JP2016158703A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特典の種類を判別することができる外部情報を出力する遊技機を提供する。【解決手段】遊技仕様に基づき、時短の有無に加え、時短に種類が存在するとき、時短に関する情報を外部情報としてホールコンピュータへ出力するに際し、外部端子基板の2つの端子を利用して、時短の有無を示す時短信号1と、時短の種類を示す時短信号2とを出力するようにした。時短信号1は時短の有無を示すため、時短信号1は、低ベース状態から大当りとなり、時短付与状態(中ベース又は高ベース)で連チャン(大当たりが継続)した後、次の低ベース状態の通常遊技状態に戻るまでの1サイクルとした場合のサイクルの回数を認識することができる。時短信号2は、今後の出玉率の調整のための情報として利用できる。例えば、中ベースのときの大当たりの確率と高ベースのときの大当たりの確率とを比較するといった従来にない解析が可能となる。【選択図】図5

Description

本発明は、遊技状態を外部情報として出力する機能を備えた遊技機に関するものである。
遊技機、例えばパチンコ機において、遊技盤面に設けられた特別図柄始動入賞口に入賞したパチンコ球を検出することで抽選(特別図柄抽選)がなされ、この特別図柄抽選に当選すると、アタッカーと称される大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に2〜16ラウンド継続する。)、遊技者に有利な状態とする特別遊技状態(大当り処理)となるパチンコ機がある。
この種のパチンコ機では、特別図柄抽選の結果を遊技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。この表示部は、複数の列(例えば3列)の図柄変動画面が構成され(背景画面もある)、この変動する図柄変動演出後に停止したときの図柄の並びで当/外を報知するようになっている。
遊技者は、この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れかに一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
また、前記特別図柄始動入賞口の入賞開口部には、普通電動役物としての電動チューリップが配設されている。
この電動チューリップの開閉のきっかけは、遊技盤面上の所定の経路の通過(普通図柄始動通過ゲート又は普通図柄始動入賞口)としている。すなわち、所定の経路を通過するパチンコ球を検出することで抽選(普通図柄抽選)がなされ、この普通図柄抽選に当選すると、前記電動チューリップが所定期間、所定回数開放され、前記特別図柄始動入賞口への入賞率を高めることができる。
ところで、前記特別図柄抽選に当選して特別遊技状態が実行された後の通常遊技状態において、特典を付与する場合がある。
特典としては、特別図柄抽選の当選確率を高める特典(以下、「確変」という)と、特別図柄始動入賞口への入賞率を高める特典(以下、「時短」という)との組み合わせが一般である。例えば、特典としては、確変/時短有り、確変/時短無し及び非確変/時短有りが挙げられる。なお、時短は、電動チューリップの開放動作制御(普通図柄抽選、開放期間、開放回数)に基づくものである。
ここで、上記特典が付与されたか否か、並びに特典が付与されたときの組み合わせ如何では、以後の遊技状態(究極的には出玉率)に影響を及ぼす。このため、特典に関する情報を含め遊技状態に関する情報は、外部情報としてホール側(ホールコンピュータ)へ通知されている。外部情報は基本的には二値信号(オン/オフ信号)であり、数が限られた信号線に割り当てられて出力される。従来において、時短に関する情報は、1本の信号線に割り当てられている。
参考として、特許文献1には、大当りの種類に基づいて、すぐに出力する外部情報と、所定回転数後の出力する外部情報がある旨が記載されている。
また、参考として、特許文献2には、外部情報の時短情報がオンである状態である場合に、条件装置の作動開始と同期して時短機能の作動を停止させ時短情報をオフする記載がなされている。
ところで、一般的な遊技仕様では、特典としての時短は、当該時短を付与するか否か(時短の有無)に特化されていたが、例えば、近年の遊技仕様として、特別図柄始動入賞口への入賞率が、時短無しの入賞率(低ベース)よりも高い複数種類の入賞率(中ベース及び高ベース)に設定される場合がある。例えば、特別図柄始動入賞口に入賞すると、1個〜3個程度の賞球がなされる。
なお、ここで言うベースとは、発射された遊技球数に対する賞球される遊技球数の割合であり、語頭に「低」、「中」及び「高」を付記することで、入賞率の差を表現した。
特開2003−34583号公報 特開2014−76069号公報
しかしながら、ホールコンピュータへ外部情報として出力される特典(主として時短)に関する情報は、時短の有無情報に特化されたものであり、特別図柄始動入賞口への入賞率が異なる複数種類の時短を区別した情報を出力する対応はとられていない。
本発明は上記事実を考慮し、特典の付与に関する情報を外部情報として出力する場合に、当該特典の種類を判別することができる外部情報を出力することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、遊技盤に設けられた特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞を目的とした通常遊技状態の特定期間に、特定期間以外の通常遊技状態よりも多くの賞球を獲得でき、かつ獲得できる賞球数が相互に異なる複数種類の特典を付与する特典付与手段と、前記特典の付与の有無情報と当該特典の種類情報とを外部情報として出力する出力手段と、を有している。
本発明によれば、特定付与手段では、遊技盤に設けられた特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞を目的とした通常遊技状態の特定期間に、特定期間以外の通常遊技状態よりも多くの賞球を獲得でき、かつ獲得できる賞球数が相互に異なる複数種類の特典を付与する。
この特典は、所謂出玉率に影響を及ぼすため、店側としては詳細な情報を入手することが望まれる。そこで、出力手段では、特典の付与の有無情報に加え、特典の種類情報を外部情報として出力する。これにより、店側は、特典の付与の有無情報のみに比べて、より正確な、出玉率の調整等のための情報を得ることができる。
本発明において、前記特定期間が、前記特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞を契機とした特別図柄抽選に当選した場合に実行される特別遊技状態が終了した後の通常遊技状態に設定されることを特徴とする。
特典を付与する特典期間としては、特別始動入賞口への遊技球の入賞を契機とした特別図柄抽選に当選した場合に実行される特別遊技状態が終了した後の通常遊技状態に設定される。これにより、連続して特別遊技状態となる機会(所謂連チャンのチャンス)を増やすことができる。
また、本発明において、前記出力手段が、二値化信号を出力する複数の信号系統を備え、前記外部情報としての前記有無情報と前記種類情報とを、それぞれ別の信号系統で出力することを特徴とする。
1つの信号系統で特典の有無情報を出力しており、この有無情報によれば、例えば、特典付与中に連続する特別遊技状態を一括り(すなわち、1サイクル)として認識することができる。
一方、他の1つの信号系統で特典の種類情報を出力しており、この種類情報によれば、例えば、出玉率を判定することができる。
さらに、本発明において、前記出力手段が、二値化信号を出力する複数の信号系統を備え、前記外部情報として、前記特典の種類の数に相当する複数の信号系統で出力することを特徴とする。
特典の種類の数に相当する複数の信号系統で出力ことで、複数の信号系統を組み合わせて判別する必要がなく、制御が容易となる。
また、本発明において、前記特別図柄始動入賞口における入賞率が異なる少なくとも2位置を移動する可動部材を備え、遊技球が遊技盤の所定の経路を通過することで普通図柄抽選が実行され、普通図柄変動表示後の停止図柄によって前記普通図柄抽選の結果を報知すると共に、この普通図柄抽選に当選した場合に、前記可動部材を前記入賞率が高い位置へ所定期間移動させる普通図柄遊技実行手段をさらに有し、前記特典が、前記普通図柄遊技実行手段により、前記特別図柄始動入賞口の入賞率を高めるものであり、前記特典の種類毎に獲得できる賞球数の多少の設定が、前記可動部材が入賞率の高い位置に保持される時間の設定、前記可動部材が入賞率の高い位置に移動する回数の設定、普通図柄抽選の当選確率の設定、又は普通図柄変動表示時間の設定、の少なくとも1つであることを特徴とする。
普通図柄遊技実行手段では、特別図柄始動入賞口における入賞率が異なる少なくとも2位置を移動する可動部材を備え、遊技球が遊技盤の所定の経路を通過することで普通図柄抽選が実行され、普通図柄変動表示後の停止図柄によって普通図柄抽選の結果を報知すると共に、この普通図柄抽選に当選した場合に、可動部材を入賞率が高い位置へ所定期間移動させる。
特典は、この普通図柄遊技実行手段を用いて、特別図柄始動口における入賞率を特定期間以外よりも特定期間を高くする。
また、獲得できる賞球数の多少の設定として、可動部材が入賞率の高い位置に保持される時間の設定、可動部材が入賞率の高い位置に移動する回数の設定、普通図柄抽選の当選確率の設定、又は普通図柄変動表示時間の設定、の少なくとも1つの設定を調整することで実現可能である。
以上説明した如く本発明では、特典の付与に関する情報を外部情報として出力する場合に、当該特典の種類を判別することができる外部情報を出力することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る遊技機の背面側を示す正面図である。 本実施の形態に係る遊技仕様の一例に基づく制御ブロック図である。 本実施の形態に係る時短信号の出力タイミングチャートである。 本実施の形態に係る電源オン時に起動する時短信号出力制御ルーチンを示すフローチャートである。 変形例1に係る時短信号の出力タイミングチャートである。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、ガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。一体皿24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられている。
一体皿24には、上皿部28U、下皿部28Dが設けられている。上皿部28Uの一部を構成し、図1の手前側に突出された周縁壁部32の図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、周縁壁部32の左右方向中央部には、遊技者が押圧操作及び/又は回転操作可能な操作部50が設けられている。この操作部50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出(画像表示、機構動作)に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
一方、下皿部28Dには、球抜きボタン36が設けられ、この球抜きボタン36を操作することで、下皿部28Dに貯留された遊技球を外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
また、一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット26(「(発射ハンドル26」という場合がある)が取り付けられている。
一体皿24における下皿部28Dの図1の左側には低音用のスピーカ60Uが配置されている。また、ガラス枠16の上部角部には、中高音用のガラス枠スピーカ60L、60Rが内蔵されている。なお、スピーカ60L、60R、60Uを総称して、スピーカ60という場合がある。スピーカ60の数は、本実施の形態のように3個構成に限定されるものではない。スピーカ60は、例えば、照明演出に同期して、聴覚を通じた演出(音楽、音声、効果音の出力)を実行する。
(遊技盤の構成の一例)
図2に示される遊技盤18は、基板となる透明アクリル板又はベニヤ板の適宜箇所に必要に応じて樹脂製シート状のセルが貼り付けられ、表面が遊技領域となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール50及び内レール52が取り付けられている。
前記外レール50及び内レール52との間は、一定の間隔を持って球案内流路が形成されている。球案内流路は、発射装置165(図4参照)から発射された遊技球PBを遊技盤18の円形状の遊技領域へ案内する役目を有している。なお、この球案内流路の終端には、球逆流防止弁54が取り付けられている。球逆流防止弁54は、その基部が内レール52の先端部に取り付けられ、外レール50方向に延長されている。
遊技盤18の遊技領域には、複数の遊技釘19(一部を引き出し線により指標)が適宜箇所に打ち込まれ、かつ風車21が取り付けられている。また、遊技領域におけるほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105は、各種演出等の映像を表示する液晶表示部106(以下、「(LCD表示部106)」という場合がある。)を備えている。
LCD表示部106では、例えば、3列の図柄列が独立して変動し、最終的に3列の図柄列が同一図柄で停止した場合に特別図柄抽選の当選を報知するといった、図柄変動演出が実行される。なお、3列の内、先に2列が同一図柄で停止(仮停止)して、残りの1列が変動中の場合を、「リーチ」という。
センター役物105の下辺部は、ステージ105Sが形成されている。ステージ105Sには、釘19等で跳ね返えることで受け入れた遊技球PB、或いは図示しないワープ路に案内されて受け入れた遊技球PBが送り込まれるようになっている。
ステージ105Sは、傾斜面や突起部等が形成され、前記遊技球PBの移動が当該傾斜面や突起部等により不規則に変化し、最終的に幅方向中央付近から遊技盤18の表面へ戻されるようになっている。
センター役物105の図2に向かって左側には、普通図柄抽選の始動機能を持つ通過ゲート118が配置されている。
また、センター役物105の下部には、特別図柄始動入賞口(A)130と特別図柄始動入賞口(B)134とが縦列に配置されている。
特別図柄始動入賞口(A)130が常時入賞可能に上部が開口しており、前記ステージ105Sから遊技盤18の表面へ戻される遊技球PBが入賞し易い構造となっている。一方、特別図柄始動入賞口(B)134の上部開口は、特別図柄始動入賞口(A)130の存在によって閉塞している。なお、閉塞は限定されるものではない。
この特別図柄始動入賞口(B)134には、普通図柄遊技実行手段の一部である可動部材としての電動チューリップ136が取り付けられている。電動チューリップ136は、遊技盤18の裏面側に配設された電チューソレノイド138(図4参照)の通電・非通電によって開閉する構成となっている。
ここで、電動チューリップ136が開放状態になると、通常は閉塞状態であった特別図柄始動入賞口(B)の入賞開口部への遊技球PBの入賞が可能となる。なお、特別図柄始動入賞口(B)134の入賞口が完全に閉塞状態でない場合は、入賞率が高くなるということができる。
さらに、図2に示される如く、前記特別図柄始動入賞口(B)134のさらに下部には、遊技領域の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられている。この開閉扉116が、アタッカーソレノイド148(図4参照)の通電・非通電によって開放又は閉塞する。すなわち、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域の最下位置には、外れ球を遊技盤18の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
さらに、センター役物105よりも下、かつ特別図柄始動入賞口(A)130と特別図柄始動入賞口(B)134の図2に向かって左右に、それぞれ一般入賞口120A、120Bが設けられている。なお、一般入賞口120は、2個に限られるものではなく、例えば、入賞率やベース等の設計上の演算によってその数を決めればよい。なお、ベースとは、遊技球の収支割合(賞球数/発射数)を示す。
ここで、特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に遊技球PBが入賞すると、特別図柄抽選が実行される。この特別図柄抽選に当選すると、前記アタッカー112の開閉扉116が所定の形態で開閉動作し、これを所定回数(所定ラウンド)繰り返す遊技状態(「特別遊技状態」又は「大役処理」等と言う場合がある)が実行されるようになっている。
なお、前記特別図柄抽選の当選/落選は、主としてLCD表示部106の図柄変動演出において報知され、この図柄変動演出中、或いは、前記大役処理中の場合は、抽選結果を保留し、順次報知していくようになっている。また、図柄変動演出と共に、動物などが擬人化されたキャラクタが表示され、抽選で当選した旨を暗示させることにより、遊技者に期待感を持たせるといった、視覚的な演出をすることがあり、その場合は効果音によって聴覚からも遊技者の興趣を増大させる。
また、本実施の形態では、1個の特別図柄始動入賞口に対して最大4個の保留(特別図柄抽選の保留に相当)が可能となっている。すなわち、本実施の形態では、特別図柄始動入賞口(A)130及び特別図柄始動入賞口(B)134の2個の特別図柄始動入賞口が存在するので、8個の保留が可能である。なお、この保留球数の個数は、上記に限定されるものではない。
センター役物105における、図2に向かって右下には、主として特図表示部を備えた遊技進行用のガイドランプユニット109が配置されている。
(制御系の構成)
[制御構成]
図4に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御基板150を中心として構成されており、この主制御基板150には、演出制御基板152と払出制御基板154とが接続されている。主制御基板150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御基板150から演出制御基板152及び払出制御基板154に向かう一方向通信の命令信号に基づいて、これら演出制御基板152及び払出制御基板154に接続された各部の動作が制御されるようになっている。
主制御基板150からは外部端子基板190を介してホールコンピュータ(図示省略)へ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号、確変や時短等の特典の付与を示す信号)が送信される。
主制御基板150には、入力系として、通過ゲート118を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ118S、特別図柄始動入賞口(A)130への入賞球を検出する特図A始動口センサ130S、特別図柄始動入賞口(B)134への入賞球を検出する特図B始動口センサ134S、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出するアタッカーセンサ112S、一般入賞口120A、120Bへの入賞球を検出する一般入賞センサ120AS、120BSが接続されている。
また、主制御基板150には、出力系として、遊技情報をランプの点灯状態で報知するガイドランプユニット109、電動チューリップ136を開閉する電チューソレノイド138、アタッカー112の開閉扉116を開閉するためのアタッカーソレノイド148が接続されている。
演出制御基板152には、入力系として、操作ボタン50が接続されている。また、演出制御基板152には、出力系として、パチンコ機10の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子137、スピーカ60(60L、60R、60U)が接続されている。
さらに、演出制御基板152には、図柄制御基板156を介してLCD表示部106が接続されている。
払出制御基板154には、払出装置160及び発射制御基板164が接続され、発射制御基板164には発射装置165が接続されている。この払出制御基板154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御基板164は、遊技者によるグリップユニット26(図1参照)の操作により発射装置165を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、グリップユニット26の操作量に応じた発射力を制御する。
払出御基板154からは前記外部端子基板190を介して払出情報をホールコンピュータ(図示省略)へ送信するようになっている。
なお、入力系及び出力系の構成は、遊技仕様によって異なる場合がある。
(制御系ユニットの配置構造)
図3は、遊技盤18が取り付けられた状態でのパチンコ機10の背面を示す正面図である。パチンコ機10の背面には、制御系ユニットが適宜配置されている。
制御系ユニットには、それぞれ複数の電子部品が取付られた基板ボード及びその周辺部品が透明の筐体に覆われた状態で取り付けられており、遊技機10の背面中央部(遊技盤18の背面)には、主制御基板150(図4参照)を収容する回路基板ケース100が配置されている。
回路基板ケース100の上部には、表示ユニット102(図4に示すLCD表示部106及び図柄制御基板156を含む)が配置され、かつ、この表示部ユニット102を覆うようにセット板104が取り付けられている。
セット板104は、基本的に裏ユニット(遊技球通路等)を搭載する裏箱であり、背面には、中継基板である、演出制御基板152(図4参照)を収容する回路基板ケース108が配置されている。
なお、セット板104は、例えば、可動役物装置や電飾用基板を搭載する機能、入賞した遊技球を本体へ排出する機能及びセンサを取り付けることによって、磁気、振動や電波を検出する機能を備える場合がある。
前記セット板104のさらに上部(図3の右上)には、外部端子基板190が取り付けられている。外部端子基板190には、ホール側に配線された通信線(図示省略)が接続されるようになっている。外部端子基板190からは遊技状態に関する様々な情報、不正を検知する情報を含む外部情報がホールコンピュータへ出力されるようになっている。なお、外部端子基板190は、パチンコ機10の開閉動作の軸側に設けることで、パチンコ機10の開閉動作による通信線の動きを少なくすることができる。
また、回路基板ケース100の下部には、払出制御基板154(図4参照)を収容する回路基板ケース110が配置されている。また、回路基板ケース110の図3の左側部には、電源基板112が配置されている。
なお、回路基板ケース100、108、110、外部端子基板190、電源基板112及びその他図3では図示を省略した基板(例えば、図4に示す発射制御基板164等)を含む全ての基板の相対配置位置は、上記位置に限定されるものではなく、必要に応じて変更すればよい。
ここで、本実施の形態の遊技機の遊技仕様の一例として、特別遊技状態が終了した後の通常遊技状態の特定期間に付与する特典として、時短を付与する際、異なるベースとなるように電動チューリップ136の開閉動作を制御することが可能となっている。
なお、特典を付与する特定期間は、特別遊技状態の終了後に限定されるものではない。また、特別遊技状態の終了後に設定した特定期間の場合、次の大当りまで継続してもよいし、予め定めた特別図柄抽選の回数に到達するまであってもよい。
本実施の形態では、時短を付与していないときのベースを低ベースとすると、低ベースよりもベースが高い中ベースと、中ベースよりもベースが高い高ベースとを設定した。
ベース設定は、以下の少なくとも1つの調整項目を調整することで実現可能である。
(調整項目a)電動チューリップ136の開放時間
調整項目aは、本発明における、「可動部材が入賞率の高い位置に保持される時間の設定」の一例に相当する。
(調整項目b)電動チューリップ136の開放回数
調整項目bは、本発明における、「可動部材が入賞率の高い位置に移動する回数の設定」の一例に相当する。
(調整項目c)普通図柄抽選の際の当選確率
調整項目3は、本発明における、「普通図柄抽選の当選確率の設定」の一例に相当する。
(調整項目d)抽選結果を報知するときの普通図柄の変動時間
調整項目dは、本発明における、「普通図柄変動表示時間の設定」の一例に相当する。
表1は、それぞれの調整対象の調整幅の一例及びベース設定例を示している。
Figure 2016158703
上記表1において、ベースを設定する場合、ベース設定例に示したように、各調整項目a〜dの全てを調整してもよいが、個別に調整するようにしてもよい。例えば、1又は複数の調整項目を調整対象とし、それ以外の調整項目は各ベース(低、中及び高)で同一としてもよい。表2は、調整項目aにより中ベースと高ベースの差を設定した例である。
Figure 2016158703
ここで、従来の時短は、付与するか否か(低ベース又は高ベース)であり、時短有無信号は外部情報として、外部端子基板190に設けられた複数の端子の内、1つの端子を利用してホールコンピュータへ出力していた。
これに対して、本実施の形態のように、ベースの異なる複数の時短(短ベース、中ベース及び高ベース)が存在する場合、外部端子基板190に設けられた1つの端子では、時短の種類を外部情報として、ホールコンピュータへ出力することができない。
そこで、本実施の形態では、外部端子基板190の2つの端子を時短信号1用端子、時短信号2用端子として利用して、時短の有無、並びに時短の種類に関する外部情報をホールコンピュータへ出力する構成とした。
外部端子基板190には、店側のホールコンピュータとの規格に基づき、10個の端子が設けられ、その内、セキュリティに関する情報、扉・枠の開放を知らせる情報、賞球を知らせる情報を含み、必須かつ緊急性を要する外部情報が存在する。これに対して、遊技の進行に応じた情報は、遊技の進行に応じた情報は、統計的に解析し、出玉率調整のための資料とするため、緊急性を要しない外部情報に属する。
そこで、本実施の形態では、外部端子基板190の端子に空きがある場合は時短信号2用端子として利用し、空きがない場合は緊急を要しない外部情報の内、優先順位の低い外部情報を出力する端子を、時短信号用端子に代替するようにした。
本実施の形態の時短信号1用端子から出力される時短信号1(図5参照)は、時短の有無を判別する信号であり、L信号のときは時短無し(すなわち、低ベース)であり、H信号のときは時短有り(すなわち、中ベース又は高ベース)である。
一方、本実施の形態の時短信号2用端子から出力される時短信号2(図5参照)は、時短の種類を判別する信号であり、L信号のときは中ベースであり、H信号のときは高ベースである。
言い換えれば、時短の有無は時短信号1により認識可能である。例えば、低ベース状態から大当りとなり、時短付与状態(中ベース又は高ベース)で連チャン(大当たりが継続)した後、次の低ベース状態の通常遊技状態に戻るまでの1サイクル(図5参照)とした場合、このサイクルの回数を認識するためには、時短信号1のH信号になった回数をカウントすればよい。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、一球ずつ発射装置165によって上方へ発射される(例えば、発射間隔は、100球/60秒程度)。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域に打ち込まれ、遊技釘19や風車21に当たり方向を変えながら遊技領域内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが遊技領域内に設けた特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に入賞したり、通過ゲート118を通過すると、それぞれの遊技仕様に基づく処理(例えば、抽選等)が実行されると共に、LCD表示部106への画像表示演出、スピーカ60を用いた音演出等が実行される。また、一般入賞口120に入賞すると、予め定めた賞球(払い出し)が実行される。
(遊技仕様の一例の概要)
まず、主制御基板150における抽選処理を中心とした遊技制御について説明する。
特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に、遊技球PBが入賞すると、有効始動入賞か否かが判断される。この有効始動入賞とは、保留球が満杯(例えば、1個の始動口に対して4個)ではなく、かつ特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134へ遊技球PBが入賞したことを言い、これによって特別図柄抽選の権利を得ることになる。なお、無効始動入賞時は、抽選の権利は与えられないが、所定数(1〜3個程度)の賞球払出しがなされる場合もある。
上記始動入賞が有効始動入賞であった場合には、乱数を取得し、予め記憶されている当り値を読み出し、取得した乱数と当たり値とを比較して、抽選が当りか外れかを判定する。
なお、現在の遊技状態が図柄変動演出中の場合は、抽選の権利を保留にするべく、保留数を1つ加算(+1)し、通常遊技状態の下、図柄変動演出中ではなくなったときに、保留数を1つ減算して特別図柄抽選処理が実行される。
前記特別図柄抽選の当り/外れに基づいて、図柄変動演出時間を設定し、特別図柄抽選の結果、図柄変動演出時間を含むコマンドを演出制御基板152へ送出する。
演出制御基板152では、特別図柄抽選の結果を、設定された演出時間を使って報知(図柄変動演出の実行)する。
この報知後、特別図柄抽選の結果が当たりの場合には、特別遊技状態(大当たり処理)が実行される。特別遊技状態では、通常遊技状態の下で常に閉止状態のアタッカー112を所定のラウンド(R)数(例えば、2R〜16R程度)だけ開閉する。
なお、アタッカー112の最大開放時間は30秒程度であり、開放時間内にアタッカー112が開放中に所定数(例えば、4〜10個)の遊技球の入賞があった時点で閉止し、所定の閉止時間をあけて、次のラウンド(開放)に移行する。これにより、遊技者は、通常遊技状態における同一時間の中で、多くの遊技球の賞球を受けることができる。なお、アタッカー112の開放時間を0.5秒程度とし、特別遊技状態に移行したという既成事実を確保する場合もある。
特別遊技状態が終了すると通常遊技状態に戻るが、このとき、特典が付与される場合がある。特典は大きく分類すると、特別図柄抽選の当選確率が高くなる「確変」と、電動チューリップ136の開放制御(表1に示す調整項目の設定制御)によって特別図柄始動入賞口(B)134への入賞率を高める「時短」とがある。
「確変」は特別図柄抽選の当選確率が高くなるため、直接的に次の大当たりがし易くなる。一方、「時短」は特別図柄抽選の抽選回数が多くなるため、間接的に次の大当たりとなる可能性を高めることができる。
ここで、時短を付与する特典は、当該時短を付与するか否かに限られていた。しかし、本実施の形態では、時短を付与しない状態(低ベース)に対して、時短を付与する状態として相対的に有利度合いが異なる2種類の時短状態(中ベース及び高ベース)を設定した。
中ベースの時短は、表1(及び表2)によれば、調整項目a〜dの少なくとも1つを低ベースよりも有利にしている。例えば、中ベースとしてベース70となるように設定すれば、遊技を継続していく内に持ち球が徐々に減っていくが、低ベースとしてのベース20に比べれば、持ち球の減少は少なく、遊技を継続することができ、次の大当たりの可能性が高くなる。
高ベースの時短は、表1(及び表2)によれば、調整項目a〜dの少なくとも1つを中ベースよりも有利にしている。例えば、高ベースとしてベース100となるように設定すれば、遊技を継続しても持ち球を減らさずに遊技を継続することができ、次の大当たりの可能性が高くなる。
このような種類の異なる時短を設定し、初回大当たりは中ベースとし、次回大当たり以降は高ベースとするといった、趣向性の高い遊技を実現することができる。
ここで、本実施の形態では、外部端子基板190を介して、特典である時短の有無の情報に加え、時短の種類の情報を外部情報として、ホールコンピュータへ出力している。
図6は、電源オン時に起動する、時短信号出力制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ200では、初期設定(時短非付与状態である低ベース設定)として時短信号1をLとし(図5の矢印A1参照)、時短信号2をLとして(図5の矢印A2参照)ステップ202へ移行する。
ステップ202では、遊技状態に変化があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ204へ移行して時短が付与されたか否かが判断される。
このステップ204で肯定判定された場合は、ステップ206へ移行して、時短の種類、すなわち、中ベースか高ベースかを判別する。
ステップ206で中ベースと判別(図5矢印B参照)された場合は、ステップ208へ移行して時短信号1をH信号とし(図5矢印C1参照)、時短信号2をL信号として(図5矢印C2参照)ステップ202へ戻り上記工程を繰り返す。
また、ステップ206で高ベースと判別(図5矢印D参照)されたた場合は、ステップ210へ移行して時短信号1をH信号とし(図5矢印E1参照)、時短信号2をH信号として(図5矢印E2参照)ステップ202へ戻り上記工程を繰り返す。
また、ステップ204で否定判定(図5矢印F参照)された場合は、時短が付与されない状態、すなわち、低ベース状態であると判断し、ステップ212へ移行して、時短信号1をL信号とし(図5矢印G1参照)、時短信号2をL信号として(図5矢印G2参照)ステップ202へ戻り上記工程を繰り返す。
以上説明した如く本実施の形態では、遊技仕様に基づき、時短の有無に加え、時短に種類が存在するとき、時短に関する情報を外部情報としてホールコンピュータへ出力するに際し、外部端子基板190の2つの端子を利用して、時短の有無を示す時短信号1と、時短の種類を示す時短信号2とを出力するようにした。
時短信号1は時短の有無を示すため、時短信号1は、低ベース状態から大当りとなり、時短付与状態(中ベース又は高ベース)で連チャン(大当たりが継続)した後、次の低ベース状態の通常遊技状態に戻るまでの1サイクル(図5参照)とした場合のサイクルの回数を認識することができる。
さらに、時短信号2は、今後の出玉率の調整のための情報として利用できる。例えば、中ベースのときの大当たりの確率と高ベースのときの大当たりの確率とを比較するといった従来にない解析が可能となる。
(変形例1)
なお、本実施の形態では、時短信号1を時短の有無を示す信号とし、時短信号2を時短の種類を示す信号としたが、図7に示される如く、時短有りかつ中ベースのときに時短信号1をH信号とし、時短有りかつ高ベースのときに時短信号2をH信号とするといった、時短の種類毎に時短信号を振り分けるようにしてもよい。
(変形例2)
変形例2では、例えば、時短信号1及び時短信号2を出力するシステムを構築するとき、外部端子基板190が10個の端子を備えており、その内の1個の端子が時短の有無情報を出力する端子として適用され、残りの9個の端子が別の外部情報として適用されていることを想定している。すなわち、空き端子、予備端子が存在せず、かつ、既存の別の外部情報と代替できない場合である。
本実施の形態の信号形態は、以下の表3に示すように、時短信号1と時短信号2の関係が、「L−L(低ベース)」、「H−L(中ベース)」、「H−H(高ベース)」の3種類である。
一方、変形例1の信号形態は、以下の表3に示すように、時短信号1と時短信号2の関係が、「L−L(低ベース)」、「H−L(中ベース)」、「L−H(高ベース)」の3種類である。言い換えれば、本実施の形態では、「L−H」の関係が適用されておらず、変形例1では、「H−H」の関係が適用されていない。
Figure 2016158703
そこで、変形例2では、表4に示される如く、この適用されていない時短信号1と時短信号2との関係を、別の外部情報として認識させる。これにより、空き端子、予備端子が存在せず、かつ、既存の別の外部情報と代替できない場合であっても、既存の外部情報を破棄せずに、時短信号1及び時短信号2を出力するシステムを構築することができる。
Figure 2016158703
より具体的には、ホールコンピュータ側で、時短信号1と時短信号2を2ビットの信号として認識させることで、2端子で4種類の情報を識別させることができる。なお、別の外部情報は、低ベース、中ベース、高ベースに加え、4種類目のベースを設定した場合は、当該4種類目のベースを特定する設定としてもよい。
PB 遊技球
10 パチンコ機
12 下飾り
14 ガラス板
16 ガラス枠
18 遊技盤
19 遊技釘
21 風車
24 一体皿
27 鍵穴
28U 上皿部
28D 下皿部
32 周縁壁部
36 球抜きボタン
42 球貸ボタン
44 返却ボタン
50 操作部
50 外レール
52 内レール
54 球逆流防止弁
60U、60L、60R(60) スピーカ
100 回路基板ケース
102 表示ユニット
104 セット板
105 センター役物
105S ステージ
106 液晶表示部「LCD表示部」
108 回路基板ケース
109 ガイドランプユニット
110 回路基板ケース
112 電源基板
112S アタッカーセンサ
112 アタッカー
116 開閉扉
118 通過ゲート
118S 通過ゲートセンサ
120A、120B 一般入賞口
120AS、120BS 一般入賞センサ
124 アウト口
130 特別図柄始動入賞口(A)
130S 特図A始動口センサ
134 特別図柄始動入賞口(B)
134S 特図B始動口センサ
136 電動チューリップ(普通図柄遊技実行手段)
137 発光素子
138 電チューソレノイド(普通図柄遊技実行手段)
148 アタッカーソレノイド
150 主制御基板(特典付与手段、普通図柄遊技実行手段)
152 演出制御基板
154 払出制御基板
156 図柄制御基板
160 払出装置
164 発射制御基板
165 発射装置
190 外部端子基板(出力手段)

Claims (5)

  1. 遊技盤に設けられた特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞を目的とした通常遊技状態の特定期間に、特定期間以外の通常遊技状態よりも多くの賞球を獲得でき、かつ獲得できる賞球数が相互に異なる複数種類の特典を付与する特典付与手段と、
    前記特典の付与の有無情報と当該特典の種類情報とを外部情報として出力する出力手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記特定期間が、
    前記特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞を契機とした特別図柄抽選に当選した場合に実行される特別遊技状態が終了した後の通常遊技状態に設定されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記出力手段が、二値化信号を出力する複数の信号系統を備え、
    前記外部情報としての前記有無情報と前記種類情報とを、それぞれ別の信号系統で出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記出力手段が、二値化信号を出力する複数の信号系統を備え、
    前記外部情報として、前記特典の種類の数に相当する複数の信号系統で出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  5. 前記特別図柄始動入賞口における入賞率が異なる少なくとも2位置を移動する可動部材を備え、遊技球が遊技盤の所定の経路を通過することで普通図柄抽選が実行され、普通図柄変動表示後の停止図柄によって前記普通図柄抽選の結果を報知すると共に、この普通図柄抽選に当選した場合に、前記可動部材を前記入賞率が高い位置へ所定期間移動させる普通図柄遊技実行手段をさらに有し、
    前記特典が、前記普通図柄遊技実行手段により、前記特別図柄始動入賞口の入賞率を高めるものであり、
    前記特典の種類毎に獲得できる賞球数の多少の設定が、前記可動部材が入賞率の高い位置に保持される時間の設定、前記可動部材が入賞率の高い位置に移動する回数の設定、普通図柄抽選の当選確率の設定、又は普通図柄変動表示時間の設定、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の遊技機。
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