JP2016158642A - 包丁支持具 - Google Patents

包丁支持具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016158642A
JP2016158642A JP2015037030A JP2015037030A JP2016158642A JP 2016158642 A JP2016158642 A JP 2016158642A JP 2015037030 A JP2015037030 A JP 2015037030A JP 2015037030 A JP2015037030 A JP 2015037030A JP 2016158642 A JP2016158642 A JP 2016158642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
blade
finger
region
kitchen knife
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015037030A
Other languages
English (en)
Inventor
泉 新井田
Izumi Araida
泉 新井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015037030A priority Critical patent/JP2016158642A/ja
Priority to PCT/JP2016/056515 priority patent/WO2016137011A1/ja
Publication of JP2016158642A publication Critical patent/JP2016158642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/28Other culinary hand implements, e.g. spatulas, pincers, forks or like food holders, ladles, skimming ladles, cooking spoons; Spoon-holders attached to cooking pots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J47/00Kitchen containers, stands or the like, not provided for in other groups of this subclass; Cutting-boards, e.g. for bread
    • A47J47/16Stands, or holders for kitchen articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B29/00Guards or sheaths or guides for hand cutting tools; Arrangements for guiding hand cutting tools
    • B26B29/02Guards or sheaths for knives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

【課題】 包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減するとともに、使用者が包丁を用いて材料の切断作業をする際に、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うような包丁支持具を提供する。【解決手段】 本発明の包丁支持具は、包丁を支持する包丁支持具であって、包丁の刃の背側である峰から挿入可能な溝部を含み、当該刃を狭持する狭持部と、溝部の鉛直上方向の領域を含んで刃の峰に沿うように配置され、包丁を把持する手の指が載置可能な上部指載置部と、狭持部によって狭持された刃の側面のいずれか一方側に、当該包丁が傾いた状態で自立するように支持する支持部と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、包丁を支持する包丁支持具に関し、より特定的には、安全な状態に自立させるように包丁を支持する包丁支持具に関する。
一般的に料理をする際には、包丁で料理の材料を適切な大きさに切断して、切断した材料を鍋またはフライパンなどに投入し、調味料を加えつつ加熱等して完成させる。
例えば、複数の材料を切断する場合、1つ目の材料の切断が終了してから2つ目の材料の切断を開始するまでの間、切断作業を一旦中断して、切断した1つ目の材料をボールや皿に移すことがある。また、料理の材料を適切な大きさに切断している際に、切断作業を一旦中断して、別の料理の鍋の加熱具合を確認することもある。
このように、切断作業を一旦中断する場合、安全面を考慮すると、切断作業に使用している包丁を、例えば、包丁を置く専用の台等の所定の場所に収納することが好ましいが、使用者は、包丁をまな板の上に放置したままにする所謂仮置きすることが多い。その理由は、料理している途中で、しかも、すぐに再度使用する包丁を都度所定の場所に収納することは、使用者にとって非常に手間であり、料理する効率も悪くなるためである。
しかし、包丁がまな板の上に横たえられたままの状態で無防備に放置されていれば、例えば、材料を準備したり、鍋の加熱具合を確認したりする等している際に、使用者は、包丁の刃で怪我をする危険性がある。
そこで、包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減するために、当該包丁を自立させるように支持する包丁支持具がある(例えば、特許文献1参照)。図9は、特許文献1に記載の従来の包丁支持具10を示す図である。図9において、包丁支持具10は、包丁の刃の背側から挿入可能な溝部11を備えて刃を着脱可能に挟持する挟持部12と、この挟持部12の一の端部から延設され包丁の刃の傾倒を防止する支持部13とを有している。かかる構成により、包丁をまな板の上に仮置きする際に包丁の傾倒を防止して自立を支持するため、包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減している。
さらに、包丁支持具10は、挟持部12の上部に包丁を握る指を載置するための載置部14を備えている。かかる構成により、使用者が包丁を用いて材料の切断作業をする際に、載置部14に載置された指の位置が安定する。
登録実用新案第3181910号公報
しかしながら、従来の包丁支持具10では、挟持部12の上部に包丁を握る指を載置するための載置部14を備えているものの、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状などが考慮されておらず、使用者によっては包丁支持具10を装着した包丁が使い難いという問題がある。また、当該載置部14に包丁を握る指を載置していれば、使用者は、例えば、硬い材料を切断する際に自身の体重で負荷をかける等して当該包丁に強く力を加えることができ難いという問題がある。
それ故に、本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の1つは、包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減するとともに、使用者が包丁を用いて材料の切断作業をする際に、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うような包丁支持具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一局面における包丁支持具は、包丁を支持する包丁支持具であって、包丁の刃の背側である峰から挿入可能な溝部を含み、当該刃を狭持する狭持部と、溝部の鉛直上方向の領域を含んで刃の峰に沿うように配置され、包丁を把持する手の指が載置可能な上部指載置部と、狭持部によって狭持された刃の側面のいずれか一方側に、当該包丁が傾いた状態で自立するように支持する支持部とを備える。
かかる構成により、包丁支持具は、狭持部によって狭持された刃の側面のいずれか一方側に、当該包丁が傾いた状態で自立するように支持する支持部を備えているため、包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減することができ、溝部の鉛直上方向の領域を含んで刃の峰に沿うように配置され、包丁を把持する手の指が載置可能な上部指載置部を有しているため、使用者が包丁を用いて材料の切断作業をする際に、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うようになっている。
好ましくは、上部指載置部は、包丁の柄と峰との境界近傍から当該刃の先端方向において第1領域と第2領域とを含み、第2領域は、当該第2領域における刃の先端側の端部位置が第1領域と第2領域との境界位置よりも包丁の峰に近接し、水平面に対して第1の角度だけ傾斜するように形成されている。
かかる構成により、上部指載置部が上部指載置部に載置される指の形状などに合わせて第2領域が傾斜して形成されているため、さらに、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うようになっている。
好ましくは、包丁支持具は、溝部の開口端とは反対の終端部近傍から刃の側面の一方側に、包丁を把持する手の指が載置可能な側部指載置部を、さらに備える。
かかる構成により、包丁支持具が上部指載置部とは別の側部指載置部をさらに備えているため、包丁の刃の側面側に指を添える使用者にとっても把持し易いように形成されている。
さらに好ましくは、包丁支持具は、側部指載置部における包丁の柄と峰との境界から当該刃の先端方向への長さは、上部指載置部における当該長さよりも小さく、側部指載置部は、水平面に対して第1の角度よりも大きい第2の角度だけ傾斜するように形成されている。
かかる構成により、側部指載置部の長さは上部指載置部の長さよりも小さく、かつ側部指載置部の傾斜は上部指載置部の傾斜よりも大きいため、使用者が包丁の峰に指を添える場合および包丁の刃の側面側に指を添える場合のいずれの場合であっても、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うようになっている。
さらに好ましくは、上部指載置部には、刃の峰に沿うように両側に略鉛直上向きに側壁部が形成されており、側壁部のうち一方側ではない他方側の側壁部において、包丁の柄側の端部領域には、包丁を把持する手の指が載置可能な押圧用指載置部が形成されている。
かかる構成により、側壁部のうち一方側ではない他方側の側壁部において、包丁の柄側の端部領域には、包丁を把持する手の指が載置可能な押圧用指載置部が形成されているため、硬い材料を切断する際に自身の体重で負荷をかける等して当該包丁に強く力を加えることができる。
さらに好ましい本発明の一局面における包丁支持具は、下記のような他の特徴を有していても構わない。
第2領域の少なくとも一部には、凹凸部分が形成されていることを特徴とする。かかる構成により、包丁を把持する手の指を上部指載置部に載置した場合、凹凸部分によって滑り止めになる。
側部指載置部の少なくとも一部には、凹凸部分が形成されていることを特徴とする。かかる構成により、包丁を把持する手の指を側部指載置部に載置した場合、凹凸部分によって滑り止めになる。
溝の長さは、包丁の柄と峰との境界から刃の柄側の終端であるあごまでの長さよりも小さいことを特徴とする。かかる構成により、包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減するとともに、使用者が包丁を用いて材料の切断作業をする際に、確実に、対象物を切断することができる。
溝部には、当該溝部の開口端とは反対の終端部に刃を狭持する方向に切欠き部が形成されていることを特徴とする。かかる構成により、狭持部が包丁を狭持する方向に弾性を有するため、包丁の刃を溝部に挿入する際には、狭持部は開く方向に作用して挿入し易く、一方、包丁の刃が狭持部によって狭持された後には、狭持部は閉じる方向に作用して抜け難くなる。
以上のように、本発明によれば、包丁をまな板の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減するとともに、使用者が包丁を用いて材料の切断作業をする際に、包丁を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合い、使用者にとって把持し易い。
一般的な包丁100を示す図である。 本発明の一実施形態に係る包丁支持具200を示す図である。 包丁支持具200によって包丁100を狭持した様子を示す斜視図である。 包丁支持具200によって包丁100を狭持したまま、まな板300の上に仮置きしている状態を示す斜視図である。 包丁支持具200によって包丁100を狭持したまま、まな板300の上に仮置きしている状態を、包丁100の柄110からX軸正の方向へ見た図である。 包丁100を把持する手の人差し指を包丁支持具200の上部指載置部220に載置している様子を示す図である。 包丁100を把持する手の人差し指を包丁支持具200の側部指載置部240に載置している様子を示す図である。 包丁100を把持する手の人差し指を包丁支持具200の側部指載置部240に載置するとともに、包丁100を把持する手の親指を包丁支持具200の押圧用指載置部250に載置している様子を示す図である。 特許文献1に記載の従来の包丁支持具10を示す図である。
本発明の実施形態を説明するに際し、始めに、包丁の一般的な各部名称について簡単に説明する。図1は、一般的な包丁100を示す図である。包丁100は、手で握る部分である柄110と、対象物を切断するための刃120とを備える。刃120は、対象物を切断するための刃が付いている部分である刃先121と、当該刃先121と反対側である背側ある峰122と、刃先121のうち先端部分である切っ先123と、刃先121のうち柄110に近い部分である刃元124と、刃元124の柄110側の終端であるあご125とから構成されている。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、あくまで、本発明を実施するための具体的な一例を挙げるものであって、本発明を限定的に解釈させるものではない。
<包丁支持具の概要>
図2は、本発明の一実施形態に係る包丁支持具200を示す図である。図2において、包丁支持具200は、狭持部210と、上部指載置部220と、支持部230と、側部指載置部240と、押圧用指載置部250とを備える。
図3は、包丁支持具200によって包丁100を狭持した様子を示す斜視図である。図3において、包丁支持具200は、包丁100の柄110と刃120との境界部分近傍に包丁の刃の背側である峰122側から装着されている。
狭持部210は、包丁の刃の背側である峰から挿入可能な溝部211を含み、当該刃を狭持するように形成されている。溝部211は、略鉛直方向(Y軸に平行な方向)に縦長の形状であって、下側に開口部を有し、開口部とは反対側の終端部には略水平方向(ZX面に平行な方向)に切り欠き部212を有する構成である。切り欠き部212によって挟持部210が包丁を挟持する方向(Z軸に平行な方向)に弾性を有するため、包丁の刃を溝部211に挿入する際には、狭持部210は開く方向に作用して挿入し易く、一方、包丁の刃が狭持部211によって狭持された後には、狭持部210は閉じる方向に作用して包丁の刃が抜け難くなる。
上部指載置部220は、包丁を把持する手の指が載置可能であって、溝部211の鉛直上方向(Y軸正の方向)の領域を含んで形成されている。さらに、上部指載置部220は、第1領域221と第2領域222とから構成されており、主に、対象物を切断する際、包丁を把持する手の人差し指を載置し易いように形成されている。
具体的には、第1領域221は、略鉛直方向に縦長の形状である溝部211に対して略垂直な面(ZX面に平行な面)を形成しており、第2領域222は、第2領域222のうち第1領域221近傍から第2領域222の先端に向かって傾斜するように形成されている。例えば、第2領域222の水平面(ZX面)に対する第1の傾斜角a度(aは、5以上85未満)を有することによって、包丁を把持する手の人差し指のうち、主に第一関節より先端部分を載置し易いようにしている。
なお、上部指載置部220における第1領域211および第2領域212は、それぞれ平面でも曲面であっても構わないし、さらに、包丁を把持する手の人差し指の形状に合うように、平面と曲面とを組み合わせて形成されても構わない。
また、第2領域222には、凹凸部分が形成されるように、5つの凸部223が配置されている。これにより、対象物を切断する際、第2領域222に載置された人差し指が滑り難くなっている。
なお、ここでは、5つの凸部223を配置することによって第2領域222の一部に凹凸部分を形成したが、これに限定されるものではない。例えば、凸部223は1つでも構わないし、5つより多くても構わない。また、凸部ではなく、凹部を配置することによって、第2領域222の一部に凹凸部分を形成することも可能である。
さらには、第2領域222に載置された人差し指を滑り難くするための滑り止めは、第2領域222の一部に凹凸部分を形成することに代えて、例えば、第2領域222に滑り止めパッドなどを配置することにより形成しても構わない。
支持部230は、狭持部210によって狭持された刃の側面のいずれか一方側に、当該包丁が傾いた状態で自立するように形成されている。ここでは、略鉛直方向に縦長の形状である溝部211に対して、溝部211の開口端から水平面に対して上向きに所定の角度を有するように形成されている。包丁が傾いた状態で自立する構成について、詳細は後述する。
側部指載置部240は、溝部211の開口端とは反対の終端部近傍から刃の側面の一方側に、包丁を把持する手の指が載置可能なように形成されており、主に、対象物を切断する際、包丁を把持する手の人差し指を載置し易いように形成されている。
具体的には、側部指載置部240における包丁の柄と峰との境界から当該刃の先端方向(X軸方向)への長さは、上部指載置部220における当該長さよりも小さい。また、側部指載置部240の水平面(ZX面)に対する第2の傾斜角b度(bは、aよりも大きく90以下)を有することによって、刃の側面の一方側から包丁を把持する手の人差し指を載置し易いように形成されている。
また、側部指載置部240には、凹凸部分が形成されるように、5つの凸部241が配置されている。これにより、対象物を切断する際、側部指載置部240に載置された人差し指が滑り難くなっている。
なお、ここでは、5つの凸部241を配置することによって側部指載置部240の一部に凹凸部分を形成したが、これに限定されるものではない。例えば、凸部241は1つでも構わないし、5つより多くても構わない。また、凸部ではなく、凹部を配置することによって、側部指載置部240の一部に凹凸部分を形成することも可能である。
さらには、側部指載置部240に載置された人差し指を滑り難くするための滑り止めは、側部指載置部240の一部に凹凸部分を形成することに代えて、例えば、側部指載置部240に滑り止めパッドなどを配置することにより形成しても構わない。
上部指載置部220には、刃の峰に沿うように(X軸正の方向に)両側に側壁部が形成されている。そして、押圧用指載置部250は、当該側壁部のうち、包丁100の刃120が挿入されている溝部211から離れている側壁部において、包丁の柄110側の端部領域に形成されている。
具体的には、押圧用指載置部250は、包丁を把持する手の親指が載置可能であって、特に、当該載置された親指で力強く押圧できるように、例えば、押圧方向に対して略垂直な平面、もしくは曲面で形成されている。ここで、押圧方向とは、押圧用指載置部250から包丁100の刃先121の中央部分近傍に向かう方向である。このような形状であれば、包丁100の刃先121の中央部分近傍で硬い材料を切断する際に自身の体重で負荷をかける等して利用することができる。
<仮置き状態>
図4は、包丁支持具200によって包丁100を狭持したまま、まな板300の上に仮置きしている状態を示す斜視図である。図4において、包丁100は、包丁支持具200を装着したまま、まな板300の上に仮置きされている。詳細には、刃120の刃先121の少なくとも一部がまな板300に当接するとともに、包丁支持具200の支持部230が包丁100を装着した包丁支持具200を支持している。
この時、刃先121の少なくとも一部と支持部230とは、まな板300に接触しているものの、包丁100の柄110は、まな板300には接触していない。刃先121はその一部がまな板300に当接しつつ、刃先121全体は、まな板300の方向に向いているため、使用者に怪我をさせる危険性を低減することができる。
さらに、仮置きした状態では、包丁100の柄110は、まな板300には接触しないため、例えば、切断した材料がまな板300に残っていたとしても、柄110が汚れることはなく、逆に、柄110に手からの菌等が付着していたとしても、まな板300を介して材料に伝染することもなく、常に、清潔に料理を遂行することができる。
包丁支持具200によって包丁100を狭持したまま、まな板300の上に仮置きしている状態を、さらに分かり易く説明するために、包丁100の柄110からX軸正の方向へ見た図を参照しながら説明する。
図5は、包丁支持具200によって包丁100を狭持したまま、まな板300の上に仮置きしている状態を、包丁100の柄110からX軸正の方向へ見た図である。図5において、刃先121がまな板300に当接するとともに、Z軸正の方向へ傾倒している包丁100を装着した包丁支持具200を、支持部230が支持している。
具体的には、包丁支持具200を装着した状態で包丁100を仮置きする際に、包丁支持具200の溝部211の開口端から包丁100の刃先121が露出するため、刃先121がまな板300に当接するとともに、当該包丁100は支持部230側に傾く。この時、支持部230の少なくとも一部がまな板300に当接することにより、包丁00は傾いた状態で安定して自立する。
なお、ここでは、支持部230は、平面でまな板300に当接しているが、支持部230の形状はこのような平面に限定されるものではなく、例えば、曲面であっても構わないし、脚のような形状であっても構わない。刃先121の少なくとも一部がまな板300に当接することにより、Z軸正の方向へ傾倒する包丁100を装着した包丁支持具200を支持可能であれば、どのような形状であっても構わない。
次に、本発明の一実施形態に係る包丁支持具200を包丁100に装着した状態で、使用者が包丁100を把持する把持方法および使用方法等の実施例について、それぞれ図面を参照しながら説明する。
<第1の実施例>
図6は、包丁100を把持する手の人差し指を包丁支持具200の上部指載置部220に載置している様子を示す図である。図6において、使用者は、柄110を把持しつつ手の人差し指を上部指載置部220に載置して所謂指差し型で包丁100を把持して、料理の材料である野菜や肉等の対象物を切断することができる。
<第2の実施例>
図7は、包丁100を把持する手の人差し指を包丁支持具200の側部指載置部240に載置している様子を示す図である。図7において、使用者は、柄110を把持しつつ手の人差し指を側部指載置部240に載置して所謂押さえ型で包丁100を把持して、料理の材料である野菜や肉等の対象物を切断することができる。
このように、包丁支持具200を包丁100に装着した状態で、指差し型もしくは押さえ型のいずれの把持方法であっても、使用者が包丁100を把持し易いように包丁支持具200が形成されている。
<第3の実施例>
図8は、包丁100を把持する手の人差し指を包丁支持具200の側部指載置部240に載置するとともに、包丁100を把持する手の親指を包丁支持具200の押圧用指載置部250に載置している様子を示す図である。図8において、使用者は、柄110を把持しつつ手の人差し指を側部指載置部240に載置して所謂押さえ型に近い形で包丁100を把持しているが、人差し指は、図7に示した押さえ型における人差し指よりも、側部指載置部240の下側まで載置するとともに、さらに、押圧用指載置部250に親指を載置している。
このように、人差し指および親指を、それぞれ側部指載置部240および押圧用指載置部250に載置すれば、包丁100の刃先121の中央部分近傍に向かう方向に力を伝え易く、硬い材料を容易に切断することができる。
以上のように、本発明の一実施形態に係る包丁支持具200によれば、包丁100をまな板300の上に仮置きしている状態で、使用者に怪我をさせる危険性を低減するとともに、使用者が包丁100を用いて材料の切断作業をする際に、包丁100を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うようになっており、使用者にとって把持し易い。
さらに、特に、本発明の一実施形態に係る包丁支持具200によれば、押圧用指載置部250が形成されているため、硬い材料を切断する際に自身の体重で負荷をかける等して当該包丁に強く力を加えることができる。
なお、本実施形態では、包丁を把持する手が右手の場合についての構成を説明したが、包丁指示具200について、溝部210を略対称に概ね上部指載置部220と側部指載置部240との配置を入れ替えると、包丁を把持する手が左手の場合であっても包丁指示具200を適用でき、同様の効果が得られることは言うまでもない。
<包丁補助具>
また、本発明の一実施形態に係る包丁支持具200のうち、少なくとも狭持部210と、上部指載置部220と、側部指載置部240とを備えれば、包丁補助具として利用できる。当該包丁補助具によれば、使用者が包丁100を用いて材料の切断作業をする際に、包丁100を使用する種々の使用者の手および/または指の長さ、太さ、および形状に合うようになっており、使用者にとって把持し易い。
さらに、当該包丁補助具に押圧用指載置部250を備えれば、包丁100の刃先121の中央部分近傍に向かう方向に力を伝え易く、硬い材料を容易に切断することができる。
なお、当該包丁補助具は、支持部230を備えていなくても構わない。これにより、当該包丁補助具は、小型化することが可能であり、狭持部210も小型化すれば、さらに小型化することが可能である。この場合、小型化した狭持部210は、狭持部210の狭持力を強化し、溝部211にシリコンやゴム等の摩擦力の大きい材料を用いる、および/または把持するための補助具を備える等によって、包丁100の刃120を確実に狭持するようにする。
以上、本発明の一実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
本発明は、包丁を支持する包丁支持具等に利用可能であって、特に、包丁に装着したままでも種々の把持方法で利用できる包丁支持具等に有用である。
100 包丁
110 柄
120 刃
121 刃先
122 峰
123 切っ先
124 刃元
125 あご
10、200 包丁支持具
12、210 挟持部
11、211 溝部
14 載置部
212 切り欠き部
220 上部指載置部
221 第1領域
222 第2領域
223、241 凸部
13、230 支持部
240 側部指載置部
250 押圧用指載置部
300 まな板
a、b 角度

Claims (5)

  1. 包丁を支持する包丁支持具であって、
    前記包丁の刃の背側である峰から挿入可能な溝部を含み、当該刃を狭持する狭持部と、
    前記溝部の鉛直上方向の領域を含んで前記刃の峰に沿うように配置され、前記包丁を把持する手の指が載置可能な上部指載置部と、
    前記狭持部によって狭持された前記刃の側面のいずれか一方側に、当該包丁が傾いた状態で自立するように支持する支持部と、
    を備える、包丁支持具。
  2. 前記上部指載置部は、前記包丁の柄と峰との境界近傍から当該刃の先端方向において第1領域と第2領域とを含み、
    前記第2領域は、当該第2領域における前記刃の先端側の端部位置が前記第1領域と第2領域との境界位置よりも前記包丁の峰に近接し、水平面に対して第1の角度だけ傾斜するように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の包丁支持具。
  3. 前記溝部の開口端とは反対の終端部近傍から前記刃の側面の一方側に、前記包丁を把持する手の指が載置可能な側部指載置部を、
    さらに備える、請求項1または請求項2に記載の包丁支持具。
  4. 前記側部指載置部における前記包丁の柄と峰との境界から当該刃の先端方向への長さは、前記上部指載置部における当該長さよりも小さく、
    前記側部指載置部は、水平面に対して前記第1の角度よりも大きい第2の角度だけ傾斜するように形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の包丁支持具。
  5. 前記上部指載置部には、前記刃の峰に沿うように両側に略鉛直上向きに側壁部が形成されており、
    前記側壁部のうち前記一方側ではない他方側の側壁部において、前記包丁の柄側の端部領域には、前記包丁を把持する手の指が載置可能な押圧用指載置部が形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の包丁支持具。

JP2015037030A 2015-02-26 2015-02-26 包丁支持具 Pending JP2016158642A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037030A JP2016158642A (ja) 2015-02-26 2015-02-26 包丁支持具
PCT/JP2016/056515 WO2016137011A1 (ja) 2015-02-26 2016-02-24 包丁支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037030A JP2016158642A (ja) 2015-02-26 2015-02-26 包丁支持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016158642A true JP2016158642A (ja) 2016-09-05

Family

ID=56788827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015037030A Pending JP2016158642A (ja) 2015-02-26 2015-02-26 包丁支持具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2016158642A (ja)
WO (1) WO2016137011A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108095603A (zh) * 2018-01-23 2018-06-01 福州品行科技发展有限公司 一种具有自清洗功能的砧板刀架组合装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1750577A (en) * 1928-03-06 1930-03-11 Corle H Smith Knife attachment
JP2006051167A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Maana:Kk ホルダー
JP3182421U (ja) * 2012-10-30 2013-03-28 泉 新井田 包丁支持具

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016137011A1 (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3817893B1 (en) Knife with extended handle grip portion
US9889573B2 (en) Knife with grip
US7322113B2 (en) Cutlery implement and block
EP1295685A1 (en) Control System for a handheld tool
US20160193742A1 (en) Ergonomic knife attachment
WO2016137011A1 (ja) 包丁支持具
US10463198B2 (en) Finger protection shield
JP3182421U (ja) 包丁支持具
JP3208958U (ja) 調理器具
JP3179405U (ja) 包丁支持具
JP6148309B2 (ja) 包丁支持具
JP2010012220A (ja) 補助具付き包丁
JP3155719U (ja) ユニバーサルデザイン包丁
JP3115227U (ja) (調理用具)包丁押え治具
US20070261526A1 (en) Bagel Slicer
JP3196667U (ja) 調理具
JP3234108U (ja) 板付き蒲鉾用の調理器具
JP7231769B1 (ja) 調理器具
JP3192349U (ja) 握り鋏
JP3094407U (ja) 押え切り器
JP2012055574A (ja) 鞘付きトング
RU2699351C1 (ru) Универсальный поварской топорик
JP3115931U (ja) 調理補助指切らず
JP2021130009A (ja) 切断具
US20090133268A1 (en) Grip-over knife