JP2016170190A - 光学表示装置 - Google Patents
光学表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016170190A JP2016170190A JP2015048017A JP2015048017A JP2016170190A JP 2016170190 A JP2016170190 A JP 2016170190A JP 2015048017 A JP2015048017 A JP 2015048017A JP 2015048017 A JP2015048017 A JP 2015048017A JP 2016170190 A JP2016170190 A JP 2016170190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- visible light
- mask
- types
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
【課題】バックライトで意匠パターンだけが浮かび上がるのではなく、同時にその背景もバックライトで発光させることが可能な光学表示装置を提供すること。【解決手段】意匠パターンP1及びP2が中抜きされたマスク領域が形成された透過特性の異なるマスク層の背面に背景光源と、2つの意匠パターン用光源とを配置したディスプレイ10において、背景光源の照射状態で意匠パターン用光源から背景光源とは異なる波長領域の可視光を照射してマスク領域でカットすることで意匠パターンP1や意匠パターンP2を目視可能とする。これによって、意匠パターンだけでなくその背景も同時に発光させることとなるため、光学表示装置全体として目視されやすくなり、その存在感が高くなると同時に意匠パターンも背景の発光とは異なるコントラストで表示できることとなる。【選択図】図1
Description
本発明は背後から光を照射することで文字、記号あるいは図形等からなる意匠パターンの表示を行う光学表示装置に関するものである。
従来から例えば携帯電話、パソコンあるいはPDA(Personal Digital Assistants)のような電子機器、家電製品等の電化製品の表示部又は表示スイッチ又はディスプレイ又は案内プレート等に文字、記号あるいは図形等からなる意匠パターンの表示を行う光学表示装置が使用されている。このような光学表示装置として様々な表示手法が採用されている。例えば、特許文献1のようなバックライトの光で意匠パターンを浮かび上がらせる光学表示装置がある。この特許文献1の光学表示装置では第1及び第2のLED13,14のいずれかを点灯させることで第1及び第2のマスク層17,18のいずれかの意匠パターンを浮かび上がらせるというものである。つまり、第1及び第2のLED13,14の点灯制御をすることで異なる種類の意匠パターンを表示させることができることとなる。
しかしながら、特許文献1の光学表示装置では第1及び第2のLED13,14のいずれも点灯させていなければ意匠的には暗い画面が表示されるだけであり、また第1及び第2のいずれかのLED13,14を点灯させたとしても意匠パターンの背景、つまり浮かび上がる部分以外の領域は暗い状態のままである。つまり、意匠パターン自体は浮かび上がって表示されるものの背景は暗いままなので意匠的なインパクトに欠け、例えば光学表示装置の背景を含んだ全体形状に特徴があったとしても背景は発光しないわけであるから取り立ててめだつわけではない。そのため、意匠パターン以外の背景も発光させて浮かび上がらせるような光学表示装置が望まれていた。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、バックライトで意匠パターンだけが浮かび上がるのではなく、同時にその背景もバックライトで発光させることが可能な光学表示装置を提供することである。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、バックライトで意匠パターンだけが浮かび上がるのではなく、同時にその背景もバックライトで発光させることが可能な光学表示装置を提供することである。
上記課題を解決するための第1の手段として、文字、記号あるいは図形等からなる意匠パターンがネガあるいはポジのいずれかの関係となるように中抜きされたマスク領域が形成されたマスク層と、前記マスク層の背面に配置され1又は複数種類の第1の波長領域の可視光を照射する背景光源と、前記マスク層の背面に配置され前記第1の波長領域の可視光とは異なる1又は複数種類の第2の波長領域の可視光を照射する意匠パターン用光源とを備え 前記マスク層は前記背景光源からの前記第1の波長領域の可視光を前記マスク層の全面からの目視において背景となるように前記マスク領域及び前記マスク領域以外の両方の領域において透過させ、前記背景光源の照射状態で前記意匠パターン用光源から照射される第2の波長領域の可視光を前記マスク領域でカットすることで前記意匠パターンを目視可能としたことをその要旨とする。
また、第2の手段として、前記マスク層はそれぞれ異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光をカットする複数種類のマスク領域を有し、前記意匠パターン用光源は異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光を個別に照射して前記各マスク領域に応じた個別の意匠パターンを表示させるようにしたことをその要旨とする。
また、第2の手段として、前記マスク層はそれぞれ異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光をカットする複数種類のマスク領域を有し、前記意匠パターン用光源は異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光を個別に照射して前記各マスク領域に応じた個別の意匠パターンを表示させるようにしたことをその要旨とする。
また、第3の手段として、前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時となるように前記背景光源を制御して照射させることをその要旨とする。
また、第4の手段として、前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時とならないように前記背景光源を制御して照射させることをその要旨とする。
また、第5の手段として、前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングを変更することで合成される背景光を変更するように前記背景光源を制御することをその要旨とする。
また、第6の手段として、前記マスク層は複数種類のマスク領域を有し、複数種類の前記マスク領域は単一の透明基板に形成されることをその要旨とする。
また、第7の手段として、前記マスク層は複数種類のマスク領域を有し、複数種類の前記マスク領域はそれぞれ異なる透明基板に形成されることをその要旨とする。
また、第8の手段として、前記意匠パターン用光源の複数の第2の波長領域の可視光は2種類であって波長特性において前記背景光源の照射する1つの前記第1の波長領域の可視光を挟んでそれよりも波長の長い領域と短い領域にそれぞれ属する光であることをその要旨とする。
また、第9の手段として、前記背景光源の照射する前記第1の波長領域の可視光は緑色の波長領域の光であることをその要旨とする。
また、第10の手段として、前記意匠パターン用光源の照射する複数種類の前記第2の波長領域の可視光は赤及び青色の光となる波長領域であることをその要旨とする。
また、第11の手段として、前記マスク層の前面には前記第1及び第2の波長領域の可視光を透過するハーフミラー層を配置したことをその要旨とする。
また、第4の手段として、前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時とならないように前記背景光源を制御して照射させることをその要旨とする。
また、第5の手段として、前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングを変更することで合成される背景光を変更するように前記背景光源を制御することをその要旨とする。
また、第6の手段として、前記マスク層は複数種類のマスク領域を有し、複数種類の前記マスク領域は単一の透明基板に形成されることをその要旨とする。
また、第7の手段として、前記マスク層は複数種類のマスク領域を有し、複数種類の前記マスク領域はそれぞれ異なる透明基板に形成されることをその要旨とする。
また、第8の手段として、前記意匠パターン用光源の複数の第2の波長領域の可視光は2種類であって波長特性において前記背景光源の照射する1つの前記第1の波長領域の可視光を挟んでそれよりも波長の長い領域と短い領域にそれぞれ属する光であることをその要旨とする。
また、第9の手段として、前記背景光源の照射する前記第1の波長領域の可視光は緑色の波長領域の光であることをその要旨とする。
また、第10の手段として、前記意匠パターン用光源の照射する複数種類の前記第2の波長領域の可視光は赤及び青色の光となる波長領域であることをその要旨とする。
また、第11の手段として、前記マスク層の前面には前記第1及び第2の波長領域の可視光を透過するハーフミラー層を配置したことをその要旨とする。
このような構成の光学表示装置では、背景光源からの第1の波長領域の可視光の照射をマスク層においてマスク領域とマスク領域以外の領域の両方の領域で透過させることができ、その状態で意匠パターン用光源からの第2の波長領域の可視光を照射にさせた場合には第2の波長領域の可視光はマスク領域でカットされるため意匠パターンが第2の波長領域の可視光として目視できるようになる。このように、意匠パターンだけでなくその背景も同時に発光させることとなるため、光学表示装置全体として目視されやすくなり、その存在感が高くなると同時に意匠パターンも背景の発光とは異なるコントラストで表示できることとなり、背景の発光がない場合に比べてより目立ちやすくなる。
上記において、第1の波長領域(と第2の波長領域)の可視光とは、波長の一部領域を占め所定の強度で照射される可視光であり、その光で例えば赤、緑、青、黄色等々独自の色相が特定できる光である。例えば、LED光のように鐘形曲線を描く明確なピークを有する光であっても、明確なピークを持たない蛍光のような光であってもよい。
また、第1の波長領域の可視光という場合にある1つの波長領域の可視光だけをいうのではなく、複数種類の異なる波長領域の可視光もここでは第1の波長領域の可視光となりうる。同様に第2の波長領域の可視光も1つだけではなく複数種類存在することがある。そのため、第1の波長領域の可視光を照射する背景光源も第2の波長領域の可視光を照射する意匠パターン用光源も必ずしも1種類の光源だけで構成されるだけではなく、例えば波長の異なる複数種類の光源を背景光源とする場合もありうる。そのため、例えば、表示の変わる意匠パターン部分と表示の変わらない背景の意匠パターン部分を仕切り板で分割して照光することなく背景の意匠を白色発光させて図柄をフルカラー色で描くことも可能となり、より自由度の高い意匠表示を行うことができる。
また、マスク層はマスク領域とマスク領域以外の領域を備え、例えば透明基板に第1の波長領域の可視光は透過し第2の波長領域の可視光はカットするマスク領域を塗布、蒸着、浸漬等の手法で形成させるようにすることができる。また、マスク領域は第2の波長領域の可視光のすべてをカットしなくともよい。また、第1の波長領域の可視光のすべてを透過しなくともよい。
また、第1の波長領域の可視光という場合にある1つの波長領域の可視光だけをいうのではなく、複数種類の異なる波長領域の可視光もここでは第1の波長領域の可視光となりうる。同様に第2の波長領域の可視光も1つだけではなく複数種類存在することがある。そのため、第1の波長領域の可視光を照射する背景光源も第2の波長領域の可視光を照射する意匠パターン用光源も必ずしも1種類の光源だけで構成されるだけではなく、例えば波長の異なる複数種類の光源を背景光源とする場合もありうる。そのため、例えば、表示の変わる意匠パターン部分と表示の変わらない背景の意匠パターン部分を仕切り板で分割して照光することなく背景の意匠を白色発光させて図柄をフルカラー色で描くことも可能となり、より自由度の高い意匠表示を行うことができる。
また、マスク層はマスク領域とマスク領域以外の領域を備え、例えば透明基板に第1の波長領域の可視光は透過し第2の波長領域の可視光はカットするマスク領域を塗布、蒸着、浸漬等の手法で形成させるようにすることができる。また、マスク領域は第2の波長領域の可視光のすべてをカットしなくともよい。また、第1の波長領域の可視光のすべてを透過しなくともよい。
また、上記のようにマスク層をそれぞれ異なる波長領域の第2の波長領域の可視光をカットする複数種類のマスク領域を有するようにし、意匠パターン用光源を異なる波長領域の第2の波長領域の可視光を個別に照射してマスク領域に応じた個別の意匠パターンを表示させるようにすることで、複数種類のマスク領域の意匠パターンを個別に表示させることができる。これは、第2の波長領域の可視光が複数種類あり、同様にそれら第2の波長領域の可視光に対応するマスク領域も複数種類ある場合に可能である。但し、個別ではなく同時に複数の意匠パターンを混交させて表示させるようにすること(つまり表示の組み合わせ)も可能である。
ここに「第2の波長領域の可視光を個別に照射」とは、例えば第2の波長領域の可視光を照射する複数種類の光源を光源毎に発光させるような場合である。
ここに「第2の波長領域の可視光を個別に照射」とは、例えば第2の波長領域の可視光を照射する複数種類の光源を光源毎に発光させるような場合である。
第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時となるように背景光源を制御して照射させることがよい。これによって複数種類の第1の波長領域の可視光を合成した背景光を得ることができるため、波長領域によって様々な背景光を創出することができる。
一方、第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時とならないように背景光源を制御して照射させるようにしてもよい。これによって複数種類の第1の波長領域の可視光を背景光とすることができ、所望の背景光を選択することができるからである。
また、第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングを変更することで合成される背景光を変更するように背景光源を制御するようにしてもよい。このような構成とすれば、様々なパターンの背景光を創出することができ、意匠的な効果の極めて高い光学表示装置を提供することができる。
一方、第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時とならないように背景光源を制御して照射させるようにしてもよい。これによって複数種類の第1の波長領域の可視光を背景光とすることができ、所望の背景光を選択することができるからである。
また、第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングを変更することで合成される背景光を変更するように背景光源を制御するようにしてもよい。このような構成とすれば、様々なパターンの背景光を創出することができ、意匠的な効果の極めて高い光学表示装置を提供することができる。
また、マスク層がそれぞれ異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光をカットする複数種類のマスク領域を有している場合においては、それら複数種類のマスク領域は単一の透明基板に形成させるようにしてもよく、別個の透明基板に形成させてそれら透明基板を重複状に配置させるようにしてもよい。
また、意匠パターン用光源の複数の第2の波長領域の可視光が2種類である場合には、それらは波長特性において背景光源の照射する1つの前記第1の波長領域の可視光を挟んでそれよりも波長の長い領域と短い領域にそれぞれ属することがよい。
このように構成すれば合計3種類の波長領域の可視光のみで光学表示装置を構成することができ、装置の低コスト化に貢献する。かつこのような構成であれば意匠パターン用光源は離間した波長となるため、対応するマスク層の2種類のマスク領域の光学特性もあまり接近させないようにすることができるため、マスク領域を構成する材料の選択の裕度が大きくなる。
例えば、背景光源が照射する前記第1の波長領域の可視光は緑色となる波長領域の光、すなわち520〜540nm程度の波長の光であることがよい。緑色は可視域のちょうど中央位置付近にあるためこれを背景光とした場合に意匠パターン用光源と対応するマスク領域を構成する材料が選択しやすくなるからである。意匠パターン用光源としては、例えば赤及び青色の光となる波長領域がよい。赤は620〜700nm程度の波長の光であり、青は440〜490nm程度の波長の光である。
また、意匠パターン用光源の複数の第2の波長領域の可視光が2種類である場合には、それらは波長特性において背景光源の照射する1つの前記第1の波長領域の可視光を挟んでそれよりも波長の長い領域と短い領域にそれぞれ属することがよい。
このように構成すれば合計3種類の波長領域の可視光のみで光学表示装置を構成することができ、装置の低コスト化に貢献する。かつこのような構成であれば意匠パターン用光源は離間した波長となるため、対応するマスク層の2種類のマスク領域の光学特性もあまり接近させないようにすることができるため、マスク領域を構成する材料の選択の裕度が大きくなる。
例えば、背景光源が照射する前記第1の波長領域の可視光は緑色となる波長領域の光、すなわち520〜540nm程度の波長の光であることがよい。緑色は可視域のちょうど中央位置付近にあるためこれを背景光とした場合に意匠パターン用光源と対応するマスク領域を構成する材料が選択しやすくなるからである。意匠パターン用光源としては、例えば赤及び青色の光となる波長領域がよい。赤は620〜700nm程度の波長の光であり、青は440〜490nm程度の波長の光である。
マスク層の前面には第1及び第2の波長領域の可視光を透過するハーフミラー層を配置することがよい。これによって太陽光や照明のある室内等で外光によってマスク層の意匠パターンが目視されることが防止できる。このハーフミラー層は反射率として10〜90%の範囲であり、透過率も10〜90%の範囲であればよい。
マスク層やハーフミラー層を形成させる際に透明基板を使用する場合において、その素材としては特に限定されるものではなく、例えばガラス、ポリカーボネート、ポリメチルメタクレート及びその共重合体、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル、ABS樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、NBR樹脂、AS樹脂等が一例として挙げられる。
本発明は例えば、携帯電話、パソコンあるいはPDA(Personal Digital Assistants)のような電子機器、家電製品等の電化製品の表示部又はディスプレイ又は案内プレート等の表示画面として応用することが可能である。
本発明は例えば、携帯電話、パソコンあるいはPDA(Personal Digital Assistants)のような電子機器、家電製品等の電化製品の表示部又はディスプレイ又は案内プレート等の表示画面として応用することが可能である。
上記各請求項の発明では、意匠パターンだけでなくその背景も同時に発光させることとなるため、光学表示装置全体として目視されやすくなり、その存在感が高くなると同時に意匠パターンも背景の発光とは異なるコントラストで表示できることとなり、背景の発光がない場合に比べてより目立ちやすくなる。
以下、本発明の光学表示装置の実施の形態について図面に従って説明をする。
(実施の形態1)
図1(a)〜(c)及び図2に示すように、光学表示装置としてのディスプレイ10は周囲と背後を包囲するフレーム11とフレーム11の前面に配置される透明アクリル製の保護プレート12から筐体13が構成されている。光学表示装置としての表示部ユニット15は筐体13内に収容されている。
図2及び図3に基づいて表示部ユニット15について詳しく説明する。光学表示装置ユニット15は光学膜層としてハーフミラー層16、第1のマスク層17及び第2のマスク層18を備えている。前面側からハーフミラー層16、第1のマスク層17及び第2のマスク層18の順に配置され、第2のマスク層18の背後には表面実装型LED基板19が配置されている。図3に示すように表面実装型LED基板19の表面にはLED20〜22が配設されている。本実施の形態1ではハーフミラー層16は蒸着処理によって、第1及び第2のマスク層17、18は塗布によってそれぞれポリカーボネート製の長方形の平面形状の肉薄の透明プレートに成膜されている。各透明プレートは互いに密着状態で重複状に配置されている。本実施の形態ではこれら3枚の透明プレートによって表示部23が構成される。尚、図3ではLED20〜22は3種類各1つずつが図示されているが、これは図3においてハーフミラー層16、第1のマスク層17及び第2のマスク層18の光学特性を説明するために簡略化して示しているためであり、実際にはLED20〜22は表示部23の表面全域を均一に照射するために表面実装型LED基板19の表面に均等な間隔を保って同数の多数のLED20〜22から構成されている。また、図3では透明プレートの存在は無視して蒸着膜及び塗布膜だけの存在で光学特性を説明している。
筐体13内にはコントローラ25が配設されている。コントローラ25は表面実装型LED基板19と接続されている。コントローラ25はCPUやメモリやタイマー等から構成されプログラムに従ってLED20〜22の点灯制御を行う。
(実施の形態1)
図1(a)〜(c)及び図2に示すように、光学表示装置としてのディスプレイ10は周囲と背後を包囲するフレーム11とフレーム11の前面に配置される透明アクリル製の保護プレート12から筐体13が構成されている。光学表示装置としての表示部ユニット15は筐体13内に収容されている。
図2及び図3に基づいて表示部ユニット15について詳しく説明する。光学表示装置ユニット15は光学膜層としてハーフミラー層16、第1のマスク層17及び第2のマスク層18を備えている。前面側からハーフミラー層16、第1のマスク層17及び第2のマスク層18の順に配置され、第2のマスク層18の背後には表面実装型LED基板19が配置されている。図3に示すように表面実装型LED基板19の表面にはLED20〜22が配設されている。本実施の形態1ではハーフミラー層16は蒸着処理によって、第1及び第2のマスク層17、18は塗布によってそれぞれポリカーボネート製の長方形の平面形状の肉薄の透明プレートに成膜されている。各透明プレートは互いに密着状態で重複状に配置されている。本実施の形態ではこれら3枚の透明プレートによって表示部23が構成される。尚、図3ではLED20〜22は3種類各1つずつが図示されているが、これは図3においてハーフミラー層16、第1のマスク層17及び第2のマスク層18の光学特性を説明するために簡略化して示しているためであり、実際にはLED20〜22は表示部23の表面全域を均一に照射するために表面実装型LED基板19の表面に均等な間隔を保って同数の多数のLED20〜22から構成されている。また、図3では透明プレートの存在は無視して蒸着膜及び塗布膜だけの存在で光学特性を説明している。
筐体13内にはコントローラ25が配設されている。コントローラ25は表面実装型LED基板19と接続されている。コントローラ25はCPUやメモリやタイマー等から構成されプログラムに従ってLED20〜22の点灯制御を行う。
ハーフミラー層16は表示部23全域に及ぶ鏡面層として形成されており、表1のような反射及び透過特性を示している。このような反射特性であると日中においては可視光をすべて反射して鏡面となる。また、このような透過特性であると外光のほとんどない夜間にはLED20〜22からの照射光はすべての波長域で透過して目視可能となる。
第1のマスク層17として図1(b)に示す「空」の文字の意匠を 中抜きした意匠パターンP1が表2の1の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には緑色で目視される塗料)によって表示されている。第2のマスク層18として図1(c)に示す「満」の文字の意匠を中抜きした意匠パターンP2が表2の2の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には黄色で目視される塗料)によって表示されている。
第1のマスク層17の透過特性(表2の1の特性)としては青から緑にかけての波長領域(450〜550nm付近)において概ね60〜85%程度の透過率であり、第1のマスク層17は青から緑にかけての波長領域の光を透過させることになる。一方、第1のマスク層17は赤の波長領域(650〜700nm付近)において20〜30%程度の透過率であるため、赤色の光は第1のマスク層17を透過しにくくなっている。
一方、第2のマスク層18の透過特性(表2の2の特性)としては緑から赤にかけての波長領域(500〜650nm付近)において概ね50〜85%程度の透過率であり、第2のマスク層18は緑から赤にかけての波長領域の光を透過させることになる。一方、第2のマスク層18は青の波長領域(440〜490nm付近)において0〜20%程度の透過率であるため、青色の光は第2のマスク層18を透過しにくくなっている。
LED20〜22の光学特性は表3の通りである。背景光源となるLED20は左右対称の鐘形曲線形状で520nm付近にピークのある概ね450〜600nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED20は肉眼で緑色の発光を呈することとなる。意匠パターン用光源となるLED21は左右対称の鐘形曲線形状の470nm付近にピークのある概ね420〜520nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED21は肉眼で青色の発光を呈することとなる。意匠パターン用光源となるLED22は左右対称の鐘形曲線形状の640nm付近にピークのある概ね530〜670nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED22は肉眼で赤色の発光を呈することとなる。
第1のマスク層17として図1(b)に示す「空」の文字の意匠を 中抜きした意匠パターンP1が表2の1の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には緑色で目視される塗料)によって表示されている。第2のマスク層18として図1(c)に示す「満」の文字の意匠を中抜きした意匠パターンP2が表2の2の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には黄色で目視される塗料)によって表示されている。
第1のマスク層17の透過特性(表2の1の特性)としては青から緑にかけての波長領域(450〜550nm付近)において概ね60〜85%程度の透過率であり、第1のマスク層17は青から緑にかけての波長領域の光を透過させることになる。一方、第1のマスク層17は赤の波長領域(650〜700nm付近)において20〜30%程度の透過率であるため、赤色の光は第1のマスク層17を透過しにくくなっている。
一方、第2のマスク層18の透過特性(表2の2の特性)としては緑から赤にかけての波長領域(500〜650nm付近)において概ね50〜85%程度の透過率であり、第2のマスク層18は緑から赤にかけての波長領域の光を透過させることになる。一方、第2のマスク層18は青の波長領域(440〜490nm付近)において0〜20%程度の透過率であるため、青色の光は第2のマスク層18を透過しにくくなっている。
LED20〜22の光学特性は表3の通りである。背景光源となるLED20は左右対称の鐘形曲線形状で520nm付近にピークのある概ね450〜600nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED20は肉眼で緑色の発光を呈することとなる。意匠パターン用光源となるLED21は左右対称の鐘形曲線形状の470nm付近にピークのある概ね420〜520nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED21は肉眼で青色の発光を呈することとなる。意匠パターン用光源となるLED22は左右対称の鐘形曲線形状の640nm付近にピークのある概ね530〜670nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED22は肉眼で赤色の発光を呈することとなる。
次にこのような構成の表示部ユニット15を有するディスプレイ10について、コントローラ25によってLED20〜22の点灯制御をした場合の作用について図3に基づいて説明する。
ディスプレイ10は表示状態においては、常時コントローラ25によってLED20が点灯させられることとなる。LED20のみが点灯させられている状態では図3に示すように緑色の光は第2のマスク層18、第1のマスク層17、ハーフミラー層16を順に透過することとなり表示部23全域において前面側から緑色の光が目視されることとなる(図1(a)の状態)。このように背景光が常時目視できる状態において、コントローラ25は所定の時間(例えば2秒)経過後にLED21を点灯させる。LED21の青色の光は第2のマスク層18に遮蔽されて中抜けの部分のみを青色の光が透過する。この中抜けの部分が意匠パターンP2となる。意匠パターンP2を構成する青色の光は第1のマスク層17では透過特性が高いため第1のマスク層17のあるなしに関わらずそのまま透過し、更にハーフミラー層16を透過して前面側から目視されることとなる(図1(c)の状態)。この時、青色の光と背景の緑色の光が交錯した部分は水色となって背景の緑色の光内に浮かび上がることとなる。
一方、コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)青色の光を点灯させた後消灯させ、所定の時間(例えば2秒)経過後にLED22を点灯させる。LED22の赤色の光はまず第2のマスク層18を透過するが、赤色の光は第2のマスク層18では透過特性が高いため第2のマスク層18のあるなしに関わらずそのまま透過する。次いで、LED22の赤色の光は第1のマスク層17に遮蔽されて中抜けの部分のみを赤色の光が透過する。この中抜けの部分が意匠パターンP1となる。意匠パターンP1を構成した赤色の光は更にハーフミラー層16を透過して前面側から目視されることとなる(図1(b)の状態)。この時、赤色の光と背景の緑色の光が交錯した部分は黄色となって背景の緑色の光内に浮かび上がることとなる。コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)赤色の光を点灯させた後消灯させ、再びLED21を点灯させる。
コントローラ25は2秒の緑色の背景光のみの状態を挟んでLED21とLED22の点灯操作を繰り返すことで2種類の表示を交互に行う制御を行う。また、コントローラ25は所定の時間(例えば12時間)このような制御を行った後に、所定の時間(例えば12時間)すべてのLED20〜22を消灯させる。その際には前方からはハーフミラー層16によって第1及び第2のマスク層17、18やLED20〜22は目視されない。そして、12時間経過後に再び点灯制御を開始する。
ディスプレイ10は表示状態においては、常時コントローラ25によってLED20が点灯させられることとなる。LED20のみが点灯させられている状態では図3に示すように緑色の光は第2のマスク層18、第1のマスク層17、ハーフミラー層16を順に透過することとなり表示部23全域において前面側から緑色の光が目視されることとなる(図1(a)の状態)。このように背景光が常時目視できる状態において、コントローラ25は所定の時間(例えば2秒)経過後にLED21を点灯させる。LED21の青色の光は第2のマスク層18に遮蔽されて中抜けの部分のみを青色の光が透過する。この中抜けの部分が意匠パターンP2となる。意匠パターンP2を構成する青色の光は第1のマスク層17では透過特性が高いため第1のマスク層17のあるなしに関わらずそのまま透過し、更にハーフミラー層16を透過して前面側から目視されることとなる(図1(c)の状態)。この時、青色の光と背景の緑色の光が交錯した部分は水色となって背景の緑色の光内に浮かび上がることとなる。
一方、コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)青色の光を点灯させた後消灯させ、所定の時間(例えば2秒)経過後にLED22を点灯させる。LED22の赤色の光はまず第2のマスク層18を透過するが、赤色の光は第2のマスク層18では透過特性が高いため第2のマスク層18のあるなしに関わらずそのまま透過する。次いで、LED22の赤色の光は第1のマスク層17に遮蔽されて中抜けの部分のみを赤色の光が透過する。この中抜けの部分が意匠パターンP1となる。意匠パターンP1を構成した赤色の光は更にハーフミラー層16を透過して前面側から目視されることとなる(図1(b)の状態)。この時、赤色の光と背景の緑色の光が交錯した部分は黄色となって背景の緑色の光内に浮かび上がることとなる。コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)赤色の光を点灯させた後消灯させ、再びLED21を点灯させる。
コントローラ25は2秒の緑色の背景光のみの状態を挟んでLED21とLED22の点灯操作を繰り返すことで2種類の表示を交互に行う制御を行う。また、コントローラ25は所定の時間(例えば12時間)このような制御を行った後に、所定の時間(例えば12時間)すべてのLED20〜22を消灯させる。その際には前方からはハーフミラー層16によって第1及び第2のマスク層17、18やLED20〜22は目視されない。そして、12時間経過後に再び点灯制御を開始する。
このような構成とすることで、実施の形態1のディスプレイ10では次のような効果が奏される。
(1)2つの意匠パターンP1、P2を交互に異なる光で目視させる際に常に緑色の背景光を点灯させておくことができ、ディスプレイ10の表示部23自体も意匠の一部とすることができるため、背景の発光がない場合に比べてディスプレイとしてより印象的となる。
(2)単に2つの意匠パターンP1、P2を交互に目視させるだけでなく、背景だけを点灯させておく時間帯もあり、背景も1つの意匠として目視できるため、ディスプレイ10としての演出効果が向上する。
(3)日中にLED20〜22を消灯させている際には表示部23表面はハーフミラー層16によって第1及び第2のマスク層17、18やLED20〜22は目視されずに外光によってミラーとなるため、消灯時でも意匠性に優れる。
(4)色弱者は主に黒背景に赤色(610nm以上の光)の点灯表示もしくは赤色点灯背景に黒文字は認識しづらいが、本実施例では背景が点灯することにより色弱者でも視認できる十分なコントラストを得ることができる。
(1)2つの意匠パターンP1、P2を交互に異なる光で目視させる際に常に緑色の背景光を点灯させておくことができ、ディスプレイ10の表示部23自体も意匠の一部とすることができるため、背景の発光がない場合に比べてディスプレイとしてより印象的となる。
(2)単に2つの意匠パターンP1、P2を交互に目視させるだけでなく、背景だけを点灯させておく時間帯もあり、背景も1つの意匠として目視できるため、ディスプレイ10としての演出効果が向上する。
(3)日中にLED20〜22を消灯させている際には表示部23表面はハーフミラー層16によって第1及び第2のマスク層17、18やLED20〜22は目視されずに外光によってミラーとなるため、消灯時でも意匠性に優れる。
(4)色弱者は主に黒背景に赤色(610nm以上の光)の点灯表示もしくは赤色点灯背景に黒文字は認識しづらいが、本実施例では背景が点灯することにより色弱者でも視認できる十分なコントラストを得ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では上記実施の形態1と同様の構成のディスプレイ10において、使用するLEDとマスク層の種類のみが異なる場合である。そのため、以下では実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では2種類のマスク層17、18を使用したが、実施の形態2では3種類のマスク層31〜33を使用する。
図5及び図6に示すように、実施の形態2では第1のマスク層31として図4(a)に示す数字の「1」の意匠と周囲を中抜きした意匠パターンP3が表4の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には薄い橙色で目視される塗料)によって表示されている。また、第2のマスク層32として図4(b)に示す数字の「2」の意匠と周囲を中抜きした意匠パターンP4が表5の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には薄い青緑色で目視される塗料)によって表示されている。また、第3のマスク層33として図4(c)に示す数字の「3」の意匠と周囲を中抜きした意匠パターンP5が表6の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には薄い水色で目視される塗料)によって表示されている。実施の形態1と同様に各マスク層31〜33は塗布によってそれぞれポリカーボネート製の長方形の平面形状の肉薄の透明プレートに成膜されている。各透明プレートは互いに密着状態で重複状に配置されている。本実施の形態ではこれら3枚の透明プレートと上記のハーフミラー層16用の透明プレートによって表示部34が構成される。
第1のマスク層31の透過特性としては青緑の波長領域(475〜525nm付近)においてほぼ透過率0%で、それ以外の可視光領域では98%程度の透過率であるため、第1のマスク層31は青緑色の光を特異的に透過させず、それ以外の可視光をすべて透過させることになる。第2のマスク層32の透過特性としては橙色の波長領域(575〜625nm付近)においてほぼ透過率0%で、それ以外の可視光領域では98%程度の透過率であるため、第2のマスク層32は橙色の光を特異的に透過させず、それ以外の可視光をすべて透過させることになる。第3のマスク層33の透過特性としては深い赤色の波長領域(675〜750nm付近)においてほぼ透過率0%で、それ以外の可視光領域では98%程度の透過率であるため、第3のマスク層33は深い赤色の光を特異的に透過させず、それ以外の可視光をすべて透過させることになる。尚、図6では透明プレートの存在は無視して蒸着膜及び塗布膜だけの存在で光学特性を説明している。
実施の形態2では上記実施の形態1と同様の構成のディスプレイ10において、使用するLEDとマスク層の種類のみが異なる場合である。そのため、以下では実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では2種類のマスク層17、18を使用したが、実施の形態2では3種類のマスク層31〜33を使用する。
図5及び図6に示すように、実施の形態2では第1のマスク層31として図4(a)に示す数字の「1」の意匠と周囲を中抜きした意匠パターンP3が表4の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には薄い橙色で目視される塗料)によって表示されている。また、第2のマスク層32として図4(b)に示す数字の「2」の意匠と周囲を中抜きした意匠パターンP4が表5の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には薄い青緑色で目視される塗料)によって表示されている。また、第3のマスク層33として図4(c)に示す数字の「3」の意匠と周囲を中抜きした意匠パターンP5が表6の透過特性を示す塗料(白色光を照射した場合には薄い水色で目視される塗料)によって表示されている。実施の形態1と同様に各マスク層31〜33は塗布によってそれぞれポリカーボネート製の長方形の平面形状の肉薄の透明プレートに成膜されている。各透明プレートは互いに密着状態で重複状に配置されている。本実施の形態ではこれら3枚の透明プレートと上記のハーフミラー層16用の透明プレートによって表示部34が構成される。
第1のマスク層31の透過特性としては青緑の波長領域(475〜525nm付近)においてほぼ透過率0%で、それ以外の可視光領域では98%程度の透過率であるため、第1のマスク層31は青緑色の光を特異的に透過させず、それ以外の可視光をすべて透過させることになる。第2のマスク層32の透過特性としては橙色の波長領域(575〜625nm付近)においてほぼ透過率0%で、それ以外の可視光領域では98%程度の透過率であるため、第2のマスク層32は橙色の光を特異的に透過させず、それ以外の可視光をすべて透過させることになる。第3のマスク層33の透過特性としては深い赤色の波長領域(675〜750nm付近)においてほぼ透過率0%で、それ以外の可視光領域では98%程度の透過率であるため、第3のマスク層33は深い赤色の光を特異的に透過させず、それ以外の可視光をすべて透過させることになる。尚、図6では透明プレートの存在は無視して蒸着膜及び塗布膜だけの存在で光学特性を説明している。
実施の形態1では3種類のLED20〜22を使用したが、実施の形態2では6種類のLED35〜40を使用する。実施の形態2ではLED35、37、39が背景光源であり、LED36、LED38、LED40が意匠パターン用光源である。
LED35〜40の光学特性は表7の通りである。LED35は左右対称の鐘形曲線形状で450nm付近にピークのある概ね400〜500nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED35は肉眼で青色の発光を呈することとなる。LED36は左右対称の鐘形曲線形状で500nm付近にピークのある概ね450〜550nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED36は肉眼で青緑色の発光を呈することとなる。LED37は左右対称の鐘形曲線形状で550nm付近にピークのある概ね500〜600nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED37は肉眼で緑色の発光を呈することとなる。LED38は左右対称の鐘形曲線形状で600nm付近にピークのある概ね550〜650nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED38は肉眼で黄色の発光を呈することとなる。LED39は左右対称の鐘形曲線形状で650nm付近にピークのある概ね600〜700nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED39は肉眼で赤色の発光を呈することとなる。LED40は左右対称の鐘形曲線形状で700nm付近にピークのある概ね650〜750nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED40は肉眼で深い赤色の発光を呈することとなる。
LED35〜40の光学特性は表7の通りである。LED35は左右対称の鐘形曲線形状で450nm付近にピークのある概ね400〜500nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED35は肉眼で青色の発光を呈することとなる。LED36は左右対称の鐘形曲線形状で500nm付近にピークのある概ね450〜550nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED36は肉眼で青緑色の発光を呈することとなる。LED37は左右対称の鐘形曲線形状で550nm付近にピークのある概ね500〜600nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED37は肉眼で緑色の発光を呈することとなる。LED38は左右対称の鐘形曲線形状で600nm付近にピークのある概ね550〜650nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED38は肉眼で黄色の発光を呈することとなる。LED39は左右対称の鐘形曲線形状で650nm付近にピークのある概ね600〜700nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED39は肉眼で赤色の発光を呈することとなる。LED40は左右対称の鐘形曲線形状で700nm付近にピークのある概ね650〜750nm程度の波長領域内の可視光である。このような光学特性ではLED40は肉眼で深い赤色の発光を呈することとなる。
次にこのような構成の表示部ユニット15を有するディスプレイ10について、コントローラ25によってLED35〜40の点灯制御をした場合の作用について図6に基づいて説明する。
ディスプレイ10は表示状態においては、コントローラ25によって3種類のLED35、37、39の少なくとも1つが点灯させられるような制御を行う。いくつもの制御パターンが考えられるがここでは、コントローラ25は所定の時間(例えば1分)毎にLED35のみ点灯→LED37のみ点灯→LED39のみ点灯→LED35、37、39を全灯→初めに戻る、を繰り返すように点灯制御するものとする。全灯の際には表示部34全域において前面側からこれらが混ざった白色光として目視されることとなる。
一方、コントローラ25はこのような背景光源となる3種類のLED35、37、39の点灯制御と同時にまず意匠パターン用光源としてのLED36を点灯させる。LED36の青緑色の光は第3のマスク層33と第2のマスク層32はそのまま透過する。そして、LED36の青緑色の光は第1のマスク層31に遮蔽されて中抜けの部分のみを青緑色の光が透過する。この青緑色の光はハーフミラー層16を透過して前面側から白色光を背景とする意匠パターンP3として目視されることとなる(図4(a)の状態)。
コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)LED36の青緑色光を点灯させた後にこれを消灯させ、同時に意匠パターン用光源としてのLED38を点灯させる。LED38の黄色の光は第1のマスク層31と第3のマスク層33ではそのまま透過し、第2のマスク層32のみで遮蔽されて中抜けの部分のみを黄色の光が透過する。この黄色の光はハーフミラー層16を透過して前面側から白色光を背景とする意匠パターンP4として目視されることとなる(図4(b)の状態)。
コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)LED38の黄色光を点灯させた後にこれを消灯させ、同時に意匠パターン用光源としてのLED40を点灯させる。LED40の深い赤色の光は第1のマスク層31と第2のマスク層32ではそのまま透過し、第3のマスク層33のみで遮蔽されて中抜けの部分のみを深い赤色の光が透過する。この深い赤色の光はハーフミラー層16を透過して前面側から白色光を背景とする意匠パターンP5として目視されることとなる(図4(c)の状態)。
コントローラ25は3種類のLED35、37、39の点灯制御(つまり常時少なくともLED35、37、39の1つが点灯されている状態)を行う際に同時に5秒毎にLED36、LED38、LED40を順に1つずつ点灯させて3種類の表示を順に行う制御を行う。また、コントローラ25は所定の時間(例えば12時間)このような制御を行った後に、所定の時間(例えば12時間)すべてのLED35〜40を消灯させる。その際には前方からはハーフミラー層16によって第1〜第3のマスク層33〜35やLED35〜40は目視されない。そして、12時間経過後に再び点灯制御を開始する。
ディスプレイ10は表示状態においては、コントローラ25によって3種類のLED35、37、39の少なくとも1つが点灯させられるような制御を行う。いくつもの制御パターンが考えられるがここでは、コントローラ25は所定の時間(例えば1分)毎にLED35のみ点灯→LED37のみ点灯→LED39のみ点灯→LED35、37、39を全灯→初めに戻る、を繰り返すように点灯制御するものとする。全灯の際には表示部34全域において前面側からこれらが混ざった白色光として目視されることとなる。
一方、コントローラ25はこのような背景光源となる3種類のLED35、37、39の点灯制御と同時にまず意匠パターン用光源としてのLED36を点灯させる。LED36の青緑色の光は第3のマスク層33と第2のマスク層32はそのまま透過する。そして、LED36の青緑色の光は第1のマスク層31に遮蔽されて中抜けの部分のみを青緑色の光が透過する。この青緑色の光はハーフミラー層16を透過して前面側から白色光を背景とする意匠パターンP3として目視されることとなる(図4(a)の状態)。
コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)LED36の青緑色光を点灯させた後にこれを消灯させ、同時に意匠パターン用光源としてのLED38を点灯させる。LED38の黄色の光は第1のマスク層31と第3のマスク層33ではそのまま透過し、第2のマスク層32のみで遮蔽されて中抜けの部分のみを黄色の光が透過する。この黄色の光はハーフミラー層16を透過して前面側から白色光を背景とする意匠パターンP4として目視されることとなる(図4(b)の状態)。
コントローラ25は所定の時間(例えば5秒)LED38の黄色光を点灯させた後にこれを消灯させ、同時に意匠パターン用光源としてのLED40を点灯させる。LED40の深い赤色の光は第1のマスク層31と第2のマスク層32ではそのまま透過し、第3のマスク層33のみで遮蔽されて中抜けの部分のみを深い赤色の光が透過する。この深い赤色の光はハーフミラー層16を透過して前面側から白色光を背景とする意匠パターンP5として目視されることとなる(図4(c)の状態)。
コントローラ25は3種類のLED35、37、39の点灯制御(つまり常時少なくともLED35、37、39の1つが点灯されている状態)を行う際に同時に5秒毎にLED36、LED38、LED40を順に1つずつ点灯させて3種類の表示を順に行う制御を行う。また、コントローラ25は所定の時間(例えば12時間)このような制御を行った後に、所定の時間(例えば12時間)すべてのLED35〜40を消灯させる。その際には前方からはハーフミラー層16によって第1〜第3のマスク層33〜35やLED35〜40は目視されない。そして、12時間経過後に再び点灯制御を開始する。
このような構成とすることで、実施の形態2のディスプレイ10では次のような効果が奏される。
(1)3つの意匠パターンP3〜P5を順に異なる光で目視させる際に常にある色の背景光を点灯させておくことができ、ディスプレイ10の表示部34自体も意匠の一部とすることができるため、背景の発光がない場合に比べてディスプレイとしてより印象的となる。
(2)背景に3種類のLED35、37、39を単独あるいは組み合わせて使用することで、これらを用いて背景光自体に変化を持たせることができるため、ディスプレイ10としての演出効果が非常に向上する。
(3)日中にLED35〜40を消灯させている際には表示部34表面はハーフミラー層16によって第1〜第3のマスク層33〜35やLED35〜40は目視されずに外光によってミラー面となるため、消灯時でも意匠性に優れる。
(1)3つの意匠パターンP3〜P5を順に異なる光で目視させる際に常にある色の背景光を点灯させておくことができ、ディスプレイ10の表示部34自体も意匠の一部とすることができるため、背景の発光がない場合に比べてディスプレイとしてより印象的となる。
(2)背景に3種類のLED35、37、39を単独あるいは組み合わせて使用することで、これらを用いて背景光自体に変化を持たせることができるため、ディスプレイ10としての演出効果が非常に向上する。
(3)日中にLED35〜40を消灯させている際には表示部34表面はハーフミラー層16によって第1〜第3のマスク層33〜35やLED35〜40は目視されずに外光によってミラー面となるため、消灯時でも意匠性に優れる。
尚、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記実施の形態1の第1のマスク層17と第2のマスク層18及び上記実施の形態2の第1〜第3のマスク層31〜33の層順は入れ替えてもよい。
・上記マスク層17、18、33〜35の特性は一例であって他の特性によってマスク層を構成するようにしてもよい。
・背景光源を点滅するように制御させてもよい。
・上記実施の形態では意匠パターンP1〜P5をポジで表現したがネガで表現するようにしてもよい。意匠パターンP1〜P5は一例である。
・上記実施の形態1では2つの意匠パターンP1、P2は表示させない時間帯を設けるようにしたが、例えばこれを表示させない時間帯を設けず連続的に交互に表示させるようにしてもよい。
・実施の形態2では背景光源としては3種類のLED35、37、39としたが、これに限られるものではなく背景光源として1〜5種類までで自由に組み合わせることが可能である。その場合において背景光源として使用しなかったLEDを意匠パターン用光源として使用することができる。
・ディスプレイ10以外に適用するようにしてもよい。
その他本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
・上記実施の形態1の第1のマスク層17と第2のマスク層18及び上記実施の形態2の第1〜第3のマスク層31〜33の層順は入れ替えてもよい。
・上記マスク層17、18、33〜35の特性は一例であって他の特性によってマスク層を構成するようにしてもよい。
・背景光源を点滅するように制御させてもよい。
・上記実施の形態では意匠パターンP1〜P5をポジで表現したがネガで表現するようにしてもよい。意匠パターンP1〜P5は一例である。
・上記実施の形態1では2つの意匠パターンP1、P2は表示させない時間帯を設けるようにしたが、例えばこれを表示させない時間帯を設けず連続的に交互に表示させるようにしてもよい。
・実施の形態2では背景光源としては3種類のLED35、37、39としたが、これに限られるものではなく背景光源として1〜5種類までで自由に組み合わせることが可能である。その場合において背景光源として使用しなかったLEDを意匠パターン用光源として使用することができる。
・ディスプレイ10以外に適用するようにしてもよい。
その他本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
15…光学表示装置としての表示部ユニット、17、18、31〜33…マスク層、20、35、37、39…背景光源としてのLED、21、22、36、38、40…意匠パターン用光源としてのLED、P1〜P5…意匠パターン。
Claims (11)
- 文字、記号あるいは図形等からなる意匠パターンがネガあるいはポジのいずれかの関係となるように中抜きされたマスク領域が形成されたマスク層と、
前記マスク層の背面に配置され1又は複数種類の第1の波長領域の可視光を照射する背景光源と、
前記マスク層の背面に配置され前記第1の波長領域の可視光とは異なる1又は複数種類の第2の波長領域の可視光を照射する意匠パターン用光源とを備え
前記マスク層は前記背景光源からの前記第1の波長領域の可視光を前記マスク層の全面からの目視において背景となるように前記マスク領域及び前記マスク領域以外の両方の領域において透過させ、前記背景光源の照射状態で前記意匠パターン用光源から照射される第2の波長領域の可視光を前記マスク領域でカットすることで前記意匠パターンを目視可能としたことを特徴とする光学表示装置。 - 前記マスク層はそれぞれ異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光をカットする複数種類のマスク領域を有し、前記意匠パターン用光源は異なる波長領域の前記第2の波長領域の可視光を個別に照射して前記各マスク領域に応じた個別の意匠パターンを表示させることを特徴とする請求項1に記載の光学表示装置。
- 前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時となるように前記背景光源を制御して照射させることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学表示装置。
- 前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングが同時とならないように前記背景光源を制御して照射させることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学表示装置。
- 前記第1の波長領域の可視光が複数種類ある場合にそれらの照射タイミングを変更することで合成される背景光を変更するように前記背景光源を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学表示装置。
- 前記マスク層は複数種類のマスク領域を有し、複数種類の前記マスク領域は単一の透明基板に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学表示装置。
- 前記マスク層は複数種類のマスク領域を有し、複数種類の前記マスク領域はそれぞれ異なる透明基板に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学表示装置。
- 前記意匠パターン用光源の複数の第2の波長領域の可視光は2種類であって波長特性において前記背景光源の照射する1つの前記第1の波長領域の可視光を挟んでそれよりも波長の長い領域と短い領域にそれぞれ属する光であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光学表示装置。
- 前記背景光源の照射する前記第1の波長領域の可視光は緑色の波長領域の光であることを特徴とする請求項8に記載の光学表示装置。
- 前記意匠パターン用光源の照射する複数種類の前記第2の波長領域の可視光は赤及び青色の光となる波長領域であること請求項8又は9に記載の光学表示装置。
- 前記マスク層の前面には前記第1及び第2の波長領域の可視光を透過するハーフミラー層を配置したことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の光学表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015048017A JP2016170190A (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 光学表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015048017A JP2016170190A (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 光学表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016170190A true JP2016170190A (ja) | 2016-09-23 |
Family
ID=56983634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015048017A Pending JP2016170190A (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 光学表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016170190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019202658A1 (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータの表示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11231804A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置及びこれを用いた通信機器 |
JP2000155309A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー表示装置、およびそれを用いた通信機器 |
US20130147401A1 (en) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | Kia Motors Corp. | Multi-symbol indication apparatus |
-
2015
- 2015-03-11 JP JP2015048017A patent/JP2016170190A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11231804A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置及びこれを用いた通信機器 |
JP2000155309A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー表示装置、およびそれを用いた通信機器 |
US20130147401A1 (en) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | Kia Motors Corp. | Multi-symbol indication apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019202658A1 (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータの表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI427341B (zh) | 顯示裝置、其製造方法、圖案顯示方法、遮蔽裝置及遮蔽方法 | |
CN107850287B (zh) | 照明装置 | |
JP2008262008A (ja) | 発光表示パネル | |
US9329425B2 (en) | Transparent display apparatus | |
US9386637B2 (en) | Device and method for time multiplexing switchable optical elements for controllable lighting | |
CN102165343A (zh) | 发光装置 | |
KR20150125927A (ko) | 면 발광 장치 | |
US9801254B2 (en) | Backlit luminous structure with UV coating | |
CN104061513B (zh) | 车辆用灯具 | |
JP2007101847A (ja) | 表示装置 | |
JP2009048939A (ja) | 面発色装置 | |
JP2013125685A (ja) | 導光板、照明装置、導光板の製造方法、および、照明装置の製造方法 | |
JP2009080982A (ja) | 面発光装置 | |
JP2018080954A (ja) | 表示装置 | |
JP2016170190A (ja) | 光学表示装置 | |
KR102293599B1 (ko) | 전자제품 | |
JP2010145477A (ja) | 発光表示装置 | |
CN203386443U (zh) | 画面适应led灯箱 | |
JP2012018218A (ja) | 表示装置 | |
JP6971485B2 (ja) | 表示装置及びそれに用いる表示用フィルム | |
CN211264865U (zh) | 一种可切换光效的半透光灯板 | |
JP2014504787A (ja) | 照明装置 | |
KR200477219Y1 (ko) | 확산식 라이팅 구조를 갖는 장식 배지 | |
JP2016503221A (ja) | 光ガイドによって供給される発光面を持つ製品 | |
US11987071B2 (en) | Device with backlit colored display and method of manufacture |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180905 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190403 |