JP2016177520A - 管理装置、管理方法およびプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが共同して業務を実行する場合に、新たな業務を容易に設定することができる。【解決手段】複数のユーザが共同して実行する業務を管理する管理装置であって、電子データにアクセスする電子データアクセス部と、管理装置を用いて実行された業務ごとに、該業務に参加したユーザの認証情報と、該業務の中で電子データアクセス部によってアクセスした電子データのアクセス先を示すアクセス情報とを関連付けた業務情報を管理する管理部と、管理装置を用いて実行された過去の業務についての業務情報を記憶する履歴記憶部と、を備え、管理部は、履歴記憶部に記憶された過去の業務についての業務情報に基づき、新たな業務についての業務情報を生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、管理装置、管理方法およびプログラムに関する。
複数のユーザが1つの装置を利用して共同で業務をする場合がある。例えば、複数のユーザが1つのインタラクティブホワイトボード(電子黒板)を利用して共同で業務をする場合がある。このような場合、インタラクティブホワイトボードから、電子データを参照して業務をする状況が考えられる。電子データの一例として、第1のユーザが予め作成した第1文書、および、第2のユーザが予め作成した第2文書にアクセスする状況が考えられる。
また、同一のインタラクティブホワイトボードを用いて、異なる期間において例えば参加ユーザの組み合わせが異なる他の業務をしたり、同一のユーザの組み合わせの業務を定期的に行ったりする場合もある。途中で参加するユーザが離脱したり、業務のテーマが変更したり、業務のテーマが分割したり、複数の業務のテーマが統合されたりする場合もある。
このような場合、例えば、管理者は、共同で利用する装置(例えばインタラクティブホワイトボード)に対して、新たな業務の作成、それぞれの業務のユーザの登録および不要となった業務の削除等の手続きをしなければならない。従って、管理者の負担が大きくなってしまっていた。また、管理者となり得るユーザを増やすとセキュリティ上の問題も大きくなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のユーザが共同して業務を実行する場合に、新たな業務を容易に設定することができる管理装置、管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る管理装置は、複数のユーザが共同して実行する業務を管理する管理装置であって、電子データにアクセスする電子データアクセス部と、前記管理装置を用いて実行された業務ごとに、該業務に参加したユーザの認証情報と、該業務の中で前記電子データアクセス部によってアクセスした電子データのアクセス先を示すアクセス情報とを関連付けた業務情報を管理する管理部と、前記管理装置を用いて実行された過去の業務についての前記業務情報を記憶する履歴記憶部と、を備え、前記管理部は、前記履歴記憶部に記憶された過去の業務についての前記業務情報に基づき、新たな業務についての前記業務情報を生成する。
本発明によれば、複数のユーザが共同して業務を実行する場合に、新たな業務を容易に設定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る管理システムの構成を示す図である。 図2は、管理装置の機能構成を示す図である。 図3は、現在実行中の業務についての業務情報の一例を示す図である。 図4は、過去の業務についての業務情報の一例を示す図である。 図5は、業務開始時の処理を示すフローチャートである。 図6は、文書へのアクセス時の処理を示すフローチャートである。 図7は、業務終了時の処理を示すフローチャートである。 図8は、業務終了後に端末装置から文書へアクセスする場合の処理を示すシーケンス図である。 図9は、ユーザのログインおよびログアウトのタイミング、並びに、それぞれの業務に参加したユーザの一例を示す図である。 図10は、ユーザのログインおよびログアウトのタイミング、並びに、それぞれの業務で利用される文書の一例を示す図である。 図11は、過去の業務を引き継いだ新たな業務の業務情報を示す図である。 図12は、過去の業務を引き継いで新たな業務を開始する場合の処理を示すフローチャートである。 図13は、過去の複数の業務を合成した新たな業務の業務情報を示す図である。 図14は、過去の複数の業務を合成して新たな業務を開始する場合の処理を示すフローチャートである。 図15は、過去の業務から一部を抽出した新たな業務の業務情報の第1例を示す図である。 図16は、過去の業務から一部を抽出した新たな業務の業務情報の第2例を示す図である。 図17は、過去の業務から一部を抽出して新たな業務を開始する場合の処理を示すフローチャートである。 図18は、電子黒板である管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る管理システム10について詳細に説明する。本実施形態に係る管理システム10は、異なるユーザに権限が設定されている複数の電子データに容易にアクセスすることを目的としている。
図1は、実施形態に係る管理システム10の構成を示す図である。管理システム10は、管理装置20と、少なくとも1つの電子データ格納装置40と、少なくとも1つの端末装置50とを備える。
管理装置20は、ユーザの認証機能、情報の入力機能、情報の出力機能および通信機能等を有する情報処理装置である。本実施形態においては、管理装置20は、電子黒板(インタラクティブホワイトボード)である。管理装置20は、電子黒板に限らず、複数のユーザが利用することできる装置であれば、一般的なコンピュータ、タブレット端末またはスマートフォン等であってもよい。また、管理装置20は、テレビ会議端末、IP(Internet Protocol)電話またはインターネット電話等の電話端末、カーナビゲーション端末、ウェアラブル端末、カメラ、ゲーム機、または、通信機能を備えた産業用機器であってもよい。産業用機器には、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等のオフィス機器、内視鏡等の医療用機器、耕運機等の農業用機器などが含まれる。
管理装置20は、複数のユーザが共同して実行する業務を管理する。業務は、例えば、複数のユーザにより実行される会議である。業務が会議である場合、管理装置20は、会議において、それぞれのユーザが記述した文字および図形等を表示および記録したり、それぞれのユーザの発言を録音したりする。業務は、会議に限らず、複数のユーザにより実行される制作作業、編集作業、プレゼンテーション、セミナー等であってもよい。
それぞれの電子データ格納装置40は、管理装置20が管理する業務において利用される電子データを格納する。電子データ格納装置40は、管理装置20から接続可能な装置であれば、どのような装置であってもよい。例えば、電子データ格納装置40は、管理装置20とネットワークを介して接続されたサーバ装置であってもよいし、管理装置20に装着されるメモリカードまたはハードディスクであってもよい。
電子データ格納装置40が格納している電子データは、文書、動画、画像、音声データを含む。図1では電子データの一例として文書の例を示している。文書は、一例として、Webページ等のHTML(HyperText Markup Language)文書やXML(Extensible Markup Language)文書であってもよい。また、文書は、テキストデータファイル、画像データファイルまたはプレゼンテーションデータファイルであってよい。また、文書は、データベースのレコードであってもよい。
それぞれの電子データは、複数のユーザにより共同で実行される業務に先だって、個別のユーザにより予め作成される。電子データは、指定されたユーザ(例えば、作成したユーザ)にアクセス(例えば参照または更新)の権限が設定されており、指定されたユーザ以外がアクセスすることはできない。電子データは、何れかの情報処理装置からアクセスを受けた場合、その情報処理装置が、権限を有するユーザが操作する装置であるか否かを認証する。
認証の方法は、どのような方法であってもよい。例えば、電子データは、アクセスをしてきた情報処理装置に対してユーザ名およびパスワードの入力を要求し、入力されたユーザ名およびパスワードが正当であるか否かを判断してもよい。また、電子データは、アクセスをしてきた情報処理装置に接続されたカード読取機にICカード等の情報を読み取らせ、読み取られた情報が正当である否かを判断してもよい。また、電子データは、電子データ自体に組み込まれたプログラム等により認証を実行してもよい。また、電子データは、情報処理装置からアクセスがあった場合に外部の認証サーバにリダイレクトし、認証サーバに認証を実行させてもよい。
さらに、それぞれの電子データは、権限を有するユーザが操作する情報処理装置からのアクセスであることを認証できた場合には、その情報処理装置に認証チケット情報を付与する。認証チケット情報とは、認証ができたことを照明するための証明書データである。ウェブブラウザ等で電子データにアクセスする場合には、認証チケット情報は、クッキーであってよい。また、認証サーバにアクセスをリダイレクトして認証させた場合には、認証サーバが認証チケット情報を付与してもよい。そして、電子データは、このような認証チケット情報を用いてアクセスした情報処理装置については、認証せずに、アクセスを受け付ける。
端末装置50は、一般的なコンピュータ等である。端末装置50は、タブレット端末またはスマートフォン等であってもよい。端末装置50は、ユーザにより操作される。端末装置50は、ネットワークを介して管理装置20にアクセスすることができる。
このような管理システム10では、管理装置20に同時に複数のユーザがログインして、1つの業務を共同して実行する。そして、管理装置20は、業務において利用する、異なるユーザが予め作成した複数の電子データに対してアクセスする。この場合において、管理装置20は、複数の電子データを切り替えてアクセスしても、電子データに最初にアクセスする場合に認証を要求するが、以後の電子データへのアクセスにおいては認証を要求しない。これにより、管理装置20によれば、異なるユーザが予め作成した複数の電子データに容易にアクセスをすることができる。
さらに、管理装置20は、業務を終了した後に、その業務に参加していた第1のユーザが用いる端末装置50から、その業務で用いた電子データへのアクセスを受け付ける。この場合、管理装置20は、電子データへのアクセスのための認証をせずに、端末装置50に代わりその電子データへアクセスする。
図2は、管理装置20の機能構成を示す図である。図3は、現在実行中の業務についての業務情報の一例を示す図である。図4は、過去の業務についての業務情報の一例を示す図である。
管理装置20は、ログイン部61と、ログアウト部62と、入出力部63と、現在業務記憶部64と、履歴記憶部65と、管理部66と、電子データアクセス部67と、アクセス受付部68と、期限管理部69とを有する。
ログイン部61は、業務に参加するユーザのログインを受け付ける。ログイン部61は、ログイン時にユーザを認証する。ログアウト部62は、ユーザのログアウトを受け付ける。
入出力部63は、業務に参加しているユーザからの情報の入力を受け付ける。また、入出力部63は、業務に参加しているユーザに情報を出力する。
現在業務記憶部64は、現在実行中の業務についての業務情報を記憶する。現在実行中の業務についての業務情報は、図3に示されるように、業務を識別するための業務ID、実行中の業務に参加しているユーザ(参加ユーザ)、実行中の業務で利用する複数の文書のアクセス先およびそれぞれの文書へアクセスするための認証チケット情報を含む。
履歴記憶部65は、過去の業務についての業務情報を記憶する。過去の業務についての業務情報は、図4に示されるように、過去の業務毎に、業務ID、その業務に参加したユーザ(参加ユーザ)、その業務で利用された文書のアクセス先、それぞれの文書へアクセスするための認証チケット情報、および、認証チケット情報の利用可能期限を含む。業務情報に複数の認証チケット情報が含まれる場合には、過去の業務についての業務情報は、それぞれの認証チケット情報毎に利用可能期限を含んでもよいし、複数の認証チケット情報に対して共通な1つの利用可能期限を含んでもよい。
管理部66は、現在業務記憶部64に記憶された現在実行中の業務についての業務情報、および、履歴記憶部65に記憶された過去の業務についての業務情報を管理する。管理部66は、業務の開始時において、現在実行中の業務についての業務情報を生成して、現在業務記憶部64に記憶させる。また、管理部66は、業務の終了時において、現在実行中の業務についての業務情報の内容をコピーして過去の業務の業務情報を生成し、履歴記憶部65に追加して記憶させる。この場合において、管理部66は、過去の業務の業務情報に、認証チケット情報の利用可能期限を含める。認証チケット情報の利用可能期限は、予め定められた期間を含めてもよいし、業務に参加しているユーザにより入力された期間を含めてもよい。
電子データアクセス部67は、異なるユーザに権限が設定されている複数の電子データにアクセスする。より具体的には、電子データアクセス部67は、現在実行中の業務に参加しているユーザによる指示に応じて何れかの電子データへアクセスする場合、現在業務記憶部64に記憶された業務情報から、対象の電子データに対応する認証チケット情報を読み出す。そして、電子データアクセス部67は、読み出した認証チケット情報を用いて電子データにアクセスする。
また、電子データアクセス部67は、現在業務記憶部64に記憶された業務情報に、対象の電子データに対応する認証チケット情報が含まれていない場合、権限を有するユーザに認証情報を入力させて電子データにアクセスする。さらに、電子データアクセス部67は、アクセスした電子データの認証チケット情報を取得し、取得した認証チケット情報を業務情報に書き込む。これにより、電子データアクセス部67は、以後、同一の電子データへは認証チケット情報を用いてアクセスが可能となり、ユーザに認証情報を入力させる必要がなくなる。
アクセス受付部68は、第1のユーザが操作する端末装置50から、第1のユーザが参加していた過去の業務で利用した電子データへのアクセスを受け付ける。アクセス受付部68は、第1のユーザが操作する端末装置50から電子データへのアクセスを受けた場合、履歴記憶部65に記憶された、第1のユーザが参加していた過去の業務に対応する業務情報に含まれる認証チケット情報を取得する。そして、アクセス受付部68は、取得した認証チケット情報を用いて、端末装置50に代わり電子データにアクセスする。この場合、アクセス受付部68は、電子データを参照する場合には、参照した電子データを端末装置50へと提供する。
また、アクセス受付部68は、第1のユーザが操作する端末装置50からのアクセスに応じて電子データにアクセスした場合、その電子データに対するアクセスの権限を有するユーザに、第1のユーザからアクセスがあったことを通知してもよい。アクセス受付部68は、一例として、アクセスがあった旨を電子メール等により通知する。これにより、アクセス受付部68は、よりセキュアな運用を実現することができる。
期限管理部69は、履歴記憶部65に記憶された過去の業務についての履歴情報に含まれる認証チケット情報のうち、利用可能期限に達した認証チケット情報を削除する。これにより、期限管理部69は、利用可能期限を超えた認証チケット情報を用いて電子データにアクセスすることを禁止することができる。
図5は、業務開始時の処理を示すフローチャートである。管理装置20は、業務を開始する場合、図5に示すフローに従って処理を進める。
まず、ステップS11において、管理装置20は、複数のユーザのログインを受け付ける。複数のユーザのログインが完了すると、続いて、ステップS12において、管理装置20は、業務の開始操作を受け付ける。
続いて、ステップS13において、管理装置20は、新たな業務情報を生成して、現在業務記憶部64に記憶させる。続いて、ステップS14において、管理装置20は、ログイン中の複数のユーザを、新たな業務情報の参加ユーザに登録する。そして、ステップS15において、管理装置20は、複数のユーザによる共同の業務の管理を開始する。
図6は、電子データへのアクセス時の処理を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートでは電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。実行中の業務において文書を利用する場合、管理装置20は、図6に示すフローに従って処理を進める。
まず、ステップS21において、管理装置20は、業務に参加している何れかのユーザから、文書へのアクセス操作を受け付ける。例えば、管理装置20は、文書を参照する場合、文書のアクセス先(例えば、ファイル名およびファイルの格納先)を示す情報の入力を受け付ける。また、管理装置20は、ユーザが特定のアイコンをクリックすることにより、アイコンに対応付けられている文書のアクセス先を入力してもよい。また、例えば、管理装置20は、文書を更新する場合、文書のアクセス先および更新すべき文書の実データの入力を受け付ける。
続いて、ステップS22において、管理装置20は、現在業務記憶部64に記憶されている現在実行中の業務について業務情報を参照して、入力された文書のアクセス先に対応する認証チケット情報が存在するか否かを判断する。
現在実行中の業務の業務情報に、入力された文書のアクセス先に対応する認証チケット情報が存在する場合には(ステップS22のYes)、管理装置20は、処理をステップS23に進める。ステップS23において、管理装置20は、業務情報から対応する認証チケット情報を取得する。続いて、ステップS24において、管理装置20は、取得した認証チケット情報を用いて、入力されたアクセス先に示された文書にアクセスする。文書は、正当な認証チケット情報を用いてアクセスを受けた場合、認証を要求せずにアクセスを受け付ける。そして、管理装置20は、例えば、アクセスが参照である場合には、電子データ格納装置40から文書を取得して、ユーザに提示する。管理装置20は、ステップS24を終えると、本フローを終了する。
一方、現在実行中の業務の業務情報に、入力された文書のアクセス先に対応する認証チケット情報が存在しない場合には(ステップS22のNo)、管理装置20は、処理をステップS25に進める。ステップS25において、管理装置20は、入力されたアクセス先に示された文書から認証要求を受け取り、権限を有するユーザに認証情報を入力させる。文書は、与えられた認証情報が正当である場合には、アクセスを受け付ける。
認証情報が正当である場合、続いて、ステップS26において、管理装置20は、文書にアクセスする。例えば、アクセスが参照である場合には、管理装置20は、電子データ格納装置40から文書を取得して、ユーザに提示する。続いて、ステップS27において、管理装置20は、アクセスした文書から認証チケット情報を取得する。続いて、ステップS28において、管理装置20は、取得した認証チケット情報および文書のアクセス先を、現在実行中の業務の業務情報に登録する。これにより、管理装置20は、以後、同一の文書に対してアクセスする場合、認証情報を入力せずに認証チケット情報を用いてアクセスすることができる。管理装置20は、ステップS28を終えると、本フローを終了する。
図7は、業務終了時の処理を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートでは電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。管理装置20は、業務を終了する場合、図7に示すフローに従って処理を進める。
まず、ステップS41において、管理装置20は、業務の終了操作を受け付ける。続いて、ステップS42において、管理装置20は、業務で利用した文書の利用可能期限を設定する。管理装置20は、予め定められた期間を利用可能期限として設定してもよいし、業務に参加しているユーザに利用可能期限を入力させてもよい。
続いて、ステップS43において、管理装置20は、実行中の業務の業務情報に含まれる内容、および、設定された利用可能期限を、過去の業務の業務情報として履歴記憶部65に追記する。追記後、管理装置20は、実行中の業務の業務情報を現在業務記憶部64から削除する。そして、ステップS44において、管理装置20は、現在実行中の業務を終了する。
図8は、業務終了後に端末装置50から文書へアクセスする場合の処理を示すシーケンス図である。業務に参加したユーザは、業務が終了した後、業務で利用した文書に対して、自身が権限を有さない文書であっても利用可能期限に達するまでは管理装置20を介してアクセスすることができる。この場合、管理装置20は、図8に示すシーケンスに従って処理を進める。
端末装置50は、第1のユーザの操作に応じて、ネットワークを介して管理装置20にログインする(S50)。ログインが成功すると、続いて、端末装置50は、業務IDおよび文書のアクセス先(例えば、ファイル名およびファイルの格納先)を示す情報を指定して、管理装置20に対して文書へのアクセス要求を送信する(S51)。
アクセス要求を受信すると、続いて、管理装置20のアクセス受付部68は、履歴記憶部65から、指定された業務IDの過去の業務の業務情報を参照する(S52,S53)。そして、アクセス受付部68は、指定された業務IDの業務情報の参加ユーザに、第1のユーザが含まれているか否かを確認する(S54)。アクセス受付部68は、確認の結果、第1のユーザが含まれていない場合には、端末装置50にアクセスの失敗の通知をして処理を終了する。
参加ユーザに第1のユーザが含まれていた場合、アクセス受付部68は、指定された業務IDの過去の業務の業務情報から、指定された文書の認証チケット情報を取得する(S55,S56)。なお、アクセス受付部68は、例えば利用可能期限を超えているため認証チケット情報が存在しない場合には、端末装置50にアクセスの失敗の通知をして処理を終了する。
認証チケット情報を取得すると、アクセス受付部68は、認証チケット情報を用いて、指定された文書のアクセス先にアクセスする(S57,S58)。アクセスが参照である場合、アクセス受付部68は、参照して取得した文書を端末装置50に送信する(S59)。そして、アクセス受付部68は、アクセスした文書に対して権限を有するユーザに対して、第1のユーザがアクセスした旨を例えば電子メール等で通知する(S60)。
以上のように本実施形態に係る管理装置20は、最初に文書にアクセスする際に認証をすれば、アクセスする文書が切り替わった後も、以後同一の文書にアクセスする場合には認証をしなくてよい。従って、管理装置20によれば、複数のユーザに共同して業務を実行させる場合において、異なるユーザが権限を有する複数の文書に容易にアクセスすることができる。
さらに、管理装置20は、業務を終了した後に、業務に参加していた第1のユーザが端末装置50を用いてその業務で用いた文書へのアクセスを受け付ける。そして、この場合、管理装置20は、その文書への端末装置50に代わりアクセスする。これにより、管理装置20によれば、複数のユーザが共同して実行する業務に用いた文書であって、異なるユーザに権限が設定されている文書に容易にアクセスすることができる。
なお、文書は、例えば、会議室の予約用のウェブページ、設備の予約用のウェブページおよびデバイスを操作するための制御用のウェブページ等であってもよい。この場合、業務中において、ある一のユーザが有する権限によりアクセスできたウェブページに対して、業務終了後に、ある一のユーザに代わって、他のユーザがこれらのウェブページにアクセスすることが可能となる。これにより、本実施形態に係る管理装置20は、より柔軟にアクセスを制御することができる。
図9は、ユーザのログインおよびログアウトのタイミング、並びに、それぞれ業務に参加したユーザの一例を示す図である。業務の開始および終了のタイミングは、ユーザが明示的に開始または終了の指示をしたタイミングではなく、何れかのユーザがログインまたはログアウトしたタイミングであってもよい。この場合、管理部66は、複数のユーザが同時にアクセスしており、且つ、何れかのユーザがログインまたはログアウトした時刻から次に何れかのユーザログインまたはログアウトした時刻までを1つの業務の単位として管理する。
このような管理をする場合、管理部66は、過去の業務の業務情報に、それぞれのユーザのログイン時刻およびログアウト時刻を含める。そして、管理部66は、それぞれのユーザのログイン時刻およびログアウト時刻に基づき、それぞれの業務の参加ユーザを特定する。
例えば、図9に示されるように、時刻t0にユーザAがログインし、時刻t0の後の時刻t1にユーザBがログインし、時刻t1の後の時刻t2にユーザCがログインしたとする。また、時刻t2の後の時刻t3にユーザAがログアウトし、時刻t3の後の時刻t4にユーザBがログアウトしたとする。また、時刻t4の後の時刻t5にユーザDがログインし、時刻t5の後の時刻t6にユーザCがログアウトし、時刻t6の後の時刻t7にユーザDがログアウトしたとする。
この場合、時刻t1と時刻t2との間の業務aの参加ユーザは、ユーザAおよびユーザBとなる。また、時刻t2と時刻t3との間の業務bの参加ユーザは、ユーザA、ユーザBおよびユーザCとなる。また、時刻t3と時刻t4との間の業務cの参加ユーザは、ユーザAおよびユーザBとなる。また、時刻t5と時刻t6との間の業務dの参加ユーザは、ユーザCおよびユーザDとなる。このように管理部66は、それぞれのユーザのログイン時刻およびログアウト時刻を業務情報に含めることにより、それぞれの業務に参加したユーザを特定することができる。
図10は、ユーザのログインおよびログアウトのタイミング、並びに、それぞれの業務で利用される文書の一例を示す図である。図10では電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。複数のユーザが同時にアクセスし、且つ、何れかのユーザがログインまたはログアウトした時刻から次に何れかのユーザログインまたはログアウトした時刻を1つの業務の単位として管理する場合、管理部66は、過去の業務の業務情報に、それぞれの文書へのアクセスタイミングを含める。そして、管理部66は、それぞれの文書へのアクセスタイミングに基づき、それぞれの業務で利用された文書を特定する。
例えば、図10に示されるように、文書αは、時刻t1と時刻t2との間、および、時刻t2と時刻t3との間にアクセスされている。文書βは、時刻t2と時刻t3との間、および、時刻t3と時刻t4との間にアクセスされている。文書γは、時刻t3と時刻t4との間、および、時刻t5と時刻t6との間にアクセスされている。文書δは、時刻t5と時刻t6との間にアクセスされている。
この場合、時刻t1と時刻t2との間の業務aに利用された文書は、文書αとなる。また、時刻t2と時刻t3との間の業務bに利用された文書は、文書αおよび文書βとなる。また、時刻t3と時刻t4との間の業務cに利用された文書は、文書βおよび文書γとなる。また、時刻t5と時刻t6との間の業務dに利用された文書は、文書γおよび文書δとなる。このように管理部66は、それぞれの文書へのアクセスタイミングを業務情報に含めることにより、それぞれの業務で利用した文書を特定することができる。
図11は、過去の業務を引き継いだ新たな業務の業務情報を示す図である。図11では電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。管理装置20の管理部66は、例えば新たな業務を開始する場合、過去の業務の業務情報に基づいて、新たな業務の業務情報を生成してもよい。この場合において、管理部66は、過去の業務の業務情報をそのまま引き継いで新たな業務の業務情報を生成してもよい。
例えば、図11に示すように、管理部66は、履歴記憶部65に記憶された何れかの過去の業務の業務情報に含まれる参加ユーザ、文書のアクセス先および認証チケット情報を引き継いで新たな業務の業務情報を生成する。これにより、管理部66は、例えば過去の業務を継続する場合、または、定期的に同一テーマで業務をする場合、過去の情報をそのまま引き継いで新たな業務をすることができる。
図12は、過去の業務を引き継いで新たな業務を開始する場合の処理を示すフローチャートである。図12に示すフローチャートでは電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。管理部66は、過去の業務を引き継いだ新たな業務を開始する場合、図12に示すフローに従って処理を進める。
まず、ステップS111において、管理部66は、新たな業務の開始操作を受け付ける。続いて、ステップS112において、管理部66は、過去の業務を引き継ぐか否かをユーザに問い合わせる。
過去の業務を引き継がない場合(S112のNo)、ステップS113において、管理部66は、新たな業務情報を生成して、現在業務記憶部64に記憶させる。続いて、ステップS114において、管理部66は、ログイン中の複数のユーザを、新たな業務情報の参加ユーザに登録する。そして、ステップS120において、管理部66は、複数のユーザによる共同の業務を開始する。
一方、過去の業務を引き継ぐ場合(S112のYes)、ステップS115において、管理部66は、履歴記憶部65から、参加しているユーザの全てがログイン中の複数のユーザに含まれる過去の業務の業務情報を抽出して提示する。より具体的には、管理部66は、ログイン中のユーザと参加ユーザとが完全に一致する業務情報、および、ログイン中の一部のユーザが参加ユーザと完全に一致する過去の業務の業務情報を抽出して提示する。
続いて、ステップS116において、管理部66は、提示した過去の業務の業務情報のうち何れか1つの過去の業務の業務情報の選択を受け付ける。続いて、ステップS117において、管理部66は、新たな業務情報を生成して、現在業務記憶部64に記憶させる。続いて、ステップS118において、管理部66は、ログイン中の複数のユーザを、新たな業務情報の参加ユーザに登録する。続いて、ステップS119において、管理部66は、選択した過去の業務の業務情報に含まれる文書のアクセス先および認証チケット情報を、新たな業務の業務情報に登録する。
そして、ステップS120において、管理部66は、複数のユーザによる共同の業務を開始する。これにより、管理部66は、参加しているユーザの全てがログイン中の複数のユーザに含まれる過去の業務の業務情報を引き継いで新たな業務の業務情報を生成し、新たな業務を開始することができる。
図13は、過去の複数の業務を合成した新たな業務の業務情報を示す図である。図13では電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。管理部66は、過去の複数の業務の業務情報を合成した新たな業務の業務情報を生成してもよい。
例えば、図13に示すように、管理部66は、履歴記憶部65に記憶された何れかの複数の過去の業務の業務情報に含まれる参加ユーザ、文書のアクセス先および認証チケット情報をそれぞれ合成して、新たな業務の業務情報を生成する。これにより、管理部66は、2つの業務を1つの業務に統一する場合に、それぞれの業務の内容を新たな業務に引き継がせることができる。
図14は、過去の複数の業務を合成して新たな業務を開始する場合の処理を示すフローチャートである。図14に示すフローチャートでは電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。管理部66は、過去の複数の業務を合成した新たな業務を開始する場合、図14に示すフローに従って処理を進める。
まず、ステップS131において、管理部66は、業務の合成操作を受け付ける。続いて、ステップS132において、管理部66は、履歴記憶部65から、参加しているユーザの全てがログイン中の複数のユーザに含まれる過去の業務の業務情報を抽出して提示する。続いて、ステップS133において、管理部66は、提示した過去の業務の業務情報のうち、何れか複数の過去の業務の業務情報の選択を受け付ける。
続いて、ステップS134において、管理部66は、新たな業務情報を生成して、現在業務記憶部64に記憶させる。続いて、ステップS135において、管理部66は、ログイン中の複数のユーザを、新たな業務情報の参加ユーザに登録する。続いて、ステップS136において、管理部66は、選択した過去の複数の業務の業務情報のそれぞれに含まれる文書のアクセス先および認証チケット情報を、新たな業務の業務情報に登録する。
そして、ステップS137において、管理部66は、複数のユーザによる共同の業務を開始する。これにより、管理部66は、過去の複数の業務の業務情報を合成して新たな業務の業務情報を生成し、新たな業務を開始することができる。
図15は、過去の業務から一部を抽出した新たな業務の業務情報の第1例を示す図である。図16は、過去の業務から一部を抽出した新たな業務の業務情報の第2例を示す図である。管理部66は、過去の業務の業務情報の一部を抽出して、新たな業務の業務情報を生成してもよい。図15、図16では電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。
例えば、図15に示すように、管理部66は、履歴記憶部65に記憶された何れかの1つの過去の業務の業務情報に含まれる参加ユーザのうちの一部のユーザを抽出して、新たな業務の業務情報を生成する。また、例えば、図16に示すように、管理部66は、履歴記憶部65に記憶された何れかの1つの過去の業務の業務情報に含まれる文書のアクセス先および認証チケット情報のうちの一部のアクセス先および認証チケット情報を抽出して、新たな業務の業務情報を生成する。これにより、管理部66は、1つの業務を縮小したり、1つの業務を複数の業務に分割したりする場合に、業務の一部の内容を新たな業務に引き継がせることができる。
図17は、過去の業務から一部を抽出して新たな業務を開始する場合の処理を示すフローチャートである。図17に示すフローチャートでは電子データが文書である場合の例について説明しているが、文書以外の電子データであっても管理装置20は同様の処理を実行する。管理部66は、過去の業務の一部を抽出して新たな業務を開始する場合、図17に示すフローに従って処理を進める。
まず、ステップS141において、管理部66は、業務の一部抽出操作を受け付ける。続いて、ステップS142において、管理部66は、履歴記憶部65から、参加しているユーザの全てがログイン中の複数のユーザに含まれる過去の業務の業務情報を抽出して提示する。続いて、ステップS143において、管理部66は、提示した過去の業務の業務情報のうち、何れか1つの過去の業務の業務情報の選択を受け付ける。
続いて、ステップS144において、管理部66は、新たな業務情報を生成して、現在業務記憶部64に記憶させる。続いて、ステップS145において、管理部66は、選択した過去の業務の業務情報に含まれる参加ユーザのうち、一部または全部を参加ユーザに登録する。管理部66は、一部の参加ユーザを登録することにより、過去の業務における参加ユーザの一部を抽出することができる。
続いて、ステップS146において、管理部66は、選択した過去の業務の業務情報に含まれる文書のアクセス先および認証チケット情報のうち、ステップS145で登録したユーザが権限を有する一部または全部の文書のアクセス先および認証チケット情報を登録する。管理部66は、一部の文書のアクセス先および認証チケット情報を登録することにより、過去の業務における文書のアクセス先および認証チケット情報を抽出することができる。
そして、ステップS147において、管理部66は、複数のユーザによる共同の業務を開始する。これにより、管理部66は、過去の業務の業務情報の一部を抽出して新たな業務の業務情報を生成し、新たな業務を開始することができる。
図18は、電子黒板である管理装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。電子黒板である管理装置20は、CPU(Central Processing Unit)221と、ROM(Read Only Memory)222と、RAM(Random Access Memory)223と、フラッシュメモリ224と、SSD(Solid State Drive)225と、HD(Hard Disk)226と、HDD(Hard Disk Drive)227と、ネットワークI/F228と、メディアドライブ229と、音声入出力I/F231と、画像入力I/F232と、キャプチャデバイス233と、GPU(Graphics Processing Unit)234と、ディスプレイ220と、ディスプレイコントローラ235と、接触センサ236と、センサコントローラ237と、電子ペンコントローラ238と、バスライン240とを備える。
CPU221は、電子黒板である管理装置20の全体の動作を制御する。ROM222は、CPU221の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM223は、CPU221のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ224は、電子黒板である管理装置20用の制御プログラム等の各種データを記憶する。電子黒板である管理装置20は、フラッシュメモリ224に代えて、EEPROM等を備えてもよい。SSD225は、CPU221の制御に従ってフラッシュメモリ224に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。
HD226は、データおよびプログラム等を記憶する。HDD227は、CPU221の制御に従ってHD226に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。
ネットワークI/F228は、ネットワークを介した通信を制御する。メディアドライブ229は、電子黒板である管理装置20に対して着脱可能なフラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。音声入出力I/F231は、CPU221の制御に従ってマイクロフォンスピーカ等との間で音信号の入出力を処理する。
画像入力I/F232は、カメラにより撮像された画像を入力する。キャプチャデバイス233は、例えば他のコンピュータのディスプレイに表示された静止画または動画を取り込む。GPU234は、グラフィクス処理を実行する。GPU234は、ユーザにより入力された情報に応じた画像の描画処理を実行する。また、GPU234は、描画した画像と、キャプチャデバイス233により取り込まれた画像およびカメラから入力した画像とを合成する処理等を実行する。ディスプレイコントローラ235は、GPU234からの出力画像をディスプレイ220へ出力するために画面表示の制御および管理を行う。
接触センサ236は、電子ペンまたはユーザの手によるディスプレイ220に対する接触の操作および情報の入力を検知する。センサコントローラ237は、CPU221の制御に従って接触センサ236の処理を制御する。
接触センサ236は、一例として、赤外線遮断方式による座標の入力および座標の検出を行う。座標の入力および座標の検出する方法は、ディスプレイ220の上側両端部に設置された2つの受発光装置が、ディスプレイ220に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ220の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。接触センサ236は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のID(Identification)をセンサコントローラ237に出力する。センサコントローラ237は、物体の接触位置である座標位置を特定する。
また、接触センサ236として、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。
電子ペンコントローラ238は、電子ペンと通信することで、ディスプレイ220へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。なお、電子ペンコントローラ238が、電子ペンのペン先およびペン尻だけでなく、電子ペンのユーザが握る部分またはその他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
バスライン240は、各構成要素の間を接続するためのアドレスバスおよびデータバス等である。
電子黒板である管理装置20で実行されるプログラムは、ログインモジュール、ログアウトモジュール、入出力モジュール、現在業務記憶モジュール、履歴記憶モジュール、管理モジュール、電子データアクセスモジュール、リモートアクセスモジュールおよび期限管理モジュールを含むモジュール構成となっている。このプログラムは、CPU221(プロセッサ)によりRAM223上に展開して実行されることにより、電子黒板である管理装置20をログイン部61、ログアウト部62、入出力部63、現在業務記憶部64、履歴記憶部65、管理部66、電子データアクセス部67、アクセス受付部68および期限管理部69として機能させる。
なお、管理装置20は、このような構成に限らず、ログイン部61、ログアウト部62、入出力部63、現在業務記憶部64、履歴記憶部65、管理部66、電子データアクセス部67、アクセス受付部68および期限管理部69の少なくとも一部をハードウェア回路(例えば半導体集積回路)により実現した構成であってもよい。
また、本実施形態の管理装置20で実行されるプログラムは、コンピュータにインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の管理装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の管理装置20で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、管理装置20で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 管理システム
20 管理装置
40 電子データ格納装置
50 端末装置
61 ログイン部
62 ログアウト部
63 入出力部
64 現在業務記憶部
65 履歴記憶部
66 管理部
67 電子データアクセス部
68 アクセス受付部
69 期限管理部

Claims (8)

  1. 複数のユーザが共同して実行する業務を管理する管理装置であって、
    電子データにアクセスする電子データアクセス部と、
    前記管理装置を用いて実行された業務ごとに、該業務に参加したユーザの認証情報と、該業務の中で前記電子データアクセス部によってアクセスした電子データのアクセス先を示すアクセス情報とを関連付けた業務情報を管理する管理部と、
    前記管理装置を用いて実行された過去の業務についての前記業務情報を記憶する履歴記憶部と、
    を備え、
    前記管理部は、前記履歴記憶部に記憶された過去の業務についての前記業務情報に基づき、新たな業務についての前記業務情報を生成する
    管理装置。
  2. 前記管理部は、参加しているユーザの全てがログイン中の複数のユーザに含まれる過去の業務についての前記業務情報を引き継いで、新たな業務についての前記業務情報を生成する
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理部は、参加しているユーザの全てがログイン中の複数のユーザに含まれる過去の複数の業務についての前記業務情報を合成して、新たな業務についての前記業務情報を生成する
    請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記管理部は、参加しているユーザの全てがログイン中のユーザに含まれる過去の業務についての前記業務情報の一部を抽出して、新たな業務についての前記業務情報を生成する
    請求項1に記載の管理装置。
  5. 前記管理部は、過去の業務に参加していた複数のユーザのうちの一部のユーザを、新たな業務の参加ユーザとして登録する
    請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記管理部は、過去の業務において利用した複数の電子データのアクセス先のうちの一部の電子データのアクセス先を、新たな業務で利用する電子データのアクセス先として登録する
    請求項4に記載の管理装置。
  7. 複数のユーザが共同して実行する業務を管理装置により管理する管理方法であって、
    前記管理装置は、
    電子データにアクセスする電子データアクセス部と、
    前記管理装置を用いて実行された業務ごとに、該業務に参加したユーザの認証情報と、該業務の中で前記電子データアクセス部によってアクセスした電子データのアクセス先を示すアクセス情報とを関連付けた業務情報を管理する管理部と、
    前記管理装置を用いて実行された過去の業務についての前記業務情報を記憶する履歴記憶部と、
    を備え、
    前記管理部は、前記履歴記憶部に記憶された過去の業務についての前記業務情報に基づき、新たな業務についての前記業務情報を生成する
    管理方法。
  8. 情報処理装置を、複数のユーザが共同して実行する業務を管理する管理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    電子データにアクセスする電子データアクセス部と、
    前記管理装置を用いて実行された業務ごとに、該業務に参加したユーザの認証情報と、該業務の中で前記電子データアクセス部によってアクセスした電子データのアクセス先を示すアクセス情報とを関連付けた業務情報を管理する管理部と、
    前記管理装置を用いて実行された過去の業務についての前記業務情報を記憶する履歴記憶部と、
    を備え、
    前記管理部は、前記履歴記憶部に記憶された過去の業務についての前記業務情報に基づき、新たな業務についての前記業務情報を生成する
    プログラム。
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