JP2016174194A - 端末装置、基地局装置及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの干渉ストリームを受信する場合であっても、セル間干渉、ユーザ間干渉による受信性能の劣化を軽減すること。【解決手段】端末装置は、第1の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第1の干渉信号と、前記第1の基地局装置とは異なる送信電力である第2の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第2の干渉信号と、前記第1の干渉信号を復調するための端末情報とを受信する受信部と、受信重みを用いて前記第2の干渉信号を抑圧し、前記端末情報を用いて前記第1の干渉信号のうち少なくとも1つの干渉ストリームを除去する信号検出部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、端末装置、基地局装置及び受信方法に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、モバイル伝送におけるトラフィックは、指数的に増大を続けており、今後もさらに増大することが予想されている。このような無線トラフィック増大の対策の1つとして、ヘテロジーニアスネットワーク(Heterogeneous Network)による基地局の高密度配置の検討が行われている。基地局の高密度配置は、マクロセル内に小電力基地局(LPN:Low Power Node)等を配置し、端末装置が小電力基地局に接続することで、マクロ基地局の負荷を軽減するものである。この時、セル間干渉(Inter−Cell Interference)が問題となる。
また、セルスループットを向上させるために、複数の端末装置を空間多重するMU−MIMO(Multi−User Multiple Input Multiple Output)の検討も行われている。MU−MIMOでは、端末装置間の干渉(ユーザ間干渉)が問題となる。
このようなセル間干渉やユーザ間干渉に対して、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、端末装置が干渉信号を抑圧または除去するNAICS(Network Assisted Interference Cancellation and Suppression)の検討が行われている。NAICSでは、端末装置は、干渉となっている他の端末装置に関する情報を受け取り、干渉となっている他の端末装置宛の信号を検出し、干渉除去を行う。NAICSについては、非特許文献1に記載されている。
しかしながら、NAICSでは、干渉信号を検出して除去を行うため、精度良く干渉信号を検出するためには、端末装置が備える受信アンテナ数を干渉信号ストリーム数よりも多くする必要がある。従って、受信アンテナ数よりも多くの干渉ストリームを受信する場合や多数の受信アンテナを搭載できない小型端末装置では、高精度に干渉除去が行えず、受信性能が劣化するという問題がある。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、多くの干渉ストリームを受信する場合であっても、セル間干渉、ユーザ間干渉による受信性能の劣化を軽減することが可能な端末装置、基地局装置及び受信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明に係る端末装置、基地局装置及び受信方法の構成は、次の通りである。
本発明の端末装置は、第1の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第1の干渉信号と、前記第1の基地局装置とは異なる送信電力である第2の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第2の干渉信号と、前記第1の干渉信号を復調するための端末情報とを受信する受信部と、受信重みを用いて前記第2の干渉信号を抑圧し、前記端末情報を用いて前記第1の干渉信号のうち少なくとも1つの干渉ストリームを除去する信号検出部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の端末装置において、前記第2の基地局装置は複数であることを特徴とする。
また、本発明の端末装置において、前記第1の基地局装置に接続していることを特徴とする。
また、本発明の端末装置において、前記第2の基地局装置に接続していることを特徴とする。
また、本発明の端末装置において、前記第2の干渉信号を抑圧した後に前記第1の干渉信号を除去することを特徴とする。
本発明の基地局装置は、複数の基地局装置と協調して端末装置に信号を送信する基地局装置であって、前記基地局装置は、第1の基地局装置又は前記第1の基地局装置とは送信電力が異なる第2の基地局装置のいずれかであって、前記第1の基地局装置が他端末装置宛に送信した信号を復調するための端末情報を前記端末装置に通知することを特徴とする。
本発明の受信方法は、第1の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第1の干渉信号と、前記第1の基地局装置とは異なる送信電力である第2の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第2の干渉信号と、前記第1の干渉信号を復調するための端末情報とを受信する受信手段と、受信重みを用いて前記第2の干渉信号を抑圧し、前記端末情報を用いて前記第1の干渉信号のうち少なくとも1つの干渉ストリームを除去するための信号検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、端末装置が受信する干渉信号について、干渉源となる基地局装置の種類に基づいて第1の干渉信号と第2の干渉信号とに分け、基地局装置から通知された端末情報を用いて第1の干渉信号の検出及び除去を行ない、受信重みを用いて第2の干渉信号を抑圧するようにした。従って、多くの干渉ストリームを受信する場合であっても、セル間干渉、ユーザ間干渉による受信性能の劣化を軽減できるため、スループットを向上させることができる。
第1の実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る基地局装置と端末装置との間のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る基地局装置の構成例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る信号検出部406の構成例を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る基地局装置600−1と端末装置601との間のシーケンス図である。 第2の実施形態に係る基地局装置600−2と端末装置603との間のシーケンス図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態における通信システムは、基地局装置(送信装置、セル、送信点、送信アンテナ群、送信アンテナポート群、コンポーネントキャリア、eNodeB)および端末装置(端末、移動端末、受信点、受信端末、受信装置、受信アンテナ群、受信アンテナポート群、UE)を備える。
図1は、本実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態における通信システムは、基地局装置100−1(第1の基地局装置ともいう)、基地局装置100−1とは送信電力が異なる基地局装置(第2の基地局装置ともいう)100−2、100−3、端末装置101、102、103を備える。なお、第1の基地局装置はマクロ基地局でもよい。また、第2の基地局装置は、第1の基地局装置よりも送信電力が低い基地局装置(LPN:Low Power Node、小電力基地局など)でもよい。100−1aは、基地局装置100−1のカバレッジ(マクロセル)、100−2a、100−3aはそれぞれ基地局装置100−2、100−3のカバレッジ(スモールセル、ピコセル等)である。カバレッジとは、基地局装置が端末装置と接続可能な範囲(通信エリア)をいう。また、基地局装置間は、無線接続されていてもよいし、有線接続されていてもよい。
図1において、端末装置101、102、103は、同じリソースを用いて各基地局装置に接続する。端末装置101は、基地局装置100−1に接続し、基地局装置100−2及び基地局装置100−3から干渉を受ける。端末装置102は、基地局装置100−2に接続し、基地局装置100−1及び基地局装置100−3から干渉を受ける。端末装置103は、基地局装置100−3に接続し、基地局装置100−1及び基地局装置100−2から干渉を受ける。つまり、第1の基地局装置に接続する端末装置は、第1の基地局装置からの所望信号と、第2の基地局装置からの干渉(第2の干渉信号とよぶ)とを受信する。また、第2の基地局装置に接続する端末装置は、自身が接続している第2の基地局装置からの所望信号と、第1の基地局装置からの干渉(第1の干渉信号とよぶ)と、自身が接続していない第2の基地局装置からの干渉(第2の干渉信号)とを受信する。
なお、本発明において、第1の干渉信号及び第2の干渉信号は、それぞれ1つの基地局装置からの干渉信号であってもよいし、複数の基地局からの干渉信号でもよい。
また、本発明における通信システムは、セル数、基地局装置の数、端末装置の数、セルの種類(例えば、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、スモールセル等)、基地局装置の種類は以下の実施形態に限定されない。また、図1では、第2の基地局装置のカバレッジが第1の基地局装置のカバレッジと完全に重なっているが、部分的に重なっていても良いし、重なっていなくても良い。
また、第2の基地局装置が複数ある場合、第2の基地局装置毎に送信電力が異なっていても良い。また、第1の基地局装置と第2の基地局装置は、送信電力の区別のみならず、既にサービスインしている方式をサポートする後方互換性のある基地局と、新しく定義される後方互換性のない基地局とで区別しても良い。
また、第2の基地局装置間でサービスする方式(通信システムのバージョン、オプション等)が異なっていても良い。
図2は、本実施形態に係る基地局装置と端末装置との間のシーケンス図である。一例として、端末装置103が基地局装置100−3に接続する場合を説明する。端末装置103は、基地局装置100−3からの所望信号と、基地局装置100−1からの干渉信号(第1の干渉信号)と、基地局装置100−2からの干渉信号(第2の干渉信号)とを受信する。
図2において、端末装置103は、同期信号を用いて通信に利用可能なセル(セルID)を検出してセルサーチを行ない、基地局装置100−3に初期接続を行う(ステップs201)。基地局装置100−3は周辺セルを把握する(ステップs202)。基地局装置100−3は、端末装置103に対して周辺セルのチャネル測定を要求する(ステップs203)。端末装置103は、基地局装置100−3から指示された周辺セルのチャネルを測定し、基地局装置100−3にCSI(Channel State Information)をフィードバックする(s204)。CSIにはチャネル行列やチャネルの共分散行列などの統計量も含んでもよい。このとき、端末装置103は、基地局装置100−3と端末装置103との間のチャネルもフィードバックする。基地局装置100−3は、基地局装置100−1に端末情報を要求する(ステップs205)。基地局装置100−1は、基地局装置100−3に端末情報を通知する(ステップs206)。ここで、端末情報とは、端末装置103が第1の干渉信号を抑圧または除去するときに用いる支援情報である。基地局装置100−3は、ステップs206で得られた端末情報を端末装置103に通知する(ステップs207)。基地局装置100−3は、端末装置103に対してデータを送信する(ステップs208)。端末装置103は、端末情報を用いて第1の干渉信号の検出及び除去を行い、第2の干渉信号を抑圧する(ステップs209)。
図2では、一例として端末装置103が基地局装置100−3に接続する場合を示したが、端末装置101、102が基地局装置に接続する場合も同様な処理を行う。本実施形態では、第1の基地局装置は、第1の干渉信号を受信する端末装置(端末装置102、103)に対して端末情報を通知する。端末装置は、端末情報を用いて第1の干渉信号の検出及び除去を行い、第2の干渉信号を抑圧する。なお、端末装置は、端末情報を受信した場合のみ、第1の干渉信号の検出及び除去を行えばよい。
図3は、本実施形態における基地局装置100−3の構成例を示す概略ブロック図である。基地局装置100−3は、上位レイヤ301、符号化部302−1〜302−S、スクランブル部303−1〜303−S、変調部304−1〜304−S、レイヤマッピング部305、参照信号生成部306、プレコーディング部307、端末情報生成部308、リソースマッピング309−1〜309−T、OFDM信号生成部310−1〜310−T、送信部311−1〜311−T、送信アンテナ312−1〜312−T、受信アンテナ313−1〜313−R、受信部314−1〜314−R、報告情報検出部315を備える。なお、図中のS、T、Rはそれぞれ、ストリーム数、送信アンテナ数、受信アンテナ数を表す。なお、上記基地局装置100−3の一部あるいは全部をチップ化して集積回路となる場合、各機能ブロックに対して制御を行うチップ制御回路を有する。
上位レイヤ301は、OSI参照モデルで定義された通信機能の階層のうち、物理層(Physical Layer)よりも上位の機能の階層、例えばMAC(媒体アクセス制御:Media Access Control)、データリンク層、ネットワーク層等である。また、上位レイヤ301は、基地局装置100−3を構成する各部位が、機能を発揮するために必要なその他のパラメータも通知する。上位レイヤ301は、他の基地局装置の上位レイヤと接続されており、基地局装置間で端末情報やチャネル情報等を共有することができる。
符号化部302−1〜302−Sは、上位レイヤ301から入力された情報データに対して、誤り訂正符号化を行ない、符号化ビット(コードワードともいう)を生成する。また、情報データは、例えば、通話に伴う音声信号、撮影した画像を表す静止画像又は動画像信号、文字メッセージ等である。符号化部302−1〜302−Sが誤り訂正符号化を行う際に用いる符号化方式は、例えば、ターボ符号化(Turbo Coding)、畳み込み符号化(Convolutional Coding)、低密度パリティ検査符号化(Low Density Parity Check coding;LDPC)等である。
なお、符号化部302−1〜302−Sは、誤り訂正符号化したデータ系列の符号化率(coding rate)をデータ伝送率に対応する符号化率に合わせるために、符号化ビット系列に対してレートマッチング処理を行なっても良い。また、符号化部302−1〜302−Sは、誤り訂正符号化したデータ系列を並び替えてインターリーブする機能を有しても良い。
スクランブル部303−1〜303−Sは、符号化部302−1〜302−Sから入力されるコードワードに対して、それぞれセルIDに基づいたスクランブルを行う。
スクランブルされたコードワードは、変調部304−1〜304−Sにおいて、変調シンボルにマッピングされる。変調部304−1〜304−Sが行う変調処理は、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying;2相位相変調)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying;4相位相変調)、M−QAM(M−Quadrature Amplitude Modulation;M値直交振幅変調、例えば、M=16、64、256、1024、4096)などである。なお、変調部304−1〜304−Sは、生成した変調シンボルを並び替えてインターリーブする機能を有してもよい。
変調シンボルは、レイヤマッピング部305において、空間多重のためにレイヤマッピングされる。例えば、LTE−A(LTE−Advanced)では最大で8レイヤまでサポートされており、1つのコードワードは最大で4レイヤにマッピングされる。
参照信号生成部306は、参照信号を生成して、プレコーディングが必要な参照信号をプレコーディング部307に、プレコーディングしない参照信号をリソースマッピング部309−1〜309−Tに出力する。
プレコーディング部307は、レイヤマッピング部305の出力に対してプレコーディングを行う。なお、一部の参照信号、例えばDMRS(復調用参照信号:DeModulation Reference Symbol)に対しては、復調するデータ信号と同じプレコーディングが行われてもよい。
端末情報生成部308は、基地局装置100−1から通知された端末情報を用いて、端末装置103が第1の干渉信号の検出及び除去を行うための端末情報を生成する。端末情報は、例えば、セルID、変調方式、符号化率、参照信号、アンテナポート番号、リソース割り当て情報など、他端末装置宛の信号を復調、復号するために必要な情報である。なお、端末情報は、制御信号とすることができる。
リソースマッピング部309−1〜309−Tはプレコーディング部307の出力、参照信号、端末情報をリソースにマッピングする。
リソースマッピング部309−1〜309−Tの出力は、OFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号生成部310−1〜310−Tで、IFFT(逆高速フーリエ変換:Inverse Fast Fourier Transform)、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)の挿入が行われ、送信部311−1〜311−Tでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、周波数変換等が行われ、送信アンテナ312−1〜312−Tから送信される。
基地局装置100−3は、受信する機能も備える。受信アンテナ313−1〜313−Rは、端末装置102からの信号を受信し、受信部313−1〜313−Rは、受信した信号に周波数変換、フィルタリング、アナログ・デジタル変換等を行う。報告情報検出部315は、端末装置102からフィードバックされたCSI(Channel State Information)などランク数、MCS(変調符号化方式:Modulation and Coding Scheme)の決定に必要な情報や、干渉信号のチャネル情報などを求める。チャネル情報には、チャネル行列やチャネル共分散行列や、チャネル行列やチャネル共分散行列を示す情報など、プレコーディングに必要な情報が含まれる。
図3では、一例として基地局装置100−3の構成例を示したが、他の基地局装置の構成についても同様である。なお、基地局装置100−1は、図2のシーケンスに従い、上位レイヤ301において、他の基地局装置に端末情報等の通知を行う。
図4は、本実施形態における端末装置103の構成例を示す概略ブロック図である。端末装置103は、受信アンテナ401−1〜401−R、受信部402−1〜402−R、CP除去部403−1〜403−R、FFT部404−1〜404−R、チャネル推定部405、信号検出部406、上位レイヤ407、参照信号生成部408、上りリンク信号生成部409、送信部410−1〜410−T、送信アンテナ411−1〜411−Tを備える。また、端末装置102の一部あるいは全部をチップ化して集積回路となる場合、各機能ブロックに対して制御を行うチップ制御回路(図示せず)を有する。なお、送信アンテナ本数T、受信アンテナ本数Rは、基地局装置100−3と同じ表記をしているが、端末装置と基地局装置のアンテナ本数は同じであっても異なってもよい。
端末装置103は、受信アンテナ401−1〜401−Rで信号を受信し、受信部402−1〜402−Rは受信した信号に周波数変換、フィルタリング、アナログ・デジタル変換等を行う。受信部402−1〜402−Rの出力には、CP除去部403−1〜403−Rでサイクリックプレフィックスの除去が行われ、FFT部404−1〜404−Rで時間周波数変換が行われる。チャネル推定部405は、DMRSを用いてチャネル推定値を求める。DMRSがプレコーディングされている場合は、プレコーディングを含んだチャネル推定値が求まる。信号検出部406は、基地局装置100−3から端末情報を通知された第1の干渉信号を除去し、第2の干渉信号を受信重みで抑圧し、自己宛に送信された情報データを算出し、上位レイヤ407に出力する。
端末装置103は、送信する機能も備える。参照信号生成部408は、上りリンク用の参照信号を生成する。上りリンク信号生成部409は、上位レイヤ407から得られる情報データや上りリンク信号を生成するためのパラメータ等や、参照信号生成部408から得られる参照信号、基地局装置100−3に報告する情報等から上りリンク信号を生成する。上りリンク信号はSC−FDMA(Single Carrier − Frequency Division Multiple Access)シンボルやOFDMAシンボルで構成された信号である。上りリンク信号生成部409の出力は、送信部410−1〜410−Tでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、周波数変換等が行われ、送信アンテナ411−1〜411−Tから送信される。
図4では、一例として端末装置103の構成例を示したが、他の端末装置の構成についても同様である。なお、端末装置101のように、基地局装置から端末情報が通知されない場合、信号検出部406は、第2の干渉信号を受信重みで抑圧し、第1の干渉信号の除去を行わない。
図5は、信号検出部406の構成例を示す概略ブロック図である。信号検出部406は、伝搬路補償部501、506、復調部502、デスクランブル部503、復号部504、干渉除去部505を備える。伝搬路補償部501は、受信重みを用いて伝搬路補償を行ない、第2の干渉信号(及び雑音)を抑圧する。復調部502は、復調処理を行なってビット対数尤度比(LLR:Log Likelihood Ratio)を求める。他端末装置宛の信号を復調する場合、復調部502は、端末情報を用いて復調を行なう。デスクランブル部503は、基地局装置で行われたスクランブルを解き、コードワードのビット対数尤度比を求める。復号部504は、コードワードのビット対数尤度比に対して誤り訂正復号を行い、他端末装置宛に送信された信号の場合は、端末情報を用いて復号を行ない、得られた符号化ビット対数尤度比を干渉除去部505に出力する。自端末装置宛の信号であった場合、復号により情報ビットを求めると共に、全てのストリームの復号が終わっていない場合、復号後の符号化ビット対数尤度比を干渉除去部505に出力する。伝搬路補償部506は、干渉除去後の信号に対して伝搬路補償を行う。
信号検出部406の処理を、数式を用いて説明する。リソースエレメント(k,t)における受信信号r(k,t)を式(1)に示す。なお、k、tはそれぞれサブキャリアインデックス、OFDMシンボルインデックスである。
なお、H11は基地局装置100−3と端末装置103との間のチャネル行列、sは基地局装置100−3から端末装置103宛に送信された所望信号、H12は基地局装置100−1と端末装置103との間のチャネル行列、sは基地局装置100−1から端末装置101に送信された信号、H13は基地局装置100−2と端末装置103との間のチャネル行列、sは基地局装置100−2から端末装置102に送信された信号を表す。また、nは雑音を表す。つまり、式(1)において、右辺の第1項が所望信号、第2項が第1の干渉信号、第3項が第2の干渉信号に関する項である。
伝搬路補償部501は、第2の干渉信号及び雑音を抑圧するように伝搬路補償を行う。これは、例えば、式(2)のような重みを用いることができる。式(2)で求めた重みを式(1)に左から乗算して伝搬路補償を行うことができる。
ただし、H^はチャネル推定値を表し、チャネル推定部405で推定したチャネル推定値を用いる。また、上付きのHは複素共役転置行列を表す。なお、Rは受信信号の自己相関行列であり、参照信号(RS:Reference Signal)が配置されるリソースエレメントやデータチャネル(下りリンク共有チャネル:Physical Downlink Shared Channel)を用いて求めることができる。
参照信号を用いて求める場合、Rは次式(3)のように求めることができる。
ただし、Qは干渉雑音の共分散行列であり、式(4)はCRS(セル固有参照信号:Cell−Specific RS)を用いてQを求めた場合、式(5)はDMRSを用いてQを求めた場合である。
CRSはQの算出に用いたCRSリソースエレメント数であり、NDMRSはQの算出に用いたDMRSリソースエレメント数である。
また、次式(7)はデータチャネルやDMRSリソースエレメントを用いてRを求める方法である。
PDSCH,DMRSは、Rの算出に用いたデータチャネル、DMRSリソースエレメント数の和である。
伝搬路補償後、全ストリームを復調、復号することもできるが、以下では、逐次型干渉キャンセラ(SIC:Successive Interference Canceller)を適用した場合を説明する。
式(2)を用いた伝搬路補償後、第1の干渉信号について復調、復号した後、干渉除去を行う。干渉ストリーム全てを一括して除去することも可能であるが、ここでは干渉ストリームを1つずつ逐次的に除去する場合を説明する。なお、以降の説明では、ストリームインデックス1から順番に干渉除去を行なっていくが、本発明はこれに限らず、任意の干渉除去順を適用することができる。
基地局装置100−1からの第1の干渉信号を除去する場合、干渉除去部505は式(8)のように干渉除去を行う。なお、式(8)はあるリソースエレメントにおける処理を表す数式であるが、以降では必要なとき以外は(k、t)を省略する。
なお、(・)は、行列の場合は第1列、ベクトルの場合は第1要素を表す。また、s^は変調シンボルの期待値であるシンボルレプリカを要素に持つベクトルである。シンボルレプリカは、QPSK変調を例にすると、式(9)のように求めることができる。
ただし、λ、λはそれぞれQPSKシンボルを構成する第1ビットの対数尤度比、第2ビットの対数尤度比を表す。また、tanhは双曲線正接関数を表し、jは虚数単位を表す。
このとき、伝搬路補償部506は次のような重みを用いて伝搬路補償を行う。
ただし、E[]は期待値を表す。また、diag[]は括弧内を対角要素に持つ対角行列である。Qは式(4)、(5)と同様に参照信号を用いて求めることができる。また、データを用いて求める場合は次式(13)のように干渉除去後の信号から求めることができる。
伝搬路補償後、第2干渉ストリームの復号を行い、必要な場合は、第2干渉ストリームの除去を行う。第x(>1)干渉ストリームまでの干渉除去は次式(14)のように行うことができる。
このとき、伝搬路補償部506は、次式(15)のような受信重みを用いて伝搬路補償する。
なお、データを用いてR0,xを求める場合は、次式(18)のようにすることができる。
以降、基地局装置100−2からの干渉ストリームを全て除去することができる。また、自端末装置宛の信号であっても、空間多重されている場合はストリーム間干渉が生じているため、同様にSICにより干渉を除去できる。自端末装置宛の第x(>0)ストリームまでの干渉除去は次式(19)のようにすることができる。ただし、Sは基地局装置100−1からの干渉ストリーム数を表す。
このとき、伝搬路補償部506では次式(20)のような重みを用いることができる。
また、データを用いる場合、Rx,Sは次式(23)のように求めることができる。
このように、SICは自端末装置宛の信号が全て復号されるまで行う。
なお、本実施形態では、端末装置は、第2の干渉信号を抑圧するために、受信重みを用いたが、基地局装置が協調して送信重み又は送信重み及び受信重みを算出し、第2の干渉信号を抑圧してもよい。
このように、本実施形態では、端末装置が受信する干渉ストリームのうち、一部のストリーム(第1の干渉信号)について検出及び除去を行ない、その他のストリーム(第2の干渉信号)は、受信重みを用いて干渉抑圧を行った。従って、端末装置は、全ての干渉ストリームが検出できない場合であっても、干渉を抑圧することが可能となり、スループットを向上させることができる。また、本実施形態では、干渉の検出及び除去を行なう干渉ストリーム数を減らすことになるため、端末装置の演算量を削減することができる。
また、本実施形態では、端末装置が受信する干渉信号について、干渉源となる基地局装置の種類に基づいて第1の干渉信号と第2の干渉信号とに分け、端末装置では干渉信号に対応した干渉抑圧方式を用いた。このように、基地局装置の種類と干渉抑圧方式とを対応させることにより、通信システムの構成に適した設計が可能となる。また、例えば、第2の基地局装置の送信電力よりも第1の基地局装置の送信電力が高い場合、第1の干渉信号が端末装置に与える影響は、第2の干渉信号が与える影響よりも大きくなる。このとき、本実施形態のように、第1の干渉信号の干渉抑圧方式を高精度な干渉抑圧方式とすることにより、端末装置の受信特性を向上させることができる。
上述のように、本実施形態では、干渉ストリームを1つずつ検出及び除去を行なっていたが、本発明はこれに限らず、複数の干渉ストリームを検出及び除去を行うことも可能である。また、本実施形態では、干渉ストリームから検出及び除去を行なっていたが、本発明はこれに限らず、所望ストリームから検出及び除去しても良い。この場合、所望ストリームを除去した後、干渉ストリームの検出及び除去を行ない、再度所望ストリームを求めれば良い。また、所望ストリーム、干渉ストリームの検出及び除去を繰り返し行なっても良い。なお、所望ストリーム、干渉ストリームの検出及び除去を繰り返し行なう場合、繰り返し回数によって、検出及び除去を行なう干渉ストリームを端末装置が設定することも可能である。例えば、1つ前までの繰り返しで、第1の干渉信号のうち一部の信号が精度よく検出できている場合、再度検出する必要はない。このようにすると、全ての繰り返しで第1の干渉信号の全てを検出及び除去を行なう場合と比べて、演算量を削減することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、基地局装置が複数の端末装置を空間多重することによって、ユーザ間干渉が生じる場合について説明する。以下では、主に第1の実施形態と異なる箇所を説明する。
図6は、本実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。図6に示すように、本実施形態における通信システムは、基地局装置600−1(第1の基地局装置)、基地局装置600−1とは送信電力が異なる基地局装置600−2(第2の基地局装置)、端末装置601、602、603を備える。なお、第1の基地局装置はマクロ基地局でもよい。また、第2の基地局装置は、第1の基地局装置よりも送信電力が低い基地局装置(LPN:Low Power Node、小電力基地局など)でもよい。600−1a、600−2aはそれぞれ基地局装置600−1(マクロセル)、600−2のカバレッジ(スモールセル、ピコセル等)である。また、基地局装置間は、無線接続されていてもよいし、有線接続されていてもよい。
図6において、基地局装置600−1は端末装置601及び602と接続し、基地局装置600−2は端末装置603と接続する。このとき、基地局装置600−1は端末装置601と602とを空間多重する。また、端末装置601、602、603は、同じリソースを用いて基地局装置に接続する。端末装置601、602は、基地局装置600−1からのユーザ間干渉と基地局装置600−2からのセル間干渉とを受ける。端末装置603は、基地局装置600−1からのセル間干渉を受ける。つまり、第1の基地局装置に接続する端末装置は、第1の基地局装置からの所望信号と、第1の基地局装置からのユーザ間干渉(第1の干渉信号)と、第2の基地局装置からのセル間干渉(第2の干渉信号)とを受信する。また、第2の基地局装置に接続する端末装置は、第2の基地局装置からの所望信号と、第1の基地局装置からのセル間干渉(第1の干渉信号)とを受信する。
図7は、本実施形態に係る基地局装置600−1と端末装置601との間のシーケンス図である。端末装置601は、基地局装置600−1からの所望信号と、基地局装置600−1からのユーザ間干渉(第1の干渉信号)と基地局装置600−2からのセル間干渉(第2の干渉信号)とを受信する。
図7において、端末装置601は、同期信号を用いて通信に利用可能なセル(セルID)を検出してセルサーチを行ない、基地局装置600−1に初期接続を行う(ステップs701)。基地局装置600−1は周辺セルを把握する(ステップs702)。基地局装置600−1は、端末装置601に対して周辺セルのチャネル測定を要求する(ステップs703)。端末装置601は、基地局装置600−1から指示された周辺セルのチャネルを測定し、基地局装置600−1にCSI(Channel State Information)をフィードバックする(s704)。CSIにはチャネル行列やチャネルの共分散行列などの統計量も含んでもよい。このとき、端末装置601は、基地局装置600−1と端末装置601との間のチャネルもフィードバックする。基地局装置600−1は、端末装置601において第1の干渉信号を除去するための端末情報を端末装置601に通知する(ステップs707)。基地局装置600−1は、端末装置601に対してデータを送信する(ステップs708)。端末装置601は、端末情報を用いて第1の干渉信号の検出及び除去を行い、第2の干渉信号を抑圧する(ステップs709)。なお、基地局装置600−1は、基地局装置600−2から端末情報を要求された場合(ステップs705)、基地局装置600−2に端末情報を通知する(ステップs706)。
なお、図7では、端末装置601が基地局装置600−1に接続する場合を示したが、端末装置602が基地局装置600−1に接続する場合も同様な処理を行う。
図8は、本実施形態に係る基地局装置600−2と端末装置603との間のシーケンス図である。端末装置603は、基地局装置600−2からの所望信号と、基地局装置600−1からのセル間干渉(第1の干渉信号)とを受信する。
図8において、ステップs801〜s804、s807〜s809は、それぞれ図7のステップs701〜s704、s707〜s709と同様である。基地局装置600−2は、基地局装置600−1に端末情報を要求する(ステップs805)。基地局装置600−1は、基地局装置600−2に端末情報を通知する(ステップs806)。
以上のように、本実施形態では、第1の基地局装置は、第1の干渉信号を受信する端末装置(端末装置601、602)に対して端末情報を通知する。端末装置は、端末情報を用いて第1の干渉信号の検出及び除去を行い、第2の干渉信号を抑圧する。
本実施形態における基地局装置及び端末装置の構成は、第1の実施形態と同様である。ここでは、主に、第1の実施形態と異なる箇所について説明する。
本実施形態における端末装置601の信号検出部406を説明する。端末装置601の受信信号r(k,t)は、式(1)と同様である。ただし、式(1)において、H11は基地局装置600−1と端末装置601との間の所望信号に係るチャネル行列、sは基地局装置600−1から端末装置601宛に送信された所望信号、H12は基地局装置600−1と端末装置601との間のユーザ間干渉に係るチャネル行列、sは基地局装置600−1から端末装置602に送信された信号、H13は基地局装置600−2と端末装置601との間のチャネル行列、sは基地局装置600−2から端末装置603に送信された信号を表す。つまり、式(1)において、右辺の第1項が所望信号、第2項が第1の干渉信号、第3項が第2の干渉信号に関する項である。信号検出部406は、第1の実施形態と同様に、受信重みを用いて第2の干渉信号の抑圧を行い、端末情報を用いて第1の干渉信号の検出及び除去を行う。
また、端末装置603は、第2の干渉信号を受信しないが、式(2)で算出した受信重みを用いることができる。
このように、本実施形態では、端末装置が受信する干渉ストリームのうち、一部のストリーム(第1の干渉信号)について検出及び除去を行ない、その他のストリーム(第2の干渉信号)は、受信重みを用いて干渉抑圧を行った。従って、端末装置は、全ての干渉ストリームが検出できない場合であっても、干渉を抑圧することが可能となり、スループットを向上させることができる。また、本実施形態では、干渉の検出及び除去を行なう干渉ストリーム数を減らすことになるため、端末装置の演算量を削減することができる。また、本実施形態によれば、基地局装置が複数の端末装置を空間多重することによってユーザ間干渉が生じた場合においても、本発明を適用することができる。
なお、上記実施形態では、1つの基地局装置からの干渉信号を検出及び除去する場合を説明したが、本発明はこれに限らず、複数の基地局装置から干渉信号が到来する場合であっても本発明を適用することができる。
なお、上記実施形態では、1つの基地局装置からの干渉信号を重みを用いて抑圧していたが、本発明はこれに限らず、複数の基地局装置からの干渉信号を抑圧する場合であっても本発明を適用することができる。
なお、本発明に係る基地局装置及び移動局装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれる。また、上述した実施形態における移動局装置および基地局装置の一部、または全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよい。受信装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。各機能ブロックを集積回路化した場合に、それらを制御する集積回路制御部が付加される。
また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の端末装置は、移動局装置への適用に限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などに適用出来ることは言うまでもない。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明は、端末装置、基地局装置及び受信方法に用いて好適である。
100−1、100−2、100−3、600−1、600−2 基地局装置
101、102、103、601、602、603 端末装置
301、407 上位レイヤ
302−1〜302−S 符号化部
303−1〜303−S スクランブル部
304−1〜304−S 変調部
305、408 レイヤマッピング部
306 参照信号生成部
307 プレコーディング部
308 端末情報生成部
309−1〜309−T リソースマッピング部
310−1〜310−T OFDM信号生成部
311−1〜311−T 送信部
312−1〜312−T 送信アンテナ
313−1〜313−R 受信アンテナ
314−1〜314−R 受信部
315 報告情報検出部
401−1〜401−R 受信アンテナ
402−1〜402−R 受信部
403−1〜403−R CP除去部
404−1〜404−R FFT部
405 チャネル推定部
406 信号検出部
408 参照信号生成部
409 上りリンク信号生成部
410−1〜410−T 送信部
411−1〜411−T 送信アンテナ
501、506 伝搬路補償部
502 復調部
503 デスクランブル部
504 復号部
505 干渉除去部

Claims (7)

  1. 第1の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第1の干渉信号と、前記第1の基地局装置とは異なる送信電力である第2の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第2の干渉信号と、前記第1の干渉信号を復調するための端末情報とを受信する受信部と、
    受信重みを用いて前記第2の干渉信号を抑圧し、前記端末情報を用いて前記第1の干渉信号のうち少なくとも1つの干渉ストリームを除去する信号検出部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記第2の基地局装置は複数であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記第1の基地局装置に接続していることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記第2の基地局装置に接続していることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記第2の干渉信号を抑圧した後に前記第1の干渉信号を除去することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  6. 複数の基地局装置と協調して端末装置に信号を送信する基地局装置であって、
    前記基地局装置は、第1の基地局装置又は前記第1の基地局装置とは送信電力が異なる第2の基地局装置のいずれかであって、
    前記第1の基地局装置が他端末装置宛に送信した信号を復調するための端末情報を前記端末装置に通知することを特徴とする基地局装置。
  7. 第1の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第1の干渉信号と、前記第1の基地局装置とは異なる送信電力である第2の基地局装置からの他端末装置宛の信号である第2の干渉信号と、前記第1の干渉信号を復調するための端末情報とを受信する受信手段と、
    受信重みを用いて前記第2の干渉信号を抑圧し、前記端末情報を用いて前記第1の干渉信号のうち少なくとも1つの干渉ストリームを除去するための信号検出手段と、
    を備えることを特徴とする受信方法。
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