JP2016176831A - 移動体端末装置、移動体端末装置の制御方法、移動体端末装置の制御プログラム及び移動体端末装の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】歩行者が所持する移動体端末装置の制御方法において、該移動体端末装置の現在位置を測位し、該測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索し、該目的地の到着希望時刻を設定し、該移動体端末装置が施設に進入したことを検出し、該進入したことが検出されたとき、該測位を停止し、該進入した施設の出口に関する情報と該目的地とに基づいて、該測位を起動させる起動地点を特定し、該設定された到着希望時刻と、該特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、該測位を起動させる起動時刻を予測し、該予測された起動時刻に基づいて、該測位を起動する。
【選択図】図1
Description
一方、移動体端末装置を動作させるための電力は、通常、内蔵電池に依存するため、自ずと使用できる電力が限られる。このため、移動体端末装置の消費電力を低減する技術が種々提案されている。
このような技術として、特許文献1では、場所に関する属性に基づいて位置検出手段が行う位置検出の時間間隔を決定し、該決定された時間間隔で携帯端末の位置を検出する位置情報検出装置が開示されている。
本発明に関連する従来技術を開示する特許文献2又は3も参照されたい。
歩行者が所持する移動体端末装置であって、
前記移動体端末装置の現在位置を測位する測位部と、
前記測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索する経路探索部と、
前記目的地の到着希望時刻を設定する時刻設定部と、
前記移動体端末装置が施設に進入したことを検出する進入検出部と、
前記進入したことが検出されたとき、前記測位部の測位を停止する第1の停止制御部と、
前記進入した施設の出口に関する情報と前記目的地とに基づいて、前記測位部の測位を起動させる起動地点を特定する起動地点特定部と、
前記設定された到着希望時刻と、前記特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、前記測位部の測位を起動させる起動時刻を予測する起動時刻予測部と、
前記予測された起動時刻に基づいて、前記測位部の測位を起動する第1の起動制御部と、
を備える、移動体端末装置。
施設に関する情報としては、施設の標準的な滞在時間や、滞在時間が推測可能な施設の属性等が挙げられる。これらの情報は、例えば、施設情報保存部に保存されている。施設の標準的な滞在時間は、該施設ごとに入力されたものであっても良いし、該施設のホームページ等に掲載された情報に基づくものであっても良い、該施設を利用したユーザの滞在時間に関する情報に基づくものであっても良い。また、滞在時間が推測可能な施設の属性としては、ショッピングモール等の複合商業施設、多目的施設、飲食店、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、銀行ATM、地下街や地下道等の地下構造物等が挙げられる。これらの属性に予め標準的な滞在時間を関連付けておいたり、これらの属性を予め滞在時間の長い施設と滞在時間の短い施設に仕分けておいたりすることによって、施設の属性に基づいて滞在時間を推測することができる。
第1の局面に規定の移動体端末装置において、前記施設は地下街であり、
前記起動地点特定部は、前記進入した地下街の出口のうち、前記探索された経路上に位置する出口を前記起動地点と特定し、
前記停止時刻と、前記起動地点と、前記歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点に到達する到達予定時刻を特定する到達時刻特定部と、
前記特定された到達予定時刻に、前記測位部の測位を起動する第2の起動制御部と、
前記特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、前記測位部の測位が可能であるか否かを判定する測位判定部と、
前記判定の結果、前記測位部が測位不能である場合には前記測位を停止する第2の停止制御部と、を備え、
前記第1の起動制御部は、前記判定の結果、前記測位部が測位可能である場合には前記測位の起動をキャンセルする。
歩行者が所持する移動体端末装置の制御方法であり、コンピュータの機能として実現される制御方法であって、
測位部が、前記移動体端末装置の現在位置を測位する測位ステップと、
経路探索部が、前記測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索する経路探索ステップと、
時刻設定部が、前記目的地の到着希望時刻を設定する時刻設定ステップと、
進入検出部が、前記移動体端末装置が施設に進入したことを検出する進入検出ステップと、
第1の停止制御部が、前記進入したことが検出されたとき、前記測位ステップにおける測位を停止する第1の停止制御ステップと、
起動地点特定部が、前記進入した施設の出口に関する情報と前記目的地とに基づいて、前記測位ステップにおいて測位を起動させる起動地点を特定する起動地点特定ステップと、
起動時刻予測部が、前記設定された到着希望時刻と、前記特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、前記測位ステップにおいて測位を起動させる起動時刻を予測する起動時刻予測ステップと、
第1の起動制御部が、前記予測された起動時刻に基づいて、前記測位ステップにおいて測位を起動する第1の起動制御ステップと、
を備える、移動体端末装置の制御方法。
このように規定される第4の局面の発明によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
第4の局面に規定の制御方法において、前記施設は地下街であり、
前記起動地点特定ステップでは、前記進入した地下街の出口のうち、前記探索された経路上に位置する出口を前記起動地点と特定し、
到達時刻特定部が、前記停止時刻と、前記起動地点と、前記歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点に到達する到達予定時刻を特定する到達時刻特定ステップと、
第2の起動制御部が、前記特定された到達予定時刻に、前記測位ステップにおいて測位を起動する第2の起動制御ステップと、
測位判定部が、前記特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、前記測位ステップにおいて測位が可能であるか否かを判定する測位判定ステップと、
第2の停止制御部が、前記判定の結果、前記測位ステップにおいて測位不能である場合には前記測位を停止する第2の停止制御ステップと、を備え、
前記第1の起動制御ステップでは、前記判定の結果、前記測位ステップにおいて測位可能である場合には前記測位の起動をキャンセルする。
このように規定される第5の局面の発明によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
第4の局面に規定の制御方法において、前記起動時刻予測ステップでは、更に、前記施設に関する情報を考慮して、前記起動時刻を予測する。
このように規定される第6の局面の発明によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
歩行者が所持する移動体端末装置の制御プログラムであって、コンピュータを、
前記移動体端末装置の現在位置を測位する測位手段と、
前記測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
前記目的地の到着希望時刻を設定する時刻設定手段と、
前記移動体端末装置が施設に進入したことを検出する進入検出手段と、
前記進入したことが検出されたとき、前記測位手段の測位を停止する第1の停止制御手段と、
前記進入した施設の出口に関する情報と前記目的地とに基づいて、前記測位手段の測位を起動させる起動地点を特定する起動地点特定手段と、
前記設定された到着希望時刻と、前記特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、前記測位手段の測位を起動させる起動時刻を予測する起動時刻予測手段と、
前記予測された起動時刻に基づいて、前記測位手段の測位を起動する第1の起動制御手段、
として機能させる移動体端末装置の制御プログラム。
このように規定される第7の局面の発明によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
第7の局面に規定の制御プログラムにおいて、前記施設は地下街であり、
前記起動地点特定手段は、前記進入した地下街の出口のうち、前記探索された経路上に位置する出口を前記起動地点と特定し、
前記コンピュータを、更に、
前記停止時刻と、前記起動地点と、前記歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点に到達する到達予定時刻を特定する到達時刻特定手段と、
前記特定された到達予定時刻に、前記測位部の測位を起動する第2の起動制御手段と、
前記特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、前記測位手段の測位が可能であるか否かを判定する測位判定手段と、
前記判定の結果、前記測位手段が測位不能である場合には前記測位を停止する第2の停止制御手段、として機能させ、
前記第1の起動制御手段は、前記判定の結果、前記測位手段が測位可能である場合には前記測位の起動をキャンセルする。
このように規定される第8の局面の発明によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
第7の局面に規定の制御プログラムにおいて、前記起動時刻予測手段は、更に、前記施設に関する情報を考慮して、前記起動時刻を予測する。
このように規定される第9の局面の発明によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
図1に、移動体端末装置1の概略構成を示す。当該移動体端末装置としては、ユーザが携帯可能な通信端末装置であり、携帯電話機、PDA(Portable Digital Assistants)、携帯ゲーム機、ノート型PC、PND(Portable Navigation Device)、スマートフォン、人体に装着可能なウェアラブル機器等が挙げられる。
図1に示すように、この移動体端末装置1は、地図データベース3、施設情報保存部5、測位部7、経路探索部9、進入検出部11、制御部13、起動地点特定部15、到着希望時刻設定部17及び起動時刻予測部19を備えている。
経路探索部9は、地図データベース3を参照して、測位部7で測位された現在位置又は後述の入力部を介して入力された出発地から、同じく入力部を介して入力された目的地までの経路を探索する。当該経路探索の方法は一般的な方法を用いることができる。例えば、ダイクストラ法などに基づいてリンクコストが最小となる経路を案内経路として探索することができる。
第1の停止制御部131は、進入検出部11で、移動体端末装置1が施設に進入したことが検出されたとき、測位部7の測位を停止する制御を行う。すなわち、第1の停止制御部131は、進入検出部11からの検出信号を受信したとき、測位部7へ停止制御信号を送信し、該停止制御信号を受信した測位部7は測位を停止する。
第1の起動制御部133は、後述の起動時刻予測部19を参照して、予測された起動時刻に到達したとき、測位部7の測位を起動する制御を行う。すなわち、起動制御部133は、予測された起動時刻に到達したとき、測位部7へ起動制御信号を送信し、該起動制御信号を受信した測位部7は測位を起動する。
到着希望時刻設定部17は、移動体端末装置1を所持する歩行者であるユーザが目的地への到着を希望する到着希望時刻を設定する。当該設定は、該ユーザが、後述の入力部を介して。入力されるに基づいて行うことができる。
まず、ステップ1では、測位部7は、移動体端末装置1の現在位置Sを測位する。
ステップ3では、図示しない入力部は、目的地検索のための目的地Gの入力を受け付ける。
ステップ5では、到着希望時刻設定部17は、ステップ3で入力を受付けた目的地Gへ到着を希望する到着希望時刻(この例において、15:00)を設定する。
ステップ7では、経路探索部9は、地図データベース3を参照して、ステップ1の現在位置Sからステップ3の目的地Gまでの案内経路Rを探索する。
ステップ9では、測位部7は、移動体端末装置1の現在位置を測位する。
ステップ13では、第1の停止制御部131は、測位部7の測位を停止させる。
ステップ15では、起動地点特定部15は、施設情報保存部5を参照して、ステップ11で移動体端末装置1の進入が検出された施設の出口の位置(E1〜E4)と、ステップ7の案内経路における目的地Gとに基づいて、起動地点P1を特定する。当該起動地点P1は、上述したように、該施設の出口(E1〜E4)のうち、案内経路の目的地Gまでの経路コストが最も小さい出口(E2)を起動地点P1として特定することができる。
ステップ17では、起動時刻予測部19は、ステップ5で設定された到着希望時刻(15:00)と、ステップ15で特定された起動地点P1からステップ7の案内経路における目的地Gまでの経路rとに基づいて、起動時刻を予測する。当該起動時刻は、上述したように、起動地点P1と目的地Gとの間の経路rを歩行者が移動するのに要する所要時間(この例において、30min.)を考慮して、起動地点P1を出発する時刻を起動時刻(14:30)として予測することができる。
ステップ19では、ステップ17で予測された起動時刻(14:30)に、測位部7の測位を起動させる。
図4に示すのは、移動体端末装置21を所持する歩行者が、案内経路中の地下街を、あるいは案内経路に代替して地下街を歩行する場合に、該地下街内での測位部の測位を停止し、歩行者が地下街を退出して地上に出るタイミングで測位部の測位を起動させるよう測位制御する移動体端末装置21である。すなわち、この移動体端末装置21は、図1に示す装置1において、到達時刻特定部31及び測位判定部33を更に備え、施設情報保存部5、進入検出部11、制御部13及び起動地点特定部15に代えて、夫々、施設情報保存部23、進入検出部25、制御部27及び起動地点特定部29を備えている。
進入検出部25は、施設情報保存部23を参照して、移動体端末装置21が、経路探索部9で探索された案内経路中の地下街、あるいは、案内経路の位置に対応する地下街に進入したことを検出する。当該検出の方法としては、上述の通り、測位部7で測位される移動体端末装置21の現在位置が、該地下街の領域内に位置したことをもって行うことができる。地下街の領域は、施設情報保存部23内に保存される地下街の範囲を示すポリゴンデータで表すことができる。進入検出部25は、当該進入を検出したとき、後述の第1の停止制御部131へ検出信号を送信することができる。
測位判定部33は、到達時刻特定部31で特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、測位部7の測位が可能であるか否かを判定する。当該判定の結果が否定的である場合、すなわち、測位部7の測位が不能である場合には、後述の第2の停止制御部271へ該結果を送信する。一方、当該判定の結果が肯定的である場合には、すなわち、測位部7の測位が可能である場合には、第1の起動制御部133へ該結果を送信する。
第2の停止制御部271は、測位判定部33での判定の結果、測位部7が測位不能である場合には測位を停止する制御を行う。すなわち、第2の停止制御部271は、測位判定部33から測位部7が測位不能である旨の判定結果を受信したとき、測位部7へ停止制御信号を送信し、該停止制御信号を受信した測位部7は測位を停止する。
第2の起動制御部273は、到達時刻特定部31で特定された到達予定時刻に、測位部7の測位を起動する。すなわち、第2の起動制御部273は、特定された到達予定時刻に到達したとき、測位部7へ起動制御信号を送信し、該起動制御信号を受信した測位部7は測位を起動する。
地下街等の地下構造物内では種々の案内板等が設置されているため、経路案内の要求はそれほど大きくない。その上、地下街等では電波の状況が不安定であることが多い。この発明の移動体端末装置によれば、このような状況において周期的に測位を試みて電力を消耗する事態を回避することができる。
ステップ1〜9は、上述の通りである。
ステップ21では、進入検出部25は、施設情報保存部23を参照して、ステップ9の現在位置がステップ7の案内経路中の地下街、あるいは、案内経路の位置に対応する地下街の領域B内に位置したことを検出する。
ステップ23では、第1の停止制御部131は、測位部7の測位を停止させる。
ステップ27では、到達時刻特定部31は、ステップ23で測位部7が測位を停止した停止時刻(18:00)と、ステップ25で特定された起動地点P2と、歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点P2に到達する到達予定時刻(T1:18:30)を特定する。
ステップ29では、起動時刻予測部19は、ステップ5で設定された到着希望時刻(19:00)と、ステップ25で特定された起動地点P2からステップ7の案内経路における目的地Gまでの経路rとに基づいて、起動時刻を予測する。当該起動時刻は、上述したように、起動地点P2と目的地Gとの間の経路rを歩行者が移動するのに要する所要時間(この例において、10min.)を考慮して、起動地点P2を出発する時刻を起動時刻(T2:18:50)として予測することができる。
ステップ31では、第2の起動制御部273は、ステップ27の到達予定時刻(T1:18:30)に、測定部7の測位を起動させる。
ステップ35では、第2の停止制御部271は、測位部7の測位を停止させる。
ステップ37では、ステップ29で予測された起動時刻(18:50)に、測位部7の測位を起動させる。
ステップ39では、第1の起動制御部は、ステップ29で予測された起動時刻での測位の起動をキャンセルする。
図7に示すのは、図1に示す移動体端末装置1が備える各構成、すなわち、制御部13、測位部7、地図データベース3、施設情報保存部5、経路探索部9、進入検出部11、起動地点特定部15、到着規模時刻設定部17及び起動時刻予測部19に加えて、メモリ部111、入力部112、出力部113及びインターフェース部114を備える移動体端末装置100である。
メモリ部111にはコンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置である制御部13に読み込まれて、これを機能させる。このコンピュータプログラムは、移動体端末装置の記憶装置としての内蔵ハードディスク又は内蔵メモリ、移動体端末装置に差し替え可能な記憶媒体としてのSD(登録商標)メモリカード、メモリスティック、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、DVD等の汎用的な媒体へ保存できる。
出力部113はディスプレイを含み、移動体端末装置100を一般的なナビゲーションに用いたときに出力される目的地検索のための検索画面、地図、測位部7で測位された移動体端末装置100の位置、経路探索部9で探索された案内経路等、その他の情報を表示する。この出力部113は音声発信部やバイブレーション報知部を含むこともできる。前者の場合には、案内等を行う際にメッセージやアラームを音声出力することができる。後者の場合には、同様に案内を行う際、メッセージを出力するタイミングでバイブレーションによる報知を行うことができる。また、案内の種類によって、アラーム音の音量、音の種類、鳴動パターン、バイブレーションの振動の強さ、振動パターン等を異ならせても良い。例えば、測位を停止する際と起動する際とで、バイブレーションの振動の強さ、振動パターンを異ならせることができる。
インターフェース部114は移動体端末装置100を無線ネットワーク等へ連結させる。
また、出発地と目的地、移動手段が分かれば、上記方法を用いて、移動体端末装置の現在位置の測位を停止させ、起動させるタイミングと、案内経路中の測位を停止している時間とを特定することもできる。このようにして特定された測位停止の時間を参照すれば、経路案内の際に、測位停止の時間が長い経路を省エネ経路として提供することもできる。
3 地図データベース(地図DB)
5 23 施設情報保存部
7 測位部
9 経路探索部
11 25 進入検出部
13 27 制御部
15 29 起動地点特定部
17 到着希望時刻設定部
19 起動時刻予測部
31 到達時刻特定部
Claims (10)
- 歩行者が所持する移動体端末装置であって、
前記移動体端末装置の現在位置を測位する測位部と、
前記測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索する経路探索部と、
前記目的地の到着希望時刻を設定する到着希望時刻設定部と、
前記移動体端末装置が施設に進入したことを検出する進入検出部と、
前記進入したことが検出されたとき、前記測位部の測位を停止する第1の停止制御部と、
前記進入した施設の出口に関する情報と前記目的地とに基づいて、前記測位部の測位を起動させる起動地点を特定する起動地点特定部と、
前記設定された到着希望時刻と、前記特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、前記測位部の測位を起動させる起動時刻を予測する起動時刻予測部と、
前記予測された起動時刻に基づいて、前記測位部の測位を起動する第1の起動制御部と、
を備える、移動体端末装置。 - 前記施設は地下街であり、
前記起動地点特定部は、前記進入した地下街の出口のうち、前記探索された経路上に位置する出口を前記起動地点と特定し、
前記停止時刻と、前記起動地点と、前記歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点に到達する到達予定時刻を特定する到達時刻特定部と、
前記特定された到達予定時刻に、前記測位部の測位を起動する第2の起動制御部と、
前記特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、前記測位部の測位が可能であるか否かを判定する測位判定部と、
前記判定の結果、前記測位部が測位不能である場合には前記測位を停止する第2の停止制御部と、を備え、
前記第1の起動制御部は、前記判定の結果、前記測位部が測位可能である場合には前記測位の起動をキャンセルする、
請求項1に記載の移動体端末装置。 - 前記起動時刻予測部は、更に、前記施設に関する情報を考慮して、前記起動時刻を予測する、
請求項1に記載の移動体端末装置。 - 歩行者が所持する移動体端末装置の制御方法であり、コンピュータの機能として実現される制御方法であって、
測位部が、前記移動体端末装置の現在位置を測位する測位ステップと、
経路探索部が、前記測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索する経路探索ステップと、
時刻設定部が、前記目的地の到着希望時刻を設定する時刻設定ステップと、
進入検出部が、前記移動体端末装置が施設に進入したことを検出する進入検出ステップと、
第1の停止制御部が、前記進入したことが検出されたとき、前記測位ステップにおける測位を停止する第1の停止制御ステップと、
起動地点特定部が、前記進入した施設の出口に関する情報と前記目的地とに基づいて、前記測位ステップにおいて測位を起動させる起動地点を特定する起動地点特定ステップと、
起動時刻予測部が、前記設定された到着希望時刻と、前記特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、前記測位ステップにおいて測位を起動させる起動時刻を予測する起動時刻予測ステップと、
第1の起動制御部が、前記予測された起動時刻に基づいて、前記測位ステップにおいて測位を起動する第1の起動制御ステップと、
を備える、移動体端末装置の制御方法。 - 前記施設は地下街であり、
前記起動地点特定ステップでは、前記進入した地下街の出口のうち、前記探索された経路上に位置する出口を前記起動地点と特定し、
到達時刻特定部が、前記停止時刻と、前記起動地点と、前記歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点に到達する到達予定時刻を特定する到達時刻特定ステップと、
第2の起動制御部が、前記特定された到達予定時刻に、前記測位ステップにおいて測位を起動する第2の起動制御ステップと、
測位判定部が、前記特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、前記測位ステップにおいて測位が可能であるか否かを判定する測位判定ステップと、
第2の停止制御部が、前記判定の結果、前記測位ステップにおいて測位不能である場合には前記測位を停止する第2の停止制御ステップと、を備え、
前記第1の起動制御ステップでは、前記判定の結果、前記測位ステップにおいて測位可能である場合には前記測位の起動をキャンセルする、
請求項4に記載の移動体端末装置の制御方法。 - 前記起動時刻予測ステップでは、更に、前記施設に関する情報を考慮して、前記起動時刻を予測する、
請求項4に記載の移動体端末装置の制御方法。 - 歩行者が所持する移動体端末装置の制御プログラムであって、コンピュータを、
前記移動体端末装置の現在位置を測位する測位手段と、
前記測位された現在位置又は出発地から目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
前記目的地の到着希望時刻を設定する時刻設定手段と、
前記移動体端末装置が施設に進入したことを検出する進入検出手段と、
前記進入したことが検出されたとき、前記測位手段の測位を停止する第1の停止制御手段と、
前記進入した施設の出口に関する情報と前記目的地とに基づいて、前記測位手段の測位を起動させる起動地点を特定する起動地点特定手段と、
前記設定された到着希望時刻と、前記特定された起動地点から目的地までの経路とに基づいて、前記測位手段の測位を起動させる起動時刻を予測する起動時刻予測手段と、
前記予測された起動時刻に基づいて、前記測位手段の測位を起動する第1の起動制御手段、
として機能させる移動体端末装置の制御プログラム。 - 前記施設は地下街であり、
前記起動地点特定手段は、前記進入した地下街の出口のうち、前記探索された経路上に位置する出口を前記起動地点と特定し、
前記コンピュータを、更に、
前記停止時刻と、前記起動地点と、前記歩行者の歩行速度とに基づいて、該起動地点に到達する到達予定時刻を特定する到達時刻特定手段と、
前記特定された到達予定時刻に、前記測位部の測位を起動する第2の起動制御手段と、
前記特定された到達予定時刻に測位を起動したとき、前記測位手段の測位が可能であるか否かを判定する測位判定手段と、
前記判定の結果、前記測位手段が測位不能である場合には前記測位を停止する第2の停止制御手段、として機能させ、
前記第1の起動制御手段は、前記判定の結果、前記測位手段が測位可能である場合には前記測位の起動をキャンセルする、
請求項7に記載の移動体端末装置の制御プログラム。 - 前記起動時刻予測手段は、更に、前記施設に関する情報を考慮して、前記起動時刻を予測する、
請求項7に記載の移動体端末装置の制御プログラム。 - 請求項7〜請求項9のいずれかに記載の制御プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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