理が可能な状態に移行させるとともに、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが装置を使い始めるまでの複数の処理を、撮像手段である1つのセンサの出力に基づいて行うことができる。
よって、従来のように、装置に複数のセンサを配置する必要がないため、センサ設置のために配置レイアウトを工夫する必要がなく、これに起因した製品コストを押し上げる等のことも抑えられる。即ち、センサの配置レイアウトが容易で製品コストの上昇を抑えることが可能であり、省電力性およびユーザ利便性の双方を実現可能な情報処理装置を提供することができる。
本実施例の画像形成装置の外観図 画像形成装置のハードウェア構成図 実施例1の画像解析ユニット及び操作部CPU周辺の詳細構成図 実施例1の操作部CPUが実行する処理を例示するフローチャート 実施例1の画像処理LSIが実行する処理を例示するフローチャート 実施例2の画像解析ユニット及び操作部CPU周辺の詳細構成図 実施例2の操作部CPUが実行する処理を例示するフローチャート 実施例2の画像処理LSIが実行する処理を例示するフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の一実施例を示す画像形成装置の外観を例示する図である。なお、図1(a)は側面図、図1(b)は上面図に対応する。
図1において、10は本実施例の画像形成装置である。画像形成装置10は、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能などの複数の機能を有した画像処理装置である。この画像形成装置10は、画像形成装置10に接近する人の画像を解析するための画像解析ユニット16を備える。この画像解析ユニット16は、内部にカメラ161(図2)を備える。カメラ161は、カメラ向き(撮影方向)が、図1中に破線で示されるように、人の顔や手の動き等を撮影できるような向きに設置されている。図1に示す例では、カメラ向きが、垂直方向において斜め上方、水平方向において斜め左方(操作部13の方向)となるようにカメラ161が設置されている。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成を例示するブロック図である。
画像形成装置10は、画像形成装置10の動作を統括するコントローラ11、操作部13、スキャナ部14、プリンタ部15及び画像解析ユニット16を備えている。
コントローラ11は、操作部13、スキャナ部14、プリンタ部15及び画像解析ユニット16と通信可能である。コントローラ11は、CPU111、RAM112、ROM113、電源制御部114、入出力I/F115、及びLANコントローラ116を備え、それらはシステムバス117に接続されている。また、コントローラ11は、HDD118、画像処理部119、スキャナI/F120及びプリンタI/F121を備え、それらは画像バス122に接続されている。
CPU111は、ROM113に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ11で実行される各種処理についても統括的に制御する。さらに、CPU111は、操作部13が一定時間操作されず、かつ外部装置20からジョブを受信しないなど、画像形成装置10が所定時間使用されない場合は、電源制御部114を介して、画像形成装置10の電力モードをStanbyモードからSleepモードに移行させる。
Stanbyモード(スタンバイモード)は、スキャナ部14による読取動作や、プリンタ部15による印刷動作を実行することが可能な状態である。Sleepモード(スリープモード)は、Stanbyモードより消費電力の少ない省電力状態であり、この省電力状態から復帰するために必要なLANコントローラ116、電源制御部114、操作部CPU131、カメラ161、バススイッチ162のみに電力が供給されている。
RAM112は、CPU111が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するためのメモリでもある。ROM113には、装置のブートプログラムや必要なデータなどが格納されている。
電源制御部114は、画像形成装置10の電源を制御するブロックであり、CPU111からの指示、ユーザによる節電ボタン(不図示)の操作により電源の制御を行う。電源制御部114は、電源スイッチ(不図示)による電源オフの操作を検出することが可能であり、検出した結果を電源オフ要求としてCPU111に通知することができる。CPU111は、電源オフ要求を受信することで、画像形成装置10を電源オフできる状態へと移行させ、電源制御部114に対して電源停止の指示を行う。
LANコントローラ116は、ネットワーク30に接続される外部装置20と情報の送受信を行う。HDD118はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納する。画像処理部119は、画像処理を行うためのものであり、RAM112に記憶された画像データを読み出し、JPEG、JBIGなどの拡大または縮小および、色調整などの画像処理を行う。
スキャナI/F120は、スキャナ部14のスキャナ制御部141と通信するためのインタフェース部である。プリンタI/F121は、プリンタ部15のプリンタ制御部151と通信するためのインタフェース部である。画像バス122は、画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバスやIEEE1394等のバスで構成されている。
スキャナ部14は、原稿から光学的に画像を読み取り画像データを生成する。スキャナ部14は、スキャナ制御部141とスキャナ駆動部142とを有する。スキャナ駆動部142は、原稿を読み取る読取ヘッドを移動させるための駆動部、原稿を読取位置まで搬送するための駆動部などを含む。スキャナ制御部141は、スキャナ駆動部142の動作を制御する。スキャナ制御部141は、スキャナ処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をCPU111との通信により受信し、当該設定情報に基づいてスキャナ駆動部142の動作を制御する。
プリンタ部15は、例えば電子写真方式に従って記録媒体(用紙)に画像を形成する。このプリンタ部15は、プリンタ制御部151とプリンタ駆動部152とを有する。プリンタ駆動部152は、図示しない感光ドラムを回転させるモータ、定着器を加圧するための機構部、ヒータなどを含む。プリンタ制御部151は、プリンタ駆動部152の動作を制御する。プリンタ制御部151は、プリント処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をCPU111との通信により受信し、当該設定情報に基づいてプリンタ駆動部152の動作を制御する。
操作部13は、ユーザが画像形成装置10を操作するためのものであり、画像形成装置10とユーザ間での情報の入出力を行う。操作部13は、操作部CPU131、表示部132、及び入力部133、FET134等を備える。さらに、操作部13は、NFCリーダライタ、Bluetooth(登録商標)モジュール等のユーザの持つ携帯端末とデータをやり取りするためのインタフェースを備えていてもよい。
表示部132は、LCDやLED等を備える。入力部133は、及びタッチパネル、ハードウェアキー等を備える。FET134は、画像処理LSI163への電力供給を制御するための電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor)である。操作部CPU131は、操作部CPU131の内部に設けられた不図示のROMや操作部13内に設けられた不図示のフラッシュメモリ等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、後述するフローチャートに示すような処理を実現する。
画像解析ユニット16は、カメラ161、バススイッチ162、及び画像処理LSI163を有する画像解析部である。カメラ161は、イメージセンサにより人の動きや顔のデータを撮像するためのものである。バススイッチ162は、カメラ161で撮像された画像データの出力先を変更するためのものである。画像処理LSI163は、画像データを高度なアルゴリズムで解析するためのものである。画像処理LSI163は、画像処理LSI163の内部に設けられた不図示のROMや、画像解析ユニット16内に設けられた不図示のフラッシュメモリ等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、後述するフローチャートに示すような処理を実現する。
本実施例におけるカメラ161は、例えば、画像データを8bitのパラレル信号で出力可能であり、カメラ161の撮像解像度を40×30の低解像度から640×480のVGA形式まで変更可能であるものとする。バススイッチ162は、8bitのパラレル信号の出力先を変更可能なCMOS8bitバススイッチである。
画像形成装置10の前方に人が存在しない状態では、カメラ161は低解像度に設定されており、バススイッチ162のデータの流れはYAに設定されている。また、FET134はOFF状態であり、画像処理LSI163には電力が供給されていない状態である。バススイッチ162は、電力が供給されているカメラ161と電力が供給されていない画像処理LSIとを電気的に絶縁することによって、画像処理LSI163の外部端子にかかる電気的ストレスを低減する役目も果たしている。
この状態では、カメラ161が撮像した画像データは操作部CPU131によって処理される。操作部CPU131は、カメラ161から一定時間毎に画像を取得し、操作部CPU131内蔵のRAM(不図示)にデータを保存する。なお、カメラ161が低解像度に設定されておらず、内蔵のRAMの容量に対して画像データの割合が大きな場合は、外付けのSDRAM(不図示)等に保存してもよい。操作部CPU131は、内蔵RAMに保存してある画像と新しく取得した画像の差分を取り、一定以上の差があれば画像形成装置10の前方に動体が存在すると判断する背景差分法により、動体検出処理を行う。よって、操作部CPU131は、画像データの加工や解析を行う必要がなく、操作部CPU131に求められる性能は画像処理LSI163に比べて非常に小さい。ただし、操作部CPU131の処理能力に余裕があれば、画像データにフィルタリング等の加工処理を行ってもよい。
操作部CPU131は、動体を検出したと判断した場合、FET134をON状態に設定する。これにより、画像処理LSI163に電力が供給される。さらに、操作部CPU131は、カメラ161の解像度を高解像度に設定し、バススイッチ162のデータの流れをYBに設定する。これにより、画像処理LSI163に高解像度の画像データが出力されることになる。画像処理LSI163は、入力される画像データに基づいて、画像形成装置10の前方に存在する人が画像形成装置10を使用する意思のあるユーザであるか否かの判断を行うユーザ検出処理を行う。
以上のように、本実施例の画像形成装置10では、動体が非検出である場合は、消費電力の小さな操作部CPU131が処理を行うことによって省エネルギー性を高めている。一方、動体が検出した後には、消費電力が大きいが処理能力の高い画像処理LSI163が動作することによって、ユーザ利便性を高めている。
図3は、実施例1の画像解析ユニット16及び操作部CPU131周辺の詳細構成を示すブロック図である。
図3において、カメラ制御信号(Camera Control)1311は、操作部CPU131がカメラ161内部のレジスタ設定等を行い、画像のフォーマット、解像度およびフレームレート等を変更するための制御信号である。バススイッチ制御信号(Switch Control)1312は、操作部CPU131がバススイッチ162のデータの流れを切り替えるための制御信号である。
カメラREADY信号(Camera Ready)1313は、カメラ161内部のレジスタ設定や、バススイッチ制御信号1312が適切に設定完了したか否かを、操作部CPU131から画像処理LSI163に通知するための信号である。LSI電源制御信号(LSI Power Control)1314は、FET134をON/OFFを切り替えることにより、画像処理LSI163への電力供給状態を切り替えるための制御信号である。FET134がOFFの場合、画像処理LSI163は電力供給のない状態であり、FET134がOFFからONへ切り替えられると、画像処理LSI163への電力供給が開始され、画像処理LSI163が起動する。
画像処理LSI163は、カメラから画像データを取得し、画像データから人がいるか否かを検出する。例えば、画像処理LSI163は、パターンマッチングやHOG特徴量等を用いた識別アルゴリズムを実行する。人を検出した場合、画像処理LSI163は、人検出信号1631(Human Ditect)をアサートする。
操作部CPU131は、背景差分法により動体が検出できないとき、すなわち画像データ内に静止物体しか存在しないときに、画像データを保存し、背景更新を行う。すなわち、人検出信号1631がアサートされている場合、画像形成装置10の前に人(動体)が存在するため、操作部CPU131は背景更新を行わない。
画像処理LSI163は、画像データ内に人を検出し、且つ、その人が画像形成装置10を使用するユーザか否か判断する。例えば、画像処理LSI163は、Haar−like特徴量等を用いた識別アルゴリズムを実行し、画像データ内から顔の方向や視線の方向等を検出し、その方向が画像形成装置10の方向を向いていたらユーザであると判断する。画像形成装置10を使用するユーザを検出した場合、画像処理LSI163は、スリープ復帰信号(Wake Up Interrupt)1632をアサートし、ユーザが画像形成装置10の前に存在することを電源制御部114に通知する。この通知を受けた後、電源制御部114は、画像形成装置10の電力モードをSleepモードからStanbyモードに移行させてもよい。
上述のようにユーザを検出した場合、画像処理LSI163は、画像データから得られた特徴量データと、予め登録してある特徴量データを照合し、画像形成装置10の前に存在するユーザが画像形成装置10の使用許可を受けているか否かを認証する認証処理を行う。例えば、顔画像を予め画像処理LSI163内蔵のROMやHDD118もしくはネットワーク上の外部サーバ等に保存しておき、そのデータを画像処理LSI163が入出力I/F115を通じて取得する。その後、画像処理LSI163は、カメラ161から取得した画像データと、上記内蔵のROM等から取得したデータとの類似度等を計算し、その類似度が一定以上のスコアであれば使用許可を受けているユーザであると判断する。そして、使用許可を受けているユーザを検出した場合、画像処理LSI163は、ログイン許可信号(Login Enable)1633をアサートし、CPU111に顔認証が成功したことを通知する。この通知を受けた後、CPU111は、認証の結果に応じて画像形成装置10を制御する。
図4は、実施例1の操作部CPU131が実行する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、操作部CPU131が内蔵のROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
操作部CPU131は、電源投入がされて起動すると、本フローチャートの処理を開始する。
まず、S401において、操作部CPU131は、カメラ161のレジスタ設定やバススイッチ162の設定等、システムが正常に動作するよう初期設定を行う。
初期設定が適切になされた後、S402において、操作部CPU131は、カメラREADY信号をアサートし、画像処理LSI163にシステムの設定が完了したことを通知する。
次に、S403において、操作部CPU131は、画像処理LSI163から人検出信号がネゲートされるまで待つ。ここでは、操作部CPU131は、動体が画像形成装置10の前から存在しなくなるのを待っている。
そして、人検出信号がネゲートされたと判定した場合(S403でYesの場合)、操作部CPU131は、S404において、バススイッチのデータの流れをYAに設定する。
次に、S405において、操作部CPU131は、画像処理LSI163への電源供給を遮断し、S406において、カメラの解像度を低解像度に設定する。
次に、S407において、操作部CPU131は、カメラ161から画像データを取得し、この画像データを、初期の背景画像データとして内蔵RAMに保存する。この際、画像データのランダムノイズ低減のため、操作部CPU131は、画像データを一定時間毎に複数回取得し、その平均化した画像を初期の背景画像データとしてもよい。
操作部CPU131は、操作部CPU131に内蔵のタイマーで100msecの計測をスタートさせ、S408において、前記タイマーが100msecの計測を完了するまで待つ。そして、前記タイマーが100msecの計測を完了したと判定した場合(S408でYesの場合)、操作部CPU131は、前記タイマーをリスタートし、S409に処理を進める。即ち、操作部CPU131は、100msec毎に処理をS409以降の処理を行うように制御する。
S409において、操作部CPU131は、動体検出フラグが「TRUE」か否かを判定する。そして、動体検出フラグが「TRUE」でないと判定した場合(S409でNoの場合)、操作部CPU131は、画像データの取得(S410)、背景差分(S411)、二値化(S412)、ラベリング(S413)等の画像処理を行う。
詳細には、S410において、操作部CPU131は、カメラ161から画像データを取得する。さらに、S411において、操作部CPU131は、上記S410で取得した画像データと、上述の背景画像データとの差分を取る。さらに、S412において、操作部CPU131は、上記S411で生成した差分データを閾値処理によって二値化する。さらに、操作部CPU131は、上記S412で生成した二値データから、ラベリング処理によりかたまりを抽出する。
次に、S414において、操作部CPU131は、上記413のラベリング処理で抽出されたかたまりに、予め定めた閾値以上の面積を持つかたまりが存在するか否か判定する。そして、予め定めた閾値以上の面積を持つかたまりが存在しないと判定した場合(S414でNoの場合)、操作部CPU131は、S415に処理を進める。
S415において、操作部CPU131は、上記S410で取得した画像データ内に動体が存在しないと判断し、その画像を新たに背景データとして内蔵RAMに保存し、S408に処理を移行する。
一方、上記S414において、予め定めた閾値以上の面積を持つかたまりが存在すると判定した場合(S414でYesの場合)、操作部CPU131は、その画像データ内に動体が存在すると判断し、S416に処理を進める。即ち、操作部CPU131は、背景差分法により動体を検出する。
S416において、操作部CPU131は、FET134を操作する(ONにする)ことによって画像処理LSI163への電源供給を許可する。
次に、S417において、操作部CPU131は、カメラの解像度を高解像度に設定する。さらに、S418において、操作部CPU131は、バススイッチ162のデータの流れをYBに設定する。即ち、操作部CPU131は、カメラ161により撮像された画像データが画像処理LSI163へ出力されるように制御する。
また、S419において、操作部CPU131は、動体検出フラグを「TRUE」に設定して、それ以降は100msec毎の処理タイミングが来ても画像データ取得等(S410〜S419)を行わないようにし、S408に処理を移行する。
上記S409において、動体検出フラグが「TRUE」であると判定した場合(S409でYesの場合)、操作部CPU131は、S420に処理を進める。
S420において、操作部CPU131は、人検出信号1631がネゲートされているか否かを判定する。そして、人検出信号1631がネゲートされていないと判定した場合(S420でNoの場合)、操作部CPU131は、S408に処理を移行する。即ち、動体検出フラグを「TRUE」に設定後、画像処理は画像処理LSI163で行われるため、操作部CPU131は、再び人検出信号1631がネゲートされるまで待つ。
一方、人検出信号1631がネゲートされたと判定した場合(S420でYesの場合)、操作部CPU131は、S421に処理を進める。
S421〜S424において、操作部CPU131は、初期起動時の処理(S404〜S407)と同様の処理を行う(S404〜S407と同様のため説明は省略する)。詳細は後述する図5で説明するが、画像処理LSI163によりカメラ161により撮像された画像データ内に人が存在しないと判断された場合に人検出信号1631がネゲートされる。即ち、操作部CPU131は、画像処理LSI163によりカメラ161により撮像された画像データ内に人が存在しないと判断された場合に、背景差分法における背景画像データを更新する。
さらに、S425において、操作部CPU131は、動体検出フラグを「FALSE」に設定し、S408に処理を移行する。
図5は、実施例1の画像処理LSI163が実行する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、画像処理LSI163が内蔵のROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
画像処理LSI163は、電源投入がされると、本フローチャートの処理を開始する。まず、S501において、画像処理LSI163は、人検出信号1631をアサートに設定する。
次に、S502において、画像処理LSI163は、カメラREADY信号がアサートされるまで待つ。そして、カメラREADY信号がアサートされたと判定した場合(S502でYesの場合)、画像処理LSI163は、画像処理LSI163に内蔵のタイマーをスタートさせ、S503に処理を進める。
S503において、画像処理LSI163は、前記タイマーが100msecの計測を完了するまで待つ。そして、前記タイマーが100msecの計測を完了したと判定した場合(S503でYesの場合)、画像処理LSI163は、前記タイマーをリスタートし、S504に処理を進める。即ち、画像処理LSI163は、100msec毎に処理をS504以降の処理を行うように制御する。
S504において、画像処理LSI163は、カメラ161から画像データを取得する。さらに、S505において、画像処理LSI163は、上記S504で取得した画像データを用いて人が存在するか否かを検出する。例えば、画像処理LSI163は、パターンマッチングやHOG特徴量等を用いた識別アルゴリズムを実行して、人の存在を検出する。
そして、人の存在を検出できなかった場合(S505でNoの場合)、画像処理LSI163は、S506に処理を進める。
S506において、画像処理LSI163は、人検出信号1631をネゲートし、S515において、スリープ復帰信号1632をネゲートし、S503に処理を移行する。なお、人検出信号1631のネゲートにより、画像処理LSI163への電源供給が遮断される(図4のS422)。
一方、人の存在を検出でた場合(S505でYesの場合)、画像処理LSI163は、S507に処理を進める。
S507において、画像処理LSI163は、人検出信号1631をアサートする。
さらに、S508〜S509において、画像処理LSI163は、上記S505で検出された人が画像形成装置10を使用するユーザか否か判定する。例えば、画像処理LSI163は、Haar−like特徴量等を用いた識別アルゴリズムを実行し、画像データ内から顔の方向や視線の方向等を検出し(S508)、該検出した顔等の方向が画像形成装置10の方向を向いているかを判定し(S509)、顔の方向等が画像形成装置10の方向を向いている場合にユーザであると判断する。
そして、上記S509において、上記S508で検出した顔等の方向が画像形成装置10の方向を向いていないと判定した場合(S509でNoの場合)、画像処理LSI163は、画像形成装置10を使用するユーザを検出していないと判断し、S503に処理を移行させる。
一方、上記S508で検出した顔等の方向が画像形成装置10の方向を向いていると判定した場合(S509でYesの場合)、画像処理LSI163は、画像形成装置10を使用するユーザを検出したと判断し、S510に処理を進める。
S510において、画像処理LSI163は、スリープ復帰信号1632をアサートし、ユーザが画像形成装置10の前に存在することを電源制御部114に通知する。なお、この通知を受けた電源制御部114は、画像形成装置10の電力モードをSleepモードからStanbyモードに移行させてもよい。
次に、S511において、画像処理LSI163は、画像データから得られた特徴量データを計算する。
さらに、S512〜S513において、画像処理LSI163は、上記S511で算出した特徴量データと、予め登録してある特徴量データとを照合し、画像形成装置10の前に存在するユーザが画像形成装置10の使用許可を受けているか否かを認証する。例えば、顔画像を予めLSI内蔵のROMやHDD118もしくはネットワーク上の外部サーバ等に保存しておき、そのデータを、画像処理LSI163が入出力I/F115を通じて取得する。その後、画像処理LSI163は、カメラ161から取得した画像データと取得したデータの類似度等を計算し(S511)、その類似度が一定以上のスコアか否かを判定する(S512)。
そして、類似度が一定以上のスコアではなかったと判定した場合(S512でNoの場合)、画像処理LSI163は、画像形成装置10の前に存在するユーザが画像形成装置10の使用許可を受けているユーザではないと判断し、S503に処理を移行する。
一方、類似度が一定以上のスコアであると判定した場合(S512でYesの場合)、画像処理LSI163は、画像形成装置10の前に存在するユーザが画像形成装置10の使用許可を受けているユーザであると判断し、S514に処理を進める。
S514において、画像処理LSI163は、ログイン許可信号1633をアサートし、CPU111に顔認証が成功したことを通知し、S503に処理を移行する。なお、ログイン許可信号1633を受けたCPU111は、認証の結果に応じて画像形成装置10を制御する。例えば、CPU111は、画像形成装置10を、上記顔認証されたユーザによりログインされた状態にする。
なお、上記S508〜S509では、画像処理LSI163は、画像データ内から顔の方向や視線の方向等を検出し、該検出した顔等の方向に基づいてユーザ検出を行う構成を示した。しかし、ユーザ検出の方法は、これに限定されるものではなく、例えば、画像処理LSI163が、動体が画像形成装置10に接近しているか否かを判断することでユーザ検出する構成でもよい。また、画像処理LSI163が、画像形成装置10の前に物体が出現して滞在しているか否かを判断することでユーザ検出する構成でもよい。
以上示したように、実施例1によれば、1つのセンサ(カメラ161)からの出力に基づいて、動体検出、ユーザ検出、ユーザ認証の全てを行って、画像形成装置の省電力制御を実現できる。よって、センサの配置レイアウトが容易で製品コストの上昇を抑えた、省電力性およびユーザ利便性の双方を実現可能な画像形成装置を提供することができる。
上記実施例1では、画像処理LSI163が人の検出、及び人が画像形成装置10を使用するユーザか否かを判断する構成について説明したが、本実施例2では、操作部CPU131がユーザか否かの判断を行う構成について説明する。すなわち、実施例2では、操作部CPU131が、低解像度の画像データから動体を検出し、その動体が画像形成装置10に接近しているか否か判断することで、検出した動体が画像形成装置10を使用するユーザであるか否か判断する。また、操作部CPU131が、低解像度の画像データから画像形成装置10の前に物体が出現して滞在しているか否かを判断することでユーザ検出する構成でもよい。これら実施例2の構成により、実施例1よりも画像処理LSI163を起動する回数が減少し、より省エネルギー性を高めることができる。
図6は、実施例2の画像解析ユニット16及び操作部CPU131周辺の詳細構成を示すブロック図である。
図3に示した実施例1では、スリープ復帰信号1632が、画像処理LSI163に接続されていた。しかし、実施例2では、スリープ復帰信号1632が、画像処理LSI163ではなく、操作部CPU131に接続されている。
操作部CPU131は、画像データから抽出した動体が画像形成装置10に接近しているか否か判断する。そして、動体が画像形成装置10に接近していると判断した場合、操作部CPU131は、スリープ復帰信号1632をアサートし、ユーザが画像形成装置10の前に存在することを電源制御部114に通知する。この通知を受けた電源制御部114は、画像形成装置10の電力モードをSleepモードからStanbyモードに移行させてもよい。
図7は、実施例2の操作部CPU131が実行する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、操作部CPU131が内蔵のROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。なお、図4と同一のステップには同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
本実施例では、操作部CPU131に求められる処理が実施例1に比べ増加している(S426〜S429)。具体的には、操作部CPU131は、動体検出処理(S410〜S414)に加えて、S414でYesと判定されて動体が検出された場合、S426において、その動体の特徴量を算出する。特徴量には、例えば動体の重心、面積、高さもしくは幅等が考えられる。
次に、S427において、操作部CPU131は、上記S426で算出した特徴量から動体が画像形成装置10に接近しているか否か判定する。例えば、操作部CPU131内に保存しておいた一定時間毎の特徴量データの時系列を利用し、単純なパターンマッチングやDPマッチング、もしくは隠れマルコフモデルやニューラルネットワーク等の機械学習による方法等で動体の接近を判断することが可能である。
そして、動体が接近していると判断した場合(S427Yes)、操作部CPU131は、S428において、スリープ復帰信号1632をアサートし、ユーザが画像形成装置10の前に存在することを電源制御部114に通知する。この通知を受けた電源制御部114は、画像形成装置10の電力モードをSleepモードからStanbyモードに移行させてもよい。
また、S420において、人検出信号1631がネゲートされたと判定した場合(S420でYesの場合)、操作部CPU131は、S429において、スリープ復帰信号1632をネゲートし、S421に処理を進める。
なお、その他の処理は、図4に示した実施例1と同一であるので説明を省略する。
次に、実施例2の画像処理LSI163の動作について説明する。
図8は、実施例2の画像処理LSI163が実行する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、画像処理LSI163が内蔵のROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。なお、図5と同一のステップには同一のステップ番号を付し、説明を省略する。
実施例2では、画像処理LSI163は、S506で人検出信号1631をネゲートし、そのままS503に処理を移行する。
また、画像処理LSI163は、S507で人検出信号1631をアサートし、そのままS511に処理を進める。
なお、その他の処理は、図5に示した実施例1と同一であるので説明を省略する。
以上示したように、実施例1よりも画像処理LSI163を起動する回数が減少するため、実施例1の効果に加え、実施例1よりより省エネルギー性を高めることができる。
なお、上記実施例1および実施例2では、画像処理LSI163への電力供給をFET134のON/OFFによって制御したが、画像処理LSI163がスリープモード等の複数の電力モードを持ち、そのスリープモード等によって大幅に電力削減が見込める場合も存在する。この場合、FET134を備える必要はなく、操作部CPU131からLSI電源制御信号1314相当の信号を画像処理LSI163に対して通知することで、画像処理LSI163をスリープモードから、より消費電力の大きく図5や図8に示した処理が可能な電力モードへ、移行させることができる。
また、上記各実施例では、操作部CPU131が、バススイッチ162を切り替えて、カメラ161により撮像された画像データが画像処理LSI163へ出力されるように制御する構成について説明した。しかし、カメラ161により撮像された画像データは常に操作部CPU131に入力されるようにし、また、該画像データを操作部CPU131から画像処理LSI163へ出力可能な構成とする。さらに、バススイッチ162を設けることなく、バススイッチ162をYAからYBに切り替える代わりに、操作部CPU131から画像処理LSI163へカメラ161により撮像された画像データを出力するように構成してもよい。
なお、バススイッチ162を用いてカメラ161により撮像された画像データの出力を切り替える構成の場合、画像データの出力を画像処理LSI163に切り替えた場合には、操作部CPU131の電力モードを省電力モードに切り替えるようにしてもよいし、操作部CPU131への電力の供給を停止するようにしてもよい。
また、操作部CPU131や画像処理LSI163は、CPUのみならずGPU、ASIC、FPGA等で実現してもよく、実行する処理の一部がFPGA等でハードウェア化されていてもよい。
さらに、図2、図3、もしくは図6等で示したブロックの一部を、FPGA等の集積回路内で実現してもよい。
上記各実施例では、本発明を適用可能な情報処理装置の一例として画像形成装置10を用いて説明したが、本発明を適用可能な装置は、画像形成装置に限定されるものではなく、パーソナルコンピュータや、家電等であってもよい。
以上示したように、本発明によれば、従来のように、装置に複数のセンサを配置する必要がないため、配置レイアウトを工夫する必要がなく、製品コストを押し上げる心配もない。すなわち、本発明を適用した装置では、動体検出、ユーザ検出およびユーザ認証等のユーザが画像形成装置を使い始めるまでの複数の処理を、消費電力を抑えたまま、より少ない1つのセンサ(カメラ161)で実現することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
10 画像形成装置
131 操作部CPU
134 FET
161 カメラ
162 バススイッチ
163 画像処理LSI

Claims (18)

  1. 情報処理装置であって、
    撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データを用いて動体を検出する動体検出処理を行う第1制御手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データを用いて前記情報処理装置を使用するユーザを検出するユーザ検出処理を行う第2制御手段と、を有し、
    前記第1制御手段は、前記動体検出処理により動体を検出した場合に、前記第2制御手段の電力状態を前記ユーザ検出処理が可能な状態に移行させるとともに、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるように制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2制御手段は、前記ユーザ検出処理によりユーザを検出した場合に、前記情報処理装置の電力状態を第1電力状態から該第1電力状態より消費電力の大きい第2の電力状態に切り替える制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2制御手段は、前記画像データを用いて、前記ユーザ検出処理により検出されたユーザの認証処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザ検出処理では、前記画像データを用いて人の顔の方向もしくは視線の方向を検出し、該方向が前記情報処理装置を向いている場合にユーザを検出したと判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザ検出処理では、前記画像データを用いて前記情報処理装置に向かって移動する動体を検出した場合、又は、前記情報処理装置の前に出現し滞在する物体を検出した場合に、ユーザを検出したと判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置であって、
    撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データを用いて、前記情報処理装置に向かって移動する動体、又は、前記情報処理装置の前に出現し滞在する物体を検出することにより前記情報処理装置を使用するユーザを検出するユーザ検出処理を行う第1制御手段と、
    前記第1制御手段より高い消費電力を必要とし、前記撮像手段により撮像された画像データを用いて認証処理を行う第2制御手段と、を有し、
    前記第1制御手段は、前記ユーザ検出処理によりユーザを検出した場合に、前記第2制御手段の電力状態を前記認証処理が可能な状態に移行させるとともに、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるように制御することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記第1制御手段は、前記ユーザ検出処理においてユーザを検出した場合に、前記情報処理装置の電力状態を第1電力状態から該第1電力状態より消費電力の大きい第2電力状態に切り替える制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1制御手段は、前記第2制御手段に電力の供給を開始することにより、前記第2制御手段の電力状態を移行させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1制御手段は、前記第2制御手段の電力モードを変更することにより、前記第2制御手段の電力状態を第3電力状態から該第3電力状態より消費電力の大きい第4電力状態に移行させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記撮像手段により撮像された画像データの出力先を前記第1制御手段または前記第2制御手段に切り替える切り替え手段を有し、
    前記第1制御手段は、前記切り替え手段を操作して前記撮像手段により撮像された画像データの出力先を前記第2制御手段へ変更することにより、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるようにすることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1制御手段は、前記撮像手段により撮像された画像データを、前記第1制御手段から前記第2制御手段へ出力することにより、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるようにすることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記第1制御手段は、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるようにする場合に、前記撮像手段の撮像解像度を第1解像度から該第1解像度よりも高解像度の第2解像度に切り替えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1制御手段は、背景差分法により動体を検出するものであり、
    前記第1制御手段は、前記背景差分法により動体を検出できない場合、又は、前記第2制御手段により前記画像データ内に人が存在しないと判断された場合に、前記背景差分法における背景画像データを更新することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記撮像手段は、斜め上方に向けられて配置されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置の制御方法であって、
    第1制御手段が、撮像手段により撮像された画像データを用いて動体を検出する動体検出処理を行う第1制御ステップと、
    前記動体検出処理により動体が検出された場合に、前記第1制御手段が、第2制御手段の電力状態をユーザ検出処理が可能な状態に移行させるとともに、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるように制御する切り替えステップと、
    前記第2制御手段が、前記撮像手段により撮像された画像データを用いて前記情報処理装置を使用するユーザを検出するユーザ検出処理を行う第2制御ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  17. 情報処理装置の制御方法であって、
    第1制御手段が、撮像手段により撮像された画像データを用いて、前記情報処理装置に向かって移動する動体、又は、前記情報処理装置の前に出現し滞在する物体を検出することにより前記情報処理装置を使用するユーザを検出するユーザ検出処理を行う第1制御ステップと、
    前記ユーザ検出処理によりユーザが検出された場合に、前記第1制御手段が、第2制御手段の電力状態を認証処理が可能な状態に移行させるとともに、前記画像データが前記第2制御手段へ出力されるように制御する切り替えステップと、
    前記第2制御手段が、前記撮像手段により撮像された画像データを用いて認証処理を行う第2制御ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  18. コンピュータを請求項1乃至15のいずれか1項に記載の第1制御手段として機能させるための第1プログラムと、
    コンピュータを請求項1乃至15のいずれか1項に記載の第2制御手段として機能させるための第2プログラムと、
    を有することを特徴とするプログラム。
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