JP2016177634A - フロー生成方法及びフロー生成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ソフトウエア部品による第1実行フローにおける工程に対応する、第2ソフトウエア部品による部分フローを生成する。
【解決手段】第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローを実行した情報処理装置における負荷記録と、第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローを実行した情報処理装置における負荷記録とを取得しS1401、第2実行フローの実行期間を複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、第1実行フローの工程における負荷状態と、グループの実行期間における負荷状態とを比較しS1407、工程の各々に負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択しS1413、選択されたパターンのグループによって特定される部分フローを工程に対応付けるS1415。
【選択図】図14

Description

本発明は、ソフトウエア部品によるフローを生成する技術に関する。
運用中のシステム(以下では、運用システムという。)の状態を監視する業務や、運用システムに新たなサーバを設置する業務など、運用システムにまつわる業務に係る工程を自動化する運用支援基盤が知られている。
例えば、OSやミドルウエアに対する操作のような工程は、操作の手順を定めたソフトウエア部品を組み合わせることによって、自動的に処理することができる。そのため、業務の全体あるいは一部の工程を自動化しようとする場合、それらの工程に適したソフトウエア部品を選別し、それらのソフトウエア部品の実行順を定める実行フローを準備する。
また、例えば状態監視やサーバ増設のように一般的な業務について、運用システム毎に実行フローを準備することは効率が良くない。
但し、部品体系が異なるソフトウエア部品によるフローを転用することは、難しい場合が多い。
特開2013−080351号公報 特開2007−025798号公報 特開2008−171121号公報 特開2007−135554号公報
本発明の目的は、一側面では、第1ソフトウエア部品による第1実行フローにおける工程に対応する、第2ソフトウエア部品による部分フローを生成することである。
一態様に係るフロー生成方法は、(A)第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローに従って、複数の第1ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置における負荷記録と、第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローに従って、複数の第2ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置又は第2情報処理装置における負荷記録とに基づき、第2実行フローの実行期間を、1又は複数の第2ソフトウエア部品の実行期間からなる複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、第1実行フローに含まれる1又は複数の第1ソフトウエア部品からなる複数の工程の各々における負荷状態と、当該パターンにおけるグループの実行期間の各々における負荷状態とを比較し、(B)複数のパターンの各々のうち、複数の工程の各々について負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択し、(C)選択されたパターンにおける少なくとも1つのグループの実行期間によって特定される部分フローを、第2実行フローから抽出し、(D)抽出された部分フローを、負荷状態が近似する工程に対応付ける処理を含む。
一側面としては、第1ソフトウエア部品による第1実行フローにおける工程に対応する、第2ソフトウエア部品による部分フローを生成することができる。
図1は、運用支援に係るネットワーク構成例を示す図である。 図2は、運用支援サーバ装置及び対象装置のモジュール構成例を示す図である。 図3は、実行フロー及び工程フローの例を示す図である。 図4は、業務手順の例を示す図である。 図5は、実行フローの例を示す図である。 図6は、実行期間の対応関係の例を示す図である。 図7は、実行フロー及び工程フローの例を示す図である。 図8は、実行フロー及び工程フローの例を示す図である。 図9は、工程フローの例を示す図である。 図10は、実行期間の対応関係の例を示す図である。 図11は、フロー生成装置のモジュール構成例を示す図である。 図12は、第1履歴データの例を示す図である。 図13は、負荷テーブルの例を示す図である。 図14は、メイン処理フローの例を示す図である。 図15は、取得処理フローの例を示す図である。 図16は、パターンテーブルの例を示す図である。 図17は、比較処理フローの例を示す図である。 図18は、部分フローの抽出例を示す図である。 図19は、適用処理フローの例を示す図である。 図20は、コンピュータの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
図1に、運用支援に係るネットワーク構成例を示す。運用支援サーバ装置101aは、対象装置103aの運用を支援するサーバである。つまり、対象装置103aは、運用支援サーバ装置101aによる運用支援の対象である。運用支援サーバ装置101aと対象装置103aとは、ネットワークを介して互いに接続している。
同様に、運用支援サーバ装置101bは、対象装置103bの運用を支援するサーバである。つまり、対象装置103bは、運用支援サーバ装置101bによる運用支援の対象である。運用支援サーバ装置101bと対象装置103bとは、ネットワークを介して互いに接続している。
この例で、フロー生成装置105は、運用支援サーバ装置101bで用いられるフローを生成する。尚、フロー生成装置105は、運用支援サーバ装置101a、対象装置103a、運用支援サーバ装置101bあるいは対象装置103bのいずれかが兼ねるようにしてもよい。この例におけるフロー生成装置105は、運用支援サーバ装置101a、対象装置103a、運用支援サーバ装置101b及び対象装置103bからデータを取得するために、運用支援サーバ装置101a、対象装置103a、運用支援サーバ装置101b及び対象装置103bとネットワークを介して接続している。但し、フロー生成装置105は、ネットワーク以外の媒体を介してデータを取得するようにしてもよい。
図2に、運用支援サーバ装置101及び対象装置103のモジュール構成例を示す。対象装置103では、例えばユーザのためのシステムにおける機能を担うミドルウエア231やアプリケーションプログラム233が動作している。
運用支援基盤200は、対象装置103の運用を支援するための仕組みである。運用支援基盤200は、運用支援サーバ装置101側で動作するサーバ部201と、対象装置103側で動作するクライアント部211とを有している。
サーバ部201は、実行フロー記憶部203、制御部205及び第1履歴記憶部207を有している。実行フロー記憶部203は、実行フローを記憶している。実行フローは、運用に係る各種メンテナンスのような業務を実施するためのフローである。実行フローには、実行すべきソフトウエア部品の流れが定められている。ソフトウエア部品は、クライアント部211の実行部215において実行されるプログラムである。以下では、このソフトウエア部品を単に部品ということもある。
制御部205は、実行フローに従って、クライアント部211に部品の実行を指示する。また、制御部205は、部品の実行に係る履歴データを第1履歴記憶部207に記憶する。履歴データについては、後述する。
運用支援サーバ装置101は、更に、実行フロー及び履歴データ等のデータを出力する第1出力部209を有している。
他方、クライアント部211は、部品記憶部213、実行部215及び第2履歴記憶部217を有している。部品記憶部213は、各種の部品を記憶している。実行部215は、制御部205からの指示に従って、部品記憶部213に記憶している部品を読み出して、実行する。また、実行部215は、部品の実行に係る履歴データを第2履歴記憶部217に記憶する。
対象装置103は、更に、オペレーティングシステム221、記録処理部223、負荷記憶部225及び第2出力部227を有している。記録処理部223は、オペレーティングシステム221から対象装置103における各種の負荷値を取得して、時系列の負荷データとして負荷記憶部225に記録する。負荷データについては、後述する。
対象装置103は、更に、履歴データ及び負荷データ等のデータを出力する第2出力部227を有している。
以下では、運用支援サーバ装置101a及び対象装置103aにおいて動作している運用支援基盤200を、第1の運用支援基盤200という。運用支援サーバ装置101b及び対象装置103bにおいて動作している運用支援基盤200を、第2の運用支援基盤200という。
第1の運用支援基盤200で用いられる部品の体系は、第2の運用支援基盤200で用いられる部品の体系と異なる。従って、同様の機能について、第1の運用支援基盤200で用いられる部品と第2の運用支援基盤200で用いられる部品とは、1対1で対応するとは限らない。1対多、多対1あるいは多対多で対応する場合もある。本実施の形態は、両体系における部品の粒度が一致しない場合があることを前提としている。
また、1つの対象装置103において複数の運用支援基盤200を用いる場合もある。例えば、運用支援基盤200を切り替える場合には、一時的に複数の運用支援基盤200を用いることになる場合がある。つまり、1つの対象装置103が、第1の運用支援基盤200のクライアント部211と、第2の運用支援基盤200のクライアント部211とを有することになる。そのようなケースでは、1つの対象装置103において、第1の運用支援基盤200における部品を実行するとともに、第2の運用支援基盤200における部品を実行することがある。
図3に、実行フロー及び工程フローの例を示す。実行フロー301は、第1の運用支援基盤200において業務Pを実施するための実行フローを示している。実行フロー301には、部品1−Fから部品1−Mまでを順次実行する流れが定められている。部品1−Fから部品1−Mまでの各部品は、いずれも第1の運用支援基盤200における部品体系に属する。
実行フロー301は、業務において実施する工程の流れを定めた業務手順に従って生成されたものである。業務Pにおける業務手順には、図4を用いて後述するように工程A、工程B及び工程Cの流れが定められている。
各工程については、工程フローが設定されている。工程フローは、当該工程において実行すべき部品の流れが定められている。業務手順における工程に、工程フローによって特定される部分フローを当てはめることによって、実行フローは生成される。図3に示した例では、工程Aの工程フロー303に基づいて、工程Aに相当する部分フロー305が設定されている。同様に工程Bの工程フロー307に基づいて、工程Bに相当する部分フロー309が設定されている。同様に工程Cの工程フロー311に基づいて、工程Bに相当する部分フロー313が設定されている。
ある業務の実行フローを生成する際に生成された工程フローは、他の業務の実行フローを生成する際に流用される場合がある。図4に、業務手順の例を示す。業務Rの業務手順405における工程Bは、業務Pの業務手順401における工程Bと同じである。また、業務Rの業務手順405における工程Eは、業務Qの業務手順403における工程Eと同じである。従って、業務Pの実行フローを生成する際に生成された工程Bの工程フローと、業務Qの実行フローを生成する際に生成された工程Eの工程フローとを流用すれば、業務Rの実行フローを生成する労力が軽減される。このように、各工程の工程フローを蓄え、業務手順に従えば、新たな実行フローを生成する手間が省かれる。
図5に、第2の運用支援基盤200における実行フローの例を示す。実行フロー501は、第2の運用支援基盤200において業務Pを実施するための実行フローである。実行フロー501には、部品2−Sから部品2−Zまでを順次実行する流れが定められている。部品2−Sから部品2−Zまでの各部品は、いずれも第2の運用支援基盤200における部品体系に属する。
但し、実行フロー501は、業務手順に従って生成されたものではない。従って、工程A、工程B及び工程C夫々に対応する部分フローは、不明である。つまり、工程フローが存在しない。本実施の形態では、このような場合に、工程が明らかな例を参考にして部品の実行期間の対応関係に基づいて、各工程に対応する部分フローを特定する。
図6に、実行期間の対応関係の例を示す。上段は、第2の運用支援基盤200における負荷値の遷移を示すグラフである。矢印601は、第2の運用支援基盤200における部品2−S、部品2−T及び部品2−Uの実行期間における負荷状態を略式で示している。矢印603は、第2の運用支援基盤200における部品2−V、部品2−W及び部品2−Xの実行期間における負荷状態を略式で示している。矢印605は、第2の運用支援基盤200における部品2−Y及び部品2−Zの実行期間における負荷状態を略式で示している。
下段は、第1の運用支援基盤200における負荷値の遷移を示すグラフである。矢印611は、第1の運用支援基盤200における部品1−F及び部品1−Gの実行期間における負荷状態を略式で示している。矢印613は、第1の運用支援基盤200における部品1−H、部品1−I及び部品1−Jの実行期間における負荷状態を略式で示している。矢印615は、第1の運用支援基盤200における部品1−K、部品1−L及び部品1−Mの実行期間における負荷状態を略式で示している。
ここでは、矢印601に示した負荷状態が、矢印611に示した負荷状態に近似するものと想定する。矢印601に示した負荷状態が、矢印611に示した負荷状態に近似すれば、矢印601の期間において実行された一連の部品が、矢印611の期間の工程Aに相当すると推測される。尚、矢印601の期間と矢印611の期間との対応関係は、一方の体系における複数の部品が、他方の体系における複数の部品に機能的に対応する例を示している。
また、矢印603に示した負荷状態が、矢印613に示した負荷状態に近似するものと想定する。矢印603に示した負荷状態が、矢印613に示した負荷状態に近似すれば、矢印603の期間において実行された一連の部品が、矢印613の期間の工程Bに相当すると推測される。尚、矢印603の期間と矢印613の期間との対応関係は、一方の体系における1つの部品が、他方の体系における1つの部品に機能的に対応する例を示している。
更に、矢印605に示した負荷状態が、矢印615に示した負荷状態に近似するものと想定する。矢印605に示した負荷状態が、矢印615に示した負荷状態に近似すれば、矢印605の期間において実行された一連の部品が、矢印615の期間の工程Cに相当すると推測される。尚、矢印605の期間と矢印615の期間との対応関係は、一方の体系における1つの部品が、他方の体系における複数の部品に機能的に対応する場合があることを示している。図6では示していないが、逆に、一方の体系における複数の部品が、他方の体系における1つの部品に機能的に対応する場合もある。
図6では、説明の便宜のため、近似する負荷状態同士の実行期間の長さが一致する例を示している。但し、近似する負荷状態同士について、実行期間の長さが一致するとは限らない。また、実行期間の長さが一致する場合であっても、負荷状態同士が近似するとは限らない。
図6のように負荷状態同士の近似関係に基づいて工程に相当する一連の部品を推測して、図7に示すように工程フローを生成する。部分フロー701が工程Aに対応するので、工程Aの工程フロー703が生成される。部分フロー705が工程Bに対応するので、工程Bの工程フロー707が生成される。更に、部分フロー709が工程Cに対応するので、工程Cの工程フロー711が生成される。
図7の例では、第2の運用支援基盤200における実行フローに潜む工程が、第1の運用支援基盤200における実行フローの前提となっている業務手順と一致している。但し、第2の運用支援基盤200における実行フローが、業務手順と整合していない場合も想定される。図8に、別の実行フロー及び工程フローの例を示す。
実行フロー801は、図5に示した実行フロー501と同様に、第2の運用支援基盤200において業務Pを実施するための実行フローである。但し、実行フロー801における部品の順番は、実行フロー501における部品の順番と異なる。実行フロー801は、図4に示した業務手順401とは異なり、工程C、工程B、工程Aの順に実施することを意図している。本実施の形態では、工程の順番が一致しない場合であっても、工程フローを特定できるようにする。部分フロー803に基づいて生成される工程フロー805は、図7に示した工程フロー711と一致する。部分フロー807に基づいて生成される工程フロー809は、図7に示した工程フロー707と一致する。部分フロー811に基づいて生成される工程フロー813は、図7に示した工程フロー703と一致する。
また、工程フローは、判定処理や繰り返し処理を含む場合もある。図9に示した工程Aの工程フロー901は、判定処理を含んでいる。図10に、この場合の負荷状態の関係を示す。このように、矢印1001に示したように、同じ部品(この例では、部品2−α)を繰り返して実行した期間を含む負荷状態を、矢印1011に示したように、同じ部品を繰り返して実行していない他方の負荷状態と比較することもある。但し、部品2−αの繰り返し処理に相当する処理が部品1−Fに含まれていれば、矢印1001に示した負荷状態と、矢印1011に示した負荷状態とが近似することがある。
尚、業務手順には、人的な作業に係る工程が含まれる場合がある。人的な作業に係る工程は自動化されないので、業務手順に自動化されない工程が含まれる場合には、自動化されない工程を除く範囲で、実行フローを生成するようにしてもよい。
次に、フロー生成装置105の動作について説明する。図11に、フロー生成装置105のモジュール構成例を示す。フロー生成装置105は、業務手順記憶部1101、第1実行フロー記憶部1103、第1工程フロー記憶部1105、第1履歴データ記憶部1107、第1負荷データ記憶部1109、第2実行フロー記憶部1111、第2工程フロー記憶部1113、第2履歴データ記憶部1115、第2負荷データ記憶部1117及びパターン記憶部1119を有している。
業務手順記憶部1101は、業務手順を記憶する。第1実行フロー記憶部1103は、第1の運用支援基盤200における実行フロー、つまり第1実行フローを記憶する。第1工程フロー記憶部1105は、第1の運用支援基盤200における工程フロー、つまり第1工程フローを記憶する。第1履歴データ記憶部1107は、第1の運用支援基盤200における履歴データ、つまり第1履歴データを記憶する。第1負荷データ記憶部1109は、対象装置103aにおける負荷データ、つまり第1負荷データを記憶する。第2実行フロー記憶部1111は、第2の運用支援基盤200における実行フロー、つまり第2実行フローを記憶する。第2工程フロー記憶部1113は、第2の運用支援基盤200における工程フロー、つまり第2工程フローを記憶する。第2履歴データ記憶部1115は、第2の運用支援基盤200における履歴データ、つまり第2履歴データを記憶する。第2負荷データ記憶部1117は、対象装置103bにおける負荷データ、つまり第2負荷データを記憶する。パターン記憶部1119は、パターンテーブルを記憶する。パターンテーブルについては、図16を用いて後述する。
フロー生成装置105は、更に取得部1121、修正部1122、第1抽出部1123、比較部1125、選択部1127、第2抽出部1129、登録部1131及び適用部1133を有している。
取得部1121は、各種データを取得する。修正部1122は、負荷データ及び履歴データを修正する。第1抽出部1123は、第2実行フローの実行期間を、複数のグループに分割する複数のパターンを抽出する。比較部1125は、第2負荷データに基づく、パターンによる各グループの負荷状態と、第1負荷データに基づく、各工程における負荷状態とを比較する。選択部1127は、パターンを選択する。第2抽出部1129は、選択したパターンに含まれる各グループに対応する部分フローを抽出する。登録部1131は、抽出した部分フローを工程に対応付けて、工程フローとして第2工程フロー記憶部1113に登録する。適用部1133は、工程フローを業務手順に適用する。
上述した業務手順記憶部1101、第1実行フロー記憶部1103、第1工程フロー記憶部1105、第1履歴データ記憶部1107、第1負荷データ記憶部1109、第2実行フロー記憶部1111、第2工程フロー記憶部1113、第2履歴データ記憶部1115、第2負荷データ記憶部1117及びパターン記憶部1119、は、ハードウエア資源(例えば、図20)を用いて実現される。
上述した取得部1121、修正部1122、第1抽出部1123、比較部1125、選択部1127、第2抽出部1129、登録部1131及び適用部1133は、ハードウエア資源(例えば、図20)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
ここで、履歴データについて説明する。履歴データは、運用支援基盤200における部品の実行に関する記録である。図2に示した第1履歴記憶部207及び第2履歴記憶部217のいずれに記憶する履歴データも、同様の構成である。第1履歴記憶部207及び第2履歴記憶部217のいずれに記憶する履歴データを用いるようにしてもよい。図12に、第1履歴データの例を示す。ここでは、第1の運用支援基盤200における第1履歴データの例を示すが、第2の運用支援基盤200における第2履歴データも同様の構成である。
この例における第1履歴データは、テーブル形式である。但し、第1履歴データは、テーブル形式以外の形式であってもよい。この例における第1履歴データは、実行された部品に対応するレコードを有している。第1履歴データのレコードは、実行された部品を識別するIDを設定するためのフィールドと、当該部品の実行期間の開始時刻を設定するためのフィールドと、当該部品の実行期間の終了時刻を設定するためのフィールドとを有している。
続いて、負荷データについて説明する。負荷データは、対象装置103における負荷状態をサンプリングした記録である。負荷データは、負荷の種類毎に、負荷テーブルを有している。負荷の種類は、例えばネットワーク負荷、ディスクアクセス頻度、CPU使用率、ディスク使用量およびメモリ使用量などである。
図13に、負荷テーブルの例を示す。尚、第1の運用支援基盤200における第1負荷データに含まれる負荷テーブルも、第2の運用支援基盤200における第2負荷データに含まれる負荷テーブルも同様の構成である。
この例における負荷テーブルは、サンプルに対応するレコードを有している。負荷テーブルのレコードは、計測した時刻を設定するためのフィールドと、負荷値を設定するためのフィールドとを有している。計測の間隔は、任意である。
以下、フロー生成装置105におけるメイン処理について説明する。図14に、メイン処理フローの例を示す。取得部1121は、取得処理を実行する(S1401)。取得処理において、取得部1121は、運用支援サーバ装置101a、対象装置103a、運用支援サーバ装置101b及び対象装置103bからデータを取得する。
図15に、取得処理フローの例を示す。取得部1121は、第1の運用支援基盤200から、第1負荷データ、第1履歴データ及び第1実行フローを取得する(S1501)。具体的には、取得部1121は、対象装置103aの第2出力部227から出力された第1負荷データを取得し、第1負荷データ記憶部1109に記憶する。取得部1121は、対象装置103aの第2出力部227あるいは運用支援サーバ装置101aの第1出力部209から出力された第1履歴データを取得し、第1履歴データ記憶部1107に記憶する。取得部1121は、運用支援サーバ装置101aの第1出力部209から出力された第1実行フローを取得し、第1実行フロー記憶部1103に記憶する。
取得部1121は、第2の運用支援基盤200から、第2負荷データ、第2履歴データ及び第2実行フローを取得する(S1503)。具体的には、取得部1121は、対象装置103bの第2出力部227から出力された第2負荷データを取得し、第2負荷データ記憶部1117に記憶する。取得部1121は、対象装置103bの第2出力部227あるいは運用支援サーバ装置101bの第1出力部209から出力された第2履歴データを取得し、第2履歴データ記憶部1115に記憶する。取得部1121は、運用支援サーバ装置101bの第1出力部209から出力された第2実行フローを取得し、第2実行フロー記憶部1111に記憶する。
更に、取得部1121は、第1の運用支援基盤200から、業務手順及び第1工程フローを取得する(S1505)。具体的には、取得部1121は、運用支援サーバ装置101bの第1出力部209から出力された業務手順を取得し、業務手順記憶部1101に記憶する。更に、取得部1121は、運用支援サーバ装置101bの第1出力部209から出力された第1工程フローを取得し、第1工程フロー記憶部1105に記憶する。
上述したデータを予め保持している場合には、当該データを取得する処理を省くようにしてもよい。取得処理を終えると、図14に示したS1402の処理に移る。
図14の説明に戻る。修正部1122は、修正処理を実行する(S1402)。第1負荷データ及び第2負荷データは、実行環境による影響を受けていることがある。修正処理において、修正部1122は、実行環境による影響を排除するようにデータを修正する。例えば、CPUの使用率が100パーセントである期間については、修正部1122は、その期間を短縮するように負荷データ及び履歴データを修正する。また、スワップが生じている場合に、修正部1122は、スワップが生じた期間を短縮するように負荷データ及び履歴データを修正する。あるいは、伝送効率が低い場合に、修正部1122は、伝送期間を短縮するように負荷データ及び履歴データを修正するようにしてもよい。
但し、例えば第1の運用支援基盤200における実行環境と、第2の運用支援基盤200における実行環境とが似ている場合には、修正処理を省くようにしてもよい。
次に、第1抽出部1123は、第2実行フローの実行期間を、部品の実行期間同士の境界で、複数のグループに分割する複数のパターンを抽出する(S1403)。つまり、分割されたグループは、1つの部品の実行期間又は連続する複数の部品の実行期間に相当する。この例では、第2実行フローの実行期間を、業務手順に含まれる工程数に等しいグループ数に分割する例について説明する。但し、第2実行フローの実行期間を、業務手順に含まれる工程数よりも多いグループ数に分割するようにしてもよい。
第1抽出部1123は、抽出した各パターンを、パターンテーブルに設定する。図16に、パターンテーブルの例を示す。この例におけるパターンテーブルは、パターンに対応するレコードを有している。パターンテーブルのレコードは、各グループにおける実行期間を設定するフィールドを有している。実行期間は、開始時刻及び終了時刻によって特定される。
図14の説明に戻る。比較部1125は、S1403において抽出した複数のパターンを1つ特定する(S1405)。この例では、比較部1125は、パターンテーブルにおけるレコードを順次特定する。
比較部1125は、比較処理を実行する(S1407)。比較処理において、比較部1125は、第2負荷データに基づく、当該パターンによる各グループの負荷状態と、第1負荷データに基づく、各工程における負荷状態とを比較する。
図17に、比較処理フローの例を示す。比較部1125は、業務手順に含まれる工程を1つ特定する(S1701)。例えば、比較部1125は、手順に従って1つの工程を特定する。
比較部1125は、当該工程における負荷状態を抽出する(S1703)。具体的には、まず、比較部1125は、当該工程の実行期間を特定する。当該工程の実行期間は、当該工程の第1工程フローにおける最初の部品の実行期間から、同じく最後の部品の実行期間までの期間である。当該工程の実行期間は、第1履歴データに基づいて特定される。そして、比較部1125は、当該工程の実行期間における時系列の負荷値を、第1負荷データから読み取る。複数の種類の負荷値について比較する場合には、各々の種類における負荷状態を抽出するようにしてもよい。
比較部1125は、S1405において特定したパターンに含まれるグループを1つ特定する(S1705)。この例では、順次第1グループから第3グループまで1つずつ特定される。
比較部1125は、当該グループにおける負荷状態を抽出する(S1707)。具体的には、比較部1125は、S1405において特定した、パターンテーブルのレコードに基づいて、当該グループの実行期間(開始時刻及び終了時刻)を特定する。そして、当該グループの実行期間における時系列の負荷値を、第2負荷データから読み取る。複数の種類の負荷値について比較する場合には、各々の種類における負荷状態を抽出するようにしてもよい。
比較部1125は、当該工程における負荷状態と当該グループにおける負荷状態とを比較する(S1709)。そして、負荷状態の近似度を求める。近似度を求める方法は、従来技術による。例えば、実行期間を調整した上で求められる微分値の近さや、特徴点の出現タイミングの近さなどを示す近似度を求める。また、この例では、近似度が大きいほど負荷状態同士が近似するものとする。
複数の種類の負荷値について比較する場合には、各々の種類における負荷状態同士を比較するようにしてもよい。そして、各々の種類における近似度に、各々の種類における重みを乗じた値を合計することによって、総合的な近似度を求めるようにしてもよい。
比較部1125は、S1701において特定した工程における負荷状態と、S1705において特定したグループにおける負荷状態とが近似するか否かを判定する(S1711)。具体的には、比較部1125は、S1709において求めた近似度が閾値を超えている場合に、負荷状態同士が近似すると判定し、同じく近似度が閾値を超えていない場合に、両負荷状態が近似しないと判定する。
S1701において特定した工程における負荷状態と、S1705において特定したグループにおける負荷状態とが近似しないと判定した場合には、比較部1125は、未処理のグループがあるか否かを判定する(S1713)。未処理のグループがあると判定した場合には、S1705に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のグループがないと判定した場合には、S1701において特定した工程における負荷状態が、S1405において特定したパターンに含まれるいずれのグループにおける負荷状態にも近似しないことを意味する。従って、比較部1125は、当該パターンの比較結果を示す内部パラメータに「非近似」に相当する値を設定する(S1715)。そして、比較処理を終了する。
S1711における判定の説明に戻る。S1711において、S1701において特定した工程における負荷状態と、S1705において特定したグループにおける負荷状態とが近似すると判定した場合には、残りの工程についても、近似する負荷状態を示すグループがあるかを確かめる。そのため、比較部1125は、未処理の工程があるか否かを判定する(S1717)。未処理の工程があると判定した場合には、S1701に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
尚、S1711において、いずれかの工程と負荷状態が近似すると判定されたグループは、以降のS1705における特定対象としない。つまり、1つのグループが複数の工程に相当することは、想定しない。
一方、S1717において、未処理の工程がないと判定した場合には、各工程が漏れなく、S1405において特定したパターンにおけるいずれかのグループと近似することになるので、比較部1125は、当該パターンの比較結果を示す内部パラメータに「近似」に相当する値を設定する(S1719)。
そして、比較部1125は、当該パターンとしての近似度を算出する(S1721)。当該パターンとしての近似度は、例えばS1711において両負荷状態が近似すると判定されたときの近似度の合計である。
尚、S1403において、第2実行フローの実行期間を、業務手順に含まれる工程数より多いグループ数に分割した場合には、S1717においてNOルートを通る場合に、いずれの工程にも近似しないグループが存在することになるが、当該グループに相当する実行期間については、冗長な処理であるものと看做して、無視するようにしてもよい。
そして、比較処理を終了すると、図14に示したS1409の処理に移る。
図14の説明に戻る。比較部1125は、未処理のパターンがあるか否かを判定する(S1409)。未処理のパターンがあると判定した場合には、S1405に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のパターンがないと判定した場合には、選択部1127は、パターンを1つ選択する(S1411)。比較結果を示す内部パラメータに「近似」に相当する値が設定されたパターンが1つであった場合には、当該パターンを選択する。比較結果を示す内部パラメータに「近似」に相当する値が設定されたパターンが複数あった場合には、S1721において算出した、パターンとしての近似度が大きい方のパターンを選択する。
尚、比較結果を示す内部パラメータに「近似」に相当する値が設定されたパターンが無かった場合には、この時点で処理を終了するようにしてもよい。あるいは、図17のS1711において用いる閾値を小さくして、再びS1405に戻って各パターンについて処理をし直すようにしてもよい。
第2抽出部1129は、選択したパターンに含まれる各グループに対応する部分フローを抽出する(S1413)。具体的には、まず、第2抽出部1129は、パターンテーブルのレコードに設定されているグループの開始時刻と、第2履歴テーブルとに基づいて、グループの実行期間において最初に実行された部品を特定する。また、第2抽出部1129は、パターンテーブルのレコードに設定されているグループの終了時刻と、第2履歴テーブルとに基づいて、グループの実行期間において最後に実行された部品を特定する。そして、第2実行フローから、最初に実行された部品から最後に実行された部品に至るまでの部分フローを抽出する。
図18を用いて、部分フローの抽出例について説明する。図18は、ある業務についての実行フローを示している。そして、あるグループの実行期間において最初に実行された部品が、部品Dであって、同じグループの実行期間において最後に実行された部品が、部品Iであるものと想定する。部品Dから部品Iへ至るルートは、3つある。しかし、いずれのルートによる履歴が記録されていた場合であっても、部品Dから部品Iに至るまでの経路に含まれる部品を含む範囲を、部分フロー1801として抽出する。このように、中間に存在する部品は、1つの機能に内在する処理を担うことが多いからである。
図14の説明に戻る。登録部1131は、抽出した部分フローを夫々工程に対応付けて、工程フローとして第2工程フロー記憶部1113に登録する(S1415)。そして、メイン処理を終える。以上のようにして、工程に対応する部分フロー、つまり工程フローが生成される。
次に、生成された工程フローを業務手順に適用する処理について説明する。図19に、適用処理フローの例を示す。適用部1133は、実行フローを生成しようとする業務について、業務手順を特定する(S1901)。適用部1133は、業務手順に含まれる工程を1つ特定する(S1903)。適用部1133は、当該工程に対応する部分フローを、第2工程フロー記憶部1113から取得する(S1905)。適用部1133は、業務手順のフローを基礎として、当該工程に部分フローに当てはめる(S1907)。適用部1133は、未処理の工程があるか否かを判定する(S1909)。未処理の工程があると判定した場合には、S1903に戻って、上述した処理を繰り返す。未処理の工程がないと判定した場合には、適用処理を終える。このようにして、新たな実行フローが生成される。
本実施の形態によれば、第1の運用支援基盤200の第1実行フローにおける工程に対応する、第2の運用支援基盤200の部分フローを生成できる。例えば、第1の運用支援基盤200の部品と第2の運用支援基盤200の部品とにおいて粒度が異なる場合であっても、第2の運用支援基盤200の部品による部分フローを特定できるという面もある。
また、適用処理によって、新たな実行フローを生成する労力が軽減される。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成はプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ、処理の順番を入れ替えることや複数の処理を並列に実行させるようにしても良い。
なお、上で述べたフロー生成装置105は、コンピュータ装置であって、図20に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブルディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティングシステム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーションプログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーションプログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーションプログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブルディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーションプログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係るフロー生成方法は、(A)第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローに従って、複数の第1ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置における負荷記録と、第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローに従って、複数の第2ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置又は第2情報処理装置における負荷記録とに基づき、第2実行フローの実行期間を、1又は複数の第2ソフトウエア部品の実行期間からなる複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、第1実行フローに含まれる1又は複数の第1ソフトウエア部品からなる複数の工程の各々における負荷状態と、当該パターンにおけるグループの実行期間の各々における負荷状態とを比較し、(B)複数のパターンの各々のうち、複数の工程の各々について負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択し、(C)選択されたパターンにおける少なくとも1つのグループの実行期間によって特定される部分フローを、第2実行フローから抽出し、(D)抽出された部分フローを、負荷状態が近似する工程に対応付ける処理を含む。
このようにすれば、第1ソフトウエア部品による第1実行フローにおける工程に対応する、第2ソフトウエア部品による部分フローを生成できる。例えば、第1ソフトウエア部品と第2ソフトウエア部品とにおいて粒度が異なる場合であっても、第2ソフトウエア部品による部分フローを特定できるという面もある。
更に、複数の工程を含む手順における少なくとも1つの工程に、当該工程に対応する部分フローを適用するようにしてもよい。
このようにすれば、新たな実行フローを生成する労力が軽減される。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローに従って、前記複数の第1ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置における負荷記録と、前記第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローに従って、前記複数の第2ソフトウエア部品の各々を実行した前記第1情報処理装置又は第2情報処理装置における負荷記録とに基づき、前記第2実行フローの実行期間を、1又は複数の前記第2ソフトウエア部品の実行期間からなる複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、前記第1実行フローに含まれる1又は複数の前記第1ソフトウエア部品からなる複数の工程の各々における負荷状態と、当該パターンにおける前記グループの実行期間の各々における負荷状態とを比較し、
前記複数のパターンの各々のうち、前記複数の工程の各々について負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択し、
選択された前記パターンにおける少なくとも1つのグループの実行期間によって特定される部分フローを、前記第2実行フローから抽出し、
抽出された前記部分フローを、前記負荷状態が近似する前記工程に対応付ける
処理を含み、コンピュータにより実行されるフロー生成方法。
(付記2)
複数の工程を含む手順における少なくとも1つの工程に、当該工程に対応する前記部分フローを適用する
処理を含む付記1記載のフロー生成方法。
(付記3)
第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローに従って、前記複数の第1ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置における負荷記録と、前記第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローに従って、前記複数の第2ソフトウエア部品の各々を実行した前記第1情報処理装置又は第2情報処理装置における負荷記録とに基づき、前記第2実行フローの実行期間を、1又は複数の前記第2ソフトウエア部品の実行期間からなる複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、前記第1実行フローに含まれる1又は複数の前記第1ソフトウエア部品からなる複数の工程の各々における負荷状態と、当該パターンにおける前記グループの実行期間の各々における負荷状態とを比較し、
前記複数のパターンの各々のうち、前記複数の工程の各々について負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択し、
選択された前記パターンにおける少なくとも1つのグループの実行期間によって特定される部分フローを、前記第2実行フローから抽出し、
抽出された前記部分フローを、前記負荷状態が近似する前記工程に対応付ける
処理をコンピュータに実行させるフロー生成プログラム。
101 運用支援サーバ装置 103 対象装置
105 フロー生成装置 200 運用支援基盤
201 サーバ部 203 実行フロー記憶部
205 制御部 207 第1履歴記憶部
209 第1出力部 211 クライアント部
213 部品記憶部 215 実行部
217 第2履歴記憶部 221 オペレーティングシステム
223 記録処理部 225 負荷記憶部
227 第2出力部 231 ミドルウエア
233 アプリケーションプログラム 1101 業務手順記憶部
1103 第1実行フロー記憶部 1105 第1工程フロー記憶部
1107 第1履歴データ記憶部 1109 第1負荷データ記憶部
1111 第2実行フロー記憶部 1113 第2工程フロー記憶部
1115 第2履歴データ記憶部 1117 第2負荷データ記憶部
1119 パターン記憶部 1121 取得部
1122 修正部 1123 第1抽出部
1125 比較部 1127 選択部
1129 第2抽出部 1131 登録部
1133 適用部

Claims (3)

  1. 第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローに従って、前記複数の第1ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置における負荷記録と、前記第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローに従って、前記複数の第2ソフトウエア部品の各々を実行した前記第1情報処理装置又は第2情報処理装置における負荷記録とに基づき、前記第2実行フローの実行期間を、1又は複数の前記第2ソフトウエア部品の実行期間からなる複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、前記第1実行フローに含まれる1又は複数の前記第1ソフトウエア部品からなる複数の工程の各々における負荷状態と、当該パターンにおける前記グループの実行期間の各々における負荷状態とを比較し、
    前記複数のパターンの各々のうち、前記複数の工程の各々について負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択し、
    選択された前記パターンにおける少なくとも1つのグループの実行期間によって特定される部分フローを、前記第2実行フローから抽出し、
    抽出された前記部分フローを、前記負荷状態が近似する前記工程に対応付ける
    処理を含み、コンピュータにより実行されるフロー生成方法。
  2. 複数の工程を含む手順における少なくとも1つの工程に、当該工程に対応する前記部分フローを適用する
    処理を含む請求項1記載のフロー生成方法。
  3. 第1体系に属する複数の第1ソフトウエア部品の流れを定めた第1実行フローに従って、前記複数の第1ソフトウエア部品の各々を実行した第1情報処理装置における負荷記録と、前記第1実行フローと機能が共通し、且つ第2体系に属する複数の第2ソフトウエア部品の流れを定めた第2実行フローに従って、前記複数の第2ソフトウエア部品の各々を実行した前記第1情報処理装置又は第2情報処理装置における負荷記録とに基づき、前記第2実行フローの実行期間を、1又は複数の前記第2ソフトウエア部品の実行期間からなる複数のグループに分割する複数のパターンの各々について、前記第1実行フローに含まれる1又は複数の前記第1ソフトウエア部品からなる複数の工程の各々における負荷状態と、当該パターンにおける前記グループの実行期間の各々における負荷状態とを比較し、
    前記複数のパターンの各々のうち、前記複数の工程の各々について負荷状態が近似する別個のグループを含むパターンを選択し、
    選択された前記パターンにおける少なくとも1つのグループの実行期間によって特定される部分フローを、前記第2実行フローから抽出し、
    抽出された前記部分フローを、前記負荷状態が近似する前記工程に対応付ける
    処理をコンピュータに実行させるフロー生成プログラム。
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