JP2016161633A - 操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法 - Google Patents

操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作パネルの構成部品に個体差があっても画面のチラつきを防止することが可能な操作パネルの製造装置、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法を提供する。
【解決手段】工場側画面書換部203は、操作パネルの画面表示部201を予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換える。工場側点灯制御部204は、操作パネルのバックライト部202を予め設定されたPWM信号で点灯させる。工場側周波数変更部205は、PWM信号の周波数をリフレッシュレートの整数倍になるように変更する。工場側チラつき判定部206は、変更されたPWM信号で点灯するバックライト部と、画面表示部と、で表示される画面のチラつきが無くなったか否かを判定する。工場側整数倍記憶部208は、画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を所定の記憶媒体209に記憶させ、操作パネルのバックライト部の点灯制御に使用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法に関する。
近年、プリンター、複写機、複合機の操作パネルには、大型のカラーTFT液晶の操作パネルを用いており、当該操作パネルの操作性の向上を図る技術が存在する。
一方、TFT液晶には、視認性の向上のためにバックライトが必要であり、近年、バックライトの光源にLEDが使用されている。このLEDの点灯方式は2種類存在する。
1つは、従来から使用されているDC点灯方式である。これは、定電流をDC駆動することにより、当該定電流の電流値で光量を調整するものである。もう1つは、定電流を時分割でパルス駆動するPWM点灯方式である。このPWM点灯方式では、定電流の時分割のデューティー比を調整することで光量を調整する方式であり、デューティー比の周波数がバックライトの点灯周波数となる。このPWM点灯方式では、低光量でも良好な特性を有することから、幅広く採用されている。
しかしながら、PWM点灯方式の制御を行った場合、このデューティー比の周波数が、TFT液晶の画面の書き換えリフレッシュレート(周波数)と干渉し、当該画面にチラつきが発生するという課題がある。又、TFT液晶の操作パネルの構成部品のバラつきによって、前記画面のチラつきが発生する周波数域が各操作パネル毎に異なる。つまり、一方の操作パネルではチラつきの現象が発生しない周波数域であっても、他方の操作パネルではチラつきの現象が発生する周波数域であり、製造される全ての操作パネルに対して一律にPWM点灯方式のデューティー比の周波数を設定することが出来ないという課題がある。
このような画面のチラつきを改善するために、デューティー比の周波数を画面の書き換えリフレッシュレート(周波数)の整数倍にするという方法がある。又、特開2010−200481号公報(特許文献1)には、液晶表示装置の画面に生じるビートノイズやちらつき等を防ぐために、液晶表示装置の垂直同期周波数と同期することのないデューティー信号を生成させる技術が開示されている。これにより、TFT液晶にチラつきの現象を防止するとしている。
特開2010−200481号公報
しかしながら、従来の画面のチラつきを防止する方法では、上述のように、操作パネルの構成部品の個体差により、画面の書き換えリフレッシュレートの周波数の整数倍にバラつきが見られ、一律に一定の整数倍を選択することが出来ないという課題がある。又、特許文献1に記載の技術では、前記デューティー信号を特定するために、別途センサー等を設ける必要があり、簡単な方法でなく、コストが掛かるという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、操作パネルの構成部品に個体差があっても、画面のチラつきを防止することが可能な操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る操作パネルの製造装置は、工場側画面書換部と、工場側点灯制御部と、工場側周波数変更部と、工場側チラつき判定部と、工場側整数倍記憶部と、を備える。工場側画面書換部は、操作パネルの画面表示部の画面を、予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えする。工場側点灯制御部は、PWM点灯方式で、前記操作パネルのバックライト部を、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯させる。工場側周波数変更部は、前記PWM信号の周波数を、前記リフレッシュレートの整数倍になるように変更する。工場側チラつき判定部は、前記変更されたPWM信号で点灯するバックライト部と前記画面表示部とで表示される画面のチラつきが無くなったか否かを判定する。工場側整数倍記憶部は、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を所定の記憶媒体に記憶させ、前記操作パネルのバックライト部の点灯制御に使用させる。
前記工場側周波数変更部は、前記画面のチラつきが有る場合、前記PWM信号の周波数を、前記変更前のリフレッシュレートの整数倍よりも大きいリフレッシュレートの整数倍になるように変更する。
前記工場側周波数変更部は、前記画面のチラつきが有る場合、前記変更前のリフレッシュレートの整数値の次に大きい整数値を算出し、当該算出した整数値を前記リフレッシュレートに乗算した乗算値まで、前記PWM信号の周波数を変更する。
本発明の一の局面に係る操作パネルは、画面表示部と、バックライト部と、記憶媒体と、を備える。画面表示部は、予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えられる画面を表示する。バックライト部は、PWM点灯方式で、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯される。記憶媒体は、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を記憶し、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部の点灯制御に使用される。
本発明の一の局面に係る表示装置は、画面表示部と、バックライト部と、本体側画面書換部と、本体側点灯制御部と、を備える。画面表示部は、画面を表示する。バックライト部は、PWM点灯方式で、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯される。本体側画面書換部は、前記画面を前記リフレッシュレートで周期的に書き換えする。本体側点灯制御部は、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍に基づいて、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部を点灯させる。
本発明の一の局面に係る操作パネルの製造方法は、工場側画面書換ステップと、工場側点灯制御ステップと、工場側周波数変更ステップと、工場側チラつき判定ステップと、工場側整数倍記憶ステップと、を備える。工場側画面書換ステップは、操作パネルの画面表示部の画面を、予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えする。工場側点灯制御ステップは、PWM点灯方式で、前記操作パネルのバックライト部を、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯させる。工場側周波数変更ステップは、前記PWM信号の周波数を、前記リフレッシュレートの整数倍になるように変更する。工場側チラつき判定ステップは、前記変更されたPWM信号で点灯するバックライト部と前記画面表示部とで表示される画面のチラつきが無くなったか否かを判定する。工場側整数倍記憶ステップは、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を所定の記憶媒体に記憶させ、前記操作パネルのバックライト部の点灯制御に使用させる。
本発明の一の局面に係る表示装置の表示方法は、画面表示部と、バックライト部と、を備えた表示装置の表示方法であって、本体側画面書換ステップと、本体側点灯制御ステップと、を備える。本体側画面書換ステップは、前記画面を前記リフレッシュレートで周期的に書き換えする。本体側点灯制御ステップは、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍に基づいて、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部を点灯させる。
本発明の操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法によれば、操作パネルの構成部品に個体差があっても、画面のチラつきを防止することが可能となる。
本発明に係る操作パネルを備えた複合機の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明の実施形態における複合機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態における操作パネルの点灯検査をする場合の製造工場の一例を示す図(図4A)と、本発明の実施形態における操作パネルを接続する場合の製造工場の一例を示す図(図4B)とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
以下に、本発明の実施形態の操作パネルの一例として、操作パネルを利用する画像形成装置について説明する。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、ファクシミリ、コピー、スキャナ、プリンター等の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)が該当する。
複合機100は、図1に示すように、操作部101を介してユーザーから印刷ジョブの設定条件を受け付けると、画像読取部、画像形成部、搬送部、定着部等の各部を駆動し、当該印刷ジョブを提供する。この操作部101に操作パネルが設けられ、この操作パネルに、通常、画面が表示される画面表示部と、当該画面表示部へ光を照射するバックライト部とが設けられる。この画面表示部は、例えば、TFT液晶で構成される。複合機100の本体には、前記画面表示部の画面を所定の周期で書き換える(切り換える)本体側画面書換部と、前記バックライト部の点灯をPWM点灯方式で制御する本体側点灯制御部とが設けられている。
尚、操作パネルを含む複合機100の制御回路は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、各駆動部に対応するドライバを内部バスによって接続している。
複合機100のCPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいてドライバからのデータ、指示、信号、命令等を授受し、印刷ジョブの実行に関する各駆動部の動作を制御する。又、駆動部以外の後述する各部(図2に示す)についても、CPUが、各プログラムを実行することで当該各部を実現する。ROM、RAM、HDD等には、以下に説明する各部を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に、図2、図3を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。ここで、複合機100の本体と、操作部101とが別個に製造される製造工場を想定する。製造工場において、操作部101が製造される場合、図2に示すように、操作部101の操作パネル200の下方に、画面表示部201(例えば、TFT液晶)と、バックライト部202が装着される。この状態で、製造者は、この操作部101の点灯検査を実施する。
先ず、製造者が、図2、図4Aに示すように、操作パネル200の画面表示部201に、製造工場の専用の治具回路である工場側画面書換部203を電気的に接続し、操作パネル200のバックライト部202に、専用の治具回路である工場側点灯制御部204を電気的に接続する。そして、製造者は、工場側画面書換部203に画面の表示を指示すると、工場側画面書換部203は、画面表示部201の画面を、予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えする(図3:S101)。
ここで、工場側画面書換部203が書き換える方法に特に限定は無い。例えば、工場側画面書換部203が、所定のメモリーから、前記指示に対応して基準の画面データを取得し、図4Aに示すように、当該取得した画面データを、予め設定されたリフレッシュレート(周波数、例えば、40Hz)で周期的に画面表示部201に送信する。尚、リフレッシュレート(1/T1)が、1秒間に画面を更新する回数(Hz)を意味し、リフレッシュレートの逆数が、リフレッシュレートの周期T1に対応する。リフレッシュレートは、高い程、画面表示が安定する。
次に、製造者が、工場側点灯制御部204に点灯を指示すると、工場側点灯制御部204は、PWM点灯方式で、バックライト部202を、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯させる(図3:S102)。
ここで、工場側点灯制御部204が点灯させる方法に特に限定は無い。例えば、工場側点灯制御部204が、所定のPWM信号発生部から所定の周波数(例えば、50Hz)とデューティー比D(例えば、20%)のPWM信号を生成させて、このPWM信号をバックライト部202に周期的に送信する。尚、PWM信号(周波数1/T2)の逆数が、PWM信号の周期T2に対応し、デューティー比Dが、所定の周期T2においてPWM信号のON信号が継続する期間の割合を意味する。デューティー比Dが大きくなれば、点灯の光量が増加し、デューティー比Dが小さくなれば、点灯の光量が減少する。
更に、製造者は、専用の治具回路の工場側周波数変更部205にPWM信号の周波数の変更を指示すると、工場側周波数変更部205は、前記PWM信号の周波数を、前記リフレッシュレートの整数倍になるように変更する(図3:S103)。
ここで、工場側周波数変更部205が変更する方法に特に限定は無い。例えば、工場側周波数変更部405が、先ず、前記バックライト部202に入力するPWM信号の周波数(50Hz)を、前記リフレッシュレート(40Hz)で除算した除算値(1.25)を算出し、当該算出した除算値よりも大きく、且つ、最小の整数値(例えば、2)を算出する。そして、工場側周波数変更部405が、前記算出した整数値を前記リフレッシュレートに乗算した乗算値(80Hz)を変更後のPWM信号の周波数として算出し、前記PWM信号の周波数(40Hz)を前記乗算値(80Hz)まで変更する。
さて、工場側周波数変更部205が変更を完了すると、その旨を専用の治具回路の工場側チラつき判定部206に通知し、当該通知を受けた工場側チラつき判定部206は、前記変更されたPWM信号で点灯するバックライト部202と前記画面表示部201とで表示される画面のチラつきが無くなったか否かを判定する(図3:S104)。
ここで、工場側チラつき判定部206が判定する方法に特に限定は無い。例えば、画面表示部201とバックライト部202とで表示される画面の上に、所定のセンサー207(例えば、専用の光量センサー、専用の照度計)を予め設けておき、工場側チラつき判定部206が、このセンサー207を監視し、当該画面のチラつきが無くなったか否かを判定する。
この画面のチラつきは、例えば、画面上に現れる縞模様であり、PWM点灯方式にのみ現れる特徴的な現象である。例えば、各部を構成する原材料、ガラス基板、表面電極、トランジスタの応答速度等の変動に起因すると考えられている。尚、この判定では、例えば、製造者が、前記画面を肉眼で見ながら、当該画面のチラつきが無いか否かを判断して、その旨の指示をチラつき判定部206に入力しても良い。
前記判定の結果、前記画面のチラつきが無くならない場合、言い換えると、前記画面のチラつきが有る場合(図3:S104NO)、工場側チラつき判定部206は、その旨を工場側周波数変更部205に通知し、S103に戻って、工場側周波数変更部205は、更に、前記PWM信号の周波数を、前記変更前のリフレッシュレートの整数倍よりも大きいリフレッシュレートの整数倍になるように変更する(図3:S103)。
ここで、工場側周波数変更部206が、再度、前記PWM信号の周波数を変更する場合は、例えば、前記変更前のリフレッシュレートの整数値(2)の次に大きい整数値(3)を算出し、当該算出した整数値(3)を前記リフレッシュレート(40Hz)に乗算した乗算値(120Hz)を、新たなPWM信号の周波数として算出する。そして、工場側周波数変更部206は、前記PWM信号の周波数(40Hz)を前記乗算値(120Hz)まで変更する。これにより、前記PWM信号の周波数を段階的に大きくすることが出来、点灯頻度が最も少なく、且つ、画面のチラつきが無いPWM信号の周波数を検索することが出来る。
一方、S104において、前記判定の結果、前記画面のチラつきが無くなった場合(図3:S104YES)、工場側チラつき判定部406は、その旨を工場側整数倍記憶部208に通知する。当該通知を受けた工場側整数倍記憶部208は、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍(例えば、6)を所定の記憶媒体209に記憶させ、前記操作パネル200のバックライト部202の点灯制御に使用させる(図3:S105)。
ここで、工場側整数倍記憶部208が記憶させる方法に特に限定は無い。例えば、操作部101に所定の記憶媒体209(不揮発性メモリー)が予め内蔵されている場合には、工場側整数倍記憶部208が、前記整数倍(6)を前記不揮発性メモリー209に記憶させる。一方、操作部101に前記不揮発性メモリー209が存在しない場合には、工場側整数倍記憶部208が、例えば、前記整数倍(6)に対応する記憶媒体(紙、バーコード等)を出力して、製造者がこれを所有・管理するか、これを操作部101毎に貼付しても良い。
さて、工場側整数倍記憶部208が記憶を完了すると、その旨を工場側画面書換部203に通知し、当該通知を受けた工場側画面書換部203は、画面表示部201の画面の表示を停止する(図3:S106)。又、工場側整数倍記憶部208が、その旨を工場側点灯制御部204に通知し、当該通知を受けた工場側点灯制御部204は、点灯するバックライト部202を消灯する(図3:S107)。これにより、製造工場における操作部101の点灯検査が完了する。
この点灯検査が完了した操作部101が、製造工場において別途組み立てられた複合機101の本体への接続工程へ搬送されると、製造者は、図2、図4Bに示すように、操作部101を本体へ接続する(図3:S108)。
そして、製造者は、各部の電源を投入し、専用の治具回路を用いて、複合機100の本体側画面書換部210に画面書換の指示を入力すると、本体側画面書換部210は、画面表示部201の画面を、所定のリフレッシュレートで周期的に書き換える(図3:S109)。又、製造者は、専用の治具回路を用いて、複合機100の本体側点灯制御部211に点灯制御の指示を入力すると、本体側点灯制御部211は、前記記憶媒体209に記憶された整数倍(6)を読み出し、バックライト部202を、前記リフレッシュレートの整数倍の周波数(240Hz)のPWM信号で点灯させる(図3:S110)。これにより、これにより、複合機100においても画面のチラつきが無い状態で画面を表示することが可能となる。特に、本発明では、操作部101の構成部品のバラつきや製造のバラつきがある場合でも、点灯検査において個別に最適な整数倍を算出し、それを複合機100と操作部101との接続時に採用しているため、操作部101の個体差に関係なく、画面のチラつきを各操作部101毎に解消することが可能となる。製造者が、複合機100において画面の表示を確認した後は、各部の電源を切断して、上述の接続工程を終了する。
尚、上述は、操作部101に前記記憶媒体209が予め内蔵されている場合であるが、前記記憶媒体209が内蔵されていない場合は、例えば、S110において、製造者が、専用の治具回路を用いて、別途出力された記憶媒体(紙、バーコード等)から前記整数倍(6)を読み出し、これを本体側点灯制御部211に入力する。これにより、本体側点灯制御部211は、前記入力された整数倍に基づき、バックライト部202を、前記リフレッシュレートの整数倍の周波数(240Hz)のPWM信号で点灯させる(図3:S110)。
尚、本発明の実施形態に係る操作パネル200では、操作パネルを利用した複合機100に適用した場合について説明したが、操作パネルを有する表示装置(操作部、操作装置)、画像形成装置、画像処理装置、画像加工装置、画像表示装置、処理装置等に適用しても、同一の作用効果を奏する。
又、本発明の実施形態では、操作パネルであっても良い。即ち、本発明に係る操作パネルは、画面表示部201と、バックライト部202と、画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を記憶し、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部の点灯制御に使用される記憶媒体209と、を備える。これでも、同一の作用効果を有する。本発明に係る操作パネルは、ユーザーが、市販の操作パネルを購入して、それを表示装置に搭載し、前記記憶媒体209の整数倍に基づいて、前記PWM信号を調整して使用すると、本発明の作用効果を有し、本発明の実施になる。
又、本発明の実施形態では、表示装置であっても良い。即ち、本発明に係る表示装置は、画面表示部201と、バックライト部202と、本体側画面書換部210と、画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍に基づいて、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部を点灯させる本体側点灯制御部211と、を備える。これでも、同一の作用効果を有する。尚、表示装置に、前記記憶媒体209が設けられても構わない。
又、本発明の実施形態では、表示装置の表示方法であっても良い。即ち、本発明に係る表示方法は、前記画面を前記リフレッシュレートで周期的に書き換えする本体側画面書換ステップと、前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍に基づいて、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部を点灯させる本体側点灯制御ステップと、を備える。これでも、同一の作用効果を有する。
尚、本発明に係る操作パネルは、上述した製造装置又は製造方法で製造されても良いし、他の手段により製造されても構わない。本発明に係る表示装置も同様である。
又、本発明の実施形態では、操作パネル200の製造工場又は複合機が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを装置に読み出させ、当該装置が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各部が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法は、操作パネルを利用する複合機はもちろん、複写機、プリンター、表示装置等に有用であり、操作パネルの構成部品に個体差があっても、画面のチラつきを防止することが可能な操作パネルの製造装置、操作パネル、表示装置、操作パネルの製造方法、表示装置の表示方法として有効である。
100 複合機
101 操作部
200 操作パネル
201 画面表示部
202 バックライト部
203 工場側画面書換部
204 工場側点灯制御部
205 工場側周波数変更部
206 工場側チラつき判定部
207 センサー
208 工場側整数倍記憶部
209 記憶媒体
210 本体側画面書換部
211 本体側点灯制御部

Claims (7)

  1. 操作パネルの画面表示部の画面を、予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えする工場側画面書換部と、
    PWM点灯方式で、前記操作パネルのバックライト部を、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯させる工場側点灯制御部と、
    前記PWM信号の周波数を、前記リフレッシュレートの整数倍になるように変更する工場側周波数変更部と、
    前記変更されたPWM信号で点灯するバックライト部と前記画面表示部とで表示される画面のチラつきが無くなったか否かを判定する工場側チラつき判定部と、
    前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を所定の記憶媒体に記憶させ、前記操作パネルのバックライト部の点灯制御に使用させる工場側整数倍記憶部と、
    を備えることを特徴とする操作パネルの製造装置。
  2. 前記工場側周波数変更部は、前記画面のチラつきが有る場合、前記PWM信号の周波数を、前記変更前のリフレッシュレートの整数倍よりも大きいリフレッシュレートの整数倍になるように変更する
    請求項1に記載の製造装置。
  3. 前記工場側周波数変更部は、前記画面のチラつきが有る場合、前記変更前のリフレッシュレートの整数値の次に大きい整数値を算出し、当該算出した整数値を前記リフレッシュレートに乗算した乗算値まで、前記PWM信号の周波数を変更する
    請求項2に記載の製造装置。
  4. 予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えられる画面を表示する画面表示部と、
    PWM点灯方式で、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯されるバックライト部と、
    前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を記憶し、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部の点灯制御に使用される記憶媒体と、
    を備えることを特徴とする操作パネル。
  5. 画面を表示する画面表示部と、
    PWM点灯方式で、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯されるバックライト部と、
    前記画面を前記リフレッシュレートで周期的に書き換えする本体側画面書換部と、
    前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍に基づいて、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部を点灯させる本体側点灯制御部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 操作パネルの画面表示部の画面を、予め設定されたリフレッシュレートで周期的に書き換えする工場側画面書換ステップと、
    PWM点灯方式で、前記操作パネルのバックライト部を、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯させる工場側点灯制御ステップと、
    前記PWM信号の周波数を、前記リフレッシュレートの整数倍になるように変更する工場側周波数変更ステップと、
    前記変更されたPWM信号で点灯するバックライト部と前記画面表示部とで表示される画面のチラつきが無くなったか否かを判定する工場側チラつき判定ステップと、
    前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍を所定の記憶媒体に記憶させ、前記操作パネルのバックライト部の点灯制御に使用させる工場側整数倍記憶ステップと、
    を備えることを特徴とする操作パネルの製造方法。
  7. 画面を表示する画面表示部と、
    PWM点灯方式で、予め設定された周波数とデューティー比のPWM信号で点灯されるバックライト部と、を備えた表示装置の表示方法であって、
    前記画面を前記リフレッシュレートで周期的に書き換えする本体側画面書換ステップと、
    前記画面のチラつきが無くなった場合のリフレッシュレートの整数倍に基づいて、当該整数倍の周波数のPWM信号で、前記バックライト部を点灯させる本体側点灯制御ステップと、
    を備えることを特徴とする表示方法。
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