JP2016156545A - エネルギー回収装置および廃棄物焼却設備 - Google Patents

エネルギー回収装置および廃棄物焼却設備 Download PDF

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Abstract

【課題】特殊な材質の伝熱管を用いることを抑制しつつ高温水蒸気を得ることが可能なエネルギー回収装置を提供し、効率良くエネルギー回収を行うことが容易な廃棄物焼却設備を提供する。
【解決手段】流動床式ガス化溶融炉によって廃棄物を燃焼させて得られた排ガスが流通する排ガス流路に、排ガスの流通方向と交差する方向に延在する1又は2以上の伝熱管を有するスーパーヒーター22を備えスーパーヒーターに、450℃以上の水蒸気を流通させるとともに、排ガスは、平均温度が550℃以下で平均流速が3.0m/s以下となるよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、エネルギー回収装置および廃棄物焼却設備に関し、より詳しくは、廃棄物を燃焼させる流動床式燃焼炉又は流動床式ガス化溶融炉から排出される排ガスから熱回収するエネルギー回収装置及びこのようなエネルギー回収装置を流動床式燃焼炉又は流動床式ガス化溶融炉とともに備える廃棄物焼却設備に関する。
従来、都市ゴミなどの廃棄物は、その多くが埋立や焼却によって処分されている。
なお、可燃性有機物を含む廃棄物を焼却処分する際には、従来、ストーカー炉、流動床式燃焼炉、或いは、流動床式ガス化溶融炉による処分が行われている(下記非特許文献1参照)。
このような廃棄物の焼却処分が行われる廃棄物焼却設備には、近年、廃棄物を処理する機能に加え、周辺地域に熱エネルギーや電力エネルギーを供給することが求められるようになってきており、スーパーヒーターを備えたボイラーによって燃焼炉の排ガスから熱回収が行われるようになってきている。
このような廃棄物の燃焼炉に付帯させるボイラーなどの熱回収装置は、通常、水蒸気をより高温高圧化させ得るものの方が回収した熱を有効活用し易い。
しかしながらこのようなボイラーで、例えば、400℃を超えるような高温水蒸気を得ようとするとスーパーヒーターを構成する伝熱管が排ガス中で高温状態となるおそれがある。
そして、下記特許文献1(例えば、段落0003等参照)に示されているように高温状態の伝熱管は排ガスに含まれる塩化水素などによって腐食され易い。
特開平09−159132号公報
「ごみ焼却炉ボイラの高温腐食について」財団法人金属系材料研究開発センター 湯川 憲一、腐食防食協会編「材料と環境」1997−Vol.46No.1(第3頁〜第7頁)
上記のようなことから高温水蒸気を得ようとすると特殊な素材で作製された伝熱管を採用しなければスーパーヒーターの耐用期間が極端に短くなるおそれを有する。
即ち、従来のエネルギー回収装置においては、特殊な材質の伝熱管を用いることなく高温水蒸気を得ることが困難であるという問題を有している。
また、このようなことから従来の廃棄物焼却設備においては、効率良くエネルギー回収を行うことが困難になっている。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、特殊な材質の伝熱管を用いることを抑制しつつ高温水蒸気を得ることが可能なエネルギー回収装置を提供し、効率良くエネルギー回収を行うことが容易な廃棄物焼却設備を提供することを課題としている。
上記課題を解決すべく本発明者が鋭意検討したところ、流動床式燃焼炉や流動床式ガス化溶融炉から発生する排ガスは、通常、ストーカー炉などから排出される排ガスに比べて腐食性が低く、高温水蒸気を流通させる伝熱管にこのような腐食性が低い排ガスを特定の条件で接触させることで当該伝熱管の腐食が抑制されることを見出して本発明を完成させるに至った。
即ち、上記課題を解決するための本発明に係るエネルギー回収装置は、流動床式燃焼炉又は流動床式ガス化溶融炉によって廃棄物を燃焼させて得られた排ガスが流通する排ガス流路と、該排ガス流路に設けられ前記排ガスの流通方向と交差する方向に延在する1又は2以上の伝熱管を有するスーパーヒーターとを備え、前記伝熱管内を流通させる水蒸気によって前記排ガスから熱回収が行われるエネルギー回収装置であって、前記スーパーヒーターが、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管を有し、前記排ガス流路に流れる前記排ガスは、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管が配された位置での平均温度が550℃以下で平均流速が3.0m/s以下であることを特徴としている。
また、上記課題を解決するための本発明に係る廃棄物焼却設備は、廃棄物を燃焼させる流動床式燃焼炉又は流動床式ガス化溶融炉と、前記流動床式燃焼炉又は前記流動床式ガス化溶融炉から排出される排ガスから熱回収するエネルギー回収装置とを備えた廃棄物焼却設備であって、前記エネルギー回収装置は、前記排ガスが流通する排ガス流路と、該排ガス流路に設けられ、前記排ガスの流通方向と交差する方向に延在する1又は2以上の伝熱管を有するスーパーヒーターとを備え、前記伝熱管内を流通させた水蒸気によって前記排ガスから熱回収を行うもので、且つ、前記スーパーヒーターが、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管を有し、前記排ガス流路に流れる前記排ガスは、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管が配された位置での前記排ガスの平均温度が550℃以下で平均流速が3.0m/s以下であることを特徴としている。
本発明によれば、高温水蒸気を流通させる伝熱管の排ガスによる腐食が抑制されることから特殊な材質の伝熱管の使用を抑制しつつ高温水蒸気を得ることが可能な熱回収装置が提供され得る。
また、そのことにより本発明によれば効率良くエネルギー回収を行うことが容易な廃棄物焼却設備が提供され得る。
本発明の一実施形態に係る廃棄物焼却設備の概略構成を示すブロック図。 排ガス流路内における伝熱管の配置の一例を示した概略配置図。 実際の廃棄物焼却設備において鋼管の減肉を評価した結果を示すグラフ。
以下に、本発明の廃棄物焼却設備に係る実施の形態について説明する。
まず、図1に示されているように本実施形態の廃棄物焼却設備1は、廃棄物を燃焼させる流動床式ガス化溶融炉10と、前記流動床式ガス化溶融炉10から排出される排ガスから熱回収するエネルギー回収装置20とを備えている。
また、本実施形態の廃棄物焼却設備1は、前記エネルギー回収装置20によって熱回収された後の排ガスをさらに温度低下させるための減温塔30及び該減温塔30を通過した後の排ガスに含まれている飛灰等を除去するためのバグフィルター40をさらに備えている。
本実施形態の流動床式ガス化溶融炉10は、廃棄物Aを導入し、該廃棄物Aに含まれている有機物を熱分解して可燃性ガスを含む排ガスBを排出させるとともに廃棄物Aに含まれている金属などの不燃物Cを排ガスBとは別経路から排出するガス化炉11と、該ガス化炉11から排出された排ガスBを導入して内部で当該排ガスBに含まれている可燃性ガスを燃焼させるとともに前記排ガスBに含まれている灰分を溶融スラグDとして排出する溶融炉12とを有している。
本実施形態の廃棄物焼却設備1は、前記溶融炉12から排出される排ガスEをバグフィルターなどで除塵する前にエネルギー回収装置20に供給すべく構成されており、前記排ガスEを直接エネルギー回収装置20に供給すべく構成されている。
なお、以下においては、溶融炉12から排出される排ガスEを「第2排ガス」と称し、ガス化炉11から溶融炉12へと排出される排ガスBを「第1排ガス」と称してそれぞれ呼び分けることがある。
前記ガス化炉11は、珪砂などの流動媒体を堆積させてなる流動床(図示せず)を備えており、該流動床が流動化される際には空気などの酸素を含んだ気体が炉底より供給されるように構成されている。
前記ガス化炉11は、例えば、廃棄物Aである可燃ゴミを投入し、炉底から供給される燃焼用空気により流動化された流動床において前記可燃ゴミを450〜600℃の温度で部分燃焼させるべく用いられる。
このような運転状態においては、廃棄物Aのガス化によって、灰分と炭化固形分とを含んだチャー、及び、可燃性ガスが前記ガス化炉11で発生する。
これら可燃ガス及びチャーは、第1排ガスBに含まれる形でガス化炉11から溶融炉12に送られることになる。
前記ガス化炉11の流動床には、例えば、平均粒径0.5mm〜1.0mmの珪砂がその流動媒体として循環供給される。
廃棄物中の不燃物Cは、珪砂と一緒に炉下部から排出され、排出された不燃物と珪砂とは分級装置などによって分離され、分離された珪砂は流動床に再供給される。
前記溶融炉12では、ガス化炉11から送られてきた第1排ガスBに含まれる可燃性ガスが別途供給される燃焼用空気によって燃焼され、該可燃性ガスの燃焼に伴ってチャー中の炭素分も燃焼される。
前記溶融炉12は、これらの燃焼に伴って発生する熱によって炉内の温度が、例えば、1250℃〜1350℃の高温となり、このためチャー中の灰分が溶融される。
そして、溶融した灰分は、溶融スラグDとなって溶融炉12の底部に設けられた出滓口(図示せず)から排出され、その後冷却水により急冷されて固化される。
該溶融炉12から排出される第2排ガスEは、前記エネルギー回収装置20で熱回収されて減温された後、前記減温塔30及び前記バグフィルター40によってそれぞれ処理されて系外に排出される。
本実施形態における前記エネルギー回収装置20は、前記第2排ガスEが流通する排ガス流路としてボイラ煙道21を有している。
なお、以下においては、ボイラ煙道21における第2排ガスEの流通方向上流側を「上流側」又は「前段側」と称し、ボイラ煙道21における第2排ガスEの流通方向下流側を「下流側」又は「後段側」と称することがある。
本実施形態における前記エネルギー回収装置20は、前記ボイラ煙道内に設けられた1又は2以上の伝熱管によって構成されたスーパーヒーターを備えている。
該伝熱管は、前記ボイラ煙道21を流通する第2排ガスEの熱を当該伝熱管内を流通する水蒸気に伝えて高温高圧の水蒸気を得るためのものであり、本実施形態においては、「SUS309S」、「SUS310S」などの素材で出来たステンレス鋼管や一般的なボイラー用の低合金鋼製の管材である「STBA12」などの汎用品が採用可能である。
即ち、本実施形態の伝熱管は、「SUS309S」、「SUS310S」、低合金鋼などの汎用鋼によって形成されたものを採用することができる。
本実施形態における前記エネルギー回収装置20は、450℃以上の水蒸気が流通する伝熱管を備えたスーパーヒーター22aを有し、該スーパーヒーターの他にさらに2つのスーパーヒーター22b,22cを備えている。
この3つのスーパーヒーターの内の一つ(以下「第1スーパーヒーター22a」)は、450℃以上の水蒸気を得るためのものである。
なお、本実施形態のエネルギー回収装置20は、前記第1スーパーヒーター22aの上流側に別のスーパーヒータ(以下「第2スーパーヒーター22b」)が配されているとともに前記第1スーパーヒーター22aの下流側にも別のスーパーヒーター(以下、「第3スーパーヒーター22c」)が配されている。
これらのスーパーヒーター22a,22b,22cは、互いに水蒸気の流路が連結された状態でエネルギー回収装置20に備えられている。
本実施形態のエネルギー回収装置20は、前記のスーパーヒーターに供給する水蒸気を予め加熱するための機器として、前記第3スーパーヒーター22cの下流側で排ガスによって系外から導入される水を加熱する節炭器23と、水を気水分離するためのボイラドラム24と、該ボイラドラム24から流下される水を加熱して水蒸気として前記ボイラドラム24に返送するための蒸発器25とをさらに備えている。
本実施形態のエネルギー回収装置20は、前記ボイラドラム24で得られた飽和水蒸気が前記第3スーパーヒーター22cに供給されて過熱水蒸気となり、その後、この過熱水蒸気が第2スーパーヒーター22b、第1スーパーヒーター22aの順に移動し、該第1スーパーヒーター22aにおいて最終的に450℃以上の水蒸気が得られるように構成されている。
図2は、この3つのスーパーヒーターを構成する伝熱管のボイラ煙道内における配置を示した概略配置図であり、図1における仮想線Xを通る水平面においてボイラ煙道21及びスーパーヒーター22a,22b,22cを切断した断面を図1のブロック矢印Yに示した方向から見た様子を示したものである。
この図にも示されているように、本実施形態のスーパーヒーター22a,22b,22cを構成する全ての伝熱管は、その延在する方向を共通させており、前記排ガスの流通方向(図2の矢印Z)と交差する方向に延在している。
より具体的には、全ての伝熱管は、排ガスの流通方向Zと略直交する形でボイラ煙道内に配されている。
また、各スーパーヒーターは、ボイラ煙道21の長さ方向(排ガス流通方向)に6本、幅方向に4本の合計24本の伝熱管によって構成されており、各伝熱管を前記幅方向及び前記長さ方向にそれぞれ整列状態で配置している。
さらに、本実施形態のエネルギー回収装置20は、ボイラ煙道20の最も上流側に配された第2スーパーヒーター22bの最も下流側の伝熱管b6と第1スーパーヒーター22aの最も上流側の伝熱管a1とがボイラ煙道21の長さ方向において整列状態となり、第1スーパーヒーター22aの最も下流側の伝熱管a6と第3スーパーヒーター22cの最も上流側の伝熱管c1とがボイラ煙道21の長さ方向において整列状態となるよう伝熱管を配置している。
各スーパーヒーターは、前記幅方向及び前記長さ方向にそれぞれ整列状態となって配置された伝熱管の内部を上流側から下流側、或いは、下流側から上流側に向けて水蒸気を流通させる間に当該水蒸気を排ガスとの熱交換によって加熱し得るように構成されており、幅方向おいて隣り合う伝熱管に概ね同じ温度の水蒸気を流通させるべく構成されている。
本実施形態のエネルギー回収装置20は、ボイラドラム24から供給された水蒸気を第3スーパーヒーター22cの最も下流側(6番目)の伝熱管c6に供給し、この水蒸気をボイラ煙道を上流側に向けて5番目の伝熱管c5、4番目の伝熱管c4と順次移動させて加熱し、最も上流側の伝熱管c1から排出させた後、該水蒸気を第2スーパーヒーター22bの最も上流側の伝熱管b1に導入し、この水蒸気を一つ下流側の伝熱管b2、さらにもう一つ下流側の伝熱管b3へと順次移動させて加熱し、当該第2スーパーヒーター22bにおける最も下流側の伝熱管b6から温度の高い水蒸気として排出させるべく用いられる。
また、本実施形態のエネルギー回収装置20は、前記第2スーパーヒーター22bの最も下流側の伝熱管b6から排出される、例えば、380℃の水蒸気を、その下流側に位置する第1スーパーヒーター22aの最下流側の伝熱管a6に導入し、該水蒸気をこの伝熱管a6の一つ上流側の伝熱管a5、さらにもう一つ上流側の伝熱管a4へと順次移動させて加熱し、最終的に第1スーパーヒーター22aの最上流側の伝熱管a1から450℃以上の水蒸気として取出すべく用いられる。
そして、本実施形態のエネルギー回収装置20は、通常、第1スーパーヒーター22aの上流側から3〜4本目までの伝熱管a1〜a3(a1〜a4)において400℃以上の水蒸気が流通される。
また、本実施形態のエネルギー回収装置20は、排ガスから熱回収するための運転時において、通常、この450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管a1(以下「最終伝熱管」ともいう)の表面温度がボイラ煙道内に配された全ての伝熱管の中で最も高温となる。
この伝熱管の表面温度は、当該伝熱管に前記第2排ガスによる腐食が生じることを抑制する上において、520℃以下であることが好ましく、500℃以下であることがより好ましく、480℃以下であることが特に好ましい。
なお、この伝熱管の表面温度は、例えば、伝熱管周囲の排ガス温度と伝熱管内の蒸気温度から伝熱計算を行って求めることができ、当該伝熱計算に必要な各種係数は「ドイツFDBRハンドブック」、「日本機械学会編流体の熱物性値集」に記載の値を採用することができる。
そして、最終伝熱管a1の表面温度を上記のような温度とするには、前記ボイラ煙道内を流れる前記第2排ガスは、該最終伝熱管a1が配された位置において550℃以下の平均温度(日平均温度)、3.0m/s以下の平均流速(日平均流速)とすることが好ましい。
また、最終伝熱管a1が腐食してしまうことを抑制する効果をより顕著に発揮させる上においては、前記最終伝熱管a1が配された位置における第2排ガスの平均温度は、540℃以下であることが好ましく、530℃以下であることがより好ましい。
そして、前記最終伝熱管a1が配された位置における第2排ガスの平均流速は、2.5m/s以下であることが好ましく、2.0m/s以下であることが好ましい。
なお、最終伝熱管a1が配された位置での前記第2排ガスの平均温度を過度に低温にさせたり、前記第2排ガスの平均流速を過度に低速にさせたりすると450℃以上の水蒸気を得るためにエネルギー回収装置20の全体規模を過大なものにさせてしまうおそれがある。
そのため、前記最終伝熱管a1が配された位置での前記第2排ガスの平均温度は、460℃以上であることが好ましく、470℃以上であることがより好ましく、480℃以上であることが特に好ましい。
また、前記最終伝熱管a1が配された位置での前記第2排ガスの平均流速は、1.2m/s以上であることが好ましく、1.4m/s以上であることがより好ましく、1.6m/s以上であることが特に好ましい。
なお、第2排ガスは、平均的に上記のような温度や流速となっていれば、最終伝熱管a1を腐食するおそれが低いものにはなるが、一時的でも過度に高い温度や流速となると最終伝熱管a1の表面温度を高温にしてしまって当該最終伝熱管a1を腐食し易い状態にさせてしまうおそれがある。
従って、エネルギー回収装置20の運転期間中における第2排ガスの最高温度は、660℃以下であることが好ましく、650℃以下であることがより好ましい。
また、エネルギー回収装置20の運転期間中における第2排ガスの最高流速は、5.0m/s以下であることが好ましく、3.0m/s以下であることがより好ましい。
そして、エネルギー回収装置20の運転期間中における最終伝熱管表面の最高到達温度は、580℃以下とされることが好ましく、570℃以下であることがより好ましい。
また、エネルギー回収装置20のトータル運転日数を100%とした場合、第2排ガスが、上記の平均温度や平均流速を超えた状態になる合計日数は、40%以下であることが好ましく、30%以下であることがより好ましい。
なお、第2排ガスの温度は、ボイラ煙道内にシース熱電対を挿入するなどして求めることができる。第2排ガスの流速は、空塔速度によって求めることができ、単位時間当たりの排ガス流量をボイラ煙道21の断面積で除して求めることができる。
ここで最終伝熱管a1が配された位置における第2排ガスの温度は、例えば、溶融炉12での燃焼条件によって調整を図る方法の他に第2スーパーヒーター22bでの熱回収量によって調整することができる。
即ち、第1スーパーヒーター22aの前段側に設けられた第2スーパーヒーター22bで多くの熱回収を行うことで第1スーパーヒーター22aに到達する排ガスの温度を低下させることができる。
この第2スーパーヒーター22bでの熱回収量は、当該第2スーパーヒーター22bに導入する水蒸気の温度などによって調整可能である。
なお、スーパーヒーターでの熱回収を増大すべく第3スーパーヒーター22cに導入する水蒸気量を増大させると、第2スーパーヒーター22bや第1スーパーヒーター22aを流通する水蒸気量も増大させることになり、これらのスーパーヒーター(22a,22b)を通過する水蒸気の速度が加速される結果として、排ガスとの熱交換のための十分な時間が確保できずに前記最終伝熱管a1から450℃以上の水蒸気を取り出すことが難しくなる場合がある。
その場合、最終伝熱管a1に至る水蒸気の経路の途中において一部の水蒸気を取出して水蒸気の通過速度を減速させる減速機構を設ければよく、例えば、第3スーパーヒーター22cで得られた水蒸気の一部を第2スーパーヒーター22bの手前で取り出す減速機構26をエネルギー回収装置20にさらに備えさせ、第2スーパーヒーター22bや第1スーパーヒーター22aでの水蒸気の温度上昇を十分に行わせるようにすればよい。
また最終伝熱管a1よりも上流側で水を排ガスに噴霧して蒸発減温しても良い。
また、最終伝熱管a1が配された位置における第2排ガスの流速については、例えば、最終伝熱管a1よりも上流側における第2排ガスの減温条件によって調整を図る方法の他に、例えば、第2排ガスの一部を最終伝熱管a1よりも上流側でボイラ煙道外に取出した後に最終伝熱管a1よりも下流側の位置においてボイラ煙道内に戻すバイパス経路27をエネルギー回収装置20に備えさせることによっても調整可能となる。
ここで本実施形態のエネルギー回収装置20においては、第2排ガスの流速が低く、第2排ガスが最終伝熱管a1に強く当たることが抑制されることから最終伝熱管a1の腐食が抑制される。
そのことにより、前記のようなSUS309S、SUS310S、STBA12といった一般に入手容易な鋼管を最終伝熱管a1に採用してもスーパーヒーターの耐用期間が極端に短くなってしまうことを防ぐことができる。
また、これらの鋼管は、様々な径や肉厚のものが市場に提供されており、求める仕様のものが入手容易であることから、仮にスーパーヒーターの一部に腐食が生じて伝熱管の一部又は全部に交換が求められるようになった場合でも、このような要望に対して素早く対応することができる。
前記のように本実施形態においては、第1スーパーヒーター22aにおいて400℃を超える水蒸気が流通される伝熱管が排ガスの流通方向に複数本並んでおり、これらが排ガスの流通方向に沿って整列状態で配置されている。
このような400℃を超える水蒸気が流通される伝熱管は、通常、400℃未満の水蒸気が流通される伝熱管に比べて腐食がされ易い。
しかしながら本実施形態の第1スーパーヒーター22aは、これらの伝熱管が整列配置していることで上流側の伝熱管が下流側の伝熱管の風除けとして機能し、腐食の抑制が図られる。
従来のスーパーヒーターにおいては、排ガスの流通方向に向けて複数の伝熱管を配置する場合、優れた熱交換効率を発揮させ易いことからこれらが千鳥配置されているが、本実施形態においては、伝熱管を前記第2排ガスの流通方向に沿って整列配置させて風よけ効果をより顕著なものにしている。
ただし、如何に伝熱管を整列配置させていてもこれらの間に大きな距離の隔たりがあると風よけ効果を期待することが難しくなる。
例えば、各スーパーヒーター間においては、外部からのアクセス可能な空間を設けておくことが好ましく、第1スーパーヒーター22aの最も上流側の伝熱管a1と第2スーパーヒーター22bの最も下流側の伝熱管b6との中心間距離L2や、第1スーパーヒーター22aの最も下流側の伝熱管a6と第3スーパーヒーター22cの最も上流側の伝熱管c1との中心間距離は、500mm〜1000mm程度確保されることが好ましいが、このように伝熱管どうしの間に大きな隔たりがあると風除け効果を期待することは難しくなる。
従って、伝熱管が、例えば、直径35mm〜50mmのものであれば、第2排ガスの流通方向において隣り合う伝熱管どうしの間の距離(中心間距離L1)は、100mm以上170mm以下とされることが好ましい。
即ち、本実施形態のエネルギー回収装置は、前記排ガスの流通方向に沿って整列配置された少なくとも2本の伝熱管が備えられている場合、該2本の伝熱管の内、排ガスの流通方向下流側に備えられた第1の伝熱管と排ガスの流通方向上流側に備えられた第2の伝熱管とは、中心間距離が100mm以上170mm以下となるように配置されており、しかも、前記第1の伝熱管が、450℃以上の水蒸気が流通する伝熱管であるか、又は、該伝熱管とは別の400℃以上450℃未満の水蒸気が流通する伝熱管であるかの何れかであることが伝熱管の腐食を防止する意味において好ましいものである。
また、第2の伝熱管の方が第1の伝熱管よりも細径であると十分な風よけ効果が期待できなくなるため、第2の伝熱管は第1の伝熱管以上の太さを有していることが好ましい。
なお、前記ガス化炉11に導入される廃棄物Aの内容によっては、エネルギー回収装置20に導入される第2排ガスEの質が変化する場合がある。
前記最終伝熱管a1の腐食を抑制する上において、第2排ガスEは、腐食性成分が所定以下の濃度であることが好ましい。
具体的には、エネルギー回収装置20に導入される第2排ガスEは、HClの濃度が1000ppm以下であることが好ましく、500ppm以下であることがより好ましい。
なお、廃棄物の燃焼排ガスにおけるHCl濃度の下限値は、通常、5ppm程度である。
また、前記第2排ガスEは、SOxの濃度が100ppm以下であることが好ましく、50ppm以下であることが好ましい。
なお、廃棄物の燃焼排ガスにおけるSOx濃度の下限値は、通常、1ppm程度である。
さらに、前記第2排ガスEは、ダストを多く含むと伝熱管に付着して熱交換効率を低下させるおそれがあることから、ダストの濃度が20g/Nm以下であることが好ましく、10g/Nm以下であることがより好ましく、5g/Nm以下であることが特に好ましい。
なお、廃棄物の燃焼排ガスにおけるダスト濃度の下限値は、通常、0.5g/Nm程度である。
なお、例えば、ガス化炉11や溶融炉12にアルカリ成分を導入して第2排ガス中の腐食性成分を一定以下に調整し、エネルギー回収装置20の一層の保護を図るようにしてもよい。
前記のようなエネルギー回収装置20よりも下流側の減温塔30やバグフィルター40は、特に限定されず従来の廃棄物焼却設備において用いられているものを採用することができる。
さらに、本実施形態の廃棄物焼却設備は、上記に例示したもの以外の装置類を必要に応じて備えさせても良い。
本実施形態のエネルギー回収装置は、特殊な材質の伝熱管を用いることなく高温水蒸気を得ることができ、該高温水蒸気は、蒸気タービンの動力源に利用するなどして電気エネルギーに変換可能であるとともにそのまま熱源としても有効活用可能である。
なお、本実施形態においては、流動床式ガス化溶融炉からの排ガスから熱回収を行う態様を例示しているが、本実施形態のエネルギー回収装置は、溶融炉などが備えられていない単なる流動床式燃焼炉と組み合わせて用いることも可能である。
本発明においては、回収した高温水蒸気の利用方法については特に限定されず、従来公知の技術事項を適宜採用可能なものである。
即ち、本発明は、上記例示に何等限定されるものではない。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものでもない。
一般的に入手可能なステンレス鋼であるSUS310S、SUS309Sで出来た鋼管、及び、低合金鋼製の鋼管「STBA12」を実際の廃棄物焼却設備のエネルギー回収装置である廃熱ボイラに一定期間設置し、これらの鋼管の減肉を調査した。
なお、調査は、異なる2箇所の廃棄物焼却設備(何れも流動床式ガス化溶融炉を備えた施設、以下「施設A」、「施設B」という)において実施した。
また、試料となる鋼管は、SUS310S製の鋼管及び「STBA12」を各1本と、SUS309S製の鋼管2本との計4本用意した。
なお、これらの鋼管の肉厚を測定したところ概ね5mmであった。
そして、それぞれにおいて、SUS309S製の鋼管2本については、排ガスの流通方向上流側と下流側との2箇所に分けて配置するとともに各鋼管に当たる排ガスの流速を約2m/sとなるように調整し、且つ、管内に高温の空気を流通させて管表面温度が480℃程度となるようにした。
廃熱ボイラ内に設置した鋼管の近傍にシース熱電対よる温度測定プローブを設置するとともに鋼管表面に熱電対を取り付け、調査期間中の排ガス温度及び鋼管表面温度をモニターした。
鋼管の設置、及び、温度モニタを施設A及び施設Bでそれぞれ2回に分けて実施した。
なお、施設Aでの第1回目の温度モニターは87日間、第2回目の温度モニターは95日間とした。
施設Bでの第1回目の温度モニターは99日間、第2回目の温度モニターは73日間とした。
温度モニター期間中の管表面温度(期間平均値及び期間中の最高温度)及び排ガス温度(期間平均温度及び期間中の最高温度)を下記表1に示す。
Figure 2016156545
また、それぞれの施設において鋼管を配した付近での塩化水素(HCl)濃度及び硫黄酸化物(SOx)濃度を測定した。
測定されたHCl濃度及びSOx濃度の最大値と最小値とを下記表2に示す。
ここで先述の非特許文献1には、ストーカー炉からの排ガスには、多ければ、HClが1400ppm、SOが65ppmもの濃度で含まれることが記載されている。
それに比べ、施設A、Bでの排ガスは、下記表2に示すように腐食性ガスの濃度が低いものであった。
Figure 2016156545
各々約3か月にわたるモニタリングの後、各鋼管の減肉量を測定したところ、当初からの減肉量は全て0.1mm以下であり、STBA12でもSUS製の鋼管と同様に腐食が十分に抑制されることがわかった。
さらに、同様のモニタリングを施設A、B両方で継続し、約6か月後、再び鋼管の減肉量を測定した。
その結果を、図3に示す。
この図からもわかるように約6か月後においても鋼管の減肉量はわずかであった。
このことから本発明によれば、特殊な材質の伝熱管を用いることなく高温水蒸気を得ることが可能なエネルギー回収装置が提供され得ることがわかる。
1 廃棄物焼却設備
10 流動床式ガス化溶融炉
11 ガス化炉
12 溶融炉
20 エネルギー回収装置
E 排ガス

Claims (4)

  1. 流動床式燃焼炉又は流動床式ガス化溶融炉によって廃棄物を燃焼させて得られた排ガスが流通する排ガス流路と、
    該排ガス流路に設けられ、前記排ガスの流通方向と交差する方向に延在する1又は2以上の伝熱管を有するスーパーヒーターとを備え、
    前記伝熱管内を流通させる水蒸気によって前記排ガスから熱回収が行われるエネルギー回収装置であって、
    前記スーパーヒーターが、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管を有し、
    前記排ガス流路に流れる前記排ガスは、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管が配された位置での平均温度が550℃以下で平均流速が3.0m/s以下であるエネルギー回収装置。
  2. 前記排ガス流路には前記排ガスの流通方向に沿って整列配置された少なくとも2本の伝熱管が備えられ、
    該2本の伝熱管の内、排ガスの流通方向下流側に備えられた第1の伝熱管と排ガスの流通方向上流側に備えられた第2の伝熱管とは、中心間距離が100mm以上170mm以下となるように配置されており、
    前記第1の伝熱管は、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管か、又は、該伝熱管とは別の400℃以上450℃未満の水蒸気が流通する伝熱管である請求項1記載のエネルギー回収装置。
  3. 450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管が汎用鋼製である請求項1又は2記載のエネルギー回収装置。
  4. 廃棄物を燃焼させる流動床式燃焼炉又は流動床式ガス化溶融炉と、前記流動床式燃焼炉又は前記流動床式ガス化溶融炉から排出される排ガスから熱回収するエネルギー回収装置とを備えた廃棄物焼却設備であって、
    前記エネルギー回収装置は、
    前記排ガスが流通する排ガス流路と、
    該排ガス流路に設けられ、前記排ガスの流通方向と交差する方向に延在する1又は2以上の伝熱管を有するスーパーヒーターとを備え、
    前記伝熱管内を流通させた水蒸気によって前記排ガスから熱回収を行うもので、且つ、
    前記スーパーヒーターが、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管を有し、
    前記排ガス流路に流れる前記排ガスは、450℃以上の水蒸気が流通する前記伝熱管が配された位置での平均温度が550℃以下で平均流速が3.0m/s以下である廃棄物焼却設備。
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