JP2016173476A - 画像投影装置 - Google Patents

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【課題】レーザ光を変調してホログラム画像を生成させ、このホログラム画像に基づいて投影画像を生成する画像投影装置において、ホログラム画像及び投影画像の品質を低下させることなく、これらの画像の輝度を適切に制御する。【解決手段】集光光学系からの出射光の強度を検知する検知部と、入射光の強度を低減させるフィルタと、フィルタを、レーザ光源からの出射光の光路中の所定位置に挿入し、又は、所定位置から退避させる駆動部と、検知部による検知結果に基づいて駆動部の動作を制御し、フィルタを所定位置に挿入し、又は、所定位置から退避させる制御部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、変調素子によって変調された光をスクリーンに結像させ、この像に基づいた投影画像を生成させる画像投影装置に関し、特に、車両用ヘッドアップディスプレイ装置などに用いる画像投影装置に関する。
特許文献1は、眼に対して過剰な負担をかけることを防ぐ観点から、射出瞳拡大器としてのマイクロレンズアレイの有無の検出結果に基づいて、装置外への出射光を遮断し、又は、出射光の光量を減少させることを目的として、光路に出入りするシャッタを配置した画像表示装置を開示している。
国際公開第WO2013/146096号公報
レーザ光を変調した光を集光レンズによってスクリーンに結像させてホログラム画像を生成させ、このホログラム画像に基づいて投影画像を生成する画像投影装置が提案されている。この装置においては、レーザ光の光源の駆動電流とパルス幅を制御することによって、投影画像の輝度をコントロールしている。ここで、レーザ光の出力特性においては、駆動電流の増加に対する輝度の変化量が急峻に変化する閾値が存在する。このため、特に前記閾値を含む範囲でレーザ光の輝度を精度良く制御することが難しい。さらに、輝度を低下させるためにレーザ光源の駆動信号のパルス幅を狭くしていくと、スペックルノイズが徐々に増大し、パルス幅を所定値以下とした低輝度範囲ではスペックルノイズが使用者に視認されやすくなって、投影画像の画質の劣化が顕著となる。
特許文献1に記載の画像表示装置においては、シャッタを、光源側から見て集光レンズの直後に配置している。このような配置を、上述の画像投影装置に適用した場合、スクリーンに到達する光の光量が減少してしまうことから、スクリーンに結像する画像の輝度が低下し、このようなホログラム画像に基づいて生成される投影画像の品質は低いものになりやすいという問題があった。このような画像劣化は、レーザ光を変調させて回折光を出射させる装置に顕著に現れやすい。
さらに、特許文献1に記載の画像表示装置では、フォトセンサをディフューザの直後に配置しているため、フォトセンサに入射する光は、集光レンズの直後に配置したシャッタやディフューザによって光量が減少したものとなっている。このため、フォトセンサが検知する光量はレーザ光源からの出射光の光量とは対応しづらくなることから、フォトセンサによる検知結果に基づいたレーザ光源に対する駆動制御は困難となる。また、すでにシャッタを通過した光によってシャッタの出し入れの判断を行うことは制御として適切とはいい難い。
そこで本発明は、レーザ光を変調してホログラム画像を生成させ、このホログラム画像に基づいて投影画像を生成する画像投影装置において、ホログラム画像及び投影画像の品質を低下させることなく、これらの画像の輝度を適切に制御することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像投影装置は、レーザ光源と、レーザ光源からの出射光に対して変調を施す変調素子と、変調素子による変調光をフーリエ変換するとともに集光させる集光光学系と、集光光学系によって集光された光による像が結ばれるスクリーンと、スクリーンで結像した像に基づいて投影位置に投影画像を生成させる投影光学系と備える画像投影装置であって、集光光学系からの出射光の強度を検知する検知部と、入射光の強度を低減させるフィルタと、フィルタを、レーザ光源からの出射光の光路中の所定位置に挿入し、又は、所定位置から退避させる駆動部と、検知部による検知結果に基づいて駆動部の動作を制御し、フィルタを所定位置に挿入し、又は、所定位置から退避させる制御部とをさらに備えることを特徴としている。
これにより、中間像としてレーザ光を変調させたホログラム画像を用いる画像投影装置において、投影画像の輝度を下げる際に、フィルタを用いることができるため、スペックルノイズを増加させる範囲までレーザ光源のパルス幅を狭くすることがなくなる。したがって、スペックルノイズの増大を抑えることができるため、投影画像の品質を低下させることなく輝度を制御することができ、かつ、使用者の眼に対して過剰な負担をかけることがなくなる。
本発明の画像投影装置において、制御部は、駆動部の動作制御に加えてレーザ光源の駆動信号を制御し、これらの制御により投影画像の輝度のダイナミックレンジを制御することが好ましい。
これにより、駆動信号のパルス幅の調整だけではスペックルノイズを増加させずに制御することが難しかった低輝度範囲でも輝度制御が容易となり、これにより投影画像の輝度のダイナミックレンジを広げることが可能となる。
本発明の画像投影装置において、制御部は、駆動信号のうち、少なくとも駆動電流値とパルス幅とを制御することが好ましい。
本発明の画像投影装置において、制御部は、所定値以上の範囲でパルス幅を制御可能なときは駆動信号のみを制御し、パルス幅が所定値以上の値に設定できないときには、駆動信号の制御に加えて駆動部の動作制御を行うことが好ましい。
これにより、高輝度範囲では従来の制御を行うことができ、低輝度範囲では投影画像の画質を低下させることなく、より低い輝度まで制御を行うことができる。
本発明の画像投影装置は、さらに、画像投影装置の周囲の明るさの判別を行う判別部を備え、制御部は、検知部による検知結果と判別部による判別結果とに基づいて、駆動信号及び駆動部の動作の制御を行うことが好ましい。
これにより、昼夜の違いや天候の変化によって変わる周囲の明るさに応じて、最適な輝度の投影画像を生成することが可能となる。
本発明の画像投影装置において、上記所定位置は、スクリーンと投影光学系との間であり、検知部は、集光光学系とスクリーンとの間に配置されていることが好ましい。
フィルタの位置をスクリーンと投影光学系の間とすることによって、スクリーンに到達する光の量を確保でき、かつ、高精細なホログラム画像をスクリーン上に形成することができ、このようなホログラム画像に基づいて形成する投影画像の画質も一定以上のものとすることができる。また、検知部を集光光学系とスクリーンの間に配置することにより、スクリーンの後方に置くことによってスクリーンによる発散光やフィルタによって光量の低減した光を検知する場合よりも、ホログラム画像を形成するイメージ光の光量を正確に検知することができるため、輝度制御を適切に行うことが可能となる。
本発明の画像投影装置において、集光光学系とスクリーンとの間に、変調素子からの出射光のうちの少なくとも0次回折光を遮る遮光壁が設けられ、検知部は遮光壁の集光光学系側に配置され、変調素子から出射された1次回折光の強度を検知することが好ましい。
このように、スクリーンに入射してホログラム画像の生成に寄与する1次回折光の光路の外側であって、ホログラム画像の生成に寄与しない1次回折光が到達する位置に検知部を配置することにより、ホログラム画像の画質を維持しつつ、1次回折光に対応する光量を正確に測定することができる。
本発明の画像投影装置において、上記所定位置は、スクリーンと投影光学系との間であり、検知部は、スクリーンの投影面と同じ平面内であって、スクリーンにおける像の生成に寄与しない1次回折光が入射する範囲に配置されていることが好ましい。
これにより、スクリーンに実際に入射する1次回折光の強度を検知することができるため、スクリーンで結ばれる像の輝度制御をより正確なものとすることができる。
本発明によると、レーザ光を変調してホログラム画像を生成させ、このホログラム画像に基づいて投影画像を生成する画像投影装置において、ホログラム画像及び投影画像の品質を低下させることなく、これらの画像の輝度を適切に制御することができる。
本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す平面図である。 図1に示すヘッドアップディスプレイ装置の機能ブロック図である。 図1に示すヘッドアップディスプレイ装置におけるホログラム画像の投影動作を示す説明図である。 1次回折光でホログラム画像を生成する機能を説明する説明図である。 投影光学系による投影画像の輝度特性の例を示す両対数グラフである。 図1に示すヘッドアップディスプレイ装置における輝度制御の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の画像投影装置を車両用のヘッドアップディスプレイ装置に適用した場合の実施形態について図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置10の構成を示す平面図である。図2は、ヘッドアップディスプレイ装置10の機能ブロック図である。図3は、ヘッドアップディスプレイ装置10におけるホログラム画像の投影動作を示す説明図である。
図1〜図3に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置10は、主要部材として、レーザ光源15を有する発光部12と、変調素子としてのLCOS21と、集光光学系としての集光レンズ25と、スクリーン41と、検知部43と、投影光学系としての第1の投影ミラー45及び第2の投影ミラー46と、フィルタ51と、駆動部52と、判別部60と、制御部61とを備える。
発光部12は、ベース部材11上に固定され、放射冷却部13と、コリメートレンズ14(図3)と、レーザ光源15(図2、図3)と、レーザドライバ16(図2)とを有する。
レーザ光源15は、可視領域のレーザ光を出射するレーザダイオードであり、レーザドライバ16から供給される駆動信号に対応した光を出射する。この駆動信号は、制御部61によって制御され、例えば駆動電流値とパルス幅とを制御することによって出射光の強度が調整される。レーザ光源15から発せられる熱は放射冷却部13から放熱される。レーザ光源15から出射された光B0(図3)は、コリメートレンズ14によって平行光B1とされ、LCOS21へ入射する。
LCOS21は、位置決め保持部22に保持されており、位置決め保持部22はベース部材11上に固定されている。LCOS21から発せられる熱は放射冷却部23から放熱される。LCOS21は、反射型LCOS(Liquid Crystal On Silicon)であって、液晶層とアルミニウムなどの電極層とを有するパネルである。LCOS21は、液晶層に電界を与える電極が規則的に並んで複数のピクセルが構成されている。LCOS21においては、それぞれの電極に与えられる電界強度の変化により、液晶層内の結晶の層の厚さ方向への倒れ角度が変化し、反射されるレーザ光はピクセル毎に位相が変調させられる。このようなピクセル毎の位相の変化は、LCOSドライバ24によって制御される。LCOSドライバ24には、予めメモリ62に格納された画像データを読み出した制御部61から、画像データに対応する指示信号が送出され、この指示信号にしたがって、LCOSドライバ24は、LCOS21のピクセル毎に位相の変化を制御し、これにより所定の位相変調光B2(イメージ光)(図3)が生成される。
LCOS21で生成された変調光B2は集光レンズ25に入射する。集光レンズ25は、ベース部材11に固定されたレンズホルダ26に保持されている。集光レンズ25は、例えば両凸正レンズであって、フーリエ変換レンズとして変調光B2をフーリエ変換するとともに、入射光を集光した変調光B3を生成する。なお、集光光学系としては、集光レンズ25のほか、正の屈折力を有するほかの形状のレンズ、複数のレンズからなる正の屈折力を有する光学系を用いることもできる。
図1に示すように、集光レンズ25から出射された変調光B3は、平面ミラーである送光ミラー27で反射され、この反射光B4は、第1のアパーチャー31及び第2のアパーチャー32を経て第1中間ミラー28に入射する。ここで、送光ミラー27は、集光レンズ25の光軸に対して所定の角度をなすようにベース部材11に固定されている。
第1中間ミラー28と第2中間ミラー29は、ともに平面ミラーであって、入射光を所定の角度で反射するようにベース部材11に固定されている。送光ミラー27からの反射光である変調光B4は、第1中間ミラー28で反射され、この反射光B5は第2中間ミラー29で反射され、変調光B6として第3のアパーチャー33を経てスクリーン41へ入射する。
第2中間ミラー29で反射された変調光B6は、イメージ光として、スクリーン41上に集光され、中間像(ホログラム画像)としてスクリーン41上に結像する。スクリーン41は、表面に細かな凹凸が形成された透過型のディフューザであって、所定の発散角を有する発散光を出射する。なお、スクリーン41としては、微小凸レンズが複数並べられたマイクロレンズアレイを用いることもできる。
ここで、図3と図4を参照して、ホログラム画像の投影動作について説明する。図4は、1次回折光でホログラム画像を生成する機能を説明する説明図である。
反射型パネルであるLCOS21の光学面21aは、コリメートレンズ14の光軸に対して傾斜しており、ピクセル毎に、液晶層内の結晶の層の厚さ方向への倒れ角度が変化する。これにより、LCOS21の各ピクセルでは、P偏光成分の位相が変調されて1次回折光、2次回折光、などの多次回折光となり、S偏光成分は位相が変調されず0次回折光となって反射される。
図3は、レーザ光源15から出射されたレーザ光の光路を単純化して示している。LCOS21で位相変調を受けた変調光B2、すなわち1次回折光、2次回折光、などの多次回折光は、集光レンズ25でフーリエ変換されるとともにスクリーン41に向けて集光される。また、LCOS21からの出射光には、LCOS21で回折効果を受けずに反射された0次回折光も含まれる。集光レンズ25は、0次回折光の焦点位置Fpがスクリーン41の投影面41a(図3)に一致するように、位置ならびに焦点距離が設定されている。ここで、集光レンズ25でフーリエ変換された変調光B3、B4、B5、B6に含まれる1次回折光の焦点位置も、0次回折光D0の焦点位置Fpと同様にスクリーン41の投影面41aに設定されるのが好ましい。
集光レンズ25からスクリーン41までの間に、光を遮るものが存在していないと仮定し、且つスクリーン41が本実施形態よりもさらに広い面積を有していると仮定すると、スクリーン41には、図4において模式的に示すように、0次回折光及び多次の回折光の像が投影される。
図4に示すように、広い面積を有するものと仮定したスクリーン41には、LCOS21で位相変調されずに回折を受けていない0次回折光D0が焦点位置Fpに集光されるが、焦点位置Fpと重複する領域に、LCOS21で位相変調されて回折効果を受けた1次回折光D1による1次像H1が現れる。1次回折光D1は、LCOS21の複数のピクセルの位相変調(空間位相変調)の制御によって、投影面41aに結像され、中間像としてのホログラム画像70が生成される。このホログラム画像70は、1次像H1内に現れるが、ホログラム画像70は、0次回折光D0が集光する焦点位置Fpを含むことなく、焦点位置Fpから離れた場所に投影される。
図4に示すようにスクリーン41の面積が限りなく広いと仮定すると、スクリーン41の投影面41aでは、1次像H1の周囲に2次回折光D2による2次像H2が投影され、さらに外側の領域に3次回折光D3、4次回折光D4、・・・・と多次回折光Dnによる像がそれぞれ現れる。これら多次回折光Dnの像は、コリメート光B1がLCOS21で位相変調されることによって生成される。
本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置10においては、集光レンズ25からスクリーン41までの光路上に、複数段のアパーチャー31、32、33が順に形成されている。具体的には、図3に示すように、送光ミラー27からの反射光の光路上に遮光壁31aが設けられ、遮光壁31aに矩形状の第1のアパーチャー31が開口している。第1のアパ−チャー31からの透過光の光路上には、遮光壁32aが設けられ、遮光壁32aに矩形状の第2のアパーチャー32が開口している。第2のアパーチャー32からの透過光は第1中間ミラー28と第2中間ミラー29で順に反射される。第2中間ミラー29からの反射光の光路上であって、スクリーン41に至るまでの間に、遮光壁33aが設けられており、この遮光壁33aに矩形状の第3のアパーチャー33が開口している。遮光壁31a、32a、33aは、ベース部材11にそれぞれ固定されている。
これらのアパーチャー31、32、33によって、集光レンズ25からスクリーン41に進む光が制限され、スクリーン41の投影面41aに、ホログラム画像70を含む投影区画像Hhのみが投影される。投影区画像Hhは長方形であり、この投影区画像Hhはホログラム画像70を含み、0次回折光D0の焦点位置Fpを含まず、焦点位置Fpから面方向へ離れた位置に設定される。
変調光B4、B5、B6の光成分のうち、0次回折光D0と、2次、3次・・・の多次回折光Dnは、アパーチャー31、32、33で制限されて、スクリーン41に到達しない。すなわち、ホログラム画像70を含む投影区画像Hhの位置と形状は、複段のアパーチャー31、32、33の開口位置と開口形状とで決定される。一方、1次回折光は、スクリーン41における投影区画像Hhに寄与しない部分の光がアパーチャー31、32、33によって制限される。
図1と図3に示すように、遮光壁33aの集光レンズ25側に検知部43が設けられている。検知部43は、入射光の強度を検知するセンサであり、例えばフォトダイオードである。検知部43は、集光レンズ25から出射され、送光ミラー27、第1中間ミラー28、及び第2中間ミラー29で順に反射された1次回折光の強度を検知する。したがって、集光レンズ25からの出射光としての1次回折光に対応する光量を検知することが可能である。この検知部43は、遮光壁33aの平面上において第3のアパーチャー33よりも外側であって、少なくとも1次回折光が到達する範囲に設けられている。
ここで、検知部43は、スクリーン41の投影面41aと同一平面内であって、ホログラム画像に寄与しない1次回折光が入射する範囲に配置されていることが好ましい。これにより、スクリーン41に実際に入射する1次回折光の強度を検知することができるため、スクリーン41において生成されるホログラム画像の輝度制御をより正確なものとすることができる。
検知部43による検知結果は制御部61へ出力される。制御部61は、検知部43による検知結果に基づいて、レーザ光源15の駆動信号を制御する。この制御においては、レーザ光源15の駆動信号のうち、少なくとも駆動電流値とパルス幅とを制御する。
図1と図3に示すように、スクリーン41は第3の遮光壁33aの後側(出射側)に配置されている。スクリーン41に結像したホログラム画像70を含む投影区画像Hhの光は、スクリーン41を透過することによって発散光B7となり、遮光壁32aに設けられた第4のアパーチャー34側へ出射される。
スクリーン41と第4のアパ−チャー34との間には、フィルタ51の挿入位置51aが設定されている。フィルタ51は、入射光の強度を低減させて出射させるフィルタであり、駆動部52によって、挿入位置51aに挿入され、又は、挿入位置51aから退避位置51bへ退避される。挿入位置51aは、スクリーン41から出射する発散光B7の光路上に設定され、退避位置51bは、発散光B7の光路の外側に設定されている。
駆動部52は、フィルタ51を挿入位置51aと退避位置51bの間で移動又は回動させるためのモータである。駆動部52は、検知部43の検知結果と判別部60の判別結果に基づいて制御部61が出力する制御信号にしたがって動作する。駆動部52の動作によってフィルタ51を発散光B7の光路上に出し入れすることによって、第4のアパ−チャー34に入射する光B8、B9の強度を調整することができる。なお、フィルタ51の挿入位置51aは、スクリーン41と第1の投影ミラー45の間であれば、第4のアパーチャー34よりも後側(第1の投影ミラー45側)でもよい。また、フィルタ51に代えて、複数枚のフィルタを用いることもできる。フィルタを複数枚用いる場合は、例えば、透過率の異なる複数のフィルタを円板上に等角度間隔で配置し、この円板を回転させて光路上に配置するフィルタを入れ替えることによって、透過する光の強度を複数段階に調整することができる。
図1に示すように、第4のアパーチャー34を透過した光B8、B9は、投影光として、第1の投影ミラー45へ入射する。第1の投影ミラー45は、反射面45aを有する凹面鏡(拡大鏡)である。スクリーン41で結像した画像を含む投影光は、第1の投影ミラー45で拡大・反射される。第1の投影ミラー45による反射光は第2の投影ミラー46に入射する。第2の投影ミラー46は、反射面46aを有する凹面鏡(拡大鏡)であり、第1の投影ミラー45で拡大された投影光がさらに拡大・反射される。第2の投影ミラー46における反射光は、車両のウインドシールドの表示領域に投影される。この表示領域は半反射面として機能するため、入射したイメージ光は、運転者に向けて反射されるとともに、ウインドシールドの前方位置に虚像が形成される。ウインドシールドの前方の虚像を目視することで、運転者の目には、ステアリングホイールの上方の前方に各種の情報が表示されているように見える。
ヘッドアップディスプレイ装置10は、装置周囲の明るさの判別を行う判別部60を備えている。判別部60による判別結果は制御部61へ出力される。この判別部60としては、例えば、(1)装置周囲の明るさを検知する光センサを備え、光センサの検知結果によって明るさを判別する構成、(2)時刻計測部と位置取得部を備え、時刻計測部によって計測した時刻と、位置取得部がGPS(全地球測位システム)などから取得した現在地データとに基づいて、昼夜を判別する構成、(3)上記(1)、(2)の構成を併用する構成が挙げられる。上記(1)の構成において光センサを設ける場合は、発光部12から出射して装置内部で進行する光の影響を受けない箇所に配置することが好ましい。
制御部61は、検知部43による検知結果及び判別部60による判別結果に基づいて、レーザドライバ16の駆動信号及び駆動部52の動作の制御を行う。
制御部61によるレーザドライバ16の駆動信号の制御としては、レーザ光源15の発光輝度を高める場合は、駆動電流値(駆動波形のピーク値)の増加、駆動波形のパルス幅の増加(デューティ比の増大)、駆動周波数の増加などがあり、レーザ光源15の発光輝度を低減させる場合には、駆動電流値、駆動波形のパルス幅、及び/又は駆動周波数の減少がある。また、制御部61による駆動部52の動作の制御としては、スクリーン41から出射された発散光の強度を低減させる場合は、フィルタ51を挿入位置51aに挿入させてフィルタ51を透過させる制御があり、スクリーン41からの発散光の強度を高める場合は、フィルタ51を退避位置51bに退避させて、スクリーン41からの出射光をフィルタ51を透過させずに投影光学系側へ進ませる制御がある。
なお、本実施形態では、検知部43による検知結果及び判別部60による判別結果に基づいて、制御部61はレーザドライバ16と駆動部52の制御の両方を行っているが、判別部60を設けずに検知部43による検知結果のみに基づいてレーザドライバ16と駆動部52の制御を行うこともできる。
制御部61は、検知部43による検知結果及び判別部60による判別結果に応じて、レーザ光源15の発光輝度と、スクリーン41の後方の挿入位置51a又は退避位置51bへのフィルタ51の出し入れとを組み合わせて実行する。これにより、スクリーン41からの出射光の輝度を低くしたいときにはフィルタ51で出射光の強度を低減することによって、レーザ光源15の駆動波形のパルス幅を所定値以上に維持することが可能となる。このため、パルス幅が所定値より短いときに発生し易くなるスペックルノイズの増大を抑えることが可能となる。また、スクリーン41からの出射光の輝度が低い範囲において、フィルタ51の挿入とレーザ光源15の駆動波形の制御を併用することによって、レーザ光源15の駆動波形の制御のみによって輝度制御する場合よりも、さらに低い輝度範囲までダイナミックレンジを広げることが可能となる。一方、スクリーン41からの出射光の輝度が、スペックルノイズの少ない、所定値以上の範囲である場合は、レーザ光源15の駆動信号の制御のみによって輝度制御することが可能である。
図5は、投影光学系による投影画像の輝度特性の例を示す両対数グラフである。縦軸は、レーザ光源15の駆動信号の設定値(%)であり、横軸は、投影画像の輝度(cd/m)である。グラフ中において、実線Laはフィルタ51を退避させた状態でレーザ光源15の駆動信号の制御のみで輝度を制御した場合を示し、点線Lbは、フィルタ51をスクリーン41の後方に挿入した状態で、実線Laで示す駆動信号制御を行って輝度を制御した場合を示している。さらに、間隔の長い破線Lcは、レーザ光源15の駆動信号の制御とフィルタの出し入れの制御を併用することによって、点線Lbで示す輝度制御で得られる最低輝度から実線Laで示す輝度制御で得られる最高輝度までの輝度制御を行った場合を示している。
図5の実線Laに示すように、レーザ光源15の駆動信号のみの制御によって、輝度9〜3000cd/mの範囲において輝度と設定値とは直線性(リニアリティ)を持った関係になっている。また、点線Lbに示すように、フィルタ51を挿入した場合も、輝度0.9〜300cd/mの範囲において輝度と設定値とは直線性を持った関係になっている。これに対して、破線Lcに示すように、レーザ光源15の駆動信号の制御とフィルタ51の出し入れの制御を併用すると、輝度特性の直線性を確保しつつ、実線Laや点線Lbで示す場合よりも広い範囲の輝度を実現することができ、ダイナミックレンジの拡大に資することができることが分かる。
次に、図6を参照して、ヘッドアップディスプレイ装置10における輝度制御の例を説明する。図6は、ヘッドアップディスプレイ装置10における輝度制御の流れを示すフローチャートである。この例では、ヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさが所定値以上か否かでフィルタ51の挿入・退避を選択しているが、例えば周囲の明るさが所定値以上の場合にフィルタを挿入するような制御を行うこともできる。
図6に示す例では、ヘッドアップディスプレイ装置10の起動とともに、判別部60は光センサによってヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさの検知を開始し、この検知結果に基づいて、周囲の明るさが所定値以上か否かを判別する(ステップS1)。この判別に用いる所定値としては、例えば、早朝や夕方の明るさに対応する輝度が好ましい。
ヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさが所定値以上と判別された場合(ステップS1でYES)、この判別結果を受けた制御部61は、駆動部52に対して、フィルタ51を退避位置51bに退避するように指示信号を送出し、これに従ってフィルタ51がスクリーン41の後方から退避される(ステップS2)。
つづいて、制御部61は、レーザドライバ16に対して、レーザ光源15の駆動信号を制御するように指示する(ステップS3)。この制御は、例えば、検知部43で検知する光強度の値(輝度値)が、予め定めた、ヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさと投影画像の輝度の関係にしたがった輝度値になるように、レーザ光源15の駆動信号の駆動電流値やパルス幅などを変更することによって行う。ヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさと投影画像の輝度の関係は、テーブルデータとして予めメモリ62に記憶されており、制御部61がこれを読み出す。
次に、制御部61は、上記ステップS3で設定した駆動信号をレーザ光源15に与えて、発光を開始させる。レーザ光源15から出射された光は、コリメートレンズ14で平行光とされた後にLCOS21において変調が施され、LCOS21による変調光は集光レンズ25においてフーリエ変換される。フーリエ変換された光のうち、1次回折光はスクリーン41上に集光される一方、ホログラム画像の生成に寄与しない1次回折光や、遮光壁31a、32a、33aで遮られた、0次回折光や、2次回折光等の多次回折光が検知部43に入射する。検知部43では、集光レンズ25からの出射光の強度として、入射光の強度が検知される(ステップS4)。制御部61は、検知部43が検知した出射光強度が、上記のステップS3で設定した輝度値に対して所定範囲内にあるか否かを判別する(ステップS5)。ここで、所定範囲としては、例えば、設定した輝度値の±5%に設定する。
検知部43で検知した光強度が所定範囲内の輝度である場合(ステップS5でYES)は、レーザ光源15からのレーザ光の出射と検知部43による光強度の検知を継続する。これに対して、検知部43で検知した光強度が所定範囲内にない場合(ステップS5でNO)は、レーザ光源15からのレーザ光の出射を停止するとともに、上記ステップS1にもどってヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさの検知が再び実行される。
一方、判別部60による判別(ステップS1)において、ヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさが所定値未満であると判別された場合(ステップS1でNO)、この判別結果を受けた制御部61は、駆動部52に対して、フィルタ51を挿入位置51aに挿入するように指示信号を送出し、これに従ってフィルタ51がスクリーン41の後方に挿入される(ステップS6)。
次に、制御部61は、上記ステップS3と同様に、レーザドライバ16に対して、レーザ光源15の駆動信号を制御するように指示する(ステップS7)。
さらに、制御部61は、上記ステップS4と同様に、レーザ光源15の発光を開始させ、レーザ光源15から出射された光は、LCOS21において変調が施され、集光レンズ25においてフーリエ変換され、検知部43において、集光レンズ25からの出射光の強度として、入射光の強度が検知される(ステップS8)。制御部61は、上記ステップS5と同様に、検知部43が検知した出射光強度が、上記のステップS7で設定した輝度値に対して所定範囲内にあるか否かを判別する(ステップS9)。
検知部43で検知した光強度が所定範囲内の輝度である場合(ステップS9でYES)は、レーザ光源15からのレーザ光の出射と検知部43による光強度の検知を継続する。これに対して、検知部43で検知した光強度が所定範囲内にない場合(ステップS9でNO)は、上記ステップS1にもどってヘッドアップディスプレイ装置10の周囲の明るさの検知が再び実行される。
以上のように構成されたことから、上記実施形態によれば、次の効果を奏する。
(1)ヘッドアップディスプレイ装置10においては、集光レンズ25からの出射光の強度を検知する検知部43を、スクリーン41の手前の遮光壁33aの集光レンズ25側に設け、かつ、スクリーン41の後方の近傍位置にフィルタ51を出し入れ可能とし、さらに、検知部43による検知結果に基づいてフィルタ51を挿入位置51aと退避位置51bのいずれか一方に配置させるように制御している。これにより、フィルタ51の挿入によってスクリーン41からの出射光の強度を低減できるため、投影画像の輝度を下げる際に、スペックルノイズを増加させる範囲までレーザ光源のパルス幅を狭くすることがなくなる。このため、スペックルノイズの増加による投影画像の品質の低下を防ぐことができ、投影画像の輝度を制御することができ、使用者の眼に対して過剰な負担をかけることがなくなる。
また、フィルタ51の挿入位置をスクリーン41の後方としたことによって、スクリーン41に到達する光の量を確保し、かつ、高精細なホログラム画像をスクリーン41上に形成することができ、このようなホログラム画像に基づいて形成する投影画像の画質も一定以上のものとすることができる。
さらにまた、検知部43を集光レンズ25とスクリーン41との間に配置しているため、スクリーン41による発散光やフィルタ51によって光量の低減した光を検知する場合よりも、ホログラム画像を形成するイメージ光の光量を正確に検知することができる。
(2)駆動部52の動作制御とレーザ光源15の駆動信号の制御とを連携させて投影画像の輝度を制御するため、駆動信号のパルス幅の調整だけではスペックルノイズを増加させずに制御することが難しかった低輝度範囲でも輝度制御が容易となり、これにより投影画像の輝度のダイナミックレンジを広げることが可能となる。さらに、制御値と輝度値の関係を、図6に例示するような破線Lbのような直線的なものとすることができ、この直線に沿うように駆動部52の動作とレーザ光源15の駆動信号を制御することによって、所望の輝度を正確に実現することが可能となる。
(3)検知部43による検知結果と判別部60による判別結果とに基づいて、駆動信号及び駆動部52の動作の制御を行うことにより、昼夜の違いや天候の変化によって変わる周囲の明るさに応じて、最適な輝度の投影画像を生成することが可能となる。
(4)検知部43を遮光壁33aに設けたことにより、スクリーン41上のホログラム画像生成に寄与する1次回折光を検知部43が遮ることがなくなる。このため、スクリーン41に形成されるホログラム画像の画質を低下させることがなく、かつ、検知部43においては、集光レンズ25からの出射光に対応する光量を正確に測定することができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係る画像投影装置は、レーザ光を変調してホログラム画像を形成し、このホログラム画像に基づいて投影画像を形成する構成に有用である。
10 ヘッドアップディスプレイ装置
11 ベース部材
12 発光部
14 コリメートレンズ
15 レーザ光源
16 レーザドライバ
21 LCOS
22 位置決め保持部
23 放射冷却部
24 LCOSドライバ
25 集光レンズ(集光光学系)
27 送光ミラー
28 第1中間ミラー
29 第2中間ミラー
31、32、33、34 アパーチャー
31a、32a、33a 遮光壁
41 スクリーン
41a 投影面
43 検知部
45 第1の投影ミラー
46 第2の投影ミラー
51 フィルタ
51a 挿入位置
51b 退避位置
52 駆動部
60 判別部
61 制御部
62 メモリ
B0 レーザ光
B1 コリメート光(平行光)
B2、B3、B4、B5、B6 変調光
B7 発散光
B8、B9 投影光
D0 0次回折光
D1 1次回折光
Dn 多次回折光

Claims (8)

  1. レーザ光源と、
    前記レーザ光源からの出射光に対して変調を施す変調素子と、
    前記変調素子による変調光をフーリエ変換するとともに集光させる集光光学系と、
    前記集光光学系によって集光された光による像が結ばれるスクリーンと、
    前記スクリーンで結像した像に基づいて投影位置に投影画像を生成させる投影光学系と備える画像投影装置であって、
    前記集光光学系からの出射光の強度を検知する検知部と、
    入射光の強度を低減させるフィルタと、
    前記フィルタを、前記レーザ光源からの出射光の光路中の所定位置に挿入し、又は、前記所定位置から退避させる駆動部と、
    前記検知部による検知結果に基づいて前記駆動部の動作を制御し、前記フィルタを前記所定位置に挿入し、又は、前記所定位置から退避させる制御部とをさらに備えることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記制御部は、前記駆動部の動作制御に加えて前記レーザ光源の駆動信号を制御し、これらの制御により前記投影画像の輝度のダイナミックレンジを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記制御部は、前記駆動信号のうち、少なくとも駆動電流値とパルス幅とを制御することを特徴とする請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記制御部は、所定値以上の範囲で前記パルス幅を制御可能なときは前記駆動信号のみを制御し、前記パルス幅が前記所定値以上の値に設定できないときには、前記駆動信号の制御に加えて前記駆動部の動作制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記画像投影装置の周囲の明るさの判別を行う判別部を備え、
    前記制御部は、前記検知部による検知結果と前記判別部による判別結果とに基づいて、前記駆動信号及び前記駆動部の動作の制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  6. 前記所定位置は、前記スクリーンと前記投影光学系との間であり、
    前記検知部は、前記集光光学系と前記スクリーンとの間に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  7. 前記集光光学系と前記スクリーンとの間に、前記変調素子からの出射光のうちの少なくとも0次回折光を遮る遮光壁が設けられ、
    前記検知部は前記遮光壁の前記集光光学系側に配置され、前記変調素子から出射された1次回折光の強度を検知することを特徴とする請求項6に記載の画像投影装置。
  8. 前記所定位置は、前記スクリーンと前記投影光学系との間であり、
    前記検知部は、前記スクリーンの投影面と同じ平面内であって、前記スクリーンにおける像の生成に寄与しない1次回折光が入射する範囲に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像投影装置。
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