JP2016157564A - 車両用電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メインバッテリとサブバッテリとが1つの蓄電スタックに集約し、部品点数の削減及び配線や配線スペースの効率化を図る。【解決手段】本発明である車両用電源装置は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリを構成する第1蓄電素子群と、補機に電力を供給するサブバッテリを構成し、第1蓄電素子群と同じ蓄電素子で形成される第2蓄電素子群と、第1蓄電素子群及び第2蓄電素子群の各蓄電素子が所定の方向に積層される複数の蓄電素子全体を所定の方向から挟み込むための一対のエンドプレートと、を有する。そして、メインバッテリの電流経路に接続され、電流経路からサブバッテリへの出力電圧を降圧するDC/DCコンバータと、メインバッテリ及びサブバッテリの状態を監視する監視ユニットとを含む統合ユニットを、所定の方向に積層される複数の蓄電素子及び一対のエンドプレートで構成される積層体の一部として一体に形成する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載される電源装置に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車には、車両の走行用モータに電力を供給する車両用電源装置が搭載されている。また、車両の走行用モータに電力を供給する電源装置以外にも、車両には、補機に電力を供給する補機バッテリが搭載されている。
メインバッテリである車両用電源装置には、メインバッテリの状態(例えば、電圧)を監視するための監視ユニットが設けられている。一方、サブバッテリである補機バッテリは、メインバッテリの監視系統とは別系統のセンサ機器類で、電圧等が監視されている。
このように従来は、高圧電源であるメインバッテリと低圧電源であるサブバッテリとが別々の電源装置で構成され、かつ別系統で個別に監視されているため、部品点数の低減及び配線や配線スペースの効率化を図ることが難しかった。
さらに、メインバッテリとサブバッテリとは、DC/DCコンバータを介して接続することができるが、メインバッテリとDC/DCコンバータとの接続及びDC/DCコンバータとサブバッテリとの間の接続を個別に行う必要があり、個別の電源装置それぞれをDC/DCコンバータに接続するための配線や配線スペースが必要となる。
そこで、本発明は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリと補機に電力を供給するサブバッテリとが1つの蓄電スタックに集約され、部品点数の削減及び配線や配線スペースの効率化を図ることができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
本発明である車両用電源装置は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリを構成する第1蓄電素子群と、補機に電力を供給するサブバッテリを構成し、第1蓄電素子群と同じ蓄電素子で形成される第2蓄電素子群と、第1蓄電素子群及び第2蓄電素子群の各蓄電素子が所定の方向に積層される複数の蓄電素子全体を所定の方向から挟み込むための一対のエンドプレートと、を有する。そして、メインバッテリの電流経路に接続され、電流経路からサブバッテリへの出力電圧を降圧するDC/DCコンバータと、メインバッテリ及びサブバッテリの状態を監視する監視ユニットとを含む統合ユニットを、所定の方向に積層される複数の蓄電素子及び一対のエンドプレートで構成される積層体の一部として一体に形成している。
車両用電源装置は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリの第1蓄電素子群と、補機に電力を供給するサブバッテリの第2蓄電素子群とを含む複数の蓄電素子を所定の方向に並べて積層し、一対のエンドプレートで蓄電素子全体を挟み込んだ蓄電スタック(積層体)として構成することができる。従来のようにメインバッテリとサブバッテリ(補機バッテリ)が別々だと、個別に監視ユニットが必要となり、配線や配線スペースの効率化を図ることができなかったが、本発明では、1つの蓄電スタックの状態を監視するだけでメインバッテリ及びサブバッテリの双方を一括して監視することができ、部品点数の削減及び配線や配線スペースの効率化を図ることができる。
さらに、メインバッテリの電流経路に接続され、電流経路からサブバッテリへの出力電圧を降圧するDC/DCコンバータと、メインバッテリ及びサブバッテリの状態を監視する監視ユニットと、を1つの統合ユニットとして構成しつつ、統合ユニットが、複数の蓄電素子及び一対のエンドプレートで構成される積層体の一部として一体に形成されるように構成している。例えば、統合ユニットを所定の方向に並ぶ蓄電素子群の中に配置し、積層体内に統合ユニットを一緒に組み込むことができる。監視ユニット及びDC/DCコンバータを1つの統合ユニットとして形成することで、蓄電スタックに接続される部品点数を削減できるとともに、メインバッテリ、DC/DCコンバータ及びサブバッテリの接続を、1つの蓄電スタック(積層体)内で行うことができる。したがって、メインバッテリとサブバッテリそれぞれをDC/DCコンバータに接続するための配線や配線スペースの効率化を図ることができる。
このように本発明の車両用電源装置は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリと補機に電力を供給するサブバッテリとが、1つの蓄電スタックに集約され、かつ監視ユニット及びDC/DCコンバータを1つのユニットにして積層体(蓄電スタック)の一部として一体に形成されているため、部品点数の削減及び配線や配線スペースの効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
図1から図3を参照して、本発明の実施例1における車両用電源装置10を含む電池システムについて説明する。図1は、本実施例における電池システムの構成を示す概略図である。図1の例は、ハイブリッド車両に適用した一例を示しているが、電気自動車にも適用できる。
図1から図3を参照して、本発明の実施例1における車両用電源装置10を含む電池システムについて説明する。図1は、本実施例における電池システムの構成を示す概略図である。図1の例は、ハイブリッド車両に適用した一例を示しているが、電気自動車にも適用できる。
本実施例の車両用電源装置10は、複数の単電池11(蓄電素子に相当する)を有する組電池である。単電池11としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることができる。
車両用電源装置10を構成する複数の単電池11は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリ10Aを構成する第1単電池11群と、補機に電力を供給するサブバッテリ10Bを構成する第2単電池11群とに区画され、1つの組電池内で単電池11群毎に回路構成が区分けされている。なお、各単電池11群内の各単電池11は直列に接続されている。また、各単電池11群を構成する単電池11の数は、適宜設定することができる。
サブバッテリ10Bは、高電圧電源であるメインバッテリ10Aよりも低電圧電源として構成される補機バッテリである。補機は、例えば、電池システムを搭載する車両の車室空調装置(エアコンのインバータやモータ等)、AV機器、車室内の照明装置、ヘッドライト等の電力消費機器である。サブバッテリ10Bは、これらの補機に電力を供給する電源装置である。
本実施例の車両用電源装置10の一部であるメインバッテリ10Aの正極端子には、正極ラインPLが接続されており、負極端子には、負極ラインNLが接続されている。正極ラインPL及び負極ラインNLには、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gが設けられ、これらリレー装置のオン/オフ制御を通じて、メインバッテリ10Aと負荷(インバータ22やモータ・ジェネレータMG2)との接続状態/遮断状態が制御される。
メインバッテリ10Aは、正極ラインPLおよび負極ラインNLを介して、昇圧回路21と接続されており、昇圧回路21がインバータ22と接続されている。インバータ22は、メインバッテリ10Aから出力された直流電力を交流電力に変換し、交流電力をモータ・ジェネレータMG2に出力する。モータ・ジェネレータ(本発明の走行用モータに相当する)MG2は、インバータ22から出力された交流電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギ(動力)を生成する。
モータ・ジェネレータMG2は、トランスミッション(変速機)TMを介して駆動輪23に接続される駆動軸に接続され、モータ・ジェネレータMG2の動力がトランスミッションTMを介して駆動軸に伝達され、駆動軸によって駆動輪23に伝達される。モータ・ジェネレータMG2が生成した動力がトランスミッションTMを介して駆動輪23に伝達されることにより、メインバッテリ10Aの電力を用いた車両走行を行わせることができる。
動力分割機構24は、エンジン25の動力を、駆動輪23に伝達したり、モータ・ジェネレータMG1に伝達したりする。モータ・ジェネレータMG1は、エンジン25の動力を受けて発電する発電機である。モータ・ジェネレータMG1が生成した電力(交流電力)は、インバータ22を介して、モータ・ジェネレータMG2に供給されたり、昇圧回路21を介してメインバッテリ10Aやサブバッテリ10Bに供給されたりする。
車両を減速させたり、停止させたりするとき、モータ・ジェネレータMG2は、車両の制動時に発生する運動エネルギを電気エネルギ(交流電力)に変換する。インバータ22は、モータ・ジェネレータMG2が生成した交流電力を直流電力に変換し、直流電力をメインバッテリ10Aに出力する。これにより、メインバッテリ10Aは、回生電力を蓄えることができる。
昇圧回路21は、メインバッテリ10Aの出力電圧を昇圧し、昇圧後の電力をインバータ22に出力したり、インバータ22の出力電圧を降圧して降圧後の電力をメインバッテリ10Aに出力したりする。エンジン25は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの燃料を燃焼させて動力を出力する公知の内燃機関である。
DC/DCコンバータ40は、メインバッテリ10Aやモータ・ジェネレータMG1,MG2の出力電圧を降圧し、降圧後の電力をサブバッテリ10Bに出力する。本実施例のDC/DCコンバータ40は、メインバッテリ10Aと昇圧回路21との間の電流経路に接続され、DC/DCコンバータ40の一端が、システムメインリレーSMR−Bおよび昇圧回路21の間の正極ラインPLに接続され、他端が、システムメインリレーSMR−G及び昇圧回路21の間の負極ラインNLに接続されている。
監視ユニット20は、車両用電源装置10を構成するメインバッテリ10A及びサブバッテリ10Bの電圧を検出し、検出結果をコントローラ30に出力する。このとき、端子間電圧のみならず、メインバッテリ10Aに含まれる各単電池11の電圧を検出することもできる。また、メインバッテリ10Aの充放電電流を検出する電流センサや電池温度を検出する温度センサを備えることができる。サブバッテリ10Bについても同様である。
コントローラ30は、監視ユニット20や不図示の電流センサ、温度センサからの検出値に基づいてメインバッテリ10AのSOC(state of Charge)や満充電容量を算出してメインバッテリ10Aの状態を管理し、充放電制御を行う制御装置である。また、コントローラ30は、監視ユニット20から出力されるサブバッテリ10Bの電圧検出値や不図示の電流センサ、温度センサからの検出値に基づいてサブバッテリ10BのSOCや満充電容量を算出してサブバッテリ10Bの状態を管理する。
次に、図2を参照して本実施例の車両用電源装置10の構成について説明する。図2に示すように、本実施例の車両用電源装置10は、X方向に並んで配置される複数の単電池11を電気的に接続して構成することができる。X方向における複数の単電池11の両端には、一対のエンドプレート12が配置されている。一対のエンドプレート12には、X方向に延びる拘束ロッド13が接続されている。拘束ロッド13の両端を一対のエンドプレート12に固定することにより、車両用電源装置10を構成する複数の単電池11に対して拘束力を与えることができる。拘束力とは、X方向において単電池11を挟む力である。
エンドプレート12の上下方向端面には、拘束ロッド13が固定される固定部12aが設けられている。固定部12aは、拘束ロッド13が挿通する挿通孔を有し、挿通孔に挿通された拘束ロッド13をボルト等の締結部材で固定部12aに締結することで、拘束ロッド13がエンドプレート12に固定される。
なお、図3に示すように、本実施例では、車両用電源装置10の上面に、2つの拘束ロッド13が配置され、下面にも、2つの拘束ロッド13が配置されている。そして、一対のエンドプレート12の上下方向端面それぞれに、車両用電源装置10の上面に配置される2つの拘束ロッド13に対応する2つの固定部12aと、下面に配置される2つの拘束ロッド13に対応する2つの固定部12aとが設けられている。
なお、拘束ロッド13の数やその断面形状、固定部12aの数は、適宜設定することができる。拘束ロッド13の断面形状とは、拘束ロッド13の長手方向と直交する断面における形状である。拘束ロッド13は、一対のエンドプレート12に接続されることにより、拘束力を発生させることができればよい。また、車両用電源装置10の上下に拘束ロッド13を配置しているが、例えば、車両用電源装置10の左右に拘束ロッド13が配置されるように構成することもできる。
X方向に隣り合う単電池11は、メインバッテリ10A及びサブバッテリ10Bの単電池11群毎に、バスバー14によって直列に接続されている。バスバー14は、導電部材であり、一方の単電池11の正極端子11aと他方の単電池11の負極端子11bとを接続する。なお、メインバッテリ10Aの単電池11群とサブバッテリ10Bの単電池11群とは、バスバー14を介して電気的に接続されていない。
ここで、本実施例では、監視ユニット20及びDC/DCコンバータ40が1つの統合ユニット50として構成されている。例えば、統合ユニット50は、単電池11やエンドプレート12と同じ形状のユニットケースを備え、ユニットケース内に監視ユニット20及びDC/DCコンバータ40が収容される。
そして、統合ユニット50が、複数の単電池11及び一対のエンドプレート12で構成される電池スタック(積層体)の一部として一体に形成されるように構成されている。図2に示す例では、統合ユニット50をX方向に並ぶ単電池11群の中に配置し、積層体内に統合ユニット50を一緒に組み込んでいる。
X方向に並んで配置され、一対のエンドプレート12によって挟み込まれる複数の単電池11は、統合ユニット50を挟んで、メインバッテリ10Aを構成する第1単電池11群と、サブバッテリ10Bを構成する第2単電池11群とに区画されている。図2において点線で示すように、メインバッテリ10Aの正極端子及び負極端子は、総合ユニット50のDC/DCコンバータ40に接続される。また、サブバッテリ10Bの正極端子及び負極端子は、DC/DCコンバータ40に接続される。このようにメインバッテリ10A及びサブバッテリ10Bは、1つの電池スタック(積層体)内で電気的な接続が区画されつつ、DC/DCコンバータ40を介して互いに接続されている。
監視ユニット20は、メインバッテリ10Aの正極端子及び負極端子と、第1単電池11群の各単電池11とに、不図示の電圧検出線を介して接続される。サブバッテリ10Bについても同様である。各電圧検出線やDC/DCコンバータ40との接続線は、集約されて統合ユニット50に導かれる。統合ユニット50の上面には、例えば、電圧検出線や接続線を、監視ユニット20及びDC/DCコンバータ40が収容されたユニットケース内部に挿通されるための挿通部を設けることができる。
図3は、統合ユニット50を拘束部材の一部として適用した車両用電源装置の一例である。図3に示すように、例えば、統合ユニット50の上面及び下面に、固定部51を設けることができる。固定部51は、固定部12aと同様の構成であり、拘束ロッド13が固定される。
統合ユニット50をエンドプレート12と同様の拘束部材として構成することで、メインバッテリ10Aの第1単電池11群が、右側のエンドプレート12と統合ユニット50とにX方向で挟まれて拘束される。また、サブバッテリ10Bの第2単電池11群が、左側のエンドプレート12と統合ユニット50とにX方向で挟まれて拘束される。そして、一対のエンドプレート12によって、メインバッテリ10A及びサブバッテリ10B全体の各単電池11が、X方向で挟まれて拘束される。
本実施例の車両用電源装置10は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリ10Aの第1単電池11群と、補機に電力を供給するサブバッテリ10Bの第2単電池11群とを含む複数の単電池11をX方向に並べて積層し、一対のエンドプレート12で単電池11全体を挟み込んだ電池スタック(積層体)として構成される。このため、1つの車両用電源装置10の状態を監視するだけでメインバッテリ10A及びサブバッテリ10Bの双方を一括して監視することができ、部品点数の削減及び配線や配線スペースの効率化を図ることができる。
さらに、メインバッテリ10Aの電流経路からサブバッテリ10Bへの出力電圧を降圧するDC/DCコンバータ40と、メインバッテリ10A及びサブバッテリ10Bの双方を一括して監視する監視ユニット20と、を1つの統合ユニット50として構成し、統合ユニット50が、複数の単電池11及び一対のエンドプレート12で構成される電池スタックの一部として一体に形成されるように構成している。監視ユニット20及びDC/DCコンバータ40を1つの統合ユニットとして形成することで、車両用電源装置10に接続される部品点数を削減できるとともに、メインバッテリ10A、DC/DCコンバータ40及びサブバッテリ10Bの接続を、1つの電池スタック(積層体)内で行うことができる。したがって、メインバッテリ10Aとサブバッテリ10BそれぞれをDC/DCコンバータ40に接続するための配線や配線スペースの効率化を図ることができる。
このように車両用電源装置10は、車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリ10Aと補機に電力を供給するサブバッテリ10Bとが、1つの電池スタックとして集約され、かつ監視ユニット20及びDC/DCコンバータ40を1つのユニットにして積層体(蓄電スタック)の一部として一体に形成されているため、部品点数の削減及び配線や配線スペースの効率化を図ることができる。
また、DC/DCコンバータ40とメインバッテリ10Aとの接続線及びDC/DCコンバータ40とサブバッテリ10Bとの接続線を、従来に比べて短くすることができる。このため、配線抵抗を低減することができ、電力損失を抑制することができる。
なお、車両用電源装置10を構成する複数の単電池11において、隣り合う単電池11間には、スペーサを設けることができる。スペーサは、車両用電源装置10の温度調節用の空気(例えば、冷却風)が流れる冷却スペースを形成する。このとき、1つの電池スタックとして構成されるメインバッテリ10Aとサブバッテリ10Bとで、温度調節構造を区画して形成してもよい。この場合、例えば、1つの電池スタックであっても、メインバッテリ10Aに送り込む冷却風の供給量を、サブバッテリ10Bへの供給量に比べて多くしたりすることができる。
10:車両用電源装置、10A:メインバッテリ、10B:サブバッテリ、11:単電池、11a:正極端子、11b:負極端子、12:エンドプレート、12a:固定部、13:拘束ロッド、14:バスバー、20:監視ユニット、21:昇圧回路、22:インバータ、23:駆動輪、24:動力分割機構、25:エンジン、30:コントローラ、40:DC/DCコンバータ、50:統合ユニット、PL:正極ライン、NL:負極ライン、SMR−B,SMR−G:システムメインリレー
Claims (1)
- 車両の走行用モータに電力を供給するメインバッテリを構成する第1蓄電素子群と、
補機に電力を供給するサブバッテリを構成し、前記第1蓄電素子群と同じ蓄電素子で形成される第2蓄電素子群と、
前記第1蓄電素子群及び前記第2蓄電素子群の各蓄電素子が所定の方向に積層される複数の蓄電素子全体を前記所定の方向から挟み込むための一対のエンドプレートと、を有し、
前記メインバッテリの電流経路に接続され、前記電流経路からサブバッテリへの出力電圧を降圧するDC/DCコンバータと、前記メインバッテリ及び前記サブバッテリの状態を監視する監視ユニットとを含む統合ユニットを、前記所定の方向に積層される前記複数の蓄電素子及び前記一対のエンドプレートで構成される積層体の一部として一体に形成したことを特徴とする車両用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015033936A JP2016157564A (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 車両用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015033936A JP2016157564A (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 車両用電源装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=56826533
Family Applications (1)
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JP2015033936A Pending JP2016157564A (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 車両用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200045272A (ko) * | 2018-10-22 | 2020-05-04 | 현대모비스 주식회사 | 배터리 상태 모니터링이 가능한 직류변환장치 및 이를 이용한 배터리 상태 모니터링 방법 |
KR20200090724A (ko) * | 2018-10-22 | 2020-07-29 | 현대모비스 주식회사 | 배터리 상태 모니터링 장치 |
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-
2015
- 2015-02-24 JP JP2015033936A patent/JP2016157564A/ja active Pending
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