JP2016172379A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録対象物への記録画像の品質を向上させる。【解決手段】インクを吐出する複数のノズル孔を有する記録ヘッド30と、記録ヘッド30が取り付けられ、立体形状の記録対象物に対して記録ヘッド30を移動させるアーム型ロボット20と、記録ヘッド30のノズル面から記録対象物の記録面までの距離を測定する測距センサと、記録対象物の記録面にインクを吐出して記録する際に、測定された距離に基づいて、記録ヘッド30のノズル面と記録対象物の記録面との距離を一定に保持するようアーム型ロボット20を制御するアーム制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、立体形状の印刷対象物(記録対象物)の表面に印刷を行なう場合、マスキングをしながら塗装するなどの手法が用いられていたため、量産して印刷を行うことが困難であった。近年では、印刷対象物に対して非接触でインクジェットによる印刷を行うことができる。従って、立体形状の印刷対象物への印刷が実用化されつつあり、インクを吐出する記録ヘッドの姿勢を保ちつつ、ある程度表面に凹凸がある物体への印刷が可能になってきている。しかしながら、大きな凹凸のある物体の表面への印刷は困難である。
そこで、記録ヘッドの姿勢を3D方向に自在に移動させながらインクを吐出できれば、立体形状の印刷対象物の表面に対して記録ヘッドの吐出面を合わせるように移動させて印刷を行うことが可能になる。例えば、多関節ロボットに記録ヘッドを搭載し、印刷媒体(印刷対象物)の高さ、形状等に合わせて記録ヘッドの位置を移動させて印刷する印刷装置が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、記録ヘッドの姿勢を3D方向に移動させる場合、記録ヘッドの向きや移動速度が大きく変化するため、インク滴の着弾位置を印刷対象物における所望の位置に定めることが困難となり、印刷対象物への印刷画像の品質が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、記録対象物への記録画像の品質を向上させる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、液滴を吐出する複数のノズル孔を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドが取り付けられ、立体形状の記録対象物に対して前記記録ヘッドを移動させる搬送装置と、前記記録ヘッドのノズル面から前記記録対象物の記録面までの距離を測定する測距部と、前記記録対象物の前記記録面に液滴を吐出して記録する際に、測定された距離に基づいて、前記記録ヘッドの前記ノズル面と前記記録対象物の前記記録面との距離を一定に保持するよう前記搬送装置を制御する第1の制御部と、を備える。
本発明によれば、記録対象物への記録画像の品質を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成図である。 図2は、記録ヘッドの座標軸を示す図である。 図3は、記録ヘッドを図1における矢印Aから見た矢視図である。 図4は、ノズル面と記録対象物の記録面との平行度の説明図である。 図5は、実施の形態にかかる画像形成装置の機能構成図である。 図6は、記録ヘッドのノズル吐出口の断面図である。 図7は、立体形状の記録対象物の記録面に連続して画像を記録する状態を示す図である。 図8は、実施の形態にかかる画像形成装置における記録動作の説明図である。 図9は、実施の形態の変形例1にかかる画像形成装置の構成図である。 図10は、実施の形態の変形例2にかかる画像形成装置の構成図である。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成図である。本実施の形態の画像形成装置は、アーム型ロボット20と、記録ヘッド30と、ジャイロセンサ40と、チャッキング50と、メンテナンスステーション60と、測距センサ70、80、90(図3等参照)と、を主に備えており、記録対象物10に記録(印刷)を行なう。記録対象物10は、記録面である表面に文字やパターンなどを記録する立体形状の物体である。
アーム型ロボット20は、ベース23と、ベース23に対して回転可能に取り付けられたアーム22と、アーム22に対して回転可能に取り付けられたアーム21とから構成されている多関節ロボットである。アーム型ロボット20は、アーム21の先端に、チャッキング50を介して取り付けられた搬送対象物を、限定された空間内における任意の位置へ移動させることができる搬送装置である。本実施の形態では、アーム型ロボット20は、先端部分に固定された搬送対象物である記録ヘッド30を、任意の位置に移動させる。
チャッキング50は、アーム型ロボット20のアーム21の先端付近に取り付けられており、記録ヘッド30をチャックする(取り付ける)。記録ヘッド30は、インクを吐出する複数のノズル孔32(図3等参照)を有しており、記録対象物10の記録面(表面)にインクを吐出して画像を記録する。
ジャイロセンサ40は、記録ヘッド30の側面に取り付けられている3軸ジャイロセンサであって、回転角速度を検出するものである。図2は、記録ヘッドの座標軸を示す図である。図2に示すように、記録ヘッド30における水平方向(重力に直交する方向)にx軸、x軸に垂直なy軸、重力と反対方向にz軸が設定されている。ジャイロセンサ40は、x軸周りの角度θxと、y軸周りの角度θyと、z軸周りの角度θzとを検出する。なお、ジャイロセンサ40が角速度検出部に相当する。
メンテナンスステーション60は、記録ヘッド30のメンテナンスを行うメンテナンス装置である。具体的には、メンテナンスステーション60は、記録ヘッド30の印字時間が一定時間経過した場合に空吐出を行なったり、ノズル抜けが生じた場合にヘッドクリーニングを行なう。また、メンテナンスステーション60は、記録ヘッド30がメンテナンスステーション60の上面に載置された場合に、メンテナンスを行う。
測距センサ70、80、90は、距離を測定するセンサであり測距部に相当する。図3は、記録ヘッドを図1における矢印Aから見た矢視図である。図3に示すように記録ヘッド30の下面にはノズル面31が備えられており、ノズル面31には、インクを吐出する複数のノズル孔32が形成されている。そして、ノズル面31における複数のノズル孔32の周辺3か所に、測距センサ70、80、90が取り付けられている。なお、本実施の形態は、3つの測距センサを備えた構成となっているが、4つ以上備えた構成としてもよい。
測距センサ70、80、90は、各測距センサ70、80、90の中心点70a、80a、90aを結んで囲まれた三角形の範囲内に、複数のノズル孔32から算出される仮想中心点30aが位置するように配置されている。そして、測距センサ70、80、90は、記録ヘッド30のノズル面31から記録対象物10の記録面までの距離を測定する。
仮想中心点30aは、例えば、ノズル面31に形成された複数のノズル孔32のxy座標データから座標平均を算出し、算出した座標平均に相応する点である。
また、測距センサ70、80、90と記録対象物10の記録面との間の測距から、ノズル面31と記録対象物10との平行度を検出することができる。図4は、ノズル面と記録対象物の記録面との平行度の説明図である。
図4(a)に示すように、測距センサ70、80、90から得られる3つの距離データ(距離70L、80L、90L)が異なる場合(70L≠80L≠90L)、ノズル面31と記録対象物10の記録面11が平行でない状態であることがわかる。一方、図4(b)に示すように、測距センサ70、80、90から得られる3つの距離データが同じ場合(70L=80L=90L)、ノズル面31と記録対象物10の記録面11が平行な状態であることがわかる。
次に、記録ヘッド30が取り付けられたアーム型ロボット20、記録ヘッド30のインクの制御について説明する。図5は、実施の形態にかかる画像形成装置の機能構成図である。図5に示すように、本実施の形態の画像形成装置は、アーム制御部102と、ヘッド駆動制御部104とを備えている。
アーム制御部102は、測距センサ70、80、90からの測定結果(測定された距離)を受け付ける。そして、アーム制御部102は、記録対象物10の記録面11に記録ヘッド30からインクを吐出して画像を形成(記録)する際に、測定された距離に基づいて、記録ヘッド30のノズル面31と記録対象物10の記録面11との距離を一定に保持するようアーム型ロボット20を制御する。
また、アーム制御部102は、距離70L、80L、90L(全ての測距センサにより測定された距離)を一定に保持することで、記録ヘッド30のノズル面31と記録対象物10の記録面11との平行度を一定に保持するようアーム型ロボット20を制御する。また、アーム制御部102は、ノズル面31と記録面11が平行でない状態であった場合(例えば、図4(a)のような場合)、70L=80L=90Lとなるよう記録ヘッド30の姿勢を制御して、ノズル面31と記録面11を平行な状態(例えば、図4(b)のような状態)に戻す。
ヘッド駆動制御部104は、ジャイロセンサ40により検出された角度θx、角度θy、および角度θzの値に応じて、記録ヘッド30の液室内のインクへの圧力を制御するものである。例えば、ヘッド駆動制御部104が記録ヘッド30内部の負圧を高めて、メニスカスを奥行き方向へ引き込む場合について説明する。
図6は、記録ヘッドのノズル吐出口の断面図である。画像形成装置では、インクの吐出前の待機状態である場合、記録ヘッド30の吐出口付近にはメニスカスMが形成され、このメニスカスMを大きく引き込んでから押し出すことでインクを吐出する。図6(a)では、ノズル面31が水平面と平行なθx=0°、かつθy=0°の場合に形成されるメニスカスMを示している。
そして、図6(b)に示すように、角度θxもしくは角度θyが大きくなるに連れて、ノズル孔32が斜めに傾いていき、メニスカスMの端が外にはみ出るような形状になってしまう。そうすると、ノズル孔32のノズル吐出口に形成されたメニスカスMが壊れてしまい、記録ヘッド30から正常にインクが吐出できなくなる恐れが生じる。それを防止するためには、ヘッド駆動制御部104は、記録ヘッド30内部の負圧を高めていき、ノズル孔32に形成されたメニスカスMを奥行き方向(図6の矢印P方向)へ引き込む。
また、ヘッド駆動制御部104は、ジャイロセンサ40により検出された角度θx、角度θy、および角度θzの値に応じて、記録ヘッド30から吐出されるインクの吐出速度を制御する。例えば、ヘッド駆動制御部104が角度θx、角度θy、角度θzに基づいて記録ヘッド30の傾きに応じてインクの吐出速度を高める場合について説明する。
図7は、立体形状の記録対象物の記録面に連続して画像を記録する状態を示す図である。図7に示すように、記録対象物10の記録面11の水平面である上面11aに画像を記録する場合、インクが重力と同一方向へ飛翔するために曲がりは発生しない。
一方、記録対象物10の記録面11の角部11cを曲がり斜面11bに画像を記録する場合、インクの飛翔方向が重力方向に対して斜め方向となるため、インクの飛翔方向が重力方向へ曲がってしまう。そうすると、記録対象物10の記録面11の角部11cにインクが吐出されていない範囲(インクが届かない範囲)ができてしまい、記録された画像に不連続が生じてしまう。
それを防止するために、ヘッド駆動制御部104は、インクの吐出速度を高める制御を行うことで対応できるが、インクにかけるエネルギーが大きくなり、サテライトやミストの発生量も多くなるため、記録速度(印刷速度)はなるべく低く抑えることが望ましい。そこで、ジャイロセンサ40により検出された角度θx、角度θy、角度θzの値に基づき重力方向(鉛直方向)に対して傾きが生じた場合、ヘッド駆動制御部104は、その傾きに応じて吐出速度を高める制御を行う。また、ヘッド駆動制御部104は、角度θx、角度θy、角度θzの変化量に応じて、記録ヘッド30の移動速度を遅くする制御を行うことで、画像の不連続を最小限に抑える。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置で行う画像の記録動作について説明する。図8は、実施の形態にかかる画像形成装置における記録動作の説明図である。
本実施の形態の画像形成装置による画像の記録手順としては、まず、ロボットティーチングにて、アーム制御部102は、アーム型ロボット20を制御して記録ヘッド30をTP1〜TPnまで順次移動させ、n点の座標を記録する。また、ヘッド駆動制御部104は、ノズル孔32に形成されたメニスカスを奥行き方向へ引き込ませるため、記録ヘッド30内部の負圧を高める制御を行う。
次に、アーム制御部102は、アーム型ロボット20をTP1、TP2、…TPnの順に移動させながら、ヘッド駆動制御部104は、記録ヘッド30のノズル孔32からインクを吐出させ記録対象物10へ画像を記録する。
アーム型ロボット20を移動させる際には、アーム制御部102は、測距センサ70、80、90により測定された距離に基づいて、ノズル面31と記録対象物10の記録面との距離を一定に保持するようアーム型ロボット20を制御する。そして、アーム制御部102は、ノズル面31と記録対象物10の記録面とが平行になるよう平行度を一定に保持するようアーム型ロボット20を制御および補間しながら移動させる。
そして、記録ヘッド30からインクを吐出して画像を記録する際、ヘッド駆動制御部104は、ジャイロセンサ40により検出された角度θx、角度θy、角度θzの値に基づいて、重力方向(鉛直方向)に対する傾きに応じて吐出速度を高める制御を行う。また、ヘッド駆動制御部104は、角度θx、角度θy、角度θzの変化量に応じて、記録ヘッド30の移動速度を遅くする制御を行う。
このように、実施の形態にかかる画像形成装置は、測距センサ70、80、90により測定された記録ヘッド30のノズル面31から記録対象物10の記録面までの距離に基づいて、ノズル面31と記録面との距離を一定に保持するとともに、ノズル面31と記録面との平行度を一定に保持する。これにより、記録対象物10の記録面と記録ヘッド30との距離を一定に保つことができ、記録対象物10への記録画像の品質を向上させることができる。
また、実施の形態にかかる画像形成装置は、3つの測距センサ70、80、90により検出された距離から記録対象物10の記録面に対するノズル面31の傾きを把握でき、その傾きを補正することでノズル面31と記録対象物10の記録面を平行に保つことができ、記録対象物10への記録画像の品質を向上させることができる。
さらに、実施の形態にかかる画像形成装置は、ジャイロセンサ40により検出された角度θx、角度θy、および角度θzの値に基づいて、記録ヘッド30の液室内のインクへの圧力を制御し、記録ヘッド30から吐出されるインクの吐出速度を制御する。これにより、立体形状の記録対象物10の記録面に画像を記録する場合、記録ヘッド30が傾くことで生じるメニスカスの破壊を防止できる。また、記録ヘッド30の傾き量を算出し、その傾き量に応じて吐出するインクの吐出速度を制御することで、インクの着弾位置のズレを抑えて、画像の不連続を最小限に抑えることができる。
さらに、記録中の記録ヘッド30のメンテナンスを行なうことができ、記録対象物10への記録画像の品質を向上させることができる。
(実施の形態の変形例1)
実施の形態にかかる画像形成装置は、記録ヘッド30が取り付けられたアーム型ロボット20を備えた構成となっていた。これに対し、変形例1にかかる画像形成装置では、複数の記録ヘッドを付け替え可能なアーム型ロボットを備えた構成となっている。
図9は、実施の形態の変形例1にかかる画像形成装置の構成図である。本変形例の画像形成装置は、アーム型ロボット20と、記録ヘッド34、35、36と、ジャイロセンサ40と、チャッキング52と、メンテナンスステーション62と、測距センサ70、80、90と、を主に備えており、記録対象物10に画像を記録する。ここで、アーム型ロボット20、ジャイロセンサ40、測距センサ70、80、90の構成は実施の形態と同様である。
図9に示すように、本変形例の画像形成装置は、複数の記録ヘッド34、35、36を備えた構成となっている。なお、ここでは、3つの記録ヘッドを備えた構成となっているが、2つ若しくは4つ以上の記録ヘッドを備えた構成としてもよい。
チャッキング52は、実施の形態と同様に、アーム型ロボット20のアーム21の先端付近に取り付けられており、記録ヘッド34、35、36をチャックして搬送し、記録対象物10に対して移動させる。さらに、チャッキング52は、記録ヘッドを付け替え可能となっている。
メンテナンスステーション62は、実施の形態と同様の機能を有し、さらに、複数の記録ヘッドを載置することが可能となっている。図9では、記録ヘッド34が取り付けられ、画像の記録に使用されておらずアーム型ロボット20に取り付けられていない記録ヘッド35、36は、メンテナンスステーション62に載置されてメンテナンスが行われる。例えば、記録ヘッド35、36は、ノズルの乾燥を防止するため保湿しながら待機状態となる。
このように、実施の形態の変形例1にかかる画像形成装置は、複数の記録ヘッド34、35、36を備え、それらの付け替えを可能とすることで、例えば、特色インクによる印刷や後塗り印刷を行なう場合でも容易に対応することができる。また、本変形例では、画像の記録に使用していない記録ヘッド(実施の形態の変形例1では記録ヘッド35、36)のノズルの乾燥を防ぐために、メンテナスステーション62に載置されてノズルを保湿しながら待機させる。これにより、使用していない記録ヘッドのメンテナンス回数を減らせるとともに、メンテナンスに使用する廃インクを減少させることができる。
(実施の形態の変形例2)
実施の形態にかかる画像形成装置は、記録ヘッド30が取り付けられたアーム型ロボット20を備えた構成となっていた。これに対し、変形例2にかかる画像形成装置では、複数の記録ヘッドを取り付け可能なアーム型ロボットを備えた構成となっている。
図10は、実施の形態の変形例2にかかる画像形成装置の構成図である。本変形例の画像形成装置は、アーム型ロボット20と、記録ヘッド37、38、39と、ジャイロセンサ40と、チャッキング54と、メンテナンスステーション62と、測距センサ70、80、90と、を主に備えており、記録対象物10に画像を記録する。ここで、アーム型ロボット20、ジャイロセンサ40、測距センサ70、80、90の構成は実施の形態と同様である。また、メンテナンスステーション62の構成は、変形例1と同様である。
図10に示すように、本変形例の画像形成装置は、複数の記録ヘッド37、38、39を備えた構成となっている。なお、ここでは、3つの記録ヘッドを備えた構成となっているが、2つ若しくは4つ以上の記録ヘッドを備えた構成としてもよい。
チャッキング54は、実施の形態と同様に、アーム型ロボット20のアーム21の先端付近に取り付けられており、記録ヘッド37、38、39をチャックして搬送し、記録対象物10に対して移動させる。さらに、チャッキング54は、複数の記録ヘッドを同時に取り付けることが可能となっている。
図10では、記録ヘッド37、38が取り付けられ、画像の記録に使用されていない記録ヘッド39は、メンテナンスステーション62に載置されてメンテナンスが行われる。なお、ここでは、2つの記録ヘッドを同時に取り付けた構成となっているが、3つ以上の記録ヘッドを取り付け可能な構成としてもよい。
このように、実施の形態の変形例2にかかる画像形成装置は、複数の記録ヘッド37、38を同時に取り付けられるため、記録ヘッドを付け替える交換時間を短縮でき、画像の記録時間(印刷時間)を短縮することができる。
10 記録対象物
11 記録面
20 アーム型ロボット
21、22 アーム
23 ベース
30、34、35、36、37、38、39 記録ヘッド
31 ノズル面
32 ノズル孔
40 ジャイロセンサ
50、52、54 チャッキング
60、62 メンテナンスステーション
70、80、90 測距センサ
102 アーム制御部
104 ヘッド駆動制御部
特開2009−214040号公報

Claims (7)

  1. 液滴を吐出する複数のノズル孔を有する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが取り付けられ、立体形状の記録対象物に対して前記記録ヘッドを移動させる搬送装置と、
    前記記録ヘッドのノズル面から前記記録対象物の記録面までの距離を測定する測距部と、
    前記記録対象物の前記記録面に液滴を吐出して記録する際に、測定された距離に基づいて、前記記録ヘッドの前記ノズル面と前記記録対象物の前記記録面との距離を一定に保持するよう前記搬送装置を制御する第1の制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記測距部は、少なくとも3つ備えられ、前記記録ヘッドの前記複数のノズル孔から算出される仮想中心点が、全ての前記測距部の中心点を線で結んで囲まれた範囲内に位置するよう配置され、
    前記第1の制御部は、全ての前記測距部により測定された距離に基づいて、前記記録ヘッドの前記ノズル面と前記記録対象物の前記記録面との平行度を一定に保持するよう前記搬送装置を制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録ヘッドにおけるx軸回りの角度θxと、y軸回りの角度θyと、z軸回りの角度θzとを検出する角速度検出部と、
    検出された角度θx、角度θy、および角度θzの値に応じて、前記記録ヘッドの液室内の液滴への圧力を制御する第2の制御部と、をさらに備える請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の制御部は、さらに、検出された角度θx、角度θy、および角度θzの値に応じて、前記記録ヘッドから吐出される液滴の吐出速度を制御する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記録ヘッドのメンテナンスを行なうメンテナンス装置をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送装置は、前記記録ヘッドを付け替え可能であって、
    前記記録ヘッドは、複数備えられており、前記搬送装置に取り付けられていない場合、前記メンテナンス装置によりメンテナンスが行われる、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録ヘッドは、複数備えられ、
    前記搬送装置は、複数の前記記録ヘッドを取り付け可能である、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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