JP2016142707A - 車両用表示装置 - Google Patents

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JP2016142707A JP2015021088A JP2015021088A JP2016142707A JP 2016142707 A JP2016142707 A JP 2016142707A JP 2015021088 A JP2015021088 A JP 2015021088A JP 2015021088 A JP2015021088 A JP 2015021088A JP 2016142707 A JP2016142707 A JP 2016142707A
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Seiji Hisada
晴士 久田
佐藤 繁行
Shigeyuki Sato
繁行 佐藤
遥 北村
Haruka Kitamura
遥 北村
波動 諸川
Hado Morokawa
波動 諸川
英彦 早田
Hidehiko Hayata
英彦 早田
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Abstract

【課題】小さな表示面積を有するディスプレイパネルの使用の下で、ドライバに受け入れられやすい情報表示を行うことができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本出願は、車両に搭載される車両用表示装置を開示する。車両用表示装置は、第1表示縁と、前記第1表示縁とは反対側の第2表示縁と、の間で画像を表示する表示面を有するディスプレイパネルと、前記表示面の外側で前記第1表示縁と協働して第1閉領域を規定する第1周縁部及び前記表示面の外側で前記第2表示縁と協働して第2閉領域を規定する第2周縁部を含む外周縁と、前記外周縁によって取り囲まれる内周縁と、を有するリング帯と、を備える。前記画像は、前記車両の走行状態を表す指標像を含む。前記ディスプレイパネルは、前記指標像を、前記内周縁に沿って表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
車両の走行状態を表す情報をドライバへ伝達するために、回転式の針部を有するアナログメータが多く用いられている。近年、アナログメータから車両の走行状態を画像として表示するディスプレイパネルへ置き換える試みがなされている(特許文献1を参照)。アナログメータとは異なり、ディスプレイパネルは、多様な情報をドライバに提示できる。
特開2014−95602号公報
多くのドライバは、走行状態が大きな表示領域に表されることを好む。したがって、アナログメータに代えて、ディスプレイパネルが用いられるならば、大きな表示面が、ディスプレイパネルに要求される。一般的に、表示面の大きさは、ディスプレイパネルのコストに直接的に影響するので、ドライバが、大きな表示領域での表示を望むならば、高価なディスプレイパネルが必要となる。
ディスプレイパネルが直面する他のもう1つの課題は、ディスプレイパネルが、ドライバに平坦な視覚的印象を与えることである。従来のアナログメータに慣れたドライバにとって、ディスプレイパネルが与える平坦な視覚的印象は、受け入れがたいこともある。
本発明は、小さな表示面積を有するディスプレイパネルの使用の下で、ドライバに受け入れられやすい情報表示を行うことができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る車両用表示装置は、車両に搭載される。車両用表示装置は、第1表示縁と、前記第1表示縁とは反対側の第2表示縁と、の間で画像を表示する表示面を有するディスプレイパネルと、前記表示面の外側で前記第1表示縁と協働して第1閉領域を規定する第1周縁部及び前記表示面の外側で前記第2表示縁と協働して第2閉領域を規定する第2周縁部を含む外周縁と、前記外周縁によって取り囲まれる内周縁と、を有するリング帯と、を備える。前記画像は、前記車両の走行状態を表す指標像を含む。前記ディスプレイパネルは、前記指標像を、前記内周縁に沿って表示する。
上記構成によれば、リング帯の外周縁は、表示面の外側で第1表示縁と協働して第1閉領域を規定する第1周縁部と、前記表示面の外側で第2表示縁と協働して第2閉領域を規定する第2周縁部と、を含むので、車両用表示装置を設計する設計者は、大きなリング帯を用いることができる。指標像は、リング帯の内周縁に沿って表示されるので、車両用表示装置は、リング帯を含む広い領域に指標像が表示されているとドライバに知覚させることができる。加えて、リング帯は、ドライバに立体的な視覚的印象を与えるので、車両用表示装置は、アナログメータに慣れたドライバにも受け入れられやすい意匠を有することができる。
上記構成において、前記内周縁は、前記外周縁と同心であってもよい。
上記構成によれば、内周縁は、外周縁と同心であるので、車両用表示装置は、アナログメータに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。したがって、車両用表示装置は、アナログメータに慣れたドライバにも受け入れられやすい意匠を有することができる。
上記構成において、前記内周縁は、前記第1表示縁と前記第2表示縁とに接してもよい。
上記構成によれば、内周縁は、第1表示縁と第2表示縁とに接するので、車両用表示装置は、広い領域に指標像を表示することができる。
上記構成において、前記リング帯は、前記外周縁によって規定される外形輪郭を有するリング部材と、前記リング部材内に配置される透明リングと、を含んでもよい。前記透明リングには、前記指標像と協働して、前記走行状態を表す複数の目盛線が付されてもよい。前記複数の目盛線は、前記透明リングの周方向に配列されてもよい。
上記構成によれば、透明リングには、指標像と協働して、走行状態を表す複数の目盛線が付されるので、車両用表示装置は、広い領域を用いて、車両の走行状態を表す情報をドライバに伝達することができる。
上記構成において、前記複数の目盛線それぞれは、前記外周縁の半径方向に延びてもよい。
上記構成によれば、複数の目盛線それぞれは、外周縁の半径方向に延びるので、車両用表示装置は、アナログメータに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。したがって、車両用表示装置は、アナログメータに慣れたドライバにも受け入れられやすい意匠を有することができる。
上記構成において、前記指標像は、前記走行状態を表す数値をそれぞれ表す複数の数字像を含んでもよい。前記複数の数字像は、前記内周縁に沿って配置されてもよい。
上記構成によれば、複数の数字像は、内周縁に沿って配置されるので、車両用表示装置は、アナログメータに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。したがって、車両用表示装置は、アナログメータに慣れたドライバにも受け入れられやすい意匠を有することができる。
上記構成において、前記指標像は、前記内周縁によって囲まれる領域の中心周りに振れるように表示される指示針像を含んでもよい。前記指示針像は、前記中心を横切る鉛直線に重なる第1位置から180°以上の中心角で回転した第2位置までの範囲で振れてもよい。
上記構成によれば、指示針像は、中心を横切る鉛直線に重なる第1位置から180°以上の中心角で回転した第2位置までの範囲で振れるので、アナログメータに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。したがって、車両用表示装置は、アナログメータに慣れたドライバにも受け入れられやすい意匠を有することができる。
本発明は、小さな表示面積を有するディスプレイパネルの使用の下で、ドライバに受け入れられやすい情報表示を行うことができる車両用表示装置を提供することができる。
第1実施形態の車両用表示装置の概略的な正面図である。 第2実施形態の車両用表示装置の概略的な正面図である。 第3実施形態の車両用表示装置の概略的な正面図である。 第4実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 第5実施形態の車両用表示装置の概略的な正面図である。 第6実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 図6に示される車両用表示装置中の信号の流れを概念的に表すブロック図である(第7実施形態)。 図6に示される車両用表示装置の概略的な正面図である(第8実施形態)。 図6に示される車両用表示装置の概略的な正面図である(第9実施形態)。 図6に示される車両用表示装置の概略的な正面図である(第10実施形態)。 図6に示される車両用表示装置の概略的な正面図である(第11実施形態)。
添付の図面を参照して、車両用表示装置に関する様々な実施形態が説明される。
<第1実施形態>
本発明者等は、略閉じた領域を規定する部材が、ディスプレイパネルの表示面に重ねられるならば、ドライバは、実際の表示面だけでなく、表示面からはみ出した閉領域をも、画像が表示される領域として知覚しやすいことを見出した。本発明者等は、ドライバの視覚的錯覚を利用して、アナログメータに慣れたドライバに受け入れられやすい意匠を有する車両用表示装置を開発した。第1実施形態において、画像が表示される表示面を有するディスプレイパネルと、表示面に重ねられるリング帯と、を備える車両用表示装置が説明される。
図1は、第1実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100と称される)の概略的な正面図である。図1を参照して、表示装置100が説明される。
表示装置100は、ディスプレイパネル200と、円形リング300と、を備える。ディスプレイパネル200は、筐体210と、表示面220と、を含む。表示面220は、筐体210によって支持される。ディスプレイパネル200は、画像信号に応じて、表示面220に画像を表示する。円形リング300は、表示面220に重ねられる。円形リング300は、画像を取り囲む。
表示面220は、上縁221と、下縁222と、左縁223と、右縁224と、を含む。上縁221は、水平方向に直線状に延びる。下縁222は、上縁221の下方で、水平方向に直線状に延びる。左縁223は、垂直方向に直線状に延び、上縁221及び下縁222それぞれの左端を結ぶ。右縁224は、垂直方向に直線状に延び、上縁221及び下縁222それぞれの右端を結ぶ。したがって、上縁221、下縁222、左縁223及び右縁224は、表示面220の矩形状の輪郭を形成する。画像は、上縁221、下縁222、左縁223及び右縁224によって規定される矩形領域内に表示される。
円形リング300は、外周縁310と、内周縁320と、を含む。内周縁320は、外周縁310によって取り囲まれる。
外周縁310は、上縁221からはみ出す。したがって、外周縁310は、上縁221との2つの交点ULI,URIを規定する。交点ULIは、交点URIの左方に位置する。外周縁310は、下縁222からはみ出す。したがって、外周縁310は、下縁222との2つの交点LLI,LRIを規定する。交点LLIは、交点LRIの左方に位置する。
外周縁310は、交点ULI,URI,LLI,LRIによって、4つの区間に概念的に区分される。以下の説明において、交点ULIから交点URIまでの区間は、上弧部311と称される。交点LLIから交点LRIまでの区間は、下弧部312と称される。交点ULIから交点LLIまでの区間は、左弧部313と称される。交点URIから交点LRIまでの区間は、右弧部314と称される。
上弧部311は、上縁221(交点ULIから交点URIまでの線分区間)と協働して、上閉領域UCRを規定する。下弧部312は、下縁222と協働して、下閉領域LCRを規定する。上閉領域UCR及び下閉領域LCRは、表示面220の外側の領域であるので、画像は、上閉領域UCR及び下閉領域LCRには表示されない。しかしながら、ドライバは、上閉領域UCRと下閉領域LCRとを含む領域を、画像が表示される領域として認識し得る。本実施形態において、第1表示縁は、上縁221及び下縁222のうち一方によって例示される。第2表示縁は、上縁221及び下縁222のうち他方によって例示される。第1周縁部は、上弧部311及び下弧部312のうち一方によって例示される。第2周縁部は、上弧部311及び下弧部312のうち他方によって例示される。第1閉領域は、上閉領域UCR及び下閉領域LCRのうち一方によって例示される。第2閉領域は、上閉領域UCR及び下閉領域LCRのうち他方によって例示される。
外周縁310とは異なり、内周縁320は、表示面220内で閉ループを描く。ディスプレイパネル200は、内周縁320によって囲まれた閉領域内で画像を表示する。
ディスプレイパネル200は、画像として、指標像を表示してもよい。指標像は、表示装置100が搭載される車両の走行状態を表す情報(たとえば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)を含む。指標像は、内周縁320に沿って表示される。
本実施形態において、リング帯は、円形リング300によって例示される。代替的に、設計者は、リング帯に他の形状(たとえば、楕円形状、多角形状や弧と直線とからなる他の閉ループ)を与えてもよい。したがって、本実施形態の原理は、リング帯の特定の形状に限定されない。
円形リング300の外周縁310は、円形リング300の内周縁320と同心である。しかしながら、リング帯を設計する設計者は、内周縁を、外周縁から偏心させてもよい。「同心」との用語は、外周縁によって規定される領域の中心が、内周縁によって規定される領域の中心に一致しているように、ドライバに知覚される幾何学的位置関係を意味する。したがって、「同心」との用語は、外周縁によって規定される領域の中心が、内周縁によって規定される領域の中心に完全に一致することのみを意味するものではない。
円形リング300の内周縁320は、上縁221と下縁222とに接する。しかしながら、リング帯を設計する設計者は、内周縁を、表示面の上縁及び/又は下縁から離間させてもよい。「内周縁が上縁及び/又は下縁に接する」との用語は、内周縁が上縁及び/又は下縁に接しているように、ドライバに知覚される幾何学的位置関係を意味する。したがって、「内周縁が上縁及び/又は下縁に接する」との用語は、内周縁が、上縁及び/又は下縁に1つの点で接触することのみを意味するものではない。
<第2実施形態>
第1実施形態に関連して説明された表示面は、水平方向に長い。車両用表示装置を設計する設計者は、垂直方向に長い表示面を有するディスプレイパネルを用いてもよい。第2実施形態において、垂直方向に長い表示面を有するディスプレイパネルを備える車両用表示装置が説明される。
図2は、第2実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Aと称される)の概略的な正面図である。第1実施形態及び第2実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第1実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第1実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図2を参照して、表示装置100Aが説明される。
第1実施形態と同様に、表示装置100Aは、円形リング300を備える。第1実施形態の説明は、円形リング300に援用される。
表示装置100Aは、ディスプレイパネル200Aを更に備える。ディスプレイパネル200Aは、筐体210Aと、表示面220Aと、を含む。表示面220Aは、筐体210Aによって支持される。ディスプレイパネル200Aは、画像信号に応じて、表示面220Aに画像を表示する。円形リング300は、表示面220Aに重ねられる。円形リング300は、画像を取り囲む。
第1実施形態とは異なり、表示面220Aは、垂直方向に長い。表示面220Aは、上縁221Aと、下縁222Aと、左縁223Aと、右縁224Aと、を含む。上縁221Aは、水平方向に直線状に延びる。下縁222Aは、上縁221Aの下方で、水平方向に直線状に延びる。左縁223Aは、垂直方向に直線状に延び、上縁221A及び下縁222Aそれぞれの左端を結ぶ。右縁224Aは、垂直方向に直線状に延び、上縁221A及び下縁222Aそれぞれの右端を結ぶ。したがって、上縁221A、下縁222A、左縁223A及び右縁224Aは、表示面220Aの矩形状の輪郭を形成する。画像は、上縁221A、下縁222A、左縁223A及び右縁224Aによって規定される矩形領域内に表示される。
第1実施形態とは異なり、外周縁310は、左縁223Aからはみ出す。したがって、外周縁310は、左縁223Aとの2つの交点LUJ,LLJを規定する。交点LUJは、交点LLJの上方に位置する。外周縁310は、右縁224Aからはみ出す。したがって、外周縁310は、右縁224Aとの2つの交点RUJ,RLJを規定する。交点RUJは、交点RLJの上方に位置する。
外周縁310は、交点LUJ,LLJ,RUJ,RLJによって、4つの区間に概念的に区分される。以下の説明において、交点LUJから交点LLJまでの区間は、左弧部315と称される。交点RUJから交点RLJまでの区間は、右弧部316と称される。交点LUJから交点RUJまでの区間は、上弧部317と称される。交点LLJから交点RLJまでの区間は、下弧部318と称される。
左弧部315は、左縁223A(交点LUJから交点LLJまでの線分区間)と協働して、左閉領域LCSを規定する。右弧部316は、右縁224A(交点RUJから交点RLJまでの線分区間)と協働して、右閉領域RCSを規定する。左閉領域LCS及び右閉領域RCSは、表示面220Aの外側の領域であるので、画像は、左閉領域LCS及び右閉領域RCSには表示されない。しかしながら、ドライバは、左閉領域LCSと右閉領域RCSとを含む領域を、画像が表示される領域として認識し得る。本実施形態において、第1表示縁は、左縁223A及び右縁224Aのうち一方によって例示される。第2表示縁は、左縁223A及び右縁224Aのうち他方によって例示される。第1周縁部は、左弧部315及び右弧部316のうち一方によって例示される。第2周縁部は、左弧部315及び右弧部316のうち他方によって例示される。第1閉領域は、左閉領域LCS及び右閉領域RCSのうち一方によって例示される。第2閉領域は、左閉領域LCS及び右閉領域RCSのうち他方によって例示される。
第1実施形態と同様に、内周縁320は、表示面220A内で閉ループを描く。ディスプレイパネル200Aは、内周縁320によって囲まれた閉領域内で画像を表示する。ディスプレイパネル200Aは、画像として、指標像を表示してもよい。指標像は、内周縁320に沿って表示される。
<第3実施形態>
第1実施形態及び第2実施形態に関連して説明された表示面は、長方形である。車両用表示装置を設計する設計者は、略正方形の表示面を有するディスプレイパネルを用いてもよい。第3実施形態において、略正方形の表示面を有するディスプレイパネルを備える車両用表示装置が説明される。
図3は、第3実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Bと称される)の概略的な正面図である。第1実施形態乃至第3実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第1実施形態及び/又は第2実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第1実施形態及び/又は第2実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図3を参照して、表示装置100Bが説明される。
第1実施形態と同様に、表示装置100Bは、円形リング300を備える。第1実施形態の説明は、円形リング300に援用される。
表示装置100Bは、ディスプレイパネル200Bを更に備える。ディスプレイパネル200Bは、筐体210Bと、表示面220Bと、を含む。表示面220Bは、筐体210Bによって支持される。ディスプレイパネル200Bは、画像信号に応じて、表示面220Bに画像を表示する。円形リング300は、表示面220Bに重ねられる。円形リング300は、画像を取り囲む。
第1実施形態と同様に、表示面220Bは、上縁221と、下縁222と、を含む。第2実施形態と同様に、表示面220Bは、左縁223Aと、右縁224Aと、を含む。左縁223Aは、垂直方向に直線状に延び、上縁221及び下縁222それぞれの左端を結ぶ。右縁224Aは、垂直方向に直線状に延び、上縁221及び下縁222それぞれの右端を結ぶ。したがって、上縁221、下縁222、左縁223A及び右縁224Aは、表示面220Bの略正方形状の輪郭を形成する。画像は、上縁221、下縁222、左縁223A及び右縁224Aによって規定される正方形領域内に表示される。
第1実施形態と同様に、外周縁310は、上縁221及び下縁222それぞれからはみ出す。したがって、外周縁310は、上縁221と協働して、上閉領域UCRを規定する。外周縁310は、下縁222と協働して、下閉領域LCRを規定する。
第2実施形態と同様に、外周縁310は、左縁223A及び右縁224Aそれぞれからはみ出す。したがって、外周縁310は、左縁223Aと協働して、左閉領域LCSを規定する。外周縁310は、右縁224Aと協働して、右閉領域RCSを規定する。
第1実施形態及び第2実施形態に関連して説明された如く、上閉領域UCR、下閉領域LCR、左閉領域LCS及び右閉領域RCSは、表示面220Bの外側の領域であるので、画像は、上閉領域UCR、下閉領域LCR、左閉領域LCS及び右閉領域RCSには表示されない。しかしながら、ドライバは、上閉領域UCR、下閉領域LCR、左閉領域LCS及び右閉領域RCSを含む領域を、画像が表示される領域として認識し得る。
第1実施形態と同様に、内周縁320は、表示面220B内で閉ループを描く。ディスプレイパネル200Bは、内周縁320によって囲まれた閉領域内で画像を表示する。ディスプレイパネル200Bは、画像として、指標像を表示してもよい。指標像は、内周縁320に沿って表示される。
<第4実施形態>
リング帯は、単一の部材から形成されてもよい。代替的に、リング帯は、複数の部材から形成されてもよい。この場合、リング帯は、不透明な部材と、透明な部材と、を含んでもよい。不透明な部材は、アナログメータに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。透明な部材は、映像光の透過を許容するので、画像が表示される領域は、過度に狭められない。第4実施形態において、不透明な部材と、透明な部材と、を含むリング帯を備える車両用表示装置が説明される。
図4は、第4実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Cと称される)の概略的な展開斜視図である。第1実施形態及び第4実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第1実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第1実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図1及び図4を参照して、表示装置100Cが説明される。
第1実施形態と同様に、表示装置100Cは、ディスプレイパネル200を備える。第1実施形態の説明は、ディスプレイパネル200に援用される。
表示装置100Cは、円形リング300Cを更に備える。円形リング300Cは、図1を参照して説明された円形リング300として利用可能である。したがって、第1実施形態の円形リング300に関する説明は、円形リング300Cに援用される。
円形リング300Cは、枠リング330と、透光リング340と、を含む。枠リング330は、不透明である一方で、透光リング340は、透明である。「透明」との用語は、表示面220から出射される映像光の透過を許容することを意味する。したがって、本実施形態の原理は、透光リング340の特定の透過率や特定の色相に限定されない。
枠リング330は、外周縁331と、内周縁332と、を含む。外周縁331は、内周縁332を取り囲む。外周縁331は、図1を参照して説明された円形リング300の外周縁310に相当する。したがって、第1実施形態の円形リング300の外周縁310に関する説明は、枠リング330の外周縁331に援用される。本実施形態において、リング部材は、枠リング330によって例示される。
透光リング340は、外周縁341と、内周縁342と、を含む。外周縁341は、内周縁342を取り囲む。
透光リング340は、枠リング330内に配置される。したがって、透光リング340の外周縁341は、枠リング330の内周縁332に全体的に当接する。本実施形態において、透明リングは、透光リング340によって例示される。
透光リング340の内周縁342は、図1を参照して説明された円形リング300の内周縁320に相当する。したがって、第1実施形態の円形リング300の内周縁320に関する説明は、透光リング340の内周縁342に援用される。
枠リング330は、不透明であるので、表示装置100Cは、枠リング330によって囲まれた領域を、画像が表示される領域として、ドライバに強く認識させることができる。透光リング340は、透明であるので、表示装置100Cは、透光リング340の内周縁342によって囲まれた領域だけでなく、内周縁342と外周縁341との間の領域からも、映像光を出射させることができる。
<第5実施形態>
ディスプレイパネルが表示する指標像と協働して、車両の走行状態を表す目盛線がリング帯に付されてもよい。この場合、ディスプレイパネル及びリング帯が協働して、車両の走行状態を表すので、車両用表示装置は、ドライバに一体的な視覚的印象を与えることができる。第5実施形態において、目盛線が付されたリング帯を備える車両用表示装置が説明される。
図5は、第5実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Dと称される)の概略的な正面図である。第4実施形態及び第5実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第4実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第4実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図4及び図5を参照して、表示装置100Dが説明される。
第4実施形態と同様に、表示装置100Dは、ディスプレイパネル200を備える。第4実施形態の説明は、ディスプレイパネル200に援用される。
表示装置100Dは、円形リング300Dを更に備える。円形リング300Dは、図4を参照して説明された円形リング300Cとして利用可能である。したがって、第4実施形態の円形リング300Cに関する説明は、円形リング300Dに援用される。
第4実施形態と同様に、円形リング300Dは、枠リング330を含む。第4実施形態の説明は、枠リング330に援用される。
円形リング300Dは、透光リング340Dと、を含む。透光リング340Dは、図4を参照して説明された透光リング340として利用可能である。したがって、第4実施形態の透光リング340に関する説明は、透光リング340Dに援用される。
透光リング340Dは、外周縁341Dと内周縁342Dとを含む。透光リング340Dの外周縁341Dは、枠リング330の内周縁332に全体的に当接する。透光リング340Dの内周縁342Dは、外周縁341Dによって取り囲まれる。ディスプレイパネル200は、内周縁342Dに沿って指標像を表示する。
透光リング340Dには、複数の目盛線SCLが付される。複数の目盛線SCLは、塗料によって形成されてもよい。代替的に、複数の目盛線SCLは、透光リング340Dの表面に刻設されてもよい。本実施形態の原理は、複数の目盛線SCLの特定の形成技術に限定されない。本実施形態において、透明リングは、透光リング340Dによって例示される。
複数の目盛線SCLそれぞれは、枠リング330の外周縁331の半径方向に延びる。複数の目盛線SCLは、外周縁331の周方向に配列される。複数の目盛線SCLは、等間隔に配置されてもよい。代替的に、複数の目盛線SCLの配置パターンは、ディスプレイパネル200が表示する指標像に応じて決定されてもよい。したがって、本実施形態の原理は、複数の目盛線SCLの特定の配置パターンに限定されない。
複数の目盛線SCLは、ディスプレイパネル200が表示する指標像と協働して、車両の走行状態を表す。したがって、円形リング300Dは、ディスプレイパネル200と協働して、車両の走行状態に関する情報を、ドライバに伝達することができる。
<第6実施形態>
設計者は、第1実施形態乃至第5実施形態に関連して説明された設計原理に基づいて、様々な車両用表示装置を設計することができる。第6実施形態において、例示的な車両用表示装置が説明される。
図6は、第6実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Eと称される)の概略的な展開斜視図である。第5実施形態及び第6実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第5実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第5実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図6を参照して、表示装置100Eが説明される。
第5実施形態と同様に、表示装置100Eは、ディスプレイパネル200と、円形リング300Dと、を備える。第5実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
表示装置100Eは、表示板400と、左アナログメータ510と、右アナログメータ520と、駆動ユニット600と、メータベセル710と、保護板720と、を備える。図6は、表示板400上に矩形枠DRFを示す。矩形枠DRFは、表示面220の上縁221、下縁222、左縁223及び右縁224それぞれに重なる。表示板400は、矩形枠DRFに沿って形成されたグラデーションパターンを有してもよい。この場合、ドライバは、上縁221、下縁222、左縁223及び右縁224を視認しにくくなる。
表示板400は、ディスプレイパネル200と円形リング300Dとの間に配置される。表示板400は、第1面411と、第2面412と、を含む。第1面411は、ディスプレイパネル200に対向する。第2面412は、円形リング300Dに対向する。ディスプレイパネル200は、第1面411に近接される。表示面220から出射された映像光は、第1面411から第2面412へ伝搬する。
円形リング300Dは、第2面412に取り付けられる。円形リング300Dは、矩形枠DRFから上方及び下方にはみ出す。
左アナログメータ510は、C型リング511と、指示針512と、を含む。C型リング511は、第2面412に取り付けられる。指示針512は、表示板400を通じて、駆動ユニット600に機械的に接続される。指示針512は、C型リング511によって囲まれた領域上で回転する。
右アナログメータ520は、C型リング521と、指示針522,523と、を含む。C型リング521は、第2面412に取り付けられる。指示針522,523は、表示板400を通じて、駆動ユニット600に機械的に接続される。指示針522,523は、C型リング521によって囲まれた領域上で回転する。
駆動ユニット600は、指示針512,522,523を回転させる。駆動ユニット600と指示針512,522,523との接続に対して、既知の車両に用いられる様々な技術が用いられてもよい。したがって、本実施形態の原理は、駆動ユニット600と指示針512,522,523との間の特定の接続技術に限定されない。
駆動ユニット600は、ディスプレイパネル200を駆動するための画像信号を生成する回路(図示せず)を含んでもよい。画像信号は、駆動ユニット600からディスプレイパネル200へ出力される。ディスプレイパネル200は、画像信号に応じて、画像を表示する。
駆動ユニット600は、指示針512,522,523を駆動する駆動モータ(図示せず)を含んでもよい。駆動ユニット600は、表示装置100Eを動作させるための様々な電気回路、駆動機器や光学機器を含むことができる。本実施形態の原理は、駆動ユニット600の特定の構造に限定されない。
メータベセル710は、ディスプレイパネル200、円形リング300D、左アナログメータ510、右アナログメータ520、表示板400及び駆動ユニット600が収容される空間を規定する筒体である。保護板720は、メータベセル710の開口部を閉塞する。ディスプレイパネル200、円形リング300D、表示板400、左アナログメータ510及び右アナログメータ520は、メータベセル710内で、駆動ユニット600と保護板720との間に配置される。
保護板720は、全体的に透明である。したがって、ディスプレイパネル200によって生成された映像光は、表示板400を通じて、保護板720に到達し、その後、ドライバの眼に入射することができる。保護板720には、反射を抑制するための光学的処理が施与されてもよい。この場合、ドライバは、保護板720上での反射に妨げられることなく、ディスプレイパネル200が映し出す画像を良好に視認することができる。
<第7実施形態>
第6実施形態に関連して説明された車両用表示装置は、駆動ユニットによって駆動される。設計者は、駆動ユニットに様々な構造を与えてもよい。第7実施形態において、駆動ユニットの例示的な構造が説明される。
図7は、表示装置100E中の信号の流れを概念的に表すブロック図である。第6実施形態及び第7実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第6実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第6実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図6及び図7を参照して、表示装置100Eが説明される。
駆動ユニット600は、第1駆動信号生成部611と、第2駆動信号生成部612と、第3駆動信号生成部613と、第1駆動モータ621と、第2駆動モータ622と、第3駆動モータ623と、画像信号生成部630と、を含む。第1駆動信号生成部611は、第1駆動モータ621に電気的に接続される。第1駆動モータ621は、指示針512に機械的に接続される。第2駆動信号生成部612は、第2駆動モータ622に電気的に接続される。第2駆動モータ622は、指示針522に機械的に接続される。第3駆動信号生成部613は、第3駆動モータ623に電気的に接続される。第3駆動モータ623は、指示針523に機械的に接続される。画像信号生成部630は、ディスプレイパネル200に電気的に接続される。
車両には、車両の走行状態に応じて変化する物理量を検出する様々なセンサ機器(図示せず)が配置される。センサ群SSGは、これらのセンサ機器を含む。センサ群SSGは、様々な物理量を表す様々な検出信号を生成する。これらの検出信号は、センサ群SSGから第1駆動信号生成部611、第2駆動信号生成部612、第3駆動信号生成部613及び画像信号生成部630のそれぞれへ出力される。センサ群SSGを構成するセンサは、既知の車両に利用されるセンサであってもよい。したがって、本実施形態の原理は、センサ群SSGの特定のセンサに限定されない。
第1駆動信号生成部611は、指示針512が指し示す指標に対応する物理量を表す検出信号を受ける。第1駆動信号生成部611は、検出信号に応じて、駆動信号を生成する。駆動信号は、第1駆動信号生成部611から第1駆動モータ621へ出力される。第1駆動モータ621は、駆動信号に応じて、回転する。この結果、指示針512は、表示板400上で回転することができる。
第2駆動信号生成部612は、指示針522が指し示す指標に対応する物理量を表す検出信号を受ける。第2駆動信号生成部612は、検出信号に応じて、駆動信号を生成する。駆動信号は、第2駆動信号生成部612から第2駆動モータ622へ出力される。第2駆動モータ622は、駆動信号に応じて、回転する。この結果、指示針522は、表示板400上で回転することができる。
第3駆動信号生成部613は、指示針523が指し示す指標に対応する物理量を表す検出信号を受ける。第3駆動信号生成部613は、検出信号に応じて、駆動信号を生成する。駆動信号は、第3駆動信号生成部613から第3駆動モータ623へ出力される。第3駆動モータ623は、駆動信号に応じて、回転する。この結果、指示針523は、表示板400上で回転することができる。
検出信号から駆動信号への変換は、既知のアナログメータに用いられる様々な信号処理技術に依存してもよい。したがって、本実施形態の原理は、検出信号から駆動信号へ変換するための特定の信号処理技術に限定されない。
画像信号生成部630は、ディスプレイパネル200が表示する指標像に対応する物理量を表す検出信号を受ける。画像信号生成部630は、検出信号に応じて、画像信号を生成する。画像信号は、画像信号生成部630からディスプレイパネル200へ出力される。ディスプレイパネル200は、画像信号に応じて、指標や指示針を表す画像を表示面220に表示する。
検出信号から画像表示までの信号処理技術は、既知の様々な画像生成技術に依存してもよい。したがって、本実施形態の原理は、画像を表示するための特定の信号処理技術に限定されない。
<第8実施形態>
上述の車両用表示装置は、様々な指標像を表示することができる。第8実施形態において、例示的な指標像が説明される。
図8は、表示装置100Eの概略的な正面図である。第6実施形態乃至第8実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第6実施形態及び/又は第7実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第6実施形態及び/又は第7実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図6乃至図8を参照して、表示装置100Eが説明される。
ディスプレイパネル200(図6を参照)は、指標像SCIを、透光リング340Dの内周縁342Dによって取り囲まれる領域内に表示する。指標像SCIを表す映像光は、表示板400及び保護板720(図6を参照)を通じて、ドライバの眼に到達する。この結果、ドライバは、表示装置100Eが搭載された車両の走行状態を確認することができる。
指標像SCIは、複数の数字像NMIと、指示針像INIと、を含む。複数の数字像NMIそれぞれは、車両の走行状態を表す数値を表す。複数の数字像NMIは、透光リング340Dの内周縁342Dに沿って配列される。
指示針像INIは、円形の中心像CCIと、直線状の針像LNIと、を含む。中心像CCIは、内周縁342Dと略同心である。針像LNIは、中心像から内周縁342Dへ向けて延びる。
複数の数字像NMIは、透光リング340Dに付された複数の目盛線SCLに対応してそれぞれ配置される。複数の数字像NMIそれぞれは、複数の目盛線SCLそれぞれと中心像CCIとを結ぶ直線上に表示される。
センサ群SSG(図6を参照)からの検出信号の変化に応じて、中心像CCIからの針像LNIの延出方向が変化するように、画像信号生成部630(図6を参照)は、画像信号を生成する。したがって、針像LNIは、内周縁342Dによって囲まれる領域の中心周りに振れる。ドライバは、針像LNIの延出方向にある数字像NMIが表す数値を読み取り、車両の走行状態を把握することができる。
<第9実施形態>
上述の実施形態に関連して説明された如く、リング帯の内周縁は、表示面内で閉ループを描く。したがって、設計者は、指示針像が回転する領域を自由に設定することができる。たとえば、設計者は、鉛直線上に基準位置を設定することができる。第9実施形態において、鉛直線上に基準位置を有する例示的な指標像が説明される。
図9は、表示装置100Eの概略的な正面図である。第8実施形態及び第9実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第8実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第8実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図9を参照して、表示装置100Eが説明される。
図9は、透光リング340Dの内周縁342Dによって囲まれる領域の中心を通る鉛直線VLNを示す。図9に示される複数の数字像NMIそれぞれは、車両の走行速度を表す数値を示す。数値「0」は、車両の停止を表す一方で、他の数値は、車両の走行を表すので、数値「0」は、車両の走行速度に関して1つの基準として好適である。数値「0」を示す数字像NMIは、鉛直線VLN上に表示される。
車両が停止しているとき、針像LNIは、中心像CCIから矩形枠DRFの下縁(すなわち、表示面220の下縁222:図6を参照)の近くに表示された数字像NMI(数値「0」)に向けて延びる。図9に示される如く、このとき、針像LNIは、鉛直線VLNに重なる。本実施形態において、第1位置は、図9に示される針像LNIの位置によって例示される。
ドライバが、車両を加速させると、針像LNIは、時計回りに回転する。車両の最高速度を表す数値「280」を表す数字像NMIは、図9に示される針像LNIが、時計回りに180°以上回転した位置に表示される。ドライバが、停止した車両を最高速度まで加速すると、針像LNIは、180°以上回転する。本実施形態において、第2位置は、鉛直線VLNより右側の針像LNIの可動範囲内の角度のうち1つによって例示される。
<第10実施形態>
指標像は、内容において異なる複数種の情報を含んでもよい。第10実施形態において、内容において異なる複数種の情報を含む例示的な指標像が説明される。
図10は、表示装置100Eの概略的な正面図である。第9実施形態及び第10実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第9実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第9実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図7、図9及び図10を参照して、表示装置100Eが説明される。
第9実施形態と同様に、指標像SCIは、中心像CCIを含む。第9実施形態の説明は、中心像CCIに援用される。
指標像SCIは、複数の第1数字像FNIと、複数の第2数字像SNIと、第1針像FLIと、第2針像SLIと、を更に含む。複数の第1数字像FNIは、複数の第2数字像SNIが表す情報とは内容において異なる情報を表す。複数の第1数字像FNIは、鉛直線VLNの左方において内周縁342Dに沿って配列される。複数の第2数字像SNIは、鉛直線VLNの右方において内周縁342Dに沿って配列される。第1針像FLIは、中心像CCIから左方に延びる。第2針像SLIは、中心像CCIから右方に延びる。
複数の第1数字像FNIによって表される物理量に関連する検出信号の変化に応じて、第1針像FLIの延出方向が変化するように、画像信号生成部630(図7を参照)は、画像信号を生成する。複数の第2数字像SNIによって表される物理量に関連する検出信号の変化に応じて、第2針像SLIの延出方向が変化するように、画像信号生成部630(図7を参照)は、画像信号を生成する。ドライバは、第1針像FLI及び第2針像SLIの延出方向にある第1数字像FNI及び第2数字像SNIが表す数値を読み取り、車両の走行状態に関する複数種の情報を取得することができる。
<第11実施形態>
第10実施形態の指標像は、鉛直線に対して対称的に配置された複数の数字像を用いて、2種の情報をドライバに与える。代替的に、設計者は、複数の数字像に対して他の配置パターンを与えてもよい。第11実施形態において、水平線に対して対称的に配置された複数の数字像を用いて、2種の情報をドライバに与える例示的な指標像が説明される。
図11は、表示装置100Eの概略的な正面図である。第10実施形態及び第11実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第10実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第10実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図11を参照して、表示装置100Eが説明される。
図11は、内周縁342Dによって取り囲まれる中心を通過する水平線HLNを示す。複数の第1数字像FNIは、水平線HLNの上方において内周縁342Dに沿って配列される。複数の第2数字像SNIは、水平線HLNの下方において内周縁342Dに沿って配列される。第1針像FLIは、中心像CCIから上方に延びる。第2針像SLIは、中心像CCIから下方に延びる。
上述の様々な実施形態の原理は、車両に対する要求に適合するように、組み合わされてもよい。
上述の実施形態の原理は、様々な車両の設計に好適に利用される。
100〜100E・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示装置
200,200A,200B・・・・・・・・・・・・・・・ディスプレイパネル
220,220A,220B・・・・・・・・・・・・・・・表示面
221,221A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上縁
222,222A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下縁
223,223A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左縁
224,224A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・右縁
300,300C,300D・・・・・・・・・・・・・・・円形リング
310・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外周縁
320・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内周縁
311,317・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上弧部
312,318・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下弧部
313,315・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左弧部
314,316・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・右弧部
330・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・枠リング
331・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外周縁
340,340D・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・透光リング
342,342D・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内周縁
FNI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1数字像
INI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・指示針像
LCR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下閉領域
LCS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左閉領域
NMI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・数字像
RCS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・右閉領域
SCI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・指標像
SCL・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・目盛線
SNI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2数字像
UCR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上閉領域
VLN・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鉛直線

Claims (7)

  1. 車両に搭載される車両用表示装置であって、
    第1表示縁と、前記第1表示縁とは反対側の第2表示縁と、の間で画像を表示する表示面を有するディスプレイパネルと、
    前記表示面の外側で前記第1表示縁と協働して第1閉領域を規定する第1周縁部及び前記表示面の外側で前記第2表示縁と協働して第2閉領域を規定する第2周縁部を含む外周縁と、前記外周縁によって取り囲まれる内周縁と、を有するリング帯と、を備え、
    前記画像は、前記車両の走行状態を表す指標像を含み、
    前記ディスプレイパネルは、前記指標像を、前記内周縁に沿って表示する
    車両用表示装置。
  2. 前記内周縁は、前記外周縁と同心である
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記内周縁は、前記第1表示縁と前記第2表示縁とに接する
    請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記リング帯は、前記外周縁によって規定される外形輪郭を有するリング部材と、前記リング部材内に配置される透明リングと、を含み、
    前記透明リングには、前記指標像と協働して、前記走行状態を表す複数の目盛線が付され、
    前記複数の目盛線は、前記透明リングの周方向に配列される
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記複数の目盛線それぞれは、前記外周縁の半径方向に延びる
    請求項4に記載の車両用表示装置
  6. 前記指標像は、前記走行状態を表す数値をそれぞれ表す複数の数字像を含み、
    前記複数の数字像は、前記内周縁に沿って配置される
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記指標像は、前記内周縁によって囲まれる領域の中心周りに振れるように表示される指示針像を含み、
    前記指示針像は、前記中心を横切る鉛直線に重なる第1位置から180°以上の中心角で回転した第2位置までの範囲で振れる
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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