JP2016151460A - 水中探査解析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音響ソナーの位置を頻繁に移動させることなく、その音響ソナー周囲の状態を広範囲に亘ってリアルタイムに正確に把握することができるようにした水中探査解析方法を提供する。
【解決手段】水中に向けて音波を発射し、その反射波を捉えて目的の物体及び該物体の大きさを識別する水中3D音響ソナー23と、物体の種類を識別するビデオカメラ25と、水中3D音響ソナー23により収集したデータとビデオカメラ25により収集したデータを解析する制御装置13と、を使用して水中3D音響ソナー23周囲の水中環境を探索し、解析するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は水中探査解析方法に関するものであり、特に、水中環境における目的の物体を探し、識別し、それらのデータを利用できるようにする水中探査解析方法に関するものである。
従来、水中や海中(以下、これらを総称して「水中」という)の目的の物体、例えば魚や珊瑚礁等の行動や生態、及び、河床・湖底・海底の形状等を、水中ビデオカメラを使用して映像を記録すると共に、それを解析して観察する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、水中で音波を発射し、その反射波を捉えて水中の目的の物体を探す音響ソナーと、該音響ソナーにより収集したデータを処理して水中の目的物体を認識するための制御装置と、を使用してなるソナーシステムは知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2で知られる音響ソナーは、その音響ソナーを水平方向にのみ回転させて、その反射波を捉えて水中の目的の物体を探すようにしたもので、また物体の種類(例えば、魚種等)を識別するビデオカメラ等を備えた構成にはなっていない。
特開2003−69864号公報。 特表2012−529047号公報。
上述したように、特許文献2記載の発明は、音響ソナーを水平方向にのみ回転させ、その反射波を捉えて水中の目的の物体を探すようにしているので、解析精度が低く、また、音響ソナーの周囲をより広く探索するには、音響ソナーの位置を頻繁に移動させて処理しなければならず、作業性が悪い。また、物体の種類を識別するビデオカメラ等の物体識別手段を備えていないので、識別性の面で十分な満足が得られていないという問題点があった。
そこで、音響ソナーの位置を頻繁に移動させることなく、その音響ソナー周囲の状態を広範囲に亘ってリアルタイムに、また正確に把握することができるようにした水中探査解析方法を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明の水中探査解析方法は、水中に向けて音波を発射し、その反射波を捉えて目的の物体及び該物体の大きさを識別する水中3D音響ソナーと、前記物体の種類を識別する物体識別手段と、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記物体識別手段により収集したデータを解析する制御装置と、を備えるソナーシステムを使用して前記水中3D音響ソナー周囲の水中環境を探索し、解析することを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーを使用することにより、ソナーの設置位置を頻繁に変更させることなく、水中環境のデータを立体的に取得して解析することができる。また、これにより、水中3D音響ソナー周囲の状態を広範囲に亘って正確に把握できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の水中探査解析方法において、前記水中3D音響ソナーを、鉛直及び水平方向に回転させて、該水中音響ソナー周囲のデータを取得する、ことを特徴とする。
この方法によれば、鉛直及び水平方向に回転する水中3D音響ソナーを使用することにより、ソナーの設置位置を頻繁に変更させることなく、水中環境のデータを立体的に取得して水中3D音響ソナーの全周方向・広範囲に亘る状態を更に広範囲に亘って正確に把握できる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の水中探査解析方法において、前記水中3D音響ソナーの前記鉛直方向の向きを段階的に切り換えて該水中3D音響ソナーから発射される音波のチルト角を段階的に変更し、該チルト角が変更される毎に前記水中3D音響ソナーを水平方向に回転させる、ことを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーから発射される音波のチルト角を段階的に変更し、変更後に前記水中3D音響ソナーを水平方向に例えば360°回転させることにより、その都度、単位空間が切り出され、その単位空間毎のソナー画像を得ることができる。これにより、データの密度を高めて空間の状況をより正確に把握することができる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の水中探査解析方法において、前記音響ソナーは、前記鉛直方向に並んで複数個配置された受波装置を備え、該複数個の受波装置を順に切り換え動作させることにより前記水中3D音響ソナーの前記鉛直方向の回転を作り出すようにしてなる、ことを特徴とする。
この方法によれば、前記鉛直方向に並んで複数個配置された受波装置を順に切り換え動作させて、前記水中3D音響ソナーの前記鉛直方向の回転を作り出すので、ソナーシステムにおける構造の簡略化を可能にする。
請求項5記載の発明は、請求項2、3又は4に記載の水中探査解析方法において、前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集されたデータから前記物体の幅、奥行き、高さを各々計算して、該物体の体積を計測する、ことを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーにより収集されたデータから目的とする物体の幅、奥行き、高さを各々計算し、その物体の体積を容易に、かつ正確に計測することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載の水中探査解析方法において、前記物体識別手段は、前記水中3D音響ソナーに連動して水中の様子を撮影するビデオカメラであって、前記制御装置は、該ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像と前記水中3D音響ソナーにより収集したデータを解析して、前記物体の種類を識別する、ことを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーにより収集したデータとビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から、目的とする物体の形状に加えて、その物体の種類も容易に、かつ、正確に識別することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の水中探査解析方法において、前記制御装置は、該ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像と前記水中3D音響ソナーにより収集したデータを解析して、前記物体の個体サイズ及び個体数を計測する、ことを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーにより収集したデータとビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から、目的とする物体の個体サイズ及び個体数も容易に、かつ正確に計測することができる。
請求項8記載の発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の水中探査解析方法において、前記ソナーシステムを、魚群の探査・計測に使用することを特徴とする。
この方法によれば、音響ソナー周囲に集まっている魚群の状態を広範囲に亘って正確に把握することができる。したがって、魚群構成、魚群量等、魚群の探査解析に有効に寄与できる。
請求項9記載の発明は、請求項8に記載の水中探査解析方法において、前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータから魚群の幅、奥行き、高さを各々計算し、該魚群の体積を計測する、ことを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーにより収集したデータから魚群の幅、奥行き、高さを各々計算し、該魚群の体積を容易に、かつ正確に把握することができる。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9に記載の水中探査解析方法において、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から魚群構成種を識別する、ことを特徴とする。
この方法によれば、水中3D音響ソナーにより収集したデータとビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から、魚群構成種(魚の種類)を容易に、かつ正確に把握することができる。
請求項10記載の発明は、請求項8、9又は10に記載の水中探査解析方法において、前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から成魚の個体サイズを計測する、ことを特徴とする。
この方法によれば、ソナーにより収集したデータとビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から、成魚の個体サイズ(魚1匹毎の大きさ、例えば長さと太さ等のサイズ)を容易に、かつ正確に把握することができる。
本発明によれば、水中3D音響ソナーと物体の種類を識別する物体識別手段を使用して水中環境のデータを取得するので、音響ソナーの設置位置を頻繁に変更させることなく、水中における水中3D音響ソナーの全周方向・広範囲に亘る形状及び種別データ等を詳細、かつ正確に取得して解析することができる。そして、それらのデータを有効に利用することができる。
また、その水中探査解析方法を、魚群の探査・解析に使用することにより、その魚群構成、例えば魚群構成の大きさ、構成魚のサイズ、個体数等を正確に把握し、それらのデータを有効に利用することができる。
本発明の実施の形態に係る水中探査解析方法を実施するためのソナーシステムの一例として示す概略構成図である。 同上ソナーシステムの構成ブロック図である。 同上ソナーシスタムにおけるソナー機器の概略構成斜視図である。 同上ソナーシステムにおける制御装置がディスプレイ上に表示するデータの一例を示す図である。 同上ソナー機器の概略動作を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る水中探査解析方法を使用して、海中の漁礁周辺に蝟集する魚群のサイズ及び構成種を探索解析する方法を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態に係る水中探査解析方法を使用して、海中の漁礁周辺に蝟集する魚群構成魚の個体サイズを探索解析する方法を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態に係る水中探査解析方法を使用して、海中の漁礁周辺に蝟集する魚群量を探査解析する方法を説明するフロー図である。
本発明は音響ソナーの位置を頻繁に移動させることなく、その音響ソナー周囲の状態を広範囲に亘ってリアルタイムに、かつ正確に把握することができるようにした水中探査解析方法を提供するという目的を達成するために、水中に向けて音波を発射し、その反射波を捉えて目的の物体及び該物体の大きさを識別する水中3D音響ソナーと、前記物体の種類を識別する物体識別手段と、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記物体識別手段により収集したデータを解析する制御装置と、を備えるソナーシステムを使用して前記水中3D音響ソナー周囲の水中環境を探索し、解析する、ことにより実現した。
以下、本発明の実施形態による水中探査解析方法の一実施例を、漁礁周辺に蝟集する魚群の構成魚を探査解析する場合について図1乃至図8を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、目的の物体が魚群である場合について説明するが、これに限ることなく、例えば目的物体が珊瑚礁等であってもよいものである。また、海中で使用する場合について説明するが、河川や湖であってもよいものである。
図1は本発明に係る水中探査解析方法を実施するためのソナーシステムの一例を示す概略構成図、図2はそのソナーシステムにおける制御系の構成ブロック図である。
図1、図2において、ソナーシステム10は、船舶11と、該船舶11に搭載して目的の海域まで運ばれた後、海中に投下されるソナー機器12と、前記船舶11に搭載されて前記ソナー機器12により収集したデータを取り込んで処理する制御装置13と、電源14と、を備えている。なお、前記ソナー機器12は、前記船舶11に搭載したクレーン15のロープ16に繋がれて海中に投下され、探査後は再び前記クレーン15で前記ロープ16を巻き取ることにより、船舶11に回収できるようになっている。また、前記ソナー機器12は、船舶11上に配設された遠隔操作部17により、各種の遠隔操作が可能になっている。さらに、前記ソナー機器12と前記制御装置13と遠隔操作部17の間は、通信ケーブル18により電気的に接続されている。その通信ケーブル18は、前記クレーン15で前記ロープ16を巻き取るときに、そのロープ16の巻き取りに同期して船舶11上の図示しない所定の位置に巻き取られるようになっている。図1中、符号31は漁礁、符号32は魚群を示している。
更に詳述すると、前記制御装置13はコンピュータであって、ディスプレイ19を備えている。また、制御装置13内には、ソナー機器12で収集したデータを記憶し、かつ、決められた手順で処理する、解析アルゴリズムを実施するためのプログラム等が内蔵されているメモリ20を設けている。その制御装置13は、ソナー機器12から入力された情報に基づいて魚群の種類、個体数、体積を演算して解析するとともに、その解析結果を出力して判り易くディスプレイ19に表示するようになっている。
電源14は、上記ソナー機器12、制御装置13等の電源となるものであり、発電機と該発電機で生成された電力を蓄積しておくためのバッテリーを備えている。
前記ソナー機器12は、図2にその内部構成をブロック図で示し、図3に外観図を示している。そのソナー機器12は、図3に示すように機器枠体21を基体とし、その機器枠体21にスラスター22a、22b、22c、水中3D音響ソナー23、水中2D音響ソナー24、ビデオカメラ(水中ビデオ)25、LEDライト26、マニピュレーター27等を搭載してなる。機器枠体21に搭載された、それら各部は、それぞれ前記通信ケーブル18を介して制御装置13及び遠隔操作部17と接続されている。したがって、オペレータが船舶11上からディスプレイ19上に表示されたビデオ画像を見ながら、遠隔操作部17を介して、ソナー機器12の各装置を遠隔制御操作することができるようになっている。
前記スラスター22aは、前記ソナー機器12を上及び下方向へ択一的に移動させるための推進器であり、前記スラスター22bは前記ソナー機器12を左及び右方向へ択一的に移動させるための推進器、前記スラスター22cは前記ソナー機器12を前及び後方向に移動させるための推進器である。したがって、オペレータが船舶11上で前記遠隔操作部17を操作し、これらスラスター22a、22b、22cを個々に、かつ、連動させて駆動制御すると、前記ソナー機器12を上下、左右、前後の各方向に自由に移動させることができるようになっている。
前記水中3D音響ソナー23は、河床や海底の形状、及び、漁礁の形状、並びに魚群等を3D(立体視)計測可能なツールであり、例えばブルービュー社製の水中3DスキャナーBV5000を搭載する。
前記水中3D音響ソナー23は、音波を発射しながら鉛直方向に45°、水平方向に360°それぞれ回転し、その反射波を捉えて河床や海底の構造物を3D計測する。なお、水中3D音響ソナー23を鉛直方向に回転させる方法としては、1個の音響ソナーを鉛直方向(上下方向)に振って音響ソナーの向きを実際に変えてチルト角を変更させる方法と、複数個の音響ソナーを鉛直方向に一列に並べて配置し、その並べた該複数個の音響ソナーを順に切り換え動作させて、前記音響ソナーの前記鉛直方向の回転を作り出す方法とがある。本実施例では、後者の複数個の音響ソナーを鉛直方向に一列に並べて配置する方法を用いているが、前者の方法、すなわち実際に1個の音響ソナーを鉛直方向に振って回転させる方法であってもよい。
本実施例の水中3D音響ソナー23の構成をさらに詳述すると、水中3D音響ソナー23は、図示しないが鉛直方向(上下方向)に256個の音響ソナー(以下、これを「受波装置」という)を一列に並べて配置し、この256個の受波装置を水平方向に360°回転させるとともに、一回転する毎に片側から順番に1個の受波装置を選択して切り換え駆動させる。この切り換えにより、チルト角が約0.1758°ずつ、段階的に鉛直方向に順に切り換わるようにして、水中3D音響ソナー23が垂直方向に回転している状態を作り出している。
したがって、この水中3D音響ソナー23は、一回転毎に256個の受波装置の1個を、片側から順番に切り換え駆動しながら水平方向に360°回転することにより、256個の受波装置の全ての駆動が終わったときには、チルト角がそれぞれ異なる256本のスキャンが完了する。また、そのスキャンの都度、単位空間が切り出され、その単位空間毎のソナー画像を得ることができるようになっている。その鉛直方向の回転は4回行われる。したがって、そのスキャン操作も4回繰り返して行われることになり、その各回のスキャンデータがそれぞれ制御装置13に出力される。そして、制御装置13では、水中3D音響ソナー23からのスキャンデータを基に、水中3D音響ソナー23の全周方向・広範囲に亘るデータを取得して、河床や海底の形状、及び、漁礁の形状、並びに魚群等を立体的に解析し、その解析結果を出力してディスプレイ19に表示することができる。図4は、その一解析結果をディスプレイ19上に表示した一例を示す図である。その図4では、漁礁31と、その漁礁31の周辺に蝟集する魚群32の状態を示している。
前記水中2D音響ソナー24は、ソナー機器12の前方における障害物等を探知し、ソナー機器12が安全航行するのを支援するツールであり、例えばブルービュー社製の水中2DソナーP900を搭載する。その水中2D音響ソナー24は、音波を発射しながらソナー機器12と共に移動し、スキャンデータを制御装置13に出力するようになっている。そして、制御装置13では、水中2D音響ソナー24からのデータを基に、ソナー機器12の前方における障害物等を探知して、ソナー機器12が障害物と衝突するのを避けて安全に航行するのを支援する。
前記ビデオカメラ25は、物体の種類を識別するための物体識別手段である。そのビデオカメラ25は、海中内の様子を実写し、それを水中ビデオ画像として制御装置13に出力するようになっている。そのビデオカメラ25は、水中3D音響ソナー23がスキャンするソナー機器12の前方における水中空間の様子を実写することが可能であり、また例えば5メートル先を泳ぐ1.6センチメートル程の魚の種類を識別できる程度の、解像度の高いビデオカメラが使用される。なお、前記制御装置13の前記メモリ20には、該ビデオカメラ25で実写された魚の種類、成魚の個体サイズ等を識別するためのデータが予め用意されている。また、本実施例では、物体の種類を識別するための物体識別手段としてビデオカメラ25を使用しているが、物体の種類を識別できるものであれば、ビデオカメラ以外であってもよいものである。
前記LEDライト26は、ビデオカメラ25で実写する前方の海中に光を照射し、ビデオカメラ25における撮影の補助をする。
前記マニピュレーター27は、前記ソナー機器12の前方における障害物等を探索するための装置である。
次に、このように構成されたソナーシステムにおいて、海中の漁礁周辺に蝟集する魚群のサイズ及び構成種(魚の種類)、構成魚の個体サイズ、魚群量(Kg)等を探査解析する処理方法について、図2〜図5に示す図、及び、図6〜図8に示すフロー図を参照しながら説明する。
(ソナーシステムの基本動作)
まず、ソナーシステムの基本動作について説明する。ソナー機器12及び制御装置13を駆動させて、ソナー機器12を海中の所定の位置(目的とする漁礁周辺)まで運ぶ。その際、スラスター22a〜22c、水中2D音響ソナー24、ビデオカメラ25、LEDライト26、マニピュレーター27等を駆動し、また、オペレータはディスプレイ19上に映し出されるビデオカメラ25からの水中ビデオ画像を見ながら遠隔操作部17を介して、ソナー機器12を障害物との衝突を避けながら海中の所定の位置まで移動させる。
ソナー機器12が所定の位置に到達したら、ビデオカメラ25、LEDライト26等と共に水中3D音響ソナー23を駆動させる。そして、LEDライト26の光で水中3D音響ソナー23の前方を照らすとともに、ビデオカメラ25で水中3D音響ソナー23の前方における海中の様子を実写し、その様子を水中ビデオ画像としてリアルタイムに制御装置13に送る。また、制御装置13はその水中ビデオ画像をメモリ20に一時保存するとともに、ディスプレイ19上に映し出す。図5は、水中3D音響ソナー23が、漁礁31及び漁群32に向けて音波を発射し、ビデオカメラ25が漁礁31及び漁群32を撮影している状態を模式的に示している。
(魚群のサイズ及び構成種を探査解析する処理方法)
続いて、制御装置13は、魚群のサイズ、構成種を探査解析する処理方法に入る。構成種を探査解析する処理では、ビデオカメラ25で水中3D音響ソナー23の前方における海中の様子を実写するとともに、その水中3D音響ソナー23を駆動させる。ここでの水中3D音響ソナー23は、前述したように一回転毎に256個の受波装置の1個を、片側から順番に駆動しながら水平方向に360°回転させ、チルト角の異なる256本のスキャンを行い、そのスキャンの都度、切り出される単位空間毎の、256個のソナー画像を、繰り返し4回、制御装置13に出力する。すなわち、図6に示すように、制御装置13では、水中3D音響ソナー23からのスキャンデータを基に該水中3D音響ソナー23の全周方向・広範囲に亘る測定データを取得し、漁礁31を測定する(ステップS101)。
また、ここでの制御装置13の処理では、測定データからノイズを除去し(ステップS102)、処理後データから漁礁31等の構造物と構造物でない点群(魚群32)を識別する(ステップS103)。そして、構造物(漁礁31)以外の点群が魚群32のデータであり、処理後のデータから魚群32の幅、奥行、高さを計算し、魚群32の体積(魚群サイズ)を求める(ステップS104)。
同時に、制御装置13では、ビデオカメラ25で水中3D音響ソナー23の前方における海中の様子、すなわち漁礁31の周辺に蝟集する魚群32を撮影した水中ビデオ画像データを、予めメモリ20に記憶されている魚群データと参照し、魚群構成種(魚の種類)を推定する(ステップS105,S106)。
そして、制御装置13では、ステップS101〜S104のデータとステップS105、S106のデータから、魚群サイズ(体積)と構成種(魚の種類)を推定する(ステップS107)。
(構成魚の個体サイズを探査解析する処理方法)
魚群構成種の探査解析する処理方法では、制御装置13は、魚群のサイズ及び構成種を探査解析する処理の場合と同様に、ビデオカメラ25で水中3D音響ソナー23の前方における海中の様子を実写するとともに、この水中3D音響ソナー23を駆動させて、制御装置13では、水中3D音響ソナー23からのスキャンデータを基に該水中3D音響ソナー23の全周方向・広範囲に亘る測定データを取得し、魚群測定データを得る。
また、図7に示すように、制御装置13では、ビデオカメラ25で得られた水中ビデオ画像による魚毎の個体サイズ(魚1匹毎の大きさ、例えば長さと太さ等のサイズ)データと、水中3D音響ソナー23による魚1尾毎のデータをメモリ20に蓄積する(ステップS201)。
一方、制御装置13は、3D音響ソナー23に対しては、前述したように一回転毎に256個の受波装置の1個を、片側から順番に駆動しながら水平方向に360°回転させ、チルト角の異なる256本のスキャンを行い、そのスキャンの都度、切り出される単位空間毎の256個のソナー画像を、繰り返し4回、制御装置13に出力し、魚群32の測定データを取得する。また、その魚群の測定データからノイズを除去し、ノイズ処理後のデータから魚1尾毎のエコーを抽出し、エコーサイズ(魚1尾毎のサイズ、すなわち個体サイズ)を計測する(ステップS202)。
次いで、制御装置13では、ステップS201のデータとステップS202の魚群測定データで得られた魚群構成魚の個体サイズを計算し、推定する(ステップS203)。
(魚群量を探査解析する処理方法)
魚群量を探査解析する処理方法では、制御装置13は、魚群のサイズ及び構成種、個体サイズを探査解析する処理の場合と同様に、ビデオカメラ25で水中3D音響ソナー23の前方における海中の様子を実写するとともに、その水中3D音響ソナー23を駆動させる。そして、制御装置13では、水中3D音響ソナー23からのスキャンデータを基に該水中3D音響ソナー23の全周方向・広範囲に亘る測定データを取得し、魚群測定データを得る。
次いで、図8に示すように、制御装置13は、水中3D音響ソナー23により測定した魚群データのノイズを除去した後、その魚群データから魚群32の幅、奥行、高さを求め、その魚群32の体積を計算する(ステップS301)。
次に、魚群データ内の単位空間を切り出し、単位空間あたりの尾数をカウントする。また、このカウント操作を複数回行い、その平均値をとる(ステップS302)。
続いて、魚群データ内の単位空間を切り出し、単位空間に存在する個体のサイズを座標値から計測して、個体サイズと尾数の分布を把握する(ステップS303)。この際、個体サイズに基づき、文献等から個体当たりの標準的な重量を予め設定し、これをメモリ20に記憶しておく(ステップ304)。
次いで、ステップS303、S304で得られたデータから、魚群32内を個体別に分け、更に個体別の尾数、サイズ分布、サイズ別の標準重量から魚群漁(Kg)を計算する(ステップS305)。
同時に、制御装置13では、ビデオカメラ25で水中3D音響ソナー23の前方における海中の様子、すなわち漁礁31の周辺に蝟集する魚群31を撮影した水中ビデオ画像データを、予めメモリ20に記憶されている魚群データと参照し、魚群構成種(魚の種類)を推定する(ステップS306)。
また、ステップS305のデータとステップS306のデータから、魚種毎の魚群漁(Kg)を積算し、全体の魚群量とする(ステップ307)。
なお、海中の漁礁周辺に蝟集する魚群のサイズ及び構成種(魚の種類)、構成魚の個体サイズ、魚群量(Kg)等は瞬間値であるため、例えば4時間間隔で24時間の測定を行い、それを積算して24時間当たりの魚群データとするとよい。また、漁期あたりの魚群量の計算には、潮汐、水温変化等、魚群量が変化する時期に測定を繰り返し、得られた魚群量を積算して行う。さらに、測定頻度が高いほど精度は向上する。
以上説明したように、本実施例による水中探査解析方法では、鉛直及び水平方向に回転する水中3D音響ソナー23と物体の種類を識別する物体識別手段(ビデオカメラ25)を使用するので、水中3D音響ソナー23の設置位置を頻繁に変更させることなく、水中における水中3D音響ソナー23の全周方向・広範囲に亘る形状及び種別データ等を詳細、かつ正確に取得して解析することができる。そして、それらのデータを有効に利用することができる。
また、水中3D音響ソナー23の鉛直方向の向きを段階的に切り換えて、該水中3D音響ソナー23から放射される音波のチルト角を段階的に変更し、該チルト角が変更される毎に水中3D音響ソナー23を水平方向に360°回転させるようにしているので、水中3D音響ソナー23を水平方向に回転させる毎に単位空間が切り出され、その単位空間毎のソナー画像を得ることができる。これにより、データの点群密度を高めて空間の状況をより正確に把握し、魚群サイズ等を正確に知ることが可能になる。さらに、本実施例のように、水中3D音響ソナーを鉛直方向に並べて複数個配置し、該複数個の音響ソナーを順に切り換え動作させることにより鉛直方向の回転を作り出すようにした場合では、ソナーシステムにおける構造の簡略化が可能になる。
また、ソナーシステムが、水中3D音響ソナー23に連動して水中の様子を撮影する物体識別手段としてのビデオカメラを備え、該ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像と前記音響ソナーにより収集したデータを制御装置13が解析して、前記物体の種類、体積、個体サイズ、個体数を計測することができるので、幅広い分野に応用することが可能になる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
上記実施例では、目的とする物体が魚群である場合について説明したが、これに限ることなく、目的物体が珊瑚礁等であるような場合にも応用でき、また、海中で使用する場合に限らず、河川や湖で使用する場合にも応用できるものである。
10 ソナーシステム
11 船舶
12 ソナー機器
13 制御装置
14 電源(発電機)
15 クレーン
16 ロープ
17 遠隔操作部
18 通信ケーブル
19 ディスプレイ
20 メモリ
21 機器枠体
22a、22b、22c スラスター
23 水中3D音響ソナー
24 水中2D音響ソナー
25 ビデオカメラ(物体識別手段)
26 LEDライト
27 マニピュレーター
31 漁礁
32 魚群

Claims (11)

  1. 水中に向けて音波を発射し、その反射波を捉えて目的の物体及び該物体の大きさを識別する水中3D音響ソナーと、前記物体の種類を識別する物体識別手段と、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記物体識別手段により収集したデータを解析する制御装置と、を備えるソナーシステムを使用して前記水中3D音響ソナー周囲の水中環境を探索し、解析することを特徴とする水中探査解析方法。
  2. 前記水中3D音響ソナーを、鉛直及び水平方向に回転させて、該水中3D音響ソナー周囲のデータを取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の水中探査解析方法。
  3. 前記水中3D音響ソナーの前記鉛直方向の向きを段階的に切り換えて該水中3D音響ソナーから発射される音波のチルト角を変更し、該チルト角が変更される毎に該水中3D音響ソナーを水平方向に回転させる、ことを特徴とする請求項2に記載の水中探査解析方法。
  4. 前記水中3D音響ソナーは、前記鉛直方向に並んで複数個配置された受波装置を備え、該複数個の受波装置を順に切り換え動作させることにより前記水中3D音響ソナーの前記鉛直方向の回転を作り出すようにしてなる、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の水中探査解析方法。
  5. 前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集されたデータから前記物体の幅、奥行き、高さを各々計算して、該物体の体積を計測する、ことを特徴とする請求項2、3又は4に記載の水中探査解析方法。
  6. 前記物体識別手段は、前記水中3D音響ソナーに連動して水中の様子を撮影するビデオカメラであって、前記制御装置は、該ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像と前記水中3D音響ソナーにより収集したデータを解析して、前記物体の種類を識別する、ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の水中探査解析方法。
  7. 前記制御装置は、該ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像と前記水中3D音響ソナーにより収集したデータを解析して、前記物体の個体サイズ及び個体数を計測する、ことを特徴とする請求項6に記載の水中探査解析方法。
  8. 前記ソナーシステムを、魚群の探査・解析に使用することを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の水中探査解析方法。
  9. 前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータから魚群の幅、奥行き、高さを各々計算し、該魚群の体積を計測する、ことを特徴とする請求項8に記載の水中探査解析方法。
  10. 前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から魚群構成種を識別する、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の水中探査解析方法。
  11. 前記制御装置は、前記水中3D音響ソナーにより収集したデータと前記ビデオカメラで撮影した水中ビデオ画像から成魚の個体サイズを計測する、ことを特徴とする請求項8、9又は10に記載の水中探査解析方法。
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