JP2016142816A - Image formation apparatus - Google Patents
Image formation apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016142816A JP2016142816A JP2015016744A JP2015016744A JP2016142816A JP 2016142816 A JP2016142816 A JP 2016142816A JP 2015016744 A JP2015016744 A JP 2015016744A JP 2015016744 A JP2015016744 A JP 2015016744A JP 2016142816 A JP2016142816 A JP 2016142816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- medium
- fixing
- fixing roller
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
この発明は、画像形成装置に関し、例えば、媒体に転写された現像剤像を熱と圧力により媒体に定着させる定着器を備えた電子写真式の画像形成装置に適用し得る。 The present invention relates to an image forming apparatus, and can be applied to, for example, an electrophotographic image forming apparatus including a fixing device that fixes a developer image transferred to a medium to the medium by heat and pressure.
電子写真方式の画像形成装置は印刷画像に対応したトナー像(現像剤像)を用紙(媒体)に転写させ、定着器の熱と圧力で定着させている。 An electrophotographic image forming apparatus transfers a toner image (developer image) corresponding to a printed image onto a sheet (medium) and fixes it with heat and pressure of a fixing device.
従来、電子写真式の画像形成装置を構成する定着器では、熱源により加熱された定着ローラと、定着ローラとの間で用紙を挟み込んで用紙に圧力を加える(定着ローラの側に押圧する)加圧ローラが備えられている。また、従来の定着器では、トナーを定着させるために適切な熱を与えられる所定の温度範囲が定められている。さらに、従来の定着器では、所定の温度範囲内で定着を行うために、印刷開始(用紙へのトナー像の転写の開始)が可能な定着ローラの温度範囲(以下、「印刷開始可能温度範囲」と呼ぶ)を定めているものがある。また、従来の電子写真式の画像形成装置では、印刷データを受信した時に定着ローラの温度が印刷開始可能温度範囲内に入っていれば、加熱や回転開始と同時に給紙動作が開始され印刷が行われる。 2. Description of the Related Art Conventionally, in a fixing device constituting an electrophotographic image forming apparatus, a sheet is sandwiched between a fixing roller heated by a heat source and the fixing roller, and pressure is applied to the sheet (pressing toward the fixing roller). A pressure roller is provided. Further, in the conventional fixing device, a predetermined temperature range in which appropriate heat is applied to fix the toner is determined. Further, in the conventional fixing device, in order to perform fixing within a predetermined temperature range, the temperature range of the fixing roller capable of starting printing (starting transfer of the toner image onto the paper) (hereinafter referred to as “printing start possible temperature range”). There is a thing which stipulates. Also, in the conventional electrophotographic image forming apparatus, if the temperature of the fixing roller is within the temperature range where printing can be started when print data is received, the paper feeding operation is started simultaneously with the start of heating and rotation, and printing is performed. Done.
しかしながら、従来、加圧ローラに熱源を持たない定着器において、加圧ローラは定着ローラからの伝熱によって加熱されるため、回転が開始すると、定着ローラから加圧ローラに熱が移動し、定着ローラの温度が低下する。そのため、従来の画像形成装置において、加熱ローラの温度が印刷開始可能温度範囲の下限に近い温度で印刷が開始されると、定着ローラの温度が大きく低下したところで用紙が定着器に到達する場合がある。定着器における定着性は、加圧ローラの温度よりも定着ローラの温度に大きく依存するため、定着ローラの温度が大きく低下した状態で用紙が定着器に到達すると、トナー像の定着不良(例えば、コールドオフセット等)が発生するおそれがある。 However, conventionally, in a fixing device that does not have a heat source in the pressure roller, the pressure roller is heated by heat transfer from the fixing roller. Therefore, when rotation starts, heat is transferred from the fixing roller to the pressure roller, and fixing is performed. Roller temperature decreases. For this reason, in a conventional image forming apparatus, if printing is started at a temperature near the lower limit of the temperature range where printing can be started, the sheet may reach the fixing device when the temperature of the fixing roller is greatly reduced. is there. Since the fixing property of the fixing device greatly depends on the temperature of the fixing roller rather than the temperature of the pressure roller, when the paper reaches the fixing device with the temperature of the fixing roller greatly decreased, the fixing failure of the toner image (for example, Cold offset etc.) may occur.
そのため、定着部材(例えば、加熱ローラ)と加圧部材(例えば、加圧ローラ)を備える定着器を用いて、安定的に媒体に現像剤を定着させることができる画像形成装置が望まれている。 Therefore, an image forming apparatus capable of stably fixing a developer on a medium using a fixing device including a fixing member (for example, a heating roller) and a pressure member (for example, a pressure roller) is desired. .
本発明の画像形成装置は、(1)媒体を搬送する媒体搬送手段と、(2)前記媒体搬送手段により搬送された媒体に熱を加える定着部材と、前記媒体に圧力を加える加圧部材とを用いて前記媒体に転写された現像剤を当該媒体に定着させる定着処理を行う定着器と、(3)前記定着部材の温度を検知する第1温度検知手段と、(4)前記加圧部材の温度を検知する第2温度検知手段と、(5)記第1温度検知手段が検知した第1の温度と、前記第2温度検知手段が検知した第2の温度とに基づいて、前記媒体搬送手段による前記媒体の搬送開始タイミングを決定するタイミング決定手段とを有することを特徴とする。 The image forming apparatus of the present invention includes (1) a medium conveying unit that conveys a medium, (2) a fixing member that applies heat to the medium conveyed by the medium conveying unit, and a pressure member that applies pressure to the medium. A fixing device that performs a fixing process for fixing the developer transferred onto the medium using (3), a first temperature detecting means for detecting the temperature of the fixing member, and (4) the pressure member. Based on the second temperature detecting means for detecting the temperature of the medium, (5) the first temperature detected by the first temperature detecting means, and the second temperature detected by the second temperature detecting means. Timing determining means for determining the transport start timing of the medium by the transport means.
本発明によれば、定着部材と加圧部材を備える定着器を用いて、安定的に媒体に現像剤を定着させる画像形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus that stably fixes a developer onto a medium using a fixing device including a fixing member and a pressure member.
(A)主たる実施形態
以下、本発明による画像形成装置の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用した例について説明する。
(A) Main Embodiment Hereinafter, an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Hereinafter, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer will be described.
(A−1)実施形態の構成
図2は、この実施形態に係るプリンタ100の概略断面図である。図1は、プリンタ1のハードウェア構成の概要について示している。
(A-1) Configuration of Embodiment FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of the
図2に示すように、プリンタ100は、帯電器2、LEDヘッド3、現像器4、転写器5、定着器6、用紙残量センサ7、感光ドラム8、書き出しセンサ9、排出センサ10、及び用紙カセット11を有している。用紙Mは用紙カセット11内に保持(積載)されている。
As shown in FIG. 2, the
図1は、プリンタ100の制御系の構成について示したブロック図である。
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the control system of the
プリンタ100は、制御系の構成要素として、画像形成制御部13、定着温度制御部16、搬送駆動制御部14、タイミング決定手段としての待機時間設定部15、記憶部17、タイマ18、駆動モータ19、定着ローラサーミスタ6fa、加圧ローラサーミスタ6fb、用紙残量センサ7、書き出しセンサ9、及び排出センサ10を有している。
The
制御部1は、プリンタ100において印刷の各プロセスを制御するものであり、機能的には、判定部1a及び比較部1bを有している。制御部1は、全てをハードウェア的(例えば、専用チップ等)に構成するようにしてもよいし、一部又は全部の機能をソフトウェア的に構成するようにしてもよい。制御部1は、例えば、プロセッサ、メモリ等を有するコンピュータに、印刷制御に係るプログラム(上述の判定部1a及び比較部1bに対応するプログラムを含む)をインストールすることにより実現するようにしてもよい。
The
制御部1は、画像形成制御部13、定着温度制御部16、搬送駆動制御部14、待機時間設定部15、記憶部17、タイマ18、第1温度検知手段としての定着ローラサーミスタ6fa、第2温度検知手段としての加圧ローラサーミスタ6fb、用紙残量センサ7、書き出しセンサ9、及び排出センサ10に接続しており、これらの構成要素に対して制御処理等を行う。また、画像形成制御部13は、図示しない電源等を介して帯電器2、LEDヘッド3、現像器4、及び転写器5に接続されており、これらの構成要素に対して駆動制御処理等を行う。さらに、定着温度制御部16は、ハロゲン6aと接続しており、制御部1の制御に応じてハロゲン6aの駆動制御を行う。搬送駆動制御部14は、駆動モータ19と接続しており、駆動モータ19を用いて各ローラの回転駆動を制御する。
The
記憶部17は、制御部1の処理に利用される各種データを記憶するための記憶手段である。
The storage unit 17 is a storage unit for storing various data used for the processing of the
用紙カセット11は、用紙M(画像形成前の媒体)を収納するためのカセットである。用紙残量センサ7は、用紙カセット11に収納された用紙Mの残量を監視するためのセンサであり、用紙Mの有無に関する信号を制御部1に送り用紙Mを検知するとその検知信号を制御部1に送る。
The paper cassette 11 is a cassette for storing paper M (medium before image formation). The
制御部1は、用紙残量センサ7によって用紙カセット11にセットされている用紙Mの有無を検出し、印刷に使用する用紙Mの存在を検出すると用紙送りを開始させ用紙Mを電子写真プリンタ内部の印刷機構内に搬送する。
The
帯電器2は、画像形成制御部13からの指令により、感光ドラム8の表面を、例えば−600Vに帯電させるための高電圧を発生する。帯電器2は、例えば、感光ドラム8の表面に接して回転する半導電性の帯電ローラであり、帯電器2が発生する電圧は、例えば、−1000〜−1100Vである。
The
LEDヘッド3は、画像形成制御部13からの指令により、感光ドラム8の表面に対して画像を形成する領域にのみ露光し、感光ドラム8の表面に、例えば、−50〜0Vの電圧からなる静電潜像を形成する。LEDヘッド3は、例えば、LED(Light Emitting Diode)やレーザー照射器などである。現像器4は、現像剤であるトナーを負電圧に帯電させこの負電圧に帯電したトナーを電気的な吸引力により感光ドラム8の表面に供給する。転写器5は感光ドラム8の表面に形成されたトナー像を電気的な吸引力により用紙Mに転写する。転写器5の電圧は、例えば、+2000〜+3000Vである。定着器6は、転写された未定着のトナー像を担持した用紙Mを熱加圧してトナー像を溶着して定着させる。トナー像が定着させられた用紙Mは、さらに搬送されてプリンタの印刷機構からプリンタ外部に排出される。
The
搬送駆動制御部14は、制御部1からの指示に従い、駆動モータ19を用いて各ローラの回転駆動を制御する。搬送駆動制御部14は、プリンタ100内部の各ローラ(給紙ローラ19a、用紙搬送路上に配置された各搬送ローラ対19b、19c、19d、19e、定着ローラ6b、及び加圧ローラ6c等)を駆動制御する。図1では、1つの駆動モータ19を図示しているが、配置する駆動モータ19の数は限定されないものである。プリンタ100では、搬送駆動制御部14、駆動モータ19及び各ローラを用いて媒体搬送手段が構成されている。
The conveyance drive control unit 14 controls the rotational drive of each roller using the
図3は、定着器6の内部構成について示した概略斜視図である。 FIG. 3 is a schematic perspective view showing the internal configuration of the fixing device 6.
図3に示すように、定着器6は、ハロゲン6a、定着部材としての定着ローラ6b、加圧部材としての加圧ローラ6c、定着ローラサーミスタ6fa、及び加圧ローラサーミスタ6fbを有している。上述の通り、定着ローラサーミスタ6fa及び加圧ローラサーミスタ6fbは制御部1に接続されている。また、ハロゲン6aは定着温度制御部16に接続されている。さらに、上述の通り定着ローラ6b及び加圧ローラ6cは駆動モータ19により回転を行う。
As shown in FIG. 3, the fixing device 6 includes a halogen 6a, a fixing
定着器6は、その内部に熱源としてのハロゲン6aを内蔵しており、ハロゲン6aから発せられる熱が定着ローラ6bの全体に均一に伝達されるようになっている。また、定着ローラ6bは、図示しない駆動モータなどにより、たとえば、図3の矢印A1で示す方向に回転する。
The fixing device 6 incorporates a halogen 6a as a heat source therein, and heat generated from the halogen 6a is uniformly transmitted to the
加圧ローラ6cは、定着ローラ6bに当接し、加圧ローラ6cの回転軸の方向と、定着ローラ6aの回転軸の方向とが一致するように配設される。また、加圧ローラ6cは、図示しない連結機構により、定着ローラ6bの回転動作に同調して回転する。この実施形態の例では、加圧ローラ6cは、図3の矢印A2で示す方向(すなわち、定着ローラ6bの回転方向とは逆方向)に回転するものとする。
The pressure roller 6c is in contact with the fixing
定着温度制御部16は、制御部1からの指示(制御信号)に応じて、ハロゲン6aの通電状態を切り替える。すなわち、制御部1(定着温度制御部16)は、定着ローラサーミスタ6faが検知した定着ローラ6bの表面温度が印刷開始可能温度範囲内の所定の温度範囲(例えば、180±10℃程度の範囲;以下、「制御温度範囲」と呼ぶ)に維持されるようにハロゲン6aへの通電をON/OFFする。例えば、定着温度制御部16は、定着ローラサーミスタ6faが検知した定着ローラ6bの表面温度が制御温度範囲よりも高い場合(もしくは、制御温度範囲よりも高くなると推定される場合)には、ハロゲン6aへの通電をOFFとする。一方、定着ローラサーミスタ6faが検知した定着ローラ6bの表面温度が制御温度範囲よりも低い場合(もしくは、制御温度範囲よりも低くなると推定される場合)、制御部1(定着温度制御部16)は、ハロゲン6aへの通電をONとする。
The fixing
以上のように、定着器6では、定着ローラ6bと加圧ローラ6cとにより、未定着のトナー像を担持した用紙Mに熱及び圧力が加えられ、用紙M上のトナー像が溶着して定着する。また、上述した定着ローラ6bおよび加圧ローラ6cの回転動作により、用紙Mは、所定の方向(用紙搬送の下流側)に搬送される。
As described above, in the fixing device 6, heat and pressure are applied to the sheet M carrying the unfixed toner image by the fixing
次に、用紙M上のトナー像の溶着に関して図4〜図6を用いて詳細に説明する。 Next, the welding of the toner image on the paper M will be described in detail with reference to FIGS.
図4は、定着器6において発生する画像不良(定着不良)について説明する図である。 FIG. 4 is a diagram for explaining image defects (fixing defects) that occur in the fixing device 6.
定着器6において、トナーT及び用紙Mに過剰な熱が加えられた場合、トナーTの流動性が大きくなりすぎてトナーTが用紙Mではなく定着ローラ6bに付着してしまう画像不良(いわゆる「ホットオフセット」)が発生する。これとは反対にトナーT及び用紙Mに十分な熱が加えられなかった場合、トナーTが十分に融解しないために用紙Mの内部に浸透せず、用紙Mからはがれてしまう画像不良(いわゆる「コールドオフセット」)が発生する。図4に示すように、以下では、トナーTと定着ローラ6bとの付着力をFa、トナーT自身の凝縮力をFb、トナーTと媒体Mとの付着力をFcと表すものとする。そうすると、Fa<Fb<Fcの関係が成り立つ場合良好な印刷品質(定着品質)を保つことができることになる。一方、Fa>Fbの場合ホットオフセットが発生しやすくなり、Fa>Fcの場合コールドオフセットが発生しやすくなる。
In the fixing device 6, when excessive heat is applied to the toner T and the paper M, the fluidity of the toner T becomes too high and the toner T adheres to the fixing
加圧ローラ6cはその内部に加熱源を持たず、その温度は加熱ローラ6bからの伝熱によってのみ上昇するため、十分放置後の印刷開始などは、定着ローラ6bよりも非常に低い温度となっている。そのため、定着器6の定着ローラ6b及び加圧ローラ6cが駆動モータ19により回転すると、温度の高い定着ローラ6bの熱が温度の低い加圧ローラ6cへ移動し、定着ローラ6bの温度が低下する。回転開始後の定着ローラ6bの温度低下量は、定着ローラ6bと加圧ローラ6cとの温度差によって変化する。
The pressure roller 6c does not have a heating source inside, and its temperature rises only by heat transfer from the
図5のグラフは、定着ローラ6bの温度を一定とし、自然冷却の状態から加熱と同時に各ローラの回転を開始させたときの定着ローラ6bの温度変化を示している。
The graph of FIG. 5 shows the temperature change of the fixing
図5では、加圧ローラ6cとの温度差毎に、定着ローラ6bの温度変化を示している。図5に示すように、定着ローラ6bと加圧ローラ6cとの温度差が大きくなるほど、回転後の定着ローラ6bの温度低下が大きくなる傾向にある。従来のプリンタでは、ハロゲンによる加熱の開始と、定着ローラと加圧ローラの回転の開始と同時に給紙動作が開始されるため、回転開始前では定着ローラの温度がオフセットの発生しない制御温度範囲内であったとしても、回転開始後に定着ローラの温度が低下してコールドオフセット発生温度以下(制御温度範囲を下回る温度)となったところで定着器に用紙Mが到達し、定着不良となる場合があった。そのため、この実施形態において、定着時の定着ローラ6bの温度は、画像不良(ホットオフセット、及びコールドオフセット)の発生しない温度範囲(制御温度範囲)に収まるように温度制御する必要がある。
In FIG. 5, the temperature change of the fixing
待機時間設定部15は、「定着ローラ6の温度」と、「定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差」との組み合わせを利用して、定着ローラ6b及び加圧ローラ6cの回転開始から用紙Mの搬送開始までに必要な待機時間(以下、「給紙待機時間」と呼ぶ)を決定する。この実施形態では、待機時間設定部15は、「定着ローラ6の温度」と、「定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差」との組み合わせごとの給紙待機時間が記述された給紙待機時間決定テーブル15aを用いて、給紙待機時間を決定するものとする。待機時間設定部15の処理の詳細については後述する。
The standby time setting unit 15 uses a combination of “temperature of the fixing roller 6” and “temperature difference between the fixing
制御部1は、駆動モータ19を制御して定着器6の各ローラの回転を開始させ、検出された温度(定着ローラサーミスタ6fa及び加圧ローラサーミスタ6fbにより検出された温度)に応じた温度制御を行う。また、制御部1は、所定の条件に該当する場合(例えば、給紙待機時間として0以外の値(0より大きい値)が設定された場合)は、タイマ18によって計測した時間(定着器6の各ローラの回転開始後に経過した時間)が待機時間設定部15によって決定された給紙待機時間以上となった後に、用紙Mの搬送動作を開始させるように制御(搬送駆動制御部14を介して制御)する。以下では、制御部1が用紙Mの搬送動作を開始させるタイミングを「給紙開始タイミング」と呼ぶものとする。
The
この実施形態の制御部1では、比較部1bによりタイマ18が計時した時間と給紙待機時間が比較される。そして、比較部1bにより、タイマ18が計時した時間が給紙待機時間以上となったという結果が出力されると、判定部1aにより給紙開始タイミングが判定(検知)される。すなわち、制御部1では、待機時間設定部15により給紙待機時間が設定された場合(例えば、給紙待機時間として0以外の値(0より大きい値)が設定された場合)には、給紙待機時間分給紙開始タイミングを遅らせる制御を行う。
In the
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態のプリンタ100の動作を説明する。
(A-2) Operation of Embodiment Next, the operation of the
(A−2−1)プリンタの動作の概要
まず、プリンタ100において、用紙Mにトナー像が形成され、定着処理される動作の概要について説明する。
(A-2-1) Outline of Printer Operation First, an outline of an operation in which a toner image is formed on the paper M and the fixing process is performed in the
印刷指示(例えば、図示しない上位コントローラ等からの制御信号による印刷指示)を受けて印刷処理を開始し給紙タイミングとなると、制御部1は、搬送駆動制御部14を介し、用紙カセット11から用紙Mを繰り出させて搬送開始させる制御を行う。そして、繰出された用紙Mが、感光ドラム8及び転写器5の位置に到達すると、用紙Mには、感光ドラム8の表面上に形成されたトナー像が転写器5により転写される。そして、用紙Mが下流方向に搬送され定着器6に到達すると、用紙Mには、定着ローラ6b及び加圧ローラ6cにより熱及び圧力が加えられ、用紙Mに転写されたトナー像が定着する。そして、定着処理後の用紙Mは、装置外に搬送・排紙される。
Upon receiving a print instruction (for example, a print instruction based on a control signal from a host controller not shown) and starting a printing process, and when a paper feed timing is reached, the
(A−2−2)定着器6及び用紙Mの搬送制御の詳細
次に、プリンタ100における定着器6及び用紙Mの搬送制御に関する動作の詳細について説明する。
(A-2-2) Details of Transport Control of Fixing Device 6 and Paper M Next, details of operations related to transport control of the fixing device 6 and paper M in the
以下では、制御温度範囲の上限を「Tlim_H」、下限を「Tlim_L」と表すものとする。また、以下では、例としてTlim_H=200℃、Tlim_L=160℃であるものとして説明する。 Hereinafter, the upper limit of the control temperature range is represented as “T lim_H ”, and the lower limit is represented as “T lim_L ”. In the following description, it is assumed that T lim_H = 200 ° C. and T lim_L = 160 ° C. as an example.
まず、制御部1が印刷指示(例えば、図示しない上位コントローラ等からの制御信号による印刷指示)を受けると、定着ローラ6b、加圧ローラ6cの表面温度測定を開始する(S1)。以下では、回転開始前の定着ローラ6bの温度を「Tup0」、回転開始前の加圧ローラの温度を「Tlw0」と呼ぶものとする。なお、制御部1は回転開始後に、定着ローラ6b及び加圧ローラ6cの表面温度を所定の周期で測定する。以下では、制御部1が周期的に測定した定着ローラ6b、加圧ローラ6cの表面温度を、それぞれ「Tup」、「Tlw」と呼ぶものとする。
First, when the
次に、制御部1はTup0と制御温度範囲の上限Tlim_H(200℃)とを比較し、定着器6の状態を判定する(S2)。制御部1はTup0>Tlim_H(印刷開始可能範囲上限より高い)場合は後述するステップS3に移行し、Tup0≦Tlim_H(印刷開始可能範囲上限以下)の場合は、後述するステップS5に移行する。
Next, the
上述のステップS2においてTup0が制御温度範囲の上限より高い場合、制御部1は冷却が必要な状態と判定し、定着温度制御部16によるハロゲン6aへの通電は行わず、定着ローラ6bと加圧ローラ6cを回転させ、定着ローラ6bの温度を低下させる(S3)。
When Tup0 is higher than the upper limit of the control temperature range in step S2, the
そして、制御部1は定着ローラ6bの温度Tupが印刷開始可能温度上限Tlim_H以下となるまで、定着ローラ6bの温度の温度低下(冷却)を継続する(S4)。そして、温度Tupが印刷開始可能温度上限以下となると、制御部1は搬送駆動制御部14によって用紙Mの搬送を開始し、さらに印刷動作を開始する。
Then, the
上述のステップS2においてTup0が印刷開始可能温度の上限以下であった場合、制御部1は、さらにTup0と印刷開始可能温度の下限Tlim_L(160℃)とを比較し、定着器6の状態を判定する(S5)。制御部1は、Tup0<Tlim_L(印刷開始可能範囲下限未満)である場合は後述するステップS6に移行し、Tup0≧Tlim_L(印刷開始可能範囲下限以上)である場合は後述するステップS8に移行する。
When Tup0 is equal to or lower than the upper limit of the print startable temperature in step S2, the
上述のステップS5において、Tup0が制御温度範囲の下限未満であった場合、制御部1は、定着ローラ6bの加熱が必要な状態と判定し、定着温度制御部16によってハロゲン6aへの通電を開始し、定着ローラ6bと加圧ローラ6cを回転させ、定着ローラ6bの温度を上昇させる(S6)。
In Step S5 described above, if Tup0 is less than the lower limit of the control temperature range, the
そして、制御部1は定着ローラ6bの温度が印刷開始可能温度下限(Tlim_L)以上となるまで、定着ローラ6bの温度上昇を継続させる(S7)。そして、定着ローラ6bの温度が印刷開始可能温度下限(Tlim_L)以上となると、制御部1は、搬送駆動制御部14によって用紙Mの搬送を開始させ、印刷動作を開始させる。
Then, the
上述のステップS5において、回転開始前の定着ローラ6bの温度Tup0が制御温度範囲内にあるとき、制御部1は、待機時間設定部15を用いて給紙待機時間を設定する。そして、制御部1は、タイマ18を起動して給紙待機時間の計時を開始させると共に、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの回転と、温度制御を開始する(S8)。
In step S5 described above, when the temperature Tup0 of the fixing
待機時間設定部15は、上述のステップS1で取得したTup0とTlw0とに基づいて給紙待機時間を設定する。ここでは、待機時間設定部15は、例えば図7に示すような給紙待機時間決定テーブル15aを用いて、Tup0とTlw0とに基づいた給紙待機時間を設定するものとする。 The standby time setting unit 15 sets the paper feed standby time based on Tup0 and Tlw0 acquired in step S1 described above. Here, it is assumed that the standby time setting unit 15 sets a paper feed standby time based on Tup0 and Tlw0 using, for example, a paper feed standby time determination table 15a as shown in FIG.
図7に示す給紙待機時間決定テーブル15aでは、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差Tup0−Tlw0が小さいほど、短い給紙待機時間を設定している。言い換えると、図7に示す給紙待機時間決定テーブル15aでは、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差Tup0−Tlw0が大きいほど、長い給紙待機時間を設定し、給紙を開始するタイミングを遅らせている。また、図7に示す給紙待機時間決定テーブル15aでは、定着ローラの温度Tup0が高いほど、短い給紙待機時間を設定している。言い換えると、図7に示す給紙待機時間決定テーブル15aでは、定着ローラの温度Tup0が低い程、長い給紙待機時間を設定し、給紙を開始するタイミングを遅らせている。
In the paper feed standby time determination table 15a shown in FIG. 7, a shorter paper feed standby time is set as the temperature difference Tup0-Tlw0 between the fixing
図7に示す給紙待機時間決定テーブル15aでは、定着ローラの温度Tup0に対して、160℃、165℃、170℃の3つの値が設定されている。例えば、制御部1は、160℃、165℃、170℃のうち、現在定着ローラの温度Tup0に最も近い温度を用いて給紙待機時間を決定するようにしてもよい。また、図7に示す給紙待機時間決定テーブル15aでは、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差Tup0−Tlw0に対して、40℃、60℃、80℃、100℃の4つの値が設定されている。例えば、制御部1は、40℃、60℃、80℃、100℃のうち、現在の温度差Tup0−Tlw0に最も近い温度を用いて、給紙待機時間を決定するようにしてもよい。図7では、定着ローラの温度Tup0の温度の値と、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差Tup0−Tlw0の各値との組み合わせごとに、0〜3.0secの範囲で給紙待機時間が設定されている。なお、給紙待機時間決定テーブル15aの具体的な記述形式や温度の間隔(グリッド幅)等については限定されないものである。
In the paper feed waiting time determination table 15a shown in FIG. 7, three values of 160 ° C., 165 ° C., and 170 ° C. are set for the temperature Tup0 of the fixing roller. For example, the
制御部1は、タイマ18が計時する時間が、上述のS8で設定した給紙待機時間以上となるまで給紙開始を待機する(S9)。そして、タイマ18が計時する時間が給紙待機時間に達すると、制御部1は、搬送駆動制御部14によって用紙Mの搬送を開始し、さらに印刷動作の制御を開始する。
The
以上のように、プリンタ100では、定着ローラ6bの温度だけでなく、加圧ローラ6cの温度も利用(考慮)して、用紙Mを搬送するタイミングを制御している。
As described above, in the
具体的には、制御部1は、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの回転開始後における定着ローラ6bの温度変化(温度低下量)を、回転開始前の定着ローラ6bの温度(Tup0)と、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差(Tup0−Tlw0)をもとに推定する。そして、制御部1は、回転開始後に、定着ローラ6bの温度が印刷可能温度範囲を下回る(外れる)と推定される場合に、印刷可能温度範囲に復帰するまでのタイミング(以下、「温度復帰タイミング」と呼ぶ)を計算し、その温度復帰タイミング以後に、用紙Mが転写器5に到達するように給紙待機時間を設定する。言い換えると、制御部1は、定着ローラ6bの温度が印刷可能温度範囲を下回る(外れる)と推定される場合には、温度復帰タイミングを推定し、温度復帰タイミング以後に用紙Mが転写器5に到達するように給紙開始タイミングを遅らせる処理を行う。
Specifically, the
図8は、給紙タイミングと定着ローラ6bの温度変化との関係について示した説明図である。
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the relationship between the paper feed timing and the temperature change of the fixing
図8のグラフでは、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差(Tup0−Tlw0)を100℃とし、開始時の定着ローラ温度を変更して印刷制御部に印刷指示を与えた場合の温度変化を示している。また、図8では、Tlim_L=160としている。さらに、図8では、回転を開始する前の定着ローラ6bの温度Tup0が、Tlim_L(160℃)、Tlim_L+5℃(165℃)、Tlim_L+10℃(170℃)のそれぞれの場合における、定着ローラ6bの回転開始後の温度変化について示している。
In the graph of FIG. 8, the temperature change when the temperature difference (Tup0−Tlw0) between the fixing
図8では、回転開始前の定着ローラ6bの温度Tup0がTlim_L(160℃)又はTlim_L+5℃(165℃)の場合、定着ローラ6bの温度は、回転開始後にTlim_L(160℃)より低い温度に低下しその後復帰する。そのため、回転を開始する前の定着ローラ6bの温度がTlim_L(160℃)及びTlim_L+5℃(165℃)の場合、制御部1は、定着ローラ6bの温度がTlim_L(160℃)以上に復帰するタイミング以後に、定着器6に用紙Mが突入するように給紙待機時間(給紙開始タイミング)を設定する必要がある。
In FIG. 8, when the temperature Tup0 of the fixing
また、図8では、回転開始前の定着ローラ6bの温度Tup0が、Tlim_L+10℃(170℃)の場合、定着ローラ6bの温度は、回転開始後にTlim_L(160℃)より低い温度に低下することがない。そのため、回転開始前の定着ローラ6bの温度Tup0がTlim_L+10℃(170℃)の場合、制御部1は、給紙待機時間を設定せずに(すなわち、給紙待機時間=0秒)、用紙Mの給紙を開始することができる。
In FIG. 8, when the temperature Tup0 of the fixing
以上のように、予め実験等により、回転開始前の定着ローラ6bの温度(Tup0)と、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差(Tup0−Tlw0)との組み合わせごとに好適な給紙待機時間を求めることにより、給紙待機時間決定テーブル15aに設定する各パラメータを取得することができる。この実施形態において待機時間設定部15は、給紙待機時間決定テーブル15aを予め保持しておくことにより、上述のような回転開始後の定着ローラ6bの温度変化の推定処理や、温度復帰タイミングの算出処理を簡略化しているが、回転開始前の定着ローラ6bの温度(Tup0)と、定着ローラ6bと加圧ローラ6cの温度差(Tup0−Tlw0)を用いて、その都度一部又は全部の工程について算出する構成としてもよい。その場合、上述のような回転開始後の定着ローラ6bの温度変化の推定処理や、給紙待機時間の算出処理を行うための計算式や係数等を実験等により予め取得して、待機時間設定部15に設定しておく必要がある。
As described above, a suitable paper feed standby is determined for each combination of the temperature (Tup0) of the fixing
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
(A-3) Effects of Embodiment According to this embodiment, the following effects can be achieved.
この実施形態のプリンタ100では、定着ローラ6bの温度だけでなく、加圧ローラ6cの温度も利用(考慮)して、用紙Mを搬送するタイミングを制御している。これにより、この実施形態のプリンタ100では、定着時における定着ローラ6bの温度を制御温度範囲内に保つことができる。例えば、プリンタ100では、定着器6内の各ローラ回転開始直後に発生する温度低下を原因とするコールドオフセットの発生を抑制し、印刷品質の低下を防ぐことができる。図8に示すように、適切な給紙待機時間を設定することにより、回転開始によって一度低下した定着ローラ温度を、用紙Mが定着器に到達する前にコールドオフセットの発生しない温度まで上昇させることができる。
In the
また、この実施形態のプリンタ100では、定着ローラ6bの温度と加圧ローラ6cの温度に応じて、定着ローラ6bの温度が低下する場合にのみ給紙開始待ち時間を設けている。これにより、この実施形態のプリンタ100では、定着ローラ6bの温度が安定するのを待ち、安定した定着処理を行うことができる。
Further, in the
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B) Other Embodiments The present invention is not limited to the above-described embodiments, and may include modified embodiments as exemplified below.
(B−1)上記の実施形態では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用した例について説明したが、その他の定着器を備える電子写真式の画像形成装置(例えば、複合機(MFP)やファクシミリ、複写装置等)に適用することができる。 (B-1) In the above-described embodiment, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer has been described. However, an electrophotographic image forming apparatus (for example, a multifunction peripheral (MFP) or the like) that includes other fixing devices. It can be applied to a facsimile, a copying machine, etc.
100…プリンタ、1…制御部、1a…判定部、1b…比較部、2…帯電器、3…LEDヘッド、4…現像器、5…転写器、6…定着器、6a…ハロゲン、6b…定着ローラ、6c…加圧ローラ、6fa…定着ローラサーミスタ、6fb…加圧ローラサーミスタ、7…用紙残量センサ、8…感光ドラム、9…書き出しセンサ、10…排出センサ、11…用紙カセット、13…画像形成制御部、14…搬送駆動制御部、15…待機時間設定部、16…定着温度制御部、17…記憶部、18…タイマ、19…駆動モータ、M…用紙、T…現像剤。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記媒体搬送手段により搬送された媒体に熱を加える定着部材と、前記媒体に圧力を加える加圧部材とを用いて前記媒体に転写された現像剤を当該媒体に定着させる定着処理を行う定着器と、
前記定着部材の温度を検知する第1温度検知手段と、
前記加圧部材の温度を検知する第2温度検知手段と、
前記第1温度検知手段が検知した第1の温度と、前記第2温度検知手段が検知した第2の温度とに基づいて、前記媒体搬送手段による前記媒体の搬送開始タイミングを決定するタイミング決定手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。 Medium conveying means for conveying the medium;
A fixing device that performs a fixing process for fixing the developer transferred to the medium onto the medium using a fixing member that applies heat to the medium conveyed by the medium conveying unit and a pressure member that applies pressure to the medium. When,
First temperature detecting means for detecting the temperature of the fixing member;
Second temperature detection means for detecting the temperature of the pressure member;
Timing determining means for determining the medium conveyance start timing by the medium conveying means based on the first temperature detected by the first temperature detecting means and the second temperature detected by the second temperature detecting means. And an image forming apparatus.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016744A JP2016142816A (en) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | Image formation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016744A JP2016142816A (en) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | Image formation apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016142816A true JP2016142816A (en) | 2016-08-08 |
Family
ID=56568652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015016744A Pending JP2016142816A (en) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | Image formation apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016142816A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018189716A (en) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming apparatus |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015016744A patent/JP2016142816A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018189716A (en) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4485833B2 (en) | Fixing device, image forming apparatus | |
US8311431B2 (en) | Image forming apparatus comprising a control section configured to carry out a control process including setting a power saving mode | |
JPH11249489A (en) | Image forming device | |
JP6192360B2 (en) | Image forming apparatus | |
JPH01289988A (en) | Control method for toner fixing device | |
JP4658669B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5761504B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4316625B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2013228453A (en) | Image formation device | |
JP2004198535A (en) | Temperature control method for fixing device, and image forming apparatus | |
JP2016142816A (en) | Image formation apparatus | |
JP2016161704A (en) | Image forming apparatus | |
JP2014164183A (en) | Fixing device, image forming apparatus, fixing control method, and fixing control program | |
JP2017067918A (en) | Image forming apparatus, control method of image forming apparatus, and computer program | |
JP2003280447A (en) | Image forming apparatus | |
JP2008185906A (en) | Method and device for controlling temperature of fixing device in image forming apparatus | |
JP7233637B2 (en) | image forming device | |
JP5352166B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5977189B2 (en) | Image forming apparatus and image forming apparatus control method | |
JP5887891B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2004219503A (en) | Image forming apparatus and fixing temperature control method | |
US10684579B2 (en) | Image forming apparatus and sheet feeding method | |
JP4338474B2 (en) | Fixing device, image forming apparatus, and fixing device control method | |
JP2006276514A (en) | Image forming apparatus | |
JP2023059712A (en) | Image forming apparatus |