JP2016157574A - グロメット - Google Patents

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JP2016157574A
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保兆 佐藤
Yasuchika Sato
保兆 佐藤
拓哉 阿嘉
Takuya Aka
拓哉 阿嘉
正隆 加島
Masataka Kashima
正隆 加島
卓也 丸橋
Takuya Maruhashi
卓也 丸橋
健 美才治
Takeshi Bisaiji
健 美才治
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Furukawa Electric Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Toyota Motor Corp
Furukawa Automotive Systems Inc
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Abstract

【課題】嵌合部に対してチューブの接続位置が偏心していても、開口部へスムーズに嵌合でき、取付に係る作業性に優れたグロメットを提供する。【解決手段】グロメット1は、車両本体に形成された第1の開口部に嵌合される扁平筒状のボディ側嵌合部2と、ドアに形成された第2の開口部に嵌合される扁平筒状のドア側嵌合部3と、ボディ側嵌合部2とドア側嵌合部3とを接続するチューブ4と、を含んでなり、ドア側嵌合部3に対してチューブ4を偏心位置で接続すると共に、ドア側嵌合部3におけるチューブ4の接続位置と反対側の偏心位置に、チューブ4の接続方向と平行な把持片18を突設している。【選択図】図1

Description

本発明は、車両本体とドア等の2つの被取付部間に跨がって取り付けられて、両被取付部間に配索されるワイヤハーネスを保護するグロメットに関する。
自動車用のワイヤハーネスを車両本体等に設けた開口部に貫通させて配索する際、ゴム製で筒状のグロメットを開口部に嵌合させることでワイヤハーネスの保護が図られる。特に、車両本体とドアとの間にワイヤハーネスが配索される際には、特許文献1に開示されるように、ドア側に嵌合されるドア側嵌合部と、車両本体側に嵌合されるボディ側嵌合部とを蛇腹状のチューブで接続した一体型のグロメットが使用される。このグロメットを取り付ける場合は、ドアの内部からドア側の開口部にボディ側嵌合部とチューブとを貫通させてドア側嵌合部を内部側から開口部に嵌合させた後、ボディ側嵌合部を車両本体側の開口部に嵌合させる手順で行われる。
特開平9−139132号公報
上記一体型のグロメットにおいては、ドア側嵌合部及びボディ側嵌合部の中央にチューブがそれぞれ接続されるのが一般的であるが、ワイヤハーネスの屈曲性能を向上させるために、チューブの接続位置を敢えて嵌合部の中央から偏心させる場合がある。
しかし、ドア側嵌合部においてチューブの接続位置が偏心していると、ドア側の開口部に通したチューブを引っ張ってドア側嵌合部を開口部に嵌合させようとすると、チューブの接続側が先に引っ張られることでドア側嵌合部が傾いたり変形したりしてしまい、開口部にスムーズに嵌合できずにやり直したりして手間が掛かる場合がある。
そこで、本発明は、嵌合部に対してチューブの接続位置が偏心していても、開口部へスムーズに嵌合でき、取付に係る作業性に優れたグロメットを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一方の被取付部に形成された第1の開口部に嵌合される筒状の第1の嵌合部と、他方の被取付部に形成された第2の開口部に嵌合される筒状の第2の嵌合部と、第1の嵌合部と第2の嵌合部とを接続するチューブと、を含んでなるグロメットであって、第1の嵌合部と第2の嵌合部との少なくとも一方に対してチューブを偏心位置で接続すると共に、当該少なくとも一方の嵌合部におけるチューブの接続位置と反対側の偏心位置に、チューブの接続方向と平行な把持部を突設したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、当該少なくとも一方の嵌合部は全体形状が長円形状であり、長軸方向の一方側にチューブが接続され、他方側に把持部が突設されることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、チューブを偏心位置で接続した嵌合部に把持部を設けたことで、嵌合部に対してチューブの接続位置が偏心していても、チューブと共に把持部を引っ張ることで、当該嵌合部を傾かせたり変形させたりすることなく開口部へスムーズに嵌合させることができる。よって、取付に係る作業性に優れたものとなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、長円形状とした嵌合部の長軸方向の一方側にチューブを接続し、他方側に把持部を突設したことで、チューブと共に把持部をバランス良く引っ張れる位置に配置することができる。
グロメットのボディ側嵌合部側上方からの斜視図である。 グロメットのボディ側嵌合部側下方からの斜視図である。 グロメットの説明図で、(A)が正面、(B)が右側面、(C)が左側面、(D)が平面、(E)が底面をそれぞれ示す。 (A)〜(D)はグロメットの取付手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,2は、グロメットの一例を示す斜視図、図3は説明図で、このグロメット1は、一方の被取付部となる車両本体と、他方の被取付部となるドア(サイドドアやバックドア)との間に取り付けられる。ここでは車両本体側の第1の開口部に嵌合される第1の嵌合部としてのボディ側嵌合部2と、ドア側の第2の開口部に嵌合される第2の嵌合部としてのドア側嵌合部3と、ボディ側嵌合部2とドア側嵌合部3とを接続するチューブ4とからなるゴム製の一体成形品となっている。
ボディ側嵌合部2は、長円形状を呈する外枠5からドア側嵌合部3側へ行くに従って先細り状に突出して先端が平坦面となるテーパ部6を連設した扁平筒で、外枠5の内側では同形状の外側開口7が略全体に形成されて、外側開口7内に図示しないインナーコネクタの取付部8が形成されている。ボディ側嵌合部2のテーパ部6の平坦面には、長軸方向で一方側へずれた偏心位置に小径の内側開口9が形成されて、内側開口9にチューブ4の一端が接続されている。外枠5の外周には、全周に亘って嵌合溝10が形成されている。
ドア側嵌合部3も、長円形状を呈する外枠11からボディ側嵌合部2側へ行くに従って先細り状に突出して先端が平坦面となるテーパ部12を連設した扁平筒で、外枠11の内側では同形状の外側開口13が略全体に形成され、テーパ部12の平坦面には、長軸方向で一方側へずれた偏心位置に小径の内側開口14が形成されて、内側開口14にチューブ4の他端が接続されている。但し、内側開口14の偏心位置は、ボディ側嵌合部2での内側開口9の偏心位置とは逆側となっており、チューブ4を左右方向とした正面視では、図3(A)に示すように、チューブ4を挟んでボディ側嵌合部2とドア側嵌合部3とが対向位置から互いに上下逆方向へずれた格好となっている。
また、ドア側嵌合部3における外枠11の外周には、全周に亘って嵌合溝15が形成されて、テーパ部12の内面には、内側開口14を同軸で囲む筒状リブ16と、筒状リブ16と外枠11の内周とを繋ぐ格子状の直線リブ17とが形成されている。
そして、ドア側嵌合部3のテーパ部12の平坦面において、内側開口14と反対側の偏心位置には、把持部としての帯板状の把持片18が、チューブ4と平行に突設されている。把持片18の先端には、チューブ4側とは反対側へ折曲する返し部19が形成されている。
チューブ4は、全体に蛇腹が形成されて屈曲性を有し、ドア側嵌合部3への連結側の端部が、ドア側嵌合部3へ近づくに従って徐々に拡開するテーパ状となっている。よって、ドア側嵌合部3の内側開口14は、ボディ側嵌合部2の内側開口9よりも大径に形成されている。
以上の如く構成されたグロメット1を、図4に示すように、車両本体20の長円形状の第1の開口部21とドア22の長円形状の第2の開口部23とに跨がって取り付ける場合、ワイヤハーネスWをグロメット1に貫通させた状態で、同図(A)に示すように、まずドア22側の第2の開口部23にボディ側嵌合部2とチューブ4とをワイヤハーネスWと共に貫通させる。
次に、第2の開口部23にドア側嵌合部3を嵌合させる。このとき、チューブ4を外から引っ張ってドア側嵌合部3を第2の開口部23に移動させることになるが、そのままではチューブ4の接続側が先に引っ張られてドア側嵌合部3が傾くおそれがある。
しかし、ここで同図(B)に矢印で示すように、チューブ4と共に把持片18を片手又は両手で把持してチューブ4と把持片18とを同時に引っ張るようにすれば、ドア側嵌合部3は、長軸方向の両端が同時に引っ張られることになるため、チューブ4に対して傾いたり変形したりすることがない。よって、同図(C)に示すように、チューブ4との直交姿勢を保ったままドア側嵌合部3を移動させて嵌合溝15を第2の開口部23に嵌合させることができる。把持片18には、返し部19が設けられているので、手が滑ることなく確実に把持できる。
こうして把持片18を利用することで、ドア側嵌合部3の第2の開口部23への嵌合はスムーズに行われる。最後に同図(D)に示すように、ボディ側嵌合部2を車両本体20の第1の開口部21に押し込んで嵌合溝10を嵌合させれば、グロメット1の取付は完了し、ワイヤハーネスWはグロメット1に保護された状態で車両本体20からドア22の内部まで配索される。
このように、上記形態のグロメット1によれば、ドア側嵌合部3に対してチューブ4を偏心位置で接続すると共に、ドア側嵌合部3におけるチューブ4の接続位置と反対側の偏心位置に、チューブ4の接続方向と平行な把持片18を突設したことで、ドア側嵌合部3に対してチューブ4の接続位置が偏心していても、ドア側嵌合部3を傾かせたり変形させたりすることなく第2の開口部23へスムーズに嵌合させることができる。よって、取付に係る作業性に優れたものとなる。
特にここでは、長円形状としたドア側嵌合部3の長軸方向の一方側にチューブ4を接続し、他方側に把持片18を突設しているので、チューブ4と共に把持片18をバランス良く引っ張れる位置に配置することができる。
なお、把持部の形状は、上記形態のような帯板状の把持片に限らず、幅や長さを大きくしたり、先端を大きくしたり、指を引っ掛けるための透孔やフックを形成したり等、チューブと同時に引っ張り可能であれば適宜変更可能である。把持部を複数突設することもできる。また、上記形態ではドア側嵌合部のみに把持部を設けているが、取付形態によってはボディ側嵌合部にも把持部を設けることは可能である。
さらに、嵌合部の形状も、楕円形状や円形状、四角形状等、チューブの偏心位置での接続と反対側での把持部の突設とが可能であれば、長円形状に限定されない。チューブも屈曲性を有するものであれば蛇腹状に限らない。
その他、グロメットを取り付ける被取付部も、車両本体とドアとに限らず、車両本体とトランク等、他の被取付部間であってもよい。
そして、グロメットは一体成形品である必要はなく、例えばチューブをゴム製、両端の嵌合部を樹脂製としてそれぞれ別々に作成して接合したり、チューブと一方の嵌合部をゴム製、他方の嵌合部を樹脂製として接合したりするもの等であっても本発明は適用可能である。
1・・グロメット、2・・ボディ側嵌合部、3・・ドア側嵌合部、4・・チューブ、5,11・・外枠、6,12・・テーパ部、7,13・・外側開口、9,14・・内側開口、10,15・・嵌合溝、18・・把持片、19・・返し部、20・・車両本体、21・・第1の開口部、22・・ドア、23・・第2の開口部、W・・ワイヤハーネス。

Claims (2)

  1. 一方の被取付部に形成された第1の開口部に嵌合される筒状の第1の嵌合部と、
    他方の被取付部に形成された第2の開口部に嵌合される筒状の第2の嵌合部と、
    前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部とを接続するチューブと、を含んでなるグロメットであって、
    前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部との少なくとも一方に対して前記チューブを偏心位置で接続すると共に、前記少なくとも一方の嵌合部における前記チューブの接続位置と反対側の偏心位置に、前記チューブの接続方向と平行な把持部を突設したことを特徴とするグロメット。
  2. 前記少なくとも一方の嵌合部は全体形状が長円形状であり、長軸方向の一方側に前記チューブが接続され、他方側に前記把持部が突設されることを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019169351A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 古河電気工業株式会社 グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス

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