JP2016173583A - 投影装置及びヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
コンパクトで安価で光効率がよく、複数の表示距離を有する表示画像を表示可能とする。
【解決手段】
表示器21は、表示画像Mを所定の位置に表示する投影光Lを出射し、表示器21から出射される投影光Lを受光し、結像位置調整ミラー23は、入射した投影光Lのうち少なくとも一部の投影光Lの結像距離を変えて結像距離の異なる複数の第一投影光L1,第二投影光L2に変換して反射し、これら第一投影光L1,第二投影光L2を、第一スクリーン30,第二スクリーン40に実像として結像させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を所定箇所に投影する投影装置と、この投影装置が投影した画像を反射透過面に映して風景とともに画像を視認させるヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
従来のヘッドアップディスプレイ装置は、例えば、特許文献1に開示されるものがある。このようなヘッドアップディスプレイ装置は、第1および第2の表示器とハーフミラーから構成されており、ハーフミラーにより透過光と反射光を重複して投影することで、ユーザに異なる表示距離の表示像(虚像)を視認させるものである。
特開2003−237412号公報
しかしながら、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、複数の表示器を設けているため、ヘッドアップディスプレイ装置の容量が増大してしまったり、コストが上昇してしまったりするおそれがあった。また、ハーフミラーを用いているため、表示器から出射される表示光の利用効率が低下してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、コンパクトで安価で光効率のよい、複数の表示距離を有する表示画像を表示可能な投影装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供するものである。
上記の課題を解決するため、本発明の第一の観点に係る投影装置は、
表示画像を所定の位置に表示する投影光を出射する表示器と、
前記表示器から出射される前記投影光を受光し、入射した前記投影光のうち少なくとも一部の前記投影光の結像距離を変えて反射する結像位置調整ミラーと、を備え、
前記結像位置調整ミラーで反射された前記投影光は、前記表示器からの距離が異なる位置にそれぞれ実像として結像する、ものである。
また、本発明の第二の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
投影面に表示画像を投影して前記表示画像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置において、
投影光を出射する投影部と、
前記投影部から出射される前記投影光を受光し、入射した前記投影光のうち少なくとも一部の前記投影光の結像距離を変えて結像距離の異なる複数の投影光に変換して反射する結像位置調整ミラーと、
前記投影光のうち結像距離が長い投影光を実像として結像する第二スクリーンと、
前記第二スクリーンより前記投影面より離れた位置に配置され、前記投影光のうち結像距離が短い投影光を実像として結像する第一スクリーンと、を備える、ものである。
コンパクトで安価で光効率のよい、複数の表示距離を有する表示画像を表示可能な投影装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供することができる。
本発明の実施形態を示す概略図。 同上実施形態の第一スクリーン、第二スクリーンの構成を示す図。 本発明の変形例を示す概略図。 本発明の結像位置調整ミラーの変形例を示す図。
以下、添付図面に基づいて、本発明のヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置と記載)100及び投影装置20の一実施形態を説明する。
HUD装置100は、例えば自動車に搭載されるものであり、図1に示すように、筐体10と、投影装置20と、第一スクリーン(第一結像部)30と、第二スクリーン(第二結像部)40と、平面鏡(リレー光学系)50と、凹面鏡(リレー光学系)60と、制御基板(図示しない)と、を備える。HUD装置100は、投影装置20が第一スクリーン30に投影した第一表示画像M1と、同じく投影装置20が第二スクリーン40に投影した第二表示画像M2とを、平面鏡50と凹面鏡60とで車両のフロントガラス200に向けて反射することで、ユーザEに対して第一表示画像M1の第一虚像V1と、第二表示画像M2の第二虚像V2とを表示する。
筐体10は、例えば黒色の遮光性合成樹脂から形成され、投影装置20、第一スクリーン30、第二スクリーン40、平面鏡50、凹面鏡60を内部に収納し、外部に制御基板(図示しない)が取り付けられる。
筐体10は、後述する表示光Nをフロントガラス200に通過させる開口部10aを有し、この開口部10aは、透光性カバー10bに覆われている。
投影装置20は、後述する第一表示画像M1を示す第一投影光L1と、第二表示画像M2を示す第二投影光L2とを、後述する第一スクリーン30と第二スクリーン40とに向けて出射し、第一スクリーン30及び第二スクリーン40上に第一表示画像M1,第二表示画像M2を結像するものである。投影装置20の詳細な構成については、後に詳述する。
第一スクリーン(第一結像部)30は、投影装置20から出射された第一投影光L1を背面で受光し、表面側に第一表示画像M1を表示する透過スクリーンであり、例えば、ホログラフィックディフューザ、マイクロレンズアレイ、拡散板等によって構成される。第一スクリーン30が第一表示画像M1を表示すると、この第一表示画像M1を示す第一表示光N1は、後述の平面鏡50、凹面鏡60によりフロントガラス200に投射され、フロントガラス200によりユーザEの方向(アイボックス)に反射される。これにより、ユーザEは、フロントガラス200の向こう側に第一虚像V1を視認することができる。なお、本実施形態において第一スクリーン30は、図2に示すように略矩形状の外縁部分の一部を矩形状に切り抜いた切り欠き部30aを設けた凹状の表示エリアを有する。従って、第一虚像V1も凹状の表示エリアを有する。なお、後述する第二投影光L2は、図2に示すように第一スクリーン30の切り欠き部30aを通って後述する第二スクリーン40に到達する。
第二スクリーン(第二結像部)40は、第一スクリーン30の切り欠き部30aの略相似形状である矩形状に形成され、投影装置20から出射された第二投影光L2を背面で受光し、表面側に第二表示画像M2を表示する透過スクリーンであり、第一スクリーン30と同様、例えば、ホログラフィックディフューザ、マイクロレンズアレイ、拡散板等によって構成される。第二スクリーン40が第二表示画像M2を表示すると、この第二表示画像M2を示す第二表示光N2は、後述の平面鏡50、凹面鏡60によりフロントガラス200に投射され、ユーザEから見たフロントガラス200の向こう側に第二虚像V2を表示する。
図1に示すように、第一スクリーン30は、第二スクリーン40よりも投影装置20の近くに配置される。すなわち、第一スクリーン30からユーザEに向けて進行する第一表示光N1の光路長は、第二スクリーン40からユーザEに向けて進行する第二表示光N2の光路長よりも長くなる。それゆえ、ユーザEから第一虚像V1が表示される位置までの距離(表示距離)は、ユーザEから第二虚像V2が表示される位置までの距離(表示距離)よりも長くなるので、本実施形態におけるHUD装置100は、第一虚像V1が第二虚像V2よりも遠くの位置にあるように表示することができる。なお、本実施形態においては、第一虚像V1の表示距離は5mであり、第二虚像V2の表示距離は2mである。
また、第一スクリーン30は、第一スクリーン30からユーザEに向かう第一表示光N1の光軸に対して所定の角度(0度も含む)を有するように配置され、そして、第二スクリーン40も同様に、第二スクリーン40からユーザEに向かう第二表示光N2の光軸に対して所定の角度(0度も含む)を有するように配置されている。なお、第一スクリーン30(第二スクリーン40)が第一表示光N1の光軸に対して所定の角度を持つ場合においても後述する凹面鏡60の自由曲面により、ユーザEの前方視線に対して第一虚像V1及び第二虚像V2が概ね垂直に向かい合うように結像される。ユーザEが第一虚像V1(第二虚像V2)を視認した際、第一虚像V1(第二虚像V2)内のどの領域でも表示距離が一定となり、ユーザEが焦点移動をしなくても第一虚像V1(第二虚像V2)全体を視認しやすくすることができる。
平面鏡(リレー光学系)50は、例えば合成樹脂やガラス材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、第一スクリーン30,第二スクリーン40から出射した第一表示光N1,第二表示光N2を、凹面鏡60に向けて反射する。
凹面鏡(リレー光学系)60は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、平面鏡30で反射した第一表示光N1,第二表示光N2をさらに反射させ、フロントガラス200に向けて出射する凹状の自由曲面を有するミラーである。凹面鏡60で反射した第一表示光N1,第二表示光N2は、筐体10の開口部10aに設けられた透光性カバー10bを透過して、フロントガラス200に到達する。フロントガラス200で反射された第一表示光N1,第二表示光N2は、フロントガラス200の前方位置に第一虚像V1及び第二虚像V2を形成する。これにより、HUD装置100は、虚像V(第一虚像V1及び第二虚像V2)とフロントガラス200の前方に実際に存在する外景等の双方を、ユーザEに視認させることができる。なお、凹面鏡60は拡大鏡としての機能を有し、投影装置20に表示された表示画像Mを拡大してフロントガラス200側へ反射する。すなわち、ユーザEに視認される第一虚像V1,第二虚像V2は投影装置20が表示する第一表示画像M1,第二表示画像M2が拡大した像である。また、凹面鏡60は、フロントガラス200が曲面であることに起因する第一虚像V1及び第二虚像V2の歪みを軽減する機能も有する。以下に、投影装置20の具体的な構成を説明する。
投影装置20は、図1に示すように、第一投影光L1,第二投影光L2を生成して出射する表示器21と、この表示器21から入射した第一投影光L1,第二投影光L2を反射して折り返すフォールドミラー22と、フォールドミラー22から入射した光の結像距離を調整する結像位置調整ミラー23と、を備え、投影装置20から異なる距離だけ離れた第一スクリーン30及び第二スクリーン40のそれぞれに第一投影光L1及び第二投影光L2を結像させる。
表示器21は、DMD(Digital MicroMirror Device)やLCOS(登録商標:Liquid Crystal On Silicon)などの反射型表示素子やTFT(Thin Film transistor)液晶パネルなどの透過型表示素子を有し、図示しない制御基板からの制御信号に基づき、第一表示画像M1及び第二表示画像M2を表示させるための第一投影光L1及び第二投影光L2をフォールドミラー22に向けて出射する。なお、表示器21は、第一スクリーン30,第二スクリーン40,平面鏡50,凹面鏡60,フロントガラス200などを介してユーザEに視認される際に、歪んだ虚像V(第一虚像V1,第二虚像V2)にならないように、それぞれの光学部材の光学特性及び配置などを考慮して予め歪ませた表示画像M(第一表示画像M1,第二表示画像M2)を表示するように制御される。
フォールドミラー22は、例えば合成樹脂やガラス材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、表示器21から出射された第一投影光L1及び第二投影光L2を後述する結像位置調整ミラー23に反射する平面鏡である。フォールドミラー22を設けることで、投影装置20のパッケージをよりコンパクトにすることができる。なお、表示器21から結像位置調整ミラー23までの間にフォールドミラー22を複数設けてもよく、またフォールドミラー22を省略してもよい。
結像位置調整ミラー23は、例えば合成樹脂材料やガラス材料などからなる基材の表面に蒸着等の手段により反射膜を形成したものであり、同一基材上に、第一投影光L1を受光する第一反射面231と、第二投影光L2を受光する第二反射面232とを有する。本実施形態において、第一反射面231は、反射面が平面で形成され、受光した第一投影光L1を、結像距離を変化させずに第一スクリーン30に反射することで第一スクリーン30の表面側に第一表示画像M1を結像する。また、第二反射面232は、反射面が凸の自由曲面で形成され、受光した第二投影光L2を、結像距離を長く変化させて第二スクリーン40に反射することで第二スクリーン40の表面側に第二表示画像M2を結像する。
すなわち、本実施形態における結像位置調整ミラー23は、第一投影光L1を反射する第一反射面231と、第二投影光L2を反射する第二反射面232との曲面形状が異なるので、1つの表示器21からの投影光Lを受光するだけで第一投影光L1と第二投影光L2とで結像距離を異ならせることができる。従って、ユーザEが視認する第一虚像V1と第二虚像V2とを異なる表示距離で表示することができ、第一虚像V1として表示される情報と、第二虚像V2として表示される情報とで差別化することができ、情報の識別性を高めることができる。また、同一の表示器21から出射される少なくとも第一投影光L1と第二投影光L2との結像距離を異ならせることができるため、表示器を複数設ける場合と比較してコストを抑えることができる。
また、結像位置調整ミラー23における第一反射面231と第二反射面232とは、同一基材上に形成されているため、表示器21からの投影光Lを結像位置調整ミラー23に照射するだけで少なくとも第一投影光L1と第二投影光L2との結像距離を異ならせることができるため、投影光Lの光路を複雑化することなく省スペースを実現することができる。
また、本実施形態における結像位置調整ミラー23は、同一基材上に第一投影光L1と第二投影光L2との結像距離を異ならせる第一反射面231と第二反射面232とを形成しているため、第一反射面231と第二反射面232との相対的な位置が組み立て誤差などでずれにくく、精度よく第一投影光L1と第二投影光L2とを第一スクリーン30及び第二スクリーン40に結像させることができる。
また、本実施形態における表示器21は、結像位置調整ミラー23の第一反射面231と第二反射面232との境界付近には画像を生成するための投影光Lを投射しない。斯かる構成により、投影光Lの結像位置調整ミラー23に対する投影位置がHUD装置100の組み付け誤差や振動などによってずれてしまった場合でも、第一スクリーン30に映したい第一表示画像M1が第二スクリーン40に映されてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態における結像位置調整ミラー23の一部(第一反射面231)は平面で形成されるため、表示器21から投射される投射光Lを歪ませることなく反射させることができる。また、結像位置調整ミラー23の設計や製造が容易になり設計製造コストを削減することができる。
以上が、本実施形態におけるHUD装置100の説明であるが、本発明は上記実施形態及び図面によって限定されるものではない。これらに変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。以下に変形例の一例を示す。
上記実施形態において、第一反射面231が平面であり、第二反射面232が凸の自由曲面であるものを説明したが、第一反射面231及び第二反射面232の反射面の形状は、第一投影光L1と第二投影光L2の結像距離を異ならせることができればよいので、これに限定されない。反射面を凸状にすることで結像距離を長くすることができ、一方、凹状にすることで結像距離を短くすることができる。なお、第一反射面231及び第二反射面232は、反射領域全体で同じ曲面形状を有する必要はなく、反射領域によって異なっていてもよい。
上記実施形態において、第一スクリーン30は、第一スクリーン30からユーザEに向かう第一表示光N1の光軸に対して所定の角度を有するように配置され、そして、第二スクリーン40も同様に、第二スクリーン40からユーザEに向かう第二表示光N2の光軸に対して所定の角度を有するように配置されていたが、これに限定されない。第一スクリーン30または/および第二スクリーン40を、ユーザEに向かう第一表示光N1(第二表示光N2)の光軸に対して所定の角度以上傾けて配置してもよい。具体的には、図3に示すように、第一スクリーン30を第一表示光N1の光軸に対して所定の角度以上傾けて配置し、傾けて配置した第一スクリーン30と表示器21との間の第一投影光L1の光路長を考慮して、第一反射面231の曲面形状を徐変することで第一投影光L1の結像距離を徐変することができる。従って、第一スクリーン30を光軸に対して所定の角度以上傾けた場合でも第一スクリーン30の広い範囲(全領域も含む)で第一表示画像M1を結像させることができ、ユーザEから奥行き感があり、ぼやけていない第一虚像V1を視認させることができる。
また、第一スクリーン30の第一投影光L1の光軸に対する傾きは、第二スクリーン40の第二投影光L2の光軸に対する傾きと異ならせてもよい。斯かる構成により、2つの虚像間(第一虚像V1と第二虚像V2)とを立体的に差別化することができ、それぞれの情報を区別してユーザEに認識させやすくすることができる。
また、上記実施形態では、表示器21が出射する第一投影光L1または/および第二投影光L2の結像距離を調整する結像位置調整ミラー23を、図4に示すように複数の結像位置調整ミラー23aと結像位置調整ミラー23bとによって構成してもよい。
また、上記実施形態では、第一反射面231と第二反射面232を同じ基材上に配置したが、別々の基材上にそれぞれ配置されるものであってもよい。
また、第一反射面231と第二反射面232とは、連続した反射膜で形成されてもよく、第一反射面231と第二反射面232との境界付近で反射膜を形成しなくてもよい。
また、上記実施形態において、第一スクリーン30及び第二スクリーン40は概ね矩形状としたが、第一スクリーン30及び第二スクリーン40の形状は、六角形や八角形などの多角形状であってもよい。
また、以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
100 HUD装置(ヘッドアップディスプレイ装置)、10 筐体、20 投影装置、21 表示器、22 フォールドミラー、23 結像位置調整ミラー、30 第一スクリーン、40 第二スクリーン、50 平面鏡、60 凹面鏡、L 投影光、L1 第一投影光、L2 第二投影光、M1 第一表示画像、M2 第二表示画像、N1 第一表示光、N2 第二表示光、V 虚像V1 第一虚像V2 第二虚像

Claims (16)

  1. 表示画像を所定の位置に表示する投影光を出射する表示器と、
    前記表示器から出射される前記投影光を受光し、入射した前記投影光のうち少なくとも一部の前記投影光の結像距離を変えて反射する結像位置調整ミラーと、を備え、
    前記結像位置調整ミラーで反射された前記投影光は、前記表示器からの距離が異なる位置にそれぞれ実像として結像する、
    ことを特徴とする投影装置。
  2. 前記結像位置調整ミラーは、前記投影光の一部を、第一結像距離を有する第一投影光として所定の領域に向けて反射する第一反射面と、前記投影光の一部を、前記第一結像距離よりも短い第二結像距離を有する第二投影光として前記第一投影光とは異なる領域に向けて反射する第二反射面と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記第一反射面または/および前記第二反射面は、前記投影光の前記結像距離を長くする凸状の反射面を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記第一反射面と前記第二反射面は、同一基材上に形成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  5. 前記表示器は、前記第一反射面と前記第二反射面との境界付近には前記投影光を投射しない、
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  6. 前記第一反射面または前記第二反射面のいずれかが平面である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  7. 前記第一反射面または/および前記第二反射面は、前記投影光の結像距離を前記表示画像の画角に応じて徐変する曲面を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  8. 投影面に表示画像を投影して前記表示画像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置において、
    投影光を出射する投影部と、
    前記投影部から出射される前記投影光を受光し、入射した前記投影光のうち少なくとも一部の前記投影光の結像距離を変えて結像距離の異なる複数の投影光に変換して反射する結像位置調整ミラーと、
    前記投影光のうち結像距離が長い投影光を実像として結像する第二スクリーンと、
    前記第二スクリーンより前記投影面より離れた位置に配置され、前記投影光のうち結像距離が短い投影光を実像として結像する第一スクリーンと、を備える、
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  9. 前記結像位置調整ミラーは、前記投影光の一部を、第一結像距離を有する第一投影光として前記第一スクリーンに向けて反射する第一反射面と、前記投影光の一部を、前記第一結像距離よりも短い第二結像距離を有する第二投影光として前記第二スクリーンに向けて反射する第二反射面と、を有する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  10. 前記第一反射面または/および前記第二反射面は、前記投影光の前記結像距離を長くする凸状の反射面を有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  11. 前記第一反射面と前記第二反射面は、同一基材上に形成される、
    ことを特徴とする請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  12. 前記投影部は、前記第一反射面と前記第二反射面との境界付近には前記投影光を投射しない、
    ことを特徴とする請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  13. 前記第一反射面または前記第二反射面のいずれかが平面である、
    ことを特徴とする請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  14. 前記第一スクリーンまたは/および前記第二スクリーンは、前記投影光の光軸に対して傾けて配置する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  15. 前記第一スクリーンの前記投影光の光軸に対する傾きは、前記第二スクリーンの前記投影光の光軸に対する傾きと異なる、
    ことを特徴とする請求項14に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  16. 前記第一反射面または/および前記第二反射面は、前記投影光の結像距離を前記表示画像の画角に応じて徐変する曲面を有する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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