JP2016168127A - 磁気治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気治療に必要な磁束を効率良く発生させつつコイルの電流を抑えてエネルギー効率を向上させ、且つ利用者の利便性を高めることができる磁気治療器を提供する。【解決手段】鉄心10は、コイル8の一方の端部の外側に配置されてコイル8の径方向に延在する基部13と、基部13の中間部から突設されてコイル8に挿通されコイル8の軸に沿って延在する中心部12と、コイル8の他方の端部から突出する中心部12の先端部近傍に形成されてコイル8の軸方向外側に向かう磁束発生面11と、を備える。これにより、人体に作用させる磁束を好適に確保しつつコイルに流れる電流を低減することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、磁気治療器に関し、特に、コイルで発生した磁界を人体に作用させる磁気治療器に関する。
従来、磁気治療器として、コイルに通電することにより鉄心のギャップ部に発生する磁界、即ち漏れ磁束を有効に利用し、その磁界を人体に作用させて治療を行うものが知られている。
例えば、特許文献1では、略コ字状に形成される鉄心と、該鉄心の両腕部に各々巻回される界磁コイルと、該鉄心の該両腕部間の接続部に巻回されるコイルと、を有する磁気治療器が開示されている。同文献に開示された磁気治療器は、鉄心の両腕部のみならず接続部にもコイルが設けられているので、所定ガウスを維持しつつ小型で軽量な構成になる。
また、特許文献2では、複数個の磁界発生器を相互に屈曲可能に連設して形成される磁気治療器が内部に配設される磁気治療装置が開示されている。
特開平6−165830号公報(第2頁、第1図) 特開平11−226137号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、上記した従来技術では、治療に適した漏れ磁束を効率良く発生させつつコイルの電流損失を低減し、且つ利便性の向上を図る観点から改善の余地があった。
例えば、特許文献1に開示された磁気治療器では、漏れ磁束を発生させる鉄心の両端部が同じ方向を向くように鉄心が略コ字状に形成されているので、治療に利用する漏れ磁束を人体に向けて発生させることができる。
しかしながら、同文献の磁気治療器は、磁気回路を形成する鉄心のギャップ、即ち鉄心の両端部間の空間距離が離れており、また、コイルを不完全に鎖交する磁束が多い。そのため、コイルのインダクタンスが低く、インピーダンスが低くなり、コイルに流れる電流が大きくなり、抵抗損失及びそれによる発熱が大きいという問題点があった。
また、例えば、特許文献2に記載された磁気治療器では、磁気を作用させる部分を変えるためには利用者自身が磁気治療器の当て方を変えなければならなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、磁気治療に必要な磁束を効率良く発生させつつコイルの電流を抑えてエネルギー効率を向上させ、且つ利用者の利便性を高めることができる磁気治療器を提供することにある。
本発明の磁気治療器は、磁界を発生させるコイルの内側に鉄心を設けてなる磁界発生器を有し、前記鉄心は、前記コイルの一方の端部の外側に配置されて前記コイルの径方向に延在する基部と、前記基部の中間部から突設されて前記コイルに挿通され前記コイルの軸に沿って延在する中心部と、前記コイルの他方の端部から突出する前記中心部の先端部近傍に形成されて前記コイルの軸方向外側に向かう磁束発生面と、を有することを特徴とする。
本発明の磁気治療器によれば、鉄心は、コイルの一方の端部の外側に配置されて前記コイルの径方向に延在する基部と、基部の中間部から突設されてコイルに挿通されコイルの軸に沿って延在する中心部と、を有する。これにより、磁気回路のギャップとなる磁束発生面と基部の端部との距離、即ち磁束の出力から吸収までの距離が短くなり、インダクタンスを大きくできるため、人体に作用させる磁束を好適に確保しつつコイルに流れる電流を低減することができる。そのため、少ない電力でエネルギー損失の少ない効率的な治療が可能となる。
また、鉄心は、基部の端部近傍から中心部と同一方向に延在する周辺部を設けても良い。これにより、磁束発生面と周辺部との距離、即ち磁束の出力から吸収までの距離が更に短くなり、電流損失を更に低く抑えることができる。また、周辺部を設けることにより、人体に向かう磁束を強め、治療の効果を高めることができる。
また、鉄心の中心部の先端近傍にコイルの外側で該コイルの径方向に延在する上辺部を設けても良い。これによっても、磁束の出力から吸収までの距離が更に短くなり、コイルの電流を下げて抵抗損失を低減し、治療に必要な磁束を更に効率的に発生させることができる。
また、本発明の磁気治療器によれば、複数の磁界発生器は、夫々の中心部を平行且つ同一方向に向けて同一平面上に配設され、基部の端部を対向させて配設される。これにより、夫々の磁界発生器の鉄心をまとめて1つの大きな鉄心とした磁気回路を形成することができる。また、コイルの極性を変更することでコイル内に発生する磁束を強める或いは弱めることができる。そのため、磁界発生器から発生される磁界の強弱を調整し、或いはコイルの極性を制御して、より効果的な磁気治療を行うことができる。
また、複数設けられる磁界発生器の鉄心を連結鉄心によって接続しても良い。これにより、複数配設される磁界発生器の鉄心をギャップのない連続した一つの鉄心とすることができ、コイル内に発生する磁束の強弱を調整することができる。これにより、コイルを流れる電流を低減して更に効率を高めることができる。
また、連結鉄心に補助コイルを取り付けても良い。これにより、全体の磁束を高めることができると共に、連結鉄心から漏れてコイルを不完全に鎖交する磁束を減らして、コイルに流れる電流を減らすことができる。そのため、更にエネルギー損失の少ない高効率な磁気治療を行うことができる。
また、複数の磁界発生器の夫々のコイルを選択的に切り替えて電流を流しても良い。これにより、磁気治療器を移動させることなく、発生させる磁界の位置、強さを任意に切り替えることができる。そのため、利用者にとって利用しやすく、且つ治療効果の高い磁気治療器を提供することができる。
また、複数のコイルの極性を適切に切り替えることにより、人体に作用させる磁気の量と磁気の方向を調整することができる。
本発明の実施形態に係る磁気治療器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る磁界発生器の斜視図である。 本発明の実施形態に係る磁界発生器の(A)断面図、(B)鉄心の斜視図である。 本発明の実施形態に係る磁界発生器の(A)底面図、(B)図4(A)に示すA−A線断面図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器の(A)断面図、(B)鉄心の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器の(A)断面図、(B)鉄心の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器の鉄心の斜視図である。 本発明の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ及び基板の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る(A)磁界発生器アセンブリ、(B)鉄心の他の例、(C)鉄心の更に他の例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリの斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリの(A)3つすべての磁界発生器を稼働、(B)中央及び一方の端の2つの磁界発生器を稼働、(C)両端2つの磁界発生器を稼働させた場合の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る(A)磁束検出器、(B)磁束検出器の他の例を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態に係る磁気治療器を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る磁気治療器1の概略構成を示すブロック図である。磁気治療器1は、操作部5と、夫々接続される複数の治療ユニット2と、を有する。
操作部5は、治療ユニット2の任意の1つに接続され、外部からの操作を受け付け治療ユニット2内の制御装置4に外部からの入力に基づいた信号を送信する。なお、操作部5と治療ユニット2との接続は、例えば、ワイヤレスであっても良い。
治療ユニット2は、図示しない筐体を有し、その筐体内に複数の磁界発生器3及び複数の温度センサ6を有する磁界発生器アセンブリ33と、制御装置4と、を有する。
磁界発生器3は、制御装置4に接続され、制御装置4の信号に基づき人体に作用させるための磁界を発生させる。詳細については後述する。
温度センサ6は、夫々磁界発生器3に配設され、夫々の磁界発生器3の温度を検出する。温度センサ6は、例えば、サーミスタ測温体等である。
制御装置4は、磁界発生器3を稼働するドライバ回路、所定の演算を行う演算回路、電源回路、運転状態等を表示する表示回路等を含み、操作部5、磁界発生器3、温度センサ6等に接続される。そして、制御装置4は、操作部5による入力や温度センサ6による情報、予め設定されたパラメータ等に基づき所定の演算を行い磁界発生器3の制御及び監視を行う。
図2は、本発明の実施形態に係る磁界発生器3の斜視図である。磁界発生器3は、磁界を発生させるコイル8と、コイル8の内側を通る鉄心10と、コイル8及び鉄心10の間に備えられコイル8が巻回されるボビン7と、を有する。
コイル8は、例えば、耐熱エナメル被覆銅線等の導線をボビン7に巻き付けたものであり、該導線の端部は制御装置4(図1参照)に接続される。コイル8に通電することにより磁界が発生する。コイル8の巻き数、導線の太さ及び長さを好適に設定し、制御装置4によってコイル8に流れる電流を変化させることにより、磁界の強さを変化させることができる。
なお、コイル8に中間タップを設けても良い。これにより、コイル8の電流が流れる導線の長さを切り替えることができ、発生する磁界の強さを切り替えることができる。例えば、電源周波数等に応じてコイル8のタップを切り替えるようにしても良い。特に、50Hz地区と比較して、60Hz地区では発生する磁界が低下するので、タップによる切り替えは、出力の安定に有効である。
ボビン7は、コイル8及び鉄心10の間に配設され、ボビン7には、コイル8の軸方向に鉄心10を通すための孔が形成されている。また、ボビン7の上部及び下部には、コイル8の径方向に延在する鍔部22が形成される。
図3(A)は、本発明の実施形態に係る磁界発生器3の断面図であり、図3(B)は、磁界発生器3の鉄心10の斜視図である。図3(A)及び(B)に示すように、鉄心10は、中心部12と、基部13と、磁束発生面11と、を有し、略逆T字状の形態をなす。
基部13は、コイル8及びボビン7の外側、即ちコイル8の一方の端部8aの外側に配置されコイル8の径方向に延在する。具体的には、基部13は、コイル8の径方向に延在する略棒状の形状である。なお、基部13の形態は、略棒状に限定されるものではなく、例えば、コイル8の軸に対して略垂直に形成される略板状の形態や略十字状の形態等であっても良い。
中心部12は、基部13の中間部から突設されてコイル8及びボビン7の内側に挿通されコイル8の軸に沿って延在する略棒状の部分である。換言すれば、前述の基部13は、中心部12よりもコイル8の径方向外側に突出している。
磁束発生面11は、コイル8の他方の端部8bから突出する中心部12の先端近傍に形成されてコイル8の軸方向外側に向かう。コイル8の他方の端部8bは、磁気治療器1を使用する際に人体側となる端部である。即ち、磁束発生面11は、治療の際に人体の方向に向けられる。
このように、磁束発生面11が人体に向かうように形成されることにより、磁界発生器3は、人体に向けて好適に磁界を発生させることができる。また、磁束発生面11は、ボビン7から突出する中心部12の先端近傍に形成されているので、磁界発生器3から発生する磁束を人体に作用させやすい。
また、鉄心10は、略逆T字状の形態であるため、中心部12のみを有する略I字状の形態の鉄心と比べて磁気回路のギャップとなる磁束発生面11と基部13の端部23との距離、即ち磁束の出力から吸収までの距離が短くなる。そのため、人体に作用させる磁束を好適に確保しつつ、コイル8のインダクタンスを上げてコイル8に流れる電流を低減することができる。よって、少ない電力でエネルギー損失の少ない効率的な治療が可能となる。
なお、鉄心10は、複数枚の薄い鋼板、例えば、ケイ素鋼板等、を重ねて形成されており、これにより、強い磁束を得ることができる。積層された鋼板は、例えば、ねじ等の留め具21によって固定される。また、鉄心10は、例えば、フェライトコア等でも良い。
図4(A)は、本発明の実施形態に係る磁界発生器3の底面図であり、図4(B)は、図4(A)に示すA−A線断面図である。
図4(A)に示すように、ボビン7の下部鍔部22bのコイル8に対して反対側となる面、即ちボビン7の底面部には、温度センサ6を取り付けるための凹部29が形成される。凹部29は、温度センサ6及びそれにつながる配線に対応する形状を有する。
これにより、温度センサ6の位置決めが容易になり、温度センサ6を所定の位置に精度良く取り付けることができる。そのため、温度センサ6の取付位置の誤差に起因する測定値のばらつきが少なく、所定位置の温度を正確に測定することができる。
図4(B)に示すように、ボビン7に形成される温度センサ6を取り付けるための凹部29aは、配線を導くための凹部29bよりも深く形成されている。即ち、ボビン7の下部鍔部22bは、周囲よりも厚みが薄い箇所(凹部29a)を有し、その厚みが薄い箇所(凹部29a)に温度センサ6が取り付けられる。これにより、コイル8に通電することにより発生する熱が温度センサ6に伝わりやすくなり、温度測定の精度が向上する。
また、ボビン7の下部鍔部22bには、温度センサ6を覆うように断熱材30が配設される。これにより、外部への伝熱を減らすことができるため、温度センサ6は、コイル8の温度をより正確に測定することができる。
なお、磁界発生器3は、図示しない温度ヒューズを備えている。温度ヒューズは、過電流による過熱からコイル8等を保護するものであり、コイル8の導線に沿うように取り付けられる。そして、コイル8の温度が異常に上昇した際、温度ヒューズが作動してコイル8への通電が遮断される。なお、通常は、温度ヒューズが作動する温度まで上昇しないように、温度センサ6で検出される温度に基づく保護制御が行われる。
図5(A)は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器103の断面図であり、図5(B)は、磁界発生器103の鉄心110の斜視図である。
図5(A)に示すように、鉄心110は、基部13の両方の端部23近傍に延設されてコイル8の外径側で中心部12と同一方向に延在する周辺部14を有する。つまり、鉄心110は、基部13の両端部23から連続して略垂直方向に延在する略棒状の周辺部14を有する。換言すれば、鉄心110は、略山字状の形態である。
鉄心110の基部13の端部23近傍に周辺部14を形成することにより、磁束発生面11と周辺部14の上方の端部24との距離、即ち磁束の出力から吸収までの距離が短くなり、インダクタンスが増大する。これにより、電流損失を更に低く抑えることができる。また、上方に向かって延設される周辺部14を設けることにより、磁束の吸収を制御できる。そのため、人体に向かう磁束を強めることができる。
図5(B)に示すように、鉄心110は、周辺部14を一体化した略山字状の形態の鋼板を積層することにより構成される。これにより、鉄心110を構成する部品の数を減らすことができ、鉄心110の組み立てが容易になる。また、鉄心110の周辺部14は、基部13から取り外し可能な形状に形成されても良い。
図6(A)は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器203の断面図であり、図6(B)は、磁界発生器203の鉄心210の斜視図である。
図6(A)及び(B)に示すように、鉄心210は、中心部12の先端部近傍に設けられてコイル8の外側で該コイル8の径方向に延在する上辺部15を有する。即ち、上辺部15は中心部12よりもコイル8の径方向に突出している略棒状の形状を有している。
鉄心210に上辺部15を形成することにより、上辺部15の上面に磁束発生面211が形成される。また、鉄心210は、上辺部15の左右の端部25と周辺部14の端部24との距離、即ち鉄心210をインダクタと考えた場合のギャップが更に短くなる。これにより、コイル8の電流を下げて抵抗損失を低減し、治療に必要な磁束を更に効率的に発生させることができる。
また、上辺部15のコイル8の径方向の長さは、基部13よりも短い。そのため、人体に向かう磁束が強まり、また、人体と逆方向に向かう磁束を減らすことができる。これにより、更に効率的に治療に適した磁界を発生させることができる。
なお、上辺部15は、略棒状の形態に限定されない。また、鉄心210の上辺部15は中心部12から取り外し可能な形状にしても良い。上辺部15を取り外し可能な構成にすることにより、ボビン7及びコイル8を中心部12に取り付けた後に上辺部15を取り付けることができる。即ち、ボビン7及びコイル8の取り付け作業を容易にすることができる。
図7は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器303の鉄心310の斜視図である。図7に示すように、鉄心310は、略円板状の上辺部315と、略円板状の基部313と、を有する。鉄心310は、例えば、フェライト等の焼結磁性体や鉄板等の磁性体の組み合わせにより形成される。
磁界発生器303は、コイル8(図6参照)に通電することにより磁界を発生させる。鉄心310は、上辺部315及び基部313を形成することにより、図6に示す鉄心210のように上辺部15及び基部13の延在する方向だけでなく、コイル8の全周に亘って磁気回路のギャップを短くすることができる。これにより、コイル8の電流を更に下げて抵抗損失を低減し、治療に必要な磁束を更に効率的に発生させることができる。
ここで、磁界発生器303により発生する磁界の磁束発生面311における磁束密度は、磁束発生面311の面積を小さくすることにより増大する。他方、磁束発生面311の面積を大きくすると、磁束発生面311の磁束密度は低くなるが、磁界発生器303により発生する磁界は、人体方向に深くなる。これは、磁束を人体方向に向けて発生させる磁束発生面311が大きくなることで、人体方向へ向かう磁束の方向が制御されるためであり、また、磁束を吸収する基部313の位置は固定されているからである。このように、上辺部315及び基部313の大きさを適切に設定することにより、磁気治療に必要な磁界の大きさを確保しつつ、エネルギーの損失を抑えることができる。
また、鉄心310の基部313は、磁束発生面311より大きく形成されても良い。これにより、人体方向と反対に向かう磁束は基部313の位置に拘束されて吸収され磁気治療に必要な磁束を更に強めることができる。
なお、鉄心310は、上辺部315を設けず、中心部12と、基部313と、からなる縦断面略逆T字状の形態であっても良い。また、鉄心310は、略棒状の中心部12及び略円板状の基部313の2つの部品を夫々形成した後に組み合わせることより形成されても良い。また、基部313は、コイル8の径方向に延在する略棒状の磁性体と、別途成形される略板状の磁性体と、を組み合わせることにより構成されても良い。
図8は、本発明の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ33及び基板9の斜視図である。なお、図8では3つの磁界発生器3を配設する例を示すが、磁界発生器3は1つ或いは複数個の組み合わせが可能であり、磁界発生器3の個数はこれに限定されない。
磁界発生器アセンブリ33は、複数の磁界発生器3を並べて構成される。具体的には、複数の磁界発生器3は、夫々の中心部12を平行且つ同一方向に向けて同一平面上に配設され、基部13の端部23近傍を対向させて配設される。
これにより、夫々の磁界発生器3の鉄心10をまとめて1つの大きな鉄心とした磁気回路を形成することができ、コイル8の極性に応じてコイル8内に発生する磁束を強める或いは弱めることができる。そのため、磁界発生器3から発生される磁界の強弱を調整し、より効果的な磁気治療を行うことができる。
基板9は、制御装置4(図1参照)を構成する部品であり、磁界発生器3を固定するものである。その基板9の端部には、爪部20が形成される。なお、磁気治療器1は、演算回路等を含む図示しない基板を別途有し、該基板と基板9との間には磁気シールド板が設けられる。これにより、コイル8による磁気ノイズの影響を抑制することができる。
ボビン7の上部鍔部22a及び下部鍔部22bの端部近傍には、制御装置4を構成する基板9を係合するための係合部19が形成される。これにより、基板9の爪部20とボビン7に形成される係合部19とを係合し、ボビン7を基板9に容易に固定することができる。即ち、複数の磁界発生器3を基板9に取り付ける作業を効率良く行うことができ、且つ、磁界発生器3は、基板9の所定位置に精度良く固定される。
そのため、コイル8、温度センサ6(図1参照)及び温度ヒューズ等の配線を基板9の端子に接続する作業が容易になる。即ち、夫々固定されていない配線同士を接続する作業及び絶縁するための作業は困難であるところ、本実施形態では、基板9に固定される磁界発生器3の配線を基板9に形成される端子に接続するので、その作業が容易である。
また、ボビン7の上部鍔部22aには、係合部19の左右近傍に係合部19を挟んで一対のスリット28が形成される。これにより、係合部19が上下方向に弾性変形しやすくなるため、基板9の取り付けが容易になる。なお、スリット28は、ボビン7の下部鍔部22b、若しくは、上部鍔部22a及び下部鍔部22bの両方に形成されても良い。
図9は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ433の断面図である。
図9に示すように、磁界発生器アセンブリ433は、周辺部14が形成される鉄心110を備える磁界発生器103から構成される。具体的には、磁界発生器アセンブリ433において、複数の磁界発生器103は、夫々の鉄心110の中心部12を平行且つ同一方向に向けて同一平面上に配設され、基部13の端部23近傍を対向させて配設される。
磁界発生器アセンブリ433においても、夫々の磁界発生器103の鉄心110をまとめて1つの大きな鉄心とした磁気回路を形成することができ、これにより、コイル8内に発生する磁束の強弱を調整することができる。
図10(A)は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ533の断面図であり、図10(B)は、他の例である鉄心510の断面図であり、図10(C)は、更に他の例である鉄心610の断面図である。
図10(A)に示すように、磁界発生器アセンブリ533は、隣接する磁界発生器103の鉄心110を連結する連結鉄心16を有する。連結鉄心16は、鉄心110の基部13の端部23近傍に配設される。詳しくは、連結鉄心16は、隣接する磁界発生器103の周辺部14を連結する。
これにより、配設される磁界発生器103の鉄心110をギャップのない連続した1つ鉄心とすることができ、コイル8内に発生する磁束を強めることができると共に、コイル8に流れる電流を低減して更に効率の良い磁気治療を行うことができる。
なお、鉄心110を構成する略山字状の鋼板と連結鉄心16を構成する鋼板とを一体化した1つの鋼板とし、その鋼板を積層することにより、鉄心110と連結鉄心16とが一体化された1つの鉄心を構成しても良い。これにより、鉄心110の部品数が少なくなり、組立性が向上する。
具体的には、鉄心110を構成する鋼板と連結鉄心16を構成する鋼板とを一体化した鋼板と、鉄心110を構成する鋼板と、を交互に積層して磁界発生器アセンブリ533の両端に配設される磁界発生器103bの鉄心110を構成しても良い。そして、鉄心110を構成する鋼板と連結鉄心16を構成する鋼板とを一体化した鋼板を、左右反転させて交互に積層して磁界発生器アセンブリ533の中央に配設される磁界発生器103aの鉄心110を構成しても良い。
これにより、連結鉄心16は、連結される一方の磁界発生器103の鉄心110を構成する鋼板と、他方の磁界発生器103の鉄心110を構成する鋼板と、が交互に積層されて形成される。そのため、鉄心を構成する部品の数が少なくなり、磁界発生器アセンブリ533を容易に作ることができる。
また、図10(B)に示すように、一体化された1つの鉄心として、複数の略コ字状の形態を有する鉄心35及び鉄心36を組み合わせた鉄心510を用いても良い。鉄心35及び鉄心36は、図示しない巻き型に磁性体の略帯状材を巻き付け、焼鈍、接着等の後、切断することにより成形されるカットコアである。
鉄心510の中心部512は、鉄心35及び鉄心36の両腕部分を重ね合わせて結合することにより形成される。この中心部512にボビン7(図10(A)参照)及びコイル8(図10(A)参照)を取り付けることにより、磁界発生器アセンブリ533(図10(A)参照)に相当する構成になる。
カットコアの成形には複雑な金型等を必要としないので、カットコアである鉄心35及び鉄心36を用いることにより、磁界発生器アセンブリ533の製造コストを削減することができる。
また、図10(C)に示すように、一体化された1つの鉄心として、略コ字状に形成されるカットコアである鉄心35と、略L字状に形成される鉄心37と、を組み合わせて構成される鉄心610を用いても良い。
図11は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ633の断面図である。図11に示すように、磁界発生器アセンブリ633は、連結鉄心16に巻回される補助コイル17を有する。
具体的には、補助コイル17は、ボビン18を介して連結鉄心16に巻回される。連結鉄心16に補助コイルが巻回されることにより、磁界発生器アセンブリ633全体の磁束を高めることができると共に、連結鉄心16から漏れてコイル8を不完全に鎖交する磁束を減らして流れる電流を減らすことができる。そのため、更にエネルギー損失の少ない高効率な磁気治療を行うことができる。
また、鉄心110は、基部13から上方に延設される周辺部14を有し、周辺部14の上部の端部24の近傍に連結鉄心16が接続される。これにより、鉄心110の底面より上方に連結鉄心16が配設される。即ち、底面と連結鉄心16との間に空間ができる。これにより、連結鉄心16に巻回される補助コイル17の下部は、底面と連結鉄心16の間に配設されるため、磁界発生器アセンブリ633の高さを低く抑えることができる。
図12は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ733の断面図である。
磁界発生器アセンブリ733は、複数の上辺部15を含む磁界発生器203と、連結鉄心16と、を有する。上辺部15を有する磁界発生器203を使用することにより磁気治療器1の電力効率を更に高めることができる
図13は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ833の斜視図である。なお、図13に示す距離Lは、上辺部15a及び上辺部15b間の距離を示す。
中央に配設される磁界発生器803aの鉄心810aは、コイル8の径方向に延在し基部13(図12参照)の延在方向と略垂直に配設される上辺部15aを有する。即ち、鉄心810aは、正面視及び側面視では略逆T字状若しくは略T字状の形態であり、上面視では略十字状の形態である。
また、磁界発生器アセンブリ833の両端に配設される磁界発生器803bの鉄心810bは、コイル8の径方向で磁界発生器803aと反対方向に延在する上辺部15bを有する。即ち、鉄心810bは、正面視では略ユ字状の形態を有する。
このように、鉄心810の上辺部15について、その取り付け方向を変化させたり、偏心させたりすることにより、両端の上辺部15bと中央の上辺部15aの距離Lを大きく確保することができる。即ち、鉄心810は、人体方向のギャップを大きく確保することができる。これにより、人体に向かう磁気治療のための磁束をより多く発生させることができる。
図14(A)は、本発明の他の実施形態に係る磁界発生器アセンブリ633の3つすべての磁界発生器103を稼働させた場合であり、図14(B)は、中央及び一方の端の2つの磁界発生器103を稼働させた場合であり、図14(C)は、両端2つの磁界発生器103を稼働させた場合の例を示す図である。
なお、磁界発生器103のコイル8に通電することにより発生する磁界は、磁束の向きが周期的に入れ替わる交番磁界であるが、図14(A)ないし(C)においては、瞬時の磁束についての磁力線Φ1〜Φ4を模式的に示し、以下、瞬時の磁束を参照して磁界発生器103から発生する磁界を説明する。
制御装置4(図1参照)は、各々の磁界発生器103のコイル8及び補助コイル17を選択的に切り替えて電流を流すことができる。例えば、図14(A)に示すように、制御装置4は、全ての磁界発生器103のコイル8及び補助コイル17に通電する運転を実行する。
そうすると、中央の磁界発生器103bから発生した磁力線Φ1は、両端の磁界発生器103a及び磁界発生器103cの磁束発生面11に収束し、略M字状に磁界が広がる。これにより、人体の広い範囲に磁気を作用させることができる。
また、3つの磁界発生器103を稼働させた場合、磁界発生器103bのコイル8に流れる電流は、磁界発生器103a及び103cに流れる電流に対して流れ方向が逆向きで大きさが略2倍になる。
また、このように3つの磁界発生器103を稼働させた場合、磁界発生器103からの発熱を高めることができるので、その熱を積極的に利用した温熱治療的効果も期待できる。
また、図14(B)に示すように、制御装置4は、一方の端に配設される磁界発生器103(磁界発生器103aまたは磁界発生器103cの何れか一方)と、中央に配設される磁界発生器103bと、を選択して稼働させる運転を実行する。
同図において左端の磁界発生器103a及び中央の磁界発生器103bを同時に稼働させることにより、磁力線Φ2は、中央の磁界発生器103bから発生し、左端の磁界発生器103aへ収束する。即ち、磁界は、磁力線Φ2が発生する磁束発生面11及び収束する磁束発生面11を略直径とする略半円状に広がる。
また、制御装置4による切り替え制御によって、磁界発生器103aのコイル8に通電させず、中央の磁界発生器103b及び磁界発生器103cのコイル8に通電する運転に切り替えても良い。これにより、左側の磁力線Φ2が消失し右側の磁力線Φ3が発生する。このように、制御装置4によるコイル8の通電の切り替えによって、磁界の位置を変化させて人体に作用させることができる。
また、図14(C)に示すように、制御装置4は、両端の磁界発生器103a、103cのコイル8に通電する運転を実行する。これにより、磁力線Φ4は、右端の磁界発生器103cから発生し、左端の磁界発生器103aへ収束する。即ち、この時の磁界は、磁力線Φ4が発生する磁束発生面11及び収束する磁束発生面11を略直径として人体に向かって略半円状に広がる。
ここで、磁力線Φ4は、図14(B)に示す磁力線Φ2に比べて、磁束発生面11間の距離が長いため広い範囲に広がる。これにより、人体の深いところまで磁気を作用させることができ、磁気治療の効果を高めることができる。
また、図14(A)ないし(C)に示した運転の例を、操作部5(図1参照)によって選択的に切り替えるようにしても良い。これにより、人体と磁気治療器1の接し方を変えることなく、操作部5を操作することによって磁気を作用させる位置を切り替えることができるため、より利用しやすくなる。
また、図14(A)ないし(C)に示した運転の例を自動的に切り替わるようにしても良い。例えば、図14(A)ないし(C)に示した例を順番に一定時間で切り替える運転方法を採用しても良い。
また、例えば、図14(A)ないし(C)に示す何れかの運転を一定時間行った後に、全てのコイル8及び補助コイル17の通電を遮断若しくは微弱にして、磁界を発生させない若しくは微弱にする休憩時間を所定時間挟む運転方法を行っても良い。これにより、コイル8から発生する熱を好適に調整することができる。
また、複数のコイル8の極性を適切に切り替えることにより、人体に作用させる磁気の量を調整することができる。例えば、全てのコイル8に流れる電流の向きを統一、即ちコイル8により発生する磁界の極性を同じにしても良い。これにより、コイル8は複数のコイル8を合わせた大きなコイルとして動作し、磁界発生器アセンブリ633から発生する磁界の強さを強めることができる。
換言すれば、複数個のコイル8について、同一方向若しくは逆方向に、或いは特定のコイル8のみに、電流を流し、且つ休憩時間を設けることにより、コイル8から発生される熱量を有効に制御することができる。
また、磁気治療器1が備える複数の治療ユニット2の運転方法を夫々独立的に切り替えても良い。これによっても、人体に作用させる磁界の位置を変えることができる。
なお、制御装置4は、コイル8に流れる電流の向きを切り替える回路や時間を測定するタイマー回路などを含み、前述のとおり、上記の運転の切り替えは、制御装置4によって制御される。
図15(A)は、本発明の実施形態に係る磁束検出器40の回路図であり、図15(B)は、バイアス回路を有する磁束検出器140の回路図である。図15(A)に示すように、磁束検出器40は、磁性体44と、磁性体44に巻回されるコイル45と、コイル45に接続される発光ダイオード41(LED)と、を有する。
磁束検出器40を磁界に近づけると、コイル45内の磁束が変化することにより、コイル45に磁束の強さに応じた電流が流れ、発光ダイオード41が点灯する。即ち、磁束検出機40によれば、磁界の有無を発光ダイオード41の点灯によって視覚的に判断することができる。つまり、磁束検出機40は、磁気治療器1から発生される磁界を可視化することができるので、磁気治療器1の出力の確認や調整に利用することができる。
また、発光ダイオード41を、例えば、フォトカブラ等の信号変換素子に代えて、磁束検出器40によって検出される磁界情報の信号を外部に出力することもできる。これにより、磁気治療器1から発生する磁界の強さを測定することができる。
また、磁束検出器40を磁気治療器1の制御装置4(図1参照)に接続して、制御装置4に磁束の有無及び強さの情報を伝えることができる。これにより、制御装置4は、例えば、電源周波数の違い等によって発生する磁界が弱い場合、自動的に磁界発生器3(図1参照)の出力を高める等の制御を行うことができる。
即ち、制御装置4は、磁束検出器40によって検出される磁界情報に基づき、通電するコイル8(図2参照)を選択し、コイル8のタップや極性を切り替え、コイル8に流す電流の大きさを好適に制御する。これにより、磁気治療器1は、治療に適した磁界を発生させることができ、好適な治療効果を発揮する。
また、図15(B)に示すように、抵抗42や直流電源43等を用いたバイアス回路を有する磁束検出器140を用いても良い。このようにバイアス回路を付加した磁束検出器140によれば、磁界検出の感度を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 磁気治療器
2 治療ユニット
3、103、203、303、803 磁界発生器
4 制御装置
5 操作部
6 温度センサ
7 ボビン
8 コイル
9 基板
10、110、210、310 鉄心
11、211、311 磁束発生面
12 中心部
13、313 基部
14 周辺部
15、315 上辺部
16 連結鉄心
17 補助コイル
18 ボビン
19 係合部
20 爪部
22 鍔部
23、24、25 端部
30 断熱材
33、433、533、633、733、833 磁界発生器アセンブリ
35、36、37 鉄心

Claims (7)

  1. 磁界を発生させるコイルの内側に鉄心を設けてなる磁界発生器を有し、
    前記鉄心は、前記コイルの一方の端部の外側に配置されて前記コイルの径方向に延在する基部と、前記基部の中間部から突設されて前記コイルに挿通され前記コイルの軸に沿って延在する中心部と、前記コイルの他方の端部から突出する前記中心部の先端部近傍に形成されて前記コイルの軸方向外側に向かう磁束発生面と、を有することを特徴とする磁気治療器。
  2. 前記鉄心は、前記基部の端部近傍から前記中心部と同一方向に延在する周辺部を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気治療器。
  3. 前記鉄心は、前記中心部の先端部近傍に設けられて前記コイルの外側で該コイルの径方向に延在する上辺部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気治療器。
  4. 複数の前記磁界発生器を有し、
    前記磁界発生器は、各々前記中心部を平行且つ同一方向に向けて同一平面上に配設され、
    隣接する前記磁界発生器は、夫々の前記基部の端部を対向させて配設されることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の磁気治療器。
  5. 隣接する前記磁界発生器は、夫々の前記基部の端部近傍が連結鉄心によって接続されることを特徴とする請求項4に記載の磁気治療器。
  6. 前記連結鉄心の周囲に巻回される補助コイルを有することを特徴とする請求項5に記載の磁気治療器。
  7. 前記磁界発生器の各々の前記コイルを選択的に切り替えて該コイルに電流を流す制御装置を有することを特徴とする請求項4ないし請求項6の何れか1項に記載の磁気治療器。
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