JP2016164654A - 電子写真用部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真用部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温高湿下におけるトナーの搬送力の向上とトナーへの優れた帯電付与性とを高いレベルで両立し得る電子写真用部材の提供。【解決手段】基体と、該基体上の導電性弾性層と、該導電性弾性層上の一部の領域に設けられた複数の絶縁性ドメインと、を有する電子写真用部材。該導電性弾性層は、マルテンス硬度が0.10N/mm2以上、3.00N/mm2以下である。該電子写真用部材の表面は、一辺が300μmの正方形の面積当たりの該導電性弾性層の露出率が、50%以上、90%以下であり、かつ、該複数の絶縁性ドメインの各々が該導電性弾性層と接触している部分の面積の平均値が、300μm2以上、10,000μm2以下である。【選択図】図1

Description

本発明は電子写真用部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置に関する。
複写機や光プリンタの如き電子写真画像形成装置の画像形成方法としては、非磁性一成分のトナーを用いた現像方法が知られている。具体的には、回転可能な静電潜像担持体である感光体を帯電ローラの如き帯電手段により帯電し、帯電した感光体の表面にレーザー光を露光して静電潜像を形成する。次に、画像形成装置の現像装置において、現像剤容器内のトナーが現像剤規制部材によって現像ローラ上に塗布され、感光体と現像ローラとの接触部でトナーによる静電潜像の現像が行われる。その後、感光体上のトナー像は転写部において中間転写体を介して、又は、介さずに記録材上に転写され、定着部において熱と圧力によりトナー像が記録材に定着され、定着画像を有する記録材が画像形成装置外へ排出される。
このような画像形成方法において、現像装置は以下のような電子写真用部材から構成されている。
(1)現像剤容器内に存在し、現像ローラにトナーを供給する現像剤供給ローラ。
(2)現像ローラ上にトナー層を形成し、現像ローラ上のトナーを一定量にする現像剤規制部材。
(3)トナーを収納する現像剤容器の開口を閉塞し、且つ、一部を容器外に露出させ、この露出部分が感光体に対向するように配置され、感光体にトナーを現像する現像ローラ。
現像装置内ではこれらの電子写真用部材が回転、摺擦することで画像形成をおこなっている。
近年、装置の小型化や省エネルギー化が進んでいる。装置の小型化に対しては電子写真用部材の小径化が手段の一つとなる。また、省エネルギー化に対しては電子写真用部材の回転、摺擦時の低トルク化(部材の侵入量減、周速度差減)が手段の一つとなる。ところが、現像ローラ及び現像剤供給ローラの小径化や部材の侵入量減、周速度差減による回転時の低トルク化を行うと、現像ローラに形成されるトナー層の量が不足し均一な画像を得られない場合があった。
特許文献1には、現像部材のトナー搬送力を向上させるために、表面に電気抵抗値が高い誘電部を設け、帯電させた誘電部にトナーを電気的に吸着させてトナーを搬送することができる現像ローラが開示されている。
特開平8−286497号公報
本発明者らの検討によれば、特許文献1に係る現像ローラは、表面の誘電部の存在によって優れたトナー搬送力を有するものの、当該現像ローラによるトナーに対する帯電付与性が低下することを見出した。このような現像ローラを電子写真画像の形成に用いた場合、当該電子写真画像に「かぶり」が生じやすくなる。この傾向は、電子写真画像の形成を高温高湿環境下で行う場合に特に顕著であった。
本発明は、高温高湿下におけるトナーの搬送力の向上とトナーへの優れた帯電付与性とを高いレベルで両立し得る電子写真用部材の提供に向けたものである。また、本発明は、多様な環境下において、高品位な電子写真画像を安定して提供し得るプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置の提供に向けたものである。
本発明は、基体と、該基体上の導電性弾性層と、該導電性弾性層上の複数の絶縁性ドメインと、を有する電子写真用部材であって、該導電性弾性層は、マルテンス硬度が0.10N/mm以上、3.00N/mm以下であり、該電子写真用部材の表面は、少なくとも、該絶縁性ドメインの表面と、該導電性弾性層の該絶縁性ドメインで被覆されていない露出部分とを含み、該電子写真用部材の表面における一辺が300μmの正方形の面積に対する該導電性弾性層の露出部分の面積の割合が50%以上、90%以下であり、かつ、該複数の絶縁性ドメインの各々が該導電性弾性層と接触している部分の面積の平均値が、300μm以上、10,000μm以下であることを特徴とする電子写真用部材である。
また、本発明は、電子写真画像形成装置の本体に着脱可能に構成されている、現像ローラを有する電子写真プロセスカートリッジであって、該現像ローラが前記電子写真用部材である電子写真プロセスカートリッジである。更に本発明は、現像ローラを有する電子写真画像形成装置であって、該現像ローラが前記電子写真用部材である電子写真画像形成装置である。
本発明の一態様によれば、高温高湿下におけるトナーの搬送力の向上とトナーへの優れた帯電付与性を高いレベルで両立することが出来る電子写真用部材を提供することができる。また、本発明の他の態様によれば、多様な環境下において、画像濃度の均一性を得つつ、かぶりの抑制を行い高品位な画像を提供することの出来るプロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置を提供することができる。
本発明の電子写真用部材の一例を示す概略断面図である。 本発明の電子写真用部材の一例を示す概略正面図である。 本発明の電子写真画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明の電子写真プロセスカートリッジの一例を示す概略構成図である。 本発明の電子写真用部材の一例を示す概略正面図である。 本発明の電子写真用部材の一例を示す概略断面図である。
本発明に係る電子写真用部材は、基体、該基体上の導電性弾性層、および、該導電性弾性層上に設けられた複数の絶縁性ドメインを有する。該導電性弾性層は、マルテンス硬度が0.10N/mm以上、3.00N/mm以下である。また、該電子写真用部材の表面は、少なくとも、該絶縁性ドメインの表面と、該導電性弾性層の該絶縁性ドメインで被覆されていない露出部分とを含み、該電子写真用部材の表面における一辺が300μmの正方形の面積に対する該導電性弾性層の露出部分の面積の割合が、50%以上、90%以下であり、かつ、該複数の絶縁性ドメインの各々が該導電性弾性層と接触している部分の面積の平均値が、300μm以上、10,000μm以下である。
表面に誘電部と称される絶縁性ドメインが存在する電子写真用部材では、絶縁性ドメインが帯電することにより導電部との間で電界が生じクーロン力やグラディエント力によってトナーを吸着搬送させている。この搬送力は絶縁性ドメインのサイズや数が多大なほど大きくなる。一方、トナーへの帯電付与は、一般には電子写真用部材とトナーとの間の摩擦により行われていることが知られているが、本発明者等の検討によって、絶縁性ドメインはトナーへの帯電付与にほとんど関与しないことが分かってきた。また、その為、これまでの絶縁性ドメインが存在する電子写真用部材では、大きな搬送力を得ようと絶縁性ドメインのサイズや数を多大にすると、代わりにトナーへの帯電付与能が小さくなるということが分かった。
以下、本発明を詳細に説明する。
<電子写真用部材>
本発明の電子写真用部材は、図1に示すように、円柱状あるいは中空円筒状の基体2、及び導電性弾性層3を有している。図1に示すように導電性弾性層3の表面上には複数個の電気的に絶縁性のドメイン4が存在する。即ち、本発明の電子写真用部材の表面は、図2に示すように、複数の絶縁性ドメイン4の表面と、絶縁性ドメインで被覆されていない導電性弾性層3の表面で構成されている。
〔基体〕
基体は、導電性を有し、その上に設けられる導電性弾性層を支持する機能を有する。材質としては、例えば、鉄、銅、アルミニウム、ニッケルの如き金属;これらの金属を含むステンレス鋼、ジュラルミン、真鍮及び青銅の如き合金を挙げることができる。基体の表面には、耐傷性付与を目的として、導電性を損なわない範囲で、メッキ処理を施すことができる。さらに、基体としては、樹脂製の基材の表面を金属で被覆して表面導電性としたものや、導電性樹脂組成物から製造されたものも使用可能である。
〔導電性弾性層〕
導電性弾性層は、1層構造または2層以上の積層構造である。特に非磁性一成分接触現像系プロセスでは、現像ローラとして2層の導電性弾性層を有する電子写真用部材が好適に用いられる。
導電性弾性層は樹脂及びゴムの如き弾性材料を含有する。樹脂及びゴムとしては、具体的には、例えば以下が挙げられる。ポリウレタン樹脂、ポリアミド、尿素樹脂、ポリイミド、メラミン樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、フッ素ゴム、シリコーンゴム、エピクロロヒドリンゴム、NBRの水素化物、ウレタンゴム。この中でも、シリコーンゴムが好ましい。シリコーンゴムとしては、ポリジメチルシロキサン、ポリメチルトリフルオロプロピルシロキサン、ポリメチルビニルシロキサン、ポリフェニルビニルシロキサン、これらのシロキサンの共重合体を挙げることができる。これらの樹脂及びゴムは、必要に応じて1種単独で又は2種以上を組合せて用いることができる。これらのうち、ポリウレタン樹脂が、トナーへの摩擦帯電性能に優れ、且つ柔軟性に優れる為にトナーとの接触機会を得られやすく、且つ耐摩耗性有するので好ましい。なお、樹脂及びゴムの材質は、導電性弾性層をフーリエ変換赤外可視分光光度計を用いて測定することにより同定することができる。
ポリウレタン樹脂としてはエーテル系ポリウレタン樹脂、エステル系ポリウレタン樹脂、アクリル系ポリウレタン樹脂、カーボネート系ポリウレタン樹脂が挙げられる。これらの中でも、トナーとの摩擦によってトナーに負極性の電荷を付与しやすく、且つ柔軟性が得られやすい、ポリエーテルポリウレタン樹脂が好ましい。
ポリエーテルポリウレタン樹脂は公知のポリエーテルポリオールとイソシアネート化合物との反応により得ることができる。ポリエーテルポリオールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールが挙げられる。また、これらのポリオール成分は、必要に応じて、予め2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)のようなイソシアネートにより鎖延長したプレポリマーとしてもよい。
これらのポリオール成分と反応させるイソシアネート化合物としては特に限定されないが、例えば以下が挙げられる。エチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の如き脂肪族ポリイソシアネート;イソホロンジイソシアネート(IPDI)、シクロヘキサン1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン1,4−ジイソシアネートの如き脂環族ポリイソシアネート;2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の如き芳香族ポリイソシアネート;及びこれらの変性物や共重合物、そのブロック体。
導電性弾性層は導電性を得る為に、導電剤を含有することが好ましい。導電剤としては、イオン導電剤やカーボンブラックのような電子導電剤が挙げられるが、カーボンブラックが導電性弾性層の導電性と導電性弾性層のトナーに対する帯電性能とを制御することができるため好ましい。導電性弾性層の体積抵抗率は通常10Ω・cm以上1011Ω・cm以下の範囲であることが好ましい。
上記カーボンブラックとしては、具体的には、「ケッチェンブラック」(商品名、ライオン(株)製)、アセチレンブラックの如き導電性カーボンブラック;SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、MTの如きゴム用カーボンブラックを挙げることができる。その他、酸化処理を施したカラーインク用カーボンブラック、熱分解カーボンブラックを用いることができる。カーボンブラックの添加量は、樹脂またはゴム100質量部に対し5質量部以上50質量部以下であることが好ましい。導電性弾性層中におけるカーボンブラックの含有量は熱重量分析装置(TGA)を用いて測定することができる。
上記カーボンブラックの他、使用可能な導電剤としては、以下のものを挙げることができる。天然グラファイト、人造グラファイトの如きグラファイト;銅、ニッケル、鉄、アルミニウムの如き金属粉;酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫の如き金属酸化物粉;ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレンの如き導電性高分子。これらは必要に応じて1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
導電性弾性層には、その他、上記樹脂もしくはゴム、及び導電剤の機能を阻害しない範囲で、荷電制御剤、潤滑剤、充填剤、酸化防止剤、老化防止剤を含有させることができる。
導電性弾性層の厚さは、1μm以上、5mm以下であることが好ましい。トナーの搬送性能をより安定化させられるためである。導電性弾性層の厚さは、断面を光学顕微鏡で観察・測定することにより求めることができる。
電子写真用部材を現像ローラとして使用する際に表面粗度が必要な場合は、導電性弾性層中に粗さ制御用微粒子を含有させることができる。粗さ制御用微粒子の体積平均粒径は3μm以上、20μm以下であることが好ましい。また、導電性弾性層中に含有される該微粒子の量は、樹脂またはゴム100質量部に対し、1質量部以上、50質量部以下であることが好ましい。粗さ制御用微粒子の具体例としては、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂の如き樹脂を含む樹脂粒子を用いることができる。
[マルテンス硬度]
導電性弾性層は、マルテンス硬度が0.10N/mm以上、3.00N/mm以下であり、より好ましくは、0.10N/mm以上、1.00N/mm以下である。マルテンス硬度を上記数値範囲内とすることによって、導電性弾性層が適度な柔らかさを有することとなる。その結果、電子写真用部材を現像ローラとして使用する際に現像ローラとトナーとの接触機会が増加しトナーへの帯電付与を十分に行うことが可能となる。また、絶縁性ドメインとトナーの摺擦も効果的に行える為、絶縁性ドメインの帯電量が大きくなり、トナー搬送力を十分に得ることができる。マルテンス硬度が0.10N/mm未満であると導電性弾性層が柔らか過ぎて、トナー層の厚みが大きくなりトナーへの帯電付与が十分に行えない。またマルテンス硬度が3.00N/mmを超えると導電性弾性層が硬く、現像ローラとトナーとの接触機会が減る為、トナーへの帯電付与が不十分になる。
[マルテンス硬度の測定方法]
導電性弾性層のマルテンス硬度の測定は、電子写真用部材を用いて以下のように行われる。測定装置は、Fischer製PICODENTOR HM500を用いる。測定圧子としてビッカース圧子を用いる。電子写真用部材を圧子に対して水平に設置し、電子写真用部材の表面であって絶縁性ドメインで被覆されていない導電性弾性層の表面を顕微鏡で観察する。観察条件は圧子侵入速度1μm/秒、最大押し込み荷重0.1mN、押し込み時間20秒間とする。マルテンス硬度は「最大押し込み荷重/(26.43×(押し込み深さ))」であり、「押しこみ深さ」を検出することにより、計算される。
〔絶縁性ドメイン〕
電子写真用部材の表面上の一部の領域には、複数個の絶縁性ドメインが存在する。即ち、電子写真用部材の表面は、該複数個の絶縁性ドメインと、該絶縁性ドメインで被覆されていない導電性弾性層の露出部分とで構成されている。絶縁性ドメインの体積抵抗率は、1×1013Ω・cm以上、1×1018Ω・cm以下、特には、1×1014Ω・cm以上、1×1017Ω・cm以下であることが好ましい。当該絶縁性ドメインを帯電させ易いためである。
絶縁性ドメインを構成する材料としては樹脂や金属酸化物が挙げられるが、樹脂が好ましい。樹脂としては、具体的には、例えば、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂が挙げられる。中でも、アクリル樹脂は、絶縁性ドメインの体積抵抗率を上記の範囲内に容易に調整し得るため、好ましい。アクリル樹脂としては、具体的には、例えば以下が挙げられる。メチルメタクリレート、4−tert−ブチルシクロヘキサノールアクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、イソデシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、イソボルニルアクリレート、4−エトキシ化ノニルフェノールアクリレート、イソボルニルアクリレート、エトキシ化ビスフェノールAジアクリレートの重合体及び共重合体。
導電性弾性層上に絶縁性ドメインを形成する方法としては、各種印刷方法が挙げられるが、導電性弾性層の表面上の一部の領域に複数個の絶縁性ドメインを存在させるためには、ジェットディスペンサー法及びインクジェット法が好ましい。
[導電性弾性層の露出率]
本発明の電子写真用部材の表面は、一辺が300μmの正方形の面積100%に対する導電性弾性層の露出部分の面積の割合(以下、「露出率R」という場合がある。)が、50%以上、90%以下である。露出率Rは、より好ましくは60%以上、80%以下である。露出率Rを本範囲内とすることで電子写真用部材(現像ローラ)によるトナー搬送力を適正量にすることが可能になるとともに、導電性弾性層とトナーとのあいだで摺擦を十分に行うことが可能となる。その結果として、現像ローラの、トナーに対する摩擦電荷の付与を十分に行うことができる。また、高温高湿下においても、十分なトナー搬送力を得ることができる。
[絶縁性ドメインの面積]
複数個の絶縁性ドメインの各々が導電性弾性層と接触している部分の面積の平均値(以下、「平均底面積S」という場合がある。)は、300μm以上、10,000μm以下である。平均底面積Sは、より好ましくは1000μm以上、5,100μm以下である。平均底面積Sを本範囲内とすることで電子写真用部材(現像ローラ)によるトナー搬送力を適正にすることが可能になるとともに、電子写真用部材とトナーとの間で摺擦を十分に行うことが可能となる。またこれによって、現像ローラのトナーの搬送力が向上し、また、トナーに対する摩擦電荷付与性も向上する。
[絶縁性ドメインの高さ]
複数個の絶縁性ドメインの各々の、導電性弾性層との接触部からの高さの平均値Hは、1.0μm以上、15.0μm以下であることが好ましい。この高さの平均値Hを1.0μm以上とすることで、トナー搬送力が得られやすく、15.0μm以下とすることで導電性弾性層とトナーとの摺擦が生じやすくなりトナーへの帯電付与を行いやすくなる。
[露出率、平均底面積の測定方法]
本発明において、平均底面積Sと露出率Rは以下のように測定される。キーエンス製レーザー顕微鏡VK−8700に、拡大倍率20倍の対物レンズを設置して、電子写真用部材の表面を観察する。次に、得られた観察像の傾き補正を行う。傾き補正は二次曲面補正モードで行う。補正した画像の中央において一辺300μmの正方形のエリア内における導電性弾性層の露出率を測定する。測定はImageJ等の画像処理ソフトを用いることにより行う。この露出率の測定を電子写真用部材の10点(長手方向を10等分割して得られる10領域の各領域の1箇所ずつ)について行い、その相加平均値を本発明の露出率Rとする。
また、平均底面積は同じく傾き補正した画像を用い、画像内におさまっている絶縁性ドメインについて測定を行う。前記の露出率と同様にして、電子写真用部材の10点について観察を行い、得られた値の相加平均値を本発明の平均底面積Sとする。その際、一辺300μmの正方形のエリア内から、この中に完全に含まれる絶縁性ドメインの全部を測定対象とし、完全に含まれない絶縁性ドメインは測定対象としない。
[絶縁性ドメインの高さ測定]
また、絶縁性ドメインの高さは、同じく傾き補正した画像を用い、画像内におさまっている絶縁性ドメインについて測定を行う。得られた3次元観察像を用いて絶縁性ドメインの最高点Hと導電性弾性層の高さHの差分「H−H」を算出する。電子写真用部材の10点(長手方向を10等分割して得られる10領域の各領域の1箇所ずつ)について観察を行い、得られた「H−H」の相加平均値を本発明の絶縁性ドメインの高さの平均値Hとする。その際、一辺300μmの正方形のエリア内から、この中に完全に含まれる絶縁性ドメインの全部を測定対象とし、完全に含まれない絶縁性ドメインは測定対象としない。
絶縁性ドメインの高さや底面積は、ジェットディスペンサー法及びインクジェット法を用いた場合、材料種、吐出量等の条件により調節可能である。
本発明の絶縁性ドメインのマルテンス硬度は100〜800N/mmであることが好ましい。上記の範囲内とすることでトナーの搬送量を十分に得ることができる。
<電子写真画像形成装置>
本発明の電子写真画像形成装置は、本発明の電子写真用部材を現像ローラとして有する。本発明の電子写真画像形成装置の一例を図3に示す。図3において、イエロートナー、マゼンダトナー、シアントナー、ブラックトナーの各色トナー毎に設けられる画像形成ユニットa〜dが設けられる。各画像形成ユニットa〜dには、それぞれ矢印方向に回転する静電潜像担持体としての感光体5が設けられる。各感光体5の周囲には、感光体5を一様に帯電するための帯電装置11、一様に帯電処理した感光体5にレーザー光10を照射して静電潜像を形成する不図示の露光手段、静電潜像を形成した感光体5にトナーを供給し静電潜像を現像する現像装置9が設けられる。
一方、給紙ローラ23により供給される紙等の記録材22を搬送する転写搬送ベルト20が駆動ローラ16、従動ローラ21、テンションローラ19に懸架されて設けられる。転写搬送ベルト20には吸着ローラ24を介して吸着バイアス電源25の電荷が印加され、記録材22を表面に静電気的に付着させて搬送するようになっている。
各画像形成ユニットa〜dの感光体5上のトナー像を、転写搬送ベルト20によって搬送される記録材22に転写するための電荷を印加する転写バイアス電源18が設けられる。転写バイアスは転写搬送ベルト20の裏面に配置される転写ローラ17を介して印加される。各画像形成ユニットa〜dにおいて形成される各色のトナー像は、各画像形成ユニットa〜dに同期して可動される転写搬送ベルト20によって搬送される記録材22上に、順次重畳して転写されるようになっている。
更に、カラー電子写真画像形成装置には、記録材22上に重畳転写したトナー像を加熱などにより定着する定着装置15、画像形成された記録材22を装置外に排出する搬送装置(不図示)が設けられる。
一方、各画像形成ユニットには各感光体5上に転写されずに残存する転写残トナーを除去し表面をクリーニングするクリーニングブレードを有するクリーニング装置12が設けられる。クリーニングされた感光体5は画像形成可能状態とされて待機するようになっている。
上記各画像形成ユニットに設けられる現像装置9には、一成分現像剤として非磁性現像剤(トナー)を収容した現像剤容器6と、現像剤容器6の開口を閉塞するように設置され、現像剤容器から露出した部分で感光体と対向するように現像ローラ1が設けられる。
現像剤容器6内には、現像ローラ1にトナーを供給すると同時に、使用されずに現像ローラ1上に残留するトナーを、現像後に掻き取るための現像剤供給ローラ7と、現像ローラ1上のトナーを薄膜状に形成すると共に、摩擦帯電する現像剤規制部材8とが設けられている。これらはそれぞれ現像ローラ1に当接配置されており、現像ローラ1と現像剤供給ローラ7は順方向に回転している。なお、13はブレードバイアス電源、14は、現像ローラバイアス電源である。
<電子写真プロセスカートリッジ>
本発明の電子写真プロセスカートリッジは、本発明の電子写真用部材を現像ローラとして有し、電子写真画像形成装置の本体に着脱可能に構成されている。本発明の電子写真プロセスカートリッジの一例を図4に示す。図4に示す電子写真プロセスカートリッジは、現像装置9、感光体5、クリーニング装置12を有し、これらが一体化されて電子写真画像形成装置の本体に着脱可能に設けられる。現像装置9としては電子写真画像形成装置で説明した画像形成ユニットと同様のものを挙げることができる。本発明の電子写真プロセスカートリッジは、上記の他、感光体5上のトナー像を記録材22に転写する転写部材などを上記の部材と共に一体的に設けたものであってもよい。
本発明においてトナー電荷量は、25μC/g以上であることが好ましく、35μC/g以上であることがより好ましい。また、現像ローラ上のトナー搬送量は、0.30mg/cm以上であることが好ましく、0.35mg/cm以上であることがより好ましい。
以下、製造例及び実施例により、本発明を具体的に説明する。
〔製造例1〕 導電性弾性ローラ1の製造
基体として、外径6mm、長さ270mmのステンレス鋼(SUS304)製の軸芯体にプライマー(商品名:DY35−051;東レダウコーニング社製)を塗布、焼付けしたものを用意した。この基体を金型内に配置し、以下の表1に示す材料を混合した付加型シリコーンゴム組成物を、金型内に形成されたキャビティに注入した。続いて、金型を加熱してシリコーンゴムを温度150℃で15分間加熱して硬化させ、脱型した後、さらに温度180℃で1時間加熱して硬化反応を完結させ、基体の外周に厚さ3mmの導電性弾性層を有する導電性弾性ローラ1を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例2〕 導電性弾性ローラ2の製造
製造例1と同様にして基体を得た。また、以下の表2に示す材料を混練して未加硫ゴム組成物を調製した。次に、基体の供給機構、未加硫ゴム組成物の排出機構を有するクロスヘッド押出機を用意し、クロスヘッドには内径12.1mmのダイスを取付け、押出機とクロスヘッドの温度を30℃に、基体の搬送速度を60mm/secに調整した。この条件で、押出機より未加硫ゴム組成物を供給して、クロスヘッド内にて基体の外周に未加硫ゴム組成物を弾性層として被覆し、未加硫ゴムローラ2を得た。次に、170℃の熱風加硫炉中に前記未加硫ゴムローラを投入し、15分間加熱することでゴムを加硫して基体の外周に厚さ3mmの導電性弾性層を有する導電性弾性ローラ2を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例3〕 導電性弾性ローラ3の製造
下記表3の「成分1」の欄に示す2種類の材料を、メチルエチルケトン(MEK)200質量部中に添加して混合した。次いで、窒素雰囲気下、温度80℃にて4時間反応させて、ポリウレタンポリオールプレポリマーを得た。このポリウレタンポリオールプレポリマー100質量部と下記表3の「成分2」の欄に示す他の2種類の材料を、表3に示す配合比で、総固形分量が30質量%になるようにMEK400質量部中に添加して、ボールミルで攪拌分散し、分散液を得た。また、製造例1と同様にして、付加型シリコーンゴム組成物と金型を用いて導電性弾性ローラ3’を製造した。
Figure 2016164654
次いで、この分散液を塗工液として、導電性弾性ローラ3’を、その長手方向を鉛直方向にして、基体の上端部を把持して、塗工液中に浸漬してディッピング法で、膜厚10.0μmとなるように塗工した。浸漬時間は9秒間、塗工液からの引き上げ速度は、初期速度30mm/s、最終速度20mm/s、及び、これらの間は、時間に対して直線的に速度を変化させた。得られた塗工物を、温度80℃のオーブン中で15分間乾燥後、温度140℃のオーブン中で2時間、硬化反応させて、導電性弾性ローラ3を製造した。
〔製造例4〕 導電性弾性ローラ4の製造
下記表4に示す3種類の材料を、総固形分量が25質量%になるようにMEK 465質量部中に添加して、ボールミルで攪拌分散し、分散液を得た。次いで、塗工時の膜厚が4.0μmとなるようにしたこと以外は製造例3と同様にして導電性弾性ローラ4を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例5〕 導電性弾性ローラ5の製造
下記表5に示す3種類の材料を、総固形分量が30質量%になるようにMEK 396質量部中に添加して、ボールミルで攪拌分散し、分散液を得た。次いで、製造例3と同様にして導電性弾性ローラ5を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例6〕 導電性弾性ローラ6の製造
下記表6に示す2種類の材料を、総固形分量が15質量%になるようにMEK 680質量部中に添加して、ボールミルで攪拌分散し、分散液を得た。次いで、塗工時の膜厚が3.0μmとなるようにしたこと以外は製造例3と同様にしてディッピング法で塗工した。得られた塗工物を、温度100℃のオーブン中で15分間乾燥し、導電性弾性ローラ6を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例7〜10〕 導電性弾性ローラ7〜10の製造
使用する材料を、表3の「成分2」の欄に示す条件に変更したこと以外は、製造例3と同様にして、導電性弾性ローラ7〜10を製造した。
〔製造例11〕 導電性弾性ローラ11の製造
下記表7に示す3種類の材料を、総固形分量が30質量%になるようにMEK 336質量部中に添加して、ボールミルで攪拌分散し、分散液を得た。次いで、製造例3と同様にして導電性弾性ローラ11を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例12〕 導電性弾性ローラ12の製造
下記表8に示す3種類の材料を、総固形分量が30質量%になるようにMEK315質量部中に添加して、ボールミルで攪拌分散し、分散液を得た。次いで、製造例3と同様にして導電性弾性ローラ12を製造した。
Figure 2016164654
〔製造例21〕 絶縁性ドメインの原材料1の製造
エトキシ化ビスフェノールAジアクリレート(商品名:「A−BPE−4」、新中村化学社製)15質量部、イソボルニルアクリレート(商品名:「SR506NS」、巴工業社製)85質量部、及び、光開始剤として1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン(商品名:「IRGACURE184」、BASF社製)5質量部を混合し、絶縁性ドメインの原材料1を得た。
〔製造例22〜27〕 絶縁性ドメインの原材料2〜7の製造
アクリレート成分の種類及び使用量を表9に示す条件に変更して、絶縁性ドメインの原材料2〜7を得た。
Figure 2016164654
〔実施例1〕
[1.電子写真用部材の製造及び物性評価]
圧電式のインクジェットヘッドを用いて、製造例22で得られた絶縁性ドメインの原材料2を液滴量が15plになるように調整した後、製造例3で得られた導電性弾性ローラ3の周面上に塗布した。塗布は導電性弾性ローラを回転させながら行い、絶縁性ドメインの周方向および長手方向の間隔がそれぞれ75μmになるように行った。その後、低圧水銀ランプにより波長254nmの積算光量が1500mJ/cmとなるよう紫外線を10分間照射することにより絶縁性ドメインの原材料を硬化し、電子写真用部材1を製造した。
得られた電子写真用部材1について、本発明の方法に従って、導電性弾性層のマルテンス硬度及び露出率R、並びに、絶縁性ドメインの平均底面積S及び高さの平均値Hの測定を行った。図5に絶縁性ドメインの正面観察図の一例を示す。図5のように絶縁性ドメインは略円形であり、その直径は60μm、絶縁性ドメインの間隔は75μmであった。また、絶縁性ドメインの高さ測定の一例を図6に示す。図6のように絶縁性ドメインの高さは5.1μmであった。また、測定結果を表11に示す。
[2.電子写真画像形成装置による評価]
次に、電子写真用部材1を現像ローラとして電子写真画像形成装置に組み込み、性能評価、及び画像出力評価を行った。電子写真画像形成装置として図3に示す構成を有するレーザービームプリンタ(商品名:CLJ CP4525、HP社製)を用いた。電子写真画像形成装置のマゼンタカートリッジに現像ローラとして電子写真用部材1を装填後、温度35℃、相対湿度85%の高温高湿環境下に24時間放置した。評価結果を表12に示す。なお、上記カートリッジは低トルク化の目的で、現像剤供給ローラが現像ローラに対して順方向に回転するようギアを改造した。
[2−1.トナー電荷量およびかぶり評価]
10枚/分の速度で白ベタ画像を5枚出力した後、白ベタ画像を1枚出力する途中でプリンタの運転を停止した。現像ローラ上に形成されたトナー層から、直径5mmの開口を有する吸引用ノズルを用いてトナーを吸引し、吸引したトナーの電荷量とトナー質量を測定して、トナー電荷量(μC/g)を求めた。電荷量はデジタルエレクトロメーター(商品名:8252、エーディーシー社製)を用いて測定した。
また、感光体上に付着したトナーを透明テープ(商品名:ポリエステルテープNo.550、ニチバン(株)製)で剥がしとり、白色の紙(Business Multipurpose 4200;XEROX社製)に貼り付けて、評価用サンプルを得た。次いで、反射濃度計(TC−6DS/A;東京電色社製)にて評価用サンプルの反射濃度Rを測定した。その際、フィルターにグリーンフィルターを使用した。一方、該透明テープのみを白色の紙に貼り付けた基準サンプルについて、同様にして反射濃度Rを測定した。基準サンプルに対する評価用サンプルの反射率の低下量「R―R」(%)をかぶり値(%)とした。かぶりの評価基準は以下の通りである。
2.5%未満:良好である。
2.5%以上5%未満:許容範囲である。
5%以上:悪い。
[2―2.トナー搬送量および画像濃度差評価]
40枚/分の速度で黒ベタ画像を1枚出力した後、更に黒ベタ画像出力中の画像後端部分でプリンタの運転を停止した。現像ローラ上に形成されたトナー層から、直径5mmの開口を有する吸引用ノズルを用いてトナーを吸引し、吸引したトナー質量と吸引した領域の面積を測定して、トナー搬送量(mg/cm)を求めた。
次に40枚/分の速度で黒ベタ画像を1枚出力し、得られた黒ベタ画像の画像濃度を分光濃度計(商品名:508、Xrite社製)を用いて計測し、画像の先端と後端の濃度差を求めた。画像濃度差の評価基準は以下の通りである。
0.05未満:良好である。
0.05以上0.20未満:許容範囲である。
0.20以上:悪い。
〔実施例2〜18及び比較例1〜8〕
導電性弾性ローラ及び絶縁性ドメインの原材料の種類を表10に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様の方法で電子写真用部材2〜18(実施例2〜18)及び電子写真用部材C1〜C8(比較例1〜8)を得て、物性測定及び画像評価を行った。測定結果及び評価結果を表11及び表12に示す。
Figure 2016164654
Figure 2016164654
Figure 2016164654
実施例10、11、18および比較例1、2、7、8によりマルテンス硬度を本発明の範囲内とすることで高温高湿下におけるトナーの搬送力とトナーへの帯電付与性を両立することが出来ることが分かる。実施例1〜5および比較例3、4により導電性弾性層の露出率を本発明の範囲内とすることで高温高湿下におけるトナーの搬送力とトナーへの帯電付与性を両立することが出来ることが分かる。実施例6〜9および比較例5、6により絶縁性ドメインの平均底面積を本発明の範囲内とすることで高温高湿下におけるトナーの搬送力とトナーへの帯電付与性を両立することが出来ることが分かる。
実施例3および12〜15により絶縁性ドメインの高さの平均値Hを1.0μm以上、15.0μm以下とすることで高温高湿下におけるトナーの搬送力とトナーへの帯電付与性を両立することが出来ることが分かる。実施例3および16により導電性弾性層を2層以上にすると高温高湿下におけるトナーの搬送力とトナーへの帯電付与性を両立することが出来ることが分かる。実施例3および17により導電性弾性層がウレタン樹脂を含むことで高温高湿下におけるトナーの搬送力とトナーへの帯電付与性を両立することが出来ることが分かる。
1 電子写真用部材
2 基体
3 導電性弾性層
4 絶縁性ドメイン

Claims (7)

  1. 基体と、該基体上の導電性弾性層と、該導電性弾性層上の複数の絶縁性ドメインと、を有する電子写真用部材であって、
    該導電性弾性層は、マルテンス硬度が0.10N/mm以上、3.00N/mm以下であり、
    該電子写真用部材の表面は、少なくとも、該絶縁性ドメインの表面と、該導電性弾性層の該絶縁性ドメインで被覆されていない露出部分とを含み、
    該電子写真用部材の表面における一辺が300μmの正方形の面積に対する該導電性弾性層の露出部分の面積の割合が50%以上、90%以下であり、かつ、
    該複数の絶縁性ドメインの各々が該導電性弾性層と接触している部分の面積の平均値が、300μm以上、10,000μm以下であることを特徴とする電子写真用部材。
  2. 前記マルテンス硬度が、0.10N/mm以上、1.00N/mm以下である請求項1に記載の電子写真用部材。
  3. 前記複数の絶縁性ドメインの各々の、前記導電性弾性層との接触部からの高さの平均値が、1.0μm以上、15.0μm以下である請求項1または2に記載の電子写真用部材。
  4. 前記導電性弾性層が、2層以上の積層構造を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子写真用部材。
  5. 前記導電性弾性層が、ウレタン樹脂を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子写真用部材。
  6. 電子写真画像形成装置の本体に着脱可能に構成されている、現像ローラを有する写真プロセスカートリッジであって、該現像ローラが前記請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真用部材である電子写真プロセスカートリッジ。
  7. 現像ローラを有する電子写真画像形成装置であって、該現像ローラが前記請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真用部材である電子写真画像形成装置。
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