JP2016162201A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】購入品管理において容易に廃棄する商品の管理を行うことができる。また、購入品を管理することができる情報処理装置およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、ユーザの購入履歴から当該ユーザが購入したものであって所定の保管場所情報に対応付けて記憶されている購入品を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した前記購入品の何れかについて削除要求がなされた場合、削除した削除日を当該購入品に対応付けた削除統計情報を記憶部に記憶する記憶手段と、を備える。【選択図】図17

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、購入品管理(在庫管理や商品の賞味期限など)を行う際に、食材の痛みや賞味期限といった理由により食材を廃棄することがある。この際に廃棄した食材がどれくらいになるかを計算しようとすると、過去のレシートから手動にて判断し、データをまとめる必要があり、手間が掛ってしまっていた。
また、従来の購入品管理では在庫がなくなるとデータが削除されてしまうため、ロスした金額を簡単に分析することができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、購入品管理において容易に廃棄する商品の管理を行うことができる。また、購入品を管理することができる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、ユーザの購入履歴から当該ユーザが購入したものであって所定の保管場所情報に対応付けて記憶されている購入品を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した前記購入品の何れかについて削除要求がなされた場合、削除した削除日を当該購入品に対応付けた削除統計情報を記憶部に記憶する記憶手段と、を備える。
図1は、実施形態にかかる購入品管理システムの構成を模式的に示す図である。 図2は、POS端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、企業サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、購入品管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、購入品管理DBのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図7は、POS端末の機能構成を示す図である。 図8は、企業サーバの機能構成を示す図である。 図9は、購入品管理サーバの機能構成を示す図である。 図10は、ユーザ端末の機能構成を示す図である。 図11は、購入品管理サーバが行う購入品管理処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、購入品管理サーバが行う購入品情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、購入品管理画面(背景画面)の画面遷移の一例を説明するための図である。 図14は、購入品管理画面の一例を示す図である。 図15は、購入品管理画面の一例を示す図である。 図16は、購入品管理サーバが行う購入品操作処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、購入品管理画面の一例を示す図である。 図18は、購入品管理画面の一例を示す図である。
以下、本実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態にかかる購入品管理システムの構成を模式的に示す図である。図1に示すように、購入品管理システムは、POS(Point of Sales)端末1と、企業サーバ2と、購入品管理サーバ3と、ユーザ端末4とを有する。
POS端末1は、商品を販売する店舗P1に設けられる。POS端末1は、ルータ等の
ネットワーク機器(図示せず)を介して、店舗P1と本部P2とを繋ぐネットワークN1に接続することが可能である。ここで、ネットワークN1は、例えば、VPN(Virtual Private Network)等の専用線である。
POS端末1は、自店舗にてユーザが購入した商品の決済処理を含む商品販売データ処理を行うことで、その取引内容を示した商品販売データに基づくレシートデータを生成する。また、POS端末1は、レシートデータのデータ形式を変換した電子レシートを生成し、ネットワークN1を介して企業サーバ2に出力(送信)する。
なお、店舗P1に設けられるPOS端末1の個数は特に問わないものとする。また、店舗内に商品販売データ処理に用いる商品データファイル等を記憶・管理するストアサーバ等を設けてもよい。この場合、ストアサーバは、POS端末1の各々で生成される電子レシートを収集し、企業サーバ2に一括して出力する構成としてよい。
企業サーバ2は、例えば、店舗P1を運営する企業の本部P2に設けられる。企業サーバ2は、自企業が運営する各店舗P1(POS端末1)から送信された電子レシートを受信し管理する。つまり、企業サーバ2は、自企業が運営する各店舗P1で生成された電子レシートを一括に管理する、企業用の電子レシート管理サーバとして機能する。
また、企業サーバ2は、ネットワークN2を介して、購入品管理サーバ3に接続される。ネットワークN2は、例えば、インターネットやVPN等の専用線である。企業サーバ2は、各店舗P1から受信した電子レシートを、購入品管理サーバ3に送信する。
購入品管理サーバ3は、例えば、企業サーバ2の各企業とは独立した第3機関のデータセンタP3等に設けられる情報処理装置である。購入品管理サーバ3は、ネットワークN2を介して、各企業の企業サーバ2に接続される。購入品管理サーバ3は、各企業(企業サーバ2)から送信された電子レシートを受信し管理する。つまり、購入品管理サーバ3は、各種企業の店舗で生成された電子レシートを一括に管理する、ユーザ用(消費者用)の電子レシート管理サーバとして機能する。
また、購入品管理サーバ3は、本システムへの登録を行ったユーザ(以下「会員」という)に関する会員情報を、後述する会員マスタ33a(図4参照)に記憶して管理する。なお、本システムへの登録方法は特に問わないものとする。例えば、本システムへの登録は、店舗P1においてPOS端末1を介して行う形態としてもよいし、ユーザ端末4を介して行う形態としてもよい。また、会員登録を行った消費者には、消費者を特定するための識別情報である固有の会員IDが付与されるものとする。
ユーザ端末4は、本システムのユーザ(会員)が使用する端末装置である。ユーザ端末4は、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータ等、ノート型パソコン等の通信端末を用いて実現できる。また、ユーザ端末4は、ネットワークN3を介して、購入品管理サーバ3等のサーバ装置に接続することが可能となっている。ここで、ネットワークN3は、インターネットや、各種公衆網である。
次に、上記した各装置のハードウェア構成について説明する。
まず、POS端末1について説明する。図2は、POS端末1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、POS端末1は、各種演算やPOS端末1の各部を統括的に制御する制御部11を備える。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)等によって構成されるコンピュータである。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり各種データを書き換え自在に記憶する。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部11は、バス18を介して操作部12、プリンタ13、表示部14及びコードスキャナ15に接続されている。
操作部12は、オペレータが操作入力を行うための各種の操作キーを有する。操作キーは、例えば、数値を入力するための置数キー、所定の項目を選択するためのカーソルキーや選択決定キーを有する。また、操作キーは、取引における売上登録が行われる商品の合計出力を指示する小計キー、一取引の締め処理を行って代金を決済することを宣言する締めキー等を有する。プリンタ13は、レシートやジャーナル等の印字を行うプリンタ装置である。
表示部14は、例えば液晶ディスプレイ等である。表示部14は、販売登録された商品の品名、価格、決済が宣言された一取引の合計金額、釣銭額等の各種情報を表示する。表示部14は、キャッシャなどのオペレータ向けに各種情報を表示するオペレータ用ディスプレイ14aと、ユーザ(消費者)向けに各種情報を表示するユーザ用ディスプレイ14bとを備える。なお、表示部14をタッチパネル構成としてもよく、この場合、タッチパネルは操作部12として機能する。
コードスキャナ15は、バーコードや二次元コード等のコードシンボルを光学的に読み取るスキャナ装置である。コードスキャナ15は、例えば、商品に付されたコードシンボルや、ユーザが提示する物品(会員カードやユーザ端末4)に表されたコードシンボル等を読み取る。そして、コードスキャナ15は、コードシンボルから読み取った情報を制御部11に出力する。なお、商品に付されたコードシンボルには、その商品を特定するための商品コード等が保持されているとする。また、ユーザが提示するコードシンボルには、そのユーザを特定するための会員ID等が保持されているとする。
また、制御部11は、バス18を介して通信I/F(インタフェース)16に接続される。制御部11は、この通信I/F16を介してネットワークN1に接続することが可能となっている。
また、制御部11は、バス18を介して、記憶部17に接続されている。記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置である。記憶部17は、制御部11(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部17は、各商品の商品名(品目)、商品コード及び単価等の商品データを格納した商品データファイル等の各種データファイルを記憶する。
また、記憶部17は、自己のPOS端末1を他のPOS端末1と識別するためのPOSナンバーを記憶する。また、記憶部17は、自店舗を運営する企業を他の企業と識別するための企業コードや、自己のPOS端末1が設置される店舗P1を示す店舗コード等を記憶する。また、記憶部17は、非構造化形式のレシートデータを、構造化形式のレシートデータ(電子レシート)に変換する際の、変換規則を記述したレシートデータスキーマを記憶する。
次に、企業サーバ2について説明する。図3は、企業サーバ2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、企業サーバ2は、各種演算や企業サーバ2の各部を統括的に制御する制御部21を備えている。制御部21は、図2で説明した制御部11と同様に、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成されるコンピュータである。
制御部21は、バス24に接続された通信I/F22を介して、ネットワークN1やネットワークN2に接続することが可能となっている。また、制御部21は、バス24を介して記憶部23に接続されている。
記憶部23は、制御部21(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部23は、店舗P1から送信された電子レシートを記憶・管理する記憶領域を有する。
次に、購入品管理サーバ3の構成について説明する。図4は、購入品管理サーバ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、購入品管理サーバ3は、各種演算や購入品管理サーバ3の各部を統括的に制御する制御部31を備えている。制御部31は、図2で説明した制御部11と同様に、CPUやROM、RAM、RTC部等によって構成されるコンピュータである。
制御部31は、バス34に接続された通信I/F32を介して、ネットワークN2及びネットワークN3に接続することが可能となっている。また、制御部31は、バス34を介して、記憶部33に接続されている。
記憶部33は、制御部31(CPU)が実行する各種プログラムを記憶する。また、記憶部33は、各会員に関する会員情報が登録された会員マスタ33aを備える。会員情報は、各会員に割り振られた固有の会員IDの他、会員の氏名、年齢、家族構成等の情報を含む。ここで、家族構成は、家族の人数や家族の年齢、飼育しているペットの種別等である。また、会員情報は、会員が所持するユーザ端末4の送信先情報(例えばメールアドレス)を含む。
また、記憶部33は、各種企業(企業サーバ2)から提供された電子レシートを記憶・管理するための電子レシートDB(データベース)33bを備える。電子レシートは、会員ID、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、店舗コード、レシートナンバー、取引日時等を含む。また、電子レシートは、会員が買い上げた商品の商品コードや単価、点数、支払金額等を記録したレシートデータの内容を含む。
また、記憶部33は、各会員が購入した商品(以下、購入品という)に関する購入品情報を記憶し、管理するための購入品管理DB33cを備える。なお、購入品管理DB33cは、本実施形態の管理手段に対応する。
図5は、購入品管理DB33cのデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、購入品管理DB33cは、会員IDに対応付けて、その会員IDに対応する会員が購入した商品(購入品)に関する購入品情報(削除統計情報)を記憶する。購入品情報は、購入品毎に設けられ、管理番号と、商品コードと、分量と、保管場所情報と、削除日と、消費行動とを含む。
管理番号は、購入品を管理するための管理番号であり、購入品(商品コード)毎に固有の番号が割り振られる。なお、管理番号は、同一の会員IDに関連付けて登録される購入品間で相違すればよく、例えば購入品管理DB33cに登録された順に昇順の番号を割り当てる形態としてもよい。商品コードは、会員が購入した各商品、つまり購入品の商品コードである。分量は、購入品の残量に対応し、デフォルトの初期値として分量“1”が設定される。なお、3個入りパックの購入品等、一の購入品が複数の構成物で構成される場合には、その構成数を分量の初期値としてもよい。保管場所情報は、購入品の保管場所を示す情報である。
また、図5に示す削除日は、購入品が消費または廃棄によって削除された日である。ここで、「消費」とは、購入品が食料品の場合には「食べた」という消費行動をいう。また、「消費」とは、購入品が日用品の場合には「使用した」という消費行動をいう。一方、「廃棄」とは、購入品が食料品の場合には「食べた」という消費行動をとらずに、「捨てた」ことをいう。また、「廃棄」とは、購入品が日用品の場合には「使用した」という消費行動をとらずに、「捨てた」ことをいう。
また、図5に示す消費行動は、その購入品が消費または廃棄によって削除された場合に、消費による削除なのか、廃棄による削除なのかを判別するためのフラグ情報である。ここで、消費行動“1”が「消費」であることを意味し、消費行動“2”が「廃棄」であることを意味する。なお、消費行動“0”は、消費または廃棄されていない状態を示している。
以上のように、購入品管理DB33cは、「食べた」または「使用した」、「捨てた」といった消費行動を記録することが可能となっている。
また、記憶部33は、後述する購入品管理画面等の生成に係る各種情報(背景画像や商品画像等)を記憶する。なお、商品画像は、各商品の商品コードと関連付けて保持されているものとする。また、商品画像は、対応する商品の分量毎に設けられていてもよい。
次に、ユーザ端末4の構成について説明する。図6は、ユーザ端末4のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、ユーザ端末4は、各種演算やユーザ端末4の各部を統括的に制御する制御部41を備えている。制御部41は、図2で説明した制御部11と同様に、CPUやROM、RAM、RTC等によって構成されるコンピュータである。
操作部42は、バス46を介して操作部42及び表示部43に接続されている。操作部42は、ユーザ(会員)が操作入力を行うための各種の操作キーや、ポインティングデバイスを有している。表示部43は、例えば液晶ディスプレイ等であり各種の情報を表示する。なお、表示部43をタッチパネル構成としてもよく、この場合、タッチパネルは操作部42として機能する。
また、制御部41は、バス46を介して通信I/F44に接続されており、この通信I/F44を介してネットワークN3に接続することが可能となっている。
また、制御部41は、バス46を介して、記憶部45に接続されている。記憶部45は、制御部41(CPU)が実行する各種プログラムの他、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部45は、購入品管理サーバ3と協働するためのプログラムや設定情報を記憶する。また、記憶部45は、表示部43の表示制御に係るプログラムや設定情報を記憶する。また、記憶部45は、自装置を操作するユーザ(会員)の会員IDを記憶(保持)する。この会員IDは、例えば、操作部42を介してユーザから入力されるものである。記憶部45は、操作部42を介して入力された会員IDを、恒常的又は一時的に記憶する。なお、会員IDは、RAMが保持する形態としてもよい。
次に、上記した各装置の機能構成について説明する。
まず、POS端末1の機能構成について説明する。図7は、POS端末1の機能構成を示す図である。図7に示すように、POS端末1は、商品販売処理部111と、レシート出力部112とを機能部として備える。具体的には、制御部11のCPUが、記憶部17のプログラムを実行することにより、商品販売処理部111、レシート出力部112がRAM上に生成される。
商品販売処理部111は、商品販売処理及びレシートデータの生成を主に行う。具体的に、商品販売処理部111は、コードスキャナ15等を介して、商品に付されたコードシンボルから商品コードを読み取る。また、商品販売処理部111は、読み取った商品コードに対応する商品データを商品データファイルから読み出し、この商品の単価に基づいて決済金額を算出する商品販売処理を実行する。そして、商品販売処理部111は、商品販売処理で処理された各商品の取引内容を含むレシートデータを生成する。
ここで、レシートデータは、非構造化形式のテキストデータである。レシートデータは、店舗を運営する企業を示す企業コード(企業名)、店舗コード(店舗名)、取引日時D7、取引ナンバー、レジナンバー、担当者名等の要素を含む。また、レシートデータは、決済の対象となった各商品の商品名(商品コード)、単価、点数、各商品の合計金額、ユーザが支払った預かり金額、お釣り金額等を有する。
また、商品販売処理部111は、取引時にコードスキャナ15等を介してユーザ(会員)を特定する会員IDを取得すると、その会員IDを含んだレシートデータを生成する。
レシート出力部112は、商品販売処理部111で一取引分のレシートデータが生成される毎に、当該レシートデータを紙レシートとしてプリンタ13から印字させる。また、レシート出力部112は、レシートデータに会員IDが含まれる場合、レシートデータスキーマの変換規則に従い、レシートデータをXMLやCSV等の構造化形式のデータに変換する。そして、レシート出力部112は、データ形式を変換したレシートデータ、つまり電子レシートを、自店舗を運営する企業の企業サーバ2に送信(出力)する。
次に、企業サーバ2の機能構成について説明する。図8は、企業サーバ2の機能構成を示す図である。図8に示すように、企業サーバ2は、電子レシート管理部211と、電子レシート転送部212とを機能部として備える。具体的には、制御部21のCPUが、記憶部23のプログラムを実行することにより、電子レシート管理部211、電子レシート転送部212がRAM上に生成される。
電子レシート管理部211は、通信I/F22を介して、POS端末1の各々から送信される電子レシートを受信する。また、電子レシート管理部211は、受信した電子レシートを、記憶部23の所定領域(データベース等)に格納する。
電子レシート転送部212は、電子レシート管理部211が受信した電子レシートを、所定のタイミングで購入品管理サーバ3に送信(転送)する。なお、電子レシート転送部212が、電子レシートを転送するタイミングは特に問わないものとする。例えば、電子レシート転送部212は、電子レシート管理部211が電子レシートを受信したタイミングで、当該電子レシートを転送してもよい。また、電子レシート転送部212は、所定の時間(例えば1時間)毎に、電子レシートを転送してもよい。
次に、購入品管理サーバ3の機能構成について説明する。図9は、購入品管理サーバ3の機能構成を示す図である。図9に示すように、購入品管理サーバ3は、電子レシート管理部311と、購入品管理部312と、購入品情報提供部313と、を機能部として備える。具体的には、制御部31のCPUが、記憶部33のプログラムを実行することにより、上記の機能部がRAM上に生成される。
電子レシート管理部311は、通信I/F32を介して、企業サーバ2の各々から送信される電子レシートを受信する。また、電子レシート管理部311は、受信した電子レシートを、記憶部33の電子レシートDB33bに登録する。ここで、電子レシートDB33bに登録された電子レシートは、各会員(ユーザ)の購入履歴に対応する。
購入品管理部312は、本実施形態の抽出手段および記憶手段に対応する機能部である。購入品管理部312は、電子レシートDB33bに電子レシートが格納される毎に、当該電子レシートに含まれた会員ID及び商品コードを抽出し、購入品管理DB33cに登録する。具体的に、購入品管理部312は、電子レシートから会員ID及び商品コードを抽出すると、その抽出した商品コードの各々に管理番号を付与する。そして、購入品管理部312は、管理番号を付与した商品コードの各々を、抽出した会員IDに関連付けて、購入品管理DB33cに登録する。また、抽出した会員IDが購入品管理DB33cに登録済である場合には、該当する会員IDに関連付けて、管理番号を付与した商品コードの各々を登録する。
管理番号は、上述したように、同一の会員IDに関連付けて購入品管理DB33cに登録した各商品コード、つまり購入品の各々を管理するために用いられる。そのため、購入品管理部312は、同一の商品コードが複数存在する場合であっても、当該商品コードの各々に異なる管理番号を付与して管理する。また、購入品管理部312は、電子レシートにおいて一の商品(商品コード)の点数が複数個を示す場合、その個数分の商品コードを抽出し、それぞれ異なる管理番号を付与して管理する。
また、購入品管理部312は、ネットワークN3を介して、ユーザ端末4から会員ID及び管理番号を指定した保管場所情報の登録要求を受け付ける。購入品管理部312は、登録要求を受け付けると、その登録要求で指定された会員IDの管理番号に関連付けて、保管場所情報を購入品管理DB33cに登録する。なお、保管場所情報には、購入品の保管場所を示す情報が含まれるものとする。
また、購入品管理部312は、ネットワークN3を介して、ユーザ端末4から会員ID、管理番号及び消費量を指定した消費要求を受け付けると、その消費量分を減算する消費処理を行う。具体的に、購入品管理部312は、消費要求を受け付けると、その消費要求で指定された会員ID及び管理番号に係る購入品の分量から、当該消費要求で指定された消費量を減算する。なお、購入品管理部312は、減算の結果、購入品の分量が0(或いはマイナス値)となった場合、その購入品の購入品情報を購入品管理DB33cに削除日を記録するとともに消費行動を「消費」である“1”にする。
また、購入品管理部312は、ネットワークN3を介して、ユーザ端末4から会員ID、管理番号及び廃棄量を指定した廃棄要求を受け付けると、その廃棄量分を減算する廃棄処理を行う。具体的に、購入品管理部312は、廃棄要求を受け付けると、その廃棄要求で指定された会員ID及び管理番号に係る購入品の分量から、当該廃棄要求で指定された廃棄量を減算する。なお、購入品管理部312は、減算の結果、購入品の分量が0(或いはマイナス値)となった場合、その購入品の購入品情報を購入品管理DB33cに削除日を記録するとともに消費行動を「廃棄」である“2”にする。
購入品情報提供部313は、本実施形態の生成手段に対応する機能部である。購入品情報提供部313は、ネットワークN3を介して、ユーザ端末4からユーザIDを指定したアクセス要求を受け付けると、そのユーザIDに関連付けられた購入品情報を購入品管理DB33cから読み出す。そして、購入品情報提供部313は、読み出した購入品情報に基づいて購入品管理画面を生成し、アクセス元のユーザ端末4に送信(提供)する。なお、購入品管理画面については後述する。
次に、ユーザ端末4の機能構成について説明する。図10は、ユーザ端末4の機能構成を示す図である。図10に示すように、ユーザ端末4は、通信制御部411と、表示制御部412と、操作受付部413とを機能部として備える。具体的には、制御部41のCPUが、記憶部45のプログラムを実行することにより、通信制御部411、表示制御部412、操作受付部413がRAM上に生成される。通信制御部411、表示制御部412及び操作受付部413は、例えば、Webブラウザプログラムや、本システム専用のプログラム(アプリケーション)により実現される。
通信制御部411は、通信I/F44を介して、購入品管理サーバ3との間で各種情報の授受を行う。例えば、通信制御部411は、購入品管理サーバ3から提供される各種の画面を受信する。また、通信制御部411は、各種の要求を購入品管理サーバ3に送信する。また、通信制御部411は、操作受付部413と協働することで、ユーザ操作の内容を購入品管理サーバ3に送信する。
表示制御部412は、表示部43を制御することで、当該表示部43に各種情報を表示させる。具体的に、表示制御部412は、通信制御部411と協働することで、購入品管理サーバ3から提供される各種の画面を表示部43に表示させる。
操作受付部413は、操作部42を介して入力されるユーザ操作を受け付ける機能部である。例えば、表示部43がタッチパネル構成の場合、操作受付部413は、表示制御部412と協働することで、表示部43に表示された画面に対する各種操作を受け付ける。
以下、上記した購入品管理システムの主要な動作について説明する。
まず、図11を用いて、購入品管理サーバ3が行う購入品管理処理について説明する。図11は、購入品管理サーバ3が行う購入品管理処理の流れを示すフローチャートである。
まず、電子レシート管理部311は、企業サーバ2から電子レシートを受信するまで待機する(ステップS11;No)。電子レシート管理部311は、電子レシートを受信すると(ステップS11;Yes)、この電子レシートを電子レシートDB33bに登録する(ステップS12)。
続いて、購入品管理部312は、ステップS12で電子レシートDB33bに登録された電子レシートから、購入品として管理する商品の商品コードを抽出する(ステップS13)。ここで、抽出対象となる商品コードは、電子レシートに含まれる全ての商品コードとしてもよいし、一部の商品コードとしてもよい。
次いで、購入品管理部312は、ステップS13で抽出した商品コードの各々に管理番号を付与するとともに、分量“1”を設定する(ステップS14)。
続いて、購入品管理部312は、管理番号、商品コード、分量の各組を購入品情報とし、電子レシートに含まれた会員IDと関連付けて購入品管理DB33cに登録する(ステップS15)。なお、ステップS15の時点では、購入品情報を構成する要素のうち、保管場所情報と、削除日とは空となる。
このように、購入品管理部312は、各会員の購入履歴(電子レシート)から、当該会員が購入した購入品を抽出する。
次に、図12〜図18を用いて、購入品管理サーバ3が行う購入品情報提供処理について説明する。ここで、図12は、購入品管理サーバ3が行う購入品情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザ端末4側では、操作部42を介して行われた所定のユーザ操作に応じて、通信制御部411が、自装置が保持する会員IDを指定したアクセス要求を購入品管理サーバ3に送信する。
一方、購入品管理サーバ3側では、購入品情報提供部313が、ユーザ端末4からのアクセス要求を待機している(ステップS31;No)。購入品情報提供部313は、アクセス要求を受け付けると(ステップS31;Yes)、そのアクセス要求で指定された会員IDの購入品情報を購入品管理DB33cから読み出す(ステップS32)。次いで、購入品情報提供部313は、各保管場所を表す購入品管理画面の背景画面の中から、ホーム画面に設定された背景画面を記憶部45から読み出す(ステップS33)。
ここで、図13は、購入品管理画面(背景画面)の画面遷移の一例を説明するための図である。図13に示すように、購入品管理画面は、複数の保管場所を表す背景画面(第2画像)として、第1画面G11〜第5画面G15を有する。第1画面G11は、冷蔵庫(冷蔵室)内の物品収納棚を模した画面である。第2画面G12は、冷蔵庫(冷蔵室)の扉部の物品収納棚を模した画面である。第3画面G13は、冷凍庫(冷凍室)内の物品収納棚を模した画面である。第4画面G14は、室内に配置される物品収納棚を模した画面である。第5画面G15は、非常用持出袋内の状態を表す画面である。
第1画面G11〜第5画面G15は、それぞれが一画面内に収まるよう表示され、ユーザ端末4でのユーザ操作に応じて画面遷移するよう構成される。例えば、第1画面G11は、図面左方への移動を指示する操作に応じて、第2画面G12に遷移する。また、第1画面G11は、図面下方への移動を指示する操作に応じて、第3画面G13に遷移する。また、第1画面G11は、図面右方への移動を指示する操作に応じて、第4画面G14に遷移する。また、第4画面G14は、画面右上の操作子であるマークM1が操作されると、第5画面G15に遷移する。なお、本実施形態では、最初に表示するホーム画面として、第1画面G11が設定されているものとする。
第1画面G11〜第4画面G14の各物品収納棚には、後述するように各購入品を表した商品画像G2(図14参照)が配置される。また、第1画面G11〜第4画面G14の全て又は一部の物品収納棚には、その物品収納棚の状態を表すサブ画面が関連付けられている。ここで、図13の第6画面G16は、第1画面G11に示した物品収納棚SH1部分のサブ画面を示す図である。このサブ画面は、物品収納棚SH1を上面から見た状態を表すものである。
図12に戻り、購入品情報提供部313は、ステップS32で読み出した各購入品の保管位置情報に基づき、当該購入品を表す商品画像を背景画面上に配置する(ステップS34)。具体的に、購入品情報提供部313は、各購入品の商品コードに関連付けられた商品画像の各々を記憶部45から読み出し、当該商品画像を保管位置情報が示す背景画像上の位置に配置する。なお、本実施形態では、商品画像が第1画像に対応し、背景画面が第2画像に対応する。
図14は、購入品管理画面の一例を示す図である。図14では、各購入品を表す商品画像G2を、第1画面G11上に配置した例を示している。この場合、第1画面G11上に配置される各購入品の保管位置情報には、例えば、第1画面G11を指示する情報と、この第1画面G11内での特定の領域を示す情報とが含まれる。ここで、特定の領域は、特定の物品収納棚(例えば、物品収納棚SH1)等を指示するものである。なお、第5画面G15の場合には、保管位置情報は第5画面G15を指示する情報のみとしてもよい。なお、商品画像G2がタップされた場合、購入品情報提供部313は、商品画像G2対応する商品名をポップアップ表示するようにしても良い。
続いて、購入品情報提供部313は、購入品管理DB33cから読み出した各購入品の中に、保管位置情報が空のものが存在するか否かを判定する(ステップS35)。保管位置情報が空のものが存在しない場合(ステップS35;No)、購入品情報提供部313は、ステップS37に移行する。また、保管位置情報が空の購入品が存在する場合(ステップS35;Yes)、購入品情報提供部313は、この購入品に対応する商品画像に対し、報知情報を付加する(ステップS36)。
図14では、報知情報G4として、保管位置情報が空の購入品に対応する商品画像G2に、新規購入品であることを報知するメッセージ「NEW」を付加した例を示している。なお、保管位置情報が空の場合、商品画像G2の初期配置位置は特に問わないものとする。例えば、商品毎に予め定めた保管場所に配置してもよいし、特定の物品収納棚に纏めて配置してもよい。また、新規購入品の商品画像G2に対し所定の処理を施すことで、当該商品画像G2が新たに追加されたものであることを強調してもよい。
続いて、購入品情報提供部313は、ステップS34〜S36で商品画像等を配置した背景画面を、購入品管理画面としてユーザ端末4に提供(送信)する(ステップS37)。これにより、ユーザ端末4の表示部43には、図14等に示す購入品管理画面が表示されることになる。なお、ユーザ端末4のユーザは、表示部43に表示された購入品管理画面に対し、各種の操作を行うことが可能となっている。購入品情報提供部313は、ユーザ端末4でのユーザ操作に応じて、当該ユーザ端末4に提供する購入品管理画面を更新する。
具体的に、購入品情報提供部313は、ユーザ端末4からの操作指示を待機する(ステップS38;No→ステップS40;No)。ここで、購入品情報提供部313は、画面遷移を指示する画面遷移操作を受け付けると(ステップS38;Yes)、遷移先の背景画面を読み出し(ステップS39)、ステップS34に戻る。
また、購入品情報提供部313は、特定の領域(物品収納棚)を指定する領域指定操作を受け付けると(ステップS38;No→ステップS40;Yes)、指定された物品収納棚のサブ画面をユーザ端末4に提供する(ステップS41)。
例えば、図14の購入品管理画面において、物品収納棚SH1の領域が指定されると、購入品情報提供部313は、図15に示すサブ画面をユーザ端末4に提供する。このサブ画面は、物品収納棚SH1に関連付けられた第6画面G16上に、物品収納棚SH1に配置された各購入品の商品画像G2や報知情報を配列することで生成される。図15に示すように、サブ画面では、物品収納棚SH1を上面から見た状態であるため、図14で重畳されていた商品画像G2が、重なりのないフラットな状態で表される。そのため、ユーザ端末4のユーザは、サブ画面を参照することで、各物品収納棚に配置された購入品(商品画像G2)の状態を容易に把握することができる。
購入品情報提供部313は、サブ画面を提供した後、ユーザ端末4からサブ画面を閉じる操作を受け付けるまで待機する(ステップS42;No)。このサブ画面を閉じる操作は、例えば、図15でグレーアウトされた部分が選択されることによって行われる。購入品情報提供部313は、サブ画面を閉じる操作を受け付けると(ステップS42;Yes)、ステップS38に戻る。
このように購入品情報提供部313は、新たに追加された購入品の商品画像G2に報知情報G4を付加等し、購入品管理画面としてユーザ端末4に提供する。これにより、ユーザ端末4のユーザは、新たに追加された購入品を容易に把握することができるため、利便性の向上を図ることができる。
次に、図16を用いて、購入品管理サーバ3が行う購入品操作処理について説明する。図16は、購入品管理サーバ3が行う購入品操作処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、ユーザ端末4の表示部43には購入品管理画面が表示されているものとする。
まず、購入品管理サーバ3の購入品管理部312は、ユーザ端末4から保管場所情報の登録を指示する登録要求が送信されるまで待機する(ステップS51;No→ステップS54;No)。
ここで、登録要求は、ユーザ端末4において、購入品管理画面内の商品画像の配置位置を変更する位置変更操作がなされた場合に送信されるものである。この位置変更操作は、例えば、購入品管理画面内において、ある物品収納棚に配置された商品画像G2を、他の物品収納棚に移動させる操作によって行われる。ユーザ端末4の通信制御部411は、位置変更操作が行われると、変更先を指示する登録要求を、購入品管理サーバ3に送信する。具体的に、登録要求は、ユーザ端末4が保持する会員IDと、操作の対象となった商品画像G2に対応する購入品の管理番号と、変更先の保管場所情報とを含む。なお、購入品管理画面内での商品画像の配置位置は、実際の購入品の保管位置と一致させることが、購入品の管理を行う上で好ましい。
購入品管理部312は、登録要求を受け付けると(ステップS51;Yes)、この登録要求で指定された会員ID及び管理番号に対応する購入品情報を購入品管理DB33cから検索する(ステップS52)。そして、購入品管理部312は、検索した購入品情報の保管場所情報欄に、登録要求で指定された保管場所情報を登録(或いは上書き)する(ステップS53)。
また、購入品管理サーバ3の購入品管理部312は、ユーザ端末4から購入品の消費を指示する消費要求または購入品の廃棄を指示する廃棄要求が送信されるまで待機する(ステップS54;No→ステップS51;No)。
ここで、消費要求は、ユーザ端末4において、購入品の消費を指示する消費指示操作がなされた場合に送信されるものである。また、廃棄要求は、ユーザ端末4において、購入品の廃棄を指示する廃棄指示操作がなされた場合に送信されるものである。
ここで、ユーザ端末4における消費要求または廃棄要求の送信手法について説明する。図17は、購入品管理画面の一例を示す図である。図17に示すように、購入品管理画面内において、ある物品収納棚に配置された商品画像G2を長押しすると、購入品管理サーバ3の購入品管理部312は、購入品管理画面内に消費マークM2およびゴミ箱マークM3を表示する。
消費要求は、購入品管理画面内の物品収納棚に配置された商品画像G2を長押しすると購入品管理画面内に表示される消費マークM2に対して、当該物品収納棚に配置された1又は複数の商品画像G2をドラッグ&ドロップする(移動して重ねる)ことによって行われる。図17に示す例においては、商品Aを消費マークM2に対してドラッグ&ドロップする様子を示している。
廃棄要求は、購入品管理画面内の物品収納棚に配置された商品画像G2を長押しすると購入品管理画面内に表示されるゴミ箱マークM3に対して、当該物品収納棚に配置された1又は複数の商品画像G2をドラッグ&ドロップする(移動して重ねる)ことによって行われる。
ユーザ端末4の通信制御部411は、消費指示操作が行われると、消費量を指示する消費要求を購入品管理サーバ3に送信する。具体的に、消費要求は、ユーザ端末4が保持する会員IDと、消費指示操作の対象となった購入品の管理番号と、消費した分量(消費量)とを含む。
なお、消費量に応じた複数の消費マークM2を用意するようにしても良い。このように複数の消費マークM2を用意することにより、消費量を“1”、“1/2”、“1/4”の単位で指定することができる。この場合、通信制御部411は、商品画像G2が消費量を“1”に対応する消費マークM2にドラッグ&ドロップされた場合には、消費量“1”を指定し、商品画像G2が消費量を“1/2”に対応する消費マークM2にドラッグ&ドロップされた場合には、消費量“1/2”を指定する。
一方、ユーザ端末4の通信制御部411は、廃棄指示操作が行われると、廃棄量を指示する廃棄要求を購入品管理サーバ3に送信する。具体的に、廃棄要求は、ユーザ端末4が保持する会員IDと、廃棄指示操作の対象となった購入品の管理番号と、廃棄した分量(廃棄量)とを含む。
購入品管理部312は、消費要求を受け付けると(ステップS54;Yes)、この消費要求で指定された会員ID及び管理番号に対応する購入品情報を購入品管理DB33cから検索する(ステップS55)。次いで、購入品管理部312は、検索した購入品情報の分量から、消費要求で指定された消費量を減算する(ステップS56)。
続いて、購入品管理部312は、ステップS56の減算結果が0以下か否かを判定する(ステップS57)。ここで、減算結果が0より大きな値(例えば1/2)の場合(ステップS57;No)、購入品管理部312は、ステップS51に戻る。また、減算結果が0以下の場合(ステップS57;Yes)、購入品管理部312は、ステップS55で検索した購入品情報の購入品管理DB33cの消費行動を「消費」である“1”にするとともに、購入品管理DB33cに削除日を記録した後(ステップS58)、ステップS51に戻る。
また、購入品管理部312は、廃棄要求を受け付けると(ステップS54;Yes)、この廃棄要求で指定された会員ID及び管理番号に対応する購入品情報を購入品管理DB33cから検索する(ステップS55)。次いで、購入品管理部312は、検索した購入品情報の分量から、廃棄要求で指定された廃棄量を減算する(ステップS56)。
続いて、購入品管理部312は、ステップS56の減算結果が0以下か否かを判定する(ステップS57)。ここで、減算結果が0より大きな値(例えば1/2)の場合(ステップS57;No)、購入品管理部312は、ステップS51に戻る。また、減算結果が0以下の場合(ステップS57;Yes)、購入品管理部312は、ステップS55で検索した購入品情報の購入品管理DB33cの消費行動を「廃棄」である“2”にするとともに、購入品管理DB33cに削除日を記録した後(ステップS58)、ステップS51に戻る。
このように、購入品管理サーバ3では、購入品管理画面を介した操作に応じて、購入品情報に対応付けられる保管場所情報の登録処理、購入品情報の消費処理、購入品情報の廃棄処理を実行し、消費または廃棄したのかを記録する。購入品情報の消費処理および廃棄処理については、購入品が消費または廃棄によって削除された場合に購入品管理DB33cの消費行動を「消費」である“1”か「廃棄」である“2”にする。このようにすることで、ユーザ端末4は、購入品管理DB33cの購入品情報を表示する際に、消費行動が“1”か“2”である場合には、表示としては削除したように見せることができる。図18に示す例では、図17で消費マークM2に対してドラッグ&ドロップした商品Aが表示されていない。
また、本実施形態においては、購入品が消費または廃棄によって削除された場合に、購入品管理サーバ3の購入品管理DB33cにおいて削除日を記録している。これにより、ユーザ端末4は、購入品管理サーバ3の購入品管理DB33cから所定の期間における廃棄にかかる購入品情報を取得することができる。すなわち、ユーザ端末4のユーザは、廃棄によって削除されたことを示すデータと電子レシートデータとを組み合わせることで、所定の期間における廃棄ロス金額などの統計データを計算することができる。これにより、ユーザ端末4のユーザは、簡易な操作で購入品を管理することができるため、利便性の向上を図ることができる。
なお、購入品情報提供部313は、購入品情報に含まれた分量の変更に伴い、対応する商品画像の状態を変更することが好ましい。例えば、購入品情報提供部313は、分量が1/2だけ消費した購入品の商品画像G2を、1/2にカットされた状態の購入品を表す商品画像G2に変更する。これにより、ユーザ端末4のユーザは、各購入品の残量を容易に把握することができるため、利便性の向上を図ることができる。
このように本実施形態によれば、電子レシートをユーザの購入履歴として用いるとともに、ユーザの購入履歴から当該ユーザが購入したものであって所定の保管場所情報に対応付けて記憶されている購入品を抽出し、抽出した購入品の何れかについて削除要求がなされた場合、削除した削除日を当該購入品に対応付けた削除統計情報を記憶部に記憶するようにした。このように購入品管理の消費行動(消費または廃棄による削除)をログとして記憶する機能を追加することにより、容易に商品の管理(「捨てた」「食べた(使った)」の管理)を行うことができる。また、購入品を管理する際に、消費行動フラグ(「消費」は“1”、「廃棄」は“2”)を購入品に付与するようにしたので、統計を取る際には、このフラグを元にロス計算等を行なうことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加、組合せ等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、購入品管理サーバ3が購入品管理画面を生成する形態としたが、これに限らず、ユーザ端末4が画面を生成する形態としてもよい。具体的には、ユーザ端末4が、購入品情報提供部313の機能の一部(画面生成機能)を備える。そして、ユーザ端末4の画面生成機能は、購入品管理サーバ3から提供される購入品情報に基づいて各種画面を生成する。なお、画面生成に用いる背景画像や商品画像等は、ユーザ端末4がローカルで保持する形態としてもよいし、購入品管理サーバ3等の外部装置が保持するものを読み出す形態としてもよい。
また、上記実施形態では、購入品管理サーバ3が購入品管理画面(購入品情報)をユーザ端末4に提供する構成としたが、これに限らないものとする。例えば、企業サーバ2が、自社で管理する電子レシートに基づいて購入品管理画面やレシピ画面をユーザ端末4に提供する構成としてもよい。この場合、企業サーバ2は、購入品情報提供部313の機能部を備え、購入品管理サーバ3と同様に各種情報の提供を行う。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するが、これに限らないものとする。例えば、プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。係る記憶媒体は、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等が挙げられる。更に、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らないものとする。例えば、記憶媒体は、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードすることで、記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記各実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布する構成としてもよい。
3 情報処理装置
33 記憶部
312 抽出手段、記憶手段
313 生成手段
特開2003−222460号公報

Claims (6)

  1. ユーザの購入履歴から当該ユーザが購入したものであって所定の保管場所情報に対応付けて記憶されている購入品を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記購入品の何れかについて削除要求がなされた場合、削除した削除日を当該購入品に対応付けた削除統計情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記抽出手段が抽出した前記購入品の各々を表す第1画像を、当該購入品の保管場所を表す第2画像上に配置した購入品管理画面を生成する生成手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記記憶部に記憶された前記削除統計情報に基づいて削除の対象となった前記購入品を表す第1画像を消去した前記購入品管理画面を生成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記削除統計情報として消費または廃棄による削除の何れかを示す消費行動も記憶する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記購入品管理画面内の前記第1画像を長押しすると当該購入品管理画面内に表示される所定のマークを表示し、当該マークに対して当該第1画像を移動して重ねることによって前記削除要求を出力する、
    ことを特徴とする請求項2または3記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出手段は、商品販売処理で処理された各商品の取引内容およびユーザを特定する情報を含んだレシートデータを構造化形式のデータに変換した電子レシートを前記ユーザの購入履歴として用いる、
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    ユーザの購入履歴から当該ユーザが購入したものであって所定の保管場所情報に対応付けて記憶されている購入品を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記購入品の何れかについて削除要求がなされた場合、削除した削除日を当該購入品に対応付けた削除統計情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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